JP2010114489A - 承認者決定装置及び当該承認者決定装置を有するファクシミリ装置 - Google Patents

承認者決定装置及び当該承認者決定装置を有するファクシミリ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】承認者による承認機能を持つファクシミリ装置において、承認者の作業負担を軽減することができる承認者決定装置及びファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】ファクシミリ装置の承認者決定装置は、ファクシミリ送信について予め選択された、第1及び第2の属性を含む複数の属性の値の組合せごとに、承認者を記憶するための承認者記憶部と、ファクシミリ送信の依頼を受信したことに応答して、当該依頼に係るファクシミリ送信の複数の属性の値の組合せを決定し、承認者記憶部から当該組合せに対応する承認者を読出してファクシミリ送信の承認者に決定するための承認者決定部(S818、819)とを含む。
【選択図】 図8

Description

本発明は、画像データを送信するファクシミリ装置に関し、特に送信データの誤送信防止のための送信承認機能を備えたファクシミリ装置、及びそのための承認者決定装置に関する。
ファクシミリ装置を用いてのデータ送信は、主に公衆電話回線を用いて行なわれる。そのため、操作者が送信先の入力間違いをし、誤送信が生じる可能性がある。間違った送信先にデータが送信されると、そこから重要な情報が漏洩する危険性がある。そのため、データ送信の際の送信先の確認には十分に気を配る必要がある。
誤送信を防止するために、操作者とは別の第三者(承認者)による承認を得てからデータ送信を行なう技術が知られている。承認者がデータの送信先の確認を行なうことで、操作者と承認者によるダブルチェックを行なうことができ、誤送信発生の可能性を低くすることができる。
特許文献1には、送信先番号が登録されたファクシミリサーバにおいて、操作者は送信画像データを含む送信依頼をファクシミリサーバへ送り、承認者による承認が得られると、ファクシミリサーバがファクシミリ送信を行なう技術が開示されている。
特開2007−96385号
特許文献1に開示の技術では、承認者は、ファクシミリを送信する送信先及び送信される内容などを考慮して、ファクシミリ送信の承認又は拒否を決定する。ファクシミリ送信の度に承認作業が必要となると、承認者の業務量が増大し、承認業務以外の他の業務に影響を及ぼすという問題点がある。また、複数の承認者が特定端末を操作して承認動作を行なう構成にしたとしても、複数の承認者自身が承認すべき情報を探し出すのに手間と時間を要し、承認間違い及び承認漏れなどを生じる可能性があるという問題点がある。
それゆえに、本発明の目的は、承認者による承認機能を持つファクシミリ装置において、承認者の承認作業の負担を軽減することができるファクシミリ装置、及びそのための承認者決定装置を提供することである。
本発明の他の目的は、承認者による承認機能を持つファクシミリ装置において、承認者の作業負担を複数の承認者に分散させ、承認者の承認作業の負担を少なくすることができるファクシミリ装置、及びそのための承認者決定装置を提供することである。
本発明の第1の局面に係る承認者決定装置は、ファクシミリ送信の承認者を決定するための承認者決定装置であって、ファクシミリ送信について予め選択された、第1及び第2の属性を含む複数の属性の値の組合せごとに、承認者を記憶するための承認者記憶手段と、ファクシミリ送信の依頼を受信したことに応答して、当該依頼に係るファクシミリ送信の複数の属性の値の組合せを決定し、承認者記憶手段から当該組合せに対応する承認者を読出してファクシミリ送信の承認者に決定するための承認者決定手段とを含む。
承認者記憶手段は、ファクシミリ送信について予め選択された、第1及び第2の属性を含む複数の属性の値の組合せごとに承認者を記憶する。承認者決定手段は、ファクシミリ送信の依頼を受信したことに応答して、当該依頼に係るファクシミリ送信の複数の属性の値の組合せを決定し、承認者記憶手段から当該組合せに対応する承認者を読出してファクシミリ送信の承認者に決定する。
ファクシミリ送信の承認者を決めるにあたり、依頼に係るファクシミリ送信の複数の属性の値の組合せが異なれば、異なる承認者を当該ファクシミリ送信の承認者として決定するようにできる。したがって、承認者が少数の承認者に固定されることはない。この承認者決定装置を用いることで、承認者が少数に固定されることなく、複数の承認者で業務を分散することができる。その結果、承認者による承認機能を持つファクシミリ装置において、承認者の作業負担を軽減することができる承認者決定装置を提供することができる。
好ましくは、第1の属性はファクシミリ送信の依頼者の識別名である。
