JP2010122610A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クリーニング性を向上させると共に画像形成不良を抑制できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】無端回走する転写面21aにトナー像が転写される中間転写ベルト21と、転写面21aに残留したトナーを電気的に吸着して除去するクリーニング装置30とを有するプリンタであって、クリーニング装置30が設けられる位置よりも上流側で転写面21aと摺接し、上記トナーに上記吸着のための前処理をするプレブラシ100と、プレブラシ100が設けられる位置よりも上流側に設けられ、上記摺接による上記上流側への上記トナーの飛散を防止するトナー飛散防止シート110とを有するという構成を採用する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、またはファクシミリ装置等の画像形成装置に関するものである。
用紙等に所望の画像を形成する画像形成装置においては、例えばトナー像を感光体から転写ベルトの転写面に一次転写した後、一次転写したトナー像を用紙等に二次転写することで画像形成を行う。この画像形成装置は、一般に、バイアスが印加されたクリーニング部材等を有するクリーニング装置を備え、次の転写で画像形成不良を生じさせないように二次転写後の転写面に残留したトナーを機械的及び電気的に除去する構成となっている。
このようなクリーニング装置を備える画像形成装置として、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1には、クリーニング装置のクリーニング性を向上させるため、クリーニング装置の上流側にブレードやロール等の前処理部材を設けて、トナーに前処理を施すものが開示されている。
特開2005−250411号公報
しかしながら、特許文献1のようにクリーニング装置のクリーニング性を向上させるため前処理部材を転写面に摺接するように設けると、転写面に残留したトナーが掻き散らされ、特に前処理部材の位置よりも上流側にトナーが飛散してしまうという問題がある。飛散したトナーは、装置内に配置された感光体をはじめ光学系や帯電器等を汚染して、各種の画像形成不良等を引き起こす虞がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、クリーニング性を向上させると共に画像形成不良を抑制できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、転写面にトナー像が転写されると共に無端回走する転写ベルトと、上記転写面に残留したトナーを電気的に吸着して除去するクリーニング装置とを有する画像形成装置であって、上記クリーニング装置が設けられる位置よりも上流側で上記転写面と摺接し、上記トナーに上記吸着のための前処理をするプレクリーニング装置と、上記プレクリーニング装置が設けられる位置よりも上流側に設けられ、上記摺接による上記上流側への上記トナーの飛散を防止する飛散防止部材とを有するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、プレクリーニング装置が設けられる位置から上流側にトナーが飛散することが抑制される。
また、本発明においては、上記飛散防止部材は、上記上流側で上記転写面の上方空間を遮蔽するように設けられているという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、プレクリーニング装置の上流側の上方空間が遮蔽されるため上流側にトナーが飛散することが抑制される。
また、本発明においては、上記飛散防止部材は、上記転写面と摺接するように設けられているという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、飛散防止部材と転写面との隙間からトナーが装置内に飛散することが防止され、上流側にトナーが飛散することがより確実に抑制される。
また、本発明においては、上記飛散防止部材は、導電性を有するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、飛散防止部材が導電性を有することにより電荷が溜まることが抑制され、転写面と摺接することで摩擦帯電してトナーを引き付け、摺接位置でトナーが飛散してしまうことが抑制される。
また、本発明においては、上記飛散防止部材は、電気的に接地されているという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、飛散防止部材に電荷が溜まることなく、転写面との摺接状態を保つことが可能となり、転写面と摺接することで摩擦帯電してトナーを引き付け、摺接位置でトナーが飛散してしまうことがより確実に抑制される。
