JP3685398B2 - 帯域通過フィルタ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、同軸線路やマイクロストリップ線路等のマイクロ波伝送線路により構成される帯域通過フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
分布定数回路で構成される帯域通過フィルタにおいて、高域周波数におけるスプリアス応答を抑圧するために、共振器としてSIR(Stepped Impedance Resonator)が広く用いられてきた。
【0003】
図7はIEEE Trans. on Microwave Theory and Techniques、VOL.MTT−28、No.12、“Bandpass Filters Using Parallel CoupledStripline Stepped Impedance Resonators”にある従来の帯域通過フィルタの構成図である。同フィルタはマイクロストリップ線路で構成されており、図中、109は裏面が導体で裏打ちされた誘電体基板、100は入出力端子、また101はSIRで、低インピーダンス線路102および高インピーダンス線路103が低−高−低インピーダンス線路の順に縦続接続されている。またフィルタ内のSIR101は全て同一の形状を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように構成された従来の帯域通過フィルタは、帯域通過フィルタを構成する共振器として一様な特性インピーダンスを有する長さ2分の1波長の伝送線路が用いられてきたが、同共振器は基本次共振周波数の整数倍の周波数にて高次の共振が生じるため、同共振器からなるフィルタは基本次通過周波数帯の整数倍の周波数が全て通過帯域となってしまう問題があった。一方、共振器としてSIRを用いた場合、同共振器は高次の共振周波数を基本次周波数の約5倍近くに高めることができるため、フィルタの高域周波数におけるスプリアス応答を抑圧できる利点を有している。
【0005】
しかしそれ以上のさらに高域の周波数にわたりスプリアス応答を抑圧しようとした場合、フィルタ内のSIRを同一形状としたときにはその高次の共振周波数が通過帯域となってしまい、スプリアス応答が生じてしまう問題があった。
【0006】
この発明は上記の問題を解決するためになされたもので、帯域通過フィルタを構成する複数個のSIRすなわち共振器の高次共振周波数を互いにずらす手段を供することで、同フィルタのスプリアス応答を極めて広範な周波数にわたり抑圧した帯域通過フィルタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に鑑み、この発明は、複数の共振器からなる帯域通過フィルタにおいて、各共振器を同一形状の低−高−低インピーダンス線路の縦続接続で構成し、少なくとも1個の共振器にてその高インピーダンス線路区間内に微小な長さの低インピーダンス線路を設けると共に、前記低インピーダンス線路の特性インピーダンス、長さおよび位置のいずれかを各共振器にて互いに異なるようにしたことを特徴とする。
【0008】
また、複数の共振器からなる帯域通過フィルタにおいて、各共振器を同一形状の低−高−低インピーダンス線路の縦続接続で構成し、少なくとも1個の共振器にてその高インピーダンス線路区間内にさらに高い特性インピーダンスを有する微小な長さの高インピーダンス線路を設けると共に、さらに高い特性インピーダンスを有する前記高インピーダンス線路の特性インピーダンス、長さおよび位置のいずれかを各共振器にて互いに異なるようにしたことを特徴とする。
【0009】
また、複数の共振器からなる帯域通過フィルタにおいて、各共振器を同一形状の高−低−高インピーダンス線路の縦続接続で構成し、少なくとも1個の共振器にてその低インピーダンス線路区間内に微小な長さの高インピーダンス線路を設けると共に、前記高インピーダンス線路の特性インピーダンス、長さおよび位置のいずれかを各共振器にて互いに異なるようにしたことを特徴とする。
【0010】
また、複数の共振器からなる帯域通過フィルタにおいて、各共振器を同一形状の高−低−高インピーダンス線路の縦続接続で構成し、少なくとも1個の共振器にてその低インピーダンス線路区間内にさらに低い特性インピーダンスを有する微小な長さの低インピーダンス線路を設けると共に、さらに低い特性インピーダンスを有する前記低インピーダンス線路の特性インピーダンス、長さおよび位置のいずれかを各共振器にて互いに異なるようにしたことを特徴とする。
【0011】
