JP2010111244A - ランバー操作部の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】着座乗員の腰部まで保護し得る大型のサイドエアバッグ装置とランバー操作部とがシートの左右同じ側部に配置される場合でも、支障なく両者をレイアウトでき、しかもランバー操作部の良好な操作性を確保することができるようにする。
【解決手段】シートバック3に設けられるランバーサポートと、シートバックのサイドフレーム7のシート幅方向における外側の側部に取り付けられるランバー操作部15と、サイドフレームのシート幅方向における外側の側部に取り付けられるサイドエアバッグ装置20と、を備えた車両用前席シートのランバー操作部の取付構造であって、サイドエアバッグ装置のバッグ部21は膨張展開することにより着座乗員Mの胸部および腰部を保護するものであり、サイドエアバッグ装置と、所定の操作状態にあるランバー操作部の少なくとも一部とが、シート側面視で車両前後方向に重なるように配置されている。
【選択図】図3

Description

この発明は、車両の前席シートに設けられるランバー操作部の取付構造に関する。
従来、自動車等の車両用のシートとして、着座乗員の背部(特に腰部)を車両後方側から支持する支持部材(所謂ランバーサポート)がシートバックに備えられたものは一般によく知られている。かかるタイプのシートでは、一般に、シートバックフレームのサイド部(サイドフレーム部)のシート幅方向における外側の側部に、ランバーサポートによる着座乗員の腰部および/又は背部に対する支持態様を調整し得る操作部(ランバー操作部)が取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
そして、当該シートに着座した乗員がシート側方に手を伸ばしてランバー操作部を操作することにより、例えばランバーサポートの位置および/又は形態を調整することにより、当該着座乗員の好み等に応じて、着座乗員の腰部および/又は背部の支持強さなどの支持態様を好適に変えることができるようになっている。尚、かかるランバーサポートは、通常、車両の前席シートに設けられる。
また、車両が側方からの衝突(いわゆる側突)を受けた際に乗員を保護するものとして、車両側突時にシートの側部で膨張展開して乗員の側方を覆う所謂サイドエアバッグ装置は周知である。かかるサイドエアバッグ装置を設ける場合、前記ランバー操作部と同じく、シートバックフレームのサイドフレーム部のシート幅方向における外側の側部に設けるのが一般的であるが、車室内のレイアウトの都合等によって、サイドエアバッグ装置とランバー操作部とがシートの左右同じ側部に配置される場合と、両者が互いにシートの左右反対の側部に設けられる場合とがある。
例えば、特許文献2には、ランバー操作部とサイドエアバッグ装置とが互いにシートの左右反対の側部に取り付けられた構成が開示され、かかる構成において、車両側突時に、シート自体の変形に伴うランバーサポートの変形によりサイドエアバッグの展開が阻害されることを防止するようにした構成が開示されている。
特開2007−160022号公報 特開2005−22485号公報
近年では、車両側突時における乗員の保護機能をより高めるために、展開したエアバッグが着座乗員の胸部の側方のみならず腰部の側方まで覆って、着座乗員の腰部まで保護できるようにしたサイドエアバッグ装置が実用に供されつつある。この場合、サイドエアバッグ装置は、大型化して上下方向により長い縦長形状にならざるを得ない。つまり、胸部の側方のみを覆う場合に比して、サイドエアバッグ装置が前斜め下方に延長された形状となる。
ところが、ランバーサポートを操作するランバー操作部とサイドエアバッグ装置とがシートの左右同じ側部に配置される場合には、このようにサイドエアバッグ装置が縦長形状になると、ランバー操作部のレイアウトがより難しいものとなる。すなわち、この場合、エアバッグ装置の前斜め下方に延長された部分よりも後方にランバー操作部を配置することが考えられるが、このようなレイアウトでは、着座乗員はランバーサポートを操作するのにより後方まで腕を伸ばして操作を行わなければならず、ランバー操作部の操作性が大きく低下するという難点がある。
この発明は、かかる技術的課題に鑑みてなされたもので、着座乗員の腰部まで保護し得るサイドエアバッグ装置とランバー操作部とがシートの左右同じ側部に配置される場合でも、支障なく両者をレイアウトでき、しかもランバー操作部の良好な操作性を確保することができる、ランバー操作部の取付構造を提供することを基本的な目的とする。