第1の属性として依頼者の識別名を用いることで、ファクシミリ装置を依頼した利用者が誰であるかを、承認者決定の一つの要因にすることができる。したがって、承認者として適切な者を決定することが可能になる。ユーザが誰であるかは承認者決定の一つの要因に過ぎないので、少数の承認者に承認作業が集中することは防止できる。その結果、承認者による承認機能を持つファクシミリ装置において、承認者の選択の妥当性を担保しながら、承認者の作業負担を軽減することができる承認者決定装置を提供することができる。
好ましくは、第2の属性は、送信先の識別名である。承認者決定手段は、ファクシミリ送信番号と、送信先の識別名との対応関係を記憶した送信先記憶手段と、ファクシミリ送信の依頼を受信したことに応答して、送信先のファクシミリ番号に対応する送信先の識別名を送信先記憶手段から読出すための送信先読出手段と、第1の属性及び送信先の識別名の組合せに対応する承認者を承認者記憶手段から読出してファクシミリ送信の承認者に決定するための手段とを含む。
送信先記憶手段は、ファクシミリ送信番号と送信先の識別名との対応関係を記憶する。送信先読出手段は、ファクシミリ送信の依頼を受信したことに応答して、送信先のファクシミリ番号に対応する送信先の識別名を送信先記憶手段から読出す。決定するための手段は、第1の属性及び送信先の識別名の組合せに対応する承認者を承認者記憶手段から読出してファクシミリ送信の承認者に決定する。
第2の属性として、ファクシミリ番号ではなく、送信先の識別名を用いる。ある送信相手先が、複数のファクシミリ番号を持つ時などに、複数の送信先ファクシミリ番号を1つの送信先の識別名でまとめて管理することができる。その結果、承認者記憶手段に登録される情報が少なくなり、その管理が簡単になる。承認者記憶手段の管理者の作業負担を減らすことができる。
好ましくは、第2の属性は送信先のファクシミリ番号である。
第2の属性として送信先のファクシミリ番号を用いることで、承認者記憶手段を設定する際の作業を簡略にすることができる。その結果、承認者記憶手段の管理作業が簡単になり、管理者の作業負担を減らすことができる。
好ましくは、承認者記憶手段は、第1及び第2の属性の値の組合せを検索キーとして、当該検索キーに対応する承認者を出力するデータベースを含む。
第1及び第2の属性の値の組合せを検索キーとし、当該検索キーに対応する承認者を出力するデータベースを構成することで、データの管理及び保守の作業負担が少なくなる。その結果、データベース保守に係る作業負担を軽減することが可能な承認者決定装置を提供することができる。
好ましくは、承認者決定装置は、承認者記憶手段に複数の属性の値の組合せに対応する承認者が登録されていないことに応答して、当該値の組合せに対応する承認者が登録されていないことを承認者記憶手段の管理者に対して通知するための通知手段を含む。
通知手段は、承認者記憶手段に複数の属性の値の組合せに対応する承認者が登録されていないときにはその値の組合せに対応する承認者が登録されていないことを承認者記憶手段の管理者に通知する。承認者記憶手段の管理者はその情報をすぐに承認者記憶手段に登録することが可能になる。その結果、それ以後に同じ値の組合せのファクシミリ送信の依頼が発生したときには承認者がすぐに決定できる。その結果、承認者が決定できないためにファクシミリ送信ができないという事態の発生を少なくすることができる。
好ましくは、承認者決定装置は、ファクシミリ送信の依頼をネットワークから受信するための受信手段と、承認者決定手段により決定された承認者を、ファクシミリ送信の依頼の送信元にネットワークを介して送信するための手段とをさらに含む。
受信手段は、ファクシミリ送信の依頼をネットワークから受信する。送信するための手段は、承認者決定手段により決定された承認者を、ファクシミリ送信の依頼の送信元にネットワークを介して送信する。
承認者決定装置は、受信手段によりネットワークからファクシミリ送信の依頼を受け、その送信依頼に対する承認者を決定し、送信するための手段により送信する。これにより、ネットワーク上に繋がれた任意のファクシミリ装置からのファクシミリ送信の承認者の決定について、承認者決定装置で一元管理することが可能になる。その結果、ネットワーク上のファクシミリ装置において、承認者情報の保守管理の作業負担を少なくすることができる。
本発明の第2の局面に係るファクシミリ装置は、ファクシミリ送信の依頼を受けて当該ファクシミリ送信の承認者を決定する承認者決定装置と、承認者決定装置により決定された承認者に対し、ファクシミリ送信の承認依頼を発行するための承認依頼手段と、承認依頼手段によって承認依頼が行なわれたファクシミリ送信のうち、承認者により承認されたファクシミリ送信を当該ファクシミリ送信の属性にしたがって実行するためのファクシミリ送信実行手段とを含む。
承認者決定装置は、ファクシミリ送信の依頼を受けて当該ファクシミリ送信の承認者を決定する。承認依頼手段は、承認者決定装置により決定された承認者に対し、ファクシミリ送信の承認依頼を発行する。ファクシミリ送信実行手段は、承認依頼手段によって承認依頼が行なわれたファクシミリ送信のうち、承認者により承認されたファクシミリ送信を当該ファクシミリ送信の属性にしたがって実行する。
