JP2010114054A - 光源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ＬＥＤを光源とする検査装置で高輝度を得るためには光源であるＬＥＤに大電流を流す必要があり、この結果ＬＥＤから発熱を逃がすため大きな放熱フィンとファンなどを使用した強制空冷、又は水冷が必要となり、装置が大掛かりかつ高価になる欠点がある。
【解決手段】 チップ状のＬＥＤを等間隔に複数個配置し、この複数個のＬＥＤからの光を漏れなく反射するようにＬＥＤとＬＥＤの上部に設置したロッドレンズの間に光反射板をロッドレンズの上部に設置した拡散板の位置まで挿入し、ＬＥＤからの光束を効率よくかつ、必要な箇所にのみ出すことにより、ＬＥＤに大電流を流さなくても必要な輝度が得られ、ＬＥＤの発熱も抑えられる。この結果、ＬＥＤの放熱フィンが小型化でき、水冷などの大げさな装置が省略でき、安価かつ加工も簡単になる。
【選択図】図１
【解決手段】 チップ状のＬＥＤを等間隔に複数個配置し、この複数個のＬＥＤからの光を漏れなく反射するようにＬＥＤとＬＥＤの上部に設置したロッドレンズの間に光反射板をロッドレンズの上部に設置した拡散板の位置まで挿入し、ＬＥＤからの光束を効率よくかつ、必要な箇所にのみ出すことにより、ＬＥＤに大電流を流さなくても必要な輝度が得られ、ＬＥＤの発熱も抑えられる。この結果、ＬＥＤの放熱フィンが小型化でき、水冷などの大げさな装置が省略でき、安価かつ加工も簡単になる。
【選択図】図１
Description
本発明は、チップ状ＬＥＤと集光レンズを組み合わせて効果的に検査物の欠点を検査する高輝度光源装置に関するものである。
従来、欠点検査装置の光源として蛍光ランプなどが主流であったが、近年高輝度のＬＥＤが開発され、長寿命、省電力などの利点から蛍光ランプに代わって複数個並べたＬＥＤが光源として採用されるようになってきた。
このＬＥＤは、当初レンズとＬＥＤを一体型にした砲弾型のタイプが採用されていたが、検査物の傷などの欠点を見つけるとき、光源の輝度が十分ではないため検査物の小さな欠点を発見する事が困難であった。そのためチップ状のＬＥＤと集光レンズを組み合わせ、高輝度の光源装置が提供されている。
しかし、このような装置では高輝度を得るため光源であるＬＥＤに大電流を流す必要があり、この結果ＬＥＤから発生する熱を逃がすため大きな放熱フィンとファンなどを使用した強制空冷、又は水冷が必要となり、装置が大掛かりかつ高価になる欠点がある。
前記問題点を解決するため、本発明はチップ状のＬＥＤを等間隔に複数個配置し、この複数個のＬＥＤからの光を漏れなく反射するようにＬＥＤとＬＥＤの上部に設置したロッドレンズの間に光反射板をロッドレンズの上部に設置した拡散板の位置まで挿入し、ＬＥＤからの光束を効率よくかつ、必要な箇所にのみ出すことにより、ＬＥＤに大電流を流す必要がないようにした。
本発明によれば、ＬＥＤから出る光束を光反射板で漏れなくロッドレンズに集め、ロッドレンズから出る光束も漏れなくロッドレンズの上部に設置した拡散板に照射するため、拡散板から出る光は非常に大きな輝度が得られる。この結果、ＬＥＤには大電流を流さなくても必要な輝度が得られ、ＬＥＤの発熱も抑えられるため、ＬＥＤの放熱フィンが小型化でき、水冷などの大げさな装置が省略でき、安価かつ加工も簡単になる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図１は、本発明の実施例を示す光源装置の断面図である。
この光源装置は、プリント基板３上にＬＥＤ２が複数個取付けられ、その上部にアルミの押出し成型品などと一体となったロッドレンズ４を固定する突起物６が設けられている。
ＬＥＤ２とロッドレンズ４との間には光反射板７がロッドレンズ４の上部に取り付けられた拡散板５の位置まで挿入されているため、ＬＥＤ２から出る光束は漏れなくロッドレンズ４の上部に取り付けられた拡散板５を通して検査物に照射される。
拡散板５から出る光は、ＬＥＤから出る光束を漏れなくロッドレンズ４を通して集められているため非常に大きな輝度が得られる。光反射板７がない時の輝度と比較すると１．５倍以上になる。
以上のような構成により、本実施例ではＬＥＤ２からの光束が光反射板７で漏れなくロッドレンズ４を通して拡散板５から効率よく外部に照射される。このときの輝度を光反射板７がないときと同じにすると、ＬＥＤ２に流す電流は約６０％になり、その結果ＬＥＤ２の発熱が低く、ＬＥＤ２の冷却は強制空冷及び水冷の必要がなく、放熱フィン８のみで十分である。