このため、本願の第1の発明(請求項1に係る発明)は、車両用シートのシートバックに設けられ、着座乗員の腰部および/又は背部を車両後方側から支持するランバーサポートと、前記シートバックのサイドフレームのシート幅方向における外側の側部に取り付けられ、前記ランバーサポートによる着座乗員の腰部および/又は背部に対する支持態様を調整し得るランバー操作部と、前記サイドフレームのシート幅方向における外側の側部に取り付けられ、衝突時にシート側部で膨張展開するバッグ部と、該バッグ部にガスを供給するインフレータと、を有するサイドエアバッグ装置と、を備えた車両用前席シートのランバー操作部の取付構造であって、
前記サイドエアバッグ装置のバッグ部は、膨張展開することにより着座乗員の胸部および腰部を保護するものであり、前記サイドエアバッグ装置と、所定の操作状態にある前記ランバー操作部の少なくとも一部とが、シート側面視で車両前後方向に重なるように配置されている、ことを特徴としたものである。
また、本願の第2の発明(請求項2に係る発明)は、前記第1の発明において、前記サイドエアバッグ装置と前記ランバー操作部との間に、前記サイドエアバッグ装置の少なくとも一部を覆うカバー部材が配設されている、ことを特徴としたものである。
更に、本願の第3の発明(請求項3に係る発明)は、前記第2の発明において、前記カバー部材と前記ランバー操作部との間に、前記シートバックのクッションパッドが配設されている、ことを特徴としたものである。
また更に、本願の第4の発明(請求項4に係る発明)は、前記第1から第3の発明の何れか一において、前記ランバーサポートと前記ランバー操作部とはランバーシャフトを介して連結され、該ランバーシャフトと前記ランバー操作部との結合部には、ランバーシャフト側に結合されるシャフト側結合部と、該シャフト側結合部とランバー操作部側とを連繋するヒンジ部と、を備えた結合機構が設けられている、ことを特徴としたものである。
また更に、本願の第5の発明(請求項5に係る発明)は、前記第4の発明において、前記ランバー操作部は、乗員がランバーサポート操作時に把持するノブ部と、前記ランバーシャフトの一端側を保持するシャフト保持部と、を備えており、該シャフト保持部の外周部には、前記ランバーシャフトと前記ランバー操作部とを固定する固定部材を嵌め込むためのスリットが設けられ、前記固定部材は、前記スリットに車両後方から前方に向かって嵌め込まれている、ことを特徴としたものである。
また更に、本願の第6の発明(請求項6に係る発明)は、前記第5の発明において、前記ノブ部は長手軸方向に伸長するレバー形状に形成されており、前記結合機構のヒンジ部は、前記ノブ部のレバー先端部とは逆側に位置するように配設されている、ことを特徴としたものである。
また更に、本願の第7の発明(請求項7に係る発明)は、前記第4から第6の発明の何れか一において、前記結合機構のシャフト側結合部は、前記サイドエアバッグ装置のシート幅方向における外側端部よりも内方に位置している、ことを特徴としたものである。
本願の第1の発明によれば、サイドエアバッグ装置と所定の操作状態にあるランバー操作部の少なくとも一部とが、シート側面視で車両前後方向に重なるように配置されることにより、ランバー操作部をシート側部のできるだけ前方に配置することができる。
従って、サイドエアバッグ装置が、バッグ部の膨張展開により着座乗員の胸部のみならず腰部まで保護し得る縦長形状のものであり、サイドエアバッグ装置とランバー操作部とがシートの左右同じ側部に配置される場合でも、ランバー操作部の良好な操作性を確保した上で、サイドエアバッグ装置とランバー操作部とを支障なくレイアウトすることができる。
また、上述のように、サイドエアバッグ装置と所定の操作状態にあるランバー操作部の少なくとも一部とがシート側面視で車両前後方向に重なるように、両者を近接して配置することにより、シートバックの厚みを薄くすることができ、シートのより一層の軽量化と、後席乗員のより広いスペース確保とを実現することができる。
また、本願の第2の発明によれば、基本的には前記第1の発明と同様の作用効果を奏することができる。特に、サイドエアバッグ装置とランバー操作部との間に、サイドエアバッグ装置の少なくとも一部を覆うカバー部材が配設されていることにより、サイドエアバッグ装置のバッグ部が膨張展開する際に、バッグ部の展開方向をカバー部材によって好適に規制することができ、膨張展開したバッグ部がランバー操作部と干渉して該ランバー操作部を損傷させる可能性を、有効に低減することができる。
