JP2010110362A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面的な演出の変更に留まらず遊技者の期待度をより高められる演出を実現する弾球遊技機を提供する。
【解決手段】ぱちんこ遊技機10において、変動パターン決定手段115は、特別図柄の変動パターンと抽選値との対応関係が定められた複数のパターン選択テーブルとして、通常時に参照される通常パターン選択テーブルと、通常パターン選択テーブルとは異なる対応関係が定められた複数種の特殊パターン選択テーブルとを記憶し、複数のパターン選択テーブルのうちいずれかを参照して変動パターンを選択する。変動パターン決定手段115は、所定の第1の変動パターンを選択した場合にその次以降で参照すべきパターン選択テーブルを第1の特殊パターン選択テーブルに変更し、所定の第2の変動パターンを選択した場合にその次以降で参照すべきパターン選択テーブルを第2の特殊パターン選択テーブルに変更する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ぱちんこ遊技機等の弾球遊技機に関し、特に弾球遊技機における演出内容を制御する技術に関する。
従来、各種の弾球遊技機のうち、いわゆる第1種ぱちんこ遊技機と呼ばれていた遊技機は、遊技盤の略中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示領域に複数の図柄を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。この遊技機は、複数列の図柄変動を停止させたときの図柄の組合せが特定の態様となった場合に、通常遊技より多くの賞球が得られる、いわゆる大当たりと呼ばれる特別遊技へと移行するものとして知られている(例えば、特許文献1参照)。表示領域における図柄の変動表示は、単に複数の図柄が変動表示されるだけでなく、いわゆるリーチ画面と呼ばれる状態のように、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなる状態で変動表示の時間を通常よりも長くする等、遊技者の期待感を高めるための演出が図られている。また、図柄等の画像にキャラクタを用いて変動表示にストーリーを持たせる演出を施したり、特別遊技への移行確率を変動させる確率変動等の特定遊技の制御によっても遊技者の期待感を高めている。
特開2003−230714号公報
従来、通常遊技中に「演出モード」のような演出の系統を変化させる機能を設けて大当たりへの遊技者の期待度を高めさせようとしても、背景画像や音楽などの演出コンセプトを変更できるだけであった。そのため、演出時間の長さやリーチの頻度など、大当たりへの期待に直結しやすい演出要素までは変更できず、必ずしも十分に期待度を高めることができない場合があった。また、たとえ「演出モード」を切り替えても単なる表面的な演出の変更にすぎないと遊技者が認識してしまうおそれもあり、それでは演出制御の目的を十分に果たすことは困難であった。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、弾球遊技機における表面的な演出の変更に留まらず遊技者の期待度をより高められる演出の実現を図ることにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、始動入賞口への入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態へ移行するか否かを判定するための当否抽選を実行する当否抽選手段と、当否抽選の結果を示すための図柄である特別図柄が変動表示される特別図柄表示装置と、特別図柄の変動過程が定められた変動パターンとその変動パターンを決定するための抽選値との対応関係が定められた複数のパターン選択テーブルとして、通常時に参照される通常パターン選択テーブルと、通常パターン選択テーブルとは異なる対応関係が定められた複数種の特殊パターン選択テーブルとを記憶し、複数のパターン選択テーブルのうちいずれかを参照して変動パターンを選択する変動パターン決定手段と、を備える。当否抽選手段および変動パターン決定手段は、遊技の進行を制御する主制御装置に設けられ、複数種の特殊パターン選択テーブルには、第1の特殊パターン選択テーブルと第2の特殊パターン選択テーブルとが含まれ、変動パターン決定手段は、所定の第1の変動パターンを選択した場合にその次以降で参照すべきパターン選択テーブルを第1の特殊パターン選択テーブルに変更し、所定の第2の変動パターンを選択した場合にその次以降で参照すべきパターン選択テーブルを第2の特殊パターン選択テーブルに変更する。
ここで「通常時」は、遊技機の初期的な起動時や大当たり後において初期状態へ戻されたときなどの通常遊技の状態が特に該当し、通常遊技において「通常パターン選択テーブル」を参照する期間を指してもよい。特に、パターン選択テーブルを「通常パターン選択テーブル」から「特殊パターン選択テーブル」に変更される前の期間や「特殊パターン選択テーブル」から「通常パターン選択テーブル」に変更された後の期間を指してもよい。また「特殊パターン選択テーブル」の数は、複数であればその個数を問わない。「複数種の特殊パターン選択テーブル」には、それぞれに特定の変動パターンが対応付けられており、それらの変動パターンが選択されたことを契機に、対応する特殊パターン選択テーブルへの変更が実施されてもよい。
この態様によると、主制御装置の変動パターン決定手段によって参照されるパターン選択テーブルを特殊パターン選択テーブルに変更するため、特殊パターン選択テーブルの設計次第で変動パターンの選ばれ方を自由に変えることができる。また、変動パターンの選択結果に応じてパターン選択テーブルを変更するので、当たりの発生以外のイベントを契機として、すなわち通常遊技が続く間に変動パターンの選ばれ方を変更できる。したがって、当否抽選で当たりが出現しない間であっても、演出の系統を大きく切り替えられるだけでなく、その演出に必要な変動時間を意図をもって確保することができ、遊技者の期待をより効果的に高められる演出の実現を図ることができる。
第1の特殊パターン選択テーブルおよび第2の特殊パターン選択テーブルは、第1の特殊パターン選択テーブルの後で第2の特殊パターン選択テーブルが参照されるよう参照順序が規定されており、変動パターン決定手段は、通常パターン選択テーブルが参照される間に第1の変動パターンを選択した場合にその次以降で参照すべきパターン選択テーブルを第1の特殊パターン選択テーブルに変更し、さらに第1の特殊パターン選択テーブルが参照される間に第2の変動パターンを選択した場合にその次以降で参照すべきパターン選択テーブルを第2の特殊パターン選択テーブルに変更してもよい。この態様においても、通常遊技が続く間に変動パターンの選ばれ方を変更でき、当否抽選で当たりが出現しない間であっても、演出の系統を大きく切り替えられるだけでなく、意図する順序で演出の系統を切り替えていくことができる。また、意図する順序で演出の系統を切り替えることによって徐々に大当たりへ近づいていることを示唆することもでき、遊技者の期待をより効果的に高められる演出の実現を図ることができる。
通常パターン選択テーブルは、そのテーブルが参照される場合における第1の変動パターンの選択確率が、特殊パターン選択テーブルが参照される場合よりも高くなるように定められ、第1の特殊パターン選択テーブルは、そのテーブルが参照される場合における第2の変動パターンの選択確率が、通常パターン選択テーブルおよび第2の特殊パターン選択テーブルが参照される場合よりも高くなるように定められてもよい。この場合、第1の変動パターンや第2の変動パターンは、それぞれに対応する特殊パターン選択テーブルへの変更前におけるパターン選択テーブルが参照されるときに、相対的に選択されやすくなる。これにより、特殊パターン選択テーブルの参照順序にしたがって対応する変動パターンも選択されやすく、逆に参照順序とは無関係に変動パターンが選択されにくくなるため、演出の系統の切替順序に矛盾した変動パターンの選択を効果的に減らして演出の整合性を保つことができる。
当否抽選の結果が当たりであるか否かを演出的に示すための図柄である装飾図柄が変動表示される演出表示装置と、装飾図柄の変動過程が定められた変動演出パターンを選択するとともに、変動パターン決定手段により設定されたパターン選択テーブルの種類に応じて装飾図柄の変動表示とともに表示させるべき演出内容を設定する演出決定手段と、選択された変動演出パターンと設定された演出内容にしたがって演出表示装置に装飾図柄を変動表示させる演出表示制御手段と、をさらに備えてもよい。演出決定手段および演出表示制御手段は、遊技における演出の動作を制御する副制御装置に設けられ、演出決定手段は、第1の変動パターンが選択されたときは所定の第1の変動演出パターンを選択し、第1の特殊パターン選択テーブルが設定されたことを契機に第1の変動演出パターンとの間でストーリーの連続性を有する演出内容を設定し、第2の変動パターンが選択されたときは所定の第2の変動演出パターンを選択し、第2の特殊パターン選択テーブルが設定されたことを契機に第2の変動演出パターンとの間でストーリーの連続性を有する演出内容を設定してもよい。副制御装置は主制御装置による決定内容に沿った形で演出内容を決定するが、主制御装置による変動パターンの選択と副制御装置による変動演出パターンの選択を対応付けることで、実質的に変動演出パターンによる演出の系統や演出時間を主制御装置から選択することとなる。したがって、副制御装置だけで演出内容を決定するのと異なり表面的な演出の変化に留まらないので、大当たりへの期待に直結しやすい演出要素まで変化させて演出の効果をより高めることができる。
