JP2010113265A - プロジェクタ及びプロジェクタにおける画像ミュート設定・解除方法 - Google Patents
プロジェクタ及びプロジェクタにおける画像ミュート設定・解除方法 Download PDFInfo
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- JP2010113265A JP2010113265A JP2008287430A JP2008287430A JP2010113265A JP 2010113265 A JP2010113265 A JP 2010113265A JP 2008287430 A JP2008287430 A JP 2008287430A JP 2008287430 A JP2008287430 A JP 2008287430A JP 2010113265 A JP2010113265 A JP 2010113265A
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
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Abstract
【課題】画像ミュート状態における電力消費量を抑制することができ、かつ、画像ミュー
トの解除時には即座に投写を再開できるようにする。
【解決手段】レンズシャッタが開操作又は閉操作されたことを検出してレンズシャッタ開
信号又はレンズシャッタ閉信号を出力するレンズシャッタ開閉検出部210と、レンズシ
ャッタ開信号又はレンズシャッタ閉信号に基づいて画像ミュートの設定・解除制御を行う
制御部300とを有し、制御部300は、プロジェクタの電源がオン状態のときにレンズ
シャッタ閉信号を受信すると画像ミュートの設定を行う機能と、画像ミュートの設定を行
ったのちに所定時間が経過すると、前記プロジェクタの電源をオフさせる機能と、プロジ
ェクタの電源がオフとなっている状態で、レンズシャッタ開信号を受信すると、プロジェ
クタの電源をオンに復帰させる機能とを有する。
【選択図】図2
トの解除時には即座に投写を再開できるようにする。
【解決手段】レンズシャッタが開操作又は閉操作されたことを検出してレンズシャッタ開
信号又はレンズシャッタ閉信号を出力するレンズシャッタ開閉検出部210と、レンズシ
ャッタ開信号又はレンズシャッタ閉信号に基づいて画像ミュートの設定・解除制御を行う
制御部300とを有し、制御部300は、プロジェクタの電源がオン状態のときにレンズ
シャッタ閉信号を受信すると画像ミュートの設定を行う機能と、画像ミュートの設定を行
ったのちに所定時間が経過すると、前記プロジェクタの電源をオフさせる機能と、プロジ
ェクタの電源がオフとなっている状態で、レンズシャッタ開信号を受信すると、プロジェ
クタの電源をオンに復帰させる機能とを有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像の投写を中断可能とする画像ミュート機能を有するプロジェクタ及びプ
ロジェクタにおける画像ミュート設定・解除方法に関する。
ロジェクタにおける画像ミュート設定・解除方法に関する。
プロジェクタには画像の投写を一時的に中断可能とする画像ミュート機能が設けられて
いるのが一般的である。このような画像ミュート機能を有するプロジェクタにおいては、
画像ミュートの設定がなされている状態から画像ミュートの設定を解除したときに、直ち
に画像の投写を再開できるようにするために、画像ミュートの設定中においては黒画像を
投写させるようにしているものもある。しかしながら、このようなプロジェクタは、画像
ミュート状態においても光源は点灯状態を保持していることから光源を点灯させるための
電力消費量はそのまま維持されてしまう。
いるのが一般的である。このような画像ミュート機能を有するプロジェクタにおいては、
画像ミュートの設定がなされている状態から画像ミュートの設定を解除したときに、直ち
に画像の投写を再開できるようにするために、画像ミュートの設定中においては黒画像を
投写させるようにしているものもある。しかしながら、このようなプロジェクタは、画像
ミュート状態においても光源は点灯状態を保持していることから光源を点灯させるための
電力消費量はそのまま維持されてしまう。
一方、画像ミュートの設定中においては光源の電力消費量を削減することを可能とした
プロジェクタも提案されている(例えば特許文献1参照。)。特許文献1に開示されてい
る技術は、画像ミュートの設定及び解除に対応して光源の輝度を調整する機能を有し、画
像ミュート状態においては、光源の輝度を低下させて、画像ミュートの設定及び解除と連
動して光源の輝度を画像ミュートの設定前の状態に復帰させるというものである。このよ
うな光源の輝度の調整機能を有することにより、画像ミュートの設定中における光源の電
力消費量を削減することが可能となる。
プロジェクタも提案されている(例えば特許文献1参照。)。特許文献1に開示されてい
る技術は、画像ミュートの設定及び解除に対応して光源の輝度を調整する機能を有し、画
像ミュート状態においては、光源の輝度を低下させて、画像ミュートの設定及び解除と連
動して光源の輝度を画像ミュートの設定前の状態に復帰させるというものである。このよ
うな光源の輝度の調整機能を有することにより、画像ミュートの設定中における光源の電
力消費量を削減することが可能となる。
ところで、画像ミュートの設定及び解除を行う手段としてスライド式のレンズシャッタ
を投写レンズの射出側に設け、このレンズシャッタを開閉させることにより画像ミュート
の設定及び解除を可能とするプロジェクタがある。すなわち、画像の投写中において、画
像ミュートの設定を行う場合には、レンズシャッタを閉じ、画像ミュートの設定を解除さ
せる場合には、レンズシャッタを開けるという操作を行う。
を投写レンズの射出側に設け、このレンズシャッタを開閉させることにより画像ミュート
の設定及び解除を可能とするプロジェクタがある。すなわち、画像の投写中において、画
像ミュートの設定を行う場合には、レンズシャッタを閉じ、画像ミュートの設定を解除さ
せる場合には、レンズシャッタを開けるという操作を行う。
上記特許文献1に開示されている技術において、画像ミュートの設定及び解除を行う手
段として、仮に上記したようなレンズシャッタを採用したとすると、レンズシャッタを閉
じたとき(画像ミュートを設定したとき)は、光源の輝度を低下させ、レンズシャッタを
開いたとき(画像ミュートの設定を解除したとき)は、光源の輝度を元の輝度に復帰させ