更に、本願の第3の発明によれば、基本的には前記第2の発明と同様の作用効果を奏することができる。特に、カバー部材とランバー操作部との間に、シートバックのクッションパッドが配設されていることにより、サイドエアバッグ装置のバッグ部の膨張展開時にカバー部材がランバー操作部に及ぼす衝撃力を前記クッションパッドで吸収し、ランバー操作部が損傷を受ける可能性を、より有効に低減することができる。
また更に、本願の第4の発明によれば、基本的には前記第1から第3の発明の何れか一と同様の作用効果を奏することができる。特に、ランバーシャフトとランバー操作部との結合部には、ランバーシャフト側に結合されるシャフト側結合部と、該シャフト側結合部とランバー操作部側とを連繋するヒンジ部と、を備えた結合機構が設けられており、ランバー操作部は、前記ヒンジ部によってシャフト側結合部と連繋されている。従って、サイドエアバッグ装置のバッグ部の膨張展開時に、ランバー操作部がバッグ部の展開力を受けたとしても、前記ヒンジ部によってランバー操作部をシャフト側結合部に繋ぎ止めることができ、ランバー操作部が飛散することを有効に防止できる。
また更に、本願の第5の発明によれば、基本的には前記第4の発明と同様の作用効果を奏することができる。特に、ランバーシャフトとランバー操作部とを固定する固定部材は、ランバー操作部のシャフト保持部の外周部に設けたスリットに車両後方から前方に向かって嵌め込まれている。従って、サイドエアバッグ装置のバッグ部の膨張展開時に、ランバー操作部がバッグ部の展開力を受け、シャフト保持部が破損する、或いはランバー操作部がランバーシャフトから抜け出るなどした場合には、車両後方からスリットに嵌め込まれている前記固定部材は、車両後方側へ移動し、前方側へ飛散することは決してなく、着座乗員の安全性をより高めることができる。
また更に、本願の第6の発明によれば、基本的には前記第5の発明と同様の作用効果を奏することができる。特に、シャフト側結合部とランバー操作部側とを連繋するヒンジ部は、サイドエアバッグ装置のバッグ部の膨張展開時にその展開力を直接に受け易いノブ部のレバー先端部ではなく、その逆側に位置しているので、ヒンジ部にバッグ部の展開力が直接に加わることが抑制され、より有効なランバー操作部の飛散防止を実現することができる。
また更に、本願の第7の発明によれば、基本的には前記第4から第6の発明の何れか一と同様の作用効果を奏することができる。特に、前記結合機構のシャフト側結合部はサイドエアバッグ装置のシート幅方向における外側端部よりも内方に位置していることにより、サイドエアバッグ装置のバッグ部の膨張展開時にその展開力がシャフト側結合部に加わることが抑制され、より一層有効なランバー操作部の飛散防止を実現することができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る自動車の前席シートを斜め前方から見て示した斜視図、図2は図1においてシートバッククッションを取り外して示した前席シートの斜視図、図3は乗員着座状態を示す前記前席シートの側面図、図4は図3におけるY3−Y3線で切断して示したシートバックの部分的な横断面図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る車両用前席シート1は、基本構成としては従来公知の構成を備えたもので、乗員M(図3参照)の臀部および太腿部を支持するシートクッション2の後端に、乗員Mの腰部および背部を支持するシートバック3が立設されて構成され、該シートバック3の上側にはヘッドレスト9が付設されている。尚、具体構造の詳細は示されていないが、前記シートバック3は、好ましくは、シートクッション2に対してリクライニング可能とされている。また、シートバック3の左右側部には、車両前方に若干量だけ隆起するようにしてサイドサポート部4が一体的に設けられている。尚、前記シート1は、例えば左ハンドル車の運転席シートとして車両に搭載されるものである。
図2からよく分かるように、シートバック3の内部には、当該シートバック3の基本的な骨組みを構成する枠体(フレーム)として、全体形状が正面視で略矩形状に形成された例えば金属パイプ製のシートバックフレーム6が備えられ、該シートバックフレーム6の左右側部には、例えば合成樹脂製のサイドフレーム部7が固定されている。該サイドフレーム部7は、シートバックフレーム6の左右側部の上部から下端にかけて、車両前方に張り出すようにして設けられている。