変動パターン決定手段は、当否抽選の結果が外れである場合に限りパターン選択テーブルを特殊パターン選択テーブルに変更してもよい。この場合、通常遊技中に限ってパターン選択テーブルが特殊パターン選択テーブルに切り替わるようになり、特に大当たりが出現するまでの演出的な変化と位置づけることができる。また、通常遊技中のような遊技者の利益に変化が出にくい期間においても効果的に遊技者の期待を高めさせることができる。
当否抽選の結果が当たりであるか否かを演出的に示すための図柄である装飾図柄が変動表示される演出表示装置と、装飾図柄の変動過程が定められた変動演出パターンを選択する演出決定手段と、選択された変動演出パターンにしたがって演出表示装置に装飾図柄を変動表示させる演出表示制御手段と、当否抽選の結果を所定個数を上限に記憶する保留制御手段をさらに備えてもよい。変動パターン決定手段は、変動パターンを選択するにあたって保留制御手段に記憶されている後続の当否抽選結果に対応する変動パターンも含めた複数回の図柄変動にわたって継続性のある複数の変動演出パターンが演出決定手段により選択されるように複数の変動パターンを順次選択してもよい。この態様によれば、複数回の図柄変動にわたる連続演出をするような場合にも演出に必要な時間を十分確保することができ、遊技者の期待をより効果的に高めさせることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体、データ構造などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明の弾球遊技機によれば、表面的な演出の変更に留まらず遊技者の期待度をより高められる演出の実現を図ることができる。
図1は、ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す。以下、弾球遊技機として従来にいういわゆる第1種ぱちんこ遊技機を例に説明する。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、および発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
透明板13は、ガラスなどにより形成され、扉14により支持される。扉14は、図示しないヒンジ機構により前枠12へ開閉可能に取り付けられる。上球皿15は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿16への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下球皿16は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。上球皿15と下球皿16の間にはスピーカ18が設けられており、遊技状態などに応じた効果音が出力される。
遊技盤50は、外レール54と内レール56により区画された遊技領域52上に、アウト口58、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、始動入賞口(以下、「始動口」という)62、センター飾り64、大入賞口66、作動口68、一般入賞口72を含む。さらに遊技領域52には、図示しない複数の遊技釘や風車などの機構が設置される。始動口62は、遊技球の入球を検出するための始動入賞検出装置74と、始動口62の拡開機構を拡開させるための普通電動役物ソレノイド76を備える。始動口62の拡開機構が拡開されたとき、始動口62の開口幅が拡がって入球容易性が向上する。始動入賞検出装置74は、始動口62への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す始動入賞情報を生成する。一般入賞口72は、遊技球の入球を検出するための一般入賞検出装置73を備える。一般入賞検出装置73は、一般入賞口72への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す一般入賞情報を生成する。大入賞口66は、遊技球の入球を検出するための入賞検出装置78と、大入賞口66を拡開させるための大入賞口ソレノイド80を備える。入賞検出装置78は、大入賞口66への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す大入賞口入賞情報を生成する。
大入賞口66は、特別図柄192が所定の態様にて停止したときに「大当たり」として開放状態となる横長方形状の入賞口である。大入賞口66はアウト口58の上方等の位置に設けられる。大入賞口66の入賞検出装置78は、遊技球の通過を検出するセンサを備えて構成される。
遊技領域52の左方に設けられた特別図柄表示装置61および遊技領域52の略中央に設けられた演出表示装置60は、それぞれの画面に特別図柄192の変動と、特別図柄192に連動する装飾図柄190を含む演出画像の変動を表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。ここで、特別図柄192は、始動口62への遊技球の落入を契機として行われる抽選の結果に対応した図柄であり、その変動表示が停止されたときの図柄態様が当たりと定められた図柄であった場合、その停止図柄が表示されたタイミングが大当たり発生タイミングとなる。特別図柄表示装置61は、例えば7セグメントLEDで構成される表示手段である。演出表示装置60は、特別図柄192の変動表示と連動する形で装飾図柄190を変動表示する液晶ディスプレイである。装飾図柄190は、特別図柄192で示される抽選の結果表示を視覚的に演出するための図柄である。演出表示装置60は、装飾図柄190として、例えばスロットマシンのゲームを模した複数列の図柄変動の動画像を画面の中央領域に表示する。演出表示装置60は、この実施例では液晶ディスプレイで構成されるが、ドラムなどの機械式回転装置やLEDなどの他の表示手段で構成されてもよい。なお、特別図柄192は必ずしも演出的な役割をもつことを要しないため、本実施例では演出表示装置60の左下方の特別図柄表示装置61にて目立たない大きさで表示させるが、特別図柄自体に演出的な役割をもたせて装飾図柄を表示させないような手法を採用する場合には、特別図柄を演出表示装置60のような液晶ディスプレイに表示させてもよい。作動口68は、遊技盤50の左側方位置に設けられる。作動口68は、通過検出装置69を含む。通過検出装置69は、作動口68への遊技球の通過を検出するセンサであり、通過時にその通過を示す通過情報を生成する。作動口68への遊技球の通過は始動口62の拡開機構を拡開させるか否かを決定する開放抽選の契機となる。作動口68を遊技球が通過すると、開放抽選の結果を示す図柄である普通図柄が普通図柄表示装置59に変動表示される。普通図柄表示装置59は演出表示装置60の右下方に設けられる。所定時間の経過後に普通図柄の変動表示が停止すると、通常、50%から80%程度の確率で始動口62が所定時間拡開する。
演出表示装置60の周囲には、センター飾り64が設けられる。センター飾り64は、遊技球の流路、特別図柄表示装置61および演出表示装置60の保護、装飾等の機能を有する。演出表示装置60の下方には、抽選保留ランプ20が設けられ、その対称的な位置である遊技領域52の右下部には、普通図柄表示装置59の下に作動保留ランプ22が設けられている。抽選保留ランプ20は、4個のランプからなり、その点灯個数によって当否抽選の保留数を表示する。当否抽選の保留数は、図柄変動中または特別遊技中に始動口62へ入賞した抽選結果の個数であり、図柄変動がまだ実行されていない入賞球の数を示す。作動保留ランプ22もまた4個のランプからなり、その点灯個数によって普通図柄変動の保留数を表示する。普通図柄変動の保留数は、普通図柄の変動中に作動口68を通過した遊技球の個数であり、普通図柄の変動がまだ実行されていない普通図柄抽選の数を示す。さらに演出表示装置60の上方および下方には、それぞれ遊技効果ランプ90が設けられている。操作ボタン82は、遊技者が遊技機へ所定の指示を入力するために操作するボタンである。操作ボタン82は、上球皿15近傍の外壁面に設けられる。
遊技者が発射ハンドル17を手で回動させると、その回動角度に応じた強度で上球皿15に貯留された遊技球が1球ずつ内レール56と外レール54に案内されて遊技領域52へ発射される。遊技者が発射ハンドル17の回動位置を手で固定させると一定の時間間隔で遊技球の発射が繰り返される。遊技領域52の上部へ発射された遊技球は、複数の遊技釘や風車に当たりながらその当たり方に応じた方向へ落下する。遊技球が一般入賞口72や始動口62、大入賞口66の各入賞口へ落入すると、その入賞口の種類に応じた賞球が上球皿15または下球皿16に払い出される。一般入賞口72等の各入賞口に落入した遊技球はセーフ球として処理され、アウト口58に落入した遊技球はアウト球として処理される。なお、各入賞口は遊技球が通過するゲートタイプのものを含み、本願において「落入」「入球」「入賞」というときは「通過」を含むものとする。