また、複数の共振器からなる帯域通過フィルタにおいて、前記各種共振器を混在させて構成したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下この発明を各実施の形態に従って説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による帯域通過フィルタの構成を示すもので、マイクロストリップ線路で構成した場合について示している。図中、9は裏面が導体で裏打ちされた誘電体基板、1は入出力端子、また2は共振器であるSIRで、低インピーダンス線路3および高インピーダンス線路4が低−高−低インピーダンス線路の順に縦続接続された基本構成を有しているが、その高インピーダンス線路4の一部は微小な長さを有する低インピーダンス線路5となっている。低インピーダンス線路5の長さ、位置、特性インピーダンスのいずれかは各SIR2にて互いに異なるようにしてある。
【0013】
次に動作について説明する。帯域通過フィルタを構成する各SIR2の低、高インピーダンス線路3、4はいずれもほぼ同一の形状を有しており、かつ微小長の低インピーダンス線路5はSIRの基本次周波数には殆ど影響を与えないことから、各SIR2は同一の基本次共振周波数を有する。それに対してその2倍以上の周波数となる高次共振周波数においては低インピーダンス線路5の影響が大きくなり、その形状、位置の違いにより各SIRの高次共振周波数にずれが生じる。従って全てのSIRを同一形状として、その基本次共振周波数に加えて高次共振周波数も互いに一致するようにした従来の帯域通過フィルタと比較すると、高域周波数におけるフィルタのスプリアス応答を低減することができる。なお図2には、以上の動作に関する従来のものに対する本発明の帯域通過フィルタの高次共振周波数帯域での特性の概念図を示している。
【0014】
以上のように実施の形態1の構成によれば、帯域通過フィルタを構成する共振器の高次共振周波数を互いに異なるようにすることで、フィルタのスプリアス応答を極めて広範な周波数範囲にわたり抑圧することができる。
【0015】
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2による帯域通過フィルタの構成を示すもので、マイクロストリップ線路で構成した場合について示している。図中、19は裏面が導体で裏打ちされた誘電体基板、11は入出力端子、また12はSIRで、低インピーダンス線路13および高インピーダンス線路14が低−高−低インピーダンス線路の順に縦続接続された基本構成を有しているが、その高インピーダンス線路14の一部は微小な長さを有する高インピーダンス線路15となっている。高インピーダンス線路15の長さ、位置、特性インピーダンスのいずれかは各SIR12にて互いに異なるようにしてある。
【0016】
次に動作について説明する。上記実施の形態1においては各SIRの高次共振周波数を変化させるための微小長の線路として低インピーダンス線路を設けたが、実施の形態2ではこの代わりに高インピーダンス線路を設けた点が異なる。低インピーダンス線路が容量性素子として機能するのに対して高インピーダンス線路は誘導性素子として機能するという違いはあるが、本形態もまた実施の形態1と同様に各SIRの高次共振周波数を変化させることができる。また高インピーダンス線路は低インピーダンス線路より占有面積が小さいため、本形態により回路の小型化を図ることもできる。
【0017】
以上のように実施の形態2の構成によれば、帯域通過フィルタを構成する共振器の高次共振周波数を互いに異なるようにすることで、フィルタのスプリアス応答を極めて広範な周波数範囲にわたり抑圧することができる。
【0018】
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3による帯域通過フィルタの構成を示すもので、マイクロストリップ線路で構成した場合について示している。図中、29は裏面が導体で裏打ちされた誘電体基板、21は入出力端子、また22はSIRで、低インピーダンス線路23および高インピーダンス線路24が高−低−高インピーダンス線路の順に縦続接続された基本構成を有しているが、その低インピーダンス線路23の一部は微小な長さを有する高インピーダンス線路25となっている。高インピーダンス線路25の長さ、位置、特性インピーダンスのいずれかは各SIR22にて互いに異なるようにしてある。
【0019】
次に動作について説明する。上記実施の形態1および2では各SIRの基本構成として低−高−低インピーダンス線路の縦続接続を使用しているが、実施の形態3では高−低−高インピーダンス線路の縦続接続を用いている点が異なる。SIRの基本構成として前者を用いた場合はその第2次共振周波数が基本次周波数の2倍以上となるのに対して、後者を用いた場合は基本周波数の2倍以下となる。従って帯域通過フィルタのスプリアス応答に求められる特性によっては本実施の形態のSIRを用いた方が好ましい場合がある。そして実施の形態2と同様に、各SIR22に微小長の高インピーダンス線路25を設けることで各々の高次共振周波数を変化させることができる。
【0020】
以上のように実施の形態3によれば、帯域通過フィルタを構成する共振器の高次共振周波数を互いに異なるようにすることで、フィルタのスプリアス応答を極めて広範な周波数範囲にわたり抑圧することができる。
【0021】
実施の形態4.