前記シート1のシートバック3には、着座乗員Mの腰部および/又は背部を車両後方側から支持するために、所謂ランバーサポート装置10が備えられている(図2及び図4参照)。図4に示されるように、ランバーサポート装置10は、主要構成部品として、着座乗員Mの腰部および/又は背部を車両後方側から支持する支持体である板状のランバーサポート11と、シート幅方向に延設されて前記ランバーサポート11を支持するトーションバー12と、該トーションバー12を介してランバーサポート11の位置および/又は形態(姿勢)などを変化させるランバーシャフト13と、該ランバーシャフト13に結合されてランバーサポート11による着座乗員Mの腰部および/又は背部に対する支持態様を調整操作するためのランバー操作部15と、を備えている。
本実施形態では、ランバー操作部15は、シートバック3のサイドフレーム部7のシート幅方向における外側の側部に取り付けられており、ランバーサポート11及びトーションバー12とランバー操作部15との間にはサイドフレーム部7が位置している。そして、前記ランバーシャフト13は、このサイドフレーム部7に対して回動可能に支持されている。
図5は、サイドフレーム部の図示を省略した状態で示すランバーサポート駆動機構の概略斜視図である。この図に示されるように、ランバーシャフト13のシート幅方向における内側(図5における右側)端部は、コイル状スプリング16及び歯部17g付きの移動部材17、並びに歯部17gと噛合し枢支軸18sを中心に回動可能なセクタギヤ18を介して、トーションバー12のシート幅方向における外側(図5における左側)端部に連繋されている。前記コイル状スプリング16の内側端部は、フランジ部14fでサイドフレーム部7に固定されるベースプレート14に当て止められている。
そして、当該シート1に着座した乗員Mがシート1の側方に手を伸ばしてランバー操作部15を回動操作し、例えばランバーサポート11の位置および/又は形態(姿勢)などを調整することにより、当該着座乗員Mの好み等に応じて、着座乗員Mの腰部および/又は背部の支持強さなどの支持態様を好適に変えることができるようになっている。
尚、ランバー操作部15を回動操作することにより、スプリング16及び移動部材17並びに移動部材17の歯部17gと噛合するセクタギヤ18によって、トーションバー12が駆動され、ランバーサポート11の位置および/又は形態(姿勢)などを変化させる機構については、従来公知のものと同様であり、しかも、本発明の要旨とは関係しないので、これ以上の詳細な説明および図示は省略する。また、ランバーシャフト13とランバー操作部15の結合構造については後で詳しく説明する。
本実施形態では、車両が側方からの衝突(側突)を受けた際に、シート1に着座した乗員Mを保護するために、図3において1点鎖線曲線で示すように、車両側突時にシート1の側部で膨張展開して乗員Mの側方を覆う所謂サイドエアバッグ装置20が装備されている。該サイドエアバッグ装置20は、側突時にシート1の側部で膨張展開するバッグ部21と、該バッグ部21にガスを供給するインフレータ22とを備えており、本実施形態では、このサイドエアバッグ装置20は、前記ランバー操作部15と同じく、サイドフレーム部7のシート幅方向における外側の側部に取り付けられている。特に、このサイドエアバッグ装置20と前記ランバー操作部15とは、シート1の左右同じ側部(左側部)に配置されている。
しかも、このサイドエアバッグ装置20は、車両側突時における乗員Mの保護機能をより高めるために、展開したバッグ部21が着座乗員Mの胸部の側方のみならず腰部の側方まで覆って、着座乗員Mの腰部まで保護できるように構成されている。このため、より好ましくは、バッグ部21は、展開時に着座乗員Mの胸部の側方を覆う上部バッグ21aと着座乗員Mの腰部の側方を覆う下部バッグ21bとに区分けされている。従って、サイドエアバッグ装置20は、不可避的に大型化し、従来に比して上下方向により長い縦長形状になっている。
ところが、本車両では、ランバーサポート11を操作するランバー操作部15とサイドエアバッグ装置20とがシート1の左右同じ側部に配置されているので、サイドエアバッグ装置20が上述のように縦長形状になると、操作性を損なうことなくランバー操作部15をレイアウトすることが難しいものとなる。
そこで、本実施形態では、着座乗員Mの腰部まで保護し得る大型のサイドエアバッグ装置20とランバー操作部15とがシート1の左右同じ側部に配置される場合でも、支障なく両者20,15をレイアウトでき、しかもランバー操作部15の良好な操作性を確保することができるように、サイドエアバッグ装置20と、所定の操作状態にあるランバー操作部15の少なくとも一部とが(つまり、ランバー操作部15の可動範囲とが)、図3に示されるように、シート側面視で車両前後方向に重なるように配置されている。