遊技球が始動口62に落入すると、特別図柄表示装置61および演出表示装置60において特別図柄192および装飾図柄190が変動表示される。特別図柄192および装飾図柄190の変動表示は、表示に先だって決定された表示時間の経過後に停止される。停止時の特別図柄192および装飾図柄190が大当たりを示す図柄である場合、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技状態である特別遊技に移行し、大入賞口66の開閉動作が開始される。このときスロットマシンのゲームを模した装飾図柄190は、3つの図柄を一致させるような表示態様をとる。特別遊技において、大入賞口66は、約30秒間開放された後、または9球以上の遊技球が落入した後で一旦閉鎖される。このような大入賞口66の開閉が所定回数、例えば15回繰り返される。
特別遊技が終了した後の通常遊技においては特定遊技の一つである変動時間短縮遊技(以下、適宜「時短」という)が開始される。変動時間短縮遊技においては、特別図柄および装飾図柄の変動時間が通常より短縮される。特別図柄および装飾図柄の変動時間は、所定の変動回数の変動表示がなされた後で元の変動時間に戻される。特別遊技が発生した場合であってそのときの当たり停止図柄が特定の態様であった場合、特別遊技の終了後に特定遊技の一つである確率変動遊技(以下、適宜「確変」という)がさらに開始される。確率変動遊技においては、通常の確率状態より当たりの確率が高い抽選が行われ、比較的早期に新たな特別遊技が発生する。
図2は、ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す。電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板102は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口62へ入賞したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板104は、液晶ユニット42を備え、演出表示装置60における表示内容や複数の可動役物140の動作、遊技効果ランプ90の点灯を制御し、特にメイン基板102による抽選結果に応じて表示内容を変動させ、その演出の進行に沿って可動役物140や遊技効果ランプ90の点灯を作動させる。メイン基板102およびサブ基板104は、遊技制御装置100を構成する。セット基板39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
図3は、本実施例におけるぱちんこ遊技機10の機能ブロックを示す。ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、始動口62、大入賞口66、一般入賞口72、作動口68、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、普通図柄表示装置59、操作ボタン82、スピーカ18、遊技効果ランプ90、可動役物140のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄変動表示や可動役物140、電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板102と、図柄の演出等を制御するサブ基板104とに機能を分担させた形態で構成される。遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子を含んで構成される。
本実施例におけるメイン基板102は、入球判定手段110、当否抽選手段112、図柄決定手段114、変動パターン決定手段115、保留制御手段116、メイン表示制御手段118、特別遊技制御手段120、特定遊技実行手段122、開閉制御手段124を備える。本実施例におけるサブ基板104は、パターン記憶手段130、図柄態様決定手段131、演出決定手段132、演出表示制御手段134、役物制御手段136を備える。なお、メイン基板102に含まれる各機能ブロックは、いずれかがメイン基板102ではなくサブ基板104に搭載されるかたちで構成されてもよい。同様に、サブ基板104に含まれる各機能ブロックは、いずれかがサブ基板104ではなくメイン基板102に搭載されるかたちで構成されてもよい。
入球判定手段110は、各入賞口への遊技球の入球を判定する。入球判定手段110は、始動入賞情報を受け取ると遊技球が始動口62に入賞したと判断し、大入賞口入賞情報を受け取ると遊技球が大入賞口66に入賞したと判断し、一般入賞情報を受け取ると遊技球が一般入賞口72に入賞したと判断する。入球判定手段110は、通過情報を受け取ると遊技球が作動口68を通過したと判断する。
当否抽選手段112は、始動口62への遊技球の入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定するために乱数の値を当否抽選値として取得する。たとえば、当否抽選値は「0」から「65535」までの値範囲から取得される。なお、本願にいう「乱数」は、数学的に発生させる乱数でなくてもよく、ハードウエア乱数やソフトウエア乱数などにより発生させる疑似乱数でもよい。当否抽選手段112は、当否判定で参照する当否テーブルを複数保持する。複数の当否テーブルには、当たりまたは外れの判定結果と当否抽選値とが対応付けられており、対応付けられた当たりの範囲設定に応じて当否確率が定まる。当否抽選手段112は、通常時には通常確率による当否判定のための当否テーブルを参照し、確率変動時には通常確率より当たりの確率が高くなる当否テーブルを参照する。当否抽選手段112は、複数の当否テーブルのうちいずれかを参照し、当否抽選値が当たりであるか否かを判定する。当否抽選手段112による判定結果は、特別図柄表示装置61において特別図柄の形で変動表示される。また、当否抽選手段112による判定結果を演出的に示す装飾図柄が演出表示装置60において変動表示される。
図柄決定手段114は、特別図柄表示装置61に表示させる特別図柄の停止図柄を、当否抽選手段112による抽選の結果に応じて決定する。また、図柄決定手段114は、普通図柄表示装置59に表示させる普通図柄の停止図柄を抽選により決定する。停止図柄は、図柄変動の終了時に表示すべき図柄である。図柄決定手段114は、特別図柄や普通図柄の停止図柄を決定するために参照すべき図柄範囲テーブルを保持する。
図柄決定手段114は、特別図柄を決定するための図柄決定抽選値を取得し、当否抽選手段112による当否判定結果と図柄決定抽選値とに応じて特別図柄の停止図柄を決定する。図柄決定手段114は、決定した停止図柄を示すデータをメイン表示制御手段118、図柄態様決定手段131、演出決定手段132へ送出する。
図柄決定手段114は、遊技球が作動口68を通過した場合に、普通図柄を決定するための抽選乱数を取得し、その抽選乱数に応じて普通図柄の停止図柄を決定する。普通図柄の停止図柄が特定の図柄であった場合、開閉制御手段124が始動口62の普通電動役物を所定時間拡開する。
変動パターン決定手段115は、当否抽選の結果に応じて複数種の変動パターンからいずれかの変動パターンを選択する。変動パターン決定手段115は、変動パターンを決定するために参照すべき複数のパターン選択テーブルを保持する。複数のパターン選択テーブルのそれぞれには、変動パターンとその変動パターンを決定するための抽選値との対応関係が定められている。複数のパターン選択テーブルには、通常時において当否抽選が外れであったときに参照される通常パターン選択テーブルと、当否抽選が当たりであったときに参照される当たり用パターン選択テーブルと、変動時間短縮時に参照される時短用パターン選択テーブルが含まれる。ここでいう変動時間短縮時とは、時短状態の場合や、当否抽選結果の保留数が3個以上になった場合をいう。また、複数のパターン選択テーブルには、通常時において当否抽選が外れであったときに参照される特別なテーブルとして、通常パターン選択テーブルとは異なる対応関係が定められた複数種の特殊パターン選択テーブルが含まれる。変動パターン決定手段115は、いずれのパターン選択テーブルを参照するかを示す情報を演出決定手段132へ送信する。
通常パターン選択テーブルおよび複数種の特殊パターン選択テーブルには、参照順序が規定されている。例えば、通常パターン選択テーブルが最初に参照され、続いて特殊パターン選択テーブルA〜Dの順に参照され、再び通常パターン選択テーブルの参照に戻る。ただし、当否抽選が当たりであった場合や、変動時間短縮時はそれぞれ対応するテーブルが参照される。また、特別遊技の発生した後は、時短状態の終了とともに通常パターン選択テーブルの参照に戻る。
通常パターン選択テーブルおよび複数種の特殊パターン選択テーブルの参照順序にしたがった参照先の切替は、所定の変動パターンが選択されたことを契機に実行する。それぞれいずれの変動パターンが選択されたときにテーブルを切り替えるかは、テーブルごとに特定の変動パターンが対応付けられている。以下、対応付けられた特定の変動パターンを「トリガーパターン」と呼ぶ。通常パターン選択テーブルおよび複数種の特殊パターン選択テーブルには、それぞれ異なる変動パターンがトリガーパターンとしてあらかじめ対応付けられている。それぞれのトリガーパターンは、テーブルの参照順序における前のテーブルが参照されるときにだけ選択され得る変動パターンであり、それ以外のパターン選択テーブルには抽選値との対応付けがなされていない。
