JP2010109421A - 高周波増幅器 - Google Patents

高周波増幅器 Download PDF

Info

Publication number
JP2010109421A
JP2010109421A JP2008276539A JP2008276539A JP2010109421A JP 2010109421 A JP2010109421 A JP 2010109421A JP 2008276539 A JP2008276539 A JP 2008276539A JP 2008276539 A JP2008276539 A JP 2008276539A JP 2010109421 A JP2010109421 A JP 2010109421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
value
amplification
power supply
supplied
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008276539A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5148454B2 (ja
JP2010109421A5 (ja
Inventor
Suketsugu Fujimoto
祐嗣 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DX Antenna Co Ltd
Original Assignee
DX Antenna Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DX Antenna Co Ltd filed Critical DX Antenna Co Ltd
Priority to JP2008276539A priority Critical patent/JP5148454B2/ja
Publication of JP2010109421A publication Critical patent/JP2010109421A/ja
Publication of JP2010109421A5 publication Critical patent/JP2010109421A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5148454B2 publication Critical patent/JP5148454B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

【課題】 複数の増幅手段のうち1つの動作停止を遠隔制御によって行える上に、動作を継続する増幅手段には正規の電圧の供給を継続する。
【解決手段】 VHF帯テレビジョン放送信号を増幅段6、8a、8bが増幅する。UHF帯のテレビジョン放送信号を増幅段20a、20bが増幅する。外部から電圧検知回路66に電圧が供給され、増幅段20a、20bには、+15Vの電圧を継続して供給する。外部から電圧検知回路66への電圧が+15Vを維持しているとき、スイッチ68をオンして、+15Vの電圧を増幅段6、8a、8bに供給する。外部から電圧検知回路66への電圧が、+15Vから+7.5Vに変化し、+15Vに復帰したとき、+15Vの電圧を増幅段6に非供給とするため、スイッチ68をオフにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高周波増幅器に関し、特に、異なる周波数帯の高周波信号をそれぞれ別個の高周波増幅手段によって増幅するものに関する。
上述したような異なる周波数帯の高周波信号をそれぞれ別個の高周波増幅手段によって増幅する高周波増幅器としては、例えばテレビジョン受信用のブースタがあり、例えば、VHF帯を増幅する増幅手段と、UHF帯のテレビジョン放送信号を増幅する増幅手段とを、設けたものがある。近年、地上デジタルテレビジョン放送がUHF帯で開始され、2011年には、VHF帯でのアナログテレビジョン放送は停波されることが決定されている。現在、市販されているブースタは、まだ、VHF帯での放送が行われている関係上、VHF帯用の増幅手段を備えている。VHF帯でのテレビジョン放送が停波された後も、VHF帯用の増幅手段を動作させておくのは、電力消費の観点から望ましくなく、また、テレビジョン放送用のVHF帯を将来使用する機器に妨害を与える可能性もある。この点を改善した技術として、特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1に開示された技術では、高周波増幅部は、VHF増幅回路とUHF増幅回路とを備え、高周波増幅部と分離して電源部が設けられている。電源部は、15Vの電圧と7.5Vの電圧を発生可能としてある。VHF帯での放送が行われている間には、電源部は15Vの電圧を高周波増幅部に供給する。高周波増幅部は、15Vの電圧が供給されていることを検出すると、VHF増幅回路とUHF増幅回路とに15Vの電圧を供給して、これらを動作させる。VHF帯での放送が中止されると、電源部から7.5Vの電圧を高周波増幅部に供給する。高周波増幅部は、7.5Vの電圧が供給されていることを検出すると、UHF増幅回路に7.5Vの電圧を供給して、これのみを動作させ、VHF増幅回路は、停止させる。これによって、VHF増幅回路の動作停止を遠隔制御することができる。
