JP2010110329A5

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Publication number: JP2010110329A5
Application number: JP2010000787A
Authority: JP
Filing date: 2010-01-05
Publication date: 2011-03-10

Claims

インビトロまたはインビボの生細胞の表面上に露出されたＢ７−Ｈ３Ｌの一部に結合し、かつ、Ｂ７−Ｈ３Ｌの該露出された一部を発現するがん細胞の中に内部移行され得る、精製抗体またはその抗原結合断片。
前記がん細胞は、副腎腫瘍、エイズに関連するがん、胞状軟部肉腫、星細胞系腫瘍、膀胱がん、骨がん、脳および脊髄がん、転移性脳腫瘍、乳がん、頚動脈小体腫瘍、子宮頚癌、軟骨肉腫、脊索腫、嫌色素性腎細胞がん腫、明細胞がん腫、大腸がん、結腸直腸がん、皮膚の良性線維性組織球腫、線維形成性小円形細胞腫瘍、上衣細胞腫、ユーイング肉腫、骨外性粘液性軟骨肉腫、線維形成不全骨、骨の線維異形成、胆嚢および胆管がん、妊娠性絨毛性疾患、胚細胞腫瘍、頭部および頸部がん、島細胞腫瘍、カポジ肉腫、腎がん、白血病、脂肪腫／良性脂肪性腫瘍、脂肪肉腫／悪性の脂肪性腫瘍、肝がん、リンパ腫、肺がん、髄芽腫、黒色腫、髄膜腫、多発性内分泌異常増殖、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、神経芽腫、神経内分泌腫瘍、卵巣がん、膵臓がん、乳頭甲状腺がん、上皮小体腫瘍、小児がん、末梢神経鞘腫、褐色細胞腫、下垂体部腫瘍、前立腺がん、後方ブドウ膜黒色腫、まれな血液疾患、転移性腎がん、横紋筋様腫瘍、横紋筋肉腫、肉腫、皮膚がん、軟部組織の肉腫、扁平細胞がん、胃がん、滑膜肉腫、睾丸がん、胸腺がん腫、胸腺腫、転移性甲状腺がん、および子宮がんからのがん細胞からなる群より選択される、請求項１に記載の精製抗体またはその抗原結合断片。
請求項１に記載の抗体またはその抗原結合断片をコードする単離された核酸配列。
前記核酸はプロモータに作動可能に連結される、請求項３に記載の核酸。
前記プロモータおよび前記核酸は発現ベクターに含まれている、請求項４に記載の核酸。
前記抗体はモノクローナル抗体である、請求項３に記載の核酸。
請求項３に記載の核酸を含むベクターによって形質移入されるか、形質転換されるか、または感染された細胞株。
実質的に精製された免疫グロブリンポリペプチドまたはその抗原結合断片を産生する方法であって、
ａ．該免疫グロブリンポリペプチドまたは抗原結合断片が発現するような条件下で、請求項３に記載の核酸によって形質転換させた細胞株を成長させる工程、および
ｂ．発現した該免疫グロブリンポリペプチドまたは断片を収集する工程
を含む、方法。
請求項１に記載の精製抗体またはその抗原結合断片を産生する方法であって、該抗体またはその抗原結合断片を発現するハイブリドーマを形成する工程を含む、方法。
前記ハイブリドーマは、ＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２１７、ＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２１８、ＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２４４、およびＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２４５からなる群より選択される、請求項９に記載の方法。