図5はこの発明の実施の形態4による帯域通過フィルタの構成を示すもので、マイクロストリップ線路で構成した場合について示している。図中、39は裏面が導体で裏打ちされた誘電体基板、31は入出力端子、また32はSIRで、低インピーダンス線路33および高インピーダンス線路34が高−低−高インピーダンス線路の順に縦続接続された基本構成を有しているが、その低インピーダンス線路33の一部は、より低い特性インピーダンスを有する微小な長さの低インピーダンス線路35となっている。低インピーダンス線路35の長さ、位置、特性インピーダンスのいずれかは各SIR32にて互いに異なるようにしてある。
【0022】
次に動作について説明する。実施の形態4では上記実施の形態3に対して各SIRの高次共振周波数を変化させるための微小長の線路として、高インピーダンス線路ではなく低インピーダンス線路を用いている点が異なっており、本実施の形態もまた実施の形態3と同様に各SIR32の高次共振周波数を変化させることができる。また低インピーダンス線路は高インピーダンス線路に比べて導体損を低減できるため、本形態により回路の低損失化を図ることもできる。
【0023】
以上のように実施の形態4の構成によれば、帯域通過フィルタを構成する共振器の高次共振周波数を互いに異なるようにすることで、フィルタのスプリアス応答を極めて広範な周波数範囲にわたり抑圧することができる。
【0024】
実施の形態5.
図6はこの発明の実施の形態5による帯域通過フィルタを示すもので、ここでは同軸線路で構成した場合について示している。図中、40は同軸線路の外導体で、41は入出力端子、また42はSIRで、いずれも低インピーダンス線路43および高インピーダンス線路44が3段にわたり縦続接続された基本構成を有しているが、その中段の線路の一部は微小な長さを有する高インピーダンスあるいは低インピーダンス線路である伝送線路45となっている。同線路45の長さ、位置、特性インピーダンスのいずれかは各SIR42にて互いに異なるようにしてある。また48はSIRを保持するための誘電体である。なお実施の形態1から実施の形態4においても同図と同様にして同軸線路により構成することができる。
【0025】
次に動作について説明する。実施の形態5は、実施の形態1から実施の形態4に示す帯域通過フィルタにて用いられるSIRを混在させたもので、それらと同様に本形態により各SIR42の高次共振周波数を高い自由度で変化させることができる。
【0026】
以上のように実施の形態5の構成によれば、帯域通過フィルタを構成する共振器の高次共振周波数を互いに異なるようにすることで、フィルタのスプリアス応答を極めて広範な周波数範囲にわたり抑圧することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、複数の共振器からなる帯域通過フィルタにおいて、各共振器を同一形状の低−高−低インピーダンス線路の縦続接続で構成し、少なくとも1個の共振器にてその高インピーダンス線路区間内に微小な長さの低インピーダンス線路を設けると共に、前記低インピーダンス線路の特性インピーダンス、長さおよび位置のいずれかを各共振器にて互いに異なるようにしたので、各共振器の高次共振周波数が互いに異なり、フィルタのスプリアス応答を極めて広範な周波数範囲にわたり抑圧することができる。
【0028】
また、複数の共振器からなる帯域通過フィルタにおいて、各共振器を同一形状の低−高−低インピーダンス線路の縦続接続で構成し、少なくとも1個の共振器にてその高インピーダンス線路区間内にさらに高い特性インピーダンスを有する微小な長さの高インピーダンス線路を設けると共に、さらに高い特性インピーダンスを有する前記高インピーダンス線路の特性インピーダンス、長さおよび位置のいずれかを各共振器にて互いに異なるようにしたので、各共振器の高次共振周波数が互いに異なり、フィルタのスプリアス応答を極めて広範な周波数範囲にわたり抑圧することができる。また高インピーダンス線路は低インピーダンス線路より占有面積が小さいため、回路の小型化を図ることもできる。
【0029】
また、複数の共振器からなる帯域通過フィルタにおいて、各共振器を同一形状の高−低−高インピーダンス線路の縦続接続で構成し、少なくとも1個の共振器にてその低インピーダンス線路区間内に微小な長さの高インピーダンス線路を設けると共に、前記高インピーダンス線路の特性インピーダンス、長さおよび位置のいずれかを各共振器にて互いに異なるようにしたので、各共振器の高次共振周波数が互いに異なり、フィルタのスプリアス応答を極めて広範な周波数範囲にわたり抑圧することができる。また共振器の基本構成として低−高−低インピーダンス線路を用いた場合はその第2次共振周波数が基本次周波数の2倍以上となるのに対して、高−低−高インピーダンス線路を用いた場合は基本周波数の2倍以下となるので、帯域通過フィルタのスプリアス応答に求められる特性によって高−低−高インピーダンス線路の共振器を選択して用いることがでる。
