JP2010111244A - ランバー操作部の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シートバック3に設けられるランバーサポートと、シートバックのサイドフレーム7のシート幅方向における外側の側部に取り付けられるランバー操作部15と、サイドフレームのシート幅方向における外側の側部に取り付けられるサイドエアバッグ装置20と、を備えた車両用前席シートのランバー操作部の取付構造であって、サイドエアバッグ装置のバッグ部21は膨張展開することにより着座乗員Mの胸部および腰部を保護するものであり、サイドエアバッグ装置と、所定の操作状態にあるランバー操作部の少なくとも一部とが、シート側面視で車両前後方向に重なるように配置されている。
【選択図】図3
Description
前記サイドエアバッグ装置のバッグ部は、膨張展開することにより着座乗員の胸部および腰部を保護するものであり、前記サイドエアバッグ装置と、所定の操作状態にある前記ランバー操作部の少なくとも一部とが、シート側面視で車両前後方向に重なるように配置されている、ことを特徴としたものである。
従って、サイドエアバッグ装置が、バッグ部の膨張展開により着座乗員の胸部のみならず腰部まで保護し得る縦長形状のものであり、サイドエアバッグ装置とランバー操作部とがシートの左右同じ側部に配置される場合でも、ランバー操作部の良好な操作性を確保した上で、サイドエアバッグ装置とランバー操作部とを支障なくレイアウトすることができる。
また、上述のように、サイドエアバッグ装置と所定の操作状態にあるランバー操作部の少なくとも一部とがシート側面視で車両前後方向に重なるように、両者を近接して配置することにより、シートバックの厚みを薄くすることができ、シートのより一層の軽量化と、後席乗員のより広いスペース確保とを実現することができる。
図1は本実施形態に係る自動車の前席シートを斜め前方から見て示した斜視図、図2は図1においてシートバッククッションを取り外して示した前席シートの斜視図、図3は乗員着座状態を示す前記前席シートの側面図、図4は図3におけるY3−Y3線で切断して示したシートバックの部分的な横断面図である。
そこで、本実施形態では、着座乗員Mの腰部まで保護し得る大型のサイドエアバッグ装置20とランバー操作部15とがシート1の左右同じ側部に配置される場合でも、支障なく両者20,15をレイアウトでき、しかもランバー操作部15の良好な操作性を確保することができるように、サイドエアバッグ装置20と、所定の操作状態にあるランバー操作部15の少なくとも一部とが(つまり、ランバー操作部15の可動範囲とが)、図3に示されるように、シート側面視で車両前後方向に重なるように配置されている。
従って、サイドエアバッグ装置20が、バッグ部21の膨張展開により着座乗員Mの胸部のみならず腰部まで保護し得る大型で縦長形状のものであり、サイドエアバッグ装置20とランバー操作部15とがシート1の左右同じ側部に配置される場合でも、ランバー操作部15の良好な操作性を確保した上で、サイドエアバッグ装置20とランバー操作部15とを支障なくレイアウトすることができるのである。
前記カバー部材25は、バッグ部21及びインフレータ22のシート幅方向における外側を覆って車両前後方向に延びており、その基端部は、シートバックフレーム6のサイドフレーム部7に固定されている。従って、サイドエアバッグ装置20の作動時、バッグ部21が膨張展開する際には、バッグ部21は外側(図4における下側)へ展開することが規制され、カバー部材25に沿って前方(図4における左方)に向かって展開するようにガイドされる。
図7は前記ランバー操作部15の全体構造を示す斜視図、図8はランバーシャフト13とランバー操作部15の結合構造を示す斜視図、また、図9はランバーシャフト13とランバー操作部15の組付状態を示す平面図である。
前記シャフト保持部42には、スプライン溝が形成されたシャフト孔42hが設けられており、このシャフト孔42hにランバーシャフト13のキー溝を設けた先端部分13pを嵌合することにより、ランバーシャフト13とシャフト保持部42とが(つまりランバー操作部15とが)、所謂スプライン結合によって回転不能に結合される。
また、図9からよく分かるように、前記結合機構のシャフト側結合部(係止リング部44)は、サイドエアバッグ装置20のシート幅方向における外側端部よりも内方に位置している。
3 シートバック