ファクシミリ送信の承認者を決定するための承認者決定装置を含むことで、ファクシミリ装置内で承認者を決定し、その承認者に送信依頼をだし、承認されたファクシミリ送信を送信先のファクシミリ番号に送信することが可能になる。また、決定される承認者はファクシミリ送信の属性の組合せによって決定された承認者であるため、特定の承認者に限定されることはない。その結果、承認者による承認機能を持つファクシミリ装置において、承認者の承認作業の負担を軽減することができるファクシミリ装置を提供することができる。
以上のように、この承認者決定装置によれば、ファクシミリ送信の承認者を決めるにあたり、承認者が少数の承認者に固定されることはない。これにより、承認者が少数に固定されることなく、多数の承認者で業務を分散することができる。その結果、承認者による承認機能を持つファクシミリ装置において、承認者の作業負担を軽減することができるファクシミリ装置、及びそのための承認者決定装置を提供することができる。
以下の説明及び図面においては、同一部品には同じ参照符号および名称を付してある。それらの機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
―構成―
図1は、本実施の形態に係るファクシミリ送信機能及び承認機能を有するデジタル複合機30を含む、データ通信システム20の全体構成を表す模式図である。図1を参照して、デジタル複合機30は、電話回線網44及びLAN(Local Area Network)42に接続される。データ通信システム20はさらに、LAN42に接続されたデータベースサーバ32と、コンピュータ34と、DB管理者用コンピュータ40と、メールサーバ36と、ゲートウェイサーバ48とを含む。電話回線網44にはさらに、不特定多数の送信先ファクシミリ装置46が接続される。LAN42は、ゲートウェイサーバ48を介してインターネット網50に接続され、インターネット網50にはさらに、不特定多数のインターネットファクシミリ装置52(以下送信先ファクシミリ装置52という)が接続される。
デジタル複合機30は、電話回線網を介したファクシミリ通信、及びインターネット回線網を介したインターネットファクシミリ通信を行なうことができる。
メールサーバ36は、LAN42の利用者として登録されているアカウントのメール管理を行なう。このシステムでは、電子メールは、ファクシミリ装置から承認者への承認依頼の通知、及びファクシミリ装置からファクシミリ送信の依頼者への処理結果の通知に使用される。
デジタル複合機30の内部には、後述のようにWEBサーバが立ち上がっている。このWEBサーバは、外部からのリクエストに応答して、リクエストされたHTML(Hyper Text Markup Language)文書を外部に返送する。HTML文書中に画像送信の記述があればその画像をHTML文書とともに送信する。
いずれのコンピュータ34にもウェブブラウザが備えられている。デジタル複合機30から承認者のメールアカウントへは、承認対象のファクシミリ送信画像へのアクセス情報を含む電子メールが送信される。承認者が自分のメールアカウントからこの電子メールを読出し、アクセス情報の部分をクリックするとウェブブラウザが起動し、承認対象のファクシミリ送信画像を含むHTML文書に対するリクエストをデジタル複合機30内部のWEBブラウザに送り、WEBブラウザから返送されるHTML文書を見ることでファクシミリ画像の内容を確認できる。
データベースサーバ32の詳細については後述するが、データベース32は、ファクシミリ送信の属性の一つである、ファクシミリ送信を使用する利用者の情報を管理するためのユーザ管理テーブル120、ファクシミリの他の属性の一つである、ファクシミリ送信の送信先情報を管理するための送信先管理テーブル130、承認者に関する情報を管理するための承認者管理テーブル140、及び利用者と送信先番号とに応じて承認者を決定するための承認者検索データベース150を記憶しており、外部から照会要求を受信すると要求された情報をデータベースうちから検索して送信する作業を行なう。データベースサーバ32に記憶されるこれらのテーブル及びデータベースの設定は、データベース管理者がDB管理者用コンピュータ40から行なう。データベースサーバ32は、データベースサーバ32内のファイルの更新操作に関してDB管理者用コンピュータ40からのアクセスのみを許可している。
図2は本実施の形態に係るデジタル複合機30の構成を表すブロック図である。図2を参照して、デジタル複合機30は、CPU(Central Processing Unit)で構成されデジタル複合機30の全体の制御を行なうための制御部62と、制御部62に接続されたバス90と、いずれもバス90に接続された、原稿画像を読取るための画像読取部64、記録紙に画像データを出力するための画像出力部66、画像読取部64で読取った画像から送信ファクシミリ用画像データを作成するための画像処理部74、操作者からの入力指示を受付けるための操作パネル80、読取った画像データを符号化し、受信した符号化データを元の画像データに復号化するための符号化復号化部84、及び、符号化された状態の画像データを記憶するための画像蓄積部82とを含む。
