JP2008083536A - 情報表示用パネル - Google Patents
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Abstract
【課題】導電性を付与したカラーフィルターを用いることにより表示媒体を構成する粒子の移動性を確保して、表示品質を向上させた情報表示用パネルを提供する。
【解決手段】少なくとも一方が透明な2枚の基板1,2間の空間内に、少なくとも1種類以上の粒子から成り、色および帯電性を有する表示媒体を少なくとも1種類以上封入し、基板1,2に設けた対電極5,6間に印加した電圧に応じた電界を表示媒体に付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルの、表示面側透明基板2の内側の各セル内に設けた透明電極6上に、導電性を付与したカラーフィルター22R,22G,22Bを設けてカラー表示を行うように構成した。
【選択図】図1
【解決手段】少なくとも一方が透明な2枚の基板1,2間の空間内に、少なくとも1種類以上の粒子から成り、色および帯電性を有する表示媒体を少なくとも1種類以上封入し、基板1,2に設けた対電極5,6間に印加した電圧に応じた電界を表示媒体に付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルの、表示面側透明基板2の内側の各セル内に設けた透明電極6上に、導電性を付与したカラーフィルター22R,22G,22Bを設けてカラー表示を行うように構成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、少なくとも一方が透明な2枚の基板間の空間に、少なくとも1種類以上の粒子から成り、色および帯電性を有する表示媒体を少なくとも1種類以上封入し、基板に設けた対電極間に印加した電圧に応じた電界を表示媒体に付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルに関するものである。
従来、液晶表示装置(LCD)に代わる情報表示装置として、電気泳動方式、エレクトロクロミック方式、サーマル方式、2色粒子回転方式等の技術を用いた情報表示装置が提案されている。
これら従来技術は、LCDと比較すると、通常の印刷物に近い広い視野角が得られる、消費電力が小さい、メモリ機能を有している等のメリットがあることから、次世代の安価な情報表示装置に使用可能な技術として考えられており、携帯端末用情報表示、電子ペーパー等への展開が期待されている。特に、最近では、分散粒子と着色溶液とから成る分散液をマイクロカプセル化し、これを対向する基板間に配置して成る電気泳動方式が提案され、期待が寄せられている。
しかしながら、電気泳動方式では、液中を粒子が泳動するために液の粘性抵抗により応答速度が遅くなるという問題がある。さらに、低比重の溶液中に酸化チタン等の高比重の粒子を分散させているため沈降しやすくなっており、分散状態の安定性維持が難しく、情報表示の繰り返し安定性に欠けるという問題を抱えている。また、マイクロカプセル化にしても、セルサイズをマイクロカプセルレベルにして、見かけ上、上述した欠点が現れにくくしているだけであって、本質的な問題は何ら解決されていない。
一方、溶液中での挙動を利用する電気泳動方式に対し、溶液を使わず、導電性粒子と電荷輸送層とを基板の一部に組み入れる方式も提案され始めている(例えば、非特許文献1参照)。しかし、この方式は、電荷輸送層、さらには電荷発生層を配置するために構造が複雑化するとともに、導電性粒子に電荷を一定に注入することは難しいため、表示書き換えや表示状態の安定性に欠けるという問題もある。
上述した種々の問題を解決するための手段として、少なくとも一方が透明な2枚の基板間の空間に、少なくとも1種類以上の粒子から成り、色および帯電性を有する表示媒体を少なくとも1種類以上封入し、基板に設けた対電極間に印加した電圧に応じた電界を表示媒体に付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルが知られている。
このような情報表示用パネルをカラー表示に対応させたものとしては、例えば、3つのピクセルで構成されるユニットセルのセル毎に三原色(R,G,B)のカラーフィルターを設ける構成の情報表示用パネルがある。このような情報表示用パネルのカラーフィルターとしては、一般的に、絶縁性を有するカラーフィルターが用いられている。
趙 国来、外3名、"新しいトナーディスプレイデバイス(I)"、1999年7月21日、日本画像学会年次大会(通算83回)"Japan Hardcopy’99"、p.249-252
上記情報表示用パネルにおいて、基板上に形成したITO等の透明な電極材料で形成した電極上にカラーフィルターを設ける構成を採用した場合には、一般的にフィルター材料として絶縁性を有する材料を用いるため、カラーフィルターが帯電し、表示媒体を構成する粒子が電気的にカラーフィルターに付着して移動が阻止されるため、表示品質を劣化させるおそれがある。
本発明は、導電性を付与したカラーフィルターを用いることにより表示媒体を構成する粒子の移動性を確保して、表示品質を向上させた情報表示用パネルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の情報表示用パネルは、少なくとも一方が透明な2枚の基板間の空間に、少なくとも1種類以上の粒子から成り、色および帯電性を有する表示媒体を少なくとも1種類以上封入し、基板に設けた対電極間に印加した電圧に応じた電界を表示媒体に付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルであって、表示面側透明基板内側の各セル内に設けた透明電極上に、導電性を付与したカラーフィルターを設けてカラー表示を行うようにしたことを特徴とする。
本発明の情報表示用パネルの好適例としては、カラーフィルター材料中に透明な導電材料を配合することによりカラーフィルターに導電性を付与したこと、カラーフィルター材料中に有機系の帯電防止剤を配合することによりカラーフィルターに導電性を付与したこと、R:赤色、G:緑色、B:青色、または、C:シアン色、M:マゼンダ色、Y:黄色の各3色のカラーフィルターを各画素に配置し、カラーフィルターを配置した3画素をもって表示単位画素を構成すること、R:赤色、G:緑色、B:青色、または、C:シアン色、M:マゼンダ色、Y:黄色の各3色のカラーフィルターを各画素に配置し、カラーフィルターを配置した3画素と隣接するカラーフィルターを配置しない別の1画素との4画素をもって表示単位画素を構成すること、前記表示画素単位を構成する4画素が、2×2の画素配列をもって構成されること、印刷法で作製したカラーフィルターを配置したこと、前記印刷法がインクジェット法であること、および、前記印刷法が凸版印刷法であること、がある。
上記本発明の情報表示用パネルによれば、少なくとも一方が透明な2枚の基板間の空間に、少なくとも1種類以上の粒子から成り、色および帯電性を有する表示媒体を少なくとも1種類以上封入し、基板に設けた対電極間に印加した電圧に応じた電界を表示媒体に付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルの、表示面側透明基板内側の各セル内に設けた透明電極上に、導電性を付与したカラーフィルターを設けてカラー表示を行うようにしたから、表示媒体を構成する粒子の移動性が確保されることになり、表示品質を向上させた情報表示用パネルを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき詳細に説明する。
まず、本発明の対象となる情報表示用パネルの構成について説明する。本発明の対象となる情報表示用パネルでは、対向する2枚の基板間の空間に封入した表示媒体に電界が付与される。付与された電界方向に沿って、表示媒体が電界による力やクーロン力などによって引き寄せられ、表示媒体が電界方向の変化によって移動することにより、画像等の情報表示がなされる。従って、表示媒体が、均一に移動し、かつ、繰り返し表示情報を書き換える時あるいは表示情報を継続して表示する時の安定性を維持できるように、情報表示用パネルを設計する必要がある。ここで、表示媒体を構成する粒子にかかる力は、粒子同士のクーロン力により引き付けあう力の他に、電極や基板との電気鏡像力、分子間力、液架橋力、重力などが考えられる。
本発明の対象となる情報表示用パネルの原理的構成を図1(a),(b)〜図3(a),(b)、図4、図5に基づき説明する。
図1(a),(b)に示す例では、基板1,2間の空間に隔壁4で仕切られた複数のセルを形成し、3個のセル21−1,21−2,21−3で表示画素単位を構成し、表示媒体としてセル21−1〜21−3の全てに表示用白色粒子3Waの粒子群からなる白色表示媒体3Wおよび表示用黒色粒子3Baの粒子群からなる黒色表示媒体3Bを充填し、第1のセル21−1内の観察者側基板2の個別電極6上に赤色カラーフィルター22Rを設け、第2のセル21−2内の観察者側基板2の個別電極6上に緑色カラーフィルター22Gを設け、第3のセル21−3内の観察者側基板2の個別電極6上に青色カラーフィルター22Bを設けて、カラー表示を行っている。本例では、カラー表示を行う際に、図1(a)に示すように、観察者側に、第1セル21−1〜第3のセル21−3の全てにおいて白色表示媒体3Wを配置することで、観察者に対し白色表示を行うか、あるいは、図1(b)に示すように、観察者側に、第1セル21−1〜第3のセル21−3の全てにおいて黒色表示媒体3Bを配置することで、観察者に対し黒色表示を行っている。なお、図1(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
図2(a)、(b)に示す例では、基板1,2間の空間に隔壁4で仕切られた複数のセルを形成し、3個のセル21−1,21−2,21−3で表示画素単位を構成し、表示媒体としてセル21−1〜21−3の全てに表示用白色粒子3Waの粒子群からなる白色表示媒体3Wおよび表示用黒色粒子3Baの粒子群からなる黒色表示媒体3Bを充填し、第1のセル21−1内の観察者側基板2のライン電極6上に赤色カラーフィルター22Rを設け、第2のセル21−2内の観察者側基板2のライン電極6上に緑色カラーフィルター22Gを設け、第3のセル21−3内の観察者側基板2のライン電極6上に青色カラーフィルター22Bを設けて、カラー表示を行っている。本例では、カラー表示を行う際に、図2(a)に示すように、観察者側に、第1セル21−1〜第3のセル21−3の全てにおいて白色表示媒体3Wを配置することで、観察者に対し白色表示を行うか、あるいは、図2(b)に示すように、観察者側に、第1セル21−1〜第3のセル21−3の全てにおいて黒色表示媒体3Bを配置することで、観察者に対し黒色表示を行っている。なお、図2(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
図3(a)、(b)に示す例では、基板1,2間の空間に隔壁4で仕切られた複数のセルを形成し、3個のセル21−1,21−2,21−3で表示画素単位を構成し、表示媒体としてセル21−1〜21−3の全てに表示用白色粒子3Waの粒子群からなる白色表示媒体3Wおよび表示用黒色粒子3Baの粒子群からなる黒色表示媒体3Bを充填し、第1のセル21−1内の観察者側基板2のライン電極6上にシアン色カラーフィルター22Cを設け、第2のセル21−2内の観察者側基板2のライン電極6上にマゼンダ色カラーフィルター22Mを設け、第3のセル21−3内の観察者側基板2のライン電極6上に黄色カラーフィルター22Yを設けて、カラー表示を行っている。本例では、カラー表示を行う際に、図3(a)に示すように、観察者側に、第1セル21−1〜第3のセル21−3の全てにおいて白色表示媒体3Wを配置することで、観察者に対し白色表示を行うか、あるいは、図3(b)に示すように、観察者側に、第1セル21−1〜第3のセル21−3の全てにおいて黒色表示媒体3Bを配置することで、観察者に対し黒色表示を行っている。なお、図3(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。
電極とカラーフィルターとは接していて、カラーフィルター面が基板内に露出していても、基板内部に埋め込まれていてもよい。
電極とカラーフィルターとは接していて、カラーフィルター面が基板内に露出していても、基板内部に埋め込まれていてもよい。
以上の説明は、粒子群からなる白色表示媒体3Wを粉流体からなる白色表示媒体に、粒子群からなる黒色表示媒体3Bを粉流体からなる黒色表示媒体に、それぞれ置き換えた場合も同様に適用することが出来る。粉流体については後述する。
図4に示す例では、基板1,2間の空間に、表示媒体として白色表示媒体3Wと黒色表示媒体3Bとを絶縁液体7とともに内部に充填したマイクロカプセル8を充填するとともに、観察者側基板2に設けた電極6上に赤色カラーフィルター22R、緑色カラーフィルター22Gおよび青色カラーフィルター22Bを設けて、カラー表示を行っている。本例では、カラー表示を行う際に、基板1に設けた電極5と基板2に設けた電極6との間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、図4に示すように、観察者側に白色表示媒体3Wを配置することで、観察者に対し白色表示を行っている。カラーフィルター側に白色部分を向けたり、黒色部分を向けたりすることで、種々なカラー表示が行える。なお、図4において、手前にある隔壁は省略している。
