JP2010123157A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クロックサイクルを保持しつつ、適度なデュアルポートアクセスを行える擬似的なデュアルポート型のDRAMを提供する。
【解決手段】複数のDRAMセルMCと、対応するビット線対にそれぞれ接続された複数のセンスアンプ102と、複数のセンスアンプ102にそれぞれ割り当てられた第1及び第2のカラムスイッチ106,107と、それぞれカラムスイッチ106,107を介して複数のセンスアンプ102に接続されたデータラインRLINE,WLINEと、ライトデータ及びリードデータを入出力可能な第1及び第2のポートPORT1,2と、PORT1,2とデータラインRLINE,WLINEを接続する入出力回路230とを備える。これにより、通常のDRAMアレイを用いて擬似的なデュアルポートメモリを構成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体記憶装置に関し、特に、デュアルポート型の半導体記憶装置(デュアルポートメモリ)に関する。
デュアルポートメモリとは、入出力ポートを2系統有し、両ポートから同時に、同じメモリ空間にアクセスできるメモリで、CPUや周辺コントローラなど、メモリに直接アクセスしたり、バッファ領域をランダムにアクセスする必要があるようなデバイス同士が通信する際に、データ受け渡しの仲介役として用いられる。従来のデュアルポートメモリは、主にSRAMが用いられていたが、これをDRAMで実現する方法が特許文献1で提案されている。
図15は、特許文献1にて提案されているデュアルポートメモリの主要部の構成を示す回路図である。
図15に示すDRAMメモリセル301は、ワード線WD0aによって選択されるトランスファーゲート302と、ワード線WD0bによって選択されるトランスファーゲート303で共有されている。トランスファーゲート302はメモリセル301をセンスアンプ304に接続するスイッチであり、トランスファーゲート303はメモリセル301をセンスアンプ305に接続するスイッチである。センスアンプ304のデータは、カラム選択信号YS0aによって入出力ポート(PORT1)306につながり、センスアンプ305のデータは、カラム選択信号YS0bによって入出力ポート307(PORT2)につながる。つまり、それぞれの入出力ポート306,307に対してセンスアンプがそれぞれ割り当てられている。
このような構成とすれば、同一アドレスに対する異なるデータのライト動作以外は、ロウアクセス、カラムアクセスとも自由に行うことができることから、各入出力ポートから独立に同一メモリアレイに対してアクセスすることができる。但し、メモリセルがDRAMセルであることから、ワード線を立ち上げてからセンスアンプを活性化させるまでの初期読み出し期間はノイズに弱い。このため、大きな隣接ノイズが発生すると、データが反転するおそれがある。しかしながら、図15に示すデュアルポートメモリは、ワード線WD0aが選択されてからセンスアンプ304が活性化するまでの間に、すでに活性状態にあるセンスアンプ308に対してライト動作が行われると、センスアンプ304には大きな隣接ノイズが加わることから、センスアンプ304は誤データを増幅してしまうであろう。このような問題を解消するためには、センスアンプ308に対するライト動作をセンスアンプ304の増幅が完了するまで待たせる必要がある。
特開2004−86970号公報
このように、特許文献1に記載されたデュアルポートメモリでは、DRAMメモリセル特有のノイズ対策が必要になり、スムーズなクロック同期動作が行えなくなるか、クロックサイクルを大幅に伸ばす必要が出てくる。また、ワード線、ビット線、センスアンプとも、ポートの数だけ有する必要があり、メモリアレイはほぼ2倍になってしまう。
本発明による半導体記憶装置は、複数のワード線と、複数のビット線と、ワード線及びビット線の交点に配置された複数のDRAMセルと、対応するビット線対にそれぞれ接続された複数のセンスアンプと、複数のセンスアンプにそれぞれ割り当てられた第1及び第2のカラムスイッチとを有するメモリセルアレイと、それぞれ第1及び第2のカラムスイッチを介して複数のセンスアンプに接続された第1及び第2のデータラインと、メモリセルアレイに入力されるライトデータ及びメモリセルアレイから出力されるリードデータをいずれも入出力可能な第1及び第2のポートと、第1及び第2のポートと第1及び第2のデータラインを接続する入出力回路とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、デュアルポートメモリの定義を少し緩めた疑似的なデュアルポート構成を採ることによって、クロックサイクルを保持しつつ、適度なデュアルポートアクセスを行えるデュアルポートメモリを提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
デュアルポートメモリを介したデータの授受は、一方のポートがコントローラデバイスにつながり、他方のポートが出力デバイスにつながる場合が多い。このような場合は、コントローラデバイス側は主にライト動作を行い、出力デバイス側は主にリード動作を行う。したがって、このような使用形態においては、ライト動作とリード動作を同時に実行できることが重要と考えられる。
