JP2010118979A - 温度検出型の表面実装用水晶振動子及びセット基板に対する実装方法 - Google Patents

温度検出型の表面実装用水晶振動子及びセット基板に対する実装方法 Download PDF

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Abstract

【課題】サーミスタを搭載した安価にして製造を容易にする信頼性の高い温度検出型の表面実装振動子を提供する。
【解決手段】底壁2a及び枠壁2bからなる凹状とした矩形状の容器本体2と、容器本体2に収容された水晶片3と、容器本体2の開口端面に接合された金属カバー4と、水晶片3の動作温度を検出して長さ方向の両端側に表面実装端子13を有するサーミスタ8とからなる表面実装用水晶振動子1において、サーミスタ8の長さ方向が容器本体2の高さ方向に直交して容器本体2の外側面に固着した構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明はサーミスタによる温度検出型の表面実装用水晶振動子(以下、表面実装振動子とする)を技術分野とし、特に温度補償回路を有するセット基板に実装する表面実装振動子に関する。
(発明の背景)
表面実装振動子は小型・軽量であることから、例えば携帯型の電子機器における周波数や時間の基準源として広く用いられている。このようなものの一つに、例えば温度補償発振器用の表面実装振動子として、水晶振動子の動作温度を検出する温度感応素子としてのサーミスタを搭載した表面実装振動子がある。
(従来技術の一例)
第4図は一従来例を説明する表面実装振動子の図であり、同図(a)は断面図、同図(b)は容器本体2の平面図、同図(c)は水晶片の平面図である。
表面実装振動子1は、底壁層2aと枠壁層2bとを有する凹状とした積層セラミックからなる容器本体2内に水晶片3を収容し、金属カバー4を被せて密閉封入してなる。ここでは、底壁層2aは例えば二層(2a1、2a2)として上位層2a2の一端側に貫通孔を設けて凹所5を形成する。
凹所5内には一対の回路端子6が形成され、容器本体2の外底面における中央部の両辺側に設けた実装端子(サーミスタ8端子)7aに接続する。そして、凹所5内にはチップ素子からなるサーミスタ8が配置され、サーミスタ8の両端側の表面実装端子が導電性接着剤9によって回路端子6に固着される。
水晶片3は両主面に励振電極10aを有し、一端部両側に延出した引出電極10bが、容器本体2における内底面の一端側の水晶保持端子11に導電性接着剤9によって固着される。そして、水晶片3の他端部を底壁層2aの上位層2a2に対面させる。水晶保持端子11は外底面における例えば一組の対角部の実装端子(水晶端子)7bに接続する。金属カバー4はシーム溶接によって接合され、枠壁内に設けたスルーホール等によって他組の対角部の実装端子(アース端子)7cに接続する。
そして、表面実装振動子1は図示しない温度補償回路を有する発振器用のセット基板に実装される。これにより、表面実装振動子(水晶片3)の動作温度を検出し、水晶振動子の周波数温度特性に基づいた周波数変化を補償する。このようなものでは、サーミスタ8を水晶片3とともに同一の容器本体2に収容するので、表面実装振動子1の動作温度を的確に検出できる。
特開2008−205938号公報 特開2004−320417号公報(段落0018、段落0022、図3)
(従来技術の問題点)
しかしながら、上記構成の表面実装振動子1では、前述したように底壁2aに凹所5を設けるのでセラミックの積層数も多くなり、表面実装振動子1が高価になる問題があった。また、サーミスタ8は導電性接着剤9によって回路端子6に固着されるので、経時的な変化によって有機ガスを放出する。そして、この有機ガスが水晶片3に付着して振動特性に悪影響を与える問題もあった。なお、水晶片3を固着する導電性接着剤9も同様の問題を生ずるが、問題発生の確率が高まり信頼性を低下させる。
また、特許文献2において、容器本体2の外側面に薄膜又は厚膜印刷技術によるサーミスタ8aが形成された温度補償水晶発振器12が提案されている「第5図(a)参照」。しかし、容器本体2のシート状とした積層セラミックの外側面に薄膜又は厚膜印刷技術によるサーミスタ8aを形成するには困難を生ずる。このことは、特許文献2において具体的な形成方法が明記されていないことから明らかである。