図柄決定手段114は、決定した変動パターンを示すデータをメイン表示制御手段118、図柄態様決定手段131、演出決定手段132へ送出する。変動パターン決定手段115は、特別図柄を変動表示させるときの変動開始から停止までの変動態様が定められた複数種の変動パターンを記憶する。複数種の変動パターンは、長短様々な変動時間をもつとともに、その変動時間にて複数の図柄で構成される装飾図柄による図柄変動も実行されることを前提として規定される。各変動パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動表示時間が定められており、その変動表示時間の経過時に特別図柄および装飾図柄の変動が停止される。
保留制御手段116は、当否抽選手段112により取得された当否抽選値を保留球として保持する。当否抽選値は、その保留数が所定の上限に達するまで蓄積される。保留数の上限は4である。
メイン表示制御手段118は、当否抽選手段112による抽選の結果を、図柄決定手段114により決定された変動パターンにしたがって特別図柄の変動表示として特別図柄表示装置61に表示させる。メイン表示制御手段118は、特別図柄の変動表示を開始するタイミングと停止するタイミングにて、変動開始コマンドと変動停止コマンドを演出表示制御手段134へ送信することにより、メイン表示制御手段118および演出表示制御手段134による変動表示が同期し、連動が保たれる。メイン表示制御手段118は、普通図柄の変動を普通図柄表示装置59に表示させる。
特別遊技制御手段120は、当否抽選手段112による当否抽選結果が当たりであった場合に、特別遊技の実行処理を制御する。特別遊技は、大入賞口66の開閉動作を複数回数連続して継続する遊技であり、1回の開閉を単位とした複数回の単位遊技で構成される。単位遊技は例えば15回を上限として繰り返され、1回の単位遊技において大入賞口66を約30秒間開放させる。特別遊技制御手段120は、単位遊技の継続回数が上限回数に達していなければ、現在の単位遊技の終了後に次の単位遊技を開始させる。単位遊技の上限回数を消化した場合には、特別遊技を終了させる。
特定遊技実行手段122は、遊技状態を通常状態から特定遊技状態へ移行させる制御と、特定遊技状態から通常状態へ戻す制御を実行する。本実施例における特定遊技には、当否抽選の当選確率を通常確率の状態から高確率の状態へ切り替える確変と、図柄変動時間を通常時間より短時間へ切り替える時短とがある。
特定遊技実行手段122は、当否抽選値が確変状態へ移行すべき値であった場合に、特別遊技後の遊技状態を確変状態へ移行させる。確変状態は原則として次の大当たりが発生するまで続行され、その間は当否抽選手段112による当たり判定の確率が高い値のまま維持される。また、特定遊技実行手段122は、当否抽選値の如何に関わらず、特別遊技後に遊技状態を時短の状態へ移行させる。時短は、特別遊技後の特別図柄の変動回数が所定回数、たとえば100回に至るまで継続される。
開閉制御手段124は、始動口62の普通電動役物や大入賞口66の開閉を制御する。開閉制御手段124は、普通図柄が特定の図柄で停止されると、普通電動役物ソレノイド76に開放指示を送り、始動口62を開放させる。また、開閉制御手段124は、特別遊技中、大入賞口ソレノイド80に開放指示を送り、大入賞口66を開放させる。
パターン記憶手段130は、装飾図柄190の変動において演出表示装置60に表示させる演出的な画像内容とその表示過程が定められた複数の演出パターンを保持する。演出パターンには、装飾図柄190の変動表示における変動開始から停止までの変動過程と演出過程が定められた複数の変動演出パターンと、装飾図柄の変動表示とは別に表示されて大当たりへの期待度の高さを予告的に示唆する複数の予告演出パターンとが含まれる。
演出決定手段132は、当否抽選手段112による抽選の結果、特別図柄の停止図柄、特別図柄の変動パターンに応じて変動演出パターンを決定する。演出決定手段132は、変動演出パターンを決定するために参照すべきパターンテーブルを保持する。演出決定手段132は、決定した変動演出パターンの情報を演出表示制御手段134へ送る。
変動演出パターンには、通常の外れの図柄組合せを表示するときのパターンと、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなるリーチ状態を経て外れの図柄組合せを表示するときのパターンと、リーチ状態を経て大当たりの図柄組合せを表示するときのパターンが含まれる。特に、リーチ状態を経るときのパターンとしては、長短様々な変動時間をもつパターンが含まれる。特に、変動時間が相対的に短いリーチ変動演出パターンは「ノーマルリーチ」と呼ばれ、変動時間が相対的に長いリーチ変動演出パターンは「スーパーリーチ」と呼ばれる。各変動演出パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動時間が定められており、その変動時間の経過時に図柄変動が停止される。演出決定手段132は、特別図柄の変動パターンに応じて、変動時間が等しい演出画像の変動演出パターンを選択する。
図柄態様決定手段131は、装飾図柄の停止図柄の組合せとその配置を、当否抽選手段112による抽選の結果、特別図柄の停止図柄、特別図柄の変動パターン、装飾図柄の変動演出パターンに応じて決定する。図柄態様決定手段131は、決定した停止図柄の組合せを示す情報を演出表示制御手段134へ送信する。図柄態様決定手段131は、装飾図柄の停止図柄を決定するために参照すべき図柄範囲テーブルを保持する。
装飾図柄の停止図柄は、3つの図柄の組合せとして形成され、たとえば当否抽選手段112による判定結果が特別遊技への移行を示す場合は「777」や「111」のように3つの図柄が揃った組合せが選択される。この場合、装飾図柄として揃える数字には、特別図柄と同じ数字が選ばれるのが好ましい。たとえば、特別図柄が「3」の場合は装飾図柄が「333」となる。当否抽選手段112による判定結果が特別遊技へ移行しない旨を示す場合は、「312」や「946」のように3つの図柄が揃っていない組合せが選択される。ただし、当否判定結果が特別遊技へ移行しない旨を示す場合であって、リーチ付きの外れを示す特別図柄の変動パターンや装飾図柄の変動演出パターンが選択された場合は、「191」や「727」のように一つだけ図柄が揃っていない組合せを選択する。
予告演出パターンは、特定のキャラクタやモチーフの画像、アニメーション、映像などを一時的に画面表示させる演出パターンや、特定の音声を出力する演出パターンである。予告演出パターンによる演出は、図柄変動と並行して実行され、その図柄変動が大当たり態様にて停止する期待度が高いことを予告的に示唆する。例えば、キャラクタの画像を一つだけ画面に表示させるだけの通常予告演出や、多数のキャラクタの群れを画面の一端から他端へ通過させるように表示させる群予告演出がある。また、予告演出の表示過程を複数段階に分け、表示させる段階数を可変にして段階数が多いほど大当たりへの期待度が高くなるように設定されるステップアップ予告演出がさらに含まれる。
予告演出パターンには、装飾図柄190の表示態様がリーチ状態となった後のタイミングで演出が実行されて図柄の最終的な停止態様を予告するパターンと、装飾図柄190が一つも停止していないタイミングで演出が実行されてリーチ状態となることを同時に予告するパターンとがある。
演出決定手段132は、当否抽選の結果に応じて演出表示装置60に予告演出を表示させるか否かを所定の予告抽選により決定するとともに、表示させるべき予告演出パターンを決定する。演出決定手段132は、予告演出を表示させるか否かを決定するために参照すべき予告決定テーブルと、予告演出パターンの種類を選択するときに参照すべき予告種類テーブルとを保持する。予告決定テーブルは、当否抽選の結果に応じて異なる欄が参照されるように設定されており、当否抽選が当たりの場合は外れの場合よりも高い確率で予告演出を表示させるよう、当否抽選の結果と予告演出を表示するか否かの対応関係が定められる。これにより、予告演出が表示されること自体で大当たりへの期待度の高さを示唆することができる。
演出決定手段132は、変動パターン決定手段115により設定されたパターン選択テーブルの種類に応じて、装飾図柄190の変動表示の背後に表示させるべき演出内容として背景画像を設定する。通常パターン選択テーブルおよび複数種の特殊パターン選択テーブルには、それぞれ個別の背景画像が対応付けられており、通常パターン選択テーブルおよび複数種の特殊パターン選択テーブルの間でパターン選択テーブルが切り替えられるときに演出決定手段132が背景画像を切り替える。この背景画像は、対応するパターン選択テーブルの演出内容を象徴する内容をモチーフとしており、そのトリガーパターンや参照順序において一つ前に参照されるパターン選択テーブルとの間でストーリーの連続性を有する内容が表現される。
演出表示制御手段134は、当否抽選手段112による当否抽選の結果として、選択された変動演出パターンデータにしたがって演出表示装置60へ装飾図柄を含む演出画像を変動表示させる。演出表示制御手段134は、背景画像の切替が設定されたとき、図柄変動の終了とともに演出表示装置60に表示させる背景画像を切り替える。これにより、トリガーパターンの出現から、パターン選択テーブルおよび背景画像の切替にかけて、演出表示装置60に表示する演出内容によりストーリーが展開していく様子を遊技者に認識させることができる。