請求項１に記載の精製抗体またはその抗原結合断片を薬学的に受容可能な担体とともに含む薬学的組成物であって、該抗体またはその抗原結合断片は、治療薬剤または検出可能マーカーを、Ｂ７−Ｈ３Ｌの前記露出された一部を発現する生細胞の中に送達する能力を有する、薬学的組成物。
インビトロまたはインビボの生細胞の表面上に露出されたＢ７−Ｈ３Ｌの一部に結合し、かつ、Ｂ７−Ｈ３Ｌの該露出された一部を発現する生きた細胞の中に内部移行され得る、抗体またはその抗原結合断片を、薬学的に受容可能な担体とともに含む薬学的組成物。
前記組成物は追加の治療的成分を含む、請求項１２に記載の薬学的組成物。
ＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２１７、ＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２１８、ＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２４４、およびＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２４５、またはその子孫からなる群より選択される単離された細胞株。
化学療法薬と結合された抗Ｂ７−Ｈ３Ｌ抗体を含む、該化学療法薬をがん細胞に送達するための組成物であって、
（Ａ）該がん細胞はＢ７−Ｈ３Ｌを発現し、そして、該Ｂ７−Ｈ３Ｌの一部が該がん細胞の表面上に露出され；
（Ｂ）該抗Ｂ７−Ｈ３Ｌ抗体は、該がん細胞の表面上に露出された該Ｂ７−Ｈ３Ｌの一部に結合し、かつ、該がん細胞の中に内部移行され得；そして
（Ｃ）該がん細胞は、副腎腫瘍、エイズに関連するがん、胞状軟部肉腫、星細胞系腫瘍、膀胱がん、骨がん、脳および脊髄がん、転移性脳腫瘍、乳がん、頚動脈小体腫瘍、子宮頚癌、軟骨肉腫、脊索腫、嫌色素性腎細胞がん腫、明細胞がん腫、大腸がん、結腸直腸がん、皮膚の良性線維性組織球腫、線維形成性小円形細胞腫瘍、上衣細胞腫、ユーイング肉腫、骨外性粘液性軟骨肉腫、線維形成不全骨、骨の線維異形成、胆嚢および胆管がん、妊娠性絨毛性疾患、胚細胞腫瘍、頭部および頸部がん、島細胞腫瘍、カポジ肉腫、腎がん、白血病、脂肪腫／良性脂肪性腫瘍、脂肪肉腫／悪性の脂肪性腫瘍、肝がん、リンパ腫、肺がん、髄芽腫、黒色腫、髄膜腫、多発性内分泌異常増殖、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、神経芽腫、神経内分泌腫瘍、卵巣がん、膵臓がん、乳頭甲状腺がん、上皮小体腫瘍、小児がん、末梢神経鞘腫、褐色細胞腫、下垂体部腫瘍、前立腺がん、後方ブドウ膜黒色腫、まれな血液疾患、転移性腎がん、横紋筋様腫瘍、横紋筋肉腫、肉腫、皮膚がん、軟部組織の肉腫、扁平細胞がん、胃がん、滑膜肉腫、睾丸がん、胸腺がん腫、胸腺腫、転移性甲状腺がん、および子宮がんからのがん細胞からなる群より選択される、
組成物。
前記組成物が個体に投与されることを特徴とする、請求項１５に記載の組成物。
前記抗Ｂ７−Ｈ３Ｌ抗体は、ＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２１７、ＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２１８、ＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２４４、およびＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２４５またはその子孫からなる群より選択されるハイブリドーマによって発現されるモノクローナル抗体である、請求項１５に記載の組成物。
化学療法薬と結合された有効量の抗Ｂ７−Ｈ３Ｌ抗体を含む、個体においてがん細胞の成長を阻害するための組成物であって、