サイドエアバッグ装置20とランバー操作部15とをこのように配置することにより、ランバー操作部15をシート1の側部のできるだけ前方に配置することができる。
従って、サイドエアバッグ装置20が、バッグ部21の膨張展開により着座乗員Mの胸部のみならず腰部まで保護し得る大型で縦長形状のものであり、サイドエアバッグ装置20とランバー操作部15とがシート1の左右同じ側部に配置される場合でも、ランバー操作部15の良好な操作性を確保した上で、サイドエアバッグ装置20とランバー操作部15とを支障なくレイアウトすることができるのである。
尚、以上のように、サイドエアバッグ装置20と、所定の操作状態にあるランバー操作部15の少なくとも一部とが(つまり、ランバー操作部15の可動範囲とが)、シート側面視で車両前後方向に重なるように配置することにより、乗員Mの腰部まで保護できる大型のサイドエアバッグ装置20とランバー操作部15の取付部分とをサイドフレーム部7の側部にて近接配置することができる。ランバー操作部15とサイドエアバッグ装置20とは、シート正面視で、ランバー操作部15の方が外側に位置し、サイドエアバッグ装置20が内側に位置しているので、サイドフレーム部6のシート幅方向における側方スペースを有効に利用することで、ランバー操作部15の操作性に悪影響を及ぼすことなく、ランバー操作部15とサイドエアバッグ装置20とを、支障なく近接配置することができる。このように両者を近接配置することにより、シートバックフレーム6を(ひいてはシートバック3の厚さを)より薄く形成することも可能になり、シート1の軽量化に寄与すると共に、後席乗員のスペース(特に、所謂ニースペース)をより広く確保できるようになるという効果も得られる。
また、以上のように、サイドエアバッグ装置20と、所定の操作状態にあるランバー操作部15の少なくとも一部とが(つまり、ランバー操作部15の可動範囲とが)、シート側面視で車両前後方向に重なるように配置する代わりに、サイドエアバッグ装置20と、所定の操作状態にあるランバー操作部15の略全体とが、或いは、サイドエアバッグ装置20とランバー操作部15の取付部分とが、シート側面視で車両前後方向に重なるように配置することも可能である。
更に、以上のように、サイドエアバッグ装置20と、所定の操作状態にあるランバー操作部15の少なくとも一部とが(つまり、ランバー操作部15の可動範囲とが)、シート側面視で車両前後方向に重なるように配置されている場合において、サイドエアバッグ装置20が作動してバッグ部21が膨張展開した際に、このバッグ部21の展開挙動によってランバー操作部15の角度位置が変化して、ランバー操作部15が、シート側面視でサイドエアバッグ装置20と車両前後方向に重なならない非オーバラップ位置へ移動するように構成することも可能である。
尚、ランバー操作部15は、その可動範囲内で最も車両後方側へ張り出した操作位置に或る状態で、ランバー操作部15の後端が、シートバック3の背面よりも車両前方に位置するように、サイズや取付位置または可動範囲が設定されていることが好ましい。
また、図4に示されるように、本実施形態では、サイドエアバッグ装置20とランバー操作部15との間に、サイドエアバッグ装置20の少なくとも一部を覆うカバー部材25が配置されている。また、該カバー部材25とランバー操作部15との間には、シートバック3のクッション材8(クッションパッド)が配設されている。
前記カバー部材25は、バッグ部21及びインフレータ22のシート幅方向における外側を覆って車両前後方向に延びており、その基端部は、シートバックフレーム6のサイドフレーム部7に固定されている。従って、サイドエアバッグ装置20の作動時、バッグ部21が膨張展開する際には、バッグ部21は外側(図4における下側)へ展開することが規制され、カバー部材25に沿って前方(図4における左方)に向かって展開するようにガイドされる。
このように、サイドエアバッグ装置20とランバー操作部15との間に、サイドエアバッグ装置20の少なくとも一部を覆うカバー部材25が配設されていることにより、サイドエアバッグ装置20のバッグ部21が膨張展開する際に、バッグ部21の展開方向をカバー部材25によって好適に規制することができ、膨張展開したバッグ部21がランバー操作部15と干渉して該ランバー操作部15を損傷させる可能性を、有効に低減することができる。