本実施形態では、同一のロウアドレスに対して、リード動作とライト動作を同時に実行できるメモリを提供する。リード動作とライト動作を同時に実行可能なアドレスを同一ロウアドレスに絞ることによって、マルチアクセス時期をセンスアンプ増幅後のみにすることができ、DRAMの初期読み出し動作におけるノイズの影響などを考慮する必要がなくなる。また、フルページ分のデータを対象とできるので、アクセス方法を工夫すればヒット確率も上がるであろう。具体的には次のようにデュアルポートメモリを構成する。つまり、リード動作とライト動作を同時に実行可能なメモリコアに対し、ライトパスをデュアルポートで共有する調停回路と、リードパスをデュアルポートで共有する調停回路を付加する。調停のしかたは、一方のポートがライトパスに割り当てられる場合は、もう一方のポートはリードパスに割り当てるものとする。これにより、ライトパスとリードパスの同時動作という形で、デュアルポートのリード動作とライト動作の同時動作が実現できる。なお、1つのデータパスをデュアルポートで共有する方法は従来から見られるが、本発明の形態は、デュアルポートの同時動作が可能という点で大きく異なる。カラム動作におけるメモリセルの相当するセンスアンプをデュアルポートで共有していることが重要である。すなわち、カラム系動作のみではあるが、デュアルポートメモリコアを用いている。
図1は、本発明の好ましい第1の実施形態による半導体記憶装置400の主要部の構成を示す回路図である。本実施形態による半導体記憶装置400はDRAMである。
図1に示すように、本実施形態による半導体記憶装置400は、メモリセルアレイ201と、メモリセルアレイ201に接続されたリード用データラインRLINE及びライト用データラインWLINEと、2つポートPORT1,PORT2と、PORT1,PORT2とリード用データラインRLINE及びライト用データラインWLINEとを接続する入出力回路230とを有している。
図2は、メモリセルアレイ201の構造を示す回路図である。
図2に示すように、メモリセルアレイ201は、ワード線WL0,WL1・・・と、ビット線対BL0,BL1・・・と、ワード線とビット線の交点に配置されたメモリセルMCとを有するメモリセルアレイ103を備えている。ワード線WL0,WL1・・・は、それぞれ対応するワードドライバ101によって駆動される。各ビット線対BL0,BL1・・・には、それぞれセンスアンプ102が接続されている。各センスアンプ102は、それぞれ対応するカラムスイッチ106を介して、リード用データラインRLINEに接続されているとともに、それぞれ対応するカラムスイッチ107を介して、ライト用データラインWLINEに接続されている。カラムスイッチ106には、リード用カラム選択ドライバ104の出力であるリード用カラム選択信号YR0,YR1・・・がそれぞれ供給され、これによってリード動作時においてはいずれか一つがオンする。一方、カラムスイッチ107には、ライト用カラム選択ドライバ105の出力であるライト用カラム選択信号YW0,YW1・・・がそれぞれ供給され、これによってライト動作時においてはいずれか一つがオンする。
リード用データラインRLINEは、相補のリードデータを伝送するための配線であり、図1に示す入出力回路230に接続されている。また、ライト用データラインWLINEは、相補のライトデータを伝送するための配線であり、図1に示す入出力回路230に接続されている。尚、図2に示す回路は、メモリセルアレイ201における1ビット分のI/Oに対応する部分である。
図1に示すように、ライト動作用のライトバスWBUSと、リード動作用のリードバスRBUSを、PORT1とPORT2が共有する構成を有している。アドレス遷移検出信号AT,ATDは、図3に示す検出回路120cを用いることができる。
図3は、アドレス遷移検出信号AT,ATDを生成するための検出回路130cの回路図である。
図3に示すように、検出回路130cには、現在のリード用アドレスIAR[t]、現在のライト用アドレスIAW[t]、現在のリード状態フラグRE[t]及び現在のライト状態フラグWR[t]が供給される。ここで「状態フラグ」とは当該サイクルがその状態であるとき"H"、それ以外は"L"となる信号である。
現在の選択アドレスIA[t]は、現在のリード用アドレスIAR[t]及び現在のライト用アドレスIAW[t]は、EXORゲート131に供給される。したがって、EXORゲート131は、現在のリード用アドレスIAR[t]と現在のライト用アドレスIAW[t]が一致した場合に、その出力XをLとする。それ以外のケースでは、出力Xはハイレベルに保たれる。
また、現在のリード状態フラグRE[t]及び現在のライト状態フラグWR[t]は、NANDゲート133に供給される。したがって、NANDゲート133は、ライト動作とリード動作が同時に要求された場合に、その出力YをLとする。それ以外のケースでは、出力Yはハイレベルに保たれる。
出力X,YはORゲート135に供給される。したがって、アドレス遷移検出信号ATは、ライト要求とリード要求が同時に発行され、且つ、リードアドレスとライトアドレスが同一である場合にだけ"L"となる。
アドレス遷移検出信号ATは、遅延回路136に供給される。遅延回路136の出力は遅延アドレス遷移検出信号ATDとなる。遅延アドレス遷移検出信号ATDは、タイミングを取るためにアドレス遷移検出信号ATを遅らせた信号である。
これにより、ライト要求とリード要求を同じアドレスで受け入れた際は、ライトデータをアレイに書き込むとともに、後述するように、当該ライトデータをリードデータとして返すことができる。