さらに、同特許文献において、容器本体2の外側面に厚膜チップサーミスタ8bが形成された温度補償水晶発振器12が提案されている「第5図(b)、(c)参照」。この場合、厚膜チップサーミスタ8bの一対の表面実装端子13が、容器本体2の外側面に形成した一対の側面端子14に導電性接着剤9を用いて電気的・物理的に接続する。しかし、温度補償水晶発振器12の小型化・低背化が進行するほど、例えば側面端子14の面積が確保できず、厚膜チップサーミスタ8bを容器本体2の外側面に電気的・物理的に接続することが困難な問題があった。
(発明の目的)
本発明は、水晶振動子の動作温度の確実な検出及びセット基板に対する搭載面積を維持した上で、サーミスタを搭載した安価にして製造を容易にする信頼性の高い温度検出型の表面実装振動子の提供を目的とする。
本発明は、特許請求の範囲(請求項1)に示したように、底壁及び枠壁からなる凹状とした矩形状の容器本体と、前記容器本体に収容された水晶片と、前記容器本体の開口端面に接合されて前記水晶片を密閉封入する金属カバーと、前記水晶片の動作温度を検出して長さ方向の両端側に表面実装端子を有するサーミスタとからなる表面実装用水晶振動子において、前記サーミスタの長さ方向が前記容器本体の高さ方向に直交して前記容器本体の第1外側面に固着した構成とする。
このような構成であれば、容器本体にサーミスタが固着しているため水晶振動子の動作温度を従来どおり正確に検出できる。また、サーミスタと水晶振動子とを個別にセット基板に実装する場合より搭載面積を小さくすることができる。そして、容器本体にサーミスタを収容する凹所を設けることなく積層数も従来同様なので、格別に高価になることはない。また、サーミスタは容器本体内ではない外側面に固着されるので、接着剤が有機ガスを放出しても水晶振動子の振動特性に影響を及ぼすことはない。したがって、信頼性を高められる。さらに、サーミスタを容器本体の外側面に単に固着するので、製造も容易になる。
(実施態様項)
本発明の請求項2では、請求項1において、前記容器本体の外底面における前記第1外側面方向の一端部の両側にグランド電位となる第1実装端子及び浮き端子となる第2実装端子を形成し、前記容器本体の前記外底面における他端部の両側に前記水晶片に電気的に接続して水晶端子となる第3実装端子及び第4実装端子を形成した構成とする。これにより、容器本体の構成を明確にし、サーミスタの一端を浮き端子となる第2実装端子に電気的に接続できる。すなわち、サーミスタは、容器本体の外側面に物理的に接続する一方、表面実装振動子をセット基板に実装した時、容器本体の外底面において第2実装端子と電気的に接続する。
本発明の請求項3では、請求項2において、前記枠壁は絶縁性の素材からなり、前記第1実装端子は前記容器本体の枠壁に設けられた電極貫通孔によって前記金属カバーと電気的に接続した構成とする。これにより、金属カバーがグランド電位になり、シールド効果によってEMI対策となる。
本発明の請求項4では、請求項2に記載した表面実装用水晶振動子のセット基板に対する実装方法において、前記セット基板に設けられた前記第1実装端子及び前記第2実装端子に対応する一対となる回路端子の平面外形に突出部があり、前記表面実装用水晶振動子を前記実装基板に実装した際に前記サーミスタの前記表面実装端子が夫々前記一対となる前記回路端子の前記突出部上に配置される構成とする。
これにより、表面実装用水晶振動子の実装方法を明確にする。また、浮き端子となる第2実装端子がクリームはんだ等の接合材によって、セット基板の回路端子に電気的・物理的に接続する。したがって、浮き端子を設けない場合と比較して、表面実装用水晶振動子のセット基板に対する固着強度が高くなる。
本発明の請求項5では、請求項1において、前記容器本体の外底面における前記第1外側面方向の一端部の両側に浮き端子となる第1実装端子及び第2実装端子を形成し、前記容器本体の前記外底面における他端部の両側に前記水晶片と電気的に接続して水晶端子となる第3実装端子及び第4実装端子を形成し、前記容器本体の前記外底面における前記一端部と前記他端部の間であって対向する辺縁部の少なくとも一方にグランド電位となる第5実装端子を形成した構成とする。
