JP2010122492A - 情報表示用パネルの製造方法および情報表示用パネル - Google Patents

情報表示用パネルの製造方法および情報表示用パネル Download PDF

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信吾 大野
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櫻井  良
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三博 西田
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寛治 田中
Masayuki Nishii
雅之 西井
Yoshitomo Masuda
善友 増田
Hirotaka Yamazaki
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Abstract

【課題】簡単な工程で生産性良くカラー型情報表示用パネルを得ることができる情報表示用パネルの製造方法および情報表示用パネルを提供する。
【解決手段】対向電極対の一方を構成する透明画素用電極6が形成された無色透明なフィルムを基材11として、このフィルム基材の、透明画素用電極が形成されていない方の面にカラーフィルター12R、12G、12BLが形成されたカラーフィルターフィルム13を作製し、このカラーフィルターフィルムを、情報表示用パネルの内側となる観察側の透明パネル基板に接着剤により貼り合せてカラーフィルター基板15を作製し、少なくとも一方のパネル基板に形成した隔壁で囲んで構成したセル内に表示媒体を配置後、対向電極対のもう一方を構成する画素用電極を有する背面側パネル基板を貼り合わせるか、あるいは、対向電極対のもう一方を構成する画素用電極を有する背面側パネル基板とカラーフィルターとを観察側の透明パネル基板の内側に設けたカラー表示可能な情報表示用パネルを作製する。
【選択図】図4

Description

本発明は、少なくとも一方が透明な対向する2枚の基板間空間に、表示媒体を封入し、観察側パネル基板から入射した光を、表示媒体で反射させた反射光として、観察側パネル基板に設けた各色のカラーフィルターを通して認識することで、表示媒体によって表示された画像等の情報を観察できるようにしたカラー表示可能な情報表示用パネルの製造方法および情報表示用パネルに関するものである。
従来の透過型液晶表示方式パネル装置(LCD)に代わる情報表示用パネル装置として、帯電粒子気体中移動方式、帯電粒子液体中電気泳動方式、エレクトロクロミック方式、サーマル方式、2色粒子回転方式等、表示媒体からの反射光にて視認する技術を用いて紙に描かれたものを見るような視認性が得られる情報表示用パネル装置が提案されている。これらの技術は、LCDと比較すると、通常の印刷物に近い広い視野角が得られる、消費電力が小さい、メモリー機能を有している等のメリットがあることから、次世代の安価な情報表示用パネル装置に使用可能な技術として考えられており、携帯端末用情報表示用パネル装置、電子ペーパー型情報表示用パネル装置等への展開が期待されている。特に最近では、帯電性粒子を分散粒子として分散液とともにマイクロカプセルに封入し、これを対向する基板間に配置した帯電粒子液体中電気泳動方式や、帯電性粒子を含んだ粒子群として構成した表示媒体を対向する基板間の気体空間に配置した帯電粒子気体中移動方式が提案され、期待が寄せられている。
そして、従来の液晶ディスプレイにカラーフィルターを組み合せたカラー表示型液晶ディスプレイ(例えば、特許文献1参照)と同様の技術を適用した帯電粒子気体中移動方式、帯電粒子液体中電気泳動方式、エレクトロクロミック方式、サーマル方式、2色粒子回転方式等のカラー表示型情報表示用パネル装置も知られている。
特開2002−303716号公報
上述した従来のカラーフィルターを組み合せた情報表示用パネルでは、透明基板の上にカラーフィルターを形成し、その上に透明電極を形成するか、透明基板の上に透明電極を形成し、その上にカラーフィルターを形成するかして構成していた。
すなわち、図9(a)に示すように、観察側の透明パネル基板51の上に対向電極対の一方を構成する透明画素用電極52を形成し、その上にカラーフィルター53R、53G、53BLを形成したり、図9(b)に示すように、観察側の透明パネル基板51上にカラーフィルター53R、53G、53BLを形成し、その上に対向電極対の一方を構成する透明画素用電極52を形成したりしていた。そして、図10(a)に示すように、カラーフィルターを形成した透明パネル基板51に隔壁54を形成し、隔壁で囲まれたセル内に黒色表示媒体55Bおよび白色表示媒体55Wを配置後、対向電極対のもう一方を構成する画素用電極56を設けた背面側パネル基板57を貼り合わせるか、あるいは、図10(b)に示すように、画素用電極56を設けた背面側パネル基板57に隔壁54を形成し、隔壁で囲まれたセル内に黒色表示媒体55Bおよび白色表示媒体55Wを配置後、カラーフィルターを形成した透明パネル基板51を貼り合わせて、カラー型情報表示用パネルとしていた。
そのため、透明基板上に最初に形成したカラーフィルター表面または透明基板上に最初に形成した透明電極表面を平坦にしてから、透明電極またはカラーフィルターを形成しなけらばならずこの平坦化工程という工数が掛かって生産性の面で問題があった。
本発明の目的は上述した問題点を解消して、簡単な工程で生産性良くカラー型情報表示用パネルを得ることができる情報表示用パネルの製造方法および情報表示用パネルを提供しようとするものである。
本発明の情報表示用パネルの製造方法は、対向電極対の一方を構成する透明画素用電極が形成された無色透明なフィルムを基材として、このフィルム基材の、電極が形成されていない方の面にカラーフィルターが形成されたカラーフィルターフィルムを作製し、このカラーフィルターフィルムを、透明パネル基板の情報表示用パネルの内側となる面に接着剤により貼り合せて作製したカラーフィルター基板を情報表示用パネルの観察側パネル基板とし、対向電極対のもう一方を構成する画素用電極が形成された背面側パネル基板とを、前記2枚のパネル基板の少なくとも一方側に形成した隔壁で仕切られたセル内に表示媒体を配置した後、前記2枚のパネル基板を貼り合せて、カラーフィルターを、観察側パネル基板を構成する透明パネル基板の内側に設けたことを特徴とするものである。
本発明の情報表示用パネルの製造方法の好適例は、カラーフィルターフィルムの、カラーフィルターの存在する側を、観察側の透明パネル基板と対向させること、カラーフィルターフィルムの、対向電極対の一方を構成する透明画素用電極の存在する側を、観察側の透明パネル基板と対向させること、対向電極対の一方を構成する透明画素用電極およびカラーフィルターを形成するフィルム基材の厚さを、9μm〜200μmの範囲、より好ましくは、9μm〜100μmの範囲とすること、カラーフィルターフィルムと透明パネル基板とを貼り合わせる接着剤として、アクリル系接着剤、メタクリル系接着剤、エポキシ系接着剤などの無色透明な材料に光硬化開始剤または熱硬化開始剤または光硬化開始剤と熱硬化開始剤との双方が含まれた無色透明な接着剤を用いること、カラーフィルターフィルムと透明パネル基板とを貼り合わせるにあたり、接着剤に光硬化開始剤と熱硬化開始剤との双方を含んだ接着剤を用い、光硬化開始剤による硬化反応でカラーフィルターフィルムと透明パネル基板とを位置合わせ接着(仮接着)した後、熱プレスや熱ローラを用いて熱硬化開始剤による硬化反応でカラーフィルターフィルムと透明パネル基板とを確実に接着すること、カラーフィルターの形成は、フォトリソ法、フレキソ印刷法、インクジェット印刷法のいずれかによって各色カラーフィルターを順次形成すること、セル内に配置する表示媒体が、第1の帯電極性を有する白色粒子を含んだ粒子群として構成された白色表示媒体および第1の帯電極性とは反対の極性である第2の帯電極性を有する黒色粒子を含んだ粒子群として構成された黒色表示媒体との2種類の表示媒体であること、がある。
また、本発明の情報表示用パネルは、カラーフィルターとして少なくとも三原色カラーフィルターを配置し、上述した情報表示用パネルの製造方法によって製造したことを特徴とするものである。
本発明の情報表示用パネルの製造方法によれば、対向電極対の一方を構成する透明画素用電極が形成された無色透明なフィルムを基材として、このフィルム基材の、電極が形成されていない方の面にカラーフィルターが形成されたカラーフィルターフィルムを観察側パネル基板(透明基板)に貼り合せた構成の積層型カラーフィルター基板としたので、カラーフィルター表面または透明電極表面の平坦化工程を用いることなくカラーフィルター基板が得られるようになりカラーフィルター基板の生産性が向上した。
また、カラーフィルターフィルムのフィルム基材の厚さを、9μm〜200μm、好ましくは9μm〜100μmとした好適例では、表示媒体と電極とが接する構成が好ましいカラー型情報表示用パネルにおいてもカラーフィルターと表示媒体との距離において斜めから見るときでもカラーフィルターを通して隣の画素にある表示媒体からの反射光を見てしまう視野ずれを起こすことなく、混色のないカラー表示ができる情報表示用パネルとなる。