演出表示制御手段134は、予告演出を表示させる旨が演出決定手段132により決定された場合、選択された予告演出パターンにしたがった予告演出を演出表示装置60へ表示させる。演出表示制御手段134は、遊技効果ランプ90の点灯および消灯や、スピーカ18からの音声出力などの演出処理をさらに制御する。
役物制御手段136は、演出表示制御手段134から受け取る指示にしたがい、演出表示装置60における演出内容や遊技効果ランプ90の点滅過程に沿って、可動役物140を演出的に動作させる。
以上のように、メイン基板102の変動パターン決定手段115によって参照されるパターン選択テーブルを通常パターン選択テーブルおよび複数種の特殊パターン選択テーブルの間で順次変更する。したがって、特殊パターン選択テーブルにおける変動パターンと抽選値の対応関係をテーブルごとにいかに設計するかによって、変動パターンの選ばれ方を自由に変えることができる。また、変動パターンの選択結果に応じてパターン選択テーブルを変更するので、当たりの発生以外のイベントを契機として、すなわち通常遊技が続く間に変動パターンの選ばれ方を変更できる。したがって、当否抽選で当たりが出現しない間であっても、演出の系統を大きく切り替えられるだけでなく、その演出に必要な変動時間を意図をもって確保することができ、遊技者の期待をより効果的に高められる演出の実現を図ることができる。特に、スーパーリーチのような変動時間の長い変動パターンを表示するときに演出の系統を大きく切り替えることができ、切り替えの演出に十分な時間を確保することができる。
図4は、パターン選択テーブルごとの参照順序等の関係を模式的に示すテーブルの図である。参照順序テーブル300には、通常パターン選択テーブルおよび複数種の特殊パターン選択テーブルの参照順序、トリガーパターン、背景画像の対応関係が定められている。参照順序の1番目は「通常パターン選択テーブル」であり、2〜5番目は「特殊パターン選択テーブルA」から「特殊パターン選択テーブルD」までの4つである。特殊パターン選択テーブルAは、一つ前の参照順序である「通常パターン選択テーブル」が参照されるときに、トリガーパターンである「スーパーリーチe」という変動パターンが選択されたことをテーブル変更の契機とする。また、特殊パターン選択テーブルBのトリガーパターン「スーパーリーチf」が選択されたことを契機に特殊パターン選択テーブルAからBに変更される。さらに、「スーパーリーチg」が選択されたことを契機に特殊パターン選択テーブルBからCに変更され、「スーパーリーチh」が選択されたことを契機に特殊パターン選択テーブルCからDに変更される。最後に「スーパーリーチi」が選択されたことを契機に特殊パターン選択テーブルDから通常パターン選択テーブルに戻る。
また、演出決定手段132は、通常パターン選択テーブルおよび複数種の特殊パターン選択テーブルの間でテーブルを切り替えるときに、演出表示装置60の表示画面において装飾図柄190の変動表示の背後に表示すべき背景画像を切り替える。まず、通常パターン選択テーブルが参照されるときは「通常背景」という画像が選択されることが参照順序テーブル300に定められている。特殊パターン選択テーブルAに切り替えられたときは、背景画像を「特殊背景I」という画像に切り替え、特殊パターン選択テーブルBに切り替えられたときは、背景画像を「特殊背景J」という画像に切り替えることが参照順序テーブル300に定められている。特殊パターン選択テーブルCに切り替えられたときは、背景画像を「特殊背景K」という画像に切り替え、特殊パターン選択テーブルDに切り替えられたときは、背景画像を「特殊背景L」という画像に切り替えることが参照順序テーブル300に定められている。参照順序テーブル300は、変動パターン決定手段115および演出決定手段132のそれぞれに保持され、参照される。ただし、パターン選択テーブルと背景画像の対応関係のみを演出決定手段132が保持し、参照順序、トリガーパターン、パターン選択テーブルの対応関係を変動パターン決定手段115が保持する構成としてもよい。
図5は、通常パターン選択テーブルの内容を模式的に示す図である。本図の通常パターン選択テーブル200は、図4に示される通常パターン選択テーブルであって、抽選値と変動パターンの対応関係が定められている。例えば、抽選値が0〜229の場合はリーチを伴わない変動パターンが選択され、抽選値が230〜239の場合はノーマルリーチと呼ばれる変動時間の比較的短いリーチ変動パターンが選択される。抽選値が240〜255の場合はスーパーリーチと呼ばれる変動時間の比較的長いリーチ変動パターンが選択される。スーパーリーチはa〜eの5種類が対応付けられており、抽選値が240〜242のときはスーパーリーチa、抽選値が243〜245のときはスーパーリーチb、抽選値が246〜248のときはスーパーリーチc、抽選値が249〜251のときはスーパーリーチd、抽選値が252〜255のときはスーパーリーチeが選択される。通常パターン選択テーブル200は、通常遊技のうち、特に特別遊技および時短の終了後に参照開始される。通常パターン選択テーブル200において対応付けられた複数の変動パターンのうちスーパーリーチeが特殊パターン選択テーブルAへの変更契機となるトリガーパターンとして指定されている。
通常パターン選択テーブル200において、トリガーパターンであるスーパーリーチeは、他のスーパーリーチよりも若干ながら選択確率が高められている。また、スーパーリーチeは他のパターン選択テーブルには含められておらず、通常パターン選択テーブル200の参照時にのみ選択され得る変動パターンである。これにより、スーパーリーチeが出現すれば特殊パターン選択テーブルAへ変更されることを遊技者に経験的に印象づけることができ、より効果的にトリガーパターンとして特徴付けることができる。
図6は、第1の特殊パターン選択テーブルの内容を模式的に示す図である。本図の特殊パターン選択テーブル202は、図4に示される特殊パターン選択テーブルAであって、抽選値と変動パターンの対応関係が定められている。例えば、抽選値が0〜224の場合はリーチなし変動パターンが選択され、抽選値が225〜234の場合はノーマルリーチが選択される。抽選値が235〜255の場合はスーパーリーチが選択される。スーパーリーチはa〜d、fの5種類が対応付けられており、抽選値が235〜238のときはスーパーリーチa、抽選値が239〜242のときはスーパーリーチb、抽選値が243〜246のときはスーパーリーチc、抽選値が247〜250のときはスーパーリーチd、抽選値が251〜255のときはスーパーリーチfが選択される。特殊パターン選択テーブル202は、図5の通常パターン選択テーブル200が参照される通常遊技中にスーパーリーチeが選択された場合に、その図柄変動終了後から参照開始される。特殊パターン選択テーブル202において対応付けられた複数の変動パターンのうちスーパーリーチfが特殊パターン選択テーブルBへの変更契機となるトリガーパターンとして指定されている。
特殊パターン選択テーブル202において各リーチ変動パターンに対応付けられている抽選値範囲は、通常パターン選択テーブル200においてリーチ変動パターンに対応付けられた抽選値範囲より少しずつ広くなっている。したがって、通常パターン選択テーブル200から特殊パターン選択テーブル202に変更されると、若干ながらもリーチ変動パターンが選択される確率は高まる。特殊パターン選択テーブル202において、トリガーパターンであるスーパーリーチfは、他のスーパーリーチよりも若干ながら選択確率が高められている。また、スーパーリーチfは他のパターン選択テーブルには含められておらず、特殊パターン選択テーブル202の参照時にのみ選択され得る変動パターンである。これにより、スーパーリーチfが出現すれば特殊パターン選択テーブルBへ変更されることを遊技者に経験的に印象づけることができ、より効果的にトリガーパターンとして特徴付けることができる。
図7は、第2の特殊パターン選択テーブルの内容を模式的に示す図である。本図の特殊パターン選択テーブル204は、図4に示される特殊パターン選択テーブルBであって、抽選値と変動パターンの対応関係が定められている。例えば、抽選値が0〜219の場合はリーチなし変動パターンが選択され、抽選値が220〜229の場合はノーマルリーチが選択される。抽選値が230〜255の場合はスーパーリーチが選択される。スーパーリーチはa〜d、gの5種類が対応付けられており、抽選値が230〜234のときはスーパーリーチa、抽選値が235〜239のときはスーパーリーチb、抽選値が240〜244のときはスーパーリーチc、抽選値が245〜249のときはスーパーリーチd、抽選値が250〜255のときはスーパーリーチgが選択される。特殊パターン選択テーブル204は、図6の特殊パターン選択テーブル202が参照される通常遊技中にスーパーリーチfが選択された場合に、その図柄変動終了後から参照開始される。特殊パターン選択テーブル204において対応付けられた複数の変動パターンのうちスーパーリーチgが特殊パターン選択テーブルCへの変更契機となるトリガーパターンとして指定されている。
