JP2010121538A - 真空ポンプ装置 - Google Patents

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真也 山本
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篤博 石田
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Abstract

【課題】所望の真空度に到達させるのに必要な時間の一層の短縮化を図る。
【解決手段】主ポンプ10には第3ブースターポンプ27が排気管28を介して接続されており、第3ブースターポンプ27には第2ブースターポンプ35が排気管36を介して接続されている。第2ブースターポンプ35には第1ブースターポンプ43が排気管44を介して接続されている。排気管36,28には分岐管51,52が分岐接続されており、分岐管51,52にはリリーフ弁54,55が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、主ポンプ及び副ポンプが排気通路に関して直列に接続されており、前記副ポンプが前記排気通路に関して前記主ポンプの上流側にある真空ポンプ装置に関する。
排気速度を高めるために副ポンプが排気通路に関して主ポンプの上流側にある真空ポンプ装置では、副ポンプにおける排気速度が主ポンプの排気速度よりも大きくしてある。主ポンプ及び副ポンプが排気通路に関して直列に接続された真空ポンプ装置(真空ポンプユニット)は、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示の真空ポンプユニットでは、副ポンプ(ブースターポンプ)の排気口と真空ポンプの吸気口とを連通する連通路から分岐する圧力開放通路が真空ポンプユニットの排気管に連通するように設けられており、圧力開放通路と排気管との間には圧力開放弁が配置されている。圧力開放弁は、ブースターポンプと主ポンプとの間の排気通路内の気体の過圧縮を防止する。これにより、ブースターポンプの排気速度をそのまま維持しつつ、主ポンプの運転を継続することができ、起動時の排気流量の低下を防止して、吸引作用対象領域(例えばロードロックチャンバ)内を短時間で大気圧から所望の真空度に到達させることができる旨の開示がある。
特開2007−231935号公報
本発明は、所望の真空度に到達させるのに必要な時間の一層の短縮化を図ることを目的とする。
本発明は、主ポンプ及び副ポンプが排気通路に関して複数直列に接続されており、前記副ポンプは、前記排気通路に関して前記主ポンプの上流側にある真空ポンプ装置を対象とし、請求項1の発明では、前記複数の副ポンプは、3つであり、少なくとも下流側の2つの副ポンプの直下流の前記排気通路に接続する分岐通路と、前記複数の分岐通路を別々に開閉する複数のリリーフ弁とを備えている。
3つの副ポンプと主ポンプとを備えた真空ポンプ装置では、下流側の2つの副ポンプの直下流の排気通路に別々に接続する分岐通路を開閉するリリーフ弁の存在は、所望の真空度に到達させるのに必要な時間の一層の短縮化に寄与する。
好適な例では、前記主ポンプは、複数のポンプ室を備えた多段ルーツポンプであり、前記多段ルーツポンプの最上流側のポンプ室に接続する主ポンプ用分岐通路と、前記主ポンプ用分岐通路を開閉するリリーフ弁とを備えている。
好適な例では、前記3つの副ポンプ及び前記主ポンプの排気速度は、上流側から下流側の順に小さくなってゆく。
好適な例では、前記下流側の2つの副ポンプの排気速度は、同じであり、最上流の副ポンプの排気速度は、前記下流側の2つの副ポンプの排気速度よりも大きく、前記主ポンプの排気速度は、前記下流側の2つの副ポンプの排気速度よりも小さい。
下流側の2つの副ポンプの排気速度を同じにした構成は、これら2つの副ポンプのうち下流側の副ポンプの排気速度を上流側の副ポンプの排気速度よりも小さくした構成に比べ、所望の真空度に到達させるのに必要な時間の短縮化に有利である。
本発明は、所望の真空度に到達させるのに必要な時間の一層の短縮化を図ることができるという優れた効果を奏する。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。