図5に示す例では、基板1,2間の空間に、表示媒体として白色と黒色とを半々に塗り分けた二極性を有する回転ボール9を内部に充填したマイクロカプセル8を充填するとともに、観察者側基板2に設けた電極6上に赤色カラーフィルター22R、緑色カラーフィルター22Gおよび青色カラーフィルター22Bを設けて、カラー表示を行っている。本例では、カラー表示を行う際に、基板1に設けた電極5と基板2に設けた電極6との間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、マイクロカプセル8内の回転ボール9を回転駆動して、図5に示すように、回転ボール9の白色部分を観察者に視認させて白色の表示を行っている。カラーフィルター側に白色部分を向けたり、黒色部分を向けたりすることで、種々なカラー表示が行える。なお、図5において、手前にある隔壁は省略している。
本発明の情報表示用パネルでは、カラーフィルター22R,22G,22Bとして、導電性を付与した3色のカラーフィルターを用いている。3色のカラーフィルターに導電性を付与する方法としては、(1)カラーフィルター材料中にITOに代表される透明導電性粒子等の透明導電材料を配合することにより3色のカラーフィルターに導電性を付与する方法、(2)カラーフィルター材料中に有機系の帯電防止剤を配合することにより3色のカラーフィルターに導電性を付与する方法、の何れかを用いる。
また、本発明の情報表示用パネルでは、R:赤色、G:緑色、B:青色の3色(光の三原色)のカラーフィルターを各画素に配置し、カラーフィルターを配置した3画素をもって表示単位画素を構成してもよいし、C:シアン色、M:マゼンダ色、Y:黄色の3色(色の三原色)のカラーフィルターを各画素に配置し、カラーフィルターを配置した3画素をもって表示単位画素を構成するようにしてもよい。また、R:赤色、G:緑色、B:青色、または、C:シアン色、M:マゼンダ色、Y:黄色の各3色のカラーフィルターを各画素に配置し、カラーフィルターを配置した3画素と隣接するカラーフィルターを配置しない別の1画素との4画素をもって表示単位画素を構成するようにしてもよい。この場合、前記表示画素単位を構成する4画素が、2×2の画素配列をもって構成されるようにする。さらに、本発明の情報表示用パネルでは、印刷法で作製したカラーフィルターを配置することが好ましく、前記印刷法がインクジェット法や凸版印刷法であることが好ましい。
次に、本発明のカラーフィルター付き情報表示用パネルの製造方法の一例を説明する。 まず、表示面側透明基板2の一方の面にライン状の透明なITO電極6を設ける。このとき、透明なITO電極の形成と同時に、基板の四隅にアライメントマークを設けることが好ましい。次に、各々のITO電極に対応して、基板のITO電極およびアライメントマークを設けた側の面と反対側の面に、赤色フィルター11R、緑色フィルター11G、青色フィルター11Bの繰り返しから構成されるカラーフィルターをインクジェット方式で形成する。なお、上述した例では、カラーフィルターの例として、赤色フィルター11R、緑色フィルター11G、青色フィルター11Bからなるカラーフィルターを利用したが、これに限定されるものではなく、その他のカラー、例えばシアン、マゼンタ、イエローの組から構成されるカラーフィルターを用いることもできる。また、電極としてITO電極を設けたが、透明で導電性を有していれば他の材料の電極を使用することができる。
本発明の情報表示用パネルによれば、基板1,2間の空間に、少なくとも1種類以上の粒子から成り、色および帯電性を有する表示媒体を少なくとも1種類以上封入し、基板1,2に設けた対電極5,6間に印加した電圧に応じた電界を表示媒体に付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルの、表示面側透明基板内側の各セル内に設けた透明電極6上に、導電性を付与したカラーフィルター22R,22G,22Bを設けてカラー表示を行うようにしたから、表示媒体を構成する粒子の移動性が確保されることになり、表示品質を向上させた情報表示用パネルを提供することができる。
さらに、本発明の情報表示用パネルによれば、情報表示用パネルの表示面側透明基板内側の各セル内に設けた透明電極6上に、導電性を付与したカラーフィルター22R,22G,22Bを設けたから、表示媒体を構成する粒子とカラーフィルターとが接近し、カラー表示が綺麗に見えるようになる。
さらに、本発明の情報表示用パネルによれば、情報表示用パネルの表示面側透明基板内側の各セル内に設けた透明電極6上に、導電性を付与したカラーフィルター22R,22G,22Bを設けたから、表示媒体を構成する粒子とカラーフィルターとが接近し、カラー表示が綺麗に見えるようになる。
[カラーフィルターの作製方法(色材分散法)」
(1)光硬化型の樹脂に色材を分散させ、基板上に感光性樹脂層を形成し、これをパターニングすることにより単色のパターンを得る工程を行う。この工程を3回繰り返すことにより、R,G,B3色、または、C,M,Y3色の着色部を形成する。
(2)熱硬化型の樹脂に色材を分散させ、基板上に印刷を3回繰り返すことにより、R,G,B3色、または、C,M,Y3色に塗り分けた後、樹脂を熱硬化させるものである。
何れの方法においても、着色部の上に保護膜を形成するのが一般的である。
硬化型インクは、好ましくは、少なくとも、色材と、光照射および加熱の一方または両方により硬化する樹脂組成物とを含有するものを用いる。
(1)光硬化型の樹脂に色材を分散させ、基板上に感光性樹脂層を形成し、これをパターニングすることにより単色のパターンを得る工程を行う。この工程を3回繰り返すことにより、R,G,B3色、または、C,M,Y3色の着色部を形成する。
(2)熱硬化型の樹脂に色材を分散させ、基板上に印刷を3回繰り返すことにより、R,G,B3色、または、C,M,Y3色に塗り分けた後、樹脂を熱硬化させるものである。
何れの方法においても、着色部の上に保護膜を形成するのが一般的である。
硬化型インクは、好ましくは、少なくとも、色材と、光照射および加熱の一方または両方により硬化する樹脂組成物とを含有するものを用いる。
硬化型インクに含有させる熱硬化型の樹脂組成物としては、公知の樹脂と架橋剤との組み合わせを使用することができ、具体的には、メラミン樹脂、水酸基あるいはカルボキシル基含有ポリマーとメラミン、水酸基あるいはカルボキシル基含有ポリマーと多官能エポキシ化合物、水酸基あるいはカルボキシル基含有ポリマーと繊維素反応型化合物、エポキシ樹脂とレゾール型樹脂、エポキシ樹脂とアミン類、エポキシ樹脂とカルボン酸または酸無水物、エポキシ化合物等が挙げられる。
また、光硬化型樹脂組成物としては、市販のネガ型レジストが好適に用いられる。
また、光硬化型樹脂組成物としては、市販のネガ型レジストが好適に用いられる。
2個以上のグリシジル基を有する多官能基エポキシドと該エポキシドによって架橋される化合物とを含む熱硬化型樹脂組成物が好ましく用いられる。
この多官能基エポキシドは、水酸基、カルボキシル基、アミノ酸基等、活性水素を持つ反応基と架橋反応を示し、また、酸無水物等とも反応する。
具体的には、例えば、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、グリセロールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ソルビタンポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル、トリグリシジルトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、アジピン酸ジグリシジルエーテル等を挙げることができる。
これらの多官能エポキシドは、硬化型インク中に0.01〜10重量%含有させるのが好ましい。また、これらの多官能エポキシドは、1種あるいは2種以上混合して用いられる。
この多官能基エポキシドは、水酸基、カルボキシル基、アミノ酸基等、活性水素を持つ反応基と架橋反応を示し、また、酸無水物等とも反応する。
具体的には、例えば、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、グリセロールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ソルビタンポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル、トリグリシジルトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、アジピン酸ジグリシジルエーテル等を挙げることができる。
これらの多官能エポキシドは、硬化型インク中に0.01〜10重量%含有させるのが好ましい。また、これらの多官能エポキシドは、1種あるいは2種以上混合して用いられる。
また、上記多官能エポキシドによって架橋される化合物としては、水酸基、カルボキシル基、アミノ酸等活性水素を持つ反応基を含有し、熱処理によって硬化する樹脂である。
具体的には、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステル、ポリヒドロキシエチルメタクリレート等のアクリル系樹脂;シリコーン樹脂;エポキシ樹脂;ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体あるいはその変性物;ポリビニルピロリドン等が挙げられ、これらの高分子化合物は、1種あるいは2種以上を混合して用いられ、硬化型インク中の含有量は0.05〜20重量%が好ましい。
具体的には、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステル、ポリヒドロキシエチルメタクリレート等のアクリル系樹脂;シリコーン樹脂;エポキシ樹脂;ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体あるいはその変性物;ポリビニルピロリドン等が挙げられ、これらの高分子化合物は、1種あるいは2種以上を混合して用いられ、硬化型インク中の含有量は0.05〜20重量%が好ましい。
[バインダー樹脂]
カラーフィルター材中に含有させるバインダー樹脂には硬化剤を加えたものを用いる。
熱硬化型カラーフィルター材(熱硬化型インク)が含有するバインダーとしては、公知の樹脂および架橋剤の組み合わせが使用でき、具体的には、メラミン樹脂、水酸基或いはカルボキシル基含有ポリマーとメラミン、水酸基或いはカルボキシル基含有ポリマーと多官能エポキシ化合物、水酸基或いはカルボキシル基含有ポリマーと繊維素反応型化合物、エポキシ樹脂とレゾール型樹脂、エポキシ樹脂とアミン類、エポキシ樹脂とカルボン酸または酸無水物、エポキシ化合物、天然樹脂、あるいはアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリビニール系樹脂、アミノ系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエーテル系樹脂等が用いられ、特にアクリル系樹脂が好ましく用いられ、このバインダー樹脂はカラーフィルター材(インク)全重量に対して0.1〜20重量%、好ましくは0.2〜15重量%の範囲で添加される。
また、光硬化型カラーフィルター材が含有するバインダーとしては紫外線(UV)硬化型バインダーがあり、プレポリマー、モノマー、光開始剤及び色材を主成分とするものであり、プレポリマー、モノマー等がバインダーとなる。
プレポリマーとしては、ポリエステルアクリレート、ポリウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリエーテルアクリレート、オリゴアクリレート、アルキドアクリレート、ポリオールアクリレート、シリコンアクリレート等のプレポリマーのいずれかを特に限定することなく用いることができる。
モノマーとしては、スチレン、酢酸ビニル等のビニルモノマー;n−ヘキシルアクリレート、フェノキシエチルアクリレート等の単官能アクリルモノマー;ジエチレングリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ヒドロキシピペリン酸エステルネオペンチルグリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジペンタエリストールヘキサアクリレート等の多官能アクリルモノマー、アクリル酸、メタクリル酸、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリレート、スチレン、ポリスチレンマクロモノマー、及びポリメチルメタクリレートマクロモノマー等を用いることができる。
上記プレポリマー及びモノマーは単独で用いても良いし、2種以上混含しても良い。
光重合開始剤は、イソブチルベンゾインエーテル、イソプロピルベンゾインエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインメチルエーテル、1−フェニル−l,2−プロパジオン−2−オキシム、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、ベンジル、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、ベンゾフェノン、クロロチオキサントン、2−クロロチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2−メチルチオキサントン、塩素置換ベンゾフェノン、ハロゲン置換アルキル−アリルケトン等の中から所望の硬化性が得られるものを選択して用いることができる。
その他必要に応じて脂肪族アミン、芳香族アミン等の光開始助剤;チオキサンソン等の光鋭感剤等を添加してもよい。
カラーフィルター材中に含有させるバインダー樹脂には硬化剤を加えたものを用いる。
熱硬化型カラーフィルター材(熱硬化型インク)が含有するバインダーとしては、公知の樹脂および架橋剤の組み合わせが使用でき、具体的には、メラミン樹脂、水酸基或いはカルボキシル基含有ポリマーとメラミン、水酸基或いはカルボキシル基含有ポリマーと多官能エポキシ化合物、水酸基或いはカルボキシル基含有ポリマーと繊維素反応型化合物、エポキシ樹脂とレゾール型樹脂、エポキシ樹脂とアミン類、エポキシ樹脂とカルボン酸または酸無水物、エポキシ化合物、天然樹脂、あるいはアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリビニール系樹脂、アミノ系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエーテル系樹脂等が用いられ、特にアクリル系樹脂が好ましく用いられ、このバインダー樹脂はカラーフィルター材(インク)全重量に対して0.1〜20重量%、好ましくは0.2〜15重量%の範囲で添加される。