各ポートデータの振り分けは次のように行う。尚、図1において、サフィックスaが付された信号はPORT1用の信号であり、サフィックスbが付された信号はPORT2用の信号である。
まずライト動作系に関して説明する。PORT1がライト動作であり、PORT2がライト動作ではないときは、トライステートバッファ401のゲートが開き、PORT1のライトデータがライトバスWBUSに供給される。逆に、PORT1がライト動作ではなく、PORT2がライト動作であるときは、トライステートバッファ402のゲートが開き、PORT2のライトデータがライトバスWBUSに供給される。このようにして、各ポートからのライトデータを共通のライトバスWBUSに乗せ分ける。保持回路403は、いずれもポートからのライトデータであっても保持する必要があることから、ライトバッファ活性信号WBEa,WBEbの排他的論理和出力に応じて動作する。
次にリード動作系に関して説明する。リードアンプ405及び保持回路406は、PORT1がリード動作であり、PORT2がリード動作ではないとき、もしくは、PORT1がリード動作ではなく、PORT2がリード動作であるときのどちらかで活性化しなければならないので、活性化信号RAEPa,RAEPbの排他的論理和出力によって活性化する。保持回路407も、活性化信号RAEPa,RAEPbの排他的論理和出力によって活性化する。そして、マルチプレクサ408で入力1側及び入力0側のどちらかを選び、選択された側の信号をリードバスRBUSに供給する。そして、PORT1がリード動作であり、PORT2がリード動作ではないときは、トライステートバッファ409を介してPORT1側に出力し、逆に、PORT1がリード動作ではなく、PORT2がリード動作であるときは、トライステートバッファ410を介してPORT2側に出力する。
なお、PORT1とPORT2のアドレスは、選択回路411を用いてリード動作用アドレスIARとライト動作用アドレスIAWに分けて使用する。また、PORT1とPORT2のアドレスは、アドレス遷移検出信号ATを生成する際にも使用する。なお、本実施形態では、動作できない組み合わせである、PORT1とPORT2における同時ライト動作や、PORT1とPORT2における同時リード動作は受け付けない。その代わり、本実施形態では検出回路12を備えており、PORT1とPORT2における同時ライト動作が要求された場合は信号WFBDNを活性化させ、PORT1とPORT2における同時リード動作が要求された場合は信号RFBDNを活性化させ、さらに、アドレス遷移検出信号が"L"となった場合は信号ATBMONを活性化させる。これらの信号を利用すれば、書けなかったデータをもう一度書いたり、読めなかったデータをもう一度読んだり、といった制御もできるであろう。
図4は、本実施形態において、ライト要求とリード要求が同時に発行され、且つ、リードアドレスとライトアドレスが同一である場合の動作タイミングを示すタイミング図である。
まず、時刻t1においてビット線対BL0に相当するアドレスを指定してPORT1に対するライト動作を要求すると、ライトバスWBUSaには、時刻t1に同期してデータDが書き込まれる。ライトバッファ起動信号WBEaも時刻t1に同期して、時刻tWBEに立ち上がる。これにより、保持回路403にデータDが取り込まれ、ライトバッファ404によってライト用データラインWLINEにデータDが供給される。続いてライト用のカラム選択信号YW0が立ち上がり、ビット線対BL0にデータDが書き込まれる。
一方、時刻t1においては、ビット線対BL0に相当するアドレスを指定してPORT2に対するリード動作も要求されている。つまり、ライトアドレスとリードアドレスが同一であることから、アドレス遷移検出信号ATは"L"となる。このため、リード用のカラム選択信号YR0は非活性状態に保たれる。このときビット線対BL0は、先のライト要求によりデータDを書き込んでいる最中のため、信号量もまだ小さい状態にある。このため、これを途中で読み出すと、データDが破壊される可能性があるが、AT="L"であることから、このデータDが読み出されることはない。したがって、書き込み最中のビット線対BL0は、負荷の変化なども特になく、安定した書き込みが続く。つまり、通常であればリード用データラインRLINEに読み出されるリードデータは無い。続いて、時刻tRAEに活性化信号RAEPbが立ち上がるが、AT="L"のため活性化信号RAEbは立ち上がらず、このためリードアンプ405も活性化されない。一方、活性化信号RAEPbに同期して、レジスタ407にライトデータDが保持され、これが信号線HDATAに転送される。そして、遅延アドレス遷移検出信号ATDも"L"であるため、マルチプレクサ408は入力0側を選択し、ライトデータDがそのままリードデータDとしてリードバスRBUSbに読み出される。
このように、ライト要求とリード要求が同じアドレスで発行された場合には、ライトデータをアレイに書き込むとともに、当該ライトデータをリードデータとして返すことにより、当該要求の受け付けが可能となる。
尚、本発明による半導体記憶装置におけるモリセルアレイの構成が図15に示した構成であってはならない訳ではなく、図15に示したメモリセルアレイを用いることも可能である。以下の実施形態に関しても同様である。
次に、本発明の好ましい第2の実施形態について説明する。