6 シートバックフレーム
7 サイドフレーム部
10 ランバーサポート装置
11 ランバーサポート
13 ランバーシャフト
15 ランバー操作部
20 サイドエアバッグ装置
21,21a,21b バッグ部
22 インフレータ
25 カバー部材
41 ノブ部
41a ノブ部の上端部
42 シャフト保持部
43 PPヒンジ
44 係止リング部
48 止め輪
M 乗員
Claims (7)
- 車両用シートのシートバックに設けられ、着座乗員の腰部および/又は背部を車両後方側から支持するランバーサポートと、
前記シートバックのサイドフレームのシート幅方向における外側の側部に取り付けられ、前記ランバーサポートによる着座乗員の腰部および/又は背部に対する支持態様を調整し得るランバー操作部と、
前記サイドフレームのシート幅方向における外側の側部に取り付けられ、衝突時にシート側部で膨張展開するバッグ部と、該バッグ部にガスを供給するインフレータと、を有するサイドエアバッグ装置と、
を備えた車両用前席シートのランバー操作部の取付構造であって、
前記サイドエアバッグ装置のバッグ部は、膨張展開することにより着座乗員の胸部および腰部を保護するものであり、
前記サイドエアバッグ装置と、所定の操作状態にある前記ランバー操作部の少なくとも一部とが、シート側面視で車両前後方向に重なるように配置されている、
ことを特徴とするランバー操作部の取付構造。 - 前記サイドエアバッグ装置と前記ランバー操作部との間に、前記サイドエアバッグ装置の少なくとも一部を覆うカバー部材が配設されている、ことを特徴とする請求項1に記載のランバー操作部の取付構造。
- 前記カバー部材と前記ランバー操作部との間に、前記シートバックのクッションパッドが配設されている、ことを特徴とする請求項2に記載のランバー操作部の取付構造。
- 前記ランバーサポートと前記ランバー操作部とはランバーシャフトを介して連結され、
該ランバーシャフトと前記ランバー操作部との結合部には、ランバーシャフト側に結合されるシャフト側結合部と、該シャフト側結合部とランバー操作部側とを連繋するヒンジ部と、を備えた結合機構が設けられている、
ことを特徴とする請求項1から3の何れか一に記載のランバー操作部の取付構造。 - 前記ランバー操作部は、乗員がランバーサポート操作時に把持するノブ部と、前記ランバーシャフトの一端側を保持するシャフト保持部と、を備えており、
該シャフト保持部の外周部には、前記ランバーシャフトと前記ランバー操作部とを固定する固定部材を嵌め込むためのスリットが設けられ、
前記固定部材は、前記スリットに車両後方から前方に向かって嵌め込まれている、
ことを特徴とする請求項4に記載のランバー操作部の取付構造。 - 前記ノブ部は長手軸方向に伸長するレバー形状に形成されており、前記結合機構のヒンジ部は、前記ノブ部のレバー先端部とは逆側に位置するように配設されている、ことを特徴とする請求項5に記載のランバー操作部の取付構造。
- 前記結合機構のシャフト側結合部は、前記サイドエアバッグ装置のシート幅方向における外側端部よりも内方に位置している、ことを特徴とする請求項4から6の何れか一に記載のランバー操作部の取付構造。
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---|---|---|---|---|
US9308847B2 (en) | 2012-06-25 | 2016-04-12 | Nhk Spring Co., Ltd. | Lumbar support operation member and vehicle seat |
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JPH08169264A (ja) * | 1994-12-20 | 1996-07-02 | Ikeda Bussan Co Ltd | 車両用シート |
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US9308847B2 (en) | 2012-06-25 | 2016-04-12 | Nhk Spring Co., Ltd. | Lumbar support operation member and vehicle seat |
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