また、光硬化型カラーフィルター材が含有するバインダーとしては紫外線(UV)硬化型バインダーがあり、プレポリマー、モノマー、光開始剤及び色材を主成分とするものであり、プレポリマー、モノマー等がバインダーとなる。
プレポリマーとしては、ポリエステルアクリレート、ポリウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリエーテルアクリレート、オリゴアクリレート、アルキドアクリレート、ポリオールアクリレート、シリコンアクリレート等のプレポリマーのいずれかを特に限定することなく用いることができる。
モノマーとしては、スチレン、酢酸ビニル等のビニルモノマー;n−ヘキシルアクリレート、フェノキシエチルアクリレート等の単官能アクリルモノマー;ジエチレングリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ヒドロキシピペリン酸エステルネオペンチルグリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジペンタエリストールヘキサアクリレート等の多官能アクリルモノマー、アクリル酸、メタクリル酸、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリレート、スチレン、ポリスチレンマクロモノマー、及びポリメチルメタクリレートマクロモノマー等を用いることができる。
上記プレポリマー及びモノマーは単独で用いても良いし、2種以上混含しても良い。
光重合開始剤は、イソブチルベンゾインエーテル、イソプロピルベンゾインエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインメチルエーテル、1−フェニル−l,2−プロパジオン−2−オキシム、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、ベンジル、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、ベンゾフェノン、クロロチオキサントン、2−クロロチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2−メチルチオキサントン、塩素置換ベンゾフェノン、ハロゲン置換アルキル−アリルケトン等の中から所望の硬化性が得られるものを選択して用いることができる。
その他必要に応じて脂肪族アミン、芳香族アミン等の光開始助剤;チオキサンソン等の光鋭感剤等を添加してもよい。
[色材:カラーフィルターの着色剤]
R、G、B等、所望の色に合わせて、有機着色剤及び無機着色剤の中から任意のものを選んで使用することができる。
有機着色剤としては、例えば、染料、有機顔料、天然色素等を用いることができる。
また、無機着色剤としては、例えば、無機顔料、体質顔料等を用いることができる。
着色剤としては染料、顔料のいずれでも好ましく用いることができる。
例えば、染料としては、C.I.アシッドレッド118、C.I.アシッドレッド254、C.I.アシッドグリーン25、C.I.アシッドブルー113、C.I.アシッドブルー185、C.I.アシッドブルー7、顔料としては、C.I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド12、C.I.ピグメントグリーン36、C.I.ピグメントブルー209、C.I.ピグメントブルー16等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
これらの染料、顔料のインク中の含有量は0.1〜20重量%程度が好ましい。
有機顔料としては、例えばアゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料等のアゾ顔料類、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料等の多環式顔料類、染料レーキ等が挙げられる。
無機顔料としては、例えば酸化チタン、ベンガラ、酸化クロム、鉄黒等の酸化物や、カドミウムイエロー、クロムバーミリオン、紺青、群青、黄色酸化鉄等が挙げられる。
これらの中で有機顔料は、発色性が高く、耐熱性も高いので、好ましく用いられる。
好ましい有機顔料としては、例えばカラーインデックス(C.I.;The Society of Dyers and Colourists 社発行) においてピグメント(Pigment)に分類されている化合物、具体的には、下記のようなカラーインデックス(C.I.)番号が付されているものを挙げることができる。
C.I.ピグメントイエロー1、C.I.ピグメントイエロー3、C.I.ピグメントイエロー12、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントイエロー14、C.I.ピグメントイエロー15、C.I.ピグメントイエロー16、C.I.ピグメントイエロー17、C.I.ピグメントイエロー20、C.I.ピグメントイエロー24、C.I.ピグメントイエロー31、C.I.ピグメントイエロー55、C.I.ピグメントイエロー60、C.I.ピグメントイエロー61、C.I.ピグメントイエロー65、C.I.ピグメントイエロー71、C.I.ピグメントイエロー73、C.I.ピグメントイエロー74、C.I.ピグメントイエロー81、C.I.ピグメントイエロー83、C.I.ピグメントイエロー93、C.I.ピグメントイエロー95、C.I.ピグメントイエロー97、C.I.ピグメントイエロー98、C.I.ピグメントイエロー100、C.I.ピグメントイエロー101、C.I.ピグメントイエロー104、C.I.ピグメントイエロー106、C.I.ピグメントイエロー108、C.I.ピグメントイエロー109、C.I.ピグメントイエロー110、C.I.ピグメントイエロー113、C.I.ピグメントイエロー114、C.I.ピグメントイエロー116、C.I.ピグメントイエロー117、C.I.ピグメントイエロー119、C.I.ピグメントイエロー120、C.I.ピグメントイエロー126、C.I.ピグメントイエロー127、C.I.ピグメントイエロー128、C.I.ピグメントイエロー129、C.I.ピグメントイエロー138、C.I.ピグメントイエロー139、C.I.ピグメントイエロー150、C.I.ピグメントイエロー151、C.I.ピグメントイエロー152、C.I.ピグメントイエロー153、C.I.ピグメントイエロー154、C.I.ピグメントイエロー155、C.I.ピグメントイエロー156、C.I.ピグメントイエロー166、C.I.ピグメントイエロー168、C.I.ピグメントイエロー175; C.I.ピグメントオレンジ1、C.I.ピグメントオレンジ5、C.I.ピグメントオレンジ13、C.I.ピグメントオレンジ14、C.I.ピグメントオレンジ16、C.I.ピグメントオレンジ17、C.I.ピグメントオレンジ24、C.I.ピグメントオレンジ34、C.I.ピグメントオレンジ36、C.I.ピグメントオレンジ38、C.I.ピグメントオレンジ40、C.I.ピグメントオレンジ43、C.I.ピグメントオレンジ46、C.I.ピグメントオレンジ49、C.I.ピグメントオレンジ51、C.I.ピグメントオレンジ61、C.I.ピグメントオレンジ63、C.I.ピグメントオレンジ64、C.I.ピグメントオレンジ71、C.I.ピグメントオレンジ73;C.I.ピグメントバイオレット1、C.I.ピグメントバイオレット19、C.I.ピグメントバイオレット23、C.I.ピグメントバイオレット29、C.I.ピグメントバイオレット32、C.I.ピグメントバイオレット36、C.I.ピグメントバイオレット38; C.I.ピグメントレッド1、C.I.ピグメントレッド2、C.I.ピグメントレッド3、C.I.ピグメントレッド4、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド6、C.I.ピグメントレッド7、C.I.ピグメントレッド8、C.I.ピグメントレッド9、C.I.ピグメントレッド10、C.I.ピグメントレッド11、C.I.ピグメントレッド12、C.I.ピグメントレッド14、C.I.ピグメントレッド15、C.I.ピグメントレッド16、C.I.ピグメントレッド17、C.I.ピグメントレッド18、C.I.ピグメントレッド19、C.I.ピグメントレッド21、C.I.ピグメントレッド22、C.I.ピグメントレッド23、C.I.ピグメントレッド30、C.I.ピグメントレッド31、C.I.ピグメントレッド32、C.I.ピグメントレッド37、C.I.ピグメントレッド38、C.I.ピグメントレッド40、C.I.ピグメントレッド41、C.I.ピグメントレッド42、C.I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピグメントレッド48:2、C.I.ピグメントレッド48:3、C.I.ピグメントレッド48:4、C.I.ピグメントレッド49:1、C.I.ピグメントレッド49:2、C.I.ピグメントレッド50:1、C.I.ピグメントレッド52:1、C.I.ピグメントレッド53:1、C.I.ピグメントレッド57、C.I.ピグメントレッド57:1、C.I.ピグメントレッド57:2、C.I.ピグメントレッド58:2、C.I.ピグメントレッド58:4、C.I.ピグメントレッド60:1、C.I.ピグメントレッド63:1、C.I.ピグメントレッド63:2、C.I.ピグメントレッド64:1、C.I.ピグメントレッド81:1、C.I.ピグメントレッド83、C.I.ピグメントレッド88、C.I.ピグメントレッド90:1、C.I.ピグメントレッド97、C.I.ピグメントレッド101、C.I.ピグメントレッド102、C.I.ピグメントレッド104、C.I.ピグメントレッド105、C.I.ピグメントレッド106、C.I.ピグメントレッド108、C.I.ピグメントレッド112、C.I.ピグメントレッド113、C.I.ピグメントレッド114、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド123、C.I.ピグメントレッド144、C.I.ピグメントレッド146、C.I.ピグメントレッド149、C.I.ピグメントレッド150、C.I.ピグメントレッド151、C.I.ピグメントレッド166、C.I.ピグメントレッド168、C.I.ピグメントレッド170、C.I.ピグメントレッド171、C.I.ピグメントレッド172、C.I.ピグメントレッド174、C.I.ピグメントレッド175、C.I.ピグメントレッド176、C.I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド178、C.I.ピグメントレッド179、C.I.ピグメントレッド180、C.I.ピグメントレッド185、C.I.ピグメントレッド187、C.I.ピグメントレッド188、C.I.ピグメントレッド190、C.I.ピグメントレッド193、C.I.ピグメントレッド194、C.I.ピグメントレッド202、C.I.ピグメントレッド206、C.I.ピグメントレッド207、C.I.ピグメントレッド208、C.I.ピグメントレッド209、C.I.ピグメントレッド215、C.I.ピグメントレッド216、C.I.ピグメントレッド220、C.I.ピグメントレッド224、C.I.ピグメントレッド226、C.I.ピグメントレッド242、C.I.ピグメントレッド243、C.I.ピグメントレッド245、C.I.ピグメントレッド254、C.I.ピグメントレッド255、C.I.ピグメントレッド264、C.I.ピグメントレッド265; C.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15:4、C.I.ピグメントブルー15:6、C.I.ピグメントブルー60;C.I.ピグメントグリーン7、C.I.ピグメントグリーン36;C.I.ピグメントブラウン23、C.I.ピグメントブラウン25;C.I.ピグメントブラック1、ピグメントブラック7。
色調の点から、特に、C.I.ピグメントレッド177、254、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド12、C.I.ピグメントグリーン36、7、C.I.ピグメントブルー209、15:6、C.I.ピグメントブルー16、C.I.ピグメントイエロー138、150等が好ましく用いられる。
R、G、B等、所望の色に合わせて、有機着色剤及び無機着色剤の中から任意のものを選んで使用することができる。
有機着色剤としては、例えば、染料、有機顔料、天然色素等を用いることができる。
また、無機着色剤としては、例えば、無機顔料、体質顔料等を用いることができる。
着色剤としては染料、顔料のいずれでも好ましく用いることができる。
例えば、染料としては、C.I.アシッドレッド118、C.I.アシッドレッド254、C.I.アシッドグリーン25、C.I.アシッドブルー113、C.I.アシッドブルー185、C.I.アシッドブルー7、顔料としては、C.I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド12、C.I.ピグメントグリーン36、C.I.ピグメントブルー209、C.I.ピグメントブルー16等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
これらの染料、顔料のインク中の含有量は0.1〜20重量%程度が好ましい。