図1に示すように、ルーツポンプ型の主ポンプ10のロータハウジング11の前端にはフロントハウジング12が連結されており、ロータハウジング11の後端にはリヤハウジング13が連結されている。
ロータハウジング11内には複数の隔壁14が設けられており、フロントハウジング12と隔壁14との間の空間、隣合う隔壁14の間の空間、及びリヤハウジング13と隔壁14との間の空間は、それぞれポンプ室15,16,17,18,19となっている。ポンプ室15,16,17,18,19の容積は、この順に小さくなってゆくようにしてある。
フロントハウジング12とリヤハウジング13とには回転軸20が回転可能に支持されている。又、フロントハウジング12とリヤハウジング13とには回転軸21〔図2参照〕が回転可能に支持されている。互いに平行に配置された回転軸20,21は、各隔壁14に通されている。
回転軸20には複数のロータ22が一体形成されており、回転軸21には同数のロータ23〔図2参照〕が一体形成されている。ポンプ室15,16,17,18,19に収容された複数のロータ22,23は、回転軸20,21の軸方向に見て同形同大の形状をしている。隣り合うポンプ室15,16,17,18,19は、隔壁14内の通路141を介して連通している。
リヤハウジング13にはギヤハウジング24が組み付けられており、回転軸20,21は、リヤハウジング13及びギヤハウジング24を通されている。
図2に示すように、ギヤハウジング24内の各回転軸20,21には歯車25,26が互いに噛合した状態で止着されている。ギヤハウジング24には電動モータMo〔図1参照〕が組み付けられている。回転軸20は、電動モータMoによって図2の矢印R1の方向に回転される。回転軸21は、歯車25,26を介して電動モータMoから駆動力を得ており、回転軸21は、図2の矢印R2で示すように回転軸20とは逆方向に回転する。
図1及び図2に示すように、ロータハウジング11には吸入口111がポンプ室15に連通するように形成されており、ロータハウジング11には排気口112がポンプ室19に連通するように形成されている。排気口112には排気管58が接続されている。吸入口111からポンプ室15に導入されたガスは、ポンプ室16,17,18,19の順に隣りのポンプ室へ移送される。ポンプ室19へ移送されたガスは、排気口112から排気管58へ排出される。
図2に示すように、多段ルーツポンプ型の主ポンプ10にはルーツポンプ型の第3ブースターポンプ27が排気通路を構成する排気管28を介して接続されている。第3ブースターポンプ27のロータハウジング29内には単一のポンプ室30が形成されている。
ポンプ室30にはロータ31,32が互いに噛合した状態で収容されている。ロータ31は、回転軸33に一体形成されており、ロータ32は、回転軸34に一体形成されている。
ロータハウジング29には吸入口291及び排気口292が形成されている。吸入口291及び排気口292は、ポンプ室30に接続されている。第3ブースターポンプ27の排気口292と主ポンプ10の吸入口111とは、排気管28を介して連通している。
第3ブースターポンプ27にはルーツポンプ型の第2ブースターポンプ35が排気通路を構成する排気管36を介して連結されている。第2ブースターポンプ35のロータハウジング37内には単一のポンプ室38が形成されている。ポンプ室38にはロータ39,40が互いに噛合した状態で収容されている。ロータ39は、回転軸41に一体形成されており、ロータ40は、回転軸42に一体形成されている。
ロータハウジング37には吸入口371及び排気口372が形成されている。吸入口371及び排気口372は、ポンプ室38に接続されている。第2ブースターポンプ35の排気口372と第3ブースターポンプ27の吸入口291とは、排気管36を介して連通している。
第2ブースターポンプ35にはルーツポンプ型の第1ブースターポンプ43が排気通路を構成する排気管44を介して連結されている。第1ブースターポンプ43のロータハウジング45内には単一のポンプ室46が形成されている。ポンプ室46にはロータ47,48が互いに噛合した状態で収容されている。ロータ47は、回転軸49に一体形成されており、ロータ48は、回転軸50に一体形成されている。