デジタル複合機30はさらに、LANに接続するためのLANインターフェイス88と、電話回線網と接続され回線の制御を行なうための網制御部76と、電話回線網と接続しファクシミリ通信を行なうためのファクシミリモデム78とを含む。
ファクシミリ装置はさらに、操作パネル80からのファクシミリ送信に関する設定を行うための入力を受け、入力された設定情報を記憶するための入力情報記憶部68と、画像処理部で生成された送信ファクシミリ用画像データを記憶するための画像記憶部86と、LAN42を介してデジタル複合機30内のURL(Uniform Resource Locator)に対するHTTPプロトコルによるアクセスが発生した時に、そのアクセスを処理して必要な返答を行なうWEBサーバ70と、承認者の操作するブラウザからの送信ファクシミリ用画像の確認要求をWEBサーバ70が受信したことに応答して、画像記憶部86に記憶された送信ファクシミリ用画像へのリンク情報を含む承認用画面をブラウザ上に表示させるHTML(Hyper Text Markup Language)文書を動的に作成しWEBサーバ70を介して承認者の使用しているコンピュータに送信するためのHTML文書作成部72とを含む。
画像読取部64と、画像出力部66と、画像処理部74と、操作パネル80と、符号化復号化部84と、画像蓄積部82と、LANインターフェイス88と、網制御部76と、ファクシミリモデム78と、入力情報記憶部68と、画像記憶部86と、HTML文書作成部72と、WEBサーバ70とは、バス90を介して接続されており、全体の制御は制御部62によって行なわれる。
図3は、操作パネル80の外観を表す図である。図3を参照して、操作パネル80は、各種ハードウェアキーからなる操作部102と、操作部102に隣接して設けられ、液晶ディスプレイ及びタッチパネルにより構成される表示部100とを含む。操作部102は、数値入力のためのテンキー104と、入力した設定値をクリアするためのクリアキー106と、入力した各種設定を全解除するための全解除キー108と、スタートキー110とを含む。
図4は、データベースサーバ32に記憶される、ファクシミリ送信を行なうユーザに関する情報を記憶したユーザ管理テーブル120の構成を示す図である。このテーブルは、このデジタル複合機30を使用する際のユーザ認証にも使用される。図4を参照して、ユーザ管理テーブル120は、ユーザIDと、ユーザの名前と、ユーザの連絡先メールアドレスと、ユーザのファクシミリ番号とを1レコードとして記録する。このユーザ管理テーブル120は、DB管理者により、DB管理者用コンピュータ40を使用してあらかじめ設定されるテーブルである。また、デジタル複合機30を用いてファクシミリ送信を行なうすべての利用者にあらかじめユーザIDが割当てられるものとし、ユーザ管理テーブル120には、全てのユーザIDが登録されているものとする。
図5は、データベースサーバ32に記憶される、送信先に関する情報を管理するための送信先管理テーブル130の構成を示す図である。図5を参照して、送信先管理テーブル130は、宛先IDと、宛先の名前と、宛先のメールアドレスと、宛先のファクシミリ番号とを1レコードとして記録する。この送信先管理テーブル130は、DB管理者により、DB管理者用コンピュータ40を使用してあらかじめ設定されるテーブルである。
図6は、データベースサーバ32に記憶される、承認者に関する情報を管理するための承認者管理テーブル140の構成を示す図である。図6を参照して、承認者管理テーブル140は、承認者IDと、承認者の名前と、承認者のメールアドレスと、承認者のファクシミリ番号とを1レコードとして記録する。この承認者管理テーブル140は、DB管理者により、DB管理者用コンピュータ40を使用してあらかじめ設定されるテーブルである。
図7は、データベースサーバ32に記憶される、ユーザIDと宛先IDとの組合せに基づいて承認者を決定するために使用される承認者検索データベース150の構成を示す図である。図7を参照して、承認者検索データベース150は、ユーザIDと、宛先IDと、承認者IDとを1レコードとして記録する。この承認者検索データベース150は、DB管理者により、DB管理者用コンピュータ40を使用してあらかじめ登録されるデータベースである。
承認者検索データベース150は、検索キーとして、ユーザIDと宛先IDとを持つ。ユーザIDと宛先IDとの組合せをキーとして承認者検索データベース150を検索し、該当レコードが登録されていれば、そのレコードに記載されている承認者IDがそのファクシミリ送信に関する承認者に決定される。承認者情報の詳細は、承認者IDをキーとして承認者管理テーブル140を検索することで得られる。承認者検索データベース150に検索キーのユーザIDと宛先IDとを有するレコードが登録されていない場合は、「承認者情報登録なし」と判定される。
図8は、デジタル複合機30の制御部62で実行される、誤送信防止のためにファクシミリ送信の承認者を判定し、承認依頼を発行する承認者判定プログラムの制御構造をフローチャート形式で表わす図である。このプログラムは、操作者が画像読取部64に原稿をセットした時に実行される。