有機顔料としては、例えばアゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料等のアゾ顔料類、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料等の多環式顔料類、染料レーキ等が挙げられる。
無機顔料としては、例えば酸化チタン、ベンガラ、酸化クロム、鉄黒等の酸化物や、カドミウムイエロー、クロムバーミリオン、紺青、群青、黄色酸化鉄等が挙げられる。
これらの中で有機顔料は、発色性が高く、耐熱性も高いので、好ましく用いられる。
好ましい有機顔料としては、例えばカラーインデックス(C.I.;The Society of Dyers and Colourists 社発行) においてピグメント(Pigment)に分類されている化合物、具体的には、下記のようなカラーインデックス(C.I.)番号が付されているものを挙げることができる。
C.I.ピグメントイエロー1、C.I.ピグメントイエロー3、C.I.ピグメントイエロー12、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントイエロー14、C.I.ピグメントイエロー15、C.I.ピグメントイエロー16、C.I.ピグメントイエロー17、C.I.ピグメントイエロー20、C.I.ピグメントイエロー24、C.I.ピグメントイエロー31、C.I.ピグメントイエロー55、C.I.ピグメントイエロー60、C.I.ピグメントイエロー61、C.I.ピグメントイエロー65、C.I.ピグメントイエロー71、C.I.ピグメントイエロー73、C.I.ピグメントイエロー74、C.I.ピグメントイエロー81、C.I.ピグメントイエロー83、C.I.ピグメントイエロー93、C.I.ピグメントイエロー95、C.I.ピグメントイエロー97、C.I.ピグメントイエロー98、C.I.ピグメントイエロー100、C.I.ピグメントイエロー101、C.I.ピグメントイエロー104、C.I.ピグメントイエロー106、C.I.ピグメントイエロー108、C.I.ピグメントイエロー109、C.I.ピグメントイエロー110、C.I.ピグメントイエロー113、C.I.ピグメントイエロー114、C.I.ピグメントイエロー116、C.I.ピグメントイエロー117、C.I.ピグメントイエロー119、C.I.ピグメントイエロー120、C.I.ピグメントイエロー126、C.I.ピグメントイエロー127、C.I.ピグメントイエロー128、C.I.ピグメントイエロー129、C.I.ピグメントイエロー138、C.I.ピグメントイエロー139、C.I.ピグメントイエロー150、C.I.ピグメントイエロー151、C.I.ピグメントイエロー152、C.I.ピグメントイエロー153、C.I.ピグメントイエロー154、C.I.ピグメントイエロー155、C.I.ピグメントイエロー156、C.I.ピグメントイエロー166、C.I.ピグメントイエロー168、C.I.ピグメントイエロー175; C.I.ピグメントオレンジ1、C.I.ピグメントオレンジ5、C.I.ピグメントオレンジ13、C.I.ピグメントオレンジ14、C.I.ピグメントオレンジ16、C.I.ピグメントオレンジ17、C.I.ピグメントオレンジ24、C.I.ピグメントオレンジ34、C.I.ピグメントオレンジ36、C.I.ピグメントオレンジ38、C.I.ピグメントオレンジ40、C.I.ピグメントオレンジ43、C.I.ピグメントオレンジ46、C.I.ピグメントオレンジ49、C.I.ピグメントオレンジ51、C.I.ピグメントオレンジ61、C.I.ピグメントオレンジ63、C.I.ピグメントオレンジ64、C.I.ピグメントオレンジ71、C.I.ピグメントオレンジ73;C.I.ピグメントバイオレット1、C.I.ピグメントバイオレット19、C.I.ピグメントバイオレット23、C.I.ピグメントバイオレット29、C.I.ピグメントバイオレット32、C.I.ピグメントバイオレット36、C.I.ピグメントバイオレット38; C.I.ピグメントレッド1、C.I.ピグメントレッド2、C.I.ピグメントレッド3、C.I.ピグメントレッド4、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド6、C.I.ピグメントレッド7、C.I.ピグメントレッド8、C.I.ピグメントレッド9、C.I.ピグメントレッド10、C.I.ピグメントレッド11、C.I.ピグメントレッド12、C.I.ピグメントレッド14、C.I.ピグメントレッド15、C.I.ピグメントレッド16、C.I.ピグメントレッド17、C.I.ピグメントレッド18、C.I.ピグメントレッド19、C.I.ピグメントレッド21、C.I.ピグメントレッド22、C.I.ピグメントレッド23、C.I.ピグメントレッド30、C.I.ピグメントレッド31、C.I.ピグメントレッド32、C.I.ピグメントレッド37、C.I.ピグメントレッド38、C.I.ピグメントレッド40、C.I.ピグメントレッド41、C.I.ピグメントレッド42、C.I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピグメントレッド48:2、C.I.ピグメントレッド48:3、C.I.ピグメントレッド48:4、C.I.ピグメントレッド49:1、C.I.ピグメントレッド49:2、C.I.ピグメントレッド50:1、C.I.ピグメントレッド52:1、C.I.ピグメントレッド53:1、C.I.ピグメントレッド57、C.I.ピグメントレッド57:1、C.I.ピグメントレッド57:2、C.I.ピグメントレッド58:2、C.I.ピグメントレッド58:4、C.I.ピグメントレッド60:1、C.I.ピグメントレッド63:1、C.I.ピグメントレッド63:2、C.I.ピグメントレッド64:1、C.I.ピグメントレッド81:1、C.I.ピグメントレッド83、C.I.ピグメントレッド88、C.I.ピグメントレッド90:1、C.I.ピグメントレッド97、C.I.ピグメントレッド101、C.I.ピグメントレッド102、C.I.ピグメントレッド104、C.I.ピグメントレッド105、C.I.ピグメントレッド106、C.I.ピグメントレッド108、C.I.ピグメントレッド112、C.I.ピグメントレッド113、C.I.ピグメントレッド114、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド123、C.I.ピグメントレッド144、C.I.ピグメントレッド146、C.I.ピグメントレッド149、C.I.ピグメントレッド150、C.I.ピグメントレッド151、C.I.ピグメントレッド166、C.I.ピグメントレッド168、C.I.ピグメントレッド170、C.I.ピグメントレッド171、C.I.ピグメントレッド172、C.I.ピグメントレッド174、C.I.ピグメントレッド175、C.I.ピグメントレッド176、C.I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド178、C.I.ピグメントレッド179、C.I.ピグメントレッド180、C.I.ピグメントレッド185、C.I.ピグメントレッド187、C.I.ピグメントレッド188、C.I.ピグメントレッド190、C.I.ピグメントレッド193、C.I.ピグメントレッド194、C.I.ピグメントレッド202、C.I.ピグメントレッド206、C.I.ピグメントレッド207、C.I.ピグメントレッド208、C.I.ピグメントレッド209、C.I.ピグメントレッド215、C.I.ピグメントレッド216、C.I.ピグメントレッド220、C.I.ピグメントレッド224、C.I.ピグメントレッド226、C.I.ピグメントレッド242、C.I.ピグメントレッド243、C.I.ピグメントレッド245、C.I.ピグメントレッド254、C.I.ピグメントレッド255、C.I.ピグメントレッド264、C.I.ピグメントレッド265; C.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15:4、C.I.ピグメントブルー15:6、C.I.ピグメントブルー60;C.I.ピグメントグリーン7、C.I.ピグメントグリーン36;C.I.ピグメントブラウン23、C.I.ピグメントブラウン25;C.I.ピグメントブラック1、ピグメントブラック7。
色調の点から、特に、C.I.ピグメントレッド177、254、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド12、C.I.ピグメントグリーン36、7、C.I.ピグメントブルー209、15:6、C.I.ピグメントブルー16、C.I.ピグメントイエロー138、150等が好ましく用いられる。
さらに、顔料の分類別に以下記載のものが挙げられる。
黒色顔料としては、カーボンブラック、チタンブラック、酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、活性炭などがある。
黄色顔料としては、黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキなどがある。
橙色顔料としては、赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダンスレンブリリアントオレンジGKなどがある。
赤色顔料としては、ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォッチングレツド、カルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3Bなどがある。
紫色顔料としては、マンガン紫、ファーストバイオレットB、メチルバイオレットレーキなどがある。
青色顔料としては、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBCなどがある。
緑色顔料としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンGなどがある。
体質顔料としては、バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、アルミナホワイトなどがある。
これらの色材は、単独で或いは複数組合せて用いることができる。
黒色顔料としては、カーボンブラック、チタンブラック、酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、活性炭などがある。
黄色顔料としては、黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキなどがある。
橙色顔料としては、赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダンスレンブリリアントオレンジGKなどがある。
赤色顔料としては、ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォッチングレツド、カルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3Bなどがある。
紫色顔料としては、マンガン紫、ファーストバイオレットB、メチルバイオレットレーキなどがある。
青色顔料としては、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBCなどがある。
緑色顔料としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンGなどがある。
体質顔料としては、バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、アルミナホワイトなどがある。
これらの色材は、単独で或いは複数組合せて用いることができる。
[カラーフィルター材(インク)媒体]
カラーフィルター材をインクジェット法に適用するインクとし、インクを水性インクとする場合には、インク中の水性媒体は水及び水溶性有機溶媒との混合溶媒とし、水溶性有機溶媒としては、インクの乾燥防止効果を有するものを用い、また、水は種々のイオンを含有する一般の水ではなく、脱イオン水を用いることが望ましい。
水溶性有機溶剤としては、具体的に、例えば、メタノール、エタノール、n―プロパノール、イソプロパノール、n―ブタノール、sec―ブタノール、tert―ブタノール、イソブタノール、n―ペンタノール等の炭素数1〜5のアルキルアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコール等のケトンまたはケトアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のオキシエチレンまたはオキシプロピレン共重合体;エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2,6―ヘキサントリオール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリコール類;グリセリン;エチレングリコールモノメチル(またはエチル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(またはエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(またはエチル)エーテル等の低級アルキルエーテル類;トリエチレングリコールジメチル(またはエチル)エーテル、テトラエチレングリコールジメチル(またはエチル)エーテル等の多価アルコールの低級ジアルキルエーテル類;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン類;スルホラン、N―メチル―2―ピロリドン、2―ピロリドン、1,3―ジメチル―2―イミダゾリジノン等が挙げられる。