しかも、カバー部材25とランバー操作部15との間に、シートバック3のクッションパッド8が配設されていることにより、サイドエアバッグ装置20のバッグ部21の膨張展開時にカバー部材25がランバー操作部15に及ぼす衝撃力を前記クッションパッド8で効果的に吸収し、ランバー操作部15が損傷を受ける可能性を、より有効に低減することができる。
尚、図4の例では、前記カバー部材25は、サイドエアバッグ装置20の一部を覆うものであったが、サイドエアバッグ装置20の全体を覆うカバー部材を設けるようにしてもよい。また、カバー部材25とサイドエアバッグ装置20の間にもクッションパッド8を配設する(換言すれば、サイドエアバッグ装置20とクッションパッド8の間を通ってカバー部材25が車両前方へ伸長する)ようにしてもよい。
シートバック3のサイドサポート部4のシート幅方向における外側端部の前面には、上下方向に長く延びる脆弱部31(弱化部)が形成されている。サイドエアバッグ装置20は、この脆弱部31の形成位置に対応させて配設されている。インフレータ22を起爆させることによって発生したガスの圧力を受けて、折り畳み状態にあるエアバッグ21(バッグ部)が膨張展開し、その膨張圧(展開圧)によって前記脆弱部31が破断され、バッグ部21がサイドサポート部4の外部に展開されるようになっている。前記脆弱部31は、クッションパッド8を覆う表皮材32に形成されている。
図6は、表皮材32に形成された前記脆弱部31を拡大して示す断面説明図である。この図に詳しく示すように、脆弱部31は、表皮材32の表面に上下方向に長く形成されたスリット31sを含み、このスリット31sを境にして外側に位置する外側表皮材32Aと内側に位置する内側表皮材32Bとを、その裏基布33A,33Bの周縁どうしを縫製糸34で縫い合わせることにより、前記スリット31sは常時は閉じられている。つまり、エアバッグ21が展開されない通常時においては、乗員Mからの荷重に基づく程度の外力では、スリット31sが閉じられた状態を維持するようになっている。
図4から分かるように、前記脆弱部31の裏面側にはクッションパッド8が配設されている。サイドサポート部4のスリット31sよりも車幅方向における内側部分のクッションパッド8裏面38の先端38pと、前記カバー部材25の先端25pとの間の開口は、脆弱部31の裏面に(つまりスリット31sの裏面に)対向するように位置設定されており、この開口から脆弱部31の裏面に向かってクッションパッド8の切欠部36が形成されている。
エアバッグ装置20の作動時には、膨張展開するバッグ部21の展開力を受けて、クッションパッド8は切欠部36から容易に破断し、バッグ部21が速やかに脆弱部31の裏面に到達する。そして、バッグ部21の展開力によって前記スリット31sの縫製糸34が破断され、スリット31sが開かれてバッグ部21がサイドサポート部4の外部に展開されるようになっている。
次に、ランバーサポート装置10のランバーシャフト13とランバー操作部15の結合構造について説明する。尚、前述のように、ランバーシャフト13は、コイル状スプリング16,移動部材17,セクタギヤ18及びトーションバー12を介して、ランバーサポート11とランバー操作部15とを連繋させるものである。
図7は前記ランバー操作部15の全体構造を示す斜視図、図8はランバーシャフト13とランバー操作部15の結合構造を示す斜視図、また、図9はランバーシャフト13とランバー操作部15の組付状態を示す平面図である。
これらの図に示すように、前記ランバー操作部15は、乗員がランバーサポート操作時に把持するノブ部41と、前記ランバーシャフト13の一端側を保持するシャフト保持部42とを備え、前記ノブ部41は長手軸方向に伸長するレバー形状に形成されている。
前記シャフト保持部42には、スプライン溝が形成されたシャフト孔42hが設けられており、このシャフト孔42hにランバーシャフト13のキー溝を設けた先端部分13pを嵌合することにより、ランバーシャフト13とシャフト保持部42とが(つまりランバー操作部15とが)、所謂スプライン結合によって回転不能に結合される。
シャフト保持部42の外周部には、ランバーシャフト13とランバー操作部15とを固定する固定部材としてのC−リング状の止め輪48を嵌め込むためのスリット42sが設けられている。このスリット42sは、主として、シャフト保持部42の外周部における車両後側部分に形成されており、前記止め輪48は、スリット42sに車両後方から前方に向かって嵌め込まれるようになっている。