（Ａ）該がん細胞はＢ７−Ｈ３Ｌを発現し、そして、該Ｂ７−Ｈ３Ｌの一部が該がん細胞の表面上に露出され；
（Ｂ）該抗Ｂ７−Ｈ３Ｌ抗体は、該がん細胞の表面上に露出された該Ｂ７−Ｈ３Ｌの一部に結合し、かつ、該がん細胞の中に内部移行され得；そして
（Ｃ）該がん細胞は、副腎腫瘍、エイズに関連するがん、胞状軟部肉腫、星細胞系腫瘍、膀胱がん、骨がん、脳および脊髄がん、転移性脳腫瘍、乳がん、頚動脈小体腫瘍、子宮頚癌、軟骨肉腫、脊索腫、嫌色素性腎細胞がん腫、明細胞がん腫、大腸がん、結腸直腸がん、皮膚の良性線維性組織球腫、線維形成性小円形細胞腫瘍、上衣細胞腫、ユーイング肉腫、骨外性粘液性軟骨肉腫、線維形成不全骨、骨の線維異形成、胆嚢および胆管がん、妊娠性絨毛性疾患、胚細胞腫瘍、頭部および頸部がん、島細胞腫瘍、カポジ肉腫、腎がん、白血病、脂肪腫／良性脂肪性腫瘍、脂肪肉腫／悪性の脂肪性腫瘍、肝がん、リンパ腫、肺がん、髄芽腫、黒色腫、髄膜腫、多発性内分泌異常増殖、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、神経芽腫、神経内分泌腫瘍、卵巣がん、膵臓がん、乳頭甲状腺がん、上皮小体腫瘍、小児がん、末梢神経鞘腫、褐色細胞腫、下垂体部腫瘍、前立腺がん、後方ブドウ膜黒色腫、まれな血液疾患、転移性腎がん、横紋筋様腫瘍、横紋筋肉腫、肉腫、皮膚がん、軟部組織の肉腫、扁平細胞がん、胃がん、滑膜肉腫、睾丸がん、胸腺がん腫、胸腺腫、転移性甲状腺がん、および子宮がんからのがん細胞からなる群より選択される、
組成物。
前記組成物を投与すると、前記化学療法薬が、前記がん細胞の中に送達される、請求項１８に記載の組成物。
前記抗Ｂ７−Ｈ３Ｌ抗体は、ＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２１７、ＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２１８、ＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２４４、およびＡＴＣＣ番号ＰＴＡ−４２４５、またはその子孫からなる群より選択されるハイブリドーマによって発現されるモノクローナル抗体である、請求項１８に記載の組成物。
個体からのサンプルにおけるがん細胞の有無を検出するための方法であって、該方法は、該個体からの細胞を抗Ｂ７−Ｈ３Ｌ抗体に接触させ、存在する場合、該細胞からのＢ７−Ｈ３Ｌと該抗体との複合体を検出することを含み、該がん細胞は、副腎腫瘍、エイズに関連するがん、胞状軟部肉腫、星細胞系腫瘍、膀胱がん、骨がん、脳および脊髄がん、転移性脳腫瘍、乳がん、頚動脈小体腫瘍、子宮頚癌、軟骨肉腫、脊索腫、嫌色素性腎細胞がん腫、明細胞がん腫、大腸がん、結腸直腸がん、皮膚の良性線維性組織球腫、線維形成性小円形細胞腫瘍、上衣細胞腫、ユーイング肉腫、骨外性粘液性軟骨肉腫、線維形成不全骨、骨の線維異形成、胆嚢および胆管がん、妊娠性絨毛性疾患、胚細胞腫瘍、頭部および頸部がん、島細胞腫瘍、カポジ肉腫、腎がん、白血病、脂肪腫／良性脂肪性腫瘍、脂肪肉腫／悪性の脂肪性腫瘍、肝がん、リンパ腫、肺がん、髄芽腫、黒色腫、髄膜腫、多発性内分泌異常増殖、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、神経芽腫、神経内分泌腫瘍、卵巣がん、膵臓がん、乳頭甲状腺がん、上皮小体腫瘍、小児がん、末梢神経鞘腫、褐色細胞腫、下垂体部腫瘍、前立腺がん、後方ブドウ膜黒色腫、まれな血液疾患、転移性腎がん、横紋筋様腫瘍、横紋筋肉腫、肉腫、皮膚がん、軟部組織の肉腫、扁平細胞がん、胃がん、滑膜肉腫、睾丸がん、胸腺がん腫、胸腺腫、転移性甲状腺がん、および子宮がんからのがん細胞からなる群より選択される、方法。