るような輝度の調整制御を行うことで、光源の電力消費量を削減することができる。
段として、仮に上記したようなレンズシャッタを採用したとすると、レンズシャッタを閉
じたとき(画像ミュートを設定したとき)は、光源の輝度を低下させ、レンズシャッタを
開いたとき(画像ミュートの設定を解除したとき)は、光源の輝度を元の輝度に復帰させ
るような輝度の調整制御を行うことで、光源の電力消費量を削減することができる。
しかしながら、特許文献1に開示された技術のように、画像ミュートの設定中において
は光源の輝度を低下させるようにしたとしても、光源は点灯状態であり、電力の消費は継
続することとなる。また、画像ミュートの設定は長時間に及ぶこともあり、その場合の電
力消費量は決して少なくはない。
は光源の輝度を低下させるようにしたとしても、光源は点灯状態であり、電力の消費は継
続することとなる。また、画像ミュートの設定は長時間に及ぶこともあり、その場合の電
力消費量は決して少なくはない。
そこで、画像ミュートの設定から所定時間が経過すると、プロジェクタの電源を自動的
にオフさせる機能を設けたプロジェクタも存在する。このようなプロジェクタは、画像ミ
ュートの設定から例えば30分が経過すると、プロジェクタの電源をオフするというもの
であり、これによれば、余計な電力が消費されないため省電力化に大きく寄与することが
できる。
にオフさせる機能を設けたプロジェクタも存在する。このようなプロジェクタは、画像ミ
ュートの設定から例えば30分が経過すると、プロジェクタの電源をオフするというもの
であり、これによれば、余計な電力が消費されないため省電力化に大きく寄与することが
できる。
しかしながら、プロジェクタの電源が自動的にオフしてしまうと、ユーザは電源がオフ
したことに気づかずに、投写を再開しようとしてレンズシャッタを開けてしまう場合もあ
る。このような場合、電源がオフとなっているために投写が再開できずに、ユーザは戸惑
うことがある。特に、多数の視聴者に対してプロジェクタによるプレゼンテーションなど
を行っている場合に、このような事態となったときのユーザの戸惑いはより大きなものと
なり、プレゼンテーションの進行の妨げともなる。
したことに気づかずに、投写を再開しようとしてレンズシャッタを開けてしまう場合もあ
る。このような場合、電源がオフとなっているために投写が再開できずに、ユーザは戸惑
うことがある。特に、多数の視聴者に対してプロジェクタによるプレゼンテーションなど
を行っている場合に、このような事態となったときのユーザの戸惑いはより大きなものと
なり、プレゼンテーションの進行の妨げともなる。
そこで本発明は、画像ミュート状態における電力消費量を削減することができ、かつ、
画像ミュートの解除時には即座に投写を再開できるようにしたプロジェクタ及びプロジェ
クタの画像ミュート設定・解除方法を提供することを目的とする。
画像ミュートの解除時には即座に投写を再開できるようにしたプロジェクタ及びプロジェ
クタの画像ミュート設定・解除方法を提供することを目的とする。
本発明のプロジェクタは、レンズシャッタが閉操作されることによって画像ミュートの
設定を行い、該画像ミュートの設定状態から前記レンズシャッタが開操作されることによ
って前記画像ミュートの設定を解除する画像ミュートの設定・解除機能を有するプロジェ
クタであって、前記レンズシャッタが開操作又は閉操作されたことを検出してレンズシャ
ッタ開信号又はレンズシャッタ閉信号を出力するレンズシャッタ開閉検出部と、前記レン
ズシャッタ開信号又はレンズシャッタ閉信号に基づいて画像ミュートの設定・解除に関す
る制御を行う制御部とを有し、前記制御部は、前記プロジェクタの電源がオン状態のとき
に前記レンズシャッタ閉信号を受信すると画像ミュートの設定を行う機能と、前記画像ミ
ュートの設定を行ったのちに所定時間が経過すると、前記プロジェクタの電源をオフさせ
る機能と、前記プロジェクタの電源がオフとなっている状態で、前記レンズシャッタ開信
号を受信すると、前記プロジェクタの電源をオンに復帰させる機能とを有することを特徴
とする。
設定を行い、該画像ミュートの設定状態から前記レンズシャッタが開操作されることによ
って前記画像ミュートの設定を解除する画像ミュートの設定・解除機能を有するプロジェ
クタであって、前記レンズシャッタが開操作又は閉操作されたことを検出してレンズシャ
ッタ開信号又はレンズシャッタ閉信号を出力するレンズシャッタ開閉検出部と、前記レン
ズシャッタ開信号又はレンズシャッタ閉信号に基づいて画像ミュートの設定・解除に関す
る制御を行う制御部とを有し、前記制御部は、前記プロジェクタの電源がオン状態のとき
に前記レンズシャッタ閉信号を受信すると画像ミュートの設定を行う機能と、前記画像ミ
ュートの設定を行ったのちに所定時間が経過すると、前記プロジェクタの電源をオフさせ
る機能と、前記プロジェクタの電源がオフとなっている状態で、前記レンズシャッタ開信
号を受信すると、前記プロジェクタの電源をオンに復帰させる機能とを有することを特徴
とする。
本発明のプロジェクタによれば、画像ミュートの設定がなされてから所定時間が経過す
ると、自動的に電源をオフするようにし、電源がオフとなっている状態でレンズシャッタ
が開操作されると、電源をオンに復帰させるようにしている。このように、画像ミュート
の設定が所定時間以上継続するような場合には、電源が自動的にオフとなるため、電力消
費量を削減することができる。また、電源がオフとなっている状態でレンズシャッタが開
操作されると、電源をオンに復帰させるようにしているため、画像ミュート状態から投写
を再開させる際、ユーザは電源のオン・オフの状態を意識することなく、単にレンズシャ
ッタを開操作するだけで投写を再開することができる。
ると、自動的に電源をオフするようにし、電源がオフとなっている状態でレンズシャッタ
が開操作されると、電源をオンに復帰させるようにしている。このように、画像ミュート
の設定が所定時間以上継続するような場合には、電源が自動的にオフとなるため、電力消
費量を削減することができる。また、電源がオフとなっている状態でレンズシャッタが開
操作されると、電源をオンに復帰させるようにしているため、画像ミュート状態から投写
を再開させる際、ユーザは電源のオン・オフの状態を意識することなく、単にレンズシャ
ッタを開操作するだけで投写を再開することができる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記プロジェクタの電源がオフとなっている要因を