特殊パターン選択テーブル204において各リーチ変動パターンに対応付けられている抽選値範囲は、特殊パターン選択テーブル202においてリーチ変動パターンに対応付けられた抽選値範囲より少しずつ広くなっている。したがって、特殊パターン選択テーブル202から特殊パターン選択テーブル204に変更されると、若干ながらもリーチ変動パターンが選択される確率は高まる。特殊パターン選択テーブル204において、トリガーパターンであるスーパーリーチgは、他のスーパーリーチよりも若干ながら選択確率が高められている。また、スーパーリーチgは他のパターン選択テーブルには含められておらず、特殊パターン選択テーブル204の参照時にのみ選択され得る変動パターンである。これにより、スーパーリーチgが出現すれば特殊パターン選択テーブルCへ変更されることを遊技者に経験的に印象づけることができ、より効果的にトリガーパターンとして特徴付けることができる。
図8は、第3の特殊パターン選択テーブルの内容を模式的に示す図である。本図の特殊パターン選択テーブル206は、図4に示される特殊パターン選択テーブルCであって、抽選値と変動パターンの対応関係が定められている。例えば、抽選値が0〜214の場合はリーチなし変動パターンが選択され、抽選値が215〜224の場合はノーマルリーチが選択される。抽選値が225〜255の場合はスーパーリーチが選択される。スーパーリーチはa〜d、hの5種類が対応付けられており、抽選値が225〜230のときはスーパーリーチa、抽選値が231〜236のときはスーパーリーチb、抽選値が237〜242のときはスーパーリーチc、抽選値が243〜248のときはスーパーリーチd、抽選値が249〜255のときはスーパーリーチhが選択される。特殊パターン選択テーブル206は、図7の特殊パターン選択テーブル204が参照される通常遊技中にスーパーリーチgが選択された場合に、その図柄変動終了後から参照開始される。特殊パターン選択テーブル206において対応付けられた複数の変動パターンのうちスーパーリーチhが特殊パターン選択テーブルDへの変更契機となるトリガーパターンとして指定されている。
特殊パターン選択テーブル206において各リーチ変動パターンに対応付けられている抽選値範囲は、特殊パターン選択テーブル204においてリーチ変動パターンに対応付けられた抽選値範囲より少しずつ広くなっている。したがって、特殊パターン選択テーブル204から特殊パターン選択テーブル206に変更されると、若干ながらもリーチ変動パターンが選択される確率は高まる。特殊パターン選択テーブル206において、トリガーパターンであるスーパーリーチhは、他のスーパーリーチよりも若干ながら選択確率が高められている。また、スーパーリーチhは他のパターン選択テーブルには含められておらず、特殊パターン選択テーブル206の参照時にのみ選択され得る変動パターンである。これにより、スーパーリーチhが出現すれば特殊パターン選択テーブルDへ変更されることを遊技者に経験的に印象づけることができ、より効果的にトリガーパターンとして特徴付けることができる。
図9は、第4の特殊パターン選択テーブルの内容を模式的に示す図である。本図の特殊パターン選択テーブル208は、図4に示される特殊パターン選択テーブルDであって、抽選値と変動パターンの対応関係が定められている。例えば、抽選値が0〜209の場合はリーチなし変動パターンが選択され、抽選値が210〜219の場合はノーマルリーチが選択される。抽選値が220〜255の場合はスーパーリーチが選択される。スーパーリーチはa〜d、iの5種類が対応付けられており、抽選値が220〜226のときはスーパーリーチa、抽選値が227〜233のときはスーパーリーチb、抽選値が234〜240のときはスーパーリーチc、抽選値が241〜247のときはスーパーリーチd、抽選値が248〜255のときはスーパーリーチiが選択される。特殊パターン選択テーブル208は、図8の特殊パターン選択テーブル206が参照される通常遊技中にスーパーリーチhが選択された場合に、その図柄変動終了後から参照開始される。特殊パターン選択テーブル208において対応付けられた複数の変動パターンのうちスーパーリーチiが通常パターン選択テーブルへ戻される契機となるトリガーパターンとして指定されている。
特殊パターン選択テーブル208において各リーチ変動パターンに対応付けられている抽選値範囲は、特殊パターン選択テーブル206においてリーチ変動パターンに対応付けられた抽選値範囲より少しずつ広くなっている。したがって、特殊パターン選択テーブル206から特殊パターン選択テーブル208に変更されると、若干ながらもリーチ変動パターンが選択される確率は高まる。特殊パターン選択テーブル208において、トリガーパターンであるスーパーリーチiは、他のスーパーリーチよりも若干ながら選択確率が高められている。また、スーパーリーチiは他のパターン選択テーブルには含められておらず、特殊パターン選択テーブル208の参照時にのみ選択され得る変動パターンである。これにより、スーパーリーチiが出現すれば通常パターン選択テーブルへ戻ることを遊技者に経験的に印象づけることができ、より効果的にトリガーパターンとして特徴付けることができる。
図10は、変動パターンと変動演出パターンの対応関係を模式的に示す図である。本図のパターン対応テーブル210において、リーチなしパターン、ノーマルリーチ、スーパーリーチのそれぞれについて、変動パターンと変動演出パターンの対応関係が定められている。パターン対応テーブル210は、パターン記憶手段130に記憶され、演出決定手段132によって参照される。リーチなしの変動パターンにはリーチなしの変動演出パターンが対応付けられ、ノーマルリーチの変動パターンにはノーマルリーチの変動演出パターンが対応付けられる。
スーパーリーチa〜dの変動パターンには、それぞれ4つずつの変動演出パターンが対応付けられる。すなわち、スーパーリーチa〜dは、通常パターン選択テーブルおよび特殊パターン選択テーブルA〜Dのそれぞれに含まれる変動パターンであって、変動演出パターンとしてはパターン選択テーブルごとに異なるパターンが演出決定手段132により選択される。例えば、スーパーリーチaの変動パターンには、スーパーリーチa1〜a5の5種類の変動演出パターンが対応付けられ、スーパーリーチbの変動パターンには、スーパーリーチb1〜b5の5種類の変動演出パターンが対応付けられる。また、スーパーリーチcの変動パターンには、スーパーリーチc1〜c5の5種類の変動演出パターンが対応付けられ、スーパーリーチdの変動パターンには、スーパーリーチd1〜d5の5種類の変動演出パターンが対応付けられる。5種類の変動演出パターンのうちいずれが選択されるかは、通常パターン選択テーブルおよび特殊パターン選択テーブルA〜Dのいずれが参照されているかによって定まる。なお、当否抽選が当たりであった場合のパターン選択テーブルに基づいてスーパーリーチa〜dが選択された場合は、その直前に参照されていたパターン選択テーブルが通常パターン選択テーブルおよび特殊パターン選択テーブルA〜Dのいずれであるかに応じて5種類の変動演出パターンのうちいずれかが選択される。
スーパーリーチe〜iの変動パターンには、それぞれ1つずつの変動演出パターンが対応付けられる。すなわち、スーパーリーチe〜iは、通常パターン選択テーブルおよび特殊パターン選択テーブルA〜Dのうち個別に対応するテーブルにだけ含まれるパターンであるため、変動演出パターンとしては1つずつ用意してあれば足りる。例えば、スーパーリーチeの変動パターンにはスーパーリーチe1の変動演出パターンが対応付けられ、スーパーリーチfの変動パターンにはスーパーリーチf1の変動演出パターンが対応付けられ、スーパーリーチgの変動パターンにはスーパーリーチg1の変動演出パターンが対応付けられる。スーパーリーチhの変動パターンにはスーパーリーチh1の変動演出パターンが対応付けられ、スーパーリーチiの変動パターンにはスーパーリーチi1の変動演出パターンが対応付けられる。
以上のように、変動演出パターンの違いによって演出内容が異なるものの、いずれの変動演出パターンが選択されるかは、実質的には変動パターンおよびパターン選択テーブルがいずれであるかに依存する。したがって、直接的に変動演出パターンを選択するのはサブ基板104の演出決定手段132であるが、間接的ないし実質的にはメイン基板102の変動パターン決定手段115が決定している。このように変動パターン決定手段115が決定し、サブ基板104だけで演出内容を決定するのと異なり表面的な演出の変化に留まらないので、大当たりへの期待に直結しやすい演出要素まで変化させて演出の効果をより高めることができる。
図11は、通常パターン選択テーブルから特殊パターン選択テーブルA〜Dまで変更される過程を模式的に示す図である。本実施例においては、通常パターン選択テーブル、特殊パターン選択テーブルA、特殊パターン選択テーブルB、特殊パターン選択テーブルC、特殊パターン選択テーブルD、通常パターン選択テーブルの順に、演出モードを切り替える。演出モードとしては、「進軍モード」「対立モード」「拮抗モード」「優勢モード」「決着モード」のように戦争状況の展開を各モードのモチーフにし、その順序でストーリーが連続し、展開していく。