本実施形態は、上述した第1の実施形態をさらに発展させ、同一のロウアドレスに対するリード及びライトの同時動作に加えて、PORT1とPORT2における同時リード動作、並びに、異なるカラムアドレスを指定したPORT1とPORT2における同時ライト動作が可能なデュアルポートメモリを提供するものである。
上述した第1の実施形態では、データ線およびカラム選択信号をライト動作用とリード動作用に分けていたが、本実施形態ではこれをPORT1用とPORT2用に分ける。具体的には次のようにデュアルポートメモリを構成する。PORT1がライト動作、PORT2がリード動作の場合に同時動作が可能なよう、メモリコアのライトパスをPORT1に割り当て、リードパスをPORT2に割り当てる。さらに、PORT1がライト動作、PORT2がライト動作の場合に同時動作が可能なよう、PORT2側にライト機能を付加し、データラインをI/Oとする。仮に、この構成をAと呼ぶとする。一方、PORT2がライト動作、PORT1がリード動作の場合に同時動作が可能なよう、メモリコアのライトパスをPORT2に割り当て、リードパスをPORT1に割り当てる。さらに、PORT2がライト動作、PORT1がライト動作の場合に同時動作が可能なよう、PORT1側にライト機能を付加し、データラインをI/Oとする。仮に、この構成をBと呼ぶとする。構成Aと構成Bを重ね合わせると、PORT1とPORT2に分かれている構成を得ることができる。
図5は、本発明の好ましい第2の実施形態による半導体記憶装置500の主要部の構成を示す回路図である。本実施形態による半導体記憶装置500はDRAMである。
図5に示すように、PORT1を用いたライト動作時には、保持回路501でライトデータを取り込み、ライトバッファ502によってI/OラインLIOaにライトデータを供給する。PORT1を用いたリード動作時には、I/OラインLIOaを介して供給されたリードデータをリードアンプ503で増幅し、保持回路504で保持し、マルチプレクサ506で選択した後、トライステートバッファ507から出力する。これらをPORT1内で独立したタイミングで行う。但し、PORT1のリード動作がPORT2のライト動作と同じアドレスで重なったときは、PORT2のライトデータをPORT1のリードデータとして利用する必要がある。この場合には、保持回路504ではなくPORT2側の保持回路508に保持されたデータをマルチプレクサ506によって選択する。したがって、PORT2側の保持回路508は、PORT1系のタイミングで動作する必要がある。以上の説明は、PORT2側についても同様であるので、重複する説明は省略する。
このため、カラム選択ドライバ509、リードアンプ503、マルチプレクサ506を制御するアドレス遷移検出信号ATa,ATbは、図6に示す検出回路130eによって生成される。図6に示す検出回路130eは、PORT1がリード、PORT2がライトであり、且つ、PORT1のアドレスとPORT2のアドレスが同一である場合、アドレス遷移検出信号ATaをLレベルとする。同様に、PORT1がライト、PORT2がリードであり、且つ、PORT1のアドレスとPORT2のアドレスが同一である場合、アドレス遷移検出信号ATbをLレベルとする。
アドレス遷移検出信号ATaが"L"である場合には、PORT1のカラム選択信号およびリードアンプ503は駆動されず、PORT2のライトデータをPORT1のリードデータとして代用する。PORT2のライト動作については通常通り行う。同様に、アドレス遷移検出信号ATbが"L"である場合には、PORT2のカラム選択信号およびリードアンプは駆動されず、PORT1のライトデータをPORT2のリードデータとして代用する。PORT1のライト動作については通常通り行う。
本実施形態によるデュアルポートメモリは、検出回路510を備えている。検出回路510は、禁止された組み合わせである、同一アドレスを指定したPORT1とPORT2における同時ライト動作が要求された場合に活性化する信号WFBDNと、ATa,ATbのいずれかが"L"となった場合に活性化する信号ATBMONを生成する。これらの信号を利用すれば、書けなかったデータをもう一度書くといった制御もできるであろう。尚、図5に示した回路図では、禁止されたアクセスが要求された際は動作しないよう考慮されている。
本実施形態では、同一アドレスを指定したPORT1とPORT2における同時リード動作は禁止されていない。しかしながら、リード動作によって得られる信号量が、一方のリード動作分の信号量しか保障できない場合は、図7に示すように、一方のポートに対応したリード動作のみを行い、得られたリードデータをPORT1とPORT2で共有することが好ましい。
図7に示す回路では、同一アドレスのリード動作同士の組み合わせの際には、PORT2は通常通りリード動作を行う。一方、PORT1側は、マルチプレクサ521を通じてPORT2のリードデータを受け取り、一方、アドレス遷移検出信号ATRRによって、PORT1用のカラム選択ドライバ522を止め、PORT1用のリードアンプ523の活性化も禁止する。アドレス遷移検出信号ATRRは、図8に示す検出回路130fによって生成することができる。アドレス遷移検出信号ATRRDは、アドレス遷移検出信号ATRRをリードアンプ増幅タイミングまで遅らせた信号である。
次に、本発明の好ましい第3の実施形態について説明する。