これにより、容器本体の構成を明確にし、サーミスタの両端を浮き端子とした第1及び第2実装端子に電気的に接続できる。すなわち、サーミスタは、容器本体の外側面に物理的に接続する一方、表面実装振動子をセット基板に実装した時、容器本体の外底面において第1及び第2実装端子と電気的に接続する。
本発明の請求項6では、請求項5において、前記枠壁は絶縁性の素材からなり、前記第5実装端子は前記容器本体の枠壁に設けられた電極貫通孔によって前記金属カバーと電気的に接続した構成とする。これにより、金属カバーがグランド電位になり、シールド効果によってEMI対策となる。
本発明の請求項7では、請求項5に記載した表面実装用水晶振動子のセット基板に対する実装方法において、前記セット基板に設けられた前記第1実装端子及び前記第2実装端子に対応する一対となる回路端子の平面外形に突出部があり、前記表面実装用水晶振動子を前記実装基板に実装した際に前記サーミスタの外底面に形成された一対の前記表面実装端子が夫々前記一対となる前記回路端子の前記突出部上に配置される構成とする。
これにより、表面実装用水晶振動子の実装方法を明確にする。また、浮き端子となる第1実装端子及び第2実装端子がクリームはんだ等の接合材によって、セット基板の回路端子と電気的・物理的に接続する。したがって、浮き端子を設けない場合と比較して、表面実装用水晶振動子の固着強度が高くなる。
(第1実施形態、請求項1、2、3、4に相当)
第1図は本発明の第1実施形態を説明する表面実装振動子の図で、同図(a)は斜視図、同図(b)は断面図、同図(c)は底面図、同図(d)は容器本体2の平面図である。なお、従来例と同一部分には同番号を付与してその説明は簡略又は省略する。
表面実装振動子1は、平面外形が矩形状であって底壁2a及び枠壁2bからなる凹状としたセラミックを母材とする容器本体2と、容器本体2に収容された水晶片3と、容器本体2の開口端面に設けられた金属リング15に接合して水晶片3を密閉封入する金属カバー4と、水晶片3の動作温度を検出して長さ方向の両端側に表面実装端子13を有するチップ素子からなるサーミスタ8とを有する。サーミスタ8は、その長さ方向が容器本体2の高さ方向に直交して容器本体2の第1外側面に絶縁性接着剤16を用いて固着されている。
また、容器本体2の外底面における第1外側面方向の一端部の両側にグランド電位となる第1実装端子17a及び浮き端子となる第2実装端子17bを形成し、容器本体2の外底面における他端部の両側に水晶片3と電気的に接続して水晶端子となる第3実装端子17c及び第4実装端子17dを形成する。そして、第1実装端子17aの上方にある枠壁2bの角部に電極貫通孔18を設ける。この電極貫通孔18は導電路によって、第1実装端子17a及び金属カバー4と電気的に接続する。この結果、金属カバー4がグランド電位となる。
このような構成の表面実装振動子1は、図示しない温度補償回路を有するセット基板に実装して使用される。このとき、表面実装振動子1の第1実装端子17aないし第4実装端子17d及びサーミスタ8の表面実装端子13とセット基板の回路端子19とをクリームはんだを用いて電気的・物理的に接合する。
ここで、第1実装端子17a及び第2実装端子17bに対応する一対となる回路端子19の平面外形には、サーミスタ8の一対となる表面実装端子13に対応する部分に突出部19aを有する。このため、表面実装振動子1をセット基板に実装することで、サーミスタ8の一対の表面実装端子13は、回路端子19上のクリームはんだを経て、夫々第1実装端子17a及び第2実装端子17bに電気的に接続することになる。したがって、第1実装端子17aと電気的に接続する表面実装端子13はグランド電位となる。これにより、サーミスタ8の一方の端子をグランド電位とする場合に有用となる。