第1画面250は、通常パターン選択テーブルの参照時に表示される演出モードとして「進軍モード」を示す背景画像である。第2画面252のように「敵発見!」と表示されるスーパーリーチeの図柄変動がトリガーパターンとして出現し、第3画面254のようにスーパーリーチeが外れで停止した後、通常パターン選択テーブルから特殊パターン選択テーブルAに切り替えられる。このとき、第4画面256のように演出モードも「対立モード」の背景画像に切り替えられる。第5画面258のように「敵の攻撃!」と表示されるスーパーリーチfの図柄変動がトリガーパターンとして出現し、第6画面260のようにスーパーリーチfが外れで停止した後、特殊パターン選択テーブルAからBに切り替えられる。このとき、第7画面262のように演出モードも「拮抗モード」の背景画像に切り替えられる。第8画面264のように「反撃!」と表示されるスーパーリーチgの図柄変動がトリガーパターンとして出現し、第9画面266のようにスーパーリーチgが外れで停止した後、特殊パターン選択テーブルBからCに切り替えられる。このとき、第10画面268のように演出モードも「優勢モード」の背景画像に切り替えられる。第11画面270のように「総攻撃!」と表示されるスーパーリーチhの図柄変動がトリガーパターンとして出現し、第12画面272のようにスーパーリーチhが外れで停止した後、特殊パターン選択テーブルCからDに切り替えられる。このとき、第13画面274のように演出モードも「決着モード」の背景画像に切り替えられる。第14画面276のように「最終攻撃!」と表示されるスーパーリーチiの図柄変動がトリガーパターンとして出現し、第15画面278のようにスーパーリーチiが外れで停止した後、特殊パターン選択テーブルDから通常パターン選択テーブルに戻される。このとき、第1画面250のように演出モードも「進軍モード」の背景画像に戻される。
なお、図11の例では、1通りのストーリーの連続にしたがって通常パターン選択テーブルおよび特殊パターン選択テーブルA〜Dの参照順序が定められている。変形例としては、ストーリーが複数に枝分かれするように通常パターン選択テーブルおよび複数種の特殊パターン選択テーブルの参照順序が定められていてもよい。その場合、枝分かれの分岐となるパターン選択テーブルにおいて複数のトリガーパターンが含まれ、いずれのトリガーパターンが選択されるかに応じて次に参照されるパターン選択テーブルが決まる。
例えば、「進軍モード」「対立モード」「拮抗モード」と進んだ後に、「優勢モード」「決着モード」へ進む第1のストーリーと「劣勢モード」「籠城モード」へ進む第2のストーリーとに枝分かれして、両ストーリーとも「進軍モード」に戻る。この場合、「劣勢モード」「籠城モード」に対応するテーブルとして特殊パターン選択テーブルE,Fが用意される。「拮抗モード」において出現し得るトリガーパターンは「スーパーリーチg1」と「スーパーリーチg2」の二つである。「スーパーリーチg1」が選択されれば特殊パターン選択テーブルCに切り替えられて第1のストーリーである「優勢モード」へ進み、「スーパーリーチg2」が選択されれば特殊パターン選択テーブルEに切り替えられて第2のストーリーである「劣勢モード」へ進む。「劣勢モード」において出現し得るトリガーパターンは「スーパーリーチj」であり、「スーパーリーチj」が選択されれば特殊パターン選択テーブルFに切り替えられて「籠城モード」へ進む。「劣勢モード」「籠城モード」へ進んだときは、対応する背景画像に切り替えられる。「籠城モード」において出現し得るトリガーパターンは「スーパーリーチi」であり、「スーパーリーチi」が選択されれば通常パターン選択テーブルに切り替えられて「進軍モード」へ戻る。
別の変形例においては、「劣勢モード」からさらに「決着モード」と「籠城モード」のいずれにも進めるようさらに枝分かれする。この場合、「劣勢モード」において出現し得るトリガーパターンも「スーパーリーチj1」と「スーパーリーチj2」の二つである。「スーパーリーチj1」が選択されれば特殊パターン選択テーブルDに切り替えられて第1のストーリーの「決着モード」へ復帰し、「スーパーリーチj2」が選択されれば特殊パターン選択テーブルFに切り替えられて第2のストーリーの「籠城モード」へ進む。さらに、「籠城モード」から「決着モード」と「進軍モード」のいずれにも進めるよう枝分かれしてもよい。この場合、「籠城モード」において出現し得るトリガーパターンも「スーパーリーチk1」と「スーパーリーチk2」の二つである。「スーパーリーチk1」が選択されれば特殊パターン選択テーブルDに切り替えられて第1のストーリーの「決着モード」へ復帰し、「スーパーリーチk2」が選択されれば通常パターン選択テーブルに切り替えられて「進軍モード」へ戻る。
以上のようにストーリーを分岐させて複数通りのストーリー展開を実現することにより、1通りのストーリーしかない場合に比べて、より遊技者を飽きさせないゲーム性を提供することができる。
図12は、ぱちんこ遊技機における基本的な動作過程を示すフローチャートである。まず、遊技球が始動口62、一般入賞口72、大入賞口66などへ入賞した場合や、遊技球が作動口68を通過した場合の処理を実行し(S10)、特別遊技中でなければ(S12のN)、当否抽選などの通常遊技の制御処理を実行し(S14)、特別遊技中であれば(S12のY)、特別遊技の制御処理を実行し(S16)、S10からS16までの処理における各種入賞に応じた賞球払出を処理する(S18)。
図13は、図12におけるS14の通常遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。通常遊技制御処理において、当否抽選値の保留がなされている場合であって(S30のY)、図柄変動が表示中でなければ(S32のN)、当否抽選手段112が当否判定処理を実行する(S34)。その判定結果に応じてメイン表示制御手段118が変動表示を開始するとともに、変動開始コマンドを演出表示制御手段134へ送信し、これを受信した演出表示制御手段134が変動パターンデータにしたがって演出画像の変動表示を開始する(S36)。S30において当否抽選値が保留されていなかった場合は(S30のN)、S32からS36までの処理がスキップされ、S32において図柄変動が表示中であった場合は(S32のY)、S34およびS36の処理がスキップされる。続いて、図柄変動表示がすでに開始されていれば(S38のY)、図柄変動表示処理を実行し(S40)、図柄変動表示が開始されていないときは(S38のN)、S40をスキップする。
図14は、図13におけるS34の当否判定処理を詳細に示すフローチャートである。まず、当否抽選手段112が当否抽選値を読み出して(S42)、その当否抽選値に基づいて当否を判定する(S44)。図柄決定手段114は、当否判定結果に基づいて特別図柄の停止図柄を決定し(S46)、特別図柄の変動パターンを選択し(S48)、パターン選択テーブル設定処理を実行する(S49)。演出決定手段132は、当否判定結果および特別図柄に基づいて装飾図柄の停止図柄組合せを決定し(S50)、特別図柄の変動パターンに応じて装飾図柄の変動パターンを選択する(S52)。
図15は、図14におけるS49のパターン選択テーブル設定処理を詳細に示すフローチャートである。S48で選択された変動パターンがトリガーパターンである場合に(S54のY)、その変動パターンによる図柄変動の終了時にパターン選択テーブルを次のテーブルに変更する旨の設定をする(S55)。S54においてトリガーパターンでないときはS55をスキップする(S54のN)。
図16は、図13におけるS40の図柄変動表示処理を詳細に示すフローチャートである。まず図柄変動の画像を表示し(S56)、図柄変動の停止タイミングに至ったときは(S57のY)、図柄変動を停止させ(S58)、S55におけるパターン選択テーブルを変更する旨の設定がなされているときは(S59のY)、パターン選択テーブルを次の参照順序のテーブルに変更し(S60)、背景を対応する背景画像に変更する(S61)。パターン選択テーブルを変更する旨の設定がないときはS60とS61をスキップする(S59のN)。図柄変動の停止タイミングでない場合はS58〜S61をスキップする(S57のN)。
図17は、図12におけるS16を詳細に示すフローチャートである。まず、大入賞口66が開放済でなければ(S70のN)、演出表示制御手段134が特別遊技の演出処理を開始し(S72)、開閉制御手段124が大入賞口66を開放する(S74)。大入賞口66が開放済であればS72およびS74をスキップする(S70のY)。大入賞口66が開放されてから所定の開放時間が経過した場合(S76のY)、または、開放時間が経過していないものの(S76のN)、大入賞口66へ遊技球が9球以上入球した場合(S78のY)、開閉制御手段124が大入賞口66を閉鎖させる(S80)。開放時間が経過しておらず(S76のN)、大入賞口66への入球数も9球以上に達していない場合は(S78のN)、S80以降の処理をスキップしてS16のフローを終了する。
S80における大入賞口66の閉鎖後、単位遊技のラウンド数が15に達していた場合(S82のY)、演出表示制御手段134は特別遊技の演出処理を終了させ(S84)、特別遊技制御手段120は特別遊技を終了させる(S86)。ラウンド数が15に達していなければ(S82のN)、ラウンド数に1を加算してS16のフローを終了する(S90)。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例はあくまで例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、変形例をいくつか挙げる。
