JP2010114630A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】I2Sビットクロックを生成するクロック/コマンド生成回路などを不要としながら、MOSTネットワークでのマルチチャネルデータの転送を実現する。
【解決手段】I2Sインタフェース16〜18がスレーブの場合、ピンモードレジスタ10aは、セレクタを介してI2Sインタフェース16に入力されるI2Sビットクロック信号sck、およびI2Sコマンド信号wsがI2Sインタフェース17,18にもそれぞれ入力されるように設定されている。また、I2Sインタフェース16〜18からは、出力イネーブル信号sdata_enが出力バッファにそれぞれ出力されており、これにより、出力バッファは、I2Sインタフェース16〜18からI2Sデータ信号sdata_outが出力された際にこれらの信号をそれぞれ出力する。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報系ネットワークによるデータ転送技術に関し、特に、MOST(Media Oriented System Transport)(登録商標)などによるマルチチャネルデータの転送に有効な技術に関する。
自動車内の情報系ネットワークとして、MOSTの利用が進んでいる。このMOSTは、リングトポロジーをとり、INIC(Intelligent Network Interface Controller)というネットワークチップを介して様々な情報系デバイス、たとえば、CD(Compact Disc)ドライブやスピーカーなどが接続されている。
また、INICには、たとえば、MOSTインタフェース用半導体集積回路装置が接続されている。このMOSTインタフェース用半導体集積回路装置とINICとは、たとえば、MediaLB(Media Local Bus)で接続されている。MediaLBは、ローカルなシリアルバスであり、MOSTと同期して動作する自動車内の情報系ネットワークのインタフェース規格である。
この種のMOSTインタフェース用半導体集積回路装置は、オーディオデータの転送に用いられるインタフェースとして一般的であるI2S(the Inter−IC Sound)インタフェースを有しており、オーディオデータの転送のために、I2SとMediaLB間の転送を実現させる。
この種のMOSTフォーマットにおけるデータ転送技術としては、あらかじめ定義された伝送クロックの通信リンクに伝送されたあらゆる種類のデータの伝送および再同期を可能にするものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2006−042340号公報
ところが、上記のようなMOSTネットワークを用いたオーディオデータの転送技術では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
すなわち、MOSTインタフェース用半導体集積回路装置は、前述したようにI2SとMediaLB間の転送を実現させるために、I2Sフォーマットのインタフェースモジュール(以下、I2Sインタフェース)とMediaLBフォーマットのインタフェースモジュール(以下、MOSTインタフェースという)とを備えているが、I2SビットクロックとMediaLBクロックとが同期していないとサイクリックな転送ができず、オーディオデータの転送ができないという問題がある。
また、同期させる場合、MOSTインタフェース用半導体集積回路装置の外部に、I2Sビットクロックを生成するクロック/コマンド生成回路や分周回路などが必要となり、回路規模が大きくなるばかりでなく、コストも大きくなってしまうという問題がある。
さらに、クロック/コマンド生成回路や分周回路などを追加することにより、プリント配線基板のノイズ対策などのケアが必要となるので、開発工数やコストも増加してしまうことになる。
本発明の目的は、MOSTネットワークシステムにおいて、I2Sビットクロックを生成するクロック/コマンド生成回路や分周回路などを不要としながら、マルチチャネルデータの転送を実現することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、I2S信号、またはビデオデータを受け取り、MOSTフォーマットに合わせたMediaLB信号を生成する半導体集積回路装置であって、I2S信号のインタフェースである第1〜第nのI2Sインタフェースと、マルチチャネルのデータ転送の際に第1〜第nのI2Sインタフェースを同期させる同期制御部とを備え、複数のI2S信号を同期化してマルチチャネルのMediaLB信号として出力するものである。
また、本発明は、MOSTフォーマットに合わせたMediaLB信号を受け取り、I2S信号、またはビデオデータを生成する半導体集積回路装置であって、I2S信号のインタフェースである第1〜第nのI2Sインタフェースと、マルチチャネルのデータ転送の際に第1〜第nのI2Sインタフェースを同期させる同期制御部とを備え、MediaLB信号として入力したマルチチャネルデータを同期化した複数のI2S信号として出力するものである。
さらに、本願のその他の発明の概要を簡単に示す。
本発明は、前記同期制御部が、制御信号に基づいて、第1のI2Sインタフェースに入力されるI2Sビットクロック信号、およびI2Sコマンド信号、または第1のI2Sインタフェースから出力されるI2Sビットクロック信号、およびI2Sコマンド信号を選択し、第2〜第nのI2Sインタフェースに入力する選択部と、予め設定された設定信号に基づいて選択部に制御信号を出力する選択制御部とを備え、該選択制御部は、外部接続されたマスタとなる情報系デバイスのマルチチャネルデータを転送する際に、選択部が、第1のI2Sインタフェースに入力されるI2Sビットクロック信号、およびI2Sコマンド信号を選択して、第2〜第nのI2Sインタフェースに入力するように制御し、第1のI2Sインタフェースがマスタとなってマルチチャネルデータを転送する際に、選択部が、第1のI2Sインタフェースから出力されるI2Sビットクロック信号、およびI2Sコマンド信号を選択して、第2〜第nのI2Sインタフェースに入力するように制御するものである。