さらに、表示媒体と電極とが接する構成を必要としないカラー型情報表示用パネルにおいては、カラーフィルターフィルムの透明電極が透明基板に接するように貼り合せればカラーフィルターが表示媒体と接するようにでき、カラーフィルターと表示媒体との距離を隔てることがなく、この場合には、カラーフィルターフィルムのフィルム基材の厚さに関係なく上記視野ずれの問題は起こらない情報表示用パネルとなる。
まず、本発明において、カラーフィルターを設ける対象となる情報表示用パネルの構成について帯電粒子移動方式の情報表示用パネルの例を用いて説明する。前記情報表示用パネルでは、対向する2枚の基板間に封入した、帯電粒子を含んだ粒子群として構成した表示媒体に電界が付与される。付与された電界方向に沿って、表示媒体が電界による力やクーロン力などによって引き寄せられ、表示媒体が電界方向の変化によって移動することにより、画像等の情報表示がなされる。従って、表示媒体が、均一に移動し、かつ、繰り返し表示情報を書き換える時あるいは表示情報を継続して表示する時の安定性を維持できるように、情報表示用パネルを設計する必要がある。ここで、表示媒体を構成する粒子にかかる力は、粒子同士のクーロン力により引き付けあう力の他に、電極や基板との電気鏡像力、分子間力、液架橋力、重力などが考えられる。
本発明の対象となる情報表示用パネルの一例である帯電粒子気体中移動方式の情報表示用パネルにおいて表示媒体を駆動させて表示を行う様子を、図1(a)、(b)〜図2(a)、(b)に基づき説明する。
図1(a)、(b)に示す例では、少なくとも光学的反射率および帯電性を有する粒子を含んだ粒子群として構成した光学的反射率および帯電特性が異なる少なくとも2種類の表示媒体(ここでは負帯電性白色粒子3Waを含んだ粒子群として構成した白色表示媒体3Wと正帯電性黒色粒子3Baを含んだ粒子群として構成した黒色表示媒体3Bを示す)を、隔壁4で形成された各セルにおいて、基板1に設けた電極5(TFT付き画素電極)と基板2に設けた電極6(共通電極)とが対向して形成する画素電極対に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、基板1、2と垂直に移動させる。そして、図1(a)に示すように白色表示媒体3Wを観察者に視認させて白色表示を、あるいは、図1(b)に示すように黒色表示媒体3Bを観察者に視認させて黒色表示を、白黒のドットでマトリックス表示している。なお、図1(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
図2(a)、(b)に示す例では、少なくとも光学的反射率および帯電性を有する粒子を含んだ粒子群として構成した光学的反射率および帯電特性が異なる少なくとも2種類の表示媒体(ここでは負帯電性白色粒子3Waを含んだ粒子群として構成した白色表示媒体3Wと正帯電性黒色粒子3Baを含んだ粒子群として構成した黒色表示媒体3Bを示す)を、隔壁4で形成された各セルにおいて、基板2に設けたライン電極6と基板1に設けたライン電極5とが対向直交交差して形成する画素電極対に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、基板1、2と垂直に移動させる。そして、図2(a)に示すように白色表示媒体3Wを観察者に視認させて白色表示を、あるいは、図2(b)に示すように黒色表示媒体3Bを観察者に視認させて黒色表示を、白黒のドットでマトリックス表示している。なお、図2(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
本発明の情報表示用パネルの製造方法の特徴は、上述した構造の情報表示用パネルの観察側の透明パネル基板にカラーフィルターを備えた情報表示用パネルを製造するにあたり、対向電極対の一方を構成する透明画素用電極が形成された無色透明なフィルムを基材として、このフィルム基材の、電極が形成されていない方の面にカラーフィルターが形成されたカラーフィルターフィルムを作製し、このカラーフィルターフィルムを観察側パネル基板(透明基板)に貼り合せた構成のカラーフィルター基板とした点にある。
また、上記カラーフィルターフィルムのカラーフィルター形成面を透明パネル基板と接するように貼り合せて、透明画素用電極/カラーフィルターフィルム基材/カラーフィルター/接着剤層/透明パネル基板の順番としたり、上記カラーフィルターフィルムの透明画素用電極形成面を透明パネル基板と接するように貼り合せて、カラーフィルター/カラーフィルターフィルム基材/透明画素用電極/接着剤層/透明パネル基板の順番としたりした積層構造のカラーフィルター基板とした。
さらに、透明画素用電極およびカラーフィルター層を形成するフィルム基材は、可とう性のある透明樹脂フィルム製の透明シートが好ましく、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)などが好適に用いられる。フィルム状の薄いガラスシートを用いることもできるが、樹脂フィルムに比べ取り扱いにくい点を考えると樹脂フィルムの方が好ましい。その厚さは、透明画素用電極の形成およびカラーフィルターの形成に支障がなければできるだけ薄いことが好ましく、9μm〜200μmの範囲、より好ましくは9μm〜100μmの範囲となる。
さらにまた、カラーフィルターフィルムと透明パネル基板とを貼り合せる接着剤は、アクリル系接着剤、メタクリル系接着剤、エポキシ系接着剤などの無色透明な材料に光硬化開始剤または熱硬化開始剤または光硬化開始剤と熱硬化開始剤との双方が含まれた無色透明な接着剤を用いて行う。カラーフィルターフィルムと透明パネル基板とを貼り合せる方法としては、プレス機を用いたプレス法や表面温度を熱制御されたローラを用いた熱ローララミネート法などを用いる。この場合、接着剤に光硬化開始剤と熱硬化開始剤との双方を含んだ接着剤を用い、光硬化開始剤による硬化反応でカラーフィルターフィルムと透明パネル基板とを位置合わせ接着(仮接着)した後、熱プレスや熱ローラを用いて熱硬化開始剤による硬化反応でカラーフィルターフィルムと透明パネル基板とを確実に接着するのが好ましい。
また、カラーフィルター層は、三原色のカラーフィルターまたは三原色および無色透明のカラーフィルターで構成する。カラーフィルターフィルムは、透明画素用電極がパターニングされたフィルム基材のもう一方の面に各色カラーフィルターを、パターニングされた画素用電極に合わせて順次形成する。カラーフィルターの形成は、フォトリソ法のほか、フレキソ印刷やインクジェット印刷などの印刷法を用いて行う。透明画素用電極の位置を透明なフィルム基材を通して確認しながら各色カラーフィルターを順次形成する。
図3(a)、(b)および図4(a)、(b)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの製造方法の一例を説明するための図である。
図3(a)、(b)および図4(a)、(b)に従って本発明の情報表示用パネルの製造方法の一例を説明する。まず、図3(a)、(b)に示すように、対向電極対の一方を構成する透明画素用電極6が形成された、厚さの薄い無色透明なフィルムをフィルム基材11として、このフィルム基材11の電極6が形成されていない方の面にカラーフィルター12R、12G、12BLが形成された、カラーフィルターフィルム13を作製する。次に、このカラーフィルターフィルム13を、情報表示用パネルの内側となる観察側の透明パネル基板に、透明接着剤14により貼り合わせて、カラーフィルター基板15を作製する。なお、図3(a)に示す例は、カラーフィルターフィルム13のカラーフィルター12R、12G、12BLの存在する側を、観察側の透明パネル基板2と対向させた例を示す。また、図3(b)に示す例は、カラーフィルターフィルム13の透明画素用電極6の存在する側を、観察側の透明パネル基板2と対向させた例を示す。
次に、図4(a)に示すように、カラーフィルターフィルム13を貼り合わせたカラーフィルター基板15に隔壁4を形成し、隔壁で囲まれたセル内に黒色表示媒体3Bおよび白色表示媒体3Wを配置後、対向電極対のもう一方を構成する画素用電極5を有する背面側パネル基板1を貼り合わせる。あるいは、図4(b)に示すように、対向電極対のもう一方を構成する画素用電極5を有する背面側パネル基板1に形成した隔壁で囲んで構成したセル内に黒色表示媒体3Bおよび白色表示媒体3Wを配置後、カラーフィルターフィルム13を貼り合わせたカラーフィルター基板15を貼り合わせる。これにより、カラー表示可能な情報表示用パネルを得ることができる。
次に、上述した本発明の情報表示用パネルの製造方法で作製される情報表示用パネルのパネル構成の一例について説明する。