特開2006−33364号公報
特許文献1の技術によれば、VHF帯停波後には、7.5Vの電圧によってUHF増幅回路が動作させることになる。この場合、UHF増幅回路を構成している半導体に供給される電圧が15Vから7.5Vに低下したことにより、UHF増幅回路が充分にその性能を発揮することができない可能性がある。
本発明は、複数の増幅手段のうち少なくとも1つの動作停止を遠隔制御によって行える上に、動作を継続する増幅手段には正規の電圧の供給を継続することができる高周波増幅器を提供することを目的とする。
本発明の一態様の高周波増幅器は、高周波増幅手段を有している。この高周波増幅手段は、第1の周波数帯、例えばVHF帯の高周波信号を増幅する第1の増幅手段を有し、第2の周波数帯、例えばUHF帯の高周波信号を増幅する第2の増幅手段とを、含んでいる。高周波増幅手段は、この他に第3の増幅手段、例えば衛星放送または衛星通信信号を増幅する第3の増幅手段を有することもある。外部から電圧が供給され、第1及び第2の増幅手段に、これらが正常に動作する動作電圧を内部電源手段が供給する。前記外部からの電圧が、予め定めた第1の値の電圧であるとき、制御手段は、前記内部電源手段に、第1及び第2の増幅手段に、前記動作電圧を供給させる。前記外部からの電圧が、第1の値の電圧から、第1の値の電圧とは異なる第2の値の電圧に変化し、第1の値の電圧に復帰したとき、制御手段が、前記内部電源手段から第1の増幅手段への前記動作電圧の供給を停止させ、第2の増幅手段への前記動作電圧の供給を継続させる。なお、第2の値の電圧は、第1の値の電圧よりも小さい値とすることもできるし、大きな値とすることもできる。但し、小さい値とする方が望ましい。
このように構成された高周波増幅器では、外部から供給される電圧の値の変化に従って、第1の増幅手段の動作を停止させることができ、第1の増幅手段が停止している状態でも、第2の増幅手段には、これを正常に動作させるのに必要な動作電圧が継続して供給される。従って、第2の増幅手段は、充分にその性能を発揮することができる。
前記制御手段は、第2の値の電圧が予め定めた時間維持された後、第1の値の電圧に変化したとき、前記動作電圧の供給を停止することができる。このように構成することによって、制御手段が一時的な電圧変化によって誤動作せず、第1の増幅手段を誤って停止させることを防止できる。
前記内部電源手段は、第1の値の電圧を前記動作電圧とすることもできる。このように構成すると、内部電源手段は、第1の値の電圧を例えば定電圧化する回路などのごく簡単な回路構成とすることができ、第1の値の電圧を前記動作電圧に変換するような複雑な回路を必要としない。
前記外部から供給される電圧の第2の値の電圧には、値が異なるものを複数用意することができる。この場合、前記制御手段は、第2の値の電圧のうち、予め定めた第2の値の電圧が供給された後、第1の値の電圧または他の第2の値の電圧に変化したとき、前記内部電源手段から第1の増幅手段への前記動作電圧の供給を停止させ、第2の増幅手段への前記動作電圧の供給を継続させ、第1の値の電圧または、前記複数の第2の値の電圧のいずれかから、前記予め定めた第2の値の電圧以外の第2の値の電圧に変化し、第1の値の電圧または別の第2の値の電圧に変化したとき、前記高周波増幅手段が備える手段を制御する。高周波増幅手段が備える手段としては、例えば第2の増幅手段が備えるAGC手段や、可変フィルタや、第3の増幅手段等がある。
このように構成すると、第1の増幅手段を遠隔で停止させて、第2の増幅手段を第1の値の電圧で動作させることができる上に、高周波増幅手段が備える他の手段を遠隔制御することもできる。
第1及び第2の増幅手段の出力信号を伝送する伝送線に、前記外部からの電圧が、外部電源手段から重畳されるものとすることができる。この場合、前記外部電源手段は、第1の値の電圧を生成する電圧生成手段を有している。電圧生成手段からの第1の値の電圧を第2の値の電圧に電圧変換手段が変換する。前記電圧生成手段からの第1の値の電圧を出力後に、前記電圧変換手段から第2の値の電圧を選択手段が出力する。
