JP2010118743A - オーディオ信号処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の実施形態に係るAVシステムは、AVアンプ20において、番組情報Pgをテレビ装置10から予め取得して記憶しておき、チャンネルが切り替えられたときには、テレビ装置10において、チャンネル切り替え処理とともにチャンネル情報ChをAVアンプ20に送信することができる。そのため、AVアンプ20においては、チャンネル切り替え後のコンテンツに対応するジャンルを速やかに特定することができ、ジャンルに応じた音場効果の設定に切り替えてオーディオ信号Saoutを放音することができる。
【選択図】図4
Description
図1は、本発明の実施形態に係るAVシステム1の構成についてのブロック図である。図1に示すように、AVシステム1は、テレビ装置10、AVアンプ20およびリモコン30を有している。テレビ装置10とAVアンプ20とは、例えば、HDMI(登録商標)ケーブルなどの通信ケーブルにより接続されている。リモコン30は、チャンネル番号指定、ボリューム値指定などを行うための操作ボタンなどが設けられ、その操作に応じた操作信号を、赤外線などを用いた無線通信により送信する遠隔操作手段である。以下、テレビ装置10およびAVアンプ20の構成について説明する。
上述した実施形態においては、図5(a)に示すように、リモコン30からの操作信号をテレビ装置10において受信する構成のAVシステム1となっていたが、別の態様であってもよい。
上述した実施形態においては、AVアンプ20における番組情報取得部210は、通信部22を介して、テレビ装置10から取得していたが、テレビ装置10以外から取得するようにしてもよい。この場合には、例えば、AVアンプ20に番組情報Pgを受信できるチューナを設けたり、番組情報Pgを提供するサーバに接続するネットワーク接続手段を設けたりすればよく、番組情報取得部210は、チューナ、ネットワーク接続手段により受信した番組情報Pgを取得するようにすればよい。
上述した実施形態においては、設定部213において特定されるチャンネル情報Chの取得に係る時刻は、計時部24から現在時刻情報を取得することによって行われていたが、他の態様で取得してもよい。例えば、テレビ装置10からAVアンプ20に対してチャンネル情報Chが送信されるときに、その出力の時刻を示す時刻情報がチャンネル情報Chの送信に対応して送信されるようにし、設定部213においては、チャンネル情報Chに対応して受信した時刻情報に応じて、チャンネル情報Chの取得に係る時刻の特定を行なうようにすればよい。
上述した実施形態においては、設定部213は、チャンネル情報Chの取得に係る時刻の特定は、計時部24から現在時刻情報を取得することにより行っていたが、現在時刻情報が示す時刻に一定時間の補正を行うことで特定するようにしてもよい。例えば、この補正を行う時間は、上述した映像出画処理時間に応じたものとすればよい。このようにすると、テレビ装置10において実際の時刻よりも映像出画処理時間だけ遅れて表示されるコンテンツに係るジャンルと、その時刻における番組情報Pgが示すコンテンツに係るジャンルとのずれを補正することができる。すなわち、12:00の時点においては、12:00より映像出画処理時間だけ前の時刻のコンテンツが表示されるから、表示上の時間軸と番組情報Pg上の時間軸とを合わせることができる。
上述した実施形態においては、音場効果の設定を変更するときには、一旦音声をミュートしていたが、音響処理部214における音響処理を並列処理にするなどして、出力されるオーディオ信号Saoutを、クロスフェード処理により変更前の音場効果が付与されたオーディオ信号と変更後の音場効果が付与されたオーディオ信号と切り替えるようにしたものとしてもよい。
上述した実施形態において、設定部213は、所定時間ごとに計時部24から現在時刻情報を取得し、記憶部211に記憶されている番組情報Pgを参照して、その現在時刻情報と最新のチャンネル情報Chとにより特定されるジャンルが変わった場合には、そのジャンルに応じて音響処理部214の音場効果の設定を変更するようにしてもよい。例えば、「CH2」の「番組D」を視聴中に、現在時刻情報が示す時刻が「12:00」になった場合には、設定部213は、音響処理部214における音場効果の設定を「VARIETYモード」から「SPORTSモード」に変更するようにすればよい。