また、本発明においては、上記飛散防止部材は、電気的に接地されて導電性を有するホルダ部材に支持されているという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、ホルダ部材を介して飛散防止部材が電気的に接地される。
また、本発明においては、上記プレクリーニング装置は、上記転写面と摺接するブラシ部材を有するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、ブラシにより転写面に残留したトナーを掻き乱すことで下流側のクリーニング装置の吸着処理を効果的に行わせることが可能となる。
また、本発明においては、上記飛散防止部材は、可撓性を有するシート部材からなるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、シート部材により上流側にトナーが飛散することが抑制され、また可撓性を有するため自在に変形して転写面と密に接することが可能となる。
本発明によれば、転写面にトナー像が転写されると共に無端回走する転写ベルトと、上記転写面に残留したトナーを電気的に吸着して除去するクリーニング装置とを有する画像形成装置であって、上記クリーニング装置が設けられる位置よりも上流側で上記転写面と摺接し、上記トナーに上記吸着のための前処理をするプレクリーニング装置と、上記プレクリーニング装置が設けられる位置よりも上流側に設けられ、上記摺接による上記上流側への上記トナーの飛散を防止する飛散防止部材とを有するという構成を採用することによって、プレクリーニング装置が設けられる位置から上流側にトナーが飛散することが抑制される。
したがって、本発明では、クリーニング性を向上させると共に画像形成不良を抑制する画像形成装置を提供することができる効果がある。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明においては、本発明をプリンタ(画像形成装置)に適応した場合の例について説明する。また、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
先ず、図1を参照して、本実施形態におけるプリンタPの構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるプリンタPの構成を示す概略図である。
プリンタPは、図1に示すように、画像を形成する画像形成部2と、用紙を収容する給紙カセット3と、画像形成部2にて形成された画像を用紙に転写する二次転写部4と、転写された画像を用紙上に定着させる定着部5と、定着が完了し排出された用紙を受ける排紙トレイ6と、給紙カセット3から排紙トレイ6まで用紙を搬送する搬送路7とを有する。
画像形成部2は、無端回走する中間転写ベルト(転写ベルト)21と、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各色にそれぞれ対応したトナー像を形成すると共に、形成したトナー像を中間転写ベルト21の転写面21aに転写する画像形成ユニットF(FY、FM、FC、FK)と、中間転写ベルト21の転写面21aに残留したトナーを除去するクリーニング装置30と、クリーニング装置30の上流側に設けられるプレブラシ(プレクリーニング装置)100と、プレブラシ100の上流側に設けられるトナー飛散防止シート(飛散防止部材)110とを有する。
中間転写ベルト21は、駆動ローラ22、従動ローラ23に張架されて、図1において反時計回りに無端回走する構成となっている。
駆動ローラ22は、モータ等の駆動源を有する駆動部に接続され、中間転写ベルト21に対しグリップ力を付与しつつ回走させるものである。従動ローラ23は、駆動ローラ22の回転駆動に従動して回転駆動するものである。
画像形成ユニットFは、感光体10と、帯電器11と、露光装置12と、現像装置13と、一次転写ローラ14とを有し、さらに不図示のクリーニング装置及び除電装置等とを概略備える。
感光体10は、円柱に形状設定され、その周面に静電潜像及び当該静電潜像に基づくトナー像が形成されるものである。帯電器11は、感光体10に対して対向配置され、感光体10の周面を帯電状態とするものである。露光装置12は、印刷形式の画像データに基づいて射出されるレーザ光を帯電状態の感光体10の周面において走査するものである。現像装置13は、感光体10の周面に対してトナーを供給することによって感光体10の周面上に静電潜像に基づくトナー像を現像するものである。一次転写ローラ14は、中間転写ベルト21を挟んで感光体10と対向配置され、感光体10に現像されたトナー像を中間転写ベルト21に一次転写するものである。