示す電源オフ情報が書き込まれる電源オフ情報記憶部をさらに有し、前記制御部は、前記
画像ミュートの設定を行ったのちに所定時間が経過すると、前記画像ミュートの設定を行
ったのちに所定時間が経過したことを示す情報を前記電源オフ情報として前記電源オフ情
報記憶部に書き込む機能をさらに有することが好ましい。
示す電源オフ情報が書き込まれる電源オフ情報記憶部をさらに有し、前記制御部は、前記
画像ミュートの設定を行ったのちに所定時間が経過すると、前記画像ミュートの設定を行
ったのちに所定時間が経過したことを示す情報を前記電源オフ情報として前記電源オフ情
報記憶部に書き込む機能をさらに有することが好ましい。
このように、「画像ミュートの設定を行ったのちに所定時間が経過したことを示す情報
」がその時点における電源オフ情報として電源オフ情報記憶部に書き込まれることによっ
て、電源オフ情報記憶部に書き込まれている情報を読み出すことにより、現時点において
電源がオフとなっている要因を知ることができる。なお、電源オフ情報記憶部としてはフ
ラッシュメモリなどを用いることができる。
」がその時点における電源オフ情報として電源オフ情報記憶部に書き込まれることによっ
て、電源オフ情報記憶部に書き込まれている情報を読み出すことにより、現時点において
電源がオフとなっている要因を知ることができる。なお、電源オフ情報記憶部としてはフ
ラッシュメモリなどを用いることができる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記制御部は、前記プロジェクタの電源をオンに復
帰させる際、前記電源オフ情報記憶部にその時点において書き込まれている電源オフ情報
に基づいて電源をオンに復帰させるか否かを判定し、その時点において記憶されている電
源オフ情報が、前記画像ミュートの設定を行ったのちに所定時間経過したことを示す情報
である場合に前記電源を復帰させることが好ましい。
帰させる際、前記電源オフ情報記憶部にその時点において書き込まれている電源オフ情報
に基づいて電源をオンに復帰させるか否かを判定し、その時点において記憶されている電
源オフ情報が、前記画像ミュートの設定を行ったのちに所定時間経過したことを示す情報
である場合に前記電源を復帰させることが好ましい。
これにより、電源をオンに復帰させる際、電源をオンさせてもよいと判断した場合のみ
に電源をオンに復帰させることができる。すなわち、その時点において電源オフ情報記憶
部に保存されている電源オフ情報が、「画像ミュートの設定を行ったのちに所定時間が経
過したことを示す情報」である場合のみに電源をオンに復帰させるようにしている。これ
は、例えば、ユーザが通常に電源をオフした場合や何らかの異常が発生して強制的に電源
がオフされた場合など、他の要因で電源がオフとなっている場合もあり得るためである。
に電源をオンに復帰させることができる。すなわち、その時点において電源オフ情報記憶
部に保存されている電源オフ情報が、「画像ミュートの設定を行ったのちに所定時間が経
過したことを示す情報」である場合のみに電源をオンに復帰させるようにしている。これ
は、例えば、ユーザが通常に電源をオフした場合や何らかの異常が発生して強制的に電源
がオフされた場合など、他の要因で電源がオフとなっている場合もあり得るためである。
このように、電源をオフさせる要因は複数あり、電源オフとなった要因を考慮しないで
電源をオンに復帰させてしまうと、不都合が生じる場合もあり得るからである。特に、何
らかの異常が発生して強制的に電源がオフされた場合、異常となった要因を除去しないで
電源をオンさせてしまうと、プロジェクタに支障を及ぼす可能性もある。これを防止する
ために、電源オフ情報記憶部にその時点において書き込まれている電源オフ情報に基づい
て電源をオンに復帰させるか否かを判定している。これによって、閉状態にあるレンズシ
ャッタが開操作された場合、適切に電源を復帰させることができる。
電源をオンに復帰させてしまうと、不都合が生じる場合もあり得るからである。特に、何
らかの異常が発生して強制的に電源がオフされた場合、異常となった要因を除去しないで
電源をオンさせてしまうと、プロジェクタに支障を及ぼす可能性もある。これを防止する
ために、電源オフ情報記憶部にその時点において書き込まれている電源オフ情報に基づい
て電源をオンに復帰させるか否かを判定している。これによって、閉状態にあるレンズシ
ャッタが開操作された場合、適切に電源を復帰させることができる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記制御部は、前記所定時間が経過する前に前記レ
ンズシャッタの開信号を受信した場合には前記画像ミュートの設定を解除する機能をさら
に有することが好ましい。
ンズシャッタの開信号を受信した場合には前記画像ミュートの設定を解除する機能をさら
に有することが好ましい。
これは、レンズシャッタを閉操作してから短時間のうちにレンズシャッタを開操作した
場合であり、例えば、画像の投写を一時的に中断させるような場合を例示することができ
る。このような場合には、光源の点灯状態はそのまま保持させるとともに電源もオン状態
をそのまま保持させておくことで、レンズシャッタを開操作させたときに、直ちに投写を
再開させることができる。なお、この場合、黒画像を出力するようにしておけば、レンズ
シャッタが異常に高温となるのを防止することができる。また、電源がオン状態に保持さ
れていても短時間であるので、その間の電力消費量はきわめて小さく抑えることができる
。
場合であり、例えば、画像の投写を一時的に中断させるような場合を例示することができ
る。このような場合には、光源の点灯状態はそのまま保持させるとともに電源もオン状態
をそのまま保持させておくことで、レンズシャッタを開操作させたときに、直ちに投写を
再開させることができる。なお、この場合、黒画像を出力するようにしておけば、レンズ
シャッタが異常に高温となるのを防止することができる。また、電源がオン状態に保持さ
れていても短時間であるので、その間の電力消費量はきわめて小さく抑えることができる
。
本発明のプロジェクタにおいては、前記電源がオフとなっている状態は、プロジェクタ
の光源は消灯状態で、かつ、画像ミュートの設定・解除に関する制御を行うため処理の実
行が可能となる状態であることが好ましい。
の光源は消灯状態で、かつ、画像ミュートの設定・解除に関する制御を行うため処理の実
行が可能となる状態であることが好ましい。
これにより、電力消費量を抑制することができ、かつ、画像ミュートの設定・解除を行