【0030】
また、複数の共振器からなる帯域通過フィルタにおいて、各共振器を同一形状の高−低−高インピーダンス線路の縦続接続で構成し、少なくとも1個の共振器にてその低インピーダンス線路区間内にさらに低い特性インピーダンスを有する微小な長さの低インピーダンス線路を設けると共に、さらに低い特性インピーダンスを有する前記低インピーダンス線路の特性インピーダンス、長さおよび位置のいずれかを各共振器にて互いに異なるようにしたので、各共振器の高次共振周波数が互いに異なり、フィルタのスプリアス応答を極めて広範な周波数範囲にわたり抑圧することができる。また、低インピーダンス線路は高インピーダンス線路に比べて導体損を低減できるため、回路の低損失化を図ることもできる。
【0031】
また、複数の共振器からなる帯域通過フィルタにおいて、前記各種共振器を混在させて帯域通過フィルタを構成したので、各共振器の高次共振周波数が互いに異なり、フィルタのスプリアス応答を極めて広範な周波数範囲にわたり抑圧することができると共に、高次共振周波数を高い自由度で変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による帯域通過フィルタの構成を示す図である。
【図2】 この発明による帯域通過フィルタの高次共振周波数帯域での特性を説明するための図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による帯域通過フィルタの構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による帯域通過フィルタの構成を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による帯域通過フィルタの構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態5による帯域通過フィルタの構成を示す図である。
【図7】 従来の帯域通過フィルタの構成を示す図である。
【符号の説明】
1、11、21、31、41 入出力端子、2、12、22、32、42 SIR(共振器)、3、5、13、23、33、35、43 低インピーダンス線路、4、14、15、24、25、34、44 高インピーダンス線路、40 同軸線路外導体、45 伝送線路、9、19、29、39 誘電体基板、48 誘電体。

Claims (5)

  1. 複数の共振器からなる帯域通過フィルタにおいて、各共振器を同一形状の低−高−低インピーダンス線路の縦続接続で構成し、少なくとも1個の共振器にてその高インピーダンス線路区間内に微小な長さの低インピーダンス線路を設けると共に、前記低インピーダンス線路の特性インピーダンス、長さおよび位置のいずれかを各共振器にて互いに異なるようにしたことを特徴とする帯域通過フィルタ。
  2. 複数の共振器からなる帯域通過フィルタにおいて、各共振器を同一形状の低−高−低インピーダンス線路の縦続接続で構成し、少なくとも1個の共振器にてその高インピーダンス線路区間内にさらに高い特性インピーダンスを有する微小な長さの高インピーダンス線路を設けると共に、さらに高い特性インピーダンスを有する前記高インピーダンス線路の特性インピーダンス、長さおよび位置のいずれかを各共振器にて互いに異なるようにしたことを特徴とする帯域通過フィルタ。
  3. 複数の共振器からなる帯域通過フィルタにおいて、各共振器を同一形状の高−低−高インピーダンス線路の縦続接続で構成し、少なくとも1個の共振器にてその低インピーダンス線路区間内に微小な長さの高インピーダンス線路を設けると共に、前記高インピーダンス線路の特性インピーダンス、長さおよび位置のいずれかを各共振器にて互いに異なるようにしたことを特徴とする帯域通過フィルタ。
  4. 複数の共振器からなる帯域通過フィルタにおいて、各共振器を同一形状の高−低−高インピーダンス線路の縦続接続で構成し、少なくとも1個の共振器にてその低インピーダンス線路区間内にさらに低い特性インピーダンスを有する微小な長さの低インピーダンス線路を設けると共に、さらに低い特性インピーダンスを有する前記低インピーダンス線路の特性インピーダンス、長さおよび位置のいずれかを各共振器にて互いに異なるようにしたことを特徴とする帯域通過フィルタ。
  5. 複数の共振器からなる帯域通過フィルタにおいて、請求項1ないし請求項4に記載した共振器を混在させたことを特徴とする帯域通過フィルタ。
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