ロータハウジング45には吸入口451及び排気口452が形成されている。吸入口451及び排気口452は、ポンプ室46に接続されている。第1ブースターポンプ43の排気口452と第2ブースターポンプ35の吸入口371とは、排気管44を介して連通している。
排気管44は、第1ブースターポンプ43の直下流の排気通路である。排気管36は、第2ブースターポンプ35の直下流の排気通路であり、排気管28は、第3ブースターポンプ27の直下流の排気通路である。排気管58は、主ポンプ10の直下流の排気通路である。
第3ブースターポンプ27は、主ポンプ10に対して排気通路に関して直列になるように、主ポンプ10の上流側に配置された第3副ポンプである。第2ブースターポンプ35は、第3ブースターポンプ27に対して排気通路に関して直列になるように、第3ブースターポンプ27の上流側に配置された第2副ポンプである。第1ブースターポンプ43は、第2ブースターポンプ35に対して排気通路に関して直列になるように、第2ブースターポンプ35の上流側に配置された第1副ポンプである。
第1,2,3ブースターポンプ43,35,27におけるその他の構成は、主ポンプ10と同じである。そこで、第1,2,3ブースターポンプ43,35,27の駆動源である電動モータM1,M2,M3を除いた第1,2,3ブースターポンプ43,35,27におけるその他の構成には主ポンプ10と同じ符号を付し、その詳細説明は省略する。
第3ブースターポンプ27の回転軸33は、電動モータM3によって図2の矢印R3の方向に回転される。第3ブースターポンプ27の回転軸34は、歯車25,26を介して電動モータM3から駆動力を得ており、回転軸34は、図2の矢印R4で示すように回転軸33とは逆方向に回転する。第2ブースターポンプ35の回転軸41は、電動モータM2によって図2の矢印R5の方向に回転される。第2ブースターポンプ35の回転軸42は、歯車25,26を介して電動モータM2から駆動力を得ており、回転軸42は、図2の矢印R6で示すように回転軸41とは逆方向に回転する。第1ブースターポンプ43の回転軸49は、電動モータM1によって図2の矢印R7の方向に回転される。第1ブースターポンプ43の回転軸50は、歯車25,26を介して電動モータM1から駆動力を得ており、回転軸50は、図2の矢印R8で示すように回転軸49とは逆方向に回転する。
図1に示すように、排気管36には分岐管51が排気管36から分岐するように接続されており、排気管28には分岐管52が排気管28から分岐するように接続されている。主ポンプ10のロータハウジング11には分岐口113がポンプ室15に連通するように形成されており、ロータハウジング11には分岐管53が分岐口113に連通するように接続されている。図2に示すように、分岐口113は、回転軸20に関して吸入口111とは反対側に設けられている。分岐口113及び分岐管53は、ポンプ室15〜19のうちの最上流側のポンプ室15に接続する主ポンプ用分岐通路を構成する。
図1に示すように、排気管36から分岐する分岐通路としての分岐管51にはリリーフ弁54が設けられており、排気管28から分岐する分岐通路としての分岐管52にはリリーフ弁55が設けられている。ポンプ室15から分岐する分岐管53にはリリーフ弁56が設けられており、排気管58にはリリーフ弁57が設けられている。
本実施形態では、電動モータM1,M2,M3,Moは、同一回転数で回転する。第1ブースターポンプ43における電動モータM1が作動すると、ロータ47,48が回転し、吸引作用対象領域(例えばロードロックチャンバ)内のガスが吸入口451を経由してポンプ室46へ吸入される。ポンプ室46へ吸入されたガスは、ロータ47,48の回転によって、排気口452から排気管44へ排出される。排気管44へ排出されたガスは、ロータ47,48の回転及び電動モータM2の作動によるロータ39,40の回転によって、吸入口371を経由して第2ブースターポンプ35のポンプ室38に移行する。ポンプ室38に移行したガスは、ロータ39,40の回転によって、排気口372から排気管36内へ排気される。