うため各種の処理(例えば、レンズシャッタ開閉検出部によるレンズシャッタの開閉操作
の検出処理、制御部による電源オン・オフ制御及び電源オフ情報記憶部へのアクセスなど
)に支障を与えることはない。
うため各種の処理(例えば、レンズシャッタ開閉検出部によるレンズシャッタの開閉操作
の検出処理、制御部による電源オン・オフ制御及び電源オフ情報記憶部へのアクセスなど
)に支障を与えることはない。
本発明のプロジェクタにおける画像ミュート設定・解除方法は、レンズシャッタが閉操
作されることによって画像ミュートの設定を行い、該画像ミュートの設定状態から前記レ
ンズシャッタが開操作されることによって前記画像ミュートの設定を解除する画像ミュー
トの設定・解除機能を備えたプロジェクタにおける画像ミュート設定・解除方法であって
、前記レンズシャッタが開操作又は閉操作されたことを検出してレンズシャッタ開信号又
はレンズシャッタ閉信号を出力するレンズシャッタ開閉検出部と、前記レンズシャッタ開
信号又はレンズシャッタ閉信号に基づいて画像ミュートの設定・解除に関する制御を行う
制御部とを備え、前記制御部は、前記プロジェクタの電源がオン状態のときに前記レンズ
シャッタ閉信号を受信すると画像ミュートの設定を行うステップと、前記画像ミュートの
設定を行ったのちに所定時間が経過すると、前記プロジェクタの電源をオフさせるステッ
プと、前記プロジェクタの電源がオフとなっている状態で、前記レンズシャッタ開信号を
受信すると、前記プロジェクタの電源をオンに復帰させるステップとを有することを特徴
とする。
作されることによって画像ミュートの設定を行い、該画像ミュートの設定状態から前記レ
ンズシャッタが開操作されることによって前記画像ミュートの設定を解除する画像ミュー
トの設定・解除機能を備えたプロジェクタにおける画像ミュート設定・解除方法であって
、前記レンズシャッタが開操作又は閉操作されたことを検出してレンズシャッタ開信号又
はレンズシャッタ閉信号を出力するレンズシャッタ開閉検出部と、前記レンズシャッタ開
信号又はレンズシャッタ閉信号に基づいて画像ミュートの設定・解除に関する制御を行う
制御部とを備え、前記制御部は、前記プロジェクタの電源がオン状態のときに前記レンズ
シャッタ閉信号を受信すると画像ミュートの設定を行うステップと、前記画像ミュートの
設定を行ったのちに所定時間が経過すると、前記プロジェクタの電源をオフさせるステッ
プと、前記プロジェクタの電源がオフとなっている状態で、前記レンズシャッタ開信号を
受信すると、前記プロジェクタの電源をオンに復帰させるステップとを有することを特徴
とする。
プロジェクタの制御部がこのようなステップを実行することによって、前記本発明のプ
ロジェクタと同様の効果を得ることができる。また、発明のプロジェクタにおける画像ミ
ュート設定・解除方法においても、前記本発明のプロジェクタの各特徴を有することが好
ましい。
ロジェクタと同様の効果を得ることができる。また、発明のプロジェクタにおける画像ミ
ュート設定・解除方法においても、前記本発明のプロジェクタの各特徴を有することが好
ましい。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るプロジェクタの外観構成を概略的に示す図である。本
発明の実施形態に係るプロジェクタPJは、図1に示すように、投写レンズ110から射
出される画像光の遮蔽・解除が可能なスライド式のレンズシャッタ400が設けられてい
る。レンズシャッタ400は、図示の矢印a−a’方向にスライド可能となっており、画
像の投写時においては、図1の実線で示すように、投写レンズ110からの画像光を遮蔽
しない位置となっている。そして、画像ミュートの設定を行う場合には、レンズシャッタ
400を図示の矢印a’方向にスライドさせる。これにより、レンズシャッタ400は、
図示の破線で示すように投写レンズからの画像光を遮蔽する位置となり、画像ミュートの
設定を行うことができる。
図1は、本発明の実施形態に係るプロジェクタの外観構成を概略的に示す図である。本
発明の実施形態に係るプロジェクタPJは、図1に示すように、投写レンズ110から射
出される画像光の遮蔽・解除が可能なスライド式のレンズシャッタ400が設けられてい
る。レンズシャッタ400は、図示の矢印a−a’方向にスライド可能となっており、画
像の投写時においては、図1の実線で示すように、投写レンズ110からの画像光を遮蔽
しない位置となっている。そして、画像ミュートの設定を行う場合には、レンズシャッタ
400を図示の矢印a’方向にスライドさせる。これにより、レンズシャッタ400は、
図示の破線で示すように投写レンズからの画像光を遮蔽する位置となり、画像ミュートの
設定を行うことができる。
図2は、本発明の実施形態に係るプロジェクタの機能ブロック図である。本発明の実施
形態に係るプロジェクタPJは、図2に示すように、画像投写部100、レンズシャッタ
400の開閉状態(「開」又は「閉」のいずれかの状態)を検出してレンズシャッタ開信
号またはレンズシャッタ閉信号を出力するレンズシャッタ開閉検出部210、時間を計測
するタイマ220、商用電源(通常は100ボルト)に接続されてプロジェクタPJを動
作させるための電力をプロジェクタPJの各部に与える電源部230、電源部230がオ
フとなっている要因を示す情報(電源オフ情報という。)が書き込まれる電源オフ情報記
憶部240、外部接続機器500からの画像データを選択する画像データ選択部250、
画像データ選択部250によって選択された画像データを処理する画像データ処理部26
0、画像データ処理部260によって処理された画像データを画像投写部100に出力す
る画像データ出力部270、リモートコントローラ(リモコンという。)600によって
与えられるユーザからの指示信号(リモコン指示信号)を受信するリモコン指示信号受信
部280、リモコン指示信号受信部280を介して入力されるユーザからのリモコン指示
信号またはユーザのキー操作などにより入力されるキー入力信号を処理するユーザ設定情
報処理部290、レンズシャッタ開閉検出部210からのレンズシャッタ開閉信号に基づ
いて画像ミュートの設定・解除のための制御を行う機能及びユーザ設定情報処理部290
で処理された設定情報に基づいて各種の制御を行う機能を有する制御部300を有してい
る。
形態に係るプロジェクタPJは、図2に示すように、画像投写部100、レンズシャッタ
400の開閉状態(「開」又は「閉」のいずれかの状態)を検出してレンズシャッタ開信