本実施形態は、第1の実施形態とは異なる動作によって、同一ロウアドレスに対し、リード動作とライト動作を同時に実行できるデュアルポートメモリを提供するものである。具体的には次のようにデュアルポートメモリを構成する。リード動作とライト動作を同時に実行可能なメモリコアに対し、ライトパスをデュアルポートで共有する調停回路と、リードパスをデュアルポートで共有する調停回路を付加する。調停のしかたは、一方のポートがライトパスに割り当てられる場合は、もう一方のポートはリードパスに割り当てるものとする。これにより、ライトパスとリードパスの同時動作というかたちで、デュアルポートのリード動作とライト動作の同時動作が実現できる。
具体的な回路構成は、図1に示した第1の実施形態によるデュアルポートメモリと同一であり、アドレス遷移検出信号ATは図9に示す検出回路130dを用いる。図9に示す検出回路130dは、図3に示した検出回路130cにDQラッチ151,152を追加した回路構成を有している。これらDQラッチは、簡便には、DQフリップフロップである。これにより、EXORゲート131には現在のリード用アドレスIAR[t]と1サイクル前のライト用アドレスIAW[t−1]が供給され、NANDゲート133には現在のリード状態フラグRE[t]と1サイクル前のライト状態フラグWR[t−1]が入力される。これにより、アドレス遷移検出信号ATは、ライト要求の次のサイクルでリード要求が発行され、且つ、リードアドレスとライトアドレスが同一である場合にだけ"L"となる。これにより、WRITE to READ動作でライト動作時のアドレスとリード動作時のアドレスが同じときにAT="L"となり、回避動作を行う。このため、サイクル時間tCKを律速せずに、まず書かれているデータをリードし、後にデータをライトする動作を実現できる。なお、本動作は、リードアンプ活性待ち時間分、アレイに対する書き込みが遅れるので、ライトコマンド後にプリチャージコマンド投入可能時刻を決めるスペックtDPL(tWR)に対して、動作が厳しくなる。
上述した第1の実施形態は、同一アドレスに対するライト要求とリード要求があった場合、ライト要求に対しては実際にライト動作を行う一方、リード要求に対しては実際にリード動作を行うこと無く、ライトデータをそのままリードデータとして返している。これに対し、本実施形態では、同一アドレスに対するライト要求とリード要求があった場合、リード要求に対して実際にリード動作を行い、その後、ライト要求に対して実際にライト動作を行う。本実施形態による半導体記憶装置の主要部の構成については、図1に示した回路構成をそのまま用いることができる。
このような場合、リード要求に応じた活性化信号RAEPに対して、ライトバッファ活性信号WBEの活性化を遅らせる必要があり、結果としてライト動作が次サイクルに食い込む形となる。
図10は、本実施形態において、ライト要求とリード要求の同時発行が連続的に行われ、且つ、リードアドレスとライトアドレスが同一である場合の動作タイミングを示すタイミング図である。
まず、時刻t1においてビット線対BL0に相当するアドレスを指定してPORT1に対するリード動作を要求すると、AT="H"であることから、リード用のカラム選択信号YR0が活性化し、ビット線対BL0からリードデータR1が読み出され、リード用データラインRLINEに供給される。続いて、時刻t1に対応する時刻tRAE1に活性化信号RAEPaが立ち上がり、AT="H"のため活性化信号RAEaも立ち上がる。これにより、データR1がリードアンプ405によって増幅され、保持回路406に保持される。そして、マルチプレクサ408は入力1側を選択するため、リードデータR1はマルチプレクサ408を介してリードバスRBUSaに出力される。
一方、時刻t1にはビット線対BL0に相当するアドレスを指定してPORT2に対するライト動作も要求されており、ライトバスWBUSbには、時刻t1に同期して、データW1が書き込まれる。ライトバッファ起動信号WBEbは時刻tRAE1よりも遅い時刻tWBE1に立ち上がる。これにより、データW1は保持回路403に保持されるとともに、ライトバッファ404によってライト用データラインWLINEに供給される。続いてライト用のカラム選択信号YW0が立ち上がり、ビット線対BL0にデータW1が書き込まれる。ここで、YR0とYW0は同一アドレスであり、同じビット線対BL0を選択するため、データW1を書き込みやすくするよう、YR0を立ち下げる工夫も必要であろう。データR1は保持回路406にすでに保持されているので特に問題は無い。
続いて、時刻t2において再びビット線対BL0に相当するアドレスを指定してPORT1に対するリード動作を要求すると、当該リード要求に対応するアドレスが前サイクルのライト要求に対応するアドレスが同一であるため、アドレス遷移検出信号ATが"L"となり、通常であれば立ち上がるカラム選択信号YR0は立ち上がらない。このときビット線対BL0は、先のライト要求によりデータW1を書き込んでいる最中のため、信号量もまだ小さい状態にある。このため、これを途中で読み出すと、データW1が破壊される可能性があるが、AT="L"であることから、このデータW1が読み出されることはない。したがって、書き込み最中のビット線対BL0は、負荷の変化なども特になく、安定した書き込みが続く。つまり、通常であればリード用データラインRLINEに読み出されるリードデータは無い。続いて、時刻tRAE2に活性化信号RAEPaが立ち上がるが、AT="L"のため活性化信号RAEaは立ち上がらず、このためリードアンプ405も活性化されない。一方、活性化信号RAEPaに同期して、レジスタ407にライトデータW1が保持され、これが信号線HDATAに転送される。そして、遅延アドレス遷移検出信号ATDも"L"であるため、マルチプレクサ408は入力0側を選択し、ライトデータW1がそのままリードデータとしてリードバスRBUSaに読み出される。
