JP2010118330A - リチウム二次電池用負極材料、リチウム二次電池用負極、それを用いたリチウム二次電池、リチウム二次電池用負極材料の製造方法、およびリチウム二次電池用負極の製造方法。 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】負極活物質として放電容量の大きいケイ素系材料を用い、かつ、導電剤としてカーボンナノホーンをハイブリッド化することによって負極活物質の容積占有率を十分とることができ、容量が大きくかつ優れた充電・放電サイクル特性を有するリチウム二次電池用負極材料、およびこれを用いたリチウム二次電池を提供することが可能となる。
【選択図】図1
Description
リチウム電池の負極材料として、カーボン系材料(グラファイトカーボン、ハードカーボン等)が使用されているが、単位重量あたりの容量(以下、重量容量密度という)が370mAh/g程度であり、更なる大容量化が求められている。
〔1〕負極材料
(1−1)負極活物質
本発明のリチウム二次電池用負極材料は、負極活物質として、リチウムイオンの吸蔵・放出が可能なケイ素、ケイ素を含む合金またはケイ素酸化物を使用することができる。Si系の負極活物質は、炭素系の負極活物質と比較して単位体積あたりの理論放電容量が7倍以上であり、リチウム二次電池の大容量化が可能となる。
本発明のリチウム二次電池用負極材料は、充電・放電サイクルにおける負極活物質の膨張・収縮の歪を十分に緩和するとともに、導電性ネットワークを安定して維持させるために、導電助剤としてCNHを分散させている。ここで、CNHとは、グラフェンシートを円錐形に丸めた構造をしており、実際の形態は多数のCNHが頂点を外側に向けて、放射状のウニのような形態の集合体として存在する。CNHのウニ様集合体の外径は50nm〜250nm程度である。特に、平均粒径80nm程度のCNHが好ましい。
リチウム二次電池用負極材料は、さらに導電助剤を含んでいてもよい。導電助剤は、炭素、銅、スズ、亜鉛、ニッケル、銀からなる群より選ばれた少なくとも1種の導電性物質からなる粉末である。炭素、銅、スズ、亜鉛、ニッケル、銀の単体の粉末でもよいし、それぞれの合金の粉末でもよい。例えば、炭素系の導電助剤としては、アセチレンブラックやケッチェンブラックなどの一般的なカーボンブラックを使用できる。また、導電助剤はこれらの導電性物質のナノワイヤーでもよく、カーボンファイバー、カーボンナノチューブ、銅ナノワイヤー、ニッケルナノワイヤーなどを用いることができる。
以下、リチウム二次電池について説明する。リチウム二次電池の主構成物は、上述したリチウム二次電池用負極材料からなる負極、正極、電解液、およびセパレータからなる。構成としては、一般にシート状の正極、セパレータ、シート状の負極をこの順に積層して、正極と負極が電気的に分離されるようにして、円筒形、四角形等の種々の容器の中に収納される。
本発明のリチウム二次電池用負極材料を用いた負極は、負極集電体上に形成され、正極におけるリチウムの吸蔵・放出量のバランスを考慮して厚み、面積が適宜設定される。
リチウム二次電池用負極材料をゾル−ゲル法を用いて製造する方法は以下のとおりである。
第一の工程は、金属アルコキシドとアルコールと触媒を含む酸化物前躯体溶液を混合する工程である。金属アルコキシドとは一般式M(OR)nで表されるもので、MはSi、Ti、B、Geなどの金属であり、Rはアルキル基、nは金属元素の酸化数である。最も一般的に使用される金属アルコキシドは常温で液体のSi(OC2H5)4である。常温で液体の金属アルコキシドとして、Si(OCH3)4、Si(i−OC3H7)4、Ti(OC2H5)4、B(OCH3)3、Ge(OC2H5)4などがある。金属アルコキシドは常温で液体のものと固体のもの存在するが、常温で液体であれば、酸化物前躯体溶液の調整に好適である。また、アルコールは、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールなどが主に使われる。触媒としては、塩酸、硫酸、硝酸、酢酸、フッ酸等の酸のほか、処理後に揮発除去できるアルカリのアンモニアを使用することができる。酸を触媒として使用するときには、金属アルコキシドの加水分解反応は求電子反応となり、アルカリを触媒として使用する場合は水酸化イオンが金属アルコキシドの金属に対して求核反応となる。