排気管36の圧力が大気圧を超えると、排気管36のガスは、分岐管51からリリーフ弁54を押し退けて流出する。排気管36内の圧力が大気圧を超えない場合には、リリーフ弁54は、分岐管51を閉じる。
リリーフ弁54が分岐管51を閉じている場合、排気管36内のガスは、ロータ39,40の回転、及び第3ブースターポンプ27における電動モータM3の作動によるロータ31,32の回転によって、吸入口291を経由して第3ブースターポンプ27のポンプ室30に移行する。ポンプ室30に移行したガスは、ロータ31,32の回転によって、排気口292から排気管28内へ排気される。排気管28内の圧力が大気圧を超えると、排気管28内のガスは、分岐管52からリリーフ弁55を押し退けて流出する。排気管28内の圧力が大気圧を超えない場合には、リリーフ弁55は、分岐管52を閉じる。
リリーフ弁55が分岐管52を閉じている場合、排気管28内のガスは、ロータ31,31の回転、及び主ポンプ10における電動モータMoの作動によるロータ22,23の回転によって、吸入口111を経由してポンプ室15に移行する。
ポンプ室15の分岐口113側の圧力が大気圧を超えると、分岐口113側のガスは、分岐管53からリリーフ弁56を押し退けて流出する。分岐口113側の圧力が大気圧を超えない場合には、リリーフ弁56は、分岐管53を閉じる。
リリーフ弁56が分岐管53を閉じている場合、ポンプ室15内のガスは、ロータ22,23の回転によって、ポンプ室16〜19及び排気口112を経由して排気管58内へ排気される。排気管58内のガスは、リリーフ弁57を押し退けて流出する。排気管58内の圧力が大気圧を超えない場合には、リリーフ弁57は、排気管58を閉じる。
図3は、各種のポンプ装置を用いて吸引作用対象領域(例えばロードロックチャンバであって、容積=1m)内のガス(空気)を排出したときに要する時間を計測した試験結果を表す。
第1の実施形態では、第3ブースターポンプ27における排気速度は、主ポンプ10における排気速度よりも大きくしてある。第2ブースターポンプ35における排気速度は、第3ブースターポンプ27における排気速度と同じにしてあり、第1ブースターポンプ43における排気速度は、第2ブースターポンプ35における排気速度よりも大きくしてある。
図3の表図に示すように、具体的には、主ポンプ10における排気速度は、200m/hであり、第3ブースターポンプ27における排気速度は、1000m/hである。第2ブースターポンプ35における排気速度は、1000m/hであり、第1ブースターポンプ43における排気速度は、3000m/hである。
図3の表図における第2の実施形態は、第3ブースターポンプ27の排気速度を600m/hとした場合であり、主ポンプ10及び第1,2ブースターポンプ43,35における排気速度は、第1の実施形態の場合と同じである。
図3の表図における比較例1は、第3ブースターポンプ27が無い場合であり、主ポンプ10及び第1,2ブースターポンプ43,35における排気速度は、第1の実施形態の場合と同じである。
図3の表図における比較例2は、第2ブースターポンプ35が無い場合であり、主ポンプ10及び第1,3ブースターポンプ43,27における排気速度は、第2の実施形態の場合と同じである。
図3の表図における比較例3は、分岐管51,52,53が無い場合であり、主ポンプ10及び第1,2,3ブースターポンプ43,35,27における排気速度は、第2の実施形態の場合と同じである。
図3の表図における比較例4は、第2,3ブースターポンプ35,27が無い場合であり、主ポンプ10及び第1ブースターポンプ43における排気速度は、第1,2の実施形態の場合と同じである。
図3の表図に示す所要時間tは、吸引作用対象領域内の圧力が大気圧から所定圧力(真空程度)まで降下するのに要する時間を表す。第1の実施形態の場合の所要時間tは、17.7秒であり、第2の実施形態の場合の所要時間tは、18.6秒である。比較例1の場合の所要時間tは、26.4秒であり、比較例2の場合の所要時間tは、34.2秒である。比較例3の場合の所要時間tは、40.6秒であり、比較例4の場合の所要時間tは、90.7秒である。
第1,2の実施形態では以下の効果が得られる。