これらの水溶性有機溶剤は、単独でもあるいは混合物としても使用することができる。
また、上記した成分の他に必要に応じて、界面活性剤、消泡剤、防腐剤、防カビ剤等を添加することができ、さらに、市販の水溶性染料等を添加することもできる。
具体的には、脂肪酸塩類、高級アルコール硫酸エステル塩類、液体脂肪油硫酸エステル塩類、アルキルアリルスルホン酸塩類等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル類、アセチレンアルコール、アセチレングリコール等の非イオン性界面活性剤等が挙げられ、これらを1種或いは2種以上混合して用いることができる。
モノマーを主成分として構成するカラーフィルター材(インク)では、溶媒は用いないでも、インクジェットで吐出できる粘度を有するものを選択して用いる。
カラーフィルター材をインクジェット法に適用するインクとし、インクを水性インクとする場合には、インク中の水性媒体は水及び水溶性有機溶媒との混合溶媒とし、水溶性有機溶媒としては、インクの乾燥防止効果を有するものを用い、また、水は種々のイオンを含有する一般の水ではなく、脱イオン水を用いることが望ましい。
水溶性有機溶剤としては、具体的に、例えば、メタノール、エタノール、n―プロパノール、イソプロパノール、n―ブタノール、sec―ブタノール、tert―ブタノール、イソブタノール、n―ペンタノール等の炭素数1〜5のアルキルアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコール等のケトンまたはケトアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のオキシエチレンまたはオキシプロピレン共重合体;エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2,6―ヘキサントリオール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリコール類;グリセリン;エチレングリコールモノメチル(またはエチル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(またはエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(またはエチル)エーテル等の低級アルキルエーテル類;トリエチレングリコールジメチル(またはエチル)エーテル、テトラエチレングリコールジメチル(またはエチル)エーテル等の多価アルコールの低級ジアルキルエーテル類;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン類;スルホラン、N―メチル―2―ピロリドン、2―ピロリドン、1,3―ジメチル―2―イミダゾリジノン等が挙げられる。
これらの水溶性有機溶剤は、単独でもあるいは混合物としても使用することができる。
また、上記した成分の他に必要に応じて、界面活性剤、消泡剤、防腐剤、防カビ剤等を添加することができ、さらに、市販の水溶性染料等を添加することもできる。
具体的には、脂肪酸塩類、高級アルコール硫酸エステル塩類、液体脂肪油硫酸エステル塩類、アルキルアリルスルホン酸塩類等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル類、アセチレンアルコール、アセチレングリコール等の非イオン性界面活性剤等が挙げられ、これらを1種或いは2種以上混合して用いることができる。
モノマーを主成分として構成するカラーフィルター材(インク)では、溶媒は用いないでも、インクジェットで吐出できる粘度を有するものを選択して用いる。
上記実施の形態では、インクジェット法で本発明で用いるカラーフィルターを作製する例につき説明したが、本発明で用いるカラーフィルターは、フォトリゾ法で作製することもできるほか、凸版印刷法でも作製できる。
凸版印刷法では、透明基板上に製膜されたITO等の透明導電材料を電極形状にパターニングしておき、パターニングされた透明電極上に、凸版の凸部に塗布したインクを転写することにより、導電性が付与された各色のカラーフィルター層を形成する。その後、電極およびカラーフィルター層が形成された基板に、隔壁を形成して隔壁付き基板とすることができるほか、隔壁はもう一方の基板に設けて、上記電極およびカラーフィルター層が形成された基板には隔壁を設けない方法を用いてもよい。
凸版印刷法では、透明基板上に製膜されたITO等の透明導電材料を電極形状にパターニングしておき、パターニングされた透明電極上に、凸版の凸部に塗布したインクを転写することにより、導電性が付与された各色のカラーフィルター層を形成する。その後、電極およびカラーフィルター層が形成された基板に、隔壁を形成して隔壁付き基板とすることができるほか、隔壁はもう一方の基板に設けて、上記電極およびカラーフィルター層が形成された基板には隔壁を設けない方法を用いてもよい。
以下、本発明の情報表示用パネルを構成する各部材について説明する。
[情報表示用パネル基板]
基板については、少なくとも一方の基板はパネル外側から表示媒体の色が確認できる透明な基板であり、カラーフィルター材はこの透明基板に配置する。この透明基板としては、可視光の透過率が高くかつ耐熱性の良い材料が好適である。カラーフィルターを配置しない側の基板は透明でも不透明でもかまわない。
基板材料を例示すると、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、アクリル樹脂などのポリマーシートや、金属シートのように可撓性のあるものが挙げられる。基板の厚みは、2〜5000μmが好ましく、さらに5〜2000μmが好適であり、薄すぎると、強度、基板間の間隔均一性を保ちにくくなり、5000μmより厚いと、薄型情報表示用パネルとする場合に不都合がある。
基板については、少なくとも一方の基板はパネル外側から表示媒体の色が確認できる透明な基板であり、カラーフィルター材はこの透明基板に配置する。この透明基板としては、可視光の透過率が高くかつ耐熱性の良い材料が好適である。カラーフィルターを配置しない側の基板は透明でも不透明でもかまわない。
基板材料を例示すると、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、アクリル樹脂などのポリマーシートや、金属シートのように可撓性のあるものが挙げられる。基板の厚みは、2〜5000μmが好ましく、さらに5〜2000μmが好適であり、薄すぎると、強度、基板間の間隔均一性を保ちにくくなり、5000μmより厚いと、薄型情報表示用パネルとする場合に不都合がある。
[情報表示用パネル電極]
電極形成材料としては、アルミニウム、銀、ニッケル、銅、金等の金属類や酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム、アンチモン錫酸化物(ATO)、導電性酸化錫、導電性酸化亜鉛等の導電金属酸化物類、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンなどの導電性高分子類が例示され、適宜選択して用いられる。電極の形成方法としては、上記例示の材料をスパッタリング法、真空蒸着法、CVD(化学蒸着)法、塗布法等で薄膜状にパターニング形成する方法や、導電剤を溶媒や合成樹脂バインダーに混合して塗布してパターニング形成する方法が用いられる。視認側(表示面側)基板に設ける電極は透明である必要があるが、背面側基板に設ける電極は透明である必要がない。いずれの場合もパターン形成可能である導電性である上記材料を好適に用いることができる。なお、電極厚みは、導電性が確保でき光透過性に支障がなければ良く、3〜1000nm、好ましくは5〜400nmが好適である。背面側基板に設ける電極の材質や厚みなどは上述した表示面側基板に設ける電極と同様であるが、透明である必要はない。なお、この場合の外部電圧入力は、直流あるいは交流を重畳しても良い。
電極形成材料としては、アルミニウム、銀、ニッケル、銅、金等の金属類や酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム、アンチモン錫酸化物(ATO)、導電性酸化錫、導電性酸化亜鉛等の導電金属酸化物類、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンなどの導電性高分子類が例示され、適宜選択して用いられる。電極の形成方法としては、上記例示の材料をスパッタリング法、真空蒸着法、CVD(化学蒸着)法、塗布法等で薄膜状にパターニング形成する方法や、導電剤を溶媒や合成樹脂バインダーに混合して塗布してパターニング形成する方法が用いられる。視認側(表示面側)基板に設ける電極は透明である必要があるが、背面側基板に設ける電極は透明である必要がない。いずれの場合もパターン形成可能である導電性である上記材料を好適に用いることができる。なお、電極厚みは、導電性が確保でき光透過性に支障がなければ良く、3〜1000nm、好ましくは5〜400nmが好適である。背面側基板に設ける電極の材質や厚みなどは上述した表示面側基板に設ける電極と同様であるが、透明である必要はない。なお、この場合の外部電圧入力は、直流あるいは交流を重畳しても良い。
[情報表示用パネル隔壁]
基板に設ける隔壁については、その形状は表示にかかわる表示媒体の種類や、配置する電極の形状、配置により適宜最適設定され、一概には限定されないが、隔壁の幅は2〜100μm、好ましくは3〜50μmに、隔壁の高さは10〜100μm、好ましくは10〜50μmに調整される。
また、隔壁を形成するにあたり、対向する両基板1、2の各々にリブを形成した後に接合する両リブ法、片側の基板上にのみリブを形成する片リブ法が考えられる。この発明では、いずれの方法も好適に用いられる。
これらのリブからなる隔壁により形成されるセルは、図6に示すごとく、基板平面方向からみて四角状、三角状、ライン状、円形状、六角状が例示され、配置としては格子状やハニカム状や網目状が例示される。表示面側から見える隔壁断面部分に相当する部分(セルの枠部の面積)はできるだけ小さくした方が良く、表示状態の鮮明さが増す。
ここで、隔壁の形成方法を例示すると、金型転写法、スクリーン印刷法、サンドブラスト法、フォトリソ法、アディティブ法が挙げられる。いずれの方法もこの発明の書込機能付き情報表示装置に表示装置として搭載する情報表示用パネルに好適に用いることができるが、これらのうち、レジストフィルムを用いるフォトリソ法や金型転写法が好適に用いられる。
基板に設ける隔壁については、その形状は表示にかかわる表示媒体の種類や、配置する電極の形状、配置により適宜最適設定され、一概には限定されないが、隔壁の幅は2〜100μm、好ましくは3〜50μmに、隔壁の高さは10〜100μm、好ましくは10〜50μmに調整される。
また、隔壁を形成するにあたり、対向する両基板1、2の各々にリブを形成した後に接合する両リブ法、片側の基板上にのみリブを形成する片リブ法が考えられる。この発明では、いずれの方法も好適に用いられる。
これらのリブからなる隔壁により形成されるセルは、図6に示すごとく、基板平面方向からみて四角状、三角状、ライン状、円形状、六角状が例示され、配置としては格子状やハニカム状や網目状が例示される。表示面側から見える隔壁断面部分に相当する部分(セルの枠部の面積)はできるだけ小さくした方が良く、表示状態の鮮明さが増す。
ここで、隔壁の形成方法を例示すると、金型転写法、スクリーン印刷法、サンドブラスト法、フォトリソ法、アディティブ法が挙げられる。いずれの方法もこの発明の書込機能付き情報表示装置に表示装置として搭載する情報表示用パネルに好適に用いることができるが、これらのうち、レジストフィルムを用いるフォトリソ法や金型転写法が好適に用いられる。
[カラーフィルター形状]
カラーフィルターは、形成する電極の形状に合わせて形成したり、電極形状とは無関係に、円形、楕円形、四角形、三角形、多角形、ストライプ形等の形状に形成したりすることができるが、カラーフィルター材をインクジェット法で用いるインクとして用いる場合には、インクが持つ表面張力により、四角形等の場合には、角部に丸みを持たせた形状となる。
カラーフィルターは、形成する電極の形状に合わせて形成したり、電極形状とは無関係に、円形、楕円形、四角形、三角形、多角形、ストライプ形等の形状に形成したりすることができるが、カラーフィルター材をインクジェット法で用いるインクとして用いる場合には、インクが持つ表面張力により、四角形等の場合には、角部に丸みを持たせた形状となる。
[表示媒体;表示用有色粒子で構成した粉流体]
次に、本発明で表示媒体として例えば用いる粉流体について説明する。なお、本発明で用いる粉流体の名称については、本出願人が「電子粉流体(登録商標):登録番号4636931 」の権利を得ている。
次に、本発明で表示媒体として例えば用いる粉流体について説明する。なお、本発明で用いる粉流体の名称については、本出願人が「電子粉流体(登録商標):登録番号4636931 」の権利を得ている。
本発明における「粉流体」は、気体の力も液体の力も借りずに、自ら流動性を示す、流体と粒子の特性を兼ね備えた両者の中間状態の物質である。例えば、液晶は液体と固体の中間的な相と定義され、液体の特徴である流動性と固体の特徴である異方性(光学的性質)を有するものである(平凡社:大百科事典)。一方、粒子の定義は、無視できるほどの大きさであっても有限の質量をもった物体であり、重力の影響を受けるとされている(丸善:物理学事典)。ここで、粒子でも、気固流動層体、液固流動体という特殊状態があり、粒子に底板から気体を流すと、粒子には気体の速度に対応して上向きの力が作用し、この力が重力とつりあう際に、流体のように容易に流動できる状態になるものを気固流動層体と呼び、同じく、流体により流動化させた状態を液固流動体と呼ぶとされている(平凡社:大百科事典)。このように気固流動層体や液固流動体は、気体や液体の流れを利用した状態である。本発明では、このような気体の力も、液体の力も借りずに、自ら流動性を示す状態の物質を、特異的に作り出せることが判明し、これを粉流体と定義した。