nSi(OC2H5)4 + 4nH2O → nSi(OH)4 + 4nC2H5OH (式1)
生成したSi(OH)4は反応性に富み、次式によって固体のSiO2となる。
nSi(OH)4 → nSiO2 + 2nH2O (式2)
したがって、全体としては下記の反応式となる。
nSi(OC2H5)4 + 2nH2O → nSiO2 + 4nC2H5OH (式3)
第二の工程は、前記酸化物前躯体溶液を攪拌しながら所定の時間、所定の温度に保つ工程である。前記酸化物前躯体溶液を室温から80℃の条件で、還流下で攪拌すると、金属アルコキシドの加水分解(式1)と縮重合(式2)が進行して、金属酸化物の粒子が生成して溶液はゾルとなる。加水分解と縮重合は温度が高いほど早く進行し、また、生成物であるアルコールを除去することでも反応を速めることができる。第一の工程で得た酸化物前躯体溶液を室温から80℃の温度に保つことで、好適なゲル状のスラリーを得ることができる。また、ゲル状のスラリーは、温度が高いほど短時間で生成する傾向があるため、反応時間は1時間から10日程度まで、目的に応じて調節することができる。スラリーの粘性は、水分量や反応温度、反応時間等により、適宜調整することが可能である。
第三の工程は、第二の工程でスラリー状となった酸化物前躯体溶液を集電体に塗布し乾燥する工程である。この工程では、銅箔やステンレス板などの集電体を酸化物前躯体溶液に浸漬して乾燥を繰り返す方法や、自動塗工装置のドクターブレード等を用いて所定の厚み(例えば0.01〜1mm)となるように、前記酸化物前躯体溶液を均一に塗布し、乾燥することによって水分が除去され、全体が多孔質状に固まったゲルとなる。以上の工程により、リチウム二次電池用負極を製造することができる。
リチウムイオンの吸蔵放出が可能な、ケイ素、ケイ素を含む合金、または一酸化ケイ素(SiO)を含むケイ素酸化物(SiOx(1≦x<2))の少なくとも1種の負極活物質と、カーボンナノホーンや公知のアセチレンブラック等の導電助剤と、粒子と集電体、あるいは粒子同士を結着させるポリフッ化ビニリデン(PVDF)やスチレンブタジエンラバー(SBR)エマルジョン等の結着剤と、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)等の溶液の粘性を調整する増粘剤を所定の割合で配合し、水あるいは溶剤を混合してスラリーを作製する。さらに、得られたスラリーを、自動塗工装置のドクターブレード等を用いて集電体用銅箔上に所定の厚みで塗布し、乾燥させた後にロールで圧延して厚みを調整してリチウム二次電池用負極を製造する。
正極活物質材料としては、公知のリチウム含有遷移金属酸化物を使用することができる。具体的にはTi、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、およびMoから選ばれる少なくとも1種の遷移金属元素とリチウムとを主として含有する酸化物等であって、さらに具体的にはLiMn2O4、LiCoO2、LiNiO2、LiFeO2、V2O5、TiS、MoS等を挙げることができる。正極は、一般には正極活物質材料、炭素繊維、およびバインダー材料を混合後、アルミニウム箔等の集電体に塗布し、乾燥、プレスすることによって所定の厚み、面積、密度に形成される。
リチウムイオン電池、Liポリマー電池などにおける電解液および電解質には、有機電解液(非水系電解液)、無機固体電解質、高分子固体電解質等が使用できる。
有機電解液の溶媒の具体例として、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネート等のカーボネート;ジエチルエーテル、ジブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル;ベンゾニトリル、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、γ―ブチロラクトン、ジオキソラン、4−メチルジオキソラン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルクロロベンゼン、ニトロベンゼン等の非プロトン性溶媒、あるいはこれらの溶媒のうちの2種以上を混合した混合溶媒が挙げられる。
