JP2009252737A - 光源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ＬＥＤを光源とする検査装置で高輝度を得るためには光源であるＬＥＤに大電流を流す必要があり、この結果ＬＥＤから発熱を逃がすため大きな放熱フィンとファンなどを使用した強制空冷、又は水冷が必要となり、装置が大掛かりかつ高価になる欠点がある。
【解決手段】 複数のチップ状ＬＥＤとＬＥＤ発光面の直径に対して概３〜６倍の大きさのロッドレンズを密接して取付ることにより、ＬＥＤから出る光を漏れなくロッドレンズに集め、ロッドレンズから出る光束をその上部の集光レンズで直線的に外部に出すため非常に大きな輝度が得られる。この結果、ＬＥＤには大電流を流さなくても必要な輝度が得られ、ＬＥＤの発熱も抑えられる。この結果、ＬＥＤの放熱フィンが小型化でき、水冷などの大げさな装置が省略でき、安価かつ加工も簡単になる。
【選択図】図１
【解決手段】 複数のチップ状ＬＥＤとＬＥＤ発光面の直径に対して概３〜６倍の大きさのロッドレンズを密接して取付ることにより、ＬＥＤから出る光を漏れなくロッドレンズに集め、ロッドレンズから出る光束をその上部の集光レンズで直線的に外部に出すため非常に大きな輝度が得られる。この結果、ＬＥＤには大電流を流さなくても必要な輝度が得られ、ＬＥＤの発熱も抑えられる。この結果、ＬＥＤの放熱フィンが小型化でき、水冷などの大げさな装置が省略でき、安価かつ加工も簡単になる。
【選択図】図１
Description
本発明は、チップ状ＬＥＤと集光レンズを組み合わせて効果的に検査物の欠点を検査する高輝度光源装置に関するものである。
従来、欠点検査装置の光源として蛍光ランプなどが主流であったが、近年高輝度のＬＥＤが開発され、長寿命、省電力などの利点から蛍光ランプに代わって複数個並べたＬＥＤが光源として採用されるようになってきた。
このＬＥＤは、当初レンズとＬＥＤを一体型にした砲弾型のタイプが採用されていたが、検査物の傷などの欠点を見つけるとき、光源の輝度が十分ではないため検査物の小さな欠点を発見する事が困難であった。そのためチップ状のＬＥＤと集光レンズを組み合わせ、高輝度の光源装置が提供されている。
しかし、このような装置では高輝度を得るため光源であるＬＥＤに大電流を流す必要があり、この結果ＬＥＤから発生する熱を逃がすため大きな放熱フィンとファンなどを使用した強制空冷、又は水冷が必要となり、装置が大掛かりかつ高価になる欠点がある。
前記問題点を解決するため、本発明はチップ状のＬＥＤを等間隔に複数個配置し、この複数個のＬＥＤ上に密接して、ＬＥＤ発光面の直径に対して概３〜６倍の大きさのロッドレンズを設置し、さらにその上部にロッドレンズから出た光束を直線性に変える集光レンズを用いてＬＥＤからの光束を効率よくかつ、必要な箇所にのみ出すことにより、ＬＥＤに大電流を流す必要がないようにした。
本発明によれば、複数のチップ状ＬＥＤとＬＥＤ発光面の直径に対して概３〜６倍の大きさの直径を有するロッドレンズを密接して取付けることにより、ＬＥＤから出る光束を漏れなくロッドレンズに集め、ロッドレンズから出る光束をその上部の集光レンズで直線的に外部に出すため、非常に大きな輝度が得られる。この結果、ＬＥＤには大電流を流さなくても必要な輝度が得られ、ＬＥＤの発熱も抑えられるため、ＬＥＤの放熱フィンが小型化でき、水冷などの大げさな装置が省略でき、安価かつ加工も簡単になる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図１は、本発明の実施例を示す光源装置の説明図である。
この光源装置は、放熱フィン９上にプリント基板８に取付けられたチップ状ＬＥＤ１、２、３、４、５にロッドレンズ６が密接して取付けられている。当然光源装置の長さが長くなればチップ状ＬＥＤの数量及びロッドレンズの長さは長くなる。
ロッドレンズ６の上部には板状のシリンダーフレネルレンズ又はシリンドリカルレンズ等の集光レンズ７が取り付けられている。
ロッドレンズ６の上部には板状のシリンダーフレネルレンズ又はシリンドリカルレンズ等の集光レンズ７が取り付けられている。
チップ状ＬＥＤ１，２，３、４，５は等間隔で一列に取付けられている。また、ロッドレンズ６の直径はＬＥＤ発光部の直径の概３〜６倍である。これは表１の実験結果から求めた最も明るい照度が得られる値である。
以上のような構成により、本実施例ではＬＥＤからの光束が広がる前にロッドレンズ６に漏れなく集められ、ロッドレンズ６から出る光束はシリンドリカルレンズなどの集光レンズ７により直線性の平行光線に変換され、外部に照射される。ＬＥＤからの光束は効率よくロッドレンズ６で増幅されるため十分な輝度が得られるが、表１の実験結果からロッドレンズ６の直径がＬＥＤ発光面直径の３〜６倍のとき最も輝度が高くなる。このときの照度はＬＥＤに流す電流が定格の６０％であり、その結果ＬＥＤの発熱が低く、ＬＥＤの冷却は強制空冷及び水冷の必要がなく、放熱フィン９のみで十分である。
１，２，３，４，５・・・チップ状ＬＥＤ
６・・・ロッドレンズ
７・・・集光レンズ
８・・・プリント基板
９・・・放熱フィン
６・・・ロッドレンズ
７・・・集光レンズ
８・・・プリント基板
９・・・放熱フィン
Claims (3)
- チップ状のＬＥＤを等間隔ピッチで直線状に複数個配置し、前記ＬＥＤ上に密接してロッドレンズを設置し、ロッドレンズから出た光束を直線性に変換する集光レンズを備えた光源装置。
- 前記ロッドレンズの直径をチップ状ＬＥＤ発光部の直径の概３〜６倍にした請求項１記載の光源装置
- 前記集光レンズはシリンダーフレネルレンズ又はシリンドリカルレンズからなる請求項１記載の光源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008123984A JP2009252737A (ja) | 2008-04-08 | 2008-04-08 | 光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008123984A JP2009252737A (ja) | 2008-04-08 | 2008-04-08 | 光源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009252737A true JP2009252737A (ja) | 2009-10-29 |
Family
ID=41313224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008123984A Pending JP2009252737A (ja) | 2008-04-08 | 2008-04-08 | 光源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009252737A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016201360A (ja) * | 2015-04-07 | 2016-12-01 | レボックス株式会社 | 照明装置 |
| CN106183453A (zh) * | 2015-05-29 | 2016-12-07 | 豪雅冠得股份有限公司 | 光照射装置 |
-
2008
- 2008-04-08 JP JP2008123984A patent/JP2009252737A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2016201360A (ja) * | 2015-04-07 | 2016-12-01 | レボックス株式会社 | 照明装置 |
| CN106183453A (zh) * | 2015-05-29 | 2016-12-07 | 豪雅冠得股份有限公司 | 光照射装置 |
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