すなわち、本発明における粉流体は、液晶(液体と固体の中間相)の定義と同様に、粒子と液体の両特性を兼ね備えた中間的な状態で、先に述べた粒子の特徴である重力の影響を極めて受け難く、高流動性を示す特異な状態を示す物質である。このような物質はエアロゾル状態、すなわち気体中に固体状もしくは液体状の物質が分散質として安定に浮遊する分散系で得ることができ、本発明で固体状物質を分散質とするものである。
本発明の情報表示用パネルは、少なくとも一方が透明な、対向する基板間に、例えば気体中に固体粒子が分散質として安定に浮遊するエアロゾル状態で高流動性を示す粉流体を封入するものであり、このような粉流体は、粉体の流動性の指数である安息角を測定できないほど流動性に富んでおり、小さな電界の力等でクーロン力などにより容易に安定して移動させることができる。
本発明に用いる粉流体とは、先に述べたように、気体の力も液体の力も借りずに、自ら流動性を示す、流体と粒子の特性を兼ね備えた両者の中間状態の物質である。この粉流体は、特にエアロゾル状態とすることができ、情報表示用パネルでは、気体中に固体状の物質が分散質として比較的安定に浮遊する状態で表示媒体として用いられる。
本発明に用いる粉流体とは、先に述べたように、気体の力も液体の力も借りずに、自ら流動性を示す、流体と粒子の特性を兼ね備えた両者の中間状態の物質である。この粉流体は、特にエアロゾル状態とすることができ、情報表示用パネルでは、気体中に固体状の物質が分散質として比較的安定に浮遊する状態で表示媒体として用いられる。
[表示媒体を構成する表示用有色粒子]
次に、本発明の情報表示用パネルにおいて表示媒体を構成する表示用有色粒子(以下、粒子ともいう)について説明する。表示用有色粒子は、そのまま該表示用有色粒子だけで構成して表示媒体としたり、その他の粒子と合わせて構成して表示媒体としたり、粉流体となるように調整、構成して表示媒体としたりして用いられる。
粒子には、その主成分となる樹脂に、必要に応じて、従来と同様に、荷電制御剤、着色剤、無機添加剤等を含ますことができる。以下に、樹脂、荷電制御剤、着色剤、その他添加剤を例示する。
次に、本発明の情報表示用パネルにおいて表示媒体を構成する表示用有色粒子(以下、粒子ともいう)について説明する。表示用有色粒子は、そのまま該表示用有色粒子だけで構成して表示媒体としたり、その他の粒子と合わせて構成して表示媒体としたり、粉流体となるように調整、構成して表示媒体としたりして用いられる。
粒子には、その主成分となる樹脂に、必要に応じて、従来と同様に、荷電制御剤、着色剤、無機添加剤等を含ますことができる。以下に、樹脂、荷電制御剤、着色剤、その他添加剤を例示する。
樹脂の例としては、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリルウレタン樹脂、アクリルウレタンシリコーン樹脂、アクリルウレタンフッ素樹脂、アクリルフッ素樹脂、シリコーン樹脂、アクリルシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレンアクリル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ブチラール樹脂、塩化ビニリデン樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスルフォン樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられ、2種以上混合することもできる。特に、基板との付着力を制御する観点から、アクリルウレタン樹脂、アクリルシリコーン樹脂、アクリルフッ素樹脂、アクリルウレタンシリコーン樹脂、アクリルウレタンフッ素樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂が好適である。
荷電制御剤としては、特に制限はないが、負荷電制御剤としては例えば、サリチル酸金属錯体、含金属アゾ染料、含金属(金属イオンや金属原子を含む)の油溶性染料、4級アンモニウム塩系化合物、カリックスアレン化合物、含ホウ素化合物(ベンジル酸ホウ素錯体)、ニトロイミダゾール誘導体等が挙げられる。正荷電制御剤としては例えば、ニグロシン染料、トリフェニルメタン系化合物、4級アンモニウム塩系化合物、ポリアミン樹脂、イミダゾール誘導体等が挙げられる。その他、超微粒子シリカ、超微粒子酸化チタン、超微粒子アルミナ等の金属酸化物、ピリジン等の含窒素環状化合物及びその誘導体や塩、各種有機顔料、フッ素、塩素、窒素等を含んだ樹脂等も荷電制御剤として用いることもできる。
着色剤としては、以下に例示するような、有機または無機の各種、各色の顔料、染料が使用可能である。
黒色着色剤としては、カーボンブラック、酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、活性炭等がある。
青色着色剤としては、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBC等がある。
赤色着色剤としては、ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォッチングレッド、カルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3B、C.I.ピグメントレッド2等がある。
青色着色剤としては、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBC等がある。
赤色着色剤としては、ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォッチングレッド、カルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3B、C.I.ピグメントレッド2等がある。
黄色着色剤としては、黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファーストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキ、C.I.ピグメントイエロー12等がある。
緑色着色剤としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、C.I.ピグメントグリーン7、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンG等がある。
橙色着色剤としては、赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダンスレンブリリアントオレンジGK、C.I.ピグメントオレンジ31等がある。
紫色着色剤としては、マンガン紫、ファーストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ等がある。
白色着色剤としては、亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛等がある。
緑色着色剤としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、C.I.ピグメントグリーン7、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンG等がある。
橙色着色剤としては、赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダンスレンブリリアントオレンジGK、C.I.ピグメントオレンジ31等がある。
紫色着色剤としては、マンガン紫、ファーストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ等がある。
白色着色剤としては、亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛等がある。
体質顔料としては、バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、アルミナホワイト等がある。また、塩基性、酸性、分散、直接染料等の各種染料として、ニグロシン、メチレンブルー、ローズベンガル、キノリンイエロー、ウルトラマリンブルー等がある。
無機系添加剤の例としては、酸化チタン、亜鉛華、硫化亜鉛、酸化アンチモン、炭酸カルシウム、鉛白、タルク、シリカ、ケイ酸カルシウム、アルミナホワイト、カドミウムイエロー、カドミウムレッド、カドミウムオレンジ、チタンイエロー、紺青、群青、コバルトブルー、コバルトグリーン、コバルトバイオレット、酸化鉄、カーボンブラック、マンガンフェライトブラック、コバルトフェライトブラック、銅粉、アルミニウム粉などが挙げられる。
これらの顔料および無機系添加剤は、単独であるいは複数組み合わせて用いることができる。その他、上記した添加剤を複数組合せて本発明で用いる表示媒体を構成する表示用白色粒子や表示用黒色粒子を作製することができる。このうち、表示用白色粒子には酸化チタンなどの白色顔料を用いることが好ましく、表示用黒色粒子にはカーボンブラックなどの黒色顔料を用いることが好ましい。
上記着色剤を配合して所望の色の表示用有色粒子を作製できる。
これらの顔料および無機系添加剤は、単独であるいは複数組み合わせて用いることができる。その他、上記した添加剤を複数組合せて本発明で用いる表示媒体を構成する表示用白色粒子や表示用黒色粒子を作製することができる。このうち、表示用白色粒子には酸化チタンなどの白色顔料を用いることが好ましく、表示用黒色粒子にはカーボンブラックなどの黒色顔料を用いることが好ましい。
上記着色剤を配合して所望の色の表示用有色粒子を作製できる。
また、本発明で用いる表示用有色粒子(以下、粒子ともいう)は平均粒子径d(0.5)が、1〜20μmの範囲であり、均一で揃っていることが好ましい。平均粒子径d(0.5)がこの範囲より大きいと表示上の鮮明さに欠け、この範囲より小さいと粒子同士の凝集力が大きくなりすぎるために表示媒体としての移動に支障をきたすようになる。
さらに本発明では、各粒子の粒子径分布に関して、下記式に示される粒子径分布Spanを5未満、好ましくは3未満とする。
Span=(d(0.9)−d(0.1))/d(0.5)
(但し、d(0.5)は粒子の50%がこれより大きく、50%がこれより小さいという粒子径をμmで表した数値、d(0.1)はこれ以下の粒子の比率が10%である粒子径をμmで表した数値、d(0.9)はこれ以下の粒子が90%である粒子径をμmで表した数値である。)
Spanを5以下の範囲に納めることにより、各粒子のサイズが揃い、均一な表示媒体としての移動が可能となる。
Span=(d(0.9)−d(0.1))/d(0.5)
(但し、d(0.5)は粒子の50%がこれより大きく、50%がこれより小さいという粒子径をμmで表した数値、d(0.1)はこれ以下の粒子の比率が10%である粒子径をμmで表した数値、d(0.9)はこれ以下の粒子が90%である粒子径をμmで表した数値である。)
Spanを5以下の範囲に納めることにより、各粒子のサイズが揃い、均一な表示媒体としての移動が可能となる。
さらにまた、各粒子の相関について、使用した粒子の内、最大径を有する粒子のd(0.5)に対する最小径を有する粒子のd(0.5)の比を50以下、好ましくは10以下とすることが肝要である。たとえ粒子径分布Spanを小さくしたとしても、互いに帯電特性の異なる粒子が互いに反対方向に動くので、互いの粒子サイズが近く、互いの粒子が当量ずつ反対方向に容易に移動できるようにするのが好適であり、それがこの範囲となる。
なお、上記の粒子径分布および粒子径は、レーザー回折/散乱法などから求めることができる。測定対象となる粒子にレーザー光を照射すると空間的に回折/散乱光の光強度分布パターンが生じ、この光強度パターンは粒子径と対応関係があることから、粒子径および粒子径分布が測定できる。
ここで、本発明における粒子径および粒子径分布は、体積基準分布から得られたものである。具体的には、Mastersizer2000(Malvern Instruments Ltd.)測定機を用いて、窒素気流中に粒子を投入し、付属の解析ソフト(Mie理論を用いた体積基準分布を基本としたソフト)にて、粒子径および粒子径分布の測定を行なうことができる。
ここで、本発明における粒子径および粒子径分布は、体積基準分布から得られたものである。具体的には、Mastersizer2000(Malvern Instruments Ltd.)測定機を用いて、窒素気流中に粒子を投入し、付属の解析ソフト(Mie理論を用いた体積基準分布を基本としたソフト)にて、粒子径および粒子径分布の測定を行なうことができる。
さらに、表示用有色粒子で構成する粒子群や粉流体等の表示媒体を気中空間で駆動する情報表示用パネルに適用する場合には、基板間の表示媒体を取り巻く空隙部分の気体の管理が重要であり、表示安定性向上に寄与する。具体的には、空隙部分の気体の湿度について、25℃における相対湿度を60%RH以下、好ましくは50%RH以下とすることが重要である。
この空隙部分とは、図1(a),(b)、図2(a),(b)、図3(a),(b)、図4、図5において、対向する基板1、基板2に挟まれる部分から、電極5、6、表示媒体3、カラーフィルター11R,11G,11Bの占有部分、隔壁4の占有部分、情報表示用パネルのシール部分を除いた、いわゆる表示媒体が接する気体部分を指すものとする。
空隙部分の気体は、先に述べた湿度領域であれば、その種類は問わないが、乾燥空気、乾燥窒素、乾燥アルゴン、乾燥ヘリウム、乾燥二酸化炭素、乾燥メタンなどが好適である。この気体は、その湿度が保持されるように情報表示用パネルに封入することが必要であり、例えば、表示媒体の充填、情報表示用パネルの組み立てなどを所定湿度環境下にて行い、さらに、外からの湿度侵入を防ぐシール材、シール方法を施すことが肝要である。