号またはレンズシャッタ閉信号を出力するレンズシャッタ開閉検出部210、時間を計測
するタイマ220、商用電源(通常は100ボルト)に接続されてプロジェクタPJを動
作させるための電力をプロジェクタPJの各部に与える電源部230、電源部230がオ
フとなっている要因を示す情報(電源オフ情報という。)が書き込まれる電源オフ情報記
憶部240、外部接続機器500からの画像データを選択する画像データ選択部250、
画像データ選択部250によって選択された画像データを処理する画像データ処理部26
0、画像データ処理部260によって処理された画像データを画像投写部100に出力す
る画像データ出力部270、リモートコントローラ(リモコンという。)600によって
与えられるユーザからの指示信号(リモコン指示信号)を受信するリモコン指示信号受信
部280、リモコン指示信号受信部280を介して入力されるユーザからのリモコン指示
信号またはユーザのキー操作などにより入力されるキー入力信号を処理するユーザ設定情
報処理部290、レンズシャッタ開閉検出部210からのレンズシャッタ開閉信号に基づ
いて画像ミュートの設定・解除のための制御を行う機能及びユーザ設定情報処理部290
で処理された設定情報に基づいて各種の制御を行う機能を有する制御部300を有してい
る。
レンズシャッタ開閉検出部210としては、レンズシャッタ400の開閉に対応した信
号を出力することができる光センサ又はマイクロスイッチなどを用いることができる。
号を出力することができる光センサ又はマイクロスイッチなどを用いることができる。
また、電源オフ情報記憶部240としてはフラッシュメモリなどを用いることができる
。そして、電源オフ情報記憶部240には、その時点にける電源オフ情報が書き込まれる
。したがって、電源オフ情報記憶部240を読み出すことにより、その時点において電源
がオフとなっている要因を知ることができる。
。そして、電源オフ情報記憶部240には、その時点にける電源オフ情報が書き込まれる
。したがって、電源オフ情報記憶部240を読み出すことにより、その時点において電源
がオフとなっている要因を知ることができる。
また、電源部230は以下では単に電源といい、例えば、電源部230をオンさせるこ
とを電源をオン、電源部230をオフさせることを電源をオフさせるというように表記す
る。
とを電源をオン、電源部230をオフさせることを電源をオフさせるというように表記す
る。
制御部300は、レンズシャッタ開閉検出部210からのレンズシャッタ開信号又はレ
ンズシャッタ閉信号に基づいて画像ミュートの設定・解除に関する制御を行う機能を有す
るとともに、ユーザ設定情報処理部290で処理されたユーザ設定情報(例えば、通常時
における電源のオン・オフ、投写開始・終了などプロジェクタの一般的な動作を行う際に
設定する各種設定情報)に対応した制御を行う機能を有している。
ンズシャッタ閉信号に基づいて画像ミュートの設定・解除に関する制御を行う機能を有す
るとともに、ユーザ設定情報処理部290で処理されたユーザ設定情報(例えば、通常時
における電源のオン・オフ、投写開始・終了などプロジェクタの一般的な動作を行う際に
設定する各種設定情報)に対応した制御を行う機能を有している。
図3は、図1に示す画像投写部100の構成を示す図である。画像投写部100は、図
3示すように、赤色光、緑色光及び青色光を含む光を射出する光源120と、レンズアレ
イ130と、重畳レンズ140と、画像形成手段150と、投写レンズ110とを備える
。
3示すように、赤色光、緑色光及び青色光を含む光を射出する光源120と、レンズアレ
イ130と、重畳レンズ140と、画像形成手段150と、投写レンズ110とを備える
。
画像形成手段150は、光源120から射出された光を赤色光(R)と緑色光(G)及
び青色光(B)とに分離する第1ダイクロイックミラー151と、第1ダイクロイックミ
ラー151で分離された緑色光及び青色光を緑色光と青色光とに分離する第2ダイクロイ
ックミラー152と、図1に示す画像データ出力部270から出力される画像データに基
づいて赤色光、緑色光及び青色光の各色光を変調する赤色光用の光変調素子153R、緑
色光用の光変調素子153G及び青色光用の光変調素子153Bと、第1ダイクロイック
ミラー151を透過した赤色光を光変調素子153Rに導く反射ミラー154と、第2ダ
イクロイックミラー152を透過した青色光を光変調素子153Bに導く第1リレーレン
ズ155と、第1反射ミラー156と、第2リレーレンズ157と、第2反射ミラー15
8と、光変調素子153R,153G,153Bでそれぞれ変調された各色光による画像
光を合成してカラー画像光を形成するクロスダイクロイックプリズム159とを有する。
び青色光(B)とに分離する第1ダイクロイックミラー151と、第1ダイクロイックミ
ラー151で分離された緑色光及び青色光を緑色光と青色光とに分離する第2ダイクロイ
ックミラー152と、図1に示す画像データ出力部270から出力される画像データに基
づいて赤色光、緑色光及び青色光の各色光を変調する赤色光用の光変調素子153R、緑
色光用の光変調素子153G及び青色光用の光変調素子153Bと、第1ダイクロイック
ミラー151を透過した赤色光を光変調素子153Rに導く反射ミラー154と、第2ダ
イクロイックミラー152を透過した青色光を光変調素子153Bに導く第1リレーレン
ズ155と、第1反射ミラー156と、第2リレーレンズ157と、第2反射ミラー15
8と、光変調素子153R,153G,153Bでそれぞれ変調された各色光による画像
光を合成してカラー画像光を形成するクロスダイクロイックプリズム159とを有する。
投写レンズ110は、クロスダイクロイックプリズム159で合成されたカラー画像光
を拡大してスクリーンSCRに投写を行う。
を拡大してスクリーンSCRに投写を行う。
上記のように構成された本発明の実施形態に係るプロジェクタにおける画像ミュートの
設定及び解除に関する制御を図4のフローチャートを参照しながら説明する。
設定及び解除に関する制御を図4のフローチャートを参照しながら説明する。
図4は、実施形態に係るプロジェクタにおける画像ミュートの設定及び解除に関する制
御を説明するフローチャートであり、図4に示す画像ミュートの設定及び解除に関する制
御は制御部300によって行われる。
御を説明するフローチャートであり、図4に示す画像ミュートの設定及び解除に関する制
御は制御部300によって行われる。
まず、初期の状態としては、電源がオンの状態で画像の投写中であるとする。このとき