図5(a)〜(c)、図6(a)〜(c)、図7(a)、(b)および図8(a)、(b)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの製造方法で作製される情報表示用パネルのパネル構成の一例を説明するための図である。これらの図において、上述した図1(a)、(b)〜図4(a)、(b)に示した例と同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図5(a)〜(c)に示す例において、図5(a)は情報表示用パネルにおける1表示単位の平面を示し、図5(b)は図5(a)におけるA−A線に沿った断面を示し、図5(c)は図5(a)におけるB−B線に沿った断面を示している。本例では、隔壁4のうち基板間ギャップ確保用部分4−1の内側に4個のセルを形成するセル形成用部分4−2を設けた1表示単位の例を示している。ライン電極5、6を直交交差させて形成した1個の電極対とカラーフィルターフィルム13上の三原色カラーフィルター12R、12G、12BLおよび無色透明フィルター12Tとを対応させている。そして、カラーフィルター基板15側に隔壁4(基板間ギャップ確保用部分4−1およびセル形成部分4−2)を形成し、少なくとも隔壁4のうち基板間ギャップ確保用部分4−1で背面側パネル基板1と接着剤21で接合している。
図6(a)〜(c)に示す例において、図6(a)は情報表示用パネルにおける1表示単位の平面を示し、図6(b)は図6(a)におけるA−A線に沿った断面を示し、図6(c)は図6(a)におけるB−B線に沿った断面を示している。本例では、隔壁4のうち基板間ギャップ確保用部分4−1の内側に4個のセルを形成するセル形成用部分4−2を設けた1表示単位の例を示している。ライン電極5、6を直交交差させて形成した1個の電極対とカラーフィルターフィルム13上の三原色カラーフィルター12R、12G、12BLおよび無色透明フィルター12Tとを対応させている。そして、ライン電極5を有する背面側パネル基板1側に隔壁4(基板間ギャップ確保用部分4−1およびセル形成部分4−2)を形成し、少なくとも隔壁4のうち基板間ギャップ確保用部分4−1でカラーフィルター基板15(観察側パネル基板2)と接着剤21で接合している。
図7(a)、(b)に示す例において、図7(a)は情報表示用パネルにおける1表示単位の平面を示し、図7(b)は図7(a)におけるA−A線に沿った断面を示す。本例では、隔壁4のうち基板間ギャップ確保用部分4−1の内側に3個の長方形セルを形成するセル形成用部分4−2を設けた1表示単位の例を示している。ライン電極5、6を直交交差させて形成した1個の電極対とカラーフィルターフィルム13上の三原色カラーフィルター12R、12G、12BLとを対応させている。そして、ライン電極5を有する背面側パネル基板1側に隔壁4(基板間ギャップ確保用部分4−1およびセル形成部分4−2)を形成し、少なくとも隔壁4のうち基板間ギャップ確保用部分4−1でカラーフィルター基板15(観察側パネル基板2)と接着剤21で接合している。
図8(a)、(b)に示す例において、図8(a)は情報表示用パネルにおける1表示単位の平面を示し、図8(b)は図8(a)におけるA−A線に沿った断面を示す。本例では、隔壁4のうち基板間ギャップ確保用部分4−1の内側に3個の長方形セルを形成するセル形成用部分4−2を設けた1表示単位の例を示している。ライン電極5、6を直交交差させて形成した1個の電極対とカラーフィルターフィルム13上の三原色カラーフィルター12R、12G、12BLとを対応させている。そして、カラーフィルター基板15側に隔壁4(基板間ギャップ確保用部分4−1およびセル形成部分4−2)を形成し、少なくとも隔壁4のうち基板間ギャップ確保用部分4−1で背面側パネル基板1と接着剤21で接合している。
次に、上述した本発明の情報表示用パネルの製造方法で作製される情報表示用パネルのパネル構成についての好適例について説明する。
本発明の対象となる情報表示用パネルの好適例として、R:赤色、G:緑色、B:青色、または、C:シアン色、M:マゼンタ色、Y:黄色の三原色のカラーフィルターを各画素に配置し、この3画素(ピクセル)をもって、表示単位画素を構成する、あるいは、この3画素(ピクセル)と隣接する別の、カラーフィルターを配置しない(無色透明フィルター)1画素との4画素(4ピクセル)をもって、1表示単位画素を構成し、2×2や4×1の画素(ピクセル)配列とすることがある。
本発明の対象となる情報表示用パネルでは、カラーフィルター層を、フレキソ印刷法、インクジェット印刷法やフォトリソ法を用いて、無色透明な樹脂フィルムの、透明画素用電極がパターニング形成された面とは反対側の面に形成したカラーフィルターフィルムを透明基板に無色透明な接着剤を用いて貼り合せてカラーフィルター基板を作製する。
このカラーフィルター基板には、カラー型情報表示用パネルのパネル構造体において、基板間ギャップ確保用とする隔壁部分や、セル形成専用とする隔壁部分を形成することができる。この隔壁材料としては、ドライフィルムレジスト材が好適に用いられる。一例として、アルフォNIT2(ニチゴーモートン社製)やPDF300(新日鐵化学社製)を使用することができる。カラー型情報表示用パネルのパネル構造体において、基板間ギャップ確保用とする隔壁部分や、セル形成専用とする隔壁部分を、カラーフィルター基板でないもう一方の基板に形成することもできるし、双方の基板にそれぞれ設けておき、パネル構造体とするときに双方の隔壁部分を接合するようにすることもできる。
形成したい隔壁部分の高さに合せた厚みのドライフィルムレジスト材をパネル基板に積層し、所定形状のフォトマスクを用いてフォトリソ法によってパターニングする。
隔壁のパネル基板間ギャップ確保用部分の幅は、20μm〜100μmの範囲とし、隔壁のセル形成部分の幅は、5μm〜30μmの範囲とし、セル形成部分の幅を、パネル基板間ギャップ確保用部分の幅よりも小さくすることができる。
カラーフィルター基板に配置する透明画素用電極の電極材料としては、酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム、亜鉛ドープ酸化インジウム(IZO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)、アンチモン錫酸化物(ATO)、導電性酸化錫、導電性酸化亜鉛等の透明導電金属酸化物類、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン等の透明導電性高分子類が挙げられる。
カラー型情報表示用パネルの背面側パネル基板に設ける画素用電極の電極材料としては、酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム、亜鉛ドープ酸化インジウム(IZO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)、アンチモン錫酸化物(ATO)、導電性酸化錫、導電性酸化亜鉛等の導電金属酸化物類、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン等の導電性高分子類や、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム等の金属や、これらの金属を主成分とする合金が挙げられる。背面側パネル基板に設ける電極は透明であってもよいし、透明でなくても良い。
電極の形成方法としては、上記例示の材料をスパッタリング法、真空蒸着法、CVD(化学蒸着)法、塗布法等で薄膜状に形成する方法や金属箔(例えば圧延銅箔)をラミネートする方法、導電剤を溶媒や合成樹脂バインダーに混合して塗布したりする方法が用いられる。パターン形成可能で導電性である上記材料を好適に用いることができる。なお、観察側電極厚みは、導電性が確保でき光透過性に支障がなければ良く、0.01〜10μmが好ましく、0.05〜5μmがより好ましい。また、背面側電極の厚みは、導電性が確保できれば良く、0.01〜10μmが好ましく、0.05〜5μmがより好ましい。
カラーフィルターフィルムに設ける電極として好適な透明導電性材料は、金属材料に比べて可とう性が小さく、また、金属材料に比べて電気抵抗が大きい。このカラーフィルターフィルムの電極には、透明電極材中での断線防止および電源から遠距離に位置する画素電極での電圧降下発生防止のため、金属細線と併用することが好ましい。この金属細線の幅は、1μm〜10μmとし、50μm〜500μmの範囲でランダムな間隔をもって配置すれば透明でないことによる表示視認性の妨げにもならず、表示視認性の低下を引き起こす干渉モアレを発生することもないので好ましい。背面側電極は光透過性を考慮する必要がないので電気抵抗が小さく、可とう性にも優れた前記金属材料が好適に用いられる。また、背面側電極の厚みは電気抵抗および生産性、コストの観点から、0.01〜10μmに設計される。
次に、上述した本発明の情報表示用パネルの製造方法で作製される情報表示用パネルのカラーフィルターの好適例について説明する。
カラーフィルターの作製方法(色材分散法)としては、以下の(1)、(2)等があり、フォトリソ法やフレキソ印刷法やインクジェット印刷法を用いて好適に作製する。
(1)光硬化型の樹脂に色材を分散させ、基板上に感光性樹脂層を形成し、これを紫外線などに露光することでパターニングすることにより単色のパターンを得る。この工程を3回繰り返すことにより、R、G、Bの3色、または、C、M、Yの3色の着色部を形成する。