セパレータとしては、薄さと高強度の観点から、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系多孔質フィルムを用いることができる。多孔度は、イオン伝導の観点から30〜80%が好ましい。また、セパレータの厚みは、イオン伝導性、電池容量の観点から5〜50μmが好ましい。
(実施例1)
(i)塗布溶液の調製
テトラエトキシシラン(TEOS:Si(OC2H5)4、分子量208.33)52g、エタノール56gを氷浴中ビーカーにて混合する。次いで、この溶液に、カーボンナノホーン(CNH)1gをあらかじめアセトンで湿潤させた後に、分散のための純水100gを加えた溶液を混合する。さらに、酸触媒として濃硝酸2gを追加し、30分以上攪拌する。溶液をフラスコに移し、80℃のオイルバス中で3時間攪拌した後、攪拌しながら室温まで冷却して塗布溶液を得る。
ここで、CNHは、NEC(株)製の単層CNH(含有割合80体積%以上)である。
(ii)負極の作製
幅50mm、長さ100mm、厚さ10μmの集電体用銅箔上に、上記の塗布溶液を塗布し、大気中で150℃1時間かけて乾燥させた。この乾燥により溶媒が除去され、CNH分散多孔質シリカ膜が得られる。
上記の塗布・乾燥を5回繰り返し、集電体用銅箔上に厚さ10μmのCNH分散多孔質シリカ膜を形成し、さらにこの膜上にスパッタリングによって厚さ1μmのカーボン膜を形成して導電層とし、実施例1のリチウム二次電池用負極を得た。
上記の負極と、LiPON固体電解質と、金属Li箔対照電極を用いてリチウム二次電池を構成し、充放電特性を調べた。特性の評価は、初回の放電容量および50サイクルの充電・放電後の放電容量を測定し、放電容量の維持率を算出することによって行った。放電容量は、有効な活物質Siを基準として、設計値を1200mAh/gとした。まず、25℃環境下において、電流値を0.2C、電圧値を0.02Vまで定電流定電圧条件で充電を行い、電流値が0.05Cに低下した時点で充電を停止した。次いで、電流値0.2Cの条件で、金属Liに対する電圧が1.5Vとなるまで放電を行い、0.2C初期放電容量を測定した。なお、1Cとは、1時間で満充電できる電流値である。また、充電と放電はともに25℃環境下において行った。次いで、0.2Cでの充放電速度で上記充放電を50サイクル繰り返した。0.2C初期放電容量に対する、充放電を50サイクル繰り返したときの放電容量の割合を百分率で求め、容量維持率とした。
(i)塗布溶液の調製
テトラエトキシシラン(TEOS:Si(OC2H5)4、分子量208.33)26g、エタノール56gを氷浴中ビーカーにて混合する。次いで、この溶液に、Si粒子(Hefei Kai’er NanoTech製、平均粒径60nm)5gとカーボンナノホーン(NEC(株)製、単層CNH(含有割合80体積%以上))5gとをあらかじめアセトンで湿潤させ、十分混練させた後に、分散のための純水100gを加えた溶液を混合する。さらに、アルカリ触媒として28wt%のアンモニア水36gを混合した溶液を追加し、30分以上攪拌する。溶液をフラスコに移し、80℃のオイルバス中で3時間攪拌混合した後、攪拌しながら室温まで冷却して塗布溶液を得る。
(ii)負極の作製
幅210mm、長さ295mm、厚さ10μmの集電体用銅箔上に、自動塗工装置(テスター産業(株)製、PI−1210型)を用いドクターブレードタイプアプリケーターでギャップ50μmの条件でスラリー状の上記の塗布溶液を塗工し、大気中で150℃1時間かけて乾燥させた。乾燥後、ロールプレスで調厚し、膜厚15μmとした。この乾燥により溶媒が除去され、CNH分散多孔質シリカ膜が得られる。さらにこの膜上にスパッタリングによって厚さ1μmのカーボン膜を形成して導電層とし、実施例2のリチウム二次電池用負極を得た。
(iii)特性評価は実施例1と同じである。
本発明の他の実施例3〜7として、リチウム二次電池用負極材料の活物質としてSiOxを用い、さらに容量を増加させるために分散体としてケイ素を含む合金(SiMy(ただし0<y≦0.5、MはFe、Mn、Ti、Cu、Ni))の粒子を用いた場合について説明する。
本実施例に係る負極の製造方法は、下記のとおりである。
SiとMがモル比で3:1となるように秤量した後、アーク溶解法によりSi合金粉末からなるボタン試料を作製した。その後、ボタン試料をステンレス乳鉢で粗粉砕した後、Arガス雰囲気下クロスビーターミルで微粉砕し、ASTMメッシュ200番(目開き75μm)等でふるいにかけた後、さらに平均粒径が5μmの粉末に分級して分散体を作製した。