、制御部300は、レンズシャッタ開閉検出部210からのレンズシャッタ閉信号の受信
を待機している閉信号受信待機状態となっている(ステップS1)。このような状態にお
いて、画像の投写を中断させるためにユーザがレンズシャッタ400を閉じる操作(レン
ズシャッタ閉操作という)を行ったとすると、レンズシャッタ開閉検出部210はレンズ
シャッタ閉操作を検出し、レンズシャッタ閉信号を出力する。これにより、制御部300
は、レンズシャッタ開閉検出部210からのレンズシャッタ閉信号を受信し(ステップS
2)、画像ミュートを設定するとともにタイマ220をスタートさせる(ステップS3,
S4)。
、制御部300は、レンズシャッタ開閉検出部210からのレンズシャッタ閉信号の受信
を待機している閉信号受信待機状態となっている(ステップS1)。このような状態にお
いて、画像の投写を中断させるためにユーザがレンズシャッタ400を閉じる操作(レン
ズシャッタ閉操作という)を行ったとすると、レンズシャッタ開閉検出部210はレンズ
シャッタ閉操作を検出し、レンズシャッタ閉信号を出力する。これにより、制御部300
は、レンズシャッタ開閉検出部210からのレンズシャッタ閉信号を受信し(ステップS
2)、画像ミュートを設定するとともにタイマ220をスタートさせる(ステップS3,
S4)。
なお、画像ミュートを設定してからタイマ220が所定時間(例えば30分とする。)
を計測するまでの間は、光源120は点灯状態を保持するとともに、電源はオン状態を保
持する。このとき、制御部300は、黒画像を射出するように画像データ出力部270を
制御する。このような制御を行うことにより、レンズシャッタ400が異常に高熱となる
のを防止することができる。
を計測するまでの間は、光源120は点灯状態を保持するとともに、電源はオン状態を保
持する。このとき、制御部300は、黒画像を射出するように画像データ出力部270を
制御する。このような制御を行うことにより、レンズシャッタ400が異常に高熱となる
のを防止することができる。
そして、制御部300はタイマ220がスタートした状態(ステップS4の状態)から
所定時間が経過(タイムアウトという。)するまでの間に、レンズシャッタ開信号を受信
したか否かを監視し(ステップS5,S6)、レンズシャッタ開信号を受信することなく
タイムアウトとなれば(ステップS6)、「画像ミュートの設定を行ったのちに所定時間
が経過(タイムアウト)したことを示す情報」を電源オフ情報として電源オフ情報記憶部
240に書き込み(ステップS7)、光源120を消灯させるとともに電源をオフさせる
(ステップS8)。これによって、光源120が消灯状態となるとともに電源がオフ状態
となる。この状態をスタンバイ状態と呼ぶことにする。
所定時間が経過(タイムアウトという。)するまでの間に、レンズシャッタ開信号を受信
したか否かを監視し(ステップS5,S6)、レンズシャッタ開信号を受信することなく
タイムアウトとなれば(ステップS6)、「画像ミュートの設定を行ったのちに所定時間
が経過(タイムアウト)したことを示す情報」を電源オフ情報として電源オフ情報記憶部
240に書き込み(ステップS7)、光源120を消灯させるとともに電源をオフさせる
(ステップS8)。これによって、光源120が消灯状態となるとともに電源がオフ状態
となる。この状態をスタンバイ状態と呼ぶことにする。
なお、スタンバイ状態は、光源120は消灯状態であって、画像ミュートの設定・解除
に関する制御(レンズシャッタ開閉検出部210におけるレンズシャッタ開閉操作の検出
処理、制御部300の電源オン・オフ制御、電源オフ情報記憶部240へのアクセス及び
画像データ出力部270に対する制御など)の実行は可能となる状態であるとする。
に関する制御(レンズシャッタ開閉検出部210におけるレンズシャッタ開閉操作の検出
処理、制御部300の電源オン・オフ制御、電源オフ情報記憶部240へのアクセス及び
画像データ出力部270に対する制御など)の実行は可能となる状態であるとする。
そして、ステップS8におけるスタンバイ状態においてユーザがレンズシャッタ400
を開ける操作(レンズシャッタ開操作という。)が行われたとすると、レンズシャッタ開
閉検出部210はレンズシャッタ開操作を検出し、レンズシャッタ開信号を出力する。
を開ける操作(レンズシャッタ開操作という。)が行われたとすると、レンズシャッタ開
閉検出部210はレンズシャッタ開操作を検出し、レンズシャッタ開信号を出力する。
制御部300は、レンズシャッタ開閉検出部210からのレンズシャッタ開信号を受信
し(ステップS9)、その時点における電源オフ情報を電源オフ情報記憶部240から読
み出す(ステップS10)。そして、読み出した電源オフ情報が、「画像ミュートの設定
を行ったのちにタイムアウトとなったことを示す情報」であるか否かを判定し(ステップ
S11)、読み出した電源オフ情報が、「画像ミュートの設定を行ったのちにタイムアウ
トとなったことを示す情報」であれば、スタンバイ状態を解除して投写を再開させる(ス
テップS12)。その後、制御部300はステップS1に戻り、閉信号受信待機状態とな
る。
し(ステップS9)、その時点における電源オフ情報を電源オフ情報記憶部240から読
み出す(ステップS10)。そして、読み出した電源オフ情報が、「画像ミュートの設定
を行ったのちにタイムアウトとなったことを示す情報」であるか否かを判定し(ステップ
S11)、読み出した電源オフ情報が、「画像ミュートの設定を行ったのちにタイムアウ
トとなったことを示す情報」であれば、スタンバイ状態を解除して投写を再開させる(ス
テップS12)。その後、制御部300はステップS1に戻り、閉信号受信待機状態とな
る。
このように、実施形態に係るプロジェクタにおいては、レンズシャッタ閉操作がなされ
たあとタイムアウトすると、プロジェクタPJを自動的にスタンバイ状態とし、そのスタ
ンバイ状態において、ユーザによってレンズシャッタ開操作がなされると、スタンバイ状
態を解除して投写を再開できるようにしている。なお、スタンバイ状態においては光源1
20が消灯状態となり、また、画像ミュートの設定・解除に関する制御の実行が可能とな
る程度の動作を行えばよいため、プロジェクタPJ全体の電力消費量を必要最小限に抑え
ることができる。
たあとタイムアウトすると、プロジェクタPJを自動的にスタンバイ状態とし、そのスタ
ンバイ状態において、ユーザによってレンズシャッタ開操作がなされると、スタンバイ状
態を解除して投写を再開できるようにしている。なお、スタンバイ状態においては光源1