(2)熱硬化型または光硬化型の樹脂に色材を分散させ、基板上にカラーフィルターの形状に印刷を3回繰り返すことにより、R、G、Bの3色、または、C、M、Yの3色に塗り分けた後、樹脂を熱硬化させる。
いずれの方法においても、着色部の上に保護膜を形成するのが一般的である。
インクジェット印刷法でカラーフィルターを作製する方法について説明する。硬化型インクは、好ましくは、色材と、光照射、加熱、或いはその両方により硬化する樹脂組成物を少なくとも含有する。
硬化型インク中に含有させる熱硬化型の樹脂組成物としては、公知の樹脂と架橋剤の組み合わせが使用でき、具体的には、メラミン樹脂、水酸基或いはカルボキシル基含有ポリマーとメラミン、水酸基或いはカルボキシル基含有ポリマーと多官能エポキシ化合物、水酸基或いはカルボキシル基含有ポリマーと繊維素反応型化合物、エポキシ樹脂とレゾール型樹脂エポキシ樹脂とアミン類、エポキシ樹脂とカルボン酸または酸無水物、エポキシ化合物などが挙げられる。
また、光硬化型樹脂組成物としては、市販のネガ型レジストが好適に用いられる。
さらに、2個以上のグリシジル基を有する多官能エポキシドと該エポキシドによって架橋される化合物とを含む熱硬化型樹脂組成物が好ましく用いられる。この多官能エポキシドは水酸基、カルボキシル基、アミノ基等、活性水素を持つ反応基と架橋反応を示す。また、酸無水物等とも反応する。
具体的には、例えば、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、グリセロールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル.トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ソルビタンボリグリシジルエーテル、ベンタエリスリトールポリグリシジルエーテル、トリグリシジルトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、アジピン酸ジグリシジルエーテル等を挙げることができる。
これらの多官能エポキシドは硬化型インク中に0.01−10重%含有させるのが好ましい。また、これらの多官能エポキシドは1種或いは2種以上混合して用いられる。また、上記多官能エポキシドによって架橋される化合物としては、水酸基、カルボキシル基、アミノ基等活性水素を持つ反応基を含有し、熱処理によって硬化する樹脂である。
具体的には、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリメタクリル散、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステル、ポリヒドロキシエチルメタクリレート等のアクリル系樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体或いはその変性物、ポリビニルピロリドン等が挙げられ、これらの高分子化合物は1種或いは2種以上を混合して用いられ、硬化型インク4中の含有量は0.05〜20重量%が好ましい。
カラーフィルター材中に含有させるバインダー樹脂には硬化剤を加えたものを用いる。
熱硬化型カラーフィルター材が含有するバインダーとしては、公知の樹脂と架橋剤の組み合わせが使用でき、具体的には、メラミン樹脂、水酸基或いはカルボキシル基含有ポリマーとメラミン、水酸基或いはカルボキシル基含有ポリマーと多官能エポキシ化合物、水酸基或いはカルボキシル基含有ポリマーと繊維素反応型化合物、エポキシ樹脂とレゾール型樹脂、エポキシ樹脂とアミン類、エポキシ樹脂とカルボン酸または酸無水物、エポキシ化合物、天然樹脂、あるいはアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリビニール系樹脂、アミノ系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエーテル系樹脂等が用いられ、特にアクリル系樹脂が好ましく用いられ、このバインダー樹脂はカラーフィルター材全重量に対して0.1〜20重量%、好ましくは0.2〜15重量%の範囲で添加される。
また、光硬化型カラーフィルター材が含有するバインダーとしては紫外線(UV)硬化型バインダーがあり、プレポリマー、モノマー、光硬化開始剤及び色相を主成分とするものであり、プレポリマー、モノマー等がバインダーとなる。
プレポリマーとしては、ポリエステルアクリレート、ポリウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリエーテルアクリレート、オリゴアクリレート、アルキドアクリレート、ポリオールアクリレート、シリコンアクリレート等のプレポリマーのいずれかを特に限定することなく用いることができる。
モノマーとしては、スチレン、酢酸ビニル等のビニルモノマー、n−ヘキシルアクリレート、フエノキシエチルアクリレート等の単官能アクリルモノマー:ジエチレングリコールジアクリレート、1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、ヒドロキシピペリン酸エステルネオペンチルグリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジベンタエリストールヘキサアクリレート等の多官能アクリルモノマー、アクリル酸、メタクリル酸、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ベンジル7クリレート、ベンジルメタクリレート、スチレン、ポリスチレンマクロモノマー、及びポリメチルメタクリレートマクロモノマー等を用いることができる。
上記プレポリマー及びモノマーは単独で用いても良いし、2種以上混合しても良い。
光重合開始剤は、イソブテルペンゾインエーテル、イソプロピルペンゾインエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインメチルエーテル、1−フェニルー1.2−プロパジオンー2−オキシム、2.2−ジメトキシー2−フエニルアセトフェノン、ペンジル、ヒドロキシシクロへキシルフェ二ルケトン、ジエトキシアセトフエノン、2−ヒドロキシー2−メチルー1−フエ二ルプロパンー1−オン、ペンゾフェノン、クロロチオキサントン、2−クロロチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2−メチルチオキサントン、塩素置換ペンゾフェノン、ハロゲン置換アルキルーアリルケトン等の中から所望の硬化性が得られるものを選択して用いることができる。
その他必要に応じて脂肪族アミン、芳香族アミン等の光開始助剤、チオキサンソン等の光鋭感剤等を添加しても良い。
R、G、B等、所望の色に合わせて、有機着色剤及び無機着色剤の中から任意のものを選んで使用することができる。
有機着色剤としては、例えば、染料、有機顔料、天然色素等を用いることができる。
また、無機着色剤としては、例えば、無機顔料、体質顔料等を用いることができる。
着色剤としては染料、顔料のいずれでも好ましく用いることができる。
例えば、染料としては、C.I.アシッドレッド118、C.I.アシッドレッド254、C.I.アシッドグリーン25、C.I.アシッドブルー113、C.I.アシッドブルー185、C.I.アシッドブルー7、顔料としては、C.I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド12、C.I.ピグメントグリーン36、C.I.ピグメントブルー209、C.I.ピグメントブルー16等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
これらの染料、顔料のインク中の含有量は0.1〜20重量%程度が好ましい。
有機顔料としては、例えばアゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料等のアゾ顔料類、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料等の多環式顔料類、染料レーキ等が挙げられる。
無機顔料としては、例えば酸化チタン、ベンガラ、酸化クロム、鉄黒等の酸化物や、カドミウムイエロー、クロムバーミリオン、紺青、群青、黄色酸化鉄等が挙げられる。
これらの中で有機顔料は、発色性が高く、耐熱性も高いので、好ましく用いられる。
好ましい有機顔料としては、例えばカラーインデックス(C.I.;The Society of Dyer and Colourists社発行)においてピグメント(Pigment)に分類されている化合物、具体的には、下記のようなカラーインデックス(C.I.)番号が付されているものを挙げることができる。