以上のように、本発明によれば、第1の増幅手段を遠隔制御によって停止させた後も、第2の増幅手段に、これを正常に動作させるために必要な動作電圧を供給することができ、第2の周波数帯の高周波信号を良好に受信することができる。
本発明の1実施形態の高周波増幅器は、テレビジョン放送用のブースタであって、図1に示すように、高周波増幅手段、例えば本体部2と、これと分離されて設けられた外部電源手段、例えば電源部4とを有している。本体部2は、例えば屋外のテレビジョンアンテナの支柱等に取り付けられる。電源部4は、屋内の例えばテレビジョン受信機の側に配置されている。
本体部2は、第1の周波数帯、例えばVHF帯高域及びVHF帯低域のテレビジョン放送信号をそれぞれ増幅する第1の増幅手段、例えば増幅段6と、増幅段8a、8bとを有している。増幅段6の入力側には、前段帯域通過フィルタ10が設けられている。本体部2に設けた入力端子12には、図示しないアンテナからUHF帯及びVHF帯のテレビジョン放送信号が供給され、これらが前段帯域通過フィルタ10に供給される。VHF帯低域のテレビジョン放送信号が前段帯域通過フィルタ10によって選択され、増幅段6に供給され、ここで増幅される。増幅によって生じた不要な周波数成分が後段の帯域通過フィルタ14によって除去される。
入力端子12からのUHF帯及びVHF帯のテレビジョン放送信号のうち高域VHF帯テレビジョン放送信号が前段帯域通過フィルタ16によって選択され、増幅段8a、8bによって増幅される。この増幅によって生じた不要な周波数成分が、後段の帯域通過フィルタ18によって除去される。
第2の周波数帯、例えばUHF帯のテレビジョン放送信号をそれぞれ増幅する第2の増幅手段、例えば増幅段20a、20bが設けられている。入力端子12からのUHF帯及びVHF帯のテレビジョン放送信号のうちUHF帯テレビジョン放送信号が前段帯域通過フィルタ22によって選択され、増幅段20a、20bによって増幅される。この増幅によって生じた不要な周波数成分が、後段の帯域通過フィルタ24によって除去される。
第3の周波数帯、例えば衛星放送または(及び)衛星通信信号の中間周波信号をそれぞれ増幅する第3の増幅手段、例えば増幅段26a、26bが設けられている。増幅段26aの前段には、衛星放送信号または(及び)衛星通信信号の中間周波信号を通過させる帯域通過フィルタ28が設けられており、これには本体部2に設けた入力端子30から衛星放送信号または(及び)衛星通信信号の中間周波信号が供給されている。この中間周波信号は、衛星放送または(及び)衛星通信受信用アンテナに設けた衛星放送または(及び)衛星通信受信用コンバータ(図示せず)から入力端子30に供給されている。衛星放送信号または(及び)衛星通信信号の中間周波信号は、帯域通過フィルタ28を介して増幅段26aに供給されて、増幅され、さらに増幅段26bによって増幅される。この増幅によって生じた不要周波数成分が、後段の帯域通過フィルタ32によって、除去される。
各後段帯域通過フィルタ14、18、24、32の出力信号は、直流阻止コンデンサ34、36、38、40を介して、本体部2に設けた出力端子42に供給される。出力端子42は、伝送線路、例えば同軸ケーブル44を介して電源部4の入力端子46に接続されている。
電源部4では、入力端子46に供給された各後段帯域通過フィルタ14、18、24、32の出力信号は、電源挿入器48を介して出力端子50に供給され、ここから図示していないテレビジョン受信機に供給される。電源部4は、電圧生成手段、例えば電源回路52を有している。この電源回路52は、コンセント54を介して供給された商用交流電圧から第1の値の直流電圧、例えば15Vの直流電圧を生成する。この15Vの直流電圧は、電圧変換手段、例えば電圧変更回路56にも供給され、ここで第1の値の電圧と値の異なる第2の値の電圧、例えば7.5Vの電圧に変換される。15Vの電圧と7.5Vの電圧は、選択手段、例えば切換スイッチ58に供給され、切換スイッチ58によって選択されたものが、電源挿入器48、入力端子46、同軸ケーブル44を介して本体部2の出力端子42に供給される。
切換スイッチ58は、選択手段制御手段、例えば切換スイッチ制御部60によって行われ、切換スイッチ制御部60は、電源部4に設けた手動操作部、例えば手動操作スイッチ62が操作されたとき、切換スイッチ58の制御を行う。即ち、手動操作スイッチ62が操作されていないとき、図2に示すように、切換スイッチ58は15Vの電圧を選択している。手動操作スイッチ62が操作されたとき、切換スイッチ制御部60は、7.5Vの電圧を選択し、予め定めた一定時間T、例えば停電と間違われない程度の時間だけ、7.5Vを維持し、その後、直ちに電圧を変化させ、例えば15Vの電圧に復帰させる。
この切換スイッチ58からの電圧DVは、上述したように電源挿入器48、入力端子46、同軸ケーブル44を介して本体部2の出力端子42に供給される。出力端子42には、高周波阻止コイル64が接続され、これを介して電源部4からの電圧は、電圧検知回路66に供給される。