１・・・光源装置の本体
２・・・チップ状のＬＥＤ
３・・・プリント基板
４・・・ロッドレンズ
５・・・拡散板
６・・・ロッドレンズ固定用突起物
７・・・光反射板
８・・・放熱フィン
２・・・チップ状のＬＥＤ
３・・・プリント基板
４・・・ロッドレンズ
５・・・拡散板
６・・・ロッドレンズ固定用突起物
７・・・光反射板
８・・・放熱フィン
Claims (1)
- チップ状のＬＥＤを等間隔に複数個配置し、この複数個のＬＥＤからの光を漏れなく反射するようにＬＥＤとＬＥＤの上部に設置したロッドレンズの間に光反射板をロッドレンズの上部に設置した拡散板の位置まで挿入し、ロッドレンズから出た光をロッドレンズの上部に設置した拡散板に照射するようにしてなる光源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008309100A JP2010114054A (ja) | 2008-11-05 | 2008-11-05 | 光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008309100A JP2010114054A (ja) | 2008-11-05 | 2008-11-05 | 光源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010114054A true JP2010114054A (ja) | 2010-05-20 |
Family
ID=42302452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008309100A Pending JP2010114054A (ja) | 2008-11-05 | 2008-11-05 | 光源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010114054A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101223958B1 (ko) | 2011-09-30 | 2013-01-21 | 원철희 | Ｒｏｄ렌즈가 결합된 ＬＥＤ조사모듈 |
| KR101344037B1 (ko) | 2011-10-19 | 2013-12-24 | 주식회사 인피테크 | 노광용 ｌｅｄ 광원 모듈, 노광용 ｌｅｄ 광원 장치 및 노광용 ｌｅｄ 광원장치 관리시스템 |
| JP2014122799A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Ccs Inc | ライン光照射装置 |
| JP2017150875A (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | シーシーエス株式会社 | ライン光照射装置 |
| KR20190016662A (ko) * | 2017-08-09 | 2019-02-19 | (주)엘라이트 | 고밀집 칩 사이즈 패키지(CSP:Chip Size Package) LED 모듈을 이용한 라인 조명 시스템 |
| KR102056800B1 (ko) | 2019-06-04 | 2019-12-17 | (주)엘라이트 | 검사용 조명장치 |
-
2008
- 2008-11-05 JP JP2008309100A patent/JP2010114054A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR101223958B1 (ko) | 2011-09-30 | 2013-01-21 | 원철희 | Ｒｏｄ렌즈가 결합된 ＬＥＤ조사모듈 |
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| KR102012668B1 (ko) | 2017-08-09 | 2019-08-21 | (주)엘라이트 | 고밀집 칩 사이즈 패키지(CSP:Chip Size Package) LED 모듈을 이용한 라인 조명 시스템 |
| KR102056800B1 (ko) | 2019-06-04 | 2019-12-17 | (주)엘라이트 | 검사용 조명장치 |
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