給紙カセット3は、装置本体に対して引き出し自在であり、用紙を収容する構成となっている。
二次転写部4は、中間転写ベルト21上に形成された画像を用紙に二次転写するものであって、中間転写ベルト21を駆動させる駆動ローラ22と、中間転写ベルト21を挟んで該駆動ローラ22と対向配置される二次転写ローラ41とを備える。
定着部5は、用紙上に二次転写された画像を定着させるものであり、加圧・加熱することによりトナーを定着させる加熱ローラ51を備える。
搬送路7は、給紙カセット3から用紙を搬出するピックアップローラ71、用紙を搬送する給紙ローラ72、排紙トレイ6に用紙を排紙する排紙ローラ73等を備える。
次に、クリーニング装置30、プレブラシ100及びトナー飛散防止シート110の構成について、図2〜図4を参照して詳しく説明する。
図2は、本発明の実施形態における中間転写ベルト21が設けられる部位の拡大図である。
図3は、本発明の実施形態におけるクリーニング装置30、プレブラシ100及びトナー飛散防止シート110が設けられる部位の要部拡大図である。
図4は、本発明の実施形態におけるプレブラシ100及びトナー飛散防止シート110の構成を示す斜視図である。
クリーニング装置30、プレブラシ100及びトナー飛散防止シート110は、二次転写部4が設けられる位置よりも下流側であって画像形成ユニットFの感光体10が設けられる位置よりも上流側に設けられている。また、図2に示すように、上流側から、トナー飛散防止シート110、プレブラシ100、クリーニング装置30の順に設けられている。
クリーニング装置30は、図3に示すように、ブラシローラ31と、金属ローラ32と、スクリュー33とを概略備える。
ブラシローラ31は、周面にブラシが設けられ、該ブラシが転写面21aに当接するように配設される。ブラシローラ31は、転写面21aの回走方向と逆方向に回転(図3において反時計回りに回転)する構成となっている。また、ブラシローラ31は、不図示のバイアス電源からバイアスが印加され、帯電しているトナーを電気的に吸着する構成となっている。
金属ローラ32は、図3において時計回りに回転し、ブラシローラ31と当接するように配設される。金属ローラ32は、ブラシローラ31からトナーを受け取り、受け取ったトナーをスクリュー33が設けられている回収室30A側に搬送する構成となっている。回収室30A側には、ゴム等の弾性部材から形成されるブレード30A1が設けられており、ブレード30A1により金属ローラ32の周面上のトナーが掻き落される。また、回収室30Aには、掻き落されたトナーが金属ローラ32側に戻らないようにPETフィルム30A2が設置されている。
スクリュー33は、回転駆動することによって金属ローラ32から掻き落されたトナーをクリーニング装置30外の例えば廃棄部等に搬送する構成となっている。
プレブラシ100は、鉛直下方に起毛する固定ブラシであって、その先端部が転写面21aに接触するように配置される。このプレブラシ100は、転写面21aの上方に設置されるホルダ部材120に固定されている(図4参照)。
プレブラシ100は、クリーニング装置30の上流側で転写面21aと摺接することにより転写面21a上に電気的に吸着しているトナーを物理的に掻き乱すことで、転写面21a上のトナーを浮かす(ズラす)ことにより、下流側でのブラシローラ31によるクリーニング性を向上させる構成となっている。
トナー飛散防止シート110は、図3に示すように、プレブラシ100と転写面21aとの摺接位置において発生するトナーの上流側への飛散を防止するように、プレブラシ100が設けられる位置よりも上流側に配設される。トナー飛散防止シート110は、導電性ウレタンシートや導電性PETフィルム等の可撓性を有する導電性シート部材から構成される。トナー飛散防止シート110は、中間転写ベルト21の幅よりも大きい幅を有すると共に、基端部111がホルダ部材120に支持され、先端部112が転写面21aに摺接するように配置される。このトナー飛散防止シート110は、プレブラシ100の上流側であって転写面21aの上方空間Xを遮蔽するように設けられている。
ホルダ部材120は、下流側にプレブラシ100が、上流側にトナー飛散防止シート110が設けられ、ネジ部材121を介して中間転写ベルト21を支持する中間転写ユニット筐体部21Aに固定される(図3及び図4参照)。ホルダ部材120は、プレブラシ100とトナー飛散防止シート110とが適切に転写面21aに接触するように固定される。このホルダ部材120は、中間転写ベルト21の幅よりも大きい幅を有すると共に、電気的に接地され導電性を有する板金から形成される。
続いて、上記構成のプリンタPによるクリーニング動作について説明する。