電圧検知回路66は、供給された電圧DVを、例えば+15Vに定電圧化して、出力する内部電源手段を含み、この電圧DVは直接に増幅段20a、20b、26a、26bに供給されている。また、この電圧DVは高周波阻止コイル68を介して入力端子30に供給され、入力端子30から衛星放送または(及び)衛星通信受信用コンバータにも、供給されている。これら増幅段20a、20b、26a、26b、衛星放送または(及び)衛星通信受信用コンバータは、これらが正常に動作する動作電圧が+15Vに構成されている。なお、符号70で示すのは、直流阻止コンデンサである。また、+15Vの電圧は、切換手段、例えばスイッチ68を介して増幅段6、8a、8bに供給されている。スイッチ68がオンのときに、増幅段6、8a、8bには+15Vの電圧が供給され、スイッチ68がオフのときに、増幅段6、8a、8bには電圧は全く供給されず、増幅段6、8a、8bは動作しない。増幅段6、8a、8bも、これらが正常に動作する動作電圧が+15Vに構成されている。
電圧検知回路66は、例えばCPUも含み、CPUは、図3に示すように、供給された電圧DVが7.5V以下であるか判断する(ステップS2)。この判断の答えがノーの場合には、スイッチ68をオンさせて(ステップS4)、ステップS2に戻る。従って、電圧DVが例えば同軸ケーブル44の伝送中に電圧降下して+15Vを維持していなくても、+7.5V以下に低下していない限り、スイッチ68はオンされ、増幅段6、8a、8b、20a、20b、26a、26bには、動作電圧が供給され、これらは全て正常に動作し、VHF帯高域、VHF帯低域、UHF帯のテレビジョン放送信号、衛星放送または(及び)衛星通信中間周波信号は増幅される。
ステップS2の判断の答えがイエスの場合、予めリセットされているタイマtでカウントを行い(ステップS6)、電圧DVが+15V以上であるか判断する(ステップS8)。この判断の答えがノーの場合、ステップS6から再び実行する。ステップS8の判断の答えがイエスになると、タイマtのカウント値が、予め定めた時間Tであるか判断し(ステップS10)、その答えがイエスの場合には、+7.5Vの電圧が時間T継続したので、増幅段6、8a、8bの動作停止指示と判断して、スイッチ68をオフとする(ステップS12)。これによって、増幅段6、8a、8bへ動作電圧は供給されず、これらは動作しない。スイッチ68は、オフされると、次にオンの指示が与えられるまで、オフ状態を維持するものである。ステップS12に続いて、再びステップS2から実行される。ステップS12の判断の答えがノーの場合、停止指示ではないと判断されるので、タイマtをリセットし(ステップS14)、ステップS2から再び実行する。
このCPUとスイッチ68とが制御手段を構成している。
このように、この実施形態によれば、一時的に電源部4から供給される電圧の値を変化させることによって、スイッチ68を切り換えて、VHF帯増幅用の増幅段6、8a、8bの動作を停止させ、UHF帯増幅用の増幅段20a、20b、衛星放送または(及び)衛星通信中間周波信号用の増幅段26a、26b、衛星放送または(及び)衛星通信受信用コンバータには、+15Vの電圧が継続して供給されているので、これらを正常に動作させることができる。なお、電圧DVが+7.5Vに変化しても、電圧検知回路66において定電圧化されて、UHF帯増幅用の増幅段20a、20b、衛星放送または(及び)衛星通信中間周波信号用の増幅段26a、26b及び衛星放送または(及び)衛星通信受信用コンバータに供給されているし、また+7.5Vに変化する時間Tは、停電と誤認されないような短い時間であるので、電圧DVが+7.5Vに変化しても、電圧検知回路66において定電圧化されて、UHF帯増幅用の増幅段20a、20b、衛星放送または衛星通信中間周波信号用の増幅段26a、26b及び衛星放送または(及び)衛星通信受信用コンバータに供給されているので、これらの動作に影響はない。
上記の実施形態では、+15Vで動作するように通常設計される衛星放送または(及び)衛星通信中間周波信号用の増幅段26a、26b、衛星放送または(及び)衛星通信受信用コンバータを使用しているので、第1の値の電圧は、+15Vとしたが、増幅段26a、26bを使用しないで、VHF帯及びUHF帯用の増幅段のみを使用する場合には、第1の値の電圧として他の電圧、例えば+10Vや+5Vを使用することもできる。また、第1の値の電圧として+15Vを使用した関係上、電圧変動があっても、第2の値の電圧と誤認することを防止するために、第2の値の電圧として+7.5Vを使用したが、他の値の電圧、例えば第1の値の電圧が+15Vの場合、+10Vまたは+5Vとすることもできる。また、第2の値の電圧は、第1の値の電圧よりも小さい値としたが、電源部4の構成が幾分複雑になるが、第1の値よりも高い値の電圧を、第2の値の電圧として使用することもできる。