一方、時刻t2にはビット線対BL0に相当するアドレスを指定してPORT2に対するライト動作も要求されており、ライトバスWBUSbには、時刻t2に同期して、データW2が書き込まれる。ライトバッファ起動信号WBEbは時刻tRAE2よりも遅い時刻tWBE2に立ち上がる。これにより、データW2は保持回路403に取り込まれ、ライトバッファ404によってライト用データラインWLINEに供給される。
このように、ライト要求とリード要求を同じアドレスで受け入れた際も、サイクル時間tCKを律速せずに、まず書かれているデータをリードし、その後、データをライトする動作を実現できる。なお、本実施形態に示した動作は、リードアンプタイミング待ち時間分、アレイに対する書き込みが遅れるので、ライトコマンド後にプリチャージコマンド投入可能時刻を決めるスペックtDPL(tWR)に対して、動作が厳しくなることに言及しておく。
次に、本発明の好ましい第4の実施形態について説明する。
本実施形態は、上述した第3の実施形態をさらに発展させ、同一ロウアドレスに対するリード動作とライト動作の同時動作に加えて、リード動作とリード動作の同時動作、および、異なるカラムアドレス間のライト動作とライト動作の同時動作ができるデュアルポートメモリを提供するものである。
上述した第3の実施形態では、データ線およびカラム選択信号をライト動作用とリード動作用に分けていたが、本実施形態ではライト動作用とリード動作用のセットを、もう1セット用意し、これらをPORT1用とPORT2用にそれぞれ使い分ける。具体的には次のようにデュアルポートメモリを構成する。前記の通り、第3の実施形態もリード動作とライト動作を同時に実行可能なメモリコアを与える。PORT1がライト動作、PORT2がリード動作の場合に同時動作が可能で、かつ、次サイクルのPORT2のリード動作にも対応できるよう、第3の実施形態のメモリコアのライトパスをPORT1に割り当て、リードパスをPORT2に割り当てる。仮に、この構成をAと呼ぶとする。一方、PORT2がライト動作、PORT1がリード動作の場合に同時動作が可能で、かつ、次サイクルのPORT1のリード動作にも対応できるよう、第3の実施形態のメモリコアのライトパスをPORT2に割り当て、リードパスをPORT1に割り当てる。仮に、この構成をBと呼ぶとする。構成Aと構成Bを重ね合わせると、第3の実施形態を、2種、同時に内在させた形で、PORT1とPORT2に、それぞれがライト動作用とリード動作用のセットを1セット持った状態で、分かれている構成を得ることができるが、同一ポートでのライト動作と次サイクルのリード動作の組み合わせには対応できていない。そこで、さらに、PORT1のライト動作の次サイクルのPORT1のリード動作にも対応できるようバイパスレジスタを設け、同様に、PORT2のライト動作の次サイクルのPORT2のリード動作にも対応できるようバイパスレジスタを設ける。これにより、あらゆる動作に対応できるようになる。
図11は、本発明の好ましい第4の実施形態による半導体記憶装置600の主要部の構成を示す回路図である。本実施形態による半導体記憶装置600はDRAMである。
図11に示すように、本実施形態では、PORT1のライト動作では、ライトバスWBUSaから供給されたライトデータは、保持回路601に取り込まれ、ライトバッファ602によってライト用データラインWLINEaに供給される。PORT1のリード動作では、リード用データラインRLINEaから読み出されたリードデータをリードアンプ603で増幅、保持回路604で保持し、マルチプレクサ607,608により選択されてリードバスRBUSaに出力される。これらの動作をPORT1内において独立したタイミングで行う。PORT2についても同様である。
但し、PORT1のリード動作が、PORT1又はPORT2のライト動作と、同じアドレスで重なったときは、どちらかライトしているポートのデータを利用する必要がある。このため、保持回路605,606は、それぞれ、PORT1とPORT2のORのタイミングで動くことになる。まず、マルチプレクサ607でPORT1の保持データを使うか、PORT2の保持データを使うかを選択し、さらに、マルチプレクサ608でアレイから読み出したデータを使うか保持データを使うかを選択する。このため、カラム選択ドライバ610,611、リードアンプ603、マルチプレクサ607,608を制御するアドレス遷移検出信号ATa,ATbは、図12に示す検出回路130gによって生成する必要がある。
図12に示す検出回路130gは、PORT1がWRITE to READ動作をし、両アドレスが同じ場合か、または、PORT2がライト動作をした後PORT1がリード動作をし、PORT2のライトアドレスとPORT1のリードアドレスが同じ場合、アドレス遷移検出信号ATaをLレベルとする。また、PORT2がライト動作をした後、PORT1がリード動作をし、PORT2のライトアドレスとPORT1のリードアドレスが同じ場合、信号ATMaをLレベルとする。同様に、PORT2がWRITE to READ動作をし、両アドレスが同じ場合か、または、PORT1がライト動作をした後PORT2がリード動作をし、PORT1のライトアドレスとPORT2のリードアドレスが同じ場合、アドレス遷移検出信号ATbをLレベルとする。また、PORT1がライト動作をした後、PORT2がリード動作をし、PORT1のライトアドレスとPORT2のリードアドレスが同じ場合、信号ATMbをLレベルとする。