C.I.ピグメントイエロー1、C.I.ピグメントイエロー3、C.I.ピグメントイエロー12、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントイエロー14、C.I.ピグメントイエロー15、C.I.ピピグメントイエロー16、C.I.ピグメントイエロー17、C.I.ピグメントイエロー20、C.I.ピグメントイエロー24.C.I.ピグメントイエロー31、C.I.ピグメントイエロー55、C.I.ピグメントイエロー60、C.I.ピグメントイエロー61、C.I.ピグメントイエロー65、C.I.ピグメントイエロー71、C.I.ピグメントイエロー73、C.I.ピグメントイエロー74、C.I.ピグメントイエロー81、C.I.ピグメントイエロー83、C.I.ピグメントイエロー93、C.I.ピグメントイエロー95、C.I.ピグメントイエロー97、C.I.ピグメントイエロー98、C.I.ピグメントイエロー100、C.I.ピグメントイエロー101、C.I.ピグメントイエロー104、C.I.ピグメントイエロー106、C.I.ピグメントイエロー10B、C.I.ピグメントイエロー109、C.I.ピグメントイエロー110、C.I.ピグメントイエロー113、C.I.ピグメントイエロー114、C.I.ピグメントイエロー116、C.I.ピグメントイエロー117、C.I.ピグメントイエロー119、C.I.ピグメントイエロー120、C.I.ピグメントイエロー126、C.I.ピグメントイエロー127、C.I.ピグメントイエロー128、C.I.ピグメントイエロー129、C.I.ピグメントイエロー138、C.I.ピグメントイエロー139、C.I.ピグメントイエロー150、C.I.ピグメントイエロー151、C.I.ピグメントイエロー152、C.I.ピグメントイエロー153、C.I.ピグメントイエロー154、C.I.ピケメントイエロー155、C.I.ピグメントイエロトー156、C.I.ピグメントイエロー166、C.I.ピグメントイエロトー168、C.I.ピグメントイエロー175、C.I.ピグメントオレンジ1、C.I.ピグメントオレンジ5、C.I.ピグメントオレンジ13、C.I.ピグメントオレンジ14、C.I.ピグメントオレンジ16、C.I.ピグメントオレンジ17、C.I.ピグメントオレンジ24、C.I.ピグメントオレンジ34、C.I.ピグメントオレンジ36、C.I.ピグメントオレンジ38、C.I.ピグメントオレンジ40、C.I.ピグメントオレンジ43、C.I.ピグメントオレンジ46、C.I.ピグメントオレンジ49、C.I.ピグメントオレンジ51、C.I.ピグメントオレンジ61、C.I.ピグメントオレンジ63、C.I.ピグメントオレンジ64、C.I.ピグメントオレンジ71、C.I.ピグメントオレンジ73、C.I.ピグメントバイオレット1、C.I.ピグメントバイオレット19、C.I.ピグメントバイオレット23、C.I.ピグメントバイオレット29、C.I.ピグメントバイオレット32、C.I.ピグメントバイオレット36、C.I.ピグメントバイオレット38;C.I.ピグメントレッド1、C.I.ピピグメントレッド2、C.I.ピグメントレッド3、C.I.ピグメントレッド4、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド6、C.I.ピグメントレッド7、C.I.ピグメントレッド8、C.I.ピグメントレッド9、C.I.ピグメントレッド10、C.I.ピグメントレッド11、C.I.ピグメントレッド12、C.I.ピグメントレッド14、C.I.ピグメントレッド15、C.I.ピグメントレッド16、C.I.ピグメントレッド17、C.I.ピグメントレッド18、C.I.ピグメントレッド19、C.I.ピグメントレッド21、C.I.ピグメントレッド22、C.I.ピグメントレッド23、C.I.ピグメントレッド30、C.I.ピグメントレッド3l、C.I.ピグメントレッド32、C」.I.ピグメントレッド37、C.I.ピグメントレッド38、C.I.ピグメントレッド40、C.I.ピグメントレッド41、C.I.ピグメントレッド42、C.I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピグメントレッド48:2、C.I.ピグメントレッド48:3、C.I.ピグメントレッド48:4、C.I.ピグメントレッド49:1、C.I.ピグメントレッド49:2、C.I.ピグメントレッド50:1、C.I.ピグメントレッド52:1、C.I.ピグメントレッド53:1、C.I.ピグメントレッド57、C.I.ピグメントレッド57:1、C.I.ピグメントレッド57:2、C.I.ピグメントレッド58:2、C.I.ピグメントレッド58:4、C.I.ピグメントレッド60:1、C.I.ピグメントレッド63:1、C.I.ピグメントレッド63:2、C.I.ピグメントレッド64:1、C.I.ピグメントレッド81:1、C.I.ピグメントレッド33、C.I.ピグメントレッド88、C.I.ピグメントレッド90:1、C.I.ピグメントレッド97、C.I.ピグメントレッド101、C.I.ピグメントレッド102、C.I.ピグメントレッド104、C.I.ピグメントレッド105、C.I.ピグメントレッド106、C.I.ピグメントレッド108、C.I.ピグメントレッド112、C.I.ピグメントレッド113、C.I.ピグメントレッド114、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド123、C.I.ピグメントレッド144、C.I.ピグメントレッド146、C.I.ピグメントレッド149、C.I.ピグメントレッド150、C.I.ピグメントレッド151、C.I.ピグメントレッド166、C.I.ピグメントレッド168、C.I.ピグメントレッド170、C.I.ピグメントレッド171、C.I.ピグメントレッド172、C.I.ピグメントレッド174、C.I.ピグメントレッド175、C.I.ピグメントレッド176、C.I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド178、C.I.ピグメントレッド179、C.I.ピグメントレッド180、C.I.ピグメントレッド185、C.I.ピグメントレッド187、C.I.ピグメントレッド188、C.I.ピケメントレッド190、C.I.ピグメントレッド193、C.I.ピグメントレッド194、C.I.ピグメントレッド202、C.I.ピグメントレッド206、C.I.ピグメントレッド207、C.I.ピグメントレッド208、C.I.ピグメントレッド209、C.I.ピグメントレッド215、C.I.ピグメントレッド216、C.I.ピグメントレッド220、C.I.ピグメントレッド224、C.I.ピグメントレッド226、C.I.ピグメントレッド242、C.I.ピグメントレッド243、C.I.ピグメントレッド245、C.I.ピグメントレッド254、C.I.ピグメントレッド255、C.I.ピグメントレッド264、C.I.ピグメントレッド265、C.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15:4、C.I.ピグメントブルー15:6、C.I.ピグメントブルー60、C.I.ピグメントグリーン7、C.I.ピグメントグリーン36、C.I.ピグメントブラウン23、C.I.ピグメントブラウン25、C.I.ピグメントブラック1、ピグメントブラック7。
色調の点から、特に、C.I.ピグメントレッド177、254、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド12、C.I.ピグメントグリーン36、7、C.I.ピグメントブルー209、15:6、C.I.ピグメントブルー16、C.I.ピグメントイエロー138、150等が好ましく用いられる。
さらに、顔料の分類別に以下記載のものが挙げられる。
黒色顔料としては、カーボンブラック、酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、活性炭などがある。
黄色顔料としては、黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファーストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキなどがある。
橙色顔料としては、赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ビラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダンスレンブリリアントオレンジGKなどがある。
赤色顔料としては、ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ビラゾロンレッド、ウオッチングレッド、カルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3Bなどがある。
紫色顔料としては、マンガン紫、ファーストバイオレットB、メチルバイオレットレーキなどがある。
青色顔料としては、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンフルー、無金属フタロシアニンフルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBCなどがある。
緑色顔料としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンGなどがある。