また、本発明は、前記選択制御部が、ステレオチャネルデータを転送する際に、選択部が、第1〜第nのI2Sインタフェースに個別に入力されるI2Sビットクロック信号、およびI2Sコマンド信号を選択して、第2〜第nのI2Sインタフェースにそれぞれ入力するように制御するものである。
さらに、本発明は、前記選択制御部がレジスタよりなり、前記選択部は、該レジスタに設定された設定値に基づいて信号の切り替えを行うものである。
また、本発明は、前記第1のI2Sインタフェースが、第1のI2Sインタフェースがマスタの際に、データ転送を開始する際に出力する転送開始信号のセットから任意の期間だけ転送開始信号をマスクする転送開始マスク信号を第2〜第nのI2Sインタフェースにそれぞれ出力し、第1〜第nのI2Sインタフェースは、第1のI2Sインタフェースから出力される転送開始マスク信号がネゲートとなった際にデータ転送を開始するものである。
さらに、本発明は、前記第1〜第nのI2Sインタフェースがスレーブの際に、第1〜第nのI2Sインタフェースのうち、データの出力タイミングが最終となる1つの最終出力I2Sインタフェースが、データ転送を開始する際に出力する転送開始信号のセットから任意の期間だけ該転送開始信号をマスクする転送開始マスク信号を残りのI2Sインタフェースにそれぞれ出力し、残りのI2Sインタフェースは、最終出力I2Sインタフェースから出力される転送開始マスク信号がネゲートとなった際にデータ転送を開始するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)I2SとMediaLBとの間でマルチチャネルのデータ転送を低コストで可能とすることができる。
(2)また、マルチチャネルデータに対応することによって、半導体集積回路装置の用途を広げることができる。
(3)外部接続されるクロック回路が不要となることにより、MOSTインタフェース用半導体集積回路装置を実装するボード上の配線数を低減でき、耐ノイズ性の高く信頼性の高いMOSTネットワークシステムを実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施の形態によるMOSTネットワークシステムの説明図、図2は、図1のMOSTネットワークシステムに用いられるMediaLBのフォーマットの説明図、図3は、図1のMOSTネットワークシステムに用いられるI2Sのフォーマットの説明図、図4は、図1のMOSTネットワークシステムにおける情報系デバイス、MOSTインタフェース用半導体集積回路装置、およびINICにおける接続の一例を示す説明図、図5は、図4のMOSTインタフェース用半導体集積回路装置の内部構成を示すブロック図、図6は、図4のMOSTインタフェース用半導体集積回路装置に設けられたI2Sインタフェースの接続構成を示す説明図、図7は、図6のI2Sインタフェースがスレーブとなった場合のマルチチャネルデータの信号の流れを示した説明図、図8は、図6のI2Sインタフェースの1つがマスタとなった場合のマルチチャネルデータの信号の流れを示した説明図、図9は、図6の各I2Sインタフェースがステレオチャネルのデータを転送する場合の信号の流れを示した説明図、図10は、図6のI2Sインタフェースにおけるイネーブル信号の設定例を示す説明図、図11は、図5のMOSTインタフェース用半導体集積回路装置がスレーブの場合におけるI2Sインタフェースの各種信号を示した説明図、図12は、図5のMOSTインタフェース用半導体集積回路装置がマスタの場合におけるI2Sインタフェースの各種信号を示した説明図、図13は、図11のI2Sインタフェースにおけるデータ転送の一例を示すタイミングチャート、図14は、図11のI2Sインタフェースにおけるデータ転送の他の例を示すタイミングチャート、図15は、図12のI2Sインタフェースにおけるデータ転送の一例を示すタイミングチャート、図16は、図6のI2SインタフェースからMediaLBへデータ転送する際の一例を示す説明図、図17は、1つのI2SインタフェースからMediaLBへデータ転送する際の他の例を示す説明図、図18は、MediaLBからI2Sインタフェースにデータ転送する際の一例を示す説明図、図19は、MediaLBからI2Sインタフェースにデータ転送する際の他の例を示す説明図である。
本実施の形態において、MOSTネットワークシステム1は、自動車内の情報系ネットワークとして用いられるシステムである。MOSTネットワークシステム1は、図1に示すように、半導体集積回路装置であるMOSTインタフェース用半導体集積回路装置2、および複数のINIC3から構成されている。
MOSTインタフェース用半導体集積回路装置2には、I2S4、およびMediaLB5がそれぞれ接続されており、該I2S4を介して情報系デバイスDEVが接続されている。I2S4は、ディジタルオーディオデバイスを接続するために使用されるバスであり、MediaLB5は、マルチメディアデータを伝送するシリアスバスである。
MOSTインタフェース用半導体集積回路装置2は、たとえば、オーディオデータの転送などのために、I2S4とMediaLB5との間の転送を実現させるインタフェースである。
INIC3は、ネットワークチップであり、様々な情報系デバイスDEV(たとえば、CDドライブ、スピーカなど)が接続される。これらINIC3は、たとえば、光ファイバ、あるいはツイストペア線などからなり、ストリーム再生マルチメディアやパケットデータなどを伝送するMOSTネットワーク6を介して相互に接続されている。
また、MOSTインタフェース用半導体集積回路装置2、およびINIC3は、MediaLB5を介してそれぞれ接続されている。