図8を参照して、このプログラムは、操作者によって画像読取部64に送信原稿がセットされたことを検知するステップS802と、ステップS802に続き、操作パネル80からファクシミリ送信に関する設定の入力を受けるステップS804と、ステップS804に続き、スタートキー110が押されるまで待機するステップS806と、スタートキー110が押されると実行され、誤送信防止機能を利用する設定がなされているか否かを判定し、判定結果によって制御の流れを分岐させるステップS808とを含む。なお、ステップS802に先立ち、ユーザの認証が行なわれるため、ユーザIDとその連絡先は予めわかっている。また、このデジタル複合機30には、承認者検索データベース150を使用したファクシミリ送信の承認機能を利用するか否かに関する設定が予め管理者によりされているものとする。ステップS804で入力される送信設定は、少なくとも送信先のファクシミリ送信先番号を含む。
このプログラムはさらに、ステップS808で誤送信防止機能を利用する設定ではないと判定された場合(NOの場合)に実行され、画像読取部64にセットされた送信原稿を読取るステップS830と、ステップS830に続き、ステップS804で入力された送信先番号にファクシミリ送信を実行してプログラムの実行を終了するステップS832とを含む。
このプログラムはさらに、ステップS808で誤送信防止機能を利用する設定であると判定された場合(YESの場合)に実行され、画像読取部64にセットされた送信原稿を読取り、画像記憶部86にファクシミリ送信画像を保存するステップS810と、ステップS810に続き、ステップS804で入力されたファクシミリ送信先番号をキーとしてデータベースサーバ32の送信先管理テーブル130を検索し、該当するレコードを読出すステップS814と、ステップS814に続き、ユーザ認証で取得したユーザID、及びステップS814で読出された送信先管理テーブル130のレコードから得た宛先IDの組合せを検索キーとして承認者検索データベース150を検索し、該当するレコードを読出すステップS816と、ステップS816に続き、承認者検索データベース150を検索し、ステップS816での検索キーに該当する承認者IDが承認者検索データベース150に登録されているか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS818とを含む。
このプログラムはさらに、ステップS818で、承認者検索データベース150に該当する承認者が登録されてないと判定された場合(NOの場合)に実行され、ファクシミリ送信ができないことをファクシミリ送信の依頼者に通知するステップS822と、ステップS822に続き、DB管理者へ、承認者検索データベース150に登録されていない承認者があることを通知するステップS824と、ステップS824に続き、ステップS810で画像記憶部86に記憶した画像データを削除してプログラムの実行を終了するステップS826とを含む。
このプログラムはさらに、ステップS818で、ステップS816で読出された承認者IDを持つレコードが承認者検索データベース150に存在すると判定された場合(YESの場合)に実行され、承認者管理テーブル140を検索し、その承認者IDに対応するレコードから承認者情報を取得するステップS819と、ステップS819に続き、承認者管理テーブル140の該当するレコードに記載された電子メールアドレスに、現在処理しているファクシミリ送信に関する承認依頼の電子メールを発行するステップS820とを含む。ステップS820で発行される承認依頼の電子メールには、承認対象となっているファクシミリ送信画像のファイル名と、デジタル複合機30においてそのファイル名に基づいてファクシミリ送信画像と承認/拒否を承認者が入力するフォームとを表示するためのHTML文書を動的に作成するためのプログラム名と、WEBサーバ70のホスト名とを含むURLが記載されている。ステップS820実行後、このプログラムは終了する。承認者が承認依頼の電子メールのこのURL部分をクリックすると、そのコンピュータにおいてWEBブラウザが自動的に起動し、上記したURLをアクセスする。
このアクセスに応答して、デジタル複合機30のWEBブラウザがURL中のファイル名をHTML文書作成部72に渡す。以下の処理は、典型的なWEBアプリケーションの構造をとる。すなわち、HTML文書作成部72は、このファイル名と、そのファイルが保存されているディレクトリのパス(これは予め決められている。)とに基づいて、ファクシミリ送信画像と、承認/拒否のフォームとを表示するためのHTML文書を動的に作成し、承認者のWEBブラウザに返信する。承認者のWEBブラウザはこのHTML文書を表示する。この文書には、承認依頼の対象となっているファクシミリ送信画像と、承認/拒否のフォーム(ボタン)とが表示される。承認者が承認又は拒否のボタンを押すと、そのアクションに対応した値をもつパラメータを含むメッセージがWEBサーバ70に送信される。WEBサーバ70はこのメッセージを受けると制御部62に対してこのメッセージを渡す。制御部62は以下のような処理を実行する。