上記の実施形態では、第2の値の電圧として+7.5Vのみを使用したが、第2の値の電圧を、+7.5V以外にも設け、例えば+10V、+5Vのように複数設け、+15Vから+7.5Vに変化したときには、上述したようにスイッチ68を制御し、図4(a)に示すように+15Vから+5Vに変化して+15Vに復帰したときや、+15Vから+10Vに変化して+15Vに変化したとき、本体部2内の別の機器を制御することもできる。例えば増幅段6、8a、8b、20a、20b、26a、26bがAGC手段を備えている場合、+5Vのときに増幅段6、8a、8bのAGC手段をオフとし、+10Vのときに増幅段20a、20b、26a、26bのAGC手段をオフとしたりすることができる。この他、スイッチ68と同様なスイッチを増幅段26a、26bに対して設けておいて、衛星放送または(及び)衛星通信中間周波信号が入力されないことが判明しているなら、+5Vの電圧が供給されたとき、このスイッチをオフとする場合や、UHF帯の前段及び後段帯域通過フィルタ22、24を遮断周波数が可変のものとして、この高周波増幅器の使用地域における地上デジタル放送の周波数に応じて、これらフィルタ22、24の遮断周波数を変化させることに使用する場合もある。
なお、図4(a)では、+7.5V、+5V、+10Vに変化した後、+15Vに戻るように示したが、同図(b)に示すように、+7.5Vから+5Vに変化させたり、同図(c)に示すように、+5Vから+10Vに変化させることもできる。これらの場合でも、各電圧に変化したことにより、これら電圧に割り当てられている制御が行われる。いずれの場合でも、+15V以外の電圧の変化は、予め定めた時間T継続される。
上記の実施形態では、VHF帯高域とVHF帯低域用に別個の増幅段6、8a、8bを設けたが、1台の増幅段でVHF帯全域を増幅することもできる。また、増幅段20a、26aの前段には帯域通過フィルタ22、28を設けたが、これらに代えて高域通過フィルタを使用することもできる。また、衛星放送または衛星通信中間周波信号増幅用に増幅段26a、26bを設けたが、これらを除去することもできる。
本発明の1実施形態の高周波増幅器のブロック図である。 図1の高周波増幅器の電源部の電圧変化の状態を示す波形図である。 図1の高周波増幅器の電圧検知回路の動作を示すフローチャートである。 図1の高周波増幅器の変形例における電源部の電圧変化の状態を示す波形図である。
符号の説明
2 本体部(高周波増幅手段)
4 電源部(外部電源手段)
6 8a 8b 増幅段(第1の高周波増幅手段)
20a 20b 増幅段(第2の高周波増幅手段)
66 電圧検知回路(制御手段、内部電源手段)
68 スイッチ(制御手段)

Claims (5)

  1. 第1の周波数帯の高周波信号を増幅する第1の増幅手段と、第2の周波数帯の高周波信号を増幅する第2の増幅手段とを含む、高周波増幅手段と、
    外部から電圧が供給され、第1及び第2の増幅手段に、これらが正常に動作する動作電圧を供給する内部電源手段と、
    前記外部からの電圧が、予め定めた第1の値の電圧であるとき、前記内部電源手段に、第1及び第2の増幅手段に、前記動作電圧を供給させ、前記外部からの電圧が、第1の値の電圧から、第1の値の電圧とは異なる第2の値の電圧に変化し、第1の値の電圧に復帰したとき、前記内部電源手段から第1の増幅手段への前記動作電圧の供給を停止させ、第2の増幅手段への前記動作電圧の供給を継続させる制御手段とを、
    具備する高周波増幅器。
  2. 請求項1記載の高周波増幅器において、前記制御手段は、第2の値の電圧が予め定めた時間維持された後、第1の値の電圧に変化したとき、前記動作電圧の供給を停止する高周波増幅器。
  3. 請求項1または2記載の高周波増幅器において、前記内部電源手段は、第1の値の電圧を前記動作電圧として出力する高周波増幅器。
  4. 請求項1乃至3いずれか記載の高周波増幅器において、前記外部から供給される電圧の第2の値の電圧は、値が異なるものが複数用意され、前記制御手段は、第2の値の電圧のうち、予め定めた第2の値の電圧が供給された後、第1の値の電圧または他の第2の値の電圧に変化したとき、前記内部電源手段から第1の増幅手段への前記動作電圧の供給を停止させ、第2の増幅手段への前記動作電圧の供給を継続させ、第1の値の電圧または、前記予め定めた第2の値の電圧から、他の第2の値の電圧に変化し、第1の値の電圧または別の第2の値の電圧に変化したとき、前記高周波増幅手段が備える手段を制御する高周波増幅器。
  5. 請求項1乃至3いずれか記載の高周波増幅器において、第1及び第2の増幅手段の出力信号を伝送する伝送線に、前記外部からの電圧が、外部電源手段から重畳され、