ここで、MediaLB5、I2S4のフォーマットについてそれぞれ説明する。
まず、MediaLB5のフォーマットは、MediaLBビットクロックmlbclk、MediaLBコマンド信号mlbsig、MediaLBデータ信号mlbdataの3線からなっている。
図2に示すように、1フレームが、たとえば48kHzで、1フレームを32分割したPhysical Channel(PC)のうち、31個のPCを使用してデータを転送する。MediaLBコマンド信号mlbsigは、1PC内に8bitのコマンド、8bitのレスポンス、16bitのChannel Address(CA)を転送する。CAは、転送毎に決められる値である。
MediaLBコマンド信号mlbsigにCAが転送された2つ後ろのPCで、そのCAに該当するデータを転送する。データは、1つのPCで32bitを転送し、必要数のPCを使って転送する。
たとえば、量子化ビット数が16bitである音源の場合、1つのPC内で、Lch(左チャンネル)の16bit、Rch(右チャンネル)の16bitの順に転送する。
また、I2S4のフォーマットは、I2Sビットクロックsck、I2Sコマンド信号L/Rck,ws、I2Sデータ信号sdataの3線からなる。
図3に示すように、I2Sコマンド信号wsの同レベル内に、I2Sビットクロックsckに同期して、Lchデータ、Rchデータの順に転送する。I2Sには、マスタとスレーブとが存在し、マスタがI2SビットクロックsckとI2Sコマンド信号L/Rck,wsとを出力し、それらの信号がスレーブに入力される。
図4は、情報系デバイスDEV、MOSTインタフェース用半導体集積回路装置2、ならびにINIC3における接続の一例を示す説明図である。
この図4に示す構成は、I2SビットクロックsckとMediaLBビットクロックmlbclkとが同期していない場合を示している。MOSTインタフェース用半導体集積回路装置2と情報系デバイスDEVとは、たとえば、3つのI2S4a〜I2S4cを介して接続されており、これらI2S4a〜I2S4cとMediaLB5との間でデータ転送が行われる。この場合、各I2S4a〜I2S4cとMediaLB5との間で3種類のステレオデータの転送が行われる。
また、MOSTインタフェース用半導体集積回路装置2とINIC3とは、MediaLB5を介して接続されている。
図5は、図4に示したMOSTインタフェース用半導体集積回路装置2の内部構成を示すブロック図である。
MOSTインタフェース用半導体集積回路装置2は、図示するように、I/O(Input/Output)バッファ部7,8、サウンドインタフェース9、CPUインタフェース10、分周回路11、DTC(Data Transfer Controller)12、メモリ13、およびMOSTインタフェース14から構成されている。
また、サウンドインタフェース9は、セレクタブロック15、I2Sインタフェース16〜18、SRC(Souce Rate Converter)19、INバッファ20、ならびにOUTバッファ21などから構成されている。
I/O(Input/Output)バッファ部7は、情報系デバイスDEVから入出力される信号のやり取りを行うバッファである。サウンドインタフェース9は、情報系デバイスDEVから受け取ったサウンドデータのインタフェースである。
CPUインタフェース10は、ピンモードレジスタ10a、マルチチャネルイネーブルレジスタ10b、および音源モードレジスタ10cを有するCPU用のインタフェースである。
選択制御部であるピンモードレジスタ10aは、選択部となるセレクタブロック15の制御信号を設定する。マルチチャネルイネーブルレジスタ10bは、マルチチャネルデータ転送のイネーブル信号を設定する。音源モードレジスタ10cは、音源の、チャネル数、量子化ビット数、およびサンプリング周波数などを設定する。また、ピンモードレジスタ10a、ならびにセレクタブロック15によって、同期制御部が構成される。
分周回路11は、転送するオーディオデータのサンプリング周波数と同じ周波数にするようMediaLBビットクロックmlbclkを分周する。音源モードレジスタ10cに転送するオーディオデータのサンプリング周波数をCPUにて予め設定する。
DTC12は、バスマスタとなり、サウンドインタフェース(INバッファ/OUTバッファ)とメモリ13との間、メモリ13とMOSTインタフェース14との間のデータ転送を行う。メモリ13は、サウンドインタフェース(INバッファ/OUTバッファ)の出力データを一時的に格納し、MediaLB出力データとの位相差を吸収する。
MOSTインタフェース14は、MediaLB5に出力するデータのインタフェースである。I/Oバッファ部8は、MediaLB5に入出力される信号のやり取りを行うバッファである。
I2Sインタフェース16〜18は、I2Sのインタフェースである。SRC19には、I2Sインタフェース16〜18におけるI2Sコマンド信号ws_in,ws_out、および出力イネーブル信号ws_enがそれぞれ入出力されるように接続されている。
SRC19は、クロック信号INclkの周期からクロック信号OUTclkの周期にデータを変換する。変換前のデータは、INバッファ20から取り、変換後のデータはOUTバッファ21バッファに格納する。
図6は、I2Sインタフェース16〜18の接続構成を示す説明図である。
I/Oバッファ部7は、I/Oバッファからなり、該I/Oバッファ7は、入力バッファ22〜30、および出力バッファ31〜39からなる。
入力バッファ22の入力部、および出力バッファ31の出力部には、端子P1が接続されている。以下、I/Oバッファの構成は、同様であり、入力バッファ23〜30の入力部、および出力バッファ32〜39の出力部には、端子P2〜P9がそれぞれ接続されている。
端子P1は、I2S4aのI2Sビットクロックが入出力され、端子P2は、I2S4aのI2Sコマンド信号が入出力され、端子P3は、I2S4aのI2Sデータ信号が入出力される。