本実施形態では、ランバー操作部15はプラスチック製で、このランバー操作部15の前記ノブ部41のシート幅方向における内側の上端部41aに、プラスチックの弾性を利用してヒンジ作用を行う所謂PPヒンジ43が一体的に設けられている。そして、このヒンジ部43の先端には、ランバーシャフト13を挿通させ得る内径を有する係止リング部44が一体的に備えられている。尚、図7〜図9の例では、ヒンジ部は、PPヒンジ43としてノブ部41と一体的に設けられているが、この代わりに、ノブ部41とは別体のヒンジを係止リング部44との間に用いるようにしてもよい。
この場合、ランバー操作部15の前記ノブ部41のシート幅方向における内側の上端部41aが「ランバー操作部側」に相当し、係止リング部44が、ランバーシャフト13側に結合される「シャフト側結合部」に相当している。また、前記PPヒンジ43が、シャフト側結合部(係止リング部44)とランバー操作部側(ノブ部41の上端部41a)とを連繋するヒンジ部に相当している。
そして、図8及び図9に示すように、PPヒンジ43の弾性を利用して当該ヒンジ44を屈曲させ、係止リング部44とシャフト保持部42とを大略同軸に設定した上で、シャフト孔42hにランバーシャフト13の先端部分13pを嵌合する。その後、前記止め輪48をスリット42sに車両後方から前方に向かって嵌め込むことにより、ランバーシャフト13とランバー操作部15とが固定される。
この場合において、ランバーシャフト13とランバー操作部15との結合機構のヒンジ部44は、前記ノブ部41のレバー先端部とは逆側に位置するように配設されている。
また、図9からよく分かるように、前記結合機構のシャフト側結合部(係止リング部44)は、サイドエアバッグ装置20のシート幅方向における外側端部よりも内方に位置している。
以上、説明したように、本実施形態によれば、ランバーシャフト13とランバー操作部15との結合部には、ランバーシャフト13側に結合されるシャフト側結合部(つまり、係止リング部44)と、該シャフト側結合部とランバー操作部側(つまり、ノブ部41の上端部41a)とを連繋するヒンジ部(PPヒンジ43)と、を備えた結合機構が設けられており、ランバー操作部15は、前記ヒンジ部43によってシャフト側結合部と連繋されている。従って、サイドエアバッグ装置20のバッグ部21の膨張展開時に、ランバー操作部15がバッグ部21の展開力を受けたとしても、前記ヒンジ部43によってランバー操作部15をシャフト側結合部に繋ぎ止めることができ、ランバー操作部15が飛散することを有効に防止できるのである。
しかも、ランバーシャフト13とランバー操作部15とを固定する固定部材である止め輪48は、ランバー操作部15のシャフト保持部42の外周部に設けた前記スリット42sに車両後方から前方に向かって嵌め込まれている。従って、サイドエアバッグ装置20のバッグ部21の膨張展開時に、ランバー操作部15がバッグ部21の展開力を受け、シャフト保持部42が破損する、或いはランバー操作部15がランバーシャフト13から抜け出るなどした場合には、車両後方からスリットに嵌め込まれている前記止め輪48は、車両後方側へ移動し、前方側へ飛散することは決してなく、着座乗員の安全性をより高めることができる。
また、シャフト側結合部(つまり、係止リング部44)とランバー操作部側(つまり、ノブ部41の上端部41a)とを連繋するヒンジ部43は、サイドエアバッグ装置20のバッグ部21の膨張展開時にその展開力を直接に受け易いノブ部41のレバー先端部ではなく、その逆側に位置しているので、ヒンジ部43にバッグ部21の展開力が直接に加わることが抑制され、より有効なランバー操作部15の飛散防止を実現することができる。
更に、前記結合機構のシャフト側結合部(係止リング部44)はサイドエアバッグ装置20のシート幅方向における外側端部よりも内方に位置していることにより、サイドエアバッグ装置20のバッグ部21の膨張展開時にその展開力がシャフト側結合部に加わることが抑制され、より一層有効なランバー操作部15の飛散防止を実現することができる。
尚、以上の実施形態では、ランバー操作部15は、ノブ部41が長手軸方向に伸長するレバー形状に形成されたものであったが、この代わりに筒状のダイヤル式のものであってもよい。また、サイドエアバッグ装置20のバッグ部21は、折り畳み状態で収納されるタイプのものであったが、この代わりにエアバッグケースに収納されるタイプのものであってもよい。
このように、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、変更および改良等がなされるものであることは、いうまでもない。