図11に示すように、アドレス遷移検出信号ATa="L"である場合は、PORT1用のカラム選択ドライバ610、リードアンプ603、保持回路604は駆動されず、ライトしているポートのライト動作を行う。信号ATMaはライトしているポートに応じてH又はLとなり、代用データとして、ライトしているポートのライト動作に用いたデータの読み出しを制御する。
本実施形態によるデュアルポートメモリは、検出回路612を備えている。検出回路612は、図5に示した検出回路510と同じ回路構成を有しており、検出回路510と同じ役割を果たす。尚、本実施形態においても、禁止されたアクセスが要求された際は動作しないよう考慮されている。
本実施形態においても、同一アドレスを指定したPORT1とPORT2における同時リード動作は禁止されていない。しかしながら、リード動作によって得られる信号量が、一方のリード動作分の信号量しか保障できない場合は、図13に示すように、一方のポートに対応したリード動作のみを行い、得られたリードデータをPORT1とPORT2で共有することが好ましい。
図13に示す回路では、同一アドレスのリード動作同士の組み合わせの際には、PORT2は通常通りリード動作を行う。一方、PORT1側は、マルチプレクサ621を通じてPORT2のリードデータを受け取り、一方、アドレス遷移検出信号ATRRによって、PORT1用のカラム選択ドライバ622を止め、PORT1用のリードアンプ623の活性化も禁止する。アドレス遷移検出信号ATRRは、図8に示した検出回路130fによって生成することができる。アドレス遷移検出信号ATRRDは、アドレス遷移検出信号ATRRをリードアンプ増幅タイミングまで遅らせた信号である。
なお、本動作はリードアンプのタイミング待ち時間分、アレイに対する書き込みが遅れるので、ライトコマンド後にプリチャージコマンド投入可能時刻を決めるスペックtDPL(tWR)に対して動作が厳しくなることは、第3の実施形態と同様である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、本発明の適用対象がDRAMである場合を例に説明したが、本発明の適用対象がDRAMに限定されるものではなく、PRAMなど他の半導体記憶装置に適用することも可能である。
また、実施形態における、入出力回路とメモリアレイをつなぐデータラインは、階層を伴ったデータラインでもよい。階層数も問わない。すなわち、図14(a)に示すような1マットアレイ構成1001に関しては、ここまで説明してきたとおり適用可能であり、図14(b)のような、通常のメモリデバイスのアレイに用いられる、階層化データライン構造を伴う複数マット構成1002であっても、サブ入出力回路についてはサブデータラインを介してメモリアレイにつながっており、メイン入出力回路については、メインデータライン、サブ入出力回路、サブデータラインを介して、メモリアレイとつながっているので、サブ入出力回路であっても、メイン入出力回路であっても適用が可能である。また、勿論、図14(c)のように、独立に動作できるバンクを持たせても構わない。
本発明の好ましい第1の実施形態による半導体記憶装置400の主要部の構成を示す回路図である。 メモリセルアレイ201の構造を示す回路図である。 アドレス遷移検出信号AT,ATDを生成するための検出回路130cの回路図である。 第1の実施形態において、ライト要求とリード要求が同時に発行され、且つ、リードアドレスとライトアドレスが同一である場合の動作タイミングを示すタイミング図である。 本発明の好ましい第2の実施形態による半導体記憶装置500の主要部の構成を示す回路図である。 検出回路130eの回路図である。 半導体記憶装置500の変形例を示す回路図である。 検出回路130fの回路図である。 検出回路130dの回路図である。 第3の実施形態において、ライト要求とリード要求の同時発行が連続的に行われ、且つ、リードアドレスとライトアドレスが同一である場合の動作タイミングを示すタイミング図である。 本発明の好ましい第4の実施形態による半導体記憶装置600の主要部の構成を示す回路図である。 検出回路130gの回路図である。 半導体記憶装置600の変形例を示す回路図である。 (a)は1マットアレイ構成を示し、(b)は階層化データライン構造を伴う複数マット構成を示し、(c)は複数バンクに分割された構成を示している。 特許文献1にて提案されているデュアルポートメモリの主要部の構成を示す回路図である。
符号の説明
WL ワード線
BL ビット線
MC メモリセル
101 ワードドライバ
102 センスアンプ
103 メモリセルアレイ
104 リード用カラム選択ドライバ
105 ライト用カラム選択ドライバ
106,107 カラムスイッチ
201 メモリセルアレイ
230 入出力回路
400 半導体記憶装置
401,402 トライステートバッファ
403 保持回路
404 ライトバッファ
405 リードアンプ
406,407 保持回路
407 レジスタ
408 マルチプレクサ
409,410 トライステートバッファ
411 選択回路
RLINE リード用データライン
WLINE ライト用データライン

Claims (11)