上記の実施例においては、トリガーパターンである変動パターンは、参照順序が一つ前のパターン選択テーブルによってのみ選択され得るように定められた例を説明した。変形例においては、参照順序が一つ前のパターン選択テーブルに限らず、その他のパターン選択テーブルにおいても低確率ながら選択され得る構成としてもよい。この場合もまた、トリガーパターンは特定のパターン選択テーブルの参照時において選択されやすくできる。逆に、参照順序とは無関係なタイミングでは選択されにくくなり、演出の系統の切替順序に矛盾した変動パターンの選択を効果的に減らして演出の整合性を保つことができる。
上記の実施例においては、通常パターン選択テーブルおよび特殊パターン選択テーブルA〜Dに共通する変動パターンとして、ノーマルリーチや変動パターンa〜dが含まれる構成を説明した。変形例としては、通常パターン選択テーブルおよび特殊パターン選択テーブルA〜Dのそれぞれには固有の変動パターンのみが含まれる構成としてもよい。この場合、変動パターン決定手段115が記憶する多数の変動パターンが複数のグループに分けられ、それぞれのグループに通常パターン選択テーブルおよび特殊パターン選択テーブルA〜Dのうちいずれかが一つずつ対応付けられたような構成に相当する。この場合もまた、パターン選択テーブルごとに演出の特色を出すことができ、参照順序にしたがってストーリーが展開する演出を実現することができる。
別の変形例として、変動パターン決定手段115は所定の変動パターンが選択されたときに、保留制御手段116に記憶されている後続の当否抽選結果に対応する変動パターンも含めた複数回の図柄変動にわたって継続性のある複数の変動パターンを選択し得る特殊パターン選択テーブルに切り替える構成としてもよい。この場合、複数の変動演出パターンが演出決定手段132により選択されるように変動パターン決定手段115は複数の変動パターンを順次選択する。この特殊パターン選択テーブルが参照される間は、複数回の図柄変動にわたってストーリーが連続する演出を表示することができる。このように、複数回の図柄変動にわたる連続演出をするような場合にも演出に必要な時間を十分確保することができ、遊技者の期待をより効果的に高めさせることができる。
ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。 ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す図である。 本実施例におけるぱちんこ遊技機の機能ブロックを示す図である。 パターン選択テーブルごとの参照順序等の関係を模式的に示すテーブルの図である。 通常パターン選択テーブルの内容を模式的に示す図である。 第1の特殊パターン選択テーブルの内容を模式的に示す図である。 第2の特殊パターン選択テーブルの内容を模式的に示す図である。 第3の特殊パターン選択テーブルの内容を模式的に示す図である。 第4の特殊パターン選択テーブルの内容を模式的に示す図である。 変動パターンと変動演出パターンの対応関係を模式的に示す図である。 通常パターン選択テーブルから特殊パターン選択テーブルA〜Dまで変更される過程を模式的に示す図である。 ぱちんこ遊技機における基本的な動作過程を示すフローチャートである。 図12におけるS14の通常遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。 図13におけるS34の当否判定処理を詳細に示すフローチャートである。 図14におけるS49のパターン選択テーブル設定処理を詳細に示すフローチャートである。 図13におけるS40の図柄変動表示処理を詳細に示すフローチャートである。 図12におけるS16を詳細に示すフローチャートである。
符号の説明
1 遊技盤、 52 遊技領域、 60 演出表示装置、 61 特別図柄表示装置、 112 当否抽選手段、 115 変動パターン決定手段、 116 保留制御手段、 132 演出決定手段、 134 演出表示制御手段。

Claims (6)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、
    前記始動入賞口への入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態へ移行するか否かを判定するための当否抽選を実行する当否抽選手段と、
    前記当否抽選の結果を示すための図柄である特別図柄が変動表示される特別図柄表示装置と、
    前記特別図柄の変動過程が定められた変動パターンとその変動パターンを決定するための抽選値との対応関係が定められた複数のパターン選択テーブルとして、通常時に参照される通常パターン選択テーブルと、前記通常パターン選択テーブルとは異なる対応関係が定められた複数種の特殊パターン選択テーブルとを記憶し、前記複数のパターン選択テーブルのうちいずれかを参照して前記変動パターンを選択する変動パターン決定手段と、を備え、
    前記当否抽選手段および前記変動パターン決定手段は、遊技の進行を制御する主制御装置に設けられ、
    前記複数種の特殊パターン選択テーブルには、第1の特殊パターン選択テーブルと第2の特殊パターン選択テーブルとが含まれ、
    前記変動パターン決定手段は、所定の第1の変動パターンを選択した場合にその次以降で参照すべきパターン選択テーブルを前記第1の特殊パターン選択テーブルに変更し、所定の第2の変動パターンを選択した場合にその次以降で参照すべきパターン選択テーブルを前記第2の特殊パターン選択テーブルに変更することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記第1の特殊パターン選択テーブルおよび前記第2の特殊パターン選択テーブルは、前記第1の特殊パターン選択テーブルの後で前記第2の特殊パターン選択テーブルが参照されるよう参照順序が規定されており、
    前記変動パターン決定手段は、前記通常パターン選択テーブルが参照される間に前記第1の変動パターンを選択した場合にその次以降で参照すべきパターン選択テーブルを前記第1の特殊パターン選択テーブルに変更し、さらに前記第1の特殊パターン選択テーブルが参照される間に前記第2の変動パターンを選択した場合にその次以降で参照すべきパターン選択テーブルを前記第2の特殊パターン選択テーブルに変更することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記通常パターン選択テーブルは、そのテーブルが参照される場合における前記第1の変動パターンの選択確率が、前記特殊パターン選択テーブルが参照される場合よりも高くなるように定められ、
    前記第1の特殊パターン選択テーブルは、そのテーブルが参照される場合における前記第2の変動パターンの選択確率が、前記通常パターン選択テーブルおよび前記第2の特殊パターン選択テーブルが参照される場合よりも高くなるように定められることを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記当否抽選の結果が当たりであるか否かを演出的に示すための図柄である装飾図柄が変動表示される演出表示装置と、
    前記装飾図柄の変動過程が定められた変動演出パターンを選択するとともに、前記変動パターン決定手段により設定されたパターン選択テーブルの種類に応じて前記装飾図柄の変動表示とともに表示させるべき演出内容を設定する演出決定手段と、
    前記選択された変動演出パターンと前記設定された演出内容にしたがって前記演出表示装置に前記装飾図柄を変動表示させる演出表示制御手段と、をさらに備え、
    前記演出決定手段および前記演出表示制御手段は、遊技における演出の動作を制御する副制御装置に設けられ、
    前記演出決定手段は、前記第1の変動パターンが選択されたときは所定の第1の変動演出パターンを選択し、前記第1の特殊パターン選択テーブルが設定されたことを契機に前記第1の変動演出パターンとの間でストーリーの連続性を有する演出内容を設定し、前記第2の変動パターンが選択されたときは所定の第2の変動演出パターンを選択し、前記第2の特殊パターン選択テーブルが設定されたことを契機に前記第2の変動演出パターンとの間でストーリーの連続性を有する演出内容を設定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の弾球遊技機。
  5. 前記変動パターン決定手段は、前記当否抽選の結果が外れである場合に限り前記パターン選択テーブルを前記特殊パターン選択テーブルに変更することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の弾球遊技機。
  6. 前記当否抽選の結果が当たりであるか否かを演出的に示すための図柄である装飾図柄が変動表示される演出表示装置と、
    前記装飾図柄の変動過程が定められた変動演出パターンを選択する演出決定手段と、
    前記選択された変動演出パターンにしたがって前記演出表示装置に前記装飾図柄を変動表示させる演出表示制御手段と、
    前記当否抽選の結果を所定個数を上限に記憶する保留制御手段をさらに備え、
    前記変動パターン決定手段は、前記変動パターンを選択するにあたって前記保留制御手段に記憶されている後続の当否抽選結果に対応する変動パターンも含めた複数回の図柄変動にわたって継続性のある複数の変動演出パターンが前記演出決定手段により選択されるように複数の変動パターンを順次選択することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
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