幅210mm、長さ295mm、厚さ10μmの集電体用銅箔上に、自動塗工装置(PI−1210型、テスター産業(株)製)を用いドクターブレードタイプアプリケーターでギャップ80μmの条件でスラリー状の上記の塗布溶液を塗工し、大気中で150℃1時間かけて乾燥させた。この乾燥により溶媒が除去され、CNH分散多孔質シリカ膜が得られる。さらにこの膜上にスパッタリングによって厚さ1μmのカーボン膜を形成して導電層とし、実施例3〜7のリチウム二次電池用負極を得た。
正極は、活物質としてLiCoO2、導電剤としてケッチェンブラック、結着剤としてポリフッ化ビニリデン(PVdF)ディスパージョン、増粘剤としてカルボキシメチルセルロース(CMC)を純水に混合したスラリーを集電体用アルミ箔上に塗布し、乾燥させたのちロールで圧延して厚みを調整して、作製した。非水電解液は、1mol/lのLiPF6を含むエチレンカーボネートとジエチルカーボネートの混合溶液を用いた。
上記の負極、正極、電解液等を用いてLi二次電池を構成し、実施例1と同様の方法で充放電特性を評価した。
実施例1のCNHに変えて、カーボンナノチューブ(CNT、繊維径150nm、繊維長8μm、昭和電工株式会社製、VGCF)を分散させた多孔質シリカ膜からなるリチウム二次電池用負極を、上記実施例1と同様の方法によって作製した。
次に本発明の別の実施例について説明する。
実施例8、9は、導電助剤として、CNHに加えて、ケッチェンブラック(CB)(ケッチェン・ブラック・インターナショナル株式会社製、ケッチェンブラックEC)またはアセチレンブラック(AB)(平均粒径35nm、電気化学工業株式会社製、粉状品)を用いた以外は、実施例1と同様の方法によって作製した。
実施例1の導電剤として、CNHに変えて、CB、AB又はNi粉末(平均粒径200nm、JFEミネラル株式会社製、NFP201S)をそれぞれ用いたものを比較例2、3、4として作製した。
(i)負極スラリーの調製
次に、本発明の別の実施例として、スラリー法によって作製した負極について説明する。リチウムイオンの吸蔵放出が可能な、平均粒径5μmのケイ素(Si)粉末((株)高純度化学研究所製、SIE23PB)45gに、カーボンナノホーン(NEC(株)製)5gをハイブリダイザー((株)奈良機械製作所製、NHS−0型)で複合化させた後、結着剤としてスチレンブタジエンラバー(SBR)40wt%のエマルジョン(日本ゼオン製、BM400B)2g、スラリーの粘度を調整する増粘剤としてカルボキシメチルセルロースナトリウム(ダイセル化学工業(株)製、#2200)1wt%溶液5gの割合で混合してスラリーを作製した。
(ii)負極の作製
調製したスラリーを自動塗工装置のドクターブレードを用いて、厚さ10μmの集電体用電解銅箔(古河電気工業(株)製、NC−WS)上に80μmの厚みで塗布し、70℃で乾燥させてリチウム二次電池用負極を製造した。
(iii)特性評価は実施例3と同じ条件で行った。
実施例10のケイ素粉末の代わりに、一酸化ケイ素(SiO)粉末((株)高純度化学研究所製、SIO02PB)を平均粒度20μmに分級して使用した以外は、負極スラリーの調製、負極の作製および特性評価は実施例10と同じ条件で行った。
実施例10のカーボンナノホーンの代わりに、カーボンナノファイバ(昭和電工(株)、気相法炭素繊維VGCFφ150nm)を使用した以外は、負極スラリーの調製、負極の作製および特性評価は実施例10と同じ条件で行った。
(i)負極スラリーの調整
次に、本発明の別の実施例として、メカノケミカル法により作製された負極活物質の凝集体を用いて、スラリー法によって作製した負極について説明する。リチウムイオンの吸蔵放出が可能な、平均粒径5μmのシリコン(Si)粉末((株)高純度化学研究所製、SIE23PB)29gに、平均粒径80nmのカーボンナノホーン(NEC(株)製)1gをナノレベルで精密混合できるメカノケミカル法で複合化させた後、導電助剤として平均粒径35nmのアセチレンブラック(電気化学工業株式会社製、粉状品)70g、結着剤としてスチレンブタジエンラバー(SBR)40wt%のエマルジョン(日本ゼオン製、BM400B)2.5g(固形分1gに相当する量)、スラリーの粘度を調整する増粘剤としてカルボキシメチルセルロースナトリウム(ダイセル化学工業(株)製、#2200)1wt%溶液500g(固形分5gに相当する量)を混合してスラリーを作製した。