この空隙部分とは、図1(a),(b)、図2(a),(b)、図3(a),(b)、図4、図5において、対向する基板1、基板2に挟まれる部分から、電極5、6、表示媒体3、カラーフィルター11R,11G,11Bの占有部分、隔壁4の占有部分、情報表示用パネルのシール部分を除いた、いわゆる表示媒体が接する気体部分を指すものとする。
空隙部分の気体は、先に述べた湿度領域であれば、その種類は問わないが、乾燥空気、乾燥窒素、乾燥アルゴン、乾燥ヘリウム、乾燥二酸化炭素、乾燥メタンなどが好適である。この気体は、その湿度が保持されるように情報表示用パネルに封入することが必要であり、例えば、表示媒体の充填、情報表示用パネルの組み立てなどを所定湿度環境下にて行い、さらに、外からの湿度侵入を防ぐシール材、シール方法を施すことが肝要である。
本発明の情報表示用パネルにおける基板と基板との間隔は、表示媒体が移動できて、コントラストを維持できればよいが、通常10〜500μm、好ましくは10〜200μmに調整される。
対向する基板間の気中空間における表示媒体の体積占有率は5〜70%が好ましく、さらに好ましくは5〜60%である。70%を超える場合には表示媒体としての移動に支障をきたし、5%未満の場合にはコントラストが不明確となり易い。
本発明のカラーフィルタを用いる情報表示用パネルは上記のものに限られず、液晶方式、電気泳動方式、回転ボール方式等の情報表示用パネルを用いることができる。
対向する基板間の気中空間における表示媒体の体積占有率は5〜70%が好ましく、さらに好ましくは5〜60%である。70%を超える場合には表示媒体としての移動に支障をきたし、5%未満の場合にはコントラストが不明確となり易い。
本発明のカラーフィルタを用いる情報表示用パネルは上記のものに限られず、液晶方式、電気泳動方式、回転ボール方式等の情報表示用パネルを用いることができる。
以下、本発明の実施例および比較例を示して、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
<表示用黒色粒子の作製>
黒色表示媒体を構成する表示用黒色粒子は、メチルメタクリレ−ト(関東化学試薬)60重量部及び、1分子中に重合反応基を複数持つ多官能性モノマ−としてエチレングリコ−ル・ジメタクリレ−ト(和光純薬試薬)40重量部(約25mol%)に、正帯電の荷電制御剤としてニグロシン化合物(ボントロンN07:オリエント化学製)3重量部及び、黒色顔料として、カ−ボンブラック(スペシャルブラック5:デグッサ製)5重量部をサンドミルにより分散させ、(アクリル系及びメタクリル系)樹脂−炭化水素系樹脂ブロックコポリマ−(モディパ−F600:日本油脂製)5重量部を溶解させた後、さらに2重量部のラウリルパ−オキサイド(パーロイルL:日本油脂製)を溶解させた液を、界面活性剤としてポリオキシエチレンアルキルエ−テル硫酸ナトリウム(ラテムルE-118B:花王製)を0.5%添加した精製水に懸濁、重合させ、濾過、乾燥させた後、分級機(MDS-2:日本ニュ−マチック工業)を用いて得た。この表示用黒色粒子は、平均粒子径が10μm程度で、正帯電の粒子であった。
黒色表示媒体を構成する表示用黒色粒子は、メチルメタクリレ−ト(関東化学試薬)60重量部及び、1分子中に重合反応基を複数持つ多官能性モノマ−としてエチレングリコ−ル・ジメタクリレ−ト(和光純薬試薬)40重量部(約25mol%)に、正帯電の荷電制御剤としてニグロシン化合物(ボントロンN07:オリエント化学製)3重量部及び、黒色顔料として、カ−ボンブラック(スペシャルブラック5:デグッサ製)5重量部をサンドミルにより分散させ、(アクリル系及びメタクリル系)樹脂−炭化水素系樹脂ブロックコポリマ−(モディパ−F600:日本油脂製)5重量部を溶解させた後、さらに2重量部のラウリルパ−オキサイド(パーロイルL:日本油脂製)を溶解させた液を、界面活性剤としてポリオキシエチレンアルキルエ−テル硫酸ナトリウム(ラテムルE-118B:花王製)を0.5%添加した精製水に懸濁、重合させ、濾過、乾燥させた後、分級機(MDS-2:日本ニュ−マチック工業)を用いて得た。この表示用黒色粒子は、平均粒子径が10μm程度で、正帯電の粒子であった。
<表示用白色粒子の作製>
白色表示媒体を構成する表示用白色粒子は、スチレンモノマ−(関東化学試薬)60重量部及び、ジビニルベンゼン(DVB-960 :新日鐵化学製)40重量部(約35mol%)に、負帯電の荷電制御剤としてフェノール系縮合物(ボントロンE89:オリエント化学製)5重量部、及び白色顔料として、酸化チタン(タイペ−クCR-50:石原産業製)20重量部をサンドミルにより分散させ、さらに2重量部のラウリルパ−オキサイド(パーロイルL:日本油脂製)を溶解させた液を、界面活性剤としてラテムルE-118B:花王製)を0.5%添加した精製水に懸濁、重合させ、濾過、乾燥させた後、分級機(MDS-2:日本ニュ−マチック工業)を用いて得た。この表示用白色粒子は、平均粒子径が10μm程度で、負帯電の粒子であった。
白色表示媒体を構成する表示用白色粒子は、スチレンモノマ−(関東化学試薬)60重量部及び、ジビニルベンゼン(DVB-960 :新日鐵化学製)40重量部(約35mol%)に、負帯電の荷電制御剤としてフェノール系縮合物(ボントロンE89:オリエント化学製)5重量部、及び白色顔料として、酸化チタン(タイペ−クCR-50:石原産業製)20重量部をサンドミルにより分散させ、さらに2重量部のラウリルパ−オキサイド(パーロイルL:日本油脂製)を溶解させた液を、界面活性剤としてラテムルE-118B:花王製)を0.5%添加した精製水に懸濁、重合させ、濾過、乾燥させた後、分級機(MDS-2:日本ニュ−マチック工業)を用いて得た。この表示用白色粒子は、平均粒子径が10μm程度で、負帯電の粒子であった。
<評価用情報表示用パネルの作製>
(1)本発明のカラーフィルター付き情報表示用パネル
ITO膜付き透明ガラス基板のITO膜上に、基板間隔を50μmに保持し、50μm□のマトリックス状開口部を有する隔壁(リブ)を形成し、隔壁が形成されたITO膜上に、導電性を付与したカラーフィルター材をインクジェット方式で四角形状に形成し、評価用情報表示用パネルの観察側カラーフィルター付き基板を作製した。
インクジェット法においては、インク滴のサイズをターゲットであるカラーフィルター層形成領域のサイズに合わせて制御することが好ましいので、本発明の実施例では、50μm□のマトリックス状開口部に対して、6〜30ピコリットルに制御したインク滴とすることで50μm□に合わせた四角形状のカラーフィルタを形成した。
この評価用情報表示用パネルは、上記のようにして準備した黒色表示媒体と白色表示媒体とを、基板間の隔壁で囲まれた空間に、両者を合せた体積占有率が25%となるようにしてもう一方のITO電極付き基板と貼り合わせて封入した構成とした。
(2)従来のカラーフィルター付き情報表示用パネル
ITO膜付き透明ガラス基板のITO膜上に、基板間隔を50μmに保持し、50μm□のマトリックス状開口部を有する隔壁(リブ)を形成し、隔壁が形成されたITO膜上に、従来のカラーフィルター材をインクジェット方式で四角形状に形成し、評価用情報表示用パネルの観察側カラーフィルター付き基板を作製した。
インクジェット法においては、インク滴のサイズをターゲットであるカラーフィルター層形成領域のサイズに合わせて制御することが好ましいので、本発明の実施例では、50μm□のマトリックス状開口部に対して、6〜30ピコリットルに制御したインク滴とすることで50μm□に合わせた四角形状のカラーフィルタを形成した。
この評価用情報表示用パネルは、上記のようにして準備した黒色表示媒体と白色表示媒体とを、基板間の隔壁で囲まれた空間に、両者を合せた体積占有率が25%となるようにしてもう一方のITO電極付き基板と貼り合わせて封入した構成とした。
(3)カラーフィルター無しの情報表示用パネル
ITO膜付き透明ガラス基板のITO膜上に、基板間隔を50μmに保持し、50μm□のマトリックス状開口部を有する隔壁(リブ)を形成し、評価用情報表示用パネルの観察側カラーフィルター付き基板を作製した。
この評価用情報表示用パネルは、上記のようにして準備した黒色表示媒体と白色表示媒体とを、基板間の隔壁で囲まれた空間に、両者を合せた体積占有率が25%となるようにしてもう一方のITO電極付き基板と貼り合わせて封入した構成とした。
(1)本発明のカラーフィルター付き情報表示用パネル
ITO膜付き透明ガラス基板のITO膜上に、基板間隔を50μmに保持し、50μm□のマトリックス状開口部を有する隔壁(リブ)を形成し、隔壁が形成されたITO膜上に、導電性を付与したカラーフィルター材をインクジェット方式で四角形状に形成し、評価用情報表示用パネルの観察側カラーフィルター付き基板を作製した。
インクジェット法においては、インク滴のサイズをターゲットであるカラーフィルター層形成領域のサイズに合わせて制御することが好ましいので、本発明の実施例では、50μm□のマトリックス状開口部に対して、6〜30ピコリットルに制御したインク滴とすることで50μm□に合わせた四角形状のカラーフィルタを形成した。
この評価用情報表示用パネルは、上記のようにして準備した黒色表示媒体と白色表示媒体とを、基板間の隔壁で囲まれた空間に、両者を合せた体積占有率が25%となるようにしてもう一方のITO電極付き基板と貼り合わせて封入した構成とした。
(2)従来のカラーフィルター付き情報表示用パネル
ITO膜付き透明ガラス基板のITO膜上に、基板間隔を50μmに保持し、50μm□のマトリックス状開口部を有する隔壁(リブ)を形成し、隔壁が形成されたITO膜上に、従来のカラーフィルター材をインクジェット方式で四角形状に形成し、評価用情報表示用パネルの観察側カラーフィルター付き基板を作製した。
インクジェット法においては、インク滴のサイズをターゲットであるカラーフィルター層形成領域のサイズに合わせて制御することが好ましいので、本発明の実施例では、50μm□のマトリックス状開口部に対して、6〜30ピコリットルに制御したインク滴とすることで50μm□に合わせた四角形状のカラーフィルタを形成した。
この評価用情報表示用パネルは、上記のようにして準備した黒色表示媒体と白色表示媒体とを、基板間の隔壁で囲まれた空間に、両者を合せた体積占有率が25%となるようにしてもう一方のITO電極付き基板と貼り合わせて封入した構成とした。
(3)カラーフィルター無しの情報表示用パネル
ITO膜付き透明ガラス基板のITO膜上に、基板間隔を50μmに保持し、50μm□のマトリックス状開口部を有する隔壁(リブ)を形成し、評価用情報表示用パネルの観察側カラーフィルター付き基板を作製した。
この評価用情報表示用パネルは、上記のようにして準備した黒色表示媒体と白色表示媒体とを、基板間の隔壁で囲まれた空間に、両者を合せた体積占有率が25%となるようにしてもう一方のITO電極付き基板と貼り合わせて封入した構成とした。
<比較例>
カラーフィルター材としては、C.I.ピグメントレッド177(R:赤色)、C.I.ピグメントグリーン36(G:緑色)、C.I.ピグメントブルー(B:青色)を準備し、上記(2)の評価用情報表示用パネルを作製し、それに表示させたテストパターン画像を観察して、情報表示用パネルとしての表示性能を目視評価した。
その際、カラーフィルター材には、光硬化型カラーフィルター材(インク)を用い、アクリル系モノマーには、ジメチロールシクロデカンジアクリレート(DCP−A、共栄社製)を用い、光開始剤には、イルガキュア184(チバスペシャリティケミカルズ製)を用いた。
カラーフィルターの膜厚は、R,G,B共に、1μmに調整した。そのときのカラーフィルターの表面抵抗値は、1.0×1013〜9.9×1013(Ω/□)の値となった。
カラーフィルター材としては、C.I.ピグメントレッド177(R:赤色)、C.I.ピグメントグリーン36(G:緑色)、C.I.ピグメントブルー(B:青色)を準備し、上記(2)の評価用情報表示用パネルを作製し、それに表示させたテストパターン画像を観察して、情報表示用パネルとしての表示性能を目視評価した。
その際、カラーフィルター材には、光硬化型カラーフィルター材(インク)を用い、アクリル系モノマーには、ジメチロールシクロデカンジアクリレート(DCP−A、共栄社製)を用い、光開始剤には、イルガキュア184(チバスペシャリティケミカルズ製)を用いた。
カラーフィルターの膜厚は、R,G,B共に、1μmに調整した。そのときのカラーフィルターの表面抵抗値は、1.0×1013〜9.9×1013(Ω/□)の値となった。
<実施例1>
上記比較例で用いたカラーフィルター材に、導電性のITO微粒子を混合してカラーフィルターを作製した。ITO微粒子には、溶媒に均一分散された平均粒子径100nmのものを使用した。このITO微粒子を上記カラーフィルター材(インク)中に混合してカラーフィルターを作製した。このカラーフィルターを用いて、上記(1)の評価用情報表示用パネルを作製し、それに表示させたテストパターン画像を観察して、情報表示用パネルとしての表示性能を目視評価した。なお、導電性のITO微粒子としては、例えば、X−100(住友金属鉱山株式会社製)を用いた。
カラーフィルターの膜厚は、R,G,B共に、1μmに調整した。導電性のITO微粒子を混合することにより、作製されたカラーフィルターの表面抵抗値は、1.0×108 〜9.9×108 (Ω/□)の値となった。
上記比較例で用いたカラーフィルター材に、導電性のITO微粒子を混合してカラーフィルターを作製した。ITO微粒子には、溶媒に均一分散された平均粒子径100nmのものを使用した。このITO微粒子を上記カラーフィルター材(インク)中に混合してカラーフィルターを作製した。このカラーフィルターを用いて、上記(1)の評価用情報表示用パネルを作製し、それに表示させたテストパターン画像を観察して、情報表示用パネルとしての表示性能を目視評価した。なお、導電性のITO微粒子としては、例えば、X−100(住友金属鉱山株式会社製)を用いた。