同様に、端子P4,P7は、I2S4b,4cのI2Sビットクロックがそれぞれ入出力され、端子P5,P8は、I2S4b,4cのI2Sコマンド信号がそれぞれ入出力される。端子P6,P9は、I2S4b,4cのI2Sデータ信号が入出力される。
出力バッファ31〜39には、制御端子が設けられており、該制御端子に入力される制御信号に基づいて、出力制御が行われる。
また、セレクタブロック15は、セレクタ15a〜セレクタ15dから構成されている。これらセレクタ15a〜15dは、第1〜第3の入力部を備えており、ピンモードレジスタ10aに格納された値に基づいて、これら第1〜第3の入力部に入力された信号のうち、いずれか1つの信号を出力部から出力する。
入力バッファ22を介して出力された信号は、I2Sビットクロック信号sck_inとして、I2Sインタフェース16に入力されるように接続されている。入力バッファ23を介して出力された信号は、I2Sコマンド信号ws_inとしてI2Sインタフェース16に入力されるように接続されており、入力バッファ24を介して出力された信号は、I2Sデータ信号sdata_inとしてI2Sインタフェース16に入力されるように接続されている。
また、I2Sインタフェース16からは、I2Sビットクロック信号sck_out、I2Sコマンド信号ws_out、I2Sデータ信号sdata_out、および出力イネーブル信号sck_en,ws_en,sdata_enがそれぞれ出力される。
I2Sビットクロック信号sck_out、I2Sコマンド信号ws_out、ならびにI2Sデータ信号sdata_outは、出力バッファ31〜33の入力部にそれぞれ入力されるように接続されている。
出力イネーブル信号sck_en,ws_en,sdata_enは、出力バッファ31〜33の制御端子にそれぞれ入力されるように接続されている。
出力バッファ31は、出力イネーブル信号sck_enに基づいて、I2Sビットクロック信号sck_outを出力、または出力停止を行う。出力バッファ32は、出力イネーブル信号ws_enに基づいて、I2Sコマンド信号ws_outを出力、または出力停止を行う。出力バッファ33は、出力イネーブル信号sdata_enに基づいて、I2Sデータ信号sdata_outの出力制御を行う。
セレクタ15aの第1の入力部、およびセレクタ15cの第1の入力部には、入力バッファ22から出力されるI2Sビットクロック信号sck_inが入力されるようにそれぞれ接続されている。
セレクタ15aの第2の入力部、ならびにセレクタ15cの第2の入力部には、I2Sインタフェース16から出力されるI2Sビットクロック信号sck_outが入力されるようにそれぞれ接続されている。
セレクタ15aの第3の入力部には、入力バッファ25の出力部が接続されており、該セレクタ15aの制御端子には、ピンモードレジスタ10aが接続されている。セレクタ15aの出力部には、I2Sインタフェース17が接続されている。
セレクタ15aは、ピンモードレジスタ10aから出力される制御信号に基づいて、第1〜第3の入力部に入力される信号のいずれか1つを選択し、I2Sビットクロック信号sck_inとしてI2Sインタフェース17に出力する。
出力バッファ34の入力部には、I2Sインタフェース17から出力されるI2Sビットクロック信号sck_outが入力されるように接続されており、該出力バッファ34の制御端子には、I2Sインタフェース17から出力される出力イネーブル信号sck_enが入力されるように接続されている。出力バッファ34は、出力イネーブル信号sck_enに基づいて、I2Sビットクロック信号sck_outの出力制御を行う。
セレクタ15bの第1の入力部、およびセレクタ15dの第1の入力部には、出力バッファ23から出力されるI2Sコマンド信号ws_inが入力されるようにそれぞれ接続されている。
セレクタ15bの第2の入力部、ならびにセレクタ15dの第2の入力部には、I2Sインタフェース16から出力されるI2Sコマンド信号ws_outが入力されるようにそれぞれ接続されている。
また、セレクタ15bの第3の入力部には、入力バッファ26の出力部が接続されており、該セレクタ15bの制御端子には、ピンモードレジスタ10aが接続されている。セレクタ15bの出力部には、I2Sインタフェース17が接続されている。
セレクタ15bは、ピンモードレジスタ10aから出力される制御信号に基づいて、第1〜第3の入力部に入力される信号のいずれか1つを選択し、I2Sコマンド信号ws_inとしてI2Sインタフェース17に出力する。
セレクタ15cの第3の入力部には、入力バッファ28の出力部が接続されており、セレクタ15dの第3の入力部には、入力バッファ29の出力部が接続されている。セレクタ15c,15dの制御端子には、ピンモードレジスタ10aがそれぞれ接続されている。
セレクタ15c,15dの出力部には、I2Sインタフェース18がそれぞれ接続されている。セレクタ15cは、ピンモードレジスタ10aから出力される制御信号に基づいて、第1〜第3の入力部に入力される信号のいずれか1つを選択し、I2Sビットクロック信号sck_inとしてI2Sインタフェース18に出力し、セレクタ15dは、ピンモードレジスタ10aから出力される制御信号に基づいて、第1〜第3の入力部に入力される信号のいずれか1つを選択し、I2Sコマンド信号ws_inとしてI2Sインタフェース18に出力する。
出力バッファ35,36の入力部には、I2Sインタフェース17から出力されるI2Sコマンド信号ws_out、I2Sデータ信号sdata_outが入力されるようにそれぞれ接続されている。
これら出力バッファ35,36の制御端子には、I2Sインタフェース17から出力される出力イネーブル信号ws_en,sdata_enが入力されるようにそれぞれ接続されている。