20が消灯状態となり、また、画像ミュートの設定・解除に関する制御の実行が可能とな
る程度の動作を行えばよいため、プロジェクタPJ全体の電力消費量を必要最小限に抑え
ることができる。
また、ステップS11において、電源オフ情報記憶部240から読み出した電源オフ情
報が、「画像ミュートの設定を行ったのちにタイムアウトしたことを示す情報」であるか
否かを判定した結果、「画像ミュートの設定を行ったのちにタイムアウトしたことを示す
情報」以外の電源オフ情報であると判定された場合には、ステップS12以降の処理には
移行せず、処理を終了する。
報が、「画像ミュートの設定を行ったのちにタイムアウトしたことを示す情報」であるか
否かを判定した結果、「画像ミュートの設定を行ったのちにタイムアウトしたことを示す
情報」以外の電源オフ情報であると判定された場合には、ステップS12以降の処理には
移行せず、処理を終了する。
ところで、電源オフ情報記憶部240に書き込まれる電源オフ情報は、画像ミュートの
設定を行ったのちにタイムアウトした場合には、「画像ミュートの設定を行ったのちにタ
イムアウトしたことを示す情報」が電源オフ情報として書き込まれるが、それ以外に、例
えば、ユーザが通常に電源をオフした場合には、「ユーザが通常に電源をオフしたことを
示す情報」が電源オフ情報として書き込まれ、また、プロジェクタPJに何らかの異常が
発生して強制的に電源がオフされた場合には、「何らかの異常が発生して強制的に電源が
オフされたことを示す情報」が電源オフ情報として書き込まれる。このように、電源オフ
情報記憶部240には、その時点において電源がオフした要因を示す情報が電源オフ情報
として書き込まれる。
なお、「何らかの異常が発生して強制的に電源がオフされたことを示す情報」などプロ
ジェクタに支障を及ぼす可能性のある電源オフ情報が電源オフ情報記憶部240に書き込
まれた場合には、必要に応じてユーザにその旨を表示することが好ましい。
設定を行ったのちにタイムアウトした場合には、「画像ミュートの設定を行ったのちにタ
イムアウトしたことを示す情報」が電源オフ情報として書き込まれるが、それ以外に、例
えば、ユーザが通常に電源をオフした場合には、「ユーザが通常に電源をオフしたことを
示す情報」が電源オフ情報として書き込まれ、また、プロジェクタPJに何らかの異常が
発生して強制的に電源がオフされた場合には、「何らかの異常が発生して強制的に電源が
オフされたことを示す情報」が電源オフ情報として書き込まれる。このように、電源オフ
情報記憶部240には、その時点において電源がオフした要因を示す情報が電源オフ情報
として書き込まれる。
なお、「何らかの異常が発生して強制的に電源がオフされたことを示す情報」などプロ
ジェクタに支障を及ぼす可能性のある電源オフ情報が電源オフ情報記憶部240に書き込
まれた場合には、必要に応じてユーザにその旨を表示することが好ましい。
また、制御部300は、所定時間が経過する前にレンズシャッタ開信号を受信した場合
には、その時点で画像ミュートの設定を解除する。すなわち、図4において、タイムアウ
トする前にレンズシャッタ開信号を受信すると(ステップS5)、画像ミュートの設定が
解除され(ステップS13)、タイマ220をストップさせて(ステップS14)、ステ
ップS1に戻って、再び、閉信号受信待機状態となる。
には、その時点で画像ミュートの設定を解除する。すなわち、図4において、タイムアウ
トする前にレンズシャッタ開信号を受信すると(ステップS5)、画像ミュートの設定が
解除され(ステップS13)、タイマ220をストップさせて(ステップS14)、ステ
ップS1に戻って、再び、閉信号受信待機状態となる。
以上説明したように、実施形態1に係るプロジェクタによれば、レンズシャッタ閉操作
がなされたあとタイムアウトすると、自動的に光源120を消灯させるとともに電源をオ
フさせた状態(スタンバイ状態)としている。これにより、スタンバイ状態における電力
消費量を必要最小限に抑えることができ、また、このスタンバイ状態においてレンズシャ
ッタ400の開操作が行われた場合は、電源をオンに復帰させるとともに光源120を点
灯させて投写の再開が可能となる状態としている。
がなされたあとタイムアウトすると、自動的に光源120を消灯させるとともに電源をオ
フさせた状態(スタンバイ状態)としている。これにより、スタンバイ状態における電力
消費量を必要最小限に抑えることができ、また、このスタンバイ状態においてレンズシャ
ッタ400の開操作が行われた場合は、電源をオンに復帰させるとともに光源120を点
灯させて投写の再開が可能となる状態としている。
したがって、プレゼンテーション中において投写を中断して、長時間(この場合、30
分以上)、質疑応答などをしたあとに、画像ミュートの設定を解除させて投写を再開させ
るような場合、ユーザは電源のオン・オフの状態を何等意識することなく、単に、レンズ
シャッタ400を開ける操作をするだけで、投写を再開させることができるので、プレゼ
ンテーションの進行を円滑に行うことがきる。
分以上)、質疑応答などをしたあとに、画像ミュートの設定を解除させて投写を再開させ
るような場合、ユーザは電源のオン・オフの状態を何等意識することなく、単に、レンズ
シャッタ400を開ける操作をするだけで、投写を再開させることができるので、プレゼ
ンテーションの進行を円滑に行うことがきる。
なお、タイムアウトする前にレンズシャッタ400が開操作された場合には、もともと
光源120は点灯状態を保持し、電源もオン状態のままであるので、直ちに投写を再開で
きることは勿論である。
光源120は点灯状態を保持し、電源もオン状態のままであるので、直ちに投写を再開で
きることは勿論である。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能となるものである。例えば、上記実施形態では、タイマ220がタ
イムアウトする時間を30分としたが、これに限られるものではなく、適当な時間を設定
することができる。
囲で種々変形実施可能となるものである。例えば、上記実施形態では、タイマ220がタ
イムアウトする時間を30分としたが、これに限られるものではなく、適当な時間を設定
することができる。
また、プロジェクタの光学的な構成も図3に示すような構成に限られるものではなく、
例えば、光変調素子としてデジタルミラーデバイスを用いたプロジェクタなどにも適用で
きることは勿論である。
例えば、光変調素子としてデジタルミラーデバイスを用いたプロジェクタなどにも適用で
きることは勿論である。