このようなものでは、先ず、セラミックからなる底壁2aに水晶保持端子11及び第1実装端子17aないし第4実装端子17dの下地電極を例えばタングステンの印刷によって形成する。また、セラミックからなる枠壁2bには貫通孔を形成し例えばタングステンを流入させることで電極貫通孔18を形成する。そして、底壁2aと枠壁2bとを積層・焼成して容器本体2を形成する。その後、電解メッキ又は無電解メッキによって外表面に露出している前記下地電極に例えばAu膜等を形成して、水晶保持端子11及び第1実装端子17aないし第4実装端子17dを設ける。
そして、容器本体2に水晶片3を収容し、容器本体2の開口端面となる枠壁上面に設けられた金属リング15に金属カバー4をシーム溶接で接合する。その後、サーミスタ8を、その底面が容器本体2の外底面と同一面上に配置されるように、容器本体2の第1外側面に絶縁性接着剤16を用いて固着させる。
このような構成であれば、発明の効果の欄でも記載したように、容器本体2にサーミスタ8が固着しているため水晶振動子(水晶片3)の動作温度を従来どおり正確に検出できる。また、サーミスタ8と水晶振動子とを個別にセット基板に実装する場合より搭載面積を小さくすることができる。そして、容器本体2にサーミスタ8を収容する凹所を設けることなく積層数も従来同様なので、格別に高価になることはない。
また、サーミスタ8は容器本体2内ではない外側面に固着されるので、接着剤が有機ガスを放出しても水晶振動子(水晶片3)の振動特性に影響を及ぼすことはない。したがって、信頼性を高められる。そして、サーミスタ8を容器本体2の外側面に単に固着するので、製造も容易になる。また、金属カバー4がグランド電位になり、シールド効果によってEMI対策となる。
さらに、浮き端子となる第2実装端子17bがセット基板の回路端子19と電気的・物理的に接続するため、浮き端子を設けない場合と比較して、表面実装振動子1のセット基板に対する固着強度が高くなる。
(第2実施形態、請求項1、5、6、7に相当)
第2図は本発明の第2実施形態を説明する表面実装振動子の図で、同図(a)は斜視図、同図(b)は断面図、同図(c)は底面図、同図(d)は容器本体2の平面図である。なお、従来例や前記実施例と同一部分には同番号を付与してその説明は簡略又は省略する。
第2実施形態では、第1実施形態と同様にして表面実装振動子1を形成する。そして、第2実施形態では容器本体2の外底面における第1外側面方向の一端部の両側に浮き端子となる第1実装端子17a及び第2実装端子17bを形成し、容器本体2の外底面における他端部の両側に水晶片3と電気的に接続して水晶端子となる第3実装端子17c及び第4実装端子17dを形成し、容器本体2の外底面における前記一端部及び前記他端部の間であって対向する辺縁部の両側にグランド電位となる一対の第5実装端子17e及び第6実装端子17fを形成する。
そして、一対の第5及び第6実装端子17e、17fの上方にある枠壁2bの辺縁部に一対の電極貫通孔18を設ける。この一対の電極貫通孔18は導電路によって、一対の第5実装端子17e及び金属カバー4と電気的に接続する。この結果、金属カバー4がグランド電位となる。なお、第5及び第6実装端子17e、17fはいずれか一方でもよい。
このような構成の表面実装振動子1は、第1実施形態と同様に、図示しない温度補償回路を有するセット基板に実装して使用される。このとき、第1実装端子17a及び第2実装端子17bに対応するセット基板の回路端子19は第1実施形態の回路端子19と同様に突出部19aを有する平面外形とする。
このような構成であれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。また、金属カバー4は、グランド電位となる一対の第5及び第6実装端子17e、17fと電気的に接続するため、1つのグランド電位となる実装端子と電気的に接続する場合に比べて、より安定したシールド効果を発揮してEMI対策となる。さらに、発明の効果の欄でも記載したように、サーミスタ8の一対の表面実装端子13は、夫々浮き端子である第1実装端子17a、第2実装端子17bに電気的に接続するため、グランド電位にする必要がない。したがって、このサーミスタ8と電気的に接続するセット基板上の温度補償回路の設計が容易になる。
(他の事項)
前記の各実施形態において、表面実装振動子1を、発振回路及び温度補償回路を有するICチップ20が搭載された実装基板21に接合して温度補償型の水晶発振器を形成しても良い(第3図参照)。