出力バッファ35は、出力イネーブル信号ws_enに基づいて、I2Sコマンド信号ws_outの出力制御を行い、出力バッファ36は、出力イネーブル信号sdata_enに基づいて、I2Sデータ信号sdata_outの出力制御を行う。入力バッファ27を介して出力された信号は、I2Sデータ信号sdata_inとしてI2Sインタフェース17に入力されるように接続されている。
出力バッファ37の入力部には、I2Sインタフェース18から出力されるI2Sビットクロック信号sck_outが入力されるように接続されており、該出力バッファ37の制御端子には、I2Sインタフェース18から出力される出力イネーブル信号sck_enが入力されるように接続されている。出力バッファ37は、出力イネーブル信号sck_enに基づいて、I2Sビットクロック信号sck_outの出力制御を行う。
出力バッファ38,39の入力部には、I2Sインタフェース18から出力されるI2Sコマンド信号ws_out、I2Sデータ信号sdata_outが入力されるようにそれぞれ接続されている。
これら出力バッファ38,39の制御端子には、I2Sインタフェース18から出力される出力イネーブル信号ws_en,sdata_enが入力されるようにそれぞれ接続されている。
出力バッファ38は、出力イネーブル信号ws_enに基づいて、I2Sコマンド信号ws_outの出力制御を行い、出力バッファ39は、出力イネーブル信号sdata_enに基づいて、I2Sデータ信号sdata_outの出力制御を行う。
次に、本実施の形態におけるMOSTインタフェース用半導体集積回路装置2の動作について説明する。
始めに、マルチチャネルのデータを転送するには、3つのI2Sインタフェース16〜18間で同期化する必要があり、その同期化技術について説明する。
まず、マルチチャネルデータの転送の際は、I2Sインタフェース16〜18に同一のI2Sビットクロック信号sck_in、およびI2Sコマンド信号ws_inが入力されるようにセレクタ15a〜15dを切り替え制御する。
この接続の切り替えは、たとえば、MOSTインタフェース用半導体集積回路装置2に設けられたCPUなどが、前述したピンモードレジスタ10aの設定を行うことによって行われる。
図7は、情報系デバイスDEVがマスタとなり、MOSTインタフェース用半導体集積回路装置2におけるI2Sインタフェース16〜18がスレーブとなった場合のマルチチャネルデータの信号の流れを示した説明図である。
図7において、太線で示すラインが信号の入出力経路を示しており、図示するように、ピンモードレジスタ10aは、セレクタ15a〜15dの第1の入力部から入力された信号(I2Sインタフェース16に入力されるI2Sビットクロック信号sck_in、ならびにI2Sコマンド信号ws)がそれぞれ出力されるように設定がされている。
また、I2Sインタフェース16〜18からは、出力イネーブル信号sdata_enが出力バッファ33,36,39にそれぞれ出力されており、これにより、出力バッファ33,36,39は、I2Sインタフェース16〜18からI2Sデータ信号sdata_outが出力された際にこれらの信号を端子P3,P6,P9にそれぞれ出力する。
また、図8は、MOSTインタフェース用半導体集積回路装置2におけるI2Sインタフェース16がマスタであり、情報系デバイスDEV、およびMOSTインタフェース用半導体集積回路装置2におけるI2Sインタフェース17,18がスレーブとなった場合のマルチチャネルデータの信号の流れを示した説明図である。
この図8においても、太線で示すラインが信号の入出力経路を示しており、この場合、ピンモードレジスタ10aは、セレクタ15a〜15dの第2の入力部から入力された信号がそれぞれ出力されるように設定がされている。また、出力バッファ33,36,39の状態は、図7と同様である。
図9は、ステレオチャネルのデータを転送する場合であり、ここでも、太線で示すラインが信号の入出力経路を示している。この図9では、ピンモードレジスタ10aは、セレクタ15a〜15dの第3の入力部から入力された信号がそれぞれ出力されるように設定がされている。また、出力バッファ33,36,39の状態は、図7と同様である。
これらI2Sインタフェース16〜18は、図10に示すように、CPUなどによってマルチチャネルイネーブルレジスタ10bを設定することにより、I2Sインタフェース16〜18内部において、マルチチャネルデータ転送のイネーブル信号enableをそれぞれ生成し、該イネーブル信号enableがアクティブ(たとえば、Hi信号)のときに転送が行われる。
次に、データの転送技術について説明する。
図11は、MOSTインタフェース用半導体集積回路装置2がスレーブの場合におけるI2Sインタフェース16〜18の各種信号を示した説明図である。
ここでは、最終出力I2SインタフェースとなるI2Sインタフェース18から出力されるデータのタイミングが最終となる場合を示している。
I2Sインタフェース16,17の内部では、イネーブル信号enable、およびデータ転送のスタートを意味し、転送開始信号となるニューワード信号newwordがセットされており、かつ後述するニューワードマスク信号newword_maskがクリアされているときにセットされるニューワード6ch信号newword_6chがそれぞれ生成される。
また、I2Sインタフェース18の内部では、イネーブル信号enable、ニューワード信号newword、ニューワード6ch信号newword_6ch、ニューワード信号newwordの最初の信号でセットされる信号aaa、およびニューワード信号newwordの2つ目の信号でセットされる信号bbbがそれぞれ生成される。
さらに、I2Sインタフェース16〜18には、I2Sビットクロック信号sck_in、ならびにI2Sコマンド信号ws_inがそれぞれ入力される。I2Sインタフェース18からは、ニューワード信号newwordをマスクし、転送開始マスク信号となるニューワードマスク信号newword_maskが出力されている。このニューワードマスク信号newword_maskは、I2Sインタフェース16,17にそれぞれ入力されるように接続されている。