(ii)負極の作製
調製したスラリーを自動塗工装置のドクターブレードを用いて、厚さ10μmの集電体用電解銅箔(古河電気工業(株)製、NC−WS)上に乾燥後膜厚が15μmとなる厚みで塗布し、70℃で乾燥させてリチウム二次電池用負極を製造した。
(iii)特性評価
上記の負極と、1mol/lのLiPF6を含むエチレンカーボネートとジエチルカーボネートの混合溶液からなる電解質と、金属Li箔対照電極を用いてリチウム二次電池を構成し、充放電特性を調べた。特性の評価は、初回の放電容量の測定のみを行った。放電容量は、有効な活物質Siの重量を基準として算出した。まず、25℃環境下において、電流値を0.1C、電圧値を0.02Vまで定電流定電圧条件で充電を行い、電流値が0.05Cに低下した時点で充電を停止した。次いで、電流値0.1Cの条件で、金属Liに対する電圧が1.5Vとなるまで放電を行い、0.1C初期放電容量を測定した。なお、1Cとは、1時間で満充電できる電流値である。また、充電と放電はともに25℃環境下において行った。
平均粒径60nmのシリコンナノ粒子(Hefei Kai’er NanoTech製)27gに、実施例12に記載のカーボンナノホーン11gをメカノケミカル法で複合化した後、導電助剤として実施例12に記載のアセチレンブラック62g、実施例12と同様の結着剤と増粘剤とを混合してスラリーを作製した。負極の作製および特性評価は実施例12と同じ条件で行った。
実施例13に記載のシリコンナノ粒子49gに、実施例12に記載のカーボンナノホーン21gをメカノケミカル法で複合化した後、導電助剤として実施例12に記載のアセチレンブラック30g、実施例12と同様の結着剤と増粘剤とを混合してスラリーを作製した。負極の作製および特性評価は実施例12と同じ条件で行った。
平均粒径100nmのシリコン鉄合金ナノ粒子(モル比 Si:Fe=3:1)27gに、実施例12に記載のカーボンナノホーン11gをメカノケミカル法で複合化した後、導電助剤として実施例12に記載のアセチレンブラック62g、実施例12と同様の結着剤と増粘剤とを混合してスラリーを作製した。負極の作製および特性評価は実施例12と同じ条件で行った。なお、シリコン鉄合金ナノ粒子は、シリコン粉末と鉄粉末とをモル比でSi:Fe=3:1になるように混合および乾燥した混合粉末を、Arガスのプラズマ中にキャリアガスで連続的に供給することにより作製した。
実施例15に記載のシリコン鉄合金ナノ粒子49gに、実施例12に記載のカーボンナノホーン21gをメカノケミカル法で複合化した後、導電助剤として実施例12に記載のアセチレンブラック30g、実施例12と同様の結着剤と増粘剤とを混合してスラリーを作製した。負極の作製および特性評価は実施例12と同じ条件で行った。
実施例15に記載のシリコン鉄合金ナノ粒子70gに、実施例12に記載のカーボンナノホーン30gをメカノケミカル法で複合化した後、導電助剤を添加せずに、実施例12と同様の結着剤と増粘剤とを混合してスラリーを作製した。負極の作製および特性評価は実施例12と同じ条件で行った。
実施例13に記載のシリコンナノ粒子70gに、実施例12に記載のカーボンナノホーン30gをメカノケミカル法で複合化した後、導電助剤を添加せずに、実施例12と同様の結着剤と増粘剤とを混合してスラリーを作製した。負極の作製および特性評価は実施例12と同じ条件で行った。
実施例12に記載のシリコン粉末90gに、カーボンナノホーンを添加せずに、導電助剤として実施例12に記載のアセチレンブラック10gを添加し、実施例12と同様の結着剤と増粘剤とを混合してスラリーを作製した。負極の作製および特性評価は実施例12と同じ条件で行った。
実施例13に記載のシリコンナノ粒子50gに、カーボンナノホーンを添加せずに、導電助剤として実施例12に記載のアセチレンブラック50gを添加し、実施例12と同様の結着剤と増粘剤とを混合してスラリーを作製した。負極の作製および特性評価は実施例12と同じ条件で行った。
実施例15に記載のシリコン鉄合金ナノ粒子100gに、カーボンナノホーンと導電助剤を添加せずに、実施例12と同様の結着剤と増粘剤とを混合してスラリーを作製した。負極の作製および特性評価は実施例12と同じ条件で行った。