プリンタPは、図1に示す二次転写部4により画像形成ユニットFで形成したトナー像を用紙に転写させる。二次転写部4を経た未転写のトナーは、転写面21aに付着したまま下流側に搬送される。
図3に示すように下流側にはトナー飛散防止シート110が転写面21aに摺接するように配設される。転写面21aに付着したトナーは、トナー飛散防止シート110を撓ませて、トナー飛散防止シート110が設けられる位置を通過する。
ここで、トナー飛散防止シート110は、ホルダ部材120を介して電気的に接地されているため、転写面21aとの摺接による摩擦帯電が抑制される。すなわち、トナー飛散防止シート110を導電性シート部材とすることで静電気が溜まることなく転写面21aとの摺接状態を保つことが可能となり、摩擦帯電してトナーを引き付け、トナー飛散防止シート110の摺接位置でトナーが飛散することが抑制される。
トナー飛散防止シート110の下流側には、プレブラシ100が転写面21aに摺接するように配設される。転写面21aに付着したトナーは、トナー飛散防止シート110が設けられる位置を通過した後、プレブラシ100により前処理を施される。
具体的には、プレブラシ100は、クリーニング装置30の上流側で転写面21aと摺接することにより転写面21a上に電気的に吸着しているトナーを物理的に掻き乱すことで、転写面21a上のトナーを浮かす(ズラす)ことにより、下流側でのブラシローラ31による吸着効率を向上させる。
このとき、トナーがプレブラシ100の摺接位置から上流側に飛散することがあるが、トナー飛散防止シート110及びホルダ部材120が協働して転写面21aの上方空間Xを遮蔽しているため、トナー飛散防止シート110より上流側にトナーが飛散することが防止される。また、トナー飛散防止シート110が可撓性を有し、自在に変形して転写面21aと密に接するため、トナー飛散防止シート110と転写面21aとの隙間からトナーが装置内に飛散することが防止される。
プレブラシ100を通過したトナーは、下流側に設けられたクリーニング装置30により転写面21aから除去される。
具体的には、ブラシローラ31が転写面21aと接触しつつ回転する物理的作用とバイアスが印加されることによる電気的作用により、トナーが転写面21aからブラシローラ31に吸着する。ブラシローラ31に吸着したトナーは、金属ローラ32により回収室30A側に搬送されブレード30A1により掻き落される。そして、掻き落されたトナーは、スクリュー33によりクリーニング装置30外に搬送されることとなる。
したがって、上述の本実施形態によれば、転写面21aにトナー像が転写されると共に無端回走する中間転写ベルト21と、転写面21aに残留したトナーを電気的に吸着して除去するクリーニング装置30とを有するプリンタPであって、クリーニング装置30が設けられる位置よりも上流側で転写面21aと摺接し、上記トナーに上記吸着のための前処理をするプレブラシ100と、プレブラシ100が設けられる位置よりも上流側に設けられ、上記摺接による上記上流側への上記トナーの飛散を防止するトナー飛散防止シート110とを有するという構成を採用することによって、プレブラシ100が設けられる位置から上流側にトナーが飛散することが抑制されるため、飛散したトナーが装置内に配置された感光体10をはじめ帯電器11等を汚染して各種の画像形成不良等を引き起こすことが防止される。
したがって、本実施形態では、クリーニング性を向上させると共に画像形成不良を抑制するプリンタPを提供することができる効果がある。
また、本実施形態においては、トナー飛散防止シート110は、上記上流側で上記転写面21aの上方空間Xを遮蔽するように設けられているという構成を採用することによって、プレブラシ100の上流側の上方空間Xを遮蔽することにより上流側にトナーが飛散することが抑制される。
また、本実施形態においては、トナー飛散防止シート110は、転写面21aと摺接するように設けられているという構成を採用することによって、トナー飛散防止シート110と転写面21aとの隙間からトナーが装置内に飛散することが防止され、より確実に上流側にトナーが飛散することが抑制される。
また、本実施形態においては、トナー飛散防止シート110は、導電性を有するという構成を採用することによって、電荷が溜まることが抑制され、転写面21aと摺接することで摩擦帯電してトナーを引き付け摺接位置においてトナーが飛散することなく、トナーを通過させることができる。
また、本実施形態においては、トナー飛散防止シート110は、電気的に接地されているという構成を採用することによって、トナー飛散防止シート110に電荷が溜まることなく、転写面21aとの摺接状態を保つことが可能となり、摺接位置でトナーが飛散してしまうことがより確実に抑制される。