本発明は、車両の前席シートに設けられるランバー操作部の取付構造に関し、着座乗員の腰部まで保護し得る大型のサイドエアバッグ装置とランバー操作部とがシートの左右同じ側部に配置される場合でも、支障なく両者をレイアウトでき、しかもランバー操作部の良好な操作性を確保することができ、自動車等の車両の前席シートに備えられるランバーサポートの着座乗員の腰部および/又は背部に対する支持態様を調整するランバー操作部の取付構造として、有効に利用することができる。
本発明の実施形態に係る自動車の前席シートを斜め前方から見て示した斜視図である。 図1においてシートバッククッションを取り外して示した前記前席シートの斜視図である。 乗員着座状態を示す前記前席シートの側面図である。 図3におけるY3−Y3線で切断して示したシートバックの部分横断面図である。 サイドフレーム部の図示を省略した状態で示すランバーサポート駆動機構の概略斜視図である。 シートバックのサイドサポートの表皮材に形成された脆弱部を拡大して示す断面説明図である。 ランバー操作部の全体構造を示す斜視図である。 ランバーシャフトとランバー操作部の結合構造を示す斜視図である。 ランバーシャフトとランバー操作部の組付状態を示す平面図である。
符号の説明
1 前席シート
3 シートバック
6 シートバックフレーム
7 サイドフレーム部
10 ランバーサポート装置
11 ランバーサポート
13 ランバーシャフト
15 ランバー操作部
20 サイドエアバッグ装置
21,21a,21b バッグ部
22 インフレータ
25 カバー部材
41 ノブ部
41a ノブ部の上端部
42 シャフト保持部
43 PPヒンジ
44 係止リング部
48 止め輪
M 乗員

Claims (7)

  1. 車両用シートのシートバックに設けられ、着座乗員の腰部および/又は背部を車両後方側から支持するランバーサポートと、
    前記シートバックのサイドフレームのシート幅方向における外側の側部に取り付けられ、前記ランバーサポートによる着座乗員の腰部および/又は背部に対する支持態様を調整し得るランバー操作部と、
    前記サイドフレームのシート幅方向における外側の側部に取り付けられ、衝突時にシート側部で膨張展開するバッグ部と、該バッグ部にガスを供給するインフレータと、を有するサイドエアバッグ装置と、
    を備えた車両用前席シートのランバー操作部の取付構造であって、
    前記サイドエアバッグ装置のバッグ部は、膨張展開することにより着座乗員の胸部および腰部を保護するものであり、
    前記サイドエアバッグ装置と、所定の操作状態にある前記ランバー操作部の少なくとも一部とが、シート側面視で車両前後方向に重なるように配置されている、
    ことを特徴とするランバー操作部の取付構造。
  2. 前記サイドエアバッグ装置と前記ランバー操作部との間に、前記サイドエアバッグ装置の少なくとも一部を覆うカバー部材が配設されている、ことを特徴とする請求項1に記載のランバー操作部の取付構造。
  3. 前記カバー部材と前記ランバー操作部との間に、前記シートバックのクッションパッドが配設されている、ことを特徴とする請求項2に記載のランバー操作部の取付構造。
  4. 前記ランバーサポートと前記ランバー操作部とはランバーシャフトを介して連結され、
    該ランバーシャフトと前記ランバー操作部との結合部には、ランバーシャフト側に結合されるシャフト側結合部と、該シャフト側結合部とランバー操作部側とを連繋するヒンジ部と、を備えた結合機構が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一に記載のランバー操作部の取付構造。
  5. 前記ランバー操作部は、乗員がランバーサポート操作時に把持するノブ部と、前記ランバーシャフトの一端側を保持するシャフト保持部と、を備えており、
    該シャフト保持部の外周部には、前記ランバーシャフトと前記ランバー操作部とを固定する固定部材を嵌め込むためのスリットが設けられ、
    前記固定部材は、前記スリットに車両後方から前方に向かって嵌め込まれている、
    ことを特徴とする請求項4に記載のランバー操作部の取付構造。
  6. 前記ノブ部は長手軸方向に伸長するレバー形状に形成されており、前記結合機構のヒンジ部は、前記ノブ部のレバー先端部とは逆側に位置するように配設されている、ことを特徴とする請求項5に記載のランバー操作部の取付構造。
  7. 前記結合機構のシャフト側結合部は、前記サイドエアバッグ装置のシート幅方向における外側端部よりも内方に位置している、ことを特徴とする請求項4から6の何れか一に記載のランバー操作部の取付構造。
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