体質顔料としては、バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、アルミナホワイトなどがある。
これらの色材は、単独で或いは複数組合せて用いることができる。
カラーフィルター材をインクジェット法に適用するインクとし、インクを水性インクとする場合には、インク中の水性媒体は水及び水溶性有機溶媒との混合溶媒とし、水溶性有機溶媒としては、インクの乾燥防止効果を有するものを用い、また、水は種々のイオンを含有する一般の水ではなく、脱イオン水を用いることが望ましい。
水溶性有機簿剤としては、具体的に例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、イソブタノール、n−ペンタノール等の炭素数1〜5のアルキルナルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコール等のケトンまたはケトアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のオキシエチレンまたはオキシプロピレン共重合体;エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレンゲリコール、トリエチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレンゲリコール類;グリセリン;エチレングリコールモノメチル(またはエチル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(またはエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(またはエチル)エーテル等の低級アルキルエーテル類;トリエチレングリコールジメチル(またはエチル)エーテル、テトラエチレングリコールジメチル(またはエチル)エーテル等の多価アルコールの低級ジアルキルエーテル類;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン類;スルホラン、N−メチルー2−ピロリドン、2−ピロリドン、1、3−ジメチルー2−イミダゾリジノン等が挙げられる。
これらの水溶性有機溶剤は、単独でもあるいは混合物としても使用することができる。
また、上記した成分の他に必要に応じて、界面活性剤、消泡剤、防腐剤、防カビ剤等を添加することができ、さらに、市販の水溶性染料等を添加することもできる。
具体的には、脂肪酸塩類、高級アルコール硫酸エステル塩類、液体脂肪油硫酸エステル塩類、アルキルアリルスルホン酸塩類等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル類、アセチレンアルコール、アセチレングリコール等の非イオン性界面活性剤等が挙げられ、これらを1種或いは2種以上混合して用いることができる。
モノマーを主成分として構成するカラーフィルター材(インク)では、溶媒は用いないでも、インクジェットで吐出できる粘度を有するものを選択して用いる。
インクジェット印刷法について述べたが、インクをフレキソインクとすればフレキソ印刷法でカラーフィルターを作製できるほか、カラーレジストを用いて、フォトリソ法でカラーフィルターを作製することもできる。
本発明のカラーフィルター付き情報表示用パネル基板の製造方法の一例を説明する。
まず、透明なフィルム基材の一方の面にライン状の透明なITO電極を設ける。このとき、透明なITO電極の形成と同時に、フィルム基材の四隅にアライメントマークを設けることが好ましい。
次に、各々のITO電極に対応して、フィルム基材のITO電極およびアライメントマークを設けた側の面と反対側の面に、赤色フィルター(R)、緑色フィルター(G)、青色フィルター(B)の繰り返しから構成されるカラーフィルターをインクジェット法で形成する。
なお、上述した例では、カラーフィルターの一例として.赤色フィルター(R)、緑色フィルター(G)、青色フィルター(B)からなるカラーフィルターを利用したが、これに限定されるものではなく、その他のカラー、例えばシアン、マゼンタ、イエローの組から構成されるカラーフィルターを用いることもできる。また、電極としてITO電極を設けたが、透明で導電性を有していれば他の材料を使用することができる。
カラーフィルターの平面形状は、円形、楕円形、四角形、三角形、多角形、ストライプ形等いずれの形状でも構わないが、カラーフィルター材をインクジェット法で用いるインクとして用いる場合には、インクが持つ表面張力により、四角形等の場合には、角部に丸みを持たせた形状になる。
以下、本発明の実施例および比較例を示して、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記に限定されるものではない。
<実施例1>
透明な酸化インジウム錫(ITO)膜が幅100μm、スペース30μmでパターニングされたITOライン電極付きポリエチレンテレフタレート(PET)製の無色透明フィルムの電極が形成されていない面上に、カラーフィルター材を予め設けておいたアライメントマークを合わせてインクジェット方式で配置して、電極付きのカラーフィルターフィルムを作製した。
なお、インクジェット法においては、インク滴のサイズをターゲットであるカラーフィルター層形成領域のサイズにあわせて制御することが好ましいので、100μm□の画素(ピクセル)を2×2に配置した1表示単位(1ドット)内の1画素(ピクセル)に対して、6〜60ピコリットルに制御したインク滴とすることでカラーフィルターを形成した。ITO電極により形成した2×3で構成した1表示単位の4つのピクセルに対応する3つの位置に赤、緑、青の三原色のカラーフィルターを作製し、1つの位置にはカラーフィルターを作製しないでカラーフィルターフィルムを作製した。
カラーフィルター材には、光硬化型カラーフィルター材(インク)を用いた。アクリル系モノマーには、共栄社(株)のDCP−A(ジメチロールシクロデカンジ7クリレート)を用いた。光硬化開始剤には、チバスペシャリティケミカルズのイルガキュア184を用いた。
<実施例1−1>
無色透明のフィルム基材として厚さが125μmのものを用いて実施例1に従って作製した電極付きカラーフィルターフィルムのカラーフィルター面に、アクリル樹脂モノマーに光硬化型開始剤と熱硬化型開始剤とを含んだアクリル系接着剤を配置した後、情報表示用パネルの一方の観察側パネル基板となる透明パネル基板(厚さ200μmのPET基板)に、電極付きカラーフィルターフィルムのカラーフィルター面が重なるように貼り合せてカラーフィルター基板を準備した。
透明な酸化インジウム錫(ITO)膜が幅100μm、スペース30μmでパターニングされたITOライン電極付きのもう一方の背面側パネル基板(厚さ200μmのPET基板)にフォトリソ法でパネル基板間ギャップ確保用隔壁部分とセル形成用隔壁部分とを基板間隔を50μmに保持し、100μm□のマトリックス状開口部を有する隔壁として形成し、この背面側パネル基板のセル内に負帯電性白色粒子を含んだ粒子群として構成した白色表示媒体と、正帯電性黒色粒子を含んだ粒子群として構成した黒色表示媒体とを配置した後、2枚のパネル基板を、パネル基板間ギャップ確保用隔壁部分頂上に配置した接着剤によって接合してカラー型情報表示用パネルを得た。
<実施例1−2>
無色透明のフィルム基材として厚さが50μmのものを用いた以外は実施例1−1と同様にしてカラー型情報表示用パネルを得た。
<実施例1−3>
無色透明のフィルム基材として厚さが9μmのものを用いた以外は実施例1−1と同様にしてカラー型情報表示用パネルを得た。
<実施例1−4>
無色透明のフィルム基材として厚さが200μmのものを用いた以外は実施例1−1と同様にしてカラー型情報表示用パネルを得た。
<実施例2>
電極付きカラーフィルターフィルムの作製については、フィルム基材の厚さを変えた以外は実施例1と同様にして行った。
<実施例2−1>
無色透明のフィルム基材として厚さが125μmのものを用いて実施例1に従って作製した電極付きカラーフィルターフィルムの透明電極面に、アクリル樹脂モノマーに光硬化型開始剤と熱硬化型開始剤とを含んだアクリル系接着剤を配置した後、情報表示用パネルの一方の観察側パネル基板となる透明パネル基板(厚さ200μmのPET基板)に、電極付きカラーフィルターフィルムの透明電極面が重なるように貼り合せてカラーフィルター基板を準備した。
透明な酸化インジウム錫(ITO)膜が幅100μm、スペース30μmでパターニングされたITOライン電極付きのもう一方の背面側パネル基板(厚さ200μmのPET基板)にフォトリソ法でパネル基板間ギャップ確保用隔壁部分とセル形成用隔壁部分とを基板間隔を50μmに保持し、100μm□のマトリックス状開口部を有する隔壁として形成し、この背面側パネル基板のセル内に負帯電性白色粒子を含んだ粒子群として構成した白色表示媒体と、正帯電性黒色粒子を含んだ粒子群として構成した黒色表示媒体とを配置した後、2枚のパネル基板を、パネル基板間ギャップ確保用隔壁部分頂上に配置した接着剤によって接合してカラー型情報表示用パネルを得た。
<実施例2−2>
無色透明のフィルム基材として厚さが150μmのものを用いた以外は実施例2−1と同様にしてカラー型情報表示用パネルを得た。