また、図12は、MOSTインタフェース用半導体集積回路装置2がマスタの場合におけるI2Sインタフェース16〜18の各種信号を示した説明図である。
I2Sインタフェース16の内部では、イネーブル信号enable、ニューワード信号newword、信号aaa、および信号bbbがそれぞれ生成される。また、I2Sインタフェース17,18の内部では、イネーブル信号enable、ニューワード信号newword、ならびにニューワード6ch信号newword_6chがそれぞれ生成される。
さらに、I2Sインタフェース16からは、I2Sビットクロック信号sck_out、I2Sコマンド信号ws_out、およびニューワードマスク信号newword_maskが出力されている。
I2Sインタフェース17,18には、I2Sインタフェース16から出力されるI2Sビットクロック信号sck_in、I2Sコマンド信号ws_in、およびニューワードマスク信号newword_maskがそれぞれ入力される。
I2Sインタフェース16〜18は、I2Sコマンド信号ws_inの立ち下がりエッジで、イネーブル信号enableがHi信号の際に転送する。マルチチャネルデータの転送の場合、たとえば、配線遅延などの影響によってイネーブル信号enableがHi信号になるタイミングが異なるときがあり、I2Sコマンド信号ws_inの立ち下がりエッジに近いときには、I2Sインタフェース16〜18のうち、いずれかのI2Sインタフェースが転送できなくなる可能性がある。
これを避けるために、I2Sインタフェース16〜18は、データを転送できる状態になって1サイクル後から、データ転送を開始する。
図13、および図14は、図11のI2Sインタフェース16〜18のデータ転送時におけるタイミングチャートである。
図13においては、上方から下方にかけて、I2Sインタフェース18におけるI2Sビットクロック信号sck_in、I2Sコマンド信号ws_in、イネーブル信号enable、ニューワード信号newword、信号aaa、信号bbb、ニューワードマスク信号newword_mask、ニューワード6ch信号newword_6ch、I2Sインタフェース16におけるI2Sビットクロック信号sck_in、I2Sコマンド信号ws_in、イネーブル信号enable、ニューワード信号newword、ニューワードマスク信号newword_mask、ニューワード6ch信号newword_6ch、およびI2Sインタフェース17におけるI2Sビットクロック信号sck_in、I2Sコマンド信号ws_in、イネーブル信号enable、ニューワード信号newword、ニューワードマスク信号newword_mask、ニューワード6ch信号newword_6chの信号タイミングをそれぞれ示している。
この図13では、たとえば、I2Sインタフェース18におけるイネーブル信号enableの立ち上がりタイミングが、I2Sインタフェース17のイネーブル信号enableの立ち上がりタイミングよりも遅れてしまっており、データ転送開始に間に合わない場合を示している。
また、図14における各種信号は、図13と同様となっている。この図14では、たとえば、データの出力タイミングが最終となるI2Sインタフェース18におけるイネーブル信号enableの立ち上がりタイミングがI2Sコマンド信号wsの立ち下がりよりも早く、データ転送が開始されるタイミングとなっている場合を示している。
ここでも、I2Sインタフェース18は、図13、および図14に示すように、ニューワード信号newwordが初めてセットされた1サイクル後まで、該ニューワード信号newwordをマスクするニューワードマスク信号newword_maskをセットする。
このニューワードマスク信号newword_maskは、I2Sインタフェース16,17に入力されている。そして、ニューワードマスク信号newword_maskがクリアされ、かつニューワード信号newwordがセットされた期間(ニューワード6ch信号newword_6chアサート期間)にデータ転送が開始される。
このように、ニューワード信号newwordが初めてセットされた1サイクル後まで、ニューワードマスク信号newword_maskをセットすることによって、イネーブル信号enableの立ち上がりタイミングが遅延しても、I2Sインタフェースがデータ転送不可となることを防止することができる。
図15は、図12のI2Sインタフェース16〜18におけるデータ転送時のタイミングチャートである。
図15においては、上方から下方にかけて、I2Sインタフェース16におけるI2Sビットクロック信号sck_in、I2Sコマンド信号ws_in、イネーブル信号enable、ニューワード信号newword、信号aaa、信号bbb、ニューワードマスク信号newword_mask、ニューワード6ch信号newword_6ch、I2Sインタフェース17におけるI2Sビットクロック信号sck_in、I2Sコマンド信号ws_in、イネーブル信号enable、ニューワード信号newword、ニューワードマスク信号newword_mask、ニューワード6ch信号newword_6ch、およびI2Sインタフェース18におけるI2Sビットクロック信号sck_in、I2Sコマンド信号ws_in、イネーブル信号enable、ニューワード信号newword、ニューワードマスク信号newword_mask、ニューワード6ch信号newword_6chの信号タイミングをそれぞれ示している。
この場合も、図13、図14と同様に、I2Sインタフェース16がデータを転送できる状態になって1サイクル後から、データ転送を開始する。I2Sインタフェース16のニューワード信号newwordが初めてセットされた1サイクル後まで、該ニューワード信号newwordをマスクするニューワードマスク信号newword_maskをセットする。