図9は、このとき制御部62で実行され、承認者からの返答メッセージを受信し、返答メッセージに対応した処理を実行するファクシミリ送信処理プログラムの制御構造をフローチャート形式で表した図である。
図9を参照し、このプログラムは、WEBサーバ70を介して承認者からメッセージを受信するステップS902と、ステップS902に続き、受信したメッセージがファクシミリ送信を承認するもの(承認メッセージ)か、拒否するもの(拒否メッセージ)かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS904と、ステップS904でこのメッセージが承認メッセージであると判定された場合(YESの場合)に実行され、ステップS804で入力を受けた送信先番号にファクシミリ送信を行なうステップS906と、ステップS906に続き、ステップS906で実行したファクシミリ送信の実行結果(成功又は失敗)をファクシミリ送信の依頼元であるユーザに通知するステップS908と、ステップS908に続き、画像記憶部86に記憶されていたこのファクシミリ送信に関する画像データを削除してプログラムの実行を終了するステップS910とを含む。
このプログラムはさらに、ステップS904でメッセージが拒否メッセージであると判定された場合(NOの場合)に実行され、承認依頼が拒否されたことを送信者へ通知して制御をステップS910に進めるステップS912とを含む。
―動作―
本実施の形態に係るデータ通信システム20は、以下のように動作する。
以下の動作に先立ち、データベース管理者は、データベースサーバ32に、ユーザ管理テーブル120、送信先管理テーブル130、承認者管理テーブル140、及び承認者検索データベース150に必要な情報をあらかじめ登録しておく。また、デジタル複合機30を用いてファクシミリ送信を行なうすべての利用者には、あらかじめユーザIDが割当てられる。ユーザ管理テーブル120は、全てのユーザIDが登録されている。上記した誤送信防止機能を利用するか否かについても予め設定されている。
デジタル複合機30は、ユーザ管理テーブル120を利用して、最初に利用者の認証を行なう。この認証により利用者のユーザIDを得ることができる。利用者の認証後、利用者により送信原稿がセットされ、送信先番号を含むファクシミリ送信設定が入力され、スタートキーが押されると、誤送信防止機能を利用する設定かどうか判定する(ステップS802、S804、S806、S808)。
誤送信防止機能を利用しない設定である場合、デジタル複合機30は、セットされた原稿を読取り、入力された送信先番号へファクシミリ送信を行ない(ステップS830、832)送信動作を終了する。
誤送信防止機能を利用する設定である場合、デジタル複合機30は、セットされた原稿を読取り、ファクシミリ送信画像を生成して画像記憶部86に記憶する(ステップS810)。デジタル複合機30は、データベースサーバ32にアクセスし、送信先管理テーブル130から、入力された送信先番号に対応する宛先IDを取得し(ステップS814)、承認者検索データベース150においてユーザIDと宛先IDを検索キーに持つレコードを検索する(ステップS816、S818)。
そのレコードが登録されていない場合、デジタル複合機30は、利用者に「DBに情報が登録されていないため承認不可」という旨のメッセージを通知し(ステップS822)、DB管理者に「承認者検索データベースに登録されていないユーザIDと宛先IDとの組合せがある」というメッセージを送信し(ステップS824)、保存した送信画像データを削除して(ステップS826)、承認動作を終了する。メッセージを受けたデータベース管理者は、そのメッセージの内容を検討し、後日承認者検索データベースに情報を追加する。
ユーザIDと宛先IDとの組合せをキーに持つレコードが承認者検索データベース150に登録されている場合、デジタル複合機30はそのレコードから承認者IDを読出す。デジタル複合機30はさらに、読出した承認者IDを検索キーとして承認者管理テーブル140を検索し、該当するレコードから承認者情報を取得する(ステップS819)。デジタル複合機30は、取得した情報をもとに承認者へファクシミリ送信の承認依頼の電子メールを送信する(ステップS820)。承認依頼の電子メールの本文には、画像記憶部86に記憶されている、承認対象のファクシミリ送信画像のファイル名と、WEBサーバ70のホスト名と、ファクシミリ送信画像を承認者のウェブブラウザに表示するためのHTML文書を動的に作成するプログラムの名称とが記載されたURLが記載されている。承認依頼を受けた承認者がこのURLをクリックすると、承認者のコンピュータでウェブブラウザが起動され、デジタル複合機30のWEBサーバ70にアクセスする。