<実施例2−3>
無色透明のフィルム基材として厚さが200μmのものを用いた以外は実施例2−1と同様にしてカラー型情報表示用パネルを得た。
<実施例2−4>
無色透明のフィルム基材として厚さが300μmのものを用いた以外は実施例2−1と同様にしてカラー型情報表示用パネルを得た。
<実施例2−5>
無色透明のフィルム基材として厚さが125μmのものを用いて実施例1に従って作製した電極付きカラーフィルターフィルムの透明電極面に、アクリル樹脂モノマーに光硬化型開始剤と熱硬化型開始剤とを含んだアクリル系接着剤を配置した後、情報表示用パネルの一方の観察側パネル基板となる透明パネル基板(厚さ125μmのPET基板)に、電極付きカラーフィルターフィルムの透明電極面が重なるように貼り合せてカラーフィルター基板を準備した。
次に、このカラーフィルター基板のカラーフィルター面の上に、フォトリソ法でパネル基板間ギャップ確保用隔壁部分とセル形成用隔壁部分とを基板間隔を50μmに保持し、100μm□のマトリックス状開口部を有する隔壁として形成して隔壁付きカラーフィルター基板を準備した。
このカラーフィルター基板の隔壁で囲まれたセル内に負帯電性白色粒子を含んだ粒子群として構成した白色表示媒体と、正帯電性黒色粒子を含んだ粒子群として構成した黒色表示媒体とを配置した後、透明な酸化インジウム錫(ITO)膜が幅100μm、スペース30μmでパターニングされたITOライン電極付きのもう一方の背面側パネル基板(厚さ200μmのPET基板)を、パネル基板間ギャップ確保用隔壁部分頂上に配置した接着剤によって接合してカラー型情報表示用パネルを得た。
<実施例2−6>
無色透明のフィルム基材として厚さが125μmのものを用いて実施例1に従って作製した電極付きカラーフィルターフィルムのカラーフィルター面に、アクリル樹脂モノマーに光硬化型開始剤と熱硬化型開始剤とを含んだアクリル系接着剤を配置した後、情報表示用パネルの一方の観察側パネル基板となる透明パネル基板(厚さ125μmのPET基板)に、電極付きカラーフィルターフィルムのカラーフィルター面が重なるように貼り合せてカラーフィルター基板を準備した。
次に、このカラーフィルター基板の電極面の上に、フォトリソ法でパネル基板間ギャップ確保用隔壁部分とセル形成用隔壁部分とを基板間隔を50μmに保持し、100μm□のマトリックス状開口部を有する隔壁として形成してカラーフィルター基板を準備した。
このカラーフィルター基板の隔壁で囲まれたセル内に負帯電性白色粒子を含んだ粒子群として構成した白色表示媒体と、正帯電性黒色粒子を含んだ粒子群として構成した黒色表示媒体とを配置した後、透明な酸化インジウム錫(ITO)膜が幅100μm、スペース30μmでパターニングされたITOライン電極付きのもう一方の背面側パネル基板(厚さ200μmのPET基板)を、パネル基板間ギャップ確保用隔壁部分頂上に配置した接着剤によって接合してカラー型情報表示用パネルを得た。
<実施例2−7>
無色透明のフィルム基材として厚さが100μmのものを用いて実施例1に従って作製した電極付きカラーフィルターフィルムのカラーフィルター面に、アクリル樹脂モノマーに光硬化型開始剤と熱硬化型開始剤とを含んだアクリル系接着剤を配置した後、情報表示用パネルの一方の観察側パネル基板となる透明パネル基板(厚さ125μmのPET基板)に、電極付きカラーフィルターフィルムのカラーフィルター面が重なるように貼り合せてカラーフィルター基板を準備した。
次に、このカラーフィルター基板の電極面の上に、フォトリソ法でパネル基板間ギャップ確保用隔壁部分とセル形成用隔壁部分とを基板間隔を50μmに保持し、100μm□のマトリックス状開口部を有する隔壁として形成してカラーフィルター基板を準備した。
このカラーフィルター基板の隔壁で囲まれたセル内に負帯電性白色粒子を含んだ粒子群として構成した白色表示媒体と、正帯電性黒色粒子を含んだ粒子群として構成した黒色表示媒体とを配置した後、透明な酸化インジウム錫(ITO)膜が幅100μm、スペース30μmでパターニングされたITOライン電極付きのもう一方の背面側パネル基板(厚さ200μmのPET基板)を、パネル基板間ギャップ確保用隔壁部分頂上に配置した接着剤によって接合してカラー型情報表示用パネルを得た。
<実施例2−8>
厚さが200μmの無色透明のフィルム基材をカラーフィルターフィルムのフィルム基材とした以外は、実施例2−1と同様にしてカラー型情報表示用パネルを得た。
<実施例3>
透明な酸化インジウム錫(ITO)膜が幅100μm、スペース30μmで電極パターニングされたITO膜付き透明PETフィルム(厚さ:125μm)のITO膜が形成された面とは反対側のフィルム面に、フォトリソ法でカラーフィルターを形成した。カラーフィルター用顔料を分散した、ネガ型フォトレジスト剤をスリットコータにより、膜厚2.0μmとなるように、ITO膜が形成された面とは反対の面に一様に塗布し、露光マスクを用いて紫外線露光し、炭酸ナトリウム水溶液を用いて現像することで、ITO電極により形成された2×2で構成した1表示単位の4つのピクセルに対応する3つの位置に赤、青、緑の3色のカラーフィルターを作製し、1つの位置にはカラーフィルターを作製しないでカラーフィルターフィルムを作製した。
作製したカラーフィルターフィルムのカラーフィルター面に、アクリル樹脂モノマーに光硬化型開始剤と熱硬化型開始剤とを含んだアクリル系接着剤を配置した後に、情報表示用パネルの一方のパネル基板となる700μm厚のガラス基板に、カラーフィルター面が重なるように貼り合せてカラーフィルター基板を準備した。
次に、このカラーフィルター基板のカラーフィルター面の上に、フォトリソ法でパネル基板間ギャップ確保用隔壁部分とセル形成用隔壁部分とを基板間隔を50μmに保持し、100μm□のマトリックス状開口部を有する隔壁として形成して隔壁付きカラーフィルター基板を準備した。
このカラーフィルター基板の隔壁で囲まれたセル内に負帯電性白色粒子を含んだ粒子群として構成した白色表示媒体と、正帯電性黒色粒子を含んだ粒子群として構成した黒色表示媒体とを配置した後、透明な酸化インジウム錫(ITO)膜が幅100μm、スペース30μmでパターニングされたITOライン電極付きのもう一方の背面側パネル基板(厚さ700μmのガラス基板)を、パネル基板間ギャップ確保用隔壁部分頂上に配置した接着剤によって接合してカラー型情報表示用パネルを得た。
<実施例4>
透明な酸化インジウム錫(ITO)膜が幅100μm、スペース30μmで電極パターニングされたITO膜付き透明PETフィルム(厚さ:125μm)の、ITO膜が形成された面とは反対側のフィルム面に、赤、緑、青の三原色のカラーフィルター材をフレキソ(凸版)印刷法でストライプ状に印刷してカラーフィルターを作製した。ストライプ状に作製したカラーフィルターの幅は、1ピクセルの幅と同じ100μmとした。紫外線(UV)フレキソインクに、それぞれ赤、青、緑の顔料を分散させることで、光硬化型のカラーフィルター材とした。光硬化開始剤にはチバスペシャリティケミカルズのイルガキュア184を用いた。このRGBのインクを用いて、順次ストライプ状のカラーフィルターを印刷して、カラーフィルターフィルムを作製した。アニロックスロールには500線のものを使用し、膜厚1.5μmとなるように調整した。
作製したカラーフィルターフィルムのカラーフィルター面に、アクリル樹脂モノマーに光硬化型開始剤と熱硬化型開始剤とを含んだアクリル系接着剤を配置した後に、情報表示用パネルの一方のパネル基板となる700μm厚のガラス基板にカラーフィルター面が重なるように貼り合せてカラーフィルター基板を準備した。
次に、このカラーフィルター基板のカラーフィルター面の上に、フォトリソ法でパネル基板間ギャップ確保用隔壁部分とセル形成用隔壁部分とを基板間隔を50μmに保持し、100μm□のマトリックス状開口部を有する隔壁として形成して隔壁付きカラーフィルター基板を準備した。
このカラーフィルター基板の隔壁で囲まれたセル内に負帯電性白色粒子を含んだ粒子群として構成した白色表示媒体と、正帯電性黒色粒子を含んだ粒子群として構成した黒色表示媒体とを配置した後、透明な酸化インジウム錫(ITO)膜が幅100μm、スペース30μmでパターニングされたITOライン電極付きのもう一方の背面側パネル基板(厚さ700μmのガラス基板)を、パネル基板間ギャップ確保用隔壁部分頂上に配置した接着剤によって接合してカラー型情報表示用パネルを得た。
以上の実施例の各々について、以下の表示媒体を封入し、評価を行った。
黒色表示媒体を構成する帯電性黒色粒子は、メチルメタクリレート(関東化学試薬)60重量部及び、1分子中に重合反応基を複数持つ多官能性モノマーとしてエチレングリコール・ジメタクリレート(和光純薬試薬)40重量部(約25mol%)に、正帯電の荷電制御剤としてニグロシン化合物(ボントロンNO7:オリエント化学製)3重量部及び、黒色顔料として、カーボンブラック(スペシャルブラック5:デグッサ製)5重量部をサンドミルにより分散させ、(アクリル系及びメタクリル系)樹脂−炭化水素系樹脂ブロックコポリマー(モデイパーF600:日本油脂製)5重量部を溶解させた後、さらに2重量部のラウリルパーオキサイド(パーロイルL:日本油脂製)を溶解させた液を、界面活性剤としてポリオキシエチレンアルキルエーテル破酸ナトリウム(ラテムルE−118B:花王製)を0.5%添加した精製水に懸濁、重合させ、濾過、乾燥させた後、分級機(MDS−2:日本ニューマチック工業)を用いて得た。この黒色粒子は、平均粒子径が10μm程度で、正帯電性の粒子であった。