  1. 複数のワード線と、複数のビット線と、前記ワード線及び前記ビット線の交点に配置された複数のDRAMセルと、対応する前記ビット線対にそれぞれ接続された複数のセンスアンプと、前記複数のセンスアンプにそれぞれ割り当てられた第1及び第2のカラムスイッチとを有するメモリセルアレイと、
    それぞれ前記第1及び第2のカラムスイッチを介して前記複数のセンスアンプに接続された第1及び第2のデータラインと、
    前記メモリセルアレイに入力されるライトデータ及び前記メモリセルアレイから出力されるリードデータをいずれも入出力可能な第1及び第2のポートと、
    前記第1及び第2のポートと前記第1及び第2のデータラインを接続する入出力回路と、を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記複数のワード線は、前記第1及び第2のポートに対して共通に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記入出力回路は、
    前記第1のポートに入力された前記ライトデータを前記第1のデータラインに供給する第1のライトパスと、
    前記第2のポートに入力された前記ライトデータを前記第1のデータラインに供給する第2のライトパスと、
    前記第2のデータラインを介して読み出された前記リードデータを前記第1のポートに供給する第1のリードパスと、
    前記第2のデータラインを介して読み出された前記リードデータを前記第2のポートに供給する第2のリードパスと、を含んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記入出力回路は、
    前記第1のポートに入力された前記ライトデータを前記第1のデータラインに供給する第1のライトパスと、
    前記第2のポートに入力された前記ライトデータを前記第2のデータラインに供給する第2のライトパスと、
    前記第1のデータラインを介して読み出された前記リードデータを前記第1のポートに供給する第1のリードパスと、
    前記第2のデータラインを介して読み出された前記リードデータを前記第2のポートに供給する第2のリードパスと、を含んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  5. 第1及び第2のデータラインは、いずれもリード用ラインとライト用ラインを含んでおり、
    前記第1のライトパスは、前記第1のポートに入力された前記ライトデータを前記第1のデータラインのライト用ラインに供給し、
    前記第2のライトパスは、前記第2のポートに入力された前記ライトデータを前記第2のデータラインのライト用ラインに供給し、
    前記第1のリードパスは、前記第1のデータラインのリード用ラインを介して読み出された前記リードデータを前記第1のポートに供給し、
    前記第2のリードパスは、前記第2のデータラインのリード用ラインを介して読み出された前記リードデータを前記第2のポートに供給することを特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記入出力回路は、前記第1のポートに入力された前記ライトデータを前記第2のポートに供給し、前記第2のポートに入力された前記ライトデータを前記第1のポートに供給するバイパス回路をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記入出力回路は、前記第1のポートに対するライトアドレスと前記第2のポートに対するリードアドレスとの一致、並びに、前記第2のポートに対するライトアドレスと前記第1のポートに対するリードアドレスとの一致を検出する検出回路をさらに含み、
    前記バイパス回路は、前記検出回路によって一致が検出されたことに応答して、前記第1のライトパスへ供給された前記ライトデータを前記第2のリードパスに供給し、或いは、前記第2のライトパスへ供給された前記ライトデータを前記第1のリードパスに供給することを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記バイパス回路は、前記第1のライトパス上の前記ライトデータを前記第2のリードパスに供給する第1のバイパス回路と、前記第2のライトパス上の前記ライトデータを前記第1のリードパスに供給する第2のバイパス回路とを含んでいることを特徴とする請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記入出力回路は、前記第1のライトパスへ供給された前記ライトデータを前記第1のリードパスに供給し、或いは、前記第2のライトパスへ供給された前記ライトデータを前記第2のリードパスに供給するバイパス回路をさらに含むことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記入出力回路は、前記第2のリードパス上の前記リードデータを前記第1のリードパスに供給する回路をさらに含んでいることを特徴とする請求項8又は9に記載の半導体記憶装置。
  11. 前記第1及び第2のデータラインがいずれも階層化構造を有していることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
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