よって、I2Sインタフェース17,18は、ニューワード信号newwordがセットされて、かつI2Sインタフェース16からのニューワードマスク信号newword_maskがクリアされている際に(ニューワード6ch信号newword_6chアサート期間)データを転送する。
次に、各々のI2Sインタフェース16〜18からMediaLB5にデータ転送する場合について、図16を用いて説明する。
まず、各I2Sインタフェース16〜18は、ニューワード6ch信号newword_6chに従ってデータを受信し、該データをI2Sインタフェース16〜18内にそれぞれ設けられたバッファに格納する。つまり、I2Sインタフェース16〜18で同期して、該I2Sインタフェース16〜18内のバッファにデータが格納される。
続いて、I2Sインタフェース16〜18における各バッファのデータを、INバッファ20にチャネル(ch)別に6チャネル(ch)分を保持する。
そして、クロック信号INclkとして、I2Sインタフェース16のI2Sコマンド信号wsが入力されるように接続し、I2Sコマンド信号wsの立ち上がりで、INバッファ20のデータをSRC19に入力する。データが入力されたSRC19は、レート変換を行う(6ch分のデータを同時に変換する)。
続いて、クロック信号OUTclkとして、分周回路11がMOSTインタフェース14のMediaLBビットクロックmlbclkを分周したものを用い、その分周クロックの立ち上がりで、SRC19の出力データをOUTバッファ21にch別に6ch分を保持する。
そして、OUTバッファ21からメモリ13にデータ転送し、さらに、該メモリ13からMOSTインタフェース14にデータが転送され、該MOSTインタフェース14がMediaLB5にデータを出力する。
ここで、I2Sインタフェース16〜18のいずれか1つのI2SインタフェースからMediaLB5へデータ転送する場合は、図17に示すように、上述した図16の方法と同様である。
また、MediaLB5からI2Sインタフェース16〜18にデータ転送する場合について、図18を用いて説明する。
まず、MediaLBから入力されたデータを、I2Sインタフェース16〜18に設けられたバッファに格納し、それらバッファからメモリ13にデータを転送する。続いて、メモリ13のデータをINバッファ20にch別に6ch分を保持する。
クロック信号INclkとして分周回路11がMOSTインタフェース14のMediaLBビットクロックmlbclkを分周したものを用い、その分周クロックの立ち上がりで、INバッファ20のデータをSRC19に入力する。SRC19はレート変換を行う(6ch分のデータを同時に変換する)。
そして、クロック信号OUTclkとして、I2Sインタフェース16のI2Sコマンド信号wsを用い、該I2Sコマンド信号wsの立ち上がりで、SRC19の出力データをOUTバッファ21にch別に6ch分を保持する。
OUTバッファ21から各I2Sインタフェース16〜18内のバッファに転送する。各々のI2Sインタフェース16〜18は、ニューワード6ch信号newword_6chに従ってバッファ内のデータをI2Sインタフェース16〜18に出力する。これにより、3つのI2Sインタフェース16〜18で同期して転送が可能となる。
また、MediaLB5から、I2Sインタフェース16〜18のいずれか1つのI2Sインタフェースへデータ転送する場合も、図19に示すように、図18の場合と同様になる。
それにより、本実施の形態によれば、I2Sビットクロックを生成するクロック回路などがMOSTインタフェース用半導体集積回路装置2を実装するボード上に不要となるので、回路規模の増加を抑制し、コストダウンを図ることができる。
また、クロック回路が不要となることにより、MOSTインタフェース用半導体集積回路装置2を実装するボードに該クロック回路を搭載した際に発生するノイズ対策などが不要となり、開発工数を削減やコスト低減を実現することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、MOSTネットワークシステムにおけるI2SとMediaLBとの間のデータ転送技術に適している。
本発明の一実施の形態によるMOSTネットワークシステムの説明図である。 図1のMOSTネットワークシステムに用いられるMediaLBのフォーマットの説明図である。 図1のMOSTネットワークシステムに用いられるI2Sのフォーマットの説明図である。 図1のMOSTネットワークシステムにおける情報系デバイス、MOSTインタフェース用半導体集積回路装置、およびINICにおける接続の一例を示す説明図である。 図4のMOSTインタフェース用半導体集積回路装置の内部構成を示すブロック図である。 図4のMOSTインタフェース用半導体集積回路装置に設けられたI2Sインタフェースの接続構成を示す説明図である。 図6のI2Sインタフェースがスレーブとなった場合のマルチチャネルデータの信号の流れを示した説明図である。 図6のI2Sインタフェースの1つがマスタとなった場合のマルチチャネルデータの信号の流れを示した説明図である。 図6のI2Sインタフェースの1つがステレオチャネルのデータを転送する場合の信号の流れを示した説明図である。 図6のI2Sインタフェースにおけるイネーブル信号の設定例を示す説明図である。 図5のMOSTインタフェース用半導体集積回路装置がスレーブの場合におけるI2Sインタフェースの各種信号を示した説明図である。 図5のMOSTインタフェース用半導体集積回路装置がマスタの場合におけるI2Sインタフェースの各種信号を示した説明図である。 図11のI2Sインタフェースにおけるデータ転送の一例を示すタイミングチャートである。 図11のI2Sインタフェースにおけるデータ転送の他の例を示すタイミングチャートである。 図12のI2Sインタフェースにおけるデータ転送の一例を示すタイミングチャートである。 図6のI2Sインタフェースのいずれか1つのI2SインタフェースからMediaLBへデータ転送する際の一例を示す説明図である。 1つのI2SインタフェースからMediaLBへデータ転送する際の他の例を示す説明図である。 MediaLBからI2Sインタフェースにデータ転送する際の一例を示す説明図である。 MediaLBからI2Sインタフェースにデータ転送する際の他の例を示す説明図である。