白色表示媒体を構成する帯電性白色粒子は、スチレンモノマー(関東化学試薬)60重量部及び、ジビニルベンゼン(DVB−960:新日鐵化学製)40重量部(約35mol%)に、負帯電の荷電制御剤としてフェノール系縮合物(ボントロンE89:オリエント化学製)5重量部及び白色顔料として、酸化チタン(タイペークCR−50:石原産業製)20重量部をサンドミルにより分散させ、さらに2重量部のラウリルパーオキサイド(パーロイルL:日本油脂製)を溶解させた液を、界面活性剤としてラテムルE−118B:花王製)を0.5%添加した精製水に懸濁、重合させ、濾過、乾燥させた後、分級機(MDS4:日本ニューマチック工業)を用いて得た。この白色粒子は、平均粒子径が10μm程度で、負帯電性の粒子であった。
上記のようにして準備した黒色粒子群(反射型表示媒体)と白色粒子群(反射型表示媒体)とを、基板間の隔壁で囲まれた空間に、両者をあわせた体積占有率が25%となるようにして封入した構成で、評価用表示パネルを作製し、評価1、評価2を行った。結果を表1に示す。
Figure 2010122492
結果は以下の通りであった。
評価用パネルを正面から見た場合は、いずれの評価用表示パネルでも混色を起こさず、RGBがくっきりと分かれて表示された。
評価用表示パネルを正面から45度の角度で斜めから見た場合、実施例1−4の評価用表示パネルでは、左右方向から見た場合にやや混色を示すものが見られた。具体的には、赤表示を行っている場合に右方向45度から評価用表示パネルを覗いた場合、表示した画像によっては緑のカラーフィルターを通過した光が見えてしまい、赤と緑が混色して表示されることがあった。
実施例2−4の評価用表示パネルではフィルム基材が厚いためか、明るさにおいてやや不満はあるものの概ね良好な表示を得た。実施例2−8の評価用パネルでも、実施例1−4と同様に左右斜め45度方向から見た場合に混色を示すことがあったが、概ね良好な表示画像が得られた。
他の実施例の評価用表示パネルは、画像がぼやけて不明瞭になることもなく、また、どの方向から角度をつけて覗いても混色は起こらず、表示した色がそのまま表示された。
本発明の情報表示用パネルはドットマトリックス表示方式の表示画面を、パッシブ駆動またはアクティブ駆動で書き換えるものであり、ノートパソコン、電子手帳、PDA(Personal Digital Assistants )と呼ばれる携帯型情報機器、携帯電話、ハンディターミナル等のモバイル機器の表示部、電子書籍、電子新聞、電子マニュアル(電子取扱説明書)等の電子ペーパー、看板、ポスター、黒板やホワイトボード等の掲示板、電子卓上計算機、家電製品、自動車用品等の表示部、ポイントカード、ICカード等のカード表示部、電子広告、情報ボード、電子POP(Point Of Presence 、Point Of Purchase advertising )、電子値札、電子棚札、電子楽譜、RF−ID機器の表示部のほか、POS端末、カーナビゲーション装置、時計など様々な電子機器の表示部を構成する情報表示用パネルとして好適に用いられる。
(a)、(b)はそれぞれ本発明の製造対象の一例である帯電粒子移動方式情報表示用パネルの表示媒体駆動の様子を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の製造対象の一例である帯電粒子移動方式情報表示用パネルの他の表示媒体駆動の様子を示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの製造方法の一例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの製造方法の他の例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの製造方法で作製される情報表示用パネルのパネル構成の一例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの製造方法で作製される情報表示用パネルのパネル構成の他の例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの製造方法で作製される情報表示用パネルのパネル構成のさらに他の例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の情報表示用パネルの製造方法で作製される情報表示用パネルのパネル構成のさらに他の例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ従来の情報表示用パネルの製造方法の一例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ従来の情報表示用パネルの製造方法の他の例を説明するための図である。
符号の説明
1、2 基板
3W 白色表示媒体
3Wa 負帯電性白色粒子
3B 黒色表示媒体
3Ba 正帯電性黒色粒子
4 隔壁
4−1 基板間ギャップ確保用部分
4−2 セル形成用部分
5、6 電極
11 フィルム基材
12R 赤色カラーフィルター
12G 緑色カラーフィルター
12BL 青色カラーフィルター
13 カラーフィルターフィルム
14 透明接着剤
15 カラーフィルター基板
21 接着剤

Claims (9)

  1. 対向電極対の一方を構成する透明画素用電極が形成された無色透明なフィルムを基材として、このフィルム基材の、電極が形成されていない方の面にカラーフィルターが形成されたカラーフィルターフィルムを作製し、このカラーフィルターフィルムを、透明パネル基板の情報表示用パネルの内側となる面に接着剤により貼り合せて作製したカラーフィルター基板を情報表示用パネルの観察側パネル基板とし、対向電極対のもう一方を構成する画素用電極が形成された背面側パネル基板とを、前記2枚のパネル基板の少なくとも一方側に形成した隔壁で仕切られたセル内に表示媒体を配置した後、前記2枚のパネル基板を貼り合せて、カラーフィルターを、観察側パネル基板を構成する透明パネル基板の内側に設けたことを特徴とする情報表示用パネルの製造方法。
  2. カラーフィルターフィルムの、カラーフィルターの存在する側を、観察側の透明パネル基板と対向させることを特徴とする請求項1に記載の情報表示用パネルの製造方法。
  3. カラーフィルターフィルムの、対向電極対の一方を構成する透明画素用電極の存在する側を、観察側の透明パネル基板と対向させることを特徴とする請求項1に記載の情報表示用パネルの製造方法。
  4. 対向電極対の一方を構成する透明画素用電極およびカラーフィルターを形成するフィルム基材の厚さを、9μm〜200μmの範囲、より好ましくは、9μm〜100μmの範囲とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報表示用パネルの製造方法。
  5. カラーフィルターフィルムと透明パネル基板とを貼り合わせる接着剤として、アクリル系接着剤、メタクリル系接着剤、エポキシ系接着剤などの無色透明な材料に光硬化開始剤または熱硬化開始剤または光硬化開始剤と熱硬化開始剤との双方が含まれた無色透明な接着剤を用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報表示用パネルの製造方法。
  6. カラーフィルターフィルムと透明パネル基板とを貼り合わせるにあたり、接着剤に光硬化開始剤と熱硬化開始剤との双方を含んだ接着剤を用い、光硬化開始剤による硬化反応でカラーフィルターフィルムと透明パネル基板とを位置合わせ接着(仮接着)した後、熱プレスや熱ローラを用いて熱硬化開始剤による硬化反応でカラーフィルターフィルムと透明パネル基板とを確実に接着することを特徴とする請求項5に記載の情報表示用パネルの製造方法。
  7. カラーフィルターの形成は、フォトリソ法、フレキソ印刷法、インクジェット印刷法のいずれかによって各色カラーフィルターを順次形成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報表示用パネルの製造方法。
  8. 前記セル内に配置する表示媒体が、第1の帯電極性を有する白色粒子を含んだ粒子群として構成された白色表示媒体および第1の帯電極性とは反対の極性である第2の帯電極性を有する黒色粒子を含んだ粒子群として構成された黒色表示媒体との2種類の表示媒体であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報表示用パネルの製造方法。
  9. 前記カラーフィルターとして少なくとも三原色カラーフィルターを配置し、請求項8に記載の情報表示用パネルの製造方法によって製造したことを特徴とする情報表示用パネル。
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