上述した実施形態において、チューナ101がテレビ装置10の外部のSTB(Set-top box)などに設けられる場合には、テレビ装置10は、無線通信などによって映像信号Sginおよびオーディオ信号Sainを取得する一方、AVアンプ20は、外部に設けられたチューナ101から直接オーディオ信号Sainを取得するようにしてもよい。この場合、チャンネル情報Ch、番組情報Pgは、外部に設けられたチューナ101から取得するようにしてもよい。
上述した実施形態において、放音部23がスピーカアレイユニットを構成し、複数のビーム化された音を放出するものである場合、チャンネル切り替え後のコンテンツに対応するジャンルに応じて、ビームの放出の態様、例えば、ビームの数、放出方向などを変化させるようにしてもよい。この場合は、設定部213は、ジャンルとビーム放出の態様とを対応付けたテーブルを記憶するようにし、特定したジャンルに対応するビーム放出の態様を音響処理部214に設定するようにすればよい。そして、音響処理部214は、取得したオーディオ信号Sainに対して、設定されたビーム放出の態様に応じて遅延処理などの信号処理を施し、スピーカアレイユニットの各スピーカに対応したオーディオ信号を生成して、それぞれに対して供給すればよい。
Claims (3)
- 設定されるチャンネルにおいて放送されるコンテンツに係る表示を行う表示装置と通信する通信手段と、
コンテンツのジャンルを示すジャンル情報と、当該コンテンツが放送される時刻を示す時刻情報とを、チャンネル毎に対応付けた番組情報を取得する番組情報取得手段と、
前記番組情報取得手段によって取得された番組情報を記憶する記憶手段と、
前記表示装置に設定されるチャンネルを指定するチャンネル情報を取得するチャンネル情報取得手段と、
前記チャンネル情報取得手段によってチャンネル情報が取得された時刻を特定する時刻特定手段と、
前記記憶手段に記憶されている番組情報を参照し、前記チャンネル情報取得手段によって取得されたチャンネル情報および前記時刻特定手段によって特定された時刻に応じてジャンル情報を特定し、当該ジャンル情報に応じた音響処理モードを設定する設定手段と、
入力されるオーディオ信号に対して、前記設定手段によって設定された音響処理モードに応じた音響処理を施して出力する音響処理手段と、
を具備することを特徴とするオーディオ信号処理装置。 - 前記通信手段は、さらに前記表示装置からオーディオ信号を受信し、
前記音響処理手段に入力されるオーディオ信号は、前記通信手段によって受信されたオーディオ信号である
ことを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号処理装置。 - 前記通信手段は、さらに前記表示装置からチャンネル情報を受信するとともに、当該チャンネル情報の受信に対応して時刻を示す取得時刻情報を受信し、
前記チャンネル情報取得手段によって取得されるチャンネル情報は、前記通信手段によって受信されたチャンネル情報であり、
前記時刻特定手段は、前記取得時刻情報に応じて、前記チャンネル情報が取得された時刻を特定する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のオーディオ信号処理装置。
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JP2008288801A JP5182026B2 (ja) | 2008-11-11 | 2008-11-11 | オーディオ信号処理装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011136238A1 (ja) | 2010-04-26 | 2011-11-03 | 株式会社日本触媒 | ポリアクリル酸(塩)、ポリアクリル酸(塩)系吸水性樹脂及びその製造方法 |
WO2017036559A1 (en) * | 2015-09-04 | 2017-03-09 | Arcelik Anonim Sirketi | Image display device with automatic volume curve pairing function |
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WO2007072791A1 (ja) * | 2005-12-20 | 2007-06-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 機器連携装置 |
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2008
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