また、本実施形態においては、トナー飛散防止シート110は、電気的に接地されて導電性を有するホルダ部材120に支持されているという構成を採用することによって、ホルダ部材120を介してトナー飛散防止シート110が電気的に接地される。
また、本実施形態においては、プレブラシ100が、転写面21aと摺接するという構成を採用することによって、ブラシにより転写面21aに残留したトナーを掻き乱すことで下流側のクリーニング装置30の吸着を効果的に行わせることが可能となる。
また、本実施形態においては、トナー飛散防止シート110は、可撓性を有するシート部材からなるという構成を採用することによって、シート部材により上流側にトナーが飛散することが抑制され、また可撓性を有するため自在に変形して転写面21aと密に接することが可能となる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上述した本実施形態では、プレクリーニング装置は、プレブラシ100から構成されると説明したが、本発明は、上記構成に限定されるものではなく、例えば、ブレードやスポンジ等の部材であってもよい。しかし、本実施形態のようにプレブラシ100から構成されれば、摺接位置でトナーが滞ることなく起毛の隙間を通過してクリーニング装置30に向かうことが可能となり、クリーニング性が向上される。また、プレブラシ100が導電性を有する部材から構成されても良い。この構成によれば、プレブラシ100がホルダ部材120を介して電気的に接地されるため、プレブラシ100にトナーが電気的に吸着することなく、クリーニング装置30に向かうことが可能となり、クリーニング性が向上される。
また、例えば、上述した本実施形態では、トナー飛散防止シート110は、転写面21aと非接触で設けられる構成であっても良い。
また、上述した本実施形態では、飛散防止部材は、トナー飛散防止シート110から構成されると説明したが、本発明は、上記構成に限定されるものではなく、例えば、ブレード、あるいはホルダ部材120の上流側を屈曲させて上方空間Xを遮蔽する構成であっても良い。
本発明の実施の形態におけるプリンタの構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態における中間転写ベルトが設けられる部位の拡大図である。 本発明の実施の形態におけるクリーニング装置、プレブラシ及びトナー飛散防止シートが設けられる部位の要部拡大図である。 本発明の実施の形態におけるプレブラシ及びトナー飛散防止シートの構成を示す斜視図である。
符号の説明
21…中間転写ベルト(転写ベルト)、21a…転写面、30…クリーニング装置、100…プレブラシ(プレクリーニング装置、ブラシ部材)、110…トナー飛散防止シート(飛散防止部材、シート部材)、120…ホルダ部材、P…プリンタ(画像形成装置)、X…上方空間

Claims (8)

  1. 転写面にトナー像が転写されると共に無端回走する転写ベルトと、前記転写面に残留したトナーを電気的に吸着して除去するクリーニング装置とを有する画像形成装置であって、
    前記クリーニング装置が設けられる位置よりも上流側で前記転写面と摺接し、前記トナーに前記吸着のための前処理をするプレクリーニング装置と、
    前記プレクリーニング装置が設けられる位置よりも上流側に設けられ、前記摺接による前記上流側への前記トナーの飛散を防止する飛散防止部材とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記飛散防止部材は、前記上流側で前記転写面の上方空間を遮蔽するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記飛散防止部材は、前記転写面と摺接するように設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記飛散防止部材は、導電性を有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記飛散防止部材は、電気的に接地されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記飛散防止部材は、電気的に接地されて導電性を有するホルダ部材に支持されていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記プレクリーニング装置は、前記転写面と摺接するブラシ部材を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記飛散防止部材は、可撓性を有するシート部材からなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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