デジタル複合機30のWEBサーバ70は、このアクセスに対応して、アクセスのURLに含まれるプログラム名のプログラムに対し、URLに含まれているファイル名を渡してHTML文書の作成を依頼する。このプログラムは、通常のウェブアプリケーションと同様の動作で、既定のパスと、ファイル名とに基づいて、ファクシミリ送信画像と承認/拒否を入力するためのフォームとを含むHTML文書を作成し、WEBサーバ70を介して承認者のウェブブラウザに返送する。承認者のウェブブラウザがこのHTML文書を表示することで、承認者はファクシミリ送信画像を確認し、承認又は拒否をフォームから入力することができる。この入力がされると、ファクシミリ送信を承認又は拒否することを示す値を持つパラメータを含むメッセージがWEBサーバ70に送信される。
デジタル複合機30のWEBサーバ70は、承認者からこのメッセージを受信するとそのメッセージを制御部62に渡す。制御部62は、このメッセージを受取ると(図9のステップS902)、そのメッセージが承認メッセージか拒否メッセージかを判定する(ステップS904)。
メッセージが拒否メッセージである場合、制御部62は、送信者へ「承認者によりファクシミリ送信が拒否された」ことを通知し(ステップS912)、画像記憶部86に保存していたファクシミリ送信画像データを削除して(ステップS910)、プログラムの実行を終了する。
メッセージが承認メッセージであった場合、制御部62は、入力された送信先番号へファクシミリ送信を実行し(ステップS906)、送信者に対してファクシミリ送信の実行結果を通知し(ステップS908)、画像記憶部86に保存していた送信画像データを削除して(ステップS910)、プログラムの実行を終了する。
以上のように、本実施の形態に係るデータ通信システム20では、デジタル複合機30で入力された情報をもとに、データベースサーバ32を参照し、登録してあるテーブル及びデータベースから承認者を決定する。承認者を決定するデータベースには、利用者を表すユーザIDと送信先番号を表す宛先IDとの組合せにより承認者が登録されており、データベースサーバ32を用いることで、ファクシミリ送信における利用者及び送信先の組合せに対応した承認者を決定することができる。この承認者を送信者と送信先との組合せに応じてできるだけ分散させることで、特定の承認者に承認依頼が集中することが防止できる。このとき、送信者と送信先との組合せに応じて適切な承認者を選択し承認者検索データベース150に登録しておくようにすると、送信者及び送信先の組合せを考慮した形で承認者を決定することができる。その結果、承認者による承認機能を持つファクシミリ装置において、ファクシミリ送信に関する情報を考慮して承認者を決定し、承認者の作業負担を分散させることができるファクシミリ装置を提供することができる。
また、データベースサーバ32を用いることで、利用者、送信先及び承認者に関する情報を一元管理することができる。情報を一元管理することで、複数の送信装置を使用し多くの送信者が様々な送信先に対して送信を行なう環境において、組織変更などで承認者が変わる場合でも、登録されているテーブルの内容を変更することで、送信装置に変更内容を反映することができる。その結果、設定変更に伴う更新作業を軽減することができる。
データベースサーバ32に関しても、データベース管理者のみが記憶されているテーブル及びデータベースの変更を行なうこととし、アクセスできる端末もDB管理者用コンピュータ40に限定している。その結果、一般ユーザによるデータベースサーバの改ざんを防ぐことができ、登録されている情報の信頼性を高めることができる。
また、ファクシミリ送信終了後、及びファクシミリ送信が拒否された場合には、送信ファクシミリ用画像データを破棄し、デジタル複合機30内には不要な画像データを残さない。その結果、必要のないデータがデジタル複合機30内に残ることはなく、外部から不正にアクセスされた場合でも、記憶されたデータからの情報の漏洩を最低限にすることができる。
また、上述したようにデジタル複合機30は、ネットワークを利用したインターネットファクシミリ通信にも対応可能である。インターネットファクシミリ通信を行なう場合は、送信先のファクシミリ番号としてE−Mailアドレスが用いられる。
デジタル複合機30をインターネットファクシミリ通信端末として利用する場合は、以下の点が変更になる。図8で示すプログラムにおいて、ステップS804では、入力される送信設定において少なくとも送信先のE−Mailアドレスを含む。ステップS814では、ステップS804で入力された送信先のE−Mailアドレスをキーとしてデータベースサーバ32の送信先管理テーブル130を検索し、該当するレコードを読出して宛先IDを取得する。図8のステップS832及び図9のステップS906では、入力を受けたE−Mailアドレス宛にネットワーク経由で画像データが送信される。
上記の変更を考慮しても、承認者IDの検索及び設定においては宛先IDを用いて行なわれるため影響を及ぼさない。そのため、デジタル複合機30をインターネットファクシミリ通信端末として用いても良い。
本実施の形態では、デジタル複合機30において、WEBサーバを立て、承認依頼の電子メールに承認画面の参照用URLを記載して、承認者からの承認を受ける形をとった。しかし本発明はそのような実施の形態には限定されず、承認者が直接ファクシミリ送信用画像を閲覧できるようなネットワークパスを記載しても良い。