符号の説明
1 MOSTネットワークシステム
2 MOSTインタフェース用半導体集積回路装置
3 INIC
4 I2S
4a〜4c I2S
5 MediaLB
6 MOSTネットワーク
7,8 I/Oバッファ部
9 サウンドインタフェース
10 CPUインタフェース
10a ピンモードレジスタ
10b マルチチャネルイネーブルレジスタ
10c 音源モードレジスタ
11 分周回路
12 DTC
13 メモリ
14 MOSTインタフェース
15 セレクタブロック
15a〜15d セレクタ
16〜18 I2Sインタフェース
19 SRC
20 INバッファ
21 OUTバッファ
22〜30 入力バッファ
31〜39 出力バッファ
P1〜P9 端子
DEV 情報系デバイス

Claims (7)

  1. I2S信号、またはビデオデータを受け取り、MOSTフォーマットに合わせたMediaLB信号を生成する半導体集積回路装置であって、
    I2S信号のインタフェースである第1〜第nのI2Sインタフェースと、
    マルチチャネルのデータ転送の際に前記第1〜前記第nのI2Sインタフェースを同期させる同期制御部とを備え、複数のI2S信号を同期化したマルチチャネルをMediaLB信号として出力することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. MOSTフォーマットに合わせたMediaLB信号を受け取り、I2S信号、またはビデオデータを生成する半導体集積回路装置であって、
    I2S信号のインタフェースである第1〜第nのI2Sインタフェースと、
    マルチチャネルのデータ転送の際に前記第1〜前記第nのI2Sインタフェースを同期させる同期制御部とを備え、
    MediaLB信号として入力したマルチチャネルデータを同期化した複数のI2S信号として出力することを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    前記同期制御部は、
    制御信号に基づいて、前記第1のI2Sインタフェースに入力されるI2Sビットクロック信号、およびI2Sコマンド信号、または前記第1のI2Sインタフェースから出力されるI2Sビットクロック信号、およびI2Sコマンド信号を選択し、前記第2〜前記第nのI2Sインタフェースに入力する選択部と、
    予め設定された設定信号に基づいて前記選択部に制御信号を出力する選択制御部とを備え、
    前記選択制御部は、
    外部接続されたマスタとなる情報系デバイスのマルチチャネルデータを転送する際に、前記選択部が、前記第1のI2Sインタフェースに入力されるI2Sビットクロック信号、およびI2Sコマンド信号を選択して、前記第2〜前記第nのI2Sインタフェースに入力するように制御し、
    前記第1のI2Sインタフェースがマスタとなってマルチチャネルデータを転送する際に、前記選択部が、前記第1のI2Sインタフェースから出力されるI2Sビットクロック信号、およびI2Sコマンド信号を選択して、前記第2〜前記第nのI2Sインタフェースに入力するように制御することを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 請求項3記載の半導体集積回路装置において、
    前記選択制御部は、
    ステレオチャネルデータを転送する際に、前記選択部が、前記第1〜前記第nのI2Sインタフェースに個別に入力されるI2Sビットクロック信号、およびI2Sコマンド信号を選択して、前記第2〜前記第nのI2Sインタフェースにそれぞれ入力するように制御することを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 請求項3または4記載の半導体集積回路装置において、
    前記選択制御部は、レジスタよりなり、
    前記選択部は、前記レジスタに設定された設定値に基づいて信号の切り替えを行うことを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置において、
    前記第1のI2Sインタフェースは、
    前記第1のI2Sインタフェースがマスタの際に、データ転送を開始する際に出力する転送開始信号のセットから任意の期間だけ前記転送開始信号をマスクする転送開始マスク信号を前記第2〜前記第nのI2Sインタフェースにそれぞれ出力し、
    前記第1〜前記第nのI2Sインタフェースは、
    前記第1のI2Sインタフェースから出力される転送開始マスク信号がネゲートとなった際にデータ転送を開始することを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 請求項3〜6のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置において、
    前記第1〜前記第nのI2Sインタフェースがスレーブの際に、前記第1〜前記第nのI2Sインタフェースのうち、データの出力タイミングが最終となる1つの最終出力I2Sインタフェースが、データ転送を開始する際に出力する転送開始信号のセットから任意の期間だけ前記転送開始信号をマスクする転送開始マスク信号を残りの前記I2Sインタフェースにそれぞれ出力し、
    残りの前記I2Sインタフェースは、前記最終出力I2Sインタフェースから出力される転送開始マスク信号がネゲートとなった際にデータ転送を開始することを特徴とする半導体集積回路装置。
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