カラーフィルターの膜厚は、R,G,B共に、1μmに調整した。導電性のITO微粒子を混合することにより、作製されたカラーフィルターの表面抵抗値は、1.0×108 〜9.9×108 (Ω/□)の値となった。
<実施例2>
上記比較例で用いたカラーフィルター材に、帯電防止剤として有機系帯電防止剤であるアルキル第四級アンモニウムクロライドを混合してカラーフィルターを作製した。具体的には、アルコール溶液に分散したアルキル第四級アンモニウムクロライドを上記カラーフィルター材(インク)中に混合してカラーフィルターを作製した。このカラーフィルターを用いて、上記(1)の評価用情報表示用パネルを作製し、それに表示させたテストパターン画像を観察して、情報表示用パネルとしての表示性能を目視評価した。なお、帯電防止剤としては、例えば、スタチノールS250(アイ・エル・シー株式会社製)を用いた。
カラーフィルターの膜厚は、R,G,B共に、1μmに調整した。帯電防止剤を混合することにより、作製されたカラーフィルターの表面抵抗値は、1.0×1010〜9.9×1010(Ω/□)の値となった。
上記比較例で用いたカラーフィルター材に、帯電防止剤として有機系帯電防止剤であるアルキル第四級アンモニウムクロライドを混合してカラーフィルターを作製した。具体的には、アルコール溶液に分散したアルキル第四級アンモニウムクロライドを上記カラーフィルター材(インク)中に混合してカラーフィルターを作製した。このカラーフィルターを用いて、上記(1)の評価用情報表示用パネルを作製し、それに表示させたテストパターン画像を観察して、情報表示用パネルとしての表示性能を目視評価した。なお、帯電防止剤としては、例えば、スタチノールS250(アイ・エル・シー株式会社製)を用いた。
カラーフィルターの膜厚は、R,G,B共に、1μmに調整した。帯電防止剤を混合することにより、作製されたカラーフィルターの表面抵抗値は、1.0×1010〜9.9×1010(Ω/□)の値となった。
<評価用情報表示用パネルの評価>
上記のようにして作製した評価用情報表示用パネルを用いて、基板電極に70Vの電圧を印加し、基板間に電界を形成して表示媒体駆動を行った。電界方向を切り換えて表示媒体が移動する方向を反転させる書換動作を50万回繰り返した後、表示した画像(白ベタ画像および黒ベタ画像)の状態につき、カラーフィルターを配置していない従来の構成の評価用情報表示用パネルの画像状態を基準にして目視観察により評価した。
従来のカラーフィルターを用いた、比較例の評価用情報表示用パネルは、カラーフィルターを用いていない評価用情報表示用パネルに比べ、表示画像状態が劣るものとなった。
実施例1の導電性のITO微粒子を混合したカラーフィルターを用いた評価用情報表示用パネルは、表示書換動作の50万回繰り返し試験終了後において、カラーフィルターを用いていない評価用情報表示用パネルと同等の表示画像状態を示した。
実施例2の帯電防止剤を混合したカラーフィルターを用いた評価用情報表示用パネルは、表示書換動作の50万回繰り返し試験終了後において、カラーフィルターを用いていない評価用情報表示用パネルや実施例一の評価用情報表示用パネルと比べると、表示画像状態においてやや劣るものとなったが、従来のカラーフィルターを用いた比較例の評価用情報表示用パネルに比べて良好な表示画像状態が得られた。
上記のようにして作製した評価用情報表示用パネルを用いて、基板電極に70Vの電圧を印加し、基板間に電界を形成して表示媒体駆動を行った。電界方向を切り換えて表示媒体が移動する方向を反転させる書換動作を50万回繰り返した後、表示した画像(白ベタ画像および黒ベタ画像)の状態につき、カラーフィルターを配置していない従来の構成の評価用情報表示用パネルの画像状態を基準にして目視観察により評価した。
従来のカラーフィルターを用いた、比較例の評価用情報表示用パネルは、カラーフィルターを用いていない評価用情報表示用パネルに比べ、表示画像状態が劣るものとなった。
実施例1の導電性のITO微粒子を混合したカラーフィルターを用いた評価用情報表示用パネルは、表示書換動作の50万回繰り返し試験終了後において、カラーフィルターを用いていない評価用情報表示用パネルと同等の表示画像状態を示した。
実施例2の帯電防止剤を混合したカラーフィルターを用いた評価用情報表示用パネルは、表示書換動作の50万回繰り返し試験終了後において、カラーフィルターを用いていない評価用情報表示用パネルや実施例一の評価用情報表示用パネルと比べると、表示画像状態においてやや劣るものとなったが、従来のカラーフィルターを用いた比較例の評価用情報表示用パネルに比べて良好な表示画像状態が得られた。
<帯電防止剤の種類>
本発明で用いる有機系の帯電防止剤としては、界面活性剤系、シロキサン系、ポリマー系等がある。これらの帯電防止剤は、配合することで表面が親水化されて帯電性を抑制する。特に、界面活性剤系は種類が多く、陽イオン系、陰イオン系、両性イオン系、非イオン系等多くのものがある。
本発明に用いる透明導電材料としては、透明導電酸化物の微粒子がある。透明導電酸化物としては、酸化インジウム(In2O3)、錫ドープ酸化インジウム(ITO)、酸化錫(SnO2)、アンチモンドープ酸化錫、フッ素ドープ酸化錫(FTO)、5酸化アンチモン(Sb2O5)、酸化亜鉛(ZnO)、アルミドープ酸化亜鉛(AZO)、ガリウムドープ酸化亜鉛(GZO)等が用いられる。
本発明で用いる有機系の帯電防止剤としては、界面活性剤系、シロキサン系、ポリマー系等がある。これらの帯電防止剤は、配合することで表面が親水化されて帯電性を抑制する。特に、界面活性剤系は種類が多く、陽イオン系、陰イオン系、両性イオン系、非イオン系等多くのものがある。
本発明に用いる透明導電材料としては、透明導電酸化物の微粒子がある。透明導電酸化物としては、酸化インジウム(In2O3)、錫ドープ酸化インジウム(ITO)、酸化錫(SnO2)、アンチモンドープ酸化錫、フッ素ドープ酸化錫(FTO)、5酸化アンチモン(Sb2O5)、酸化亜鉛(ZnO)、アルミドープ酸化亜鉛(AZO)、ガリウムドープ酸化亜鉛(GZO)等が用いられる。
本発明の情報表示用パネルは、ノートパソコン、電子手帳、PDA(Personal Digital Assistants )と呼ばれる携帯型情報機器、携帯電話、ハンディターミナル等のモバイル機器の表示部、電子ブック、電子新聞、電子マニュアル(電子取扱説明書)等の電子ペーパー、看板、ポスター、黒板やホワイトボード等の掲示板、電子卓上計算機、家電製品、自動車用品等の表示部、ポイントカード、ICカード等のカード表示部、電子広告、情報ボード、電子POP(Point Of Presence 、Point Of Purchase advertising )、電子値札、電子棚札、電子楽譜、RF−ID機器の表示部のほか、POS端末、カーナビゲーション装置、時計など様々な電子機器の表示部に好適に用いられる。
なお、本発明に係る情報表示用パネルの駆動方式については、パネル自体にスイッチング素子を用いない単純マトリックス駆動方式やスタティック駆動方式、また、薄膜トランジスタ(TFT)で代表される三端子スイッチング素子あるいは薄膜ダイオード(TFD)で代表される二端子スイッチング素子を用いたアクティブマトリックス駆動方式など、種々のタイプの駆動方式を適用することができる。
なお、本発明に係る情報表示用パネルの駆動方式については、パネル自体にスイッチング素子を用いない単純マトリックス駆動方式やスタティック駆動方式、また、薄膜トランジスタ(TFT)で代表される三端子スイッチング素子あるいは薄膜ダイオード(TFD)で代表される二端子スイッチング素子を用いたアクティブマトリックス駆動方式など、種々のタイプの駆動方式を適用することができる。
1 背面側基板
2 表示面側透明基板
3 表示媒体(粒子群、粉流体)
3W 白色表示媒体
3B 黒色表示媒体
3Wa 表示用白色粒子
3Ba 表示用黒色粒子
4 隔壁
5 電極
6 透明電極
7 絶縁液体
8 マイクロカプセル
9 回転ボール
21−1 第1のセル
21−2 第2のセル
21−3 第3のセル
22R 赤色カラーフィルター
22G 緑色カラーフィルター
22B 青色カラーフィルター
22C シアン色カラーフィルター
22M マゼンダ色カラーフィルター
22Y 黄色カラーフィルター
2 表示面側透明基板
3 表示媒体(粒子群、粉流体)
3W 白色表示媒体
3B 黒色表示媒体
3Wa 表示用白色粒子
3Ba 表示用黒色粒子
4 隔壁
5 電極
6 透明電極
7 絶縁液体
8 マイクロカプセル
9 回転ボール
21−1 第1のセル
21−2 第2のセル
21−3 第3のセル
22R 赤色カラーフィルター
22G 緑色カラーフィルター
22B 青色カラーフィルター
22C シアン色カラーフィルター
22M マゼンダ色カラーフィルター
22Y 黄色カラーフィルター
Claims (9)
- 少なくとも一方が透明な2枚の基板間の空間に、少なくとも1種類以上の粒子から成り、色および帯電性を有する表示媒体を少なくとも1種類以上封入し、基板に設けた対電極間に印加した電圧に応じた電界を表示媒体に付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルであって、
表示面側透明基板内側の各セル内に設けた透明電極上に、導電性を付与したカラーフィルターを設けてカラー表示を行うようにしたことを特徴とする情報表示用パネル。 - カラーフィルター材料中に透明な導電材料を配合することによりカラーフィルターに導電性を付与したことを特徴とする請求項1に記載の情報表示用パネル。
- カラーフィルター材料中に有機系の帯電防止剤を配合することによりカラーフィルターに導電性を付与したことを特徴とする請求項1に記載の情報表示用パネル。
- R:赤色、G:緑色、B:青色、または、C:シアン色、M:マゼンダ色、Y:黄色の各3色のカラーフィルターを各画素に配置し、カラーフィルターを配置した3画素をもって表示単位画素を構成することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の情報表示用パネル。
- R:赤色、G:緑色、B:青色、または、C:シアン色、M:マゼンダ色、Y:黄色の各3色のカラーフィルターを各画素に配置し、カラーフィルターを配置した3画素と隣接するカラーフィルターを配置しない別の1画素との4画素をもって表示単位画素を構成することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の情報表示用パネル。
- 前記表示画素単位を構成する4画素が、2×2の画素配列をもって構成されることを特徴とする請求項5に記載の情報表示用パネル。
- 印刷法で作製したカラーフィルターを配置したことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の情報表示用パネル。
- 前記印刷法がインクジェット法であることを特徴とする請求項7に記載の情報表示用パネル。
- 前記印刷法が凸版印刷法であることを特徴とする請求項7に記載の情報表示用パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006265114A JP2008083536A (ja) | 2006-09-28 | 2006-09-28 | 情報表示用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006265114A JP2008083536A (ja) | 2006-09-28 | 2006-09-28 | 情報表示用パネル |
Publications (1)
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---|---|
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ID=39354452
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JP (1) | JP2008083536A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8797637B2 (en) | 2010-06-07 | 2014-08-05 | Nippon Steel & Sumikin Chemical Co., Ltd. | Color display device for electronic paper, and process for production thereof |
US9107274B2 (en) | 2010-06-07 | 2015-08-11 | Nippon Steel & Sumikin Chemical Co., Ltd. | Color display element manufacturing method and color display element |
-
2006
- 2006-09-28 JP JP2006265114A patent/JP2008083536A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8797637B2 (en) | 2010-06-07 | 2014-08-05 | Nippon Steel & Sumikin Chemical Co., Ltd. | Color display device for electronic paper, and process for production thereof |
US9107274B2 (en) | 2010-06-07 | 2015-08-11 | Nippon Steel & Sumikin Chemical Co., Ltd. | Color display element manufacturing method and color display element |
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