さらに、上記した実施の形態では、データベースを集中管理しており、それによってファクシミリ送信の承認処理のための管理が簡略になるという効果がある。しかし本発明はそのような形には限定されない。例えば、これら情報の全部又は一部をデジタル複合機30のメモリにテーブル形式で記憶させるようにしてもよいし、プログラム中に固定した形で記載するようにしても、承認動作そのものの効果は変わらない。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
本実施の形態に係るデジタル複合機30を含む、データ通信システム20の全体構成を表す模式図である。 本実施の形態に係るデジタル複合機30の構成を表すブロック図である。 操作パネル80を表す図である。 データベースサーバ32に記憶される、ユーザ管理テーブル120を示す図である。 データベースサーバ32に記憶される、送信先管理テーブル130を示す図である。 データベースサーバ32に記憶される、承認者管理テーブル140を示す図である。 データベースサーバ32に記憶される、承認者検索データベース150を示す図である。 デジタル複合機30の制御部62で実行され、誤送信防止機能を行ない、ファクシミリ送信における承認者を判定し、承認依頼を発行するまでのプログラムの制御構造をフローチャート形式で表わす図である。 デジタル複合機30の制御部62で実行され、承認者からの返答メッセージを受信し、ファクシミリ送信を終了するまでのプログラムの制御構造をフローチャート形式で表した図である。
符号の説明
30 デジタル複合機
32 データベースサーバ
40 管理者用コンピュータ
62 制御部
64 画像読取部
110 スタートキー
120 ユーザ管理テーブル
130 送信先管理テーブル
140 承認者管理テーブル
150 承認者検索データベース

Claims (8)

  1. ファクシミリ送信の承認者を決定するための承認者決定装置であって、
    ファクシミリ送信について予め選択された、第1及び第2の属性を含む複数の属性の値の組合せごとに、承認者を記憶するための承認者記憶手段と、
    ファクシミリ送信の依頼を受信したことに応答して、当該依頼に係るファクシミリ送信の前記複数の属性の値の組合せを決定し、前記承認者記憶手段から当該組合せに対応する承認者を読出して前記ファクシミリ送信の承認者に決定するための承認者決定手段とを含む、承認者決定装置。
  2. 前記第1の属性はファクシミリ送信の依頼者の識別名である、請求項1に記載の承認者決定装置。
  3. 前記第2の属性は、送信先の識別名であり、
    前記承認者決定手段は、
    ファクシミリ送信番号と、送信先の識別名との対応関係を記憶した送信先記憶手段と、
    ファクシミリ送信の依頼を受信したことに応答して、送信先のファクシミリ番号に対応する前記送信先の識別名を前記送信先記憶手段から読出すための送信先読出手段と、
    前記第1の属性及び前記送信先の識別名の組合せに対応する承認者を前記承認者記憶手段から読出して前記ファクシミリ送信の承認者に決定するための手段とを含む、請求項1又は請求項2に記載の承認者決定装置。
  4. 前記第2の属性は送信先のファクシミリ番号である、請求項1又は請求項2に記載の承認者決定装置。
  5. 前記承認者記憶手段は、前記第1及び第2の属性の値の組合せを検索キーとして、当該検索キーに対応する承認者を出力するデータベースを含む、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の承認者決定装置。
  6. 前記承認者記憶手段に前記複数の属性の値の組合せに対応する承認者が登録されていないことに応答して、当該値の組合せに対応する承認者が登録されていないことを前記承認者記憶手段の管理者に対して通知するための通知手段を含む、請求項1に記載の承認者決定装置。
  7. 前記ファクシミリ送信の依頼をネットワークから受信するための受信手段と、
    前記承認者決定手段により決定された承認者を、前記ファクシミリ送信の依頼の送信元に前記ネットワークを介して送信するための手段とをさらに含む、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の承認者決定装置。
  8. ファクシミリ送信の依頼を受けて当該ファクシミリ送信の承認者を決定する、請求項1又は請求項2に記載の承認者決定装置と、
    前記承認者決定装置により決定された承認者に対し、前記ファクシミリ送信の承認依頼を発行するための承認依頼手段と、
    前記承認依頼手段によって承認依頼が行なわれたファクシミリ送信のうち、前記承認者により承認されたファクシミリ送信を当該ファクシミリ送信の属性にしたがって実行するためのファクシミリ送信実行手段とを含む、ファクシミリ装置。
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