110・・・投写レンズ、210・・・レンズシャッタ開閉検出部、220・・・タイ
マ、230・・・電源部、240・・・電源オフ情報記憶部、400・・・レンズシャッ
タ、PJ・・・プロジェクタ
マ、230・・・電源部、240・・・電源オフ情報記憶部、400・・・レンズシャッ
タ、PJ・・・プロジェクタ
Claims (6)
- レンズシャッタが閉操作されることによって画像ミュートの設定を行い、該画像ミュー
トの設定状態から前記レンズシャッタが開操作されることによって前記画像ミュートの設
定を解除する画像ミュートの設定・解除機能を有するプロジェクタであって、
前記レンズシャッタが開操作又は閉操作されたことを検出してレンズシャッタ開信号又
はレンズシャッタ閉信号を出力するレンズシャッタ開閉検出部と、
前記レンズシャッタ開信号又はレンズシャッタ閉信号に基づいて画像ミュートの設定・
解除に関する制御を行う制御部とを有し、
前記制御部は、
前記プロジェクタの電源がオン状態のときに前記レンズシャッタ閉信号を受信すると画
像ミュートの設定を行う機能と、
前記画像ミュートの設定を行ったのちに所定時間が経過すると、前記プロジェクタの電
源をオフさせる機能と、
前記プロジェクタの電源がオフとなっている状態で、前記レンズシャッタ開信号を受信
すると、前記プロジェクタの電源をオンに復帰させる機能と、
を有することを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
前記プロジェクタの電源がオフとなっている要因を示す電源オフ情報が書き込まれる電
源オフ情報記憶部をさらに有し、
前記制御部は、前記画像ミュートの設定を行ったのちに所定時間が経過すると、前記画
像ミュートの設定を行ったのちに所定時間が経過したことを示す情報を前記電源オフ情報
として前記電源オフ情報記憶部に書き込む機能をさらに有することを特徴とするプロジェ
クタ。 - 請求項2記載のプロジェクタにおいて、
前記制御部は、前記プロジェクタの電源をオンに復帰させる際、前記電源オフ情報記憶
部にその時点において書き込まれている電源オフ情報に基づいて電源をオンに復帰させる
か否かを判定し、その時点において記憶されている電源オフ情報が、前記画像ミュートの
設定を行ったのちに所定時間経過したことを示す情報である場合に前記電源を復帰させる
ことを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
前記制御部は、前記所定時間が経過する前に前記レンズシャッタの開信号を受信した場
合には前記画像ミュートの設定を解除する機能をさらに有することを特徴とするプロジェ
クタ。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
前記電源がオフとなっている状態は、プロジェクタの光源は消灯状態で、かつ、画像ミ
ュートの設定・解除に関する制御を行うため処理の実行が可能となる状態であることを特
徴とするプロジェクタ。 - レンズシャッタが閉操作されることによって画像ミュートの設定を行い、該画像ミュー
トの設定状態から前記レンズシャッタが開操作されることによって前記画像ミュートの設
定を解除する画像ミュートの設定・解除機能を備えたプロジェクタにおける画像ミュート
設定・解除方法であって、
前記レンズシャッタが開操作又は閉操作されたことを検出してレンズシャッタ開信号又
はレンズシャッタ閉信号を出力するレンズシャッタ開閉検出部と、
前記レンズシャッタ開信号又はレンズシャッタ閉信号に基づいて画像ミュートの設定・
解除に関する制御を行う制御部とを備え、
前記制御部は、
前記プロジェクタの電源がオン状態のときに前記レンズシャッタ閉信号を受信すると画
像ミュートの設定を行うステップと、
前記画像ミュートの設定を行ったのちに所定時間が経過すると、前記プロジェクタの電
源をオフさせるステップと、
前記プロジェクタの電源がオフとなっている状態で、前記レンズシャッタ開信号を受信
すると、前記プロジェクタの電源をオンに復帰させるステップと、
を有することを特徴とするプロジェクタにおける画像ミュートの設定・解除方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008287430A JP2010113265A (ja) | 2008-11-10 | 2008-11-10 | プロジェクタ及びプロジェクタにおける画像ミュート設定・解除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008287430A JP2010113265A (ja) | 2008-11-10 | 2008-11-10 | プロジェクタ及びプロジェクタにおける画像ミュート設定・解除方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010113265A true JP2010113265A (ja) | 2010-05-20 |
Family
ID=42301845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008287430A Withdrawn JP2010113265A (ja) | 2008-11-10 | 2008-11-10 | プロジェクタ及びプロジェクタにおける画像ミュート設定・解除方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010113265A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014035461A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Seiko Epson Corp | プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法 |
-
2008
- 2008-11-10 JP JP2008287430A patent/JP2010113265A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014035461A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Seiko Epson Corp | プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120110 |