実施例13に記載のシリコンナノ粒子70gに、カーボンナノホーンを添加せずに、実施例12に記載のアセチレンブラック30gをメカノケミカル法で複合化した後、実施例12と同様の結着剤と増粘剤とを混合してスラリーを作製した。負極の作製および特性評価は実施例12と同じ条件で行った。
Claims (18)
- ケイ素、ケイ素を含む合金、またはケイ素酸化物(SiOx(1≦x<2))からなる、リチウムイオンの吸蔵放出が可能な負極活物質と、カーボンナノホーンとを備え、平均粒径が2nm〜10μmであることを特徴とするリチウム二次電池用負極材料。
- 前記負極活物質は、鉄、マンガン、チタン、銅およびニッケルのうちから選ばれる少なくとも1種の金属とケイ素との合金、または前記合金の酸化物であることを特徴とする請求項1に記載のリチウム二次電池用負極材料。
- 前記負極活物質と前記カーボンナノホーンとが複合化された凝集体を含み、
前記凝集体の表面の任意の3μm四方の領域に、ケイ素と炭素の両方が存在することを特徴とする請求項1に記載のリチウム二次電池用負極材料。 - 前記負極活物質と前記カーボンナノホーンの合計に占めるカーボンナノホーンの重量比率が、1〜50wt%であることを特徴とする請求項1に記載のリチウム二次電池用負極材料。
- 前記負極活物質の1次粒子の平均粒径が、2〜300nmであることを特徴とする請求項1に記載のリチウム二次電池用負極材料。
- 前記負極活物質と、前記カーボンナノホーンとが、結着材とともに複合化された造粒体を有することを特徴とする請求項5に記載のリチウム二次電池用負極材料。
- 炭素、銅、スズ、亜鉛、ニッケルおよび銀のうちから選ばれる少なくとも1種からなる導電助剤を含むことを特徴とする請求項1に記載のリチウム二次電池用負極材料。
- 前記負極活物質が、ケイ素酸化物(SiOx(1≦x<2))であり、直径が0.3〜5.0nmの孔を多数有する多孔質膜であることを特徴とする請求項1に記載のリチウム二次電池用負極材料。
- 前記負極活物質は、前記多孔質膜の中にケイ素、またはケイ素を含む合金からなる分散体を有することを特徴とする請求項8に記載のリチウム二次電池用負極材料。
- 前記カーボンナノホーンは、前記分散体の表面に複合化されていることを特徴とする請求項9に記載のリチウム二次電池用負極材料。
- 請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載のリチウム二次電池用負極材料を用いたリチウム二次電池用負極。
- リチウムイオンを吸蔵および放出可能な正極と、
請求項11に記載の負極と、
前記正極と前記負極との間に配置されたセパレータとを有し、
リチウムイオン伝導性を有する電解液または電解質中に、前記正極と前記負極と前記セパレータとを設けたことを特徴とするリチウム二次電池。 - シリコンを含む金属アルコキシド、アルコール、カーボンナノホーン、および酸またはアルカリからなる触媒を含む酸化物前躯体溶液を混合する混合工程と、
前記酸化物前躯体溶液を攪拌しながら所定時間、所定温度に保つ反応工程と
を有することを特徴とするリチウム二次電池用負極材料の製造方法。 - 前記混合工程の後に、前記酸化物前躯体溶液にケイ素あるいはケイ素合金からなる分散体を混合する工程
をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載のリチウム二次電池用負極材料の製造方法。 - 前記分散体は、前記カーボンナノホーンと複合化されていることを特徴とする請求項14に記載のリチウム二次電池用負極材料の製造方法。
- 前記金属アルコキシドは常温で液体であることを特徴とする請求項13ないし請求項15のいずれか1項に記載のリチウム二次電池用負極材料の製造方法。
- 前記金属アルコキシドは、テトラエトキシシランSi(OC2H5)4、テトラメトキシシランSi(OCH3)4、テトライソブトキシシランSi(i−OC3H7)4、のうちから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項16に記載のリチウム二次電池用負極材料の製造方法。
- 請求項13ないし請求項17のいずれか1項に記載の製造方法によって製造された前記リチウム二次電池用負極材料を集電体に塗布し乾燥する工程を有することを特徴とするリチウム二次電池用負極の製造方法。
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