(1)3つの副ポンプ(ブースターポンプ43,35,27)と主ポンプ10とを備えた第1,2の実施形態における所要時間tは、第3ブースターポンプ27が無い比較例1、第2ブースターポンプ35が無い比較例2、及びブースターポンプ35,27がない比較例4に比べて、短い。又、分岐管51,52,53が有り、且つリリーフ弁54,55,56によって分岐管51,52,53を開閉する第1,2の実施形態における所要時間tは、分岐管51,52,53が無い比較例3における所要時間tの半分程度である。つまり、3つの副ポンプ(ブースターポンプ43,35,27)と主ポンプ10とを備えた真空ポンプ装置では、ブースターポンプ35,27の直下流の排気管36,28に別々に接続する分岐管51,52を開閉するリリーフ弁54,55、及び主ポンプ10に接続する分岐管53を開閉するリリーフ弁56の存在は、所望の真空度に到達させるのに必要な時間の一層の短縮化に寄与する。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
(2)下流側の2つの副ポンプ(ブースターポンプ35,27)の排気速度を同じにした第1の実施形態における所要時間tは、ブースターポンプ35,27のうち下流側の第3ブースターポンプ27の排気速度を上流側の第2ブースターポンプ35の排気速度よりも小さくした第2の実施形態における所要時間tよりも短い。つまり、下流側の2つの副ポンプ(ブースターポンプ35,27)の排気速度を同じにした構成は、これら2つの副ポンプ(ブースターポンプ35,27)のうち下流側のブースターポンプ27の排気速度を上流側のブースターポンプ35の排気速度よりも小さくした構成に比べ、所望の真空度に到達させるのに必要な時間の短縮化に有利である。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○第1,2の実施形態において、分岐管53及びリリーフ弁56を無くしてもよい。
第1の実施形態を示す主ポンプ及び副ポンプを示す側断面図。 図1のA−A線断面図。 試験結果を示す表図。
符号の説明
10…多段ルーツポンプ型の主ポンプ。15…ポンプ室。27,35,43…副ポンプとしてのブースターポンプ。28,36,44…排気通路としての分岐管。51,52,53…分岐通路としての分岐管。54,55,56…リリーフ弁。

Claims (4)

  1. 主ポンプ及び複数の副ポンプが排気通路に関して直列に接続されており、前記複数の副ポンプは、前記排気通路に関して前記主ポンプの上流側にある真空ポンプ装置において、
    前記複数の副ポンプは、3つであり、
    少なくとも下流側の2つの副ポンプの直下流の前記排気通路に接続する分岐通路と、
    前記複数の分岐通路を別々に開閉する複数のリリーフ弁とを備えている真空ポンプ装置。
  2. 前記主ポンプは、複数のポンプ室を備えた多段ルーツポンプであり、前記多段ルーツポンプの最上流側のポンプ室に接続する主ポンプ用分岐通路と、前記主ポンプ用分岐通路を開閉するリリーフ弁とを備えている請求項1に記載の真空ポンプ装置。
  3. 前記3つの副ポンプ及び前記主ポンプの排気速度は、上流側から下流側の順に小さくなってゆく請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の真空ポンプ装置。
  4. 前記下流側の2つの副ポンプの排気速度は、同じであり、最上流の副ポンプの排気速度は、前記下流側の2つの副ポンプの排気速度よりも大きく、前記主ポンプの排気速度は、前記下流側の2つの副ポンプの排気速度よりも小さい請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の真空ポンプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2867533B1 (de) 2012-06-28 2019-01-16 Sterling Industry Consult GmbH Verfahren und pumpenanordnung zum evakuieren einer kammer

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