本発明の第1実施形態を説明する表面実装振動子の図で、同図(a)は斜視図、同図(b)は断面図、同図(c)は底面図、同図(d)は容器本体の平面図である。 本発明の第2実施形態を説明する表面実装振動子の図で、同図(a)は斜視図、同図(b)は断面図、同図(c)は底面図、同図(d)は容器本体の平面図である。 本発明の他の形態を説明する表面実装振動子の組立断面図である。 一従来例を説明する表面実装振動子の図であり、同図(a)は断面図、同図(b)は容器本体の平面図、同図(c)は水晶片の平面図である。 他の従来例を説明する温度補償水晶発振器の図であり、同図(a)は側面図、同図(b)は厚膜チップサーミスタを用いた場合の側面図、同図(c)は厚膜チップサーミスタを用いた場合の断面図である。
符号の説明
1 表面実装振動子、2 容器本体2、3 水晶片、4 金属カバー、5 凹所、6 回路端子、7 実装端子、8 サーミスタ8、9 導電性接着剤、10a 励振電極、10b 引き出し電極、11 水晶保持端子、12 温度補償水晶発振器、13 表面実装端子、14 側面端子、15 金属リング、16 絶縁性接着剤、17 実装端子、18 電極貫通孔、19回路端子、20 ICチップ、21 実装基板。

Claims (7)

  1. 底壁及び枠壁からなる凹状とした矩形状の容器本体と、前記容器本体に収容された水晶片と、前記容器本体の開口端面に接合されて前記水晶片を密閉封入する金属カバーと、前記水晶片の動作温度を検出して長さ方向の両端側に表面実装端子を有するサーミスタとを備えた温度検出型の表面実装用水晶振動子において、前記サーミスタの長さ方向が前記容器本体の高さ方向に直交して前記容器本体の第1外側面に固着したことを特徴とする表面実装用水晶振動子。
  2. 請求項1において、前記容器本体の外底面における前記第1外側面方向の一端部の両側にグランド電位となる第1実装端子及び浮き端子となる第2実装端子を形成し、前記容器本体の前記外底面における他端部の両側に前記水晶片に電気的に接続して水晶端子となる第3実装端子及び第4実装端子を形成した表面実装用水晶振動子。
  3. 請求項2において、前記枠壁は絶縁性の素材からなり、前記第1実装端子は前記容器本体の枠壁に設けられた電極貫通孔によって前記金属カバーと電気的に接続した表面実装用水晶振動子。
  4. 請求項2に記載した表面実装用水晶振動子のセット基板に対する実装方法において、前記セット基板に設けられた前記第1実装端子及び前記第2実装端子に対応する一対となる回路端子の平面外形に突出部があり、前記表面実装用水晶振動子を前記実装基板に実装した際に前記サーミスタの前記表面実装端子が夫々前記一対となる前記回路端子の前記突出部上に配置されることを特徴とする表面実装用水晶振動子のセット基板に対する実装方法。
  5. 請求項1において、前記容器本体の外底面における前記第1外側面方向の一端部の両側に浮き端子となる第1実装端子及び第2実装端子を形成し、前記容器本体の前記外底面における他端部の両側に前記水晶片と電気的に接続して水晶端子となる第3実装端子及び第4実装端子を形成し、前記容器本体の前記外底面における前記一端部と前記他端部の間であって対向する辺縁部の少なくとも一方にグランド電位となる第5実装端子を形成した表面実装用水晶振動子。
  6. 請求項5において、前記枠壁は絶縁性の素材からなり、前記第5実装端子は前記容器本体の枠壁に設けられた電極貫通孔によって前記金属カバーと電気的に接続した表面実装用水晶振動子。
  7. 請求項5に記載した表面実装用水晶振動子のセット基板に対する実装方法において、前記セット基板に設けられた前記第1実装端子及び前記第2実装端子に対応する一対となる回路端子の平面外形に突出部があり、前記表面実装用水晶振動子を前記実装基板に実装した際に前記サーミスタの外底面に形成された一対の前記表面実装端子が夫々前記一対となる前記回路端子の前記突出部上に配置されることを特徴とする表面実装用水晶振動子のセット基板に対する実装方法。
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