    前記外部電源手段は、第1の値の電圧を生成する電圧生成手段と、第1の値の電圧を第2の値の電圧に変換する電圧変換手段と、前記電圧生成手段からの第1の値の電圧を出力後に、前記電圧変換手段から第2の値の電圧を出力する選択手段とを、具備する高周波増幅器。
JP2008276539A 2008-10-28 2008-10-28 高周波増幅器 Expired - Fee Related JP5148454B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008276539A JP5148454B2 (ja) 2008-10-28 2008-10-28 高周波増幅器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008276539A JP5148454B2 (ja) 2008-10-28 2008-10-28 高周波増幅器

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010109421A true JP2010109421A (ja) 2010-05-13
JP2010109421A5 JP2010109421A5 (ja) 2011-12-15
JP5148454B2 JP5148454B2 (ja) 2013-02-20

Family

ID=42298477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008276539A Expired - Fee Related JP5148454B2 (ja) 2008-10-28 2008-10-28 高周波増幅器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5148454B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012231240A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Nippon Antenna Co Ltd ブースター
JP2013126201A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Harada Ind Co Ltd チューナブルアンテナ制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004153310A (ja) * 2002-10-28 2004-05-27 Toshiba Corp 無線通信装置
JP2006203360A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Maspro Denkoh Corp 共同受信用増幅装置,及び,共同受信システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004153310A (ja) * 2002-10-28 2004-05-27 Toshiba Corp 無線通信装置
JP2006203360A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Maspro Denkoh Corp 共同受信用増幅装置,及び,共同受信システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012231240A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Nippon Antenna Co Ltd ブースター
JP2013126201A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Harada Ind Co Ltd チューナブルアンテナ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5148454B2 (ja) 2013-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101363955B1 (ko) 대기전력 최소화를 위한 방송수신장치 및 그 방법
US20090021649A1 (en) Video apparatus and method for supplying power thereof
JP2010087954A (ja) 受信回路
CN102064841A (zh) Ask/ook射频接收电路
JP5148454B2 (ja) 高周波増幅器
JP2007288500A (ja) Am及びfm放送受信回路
JP4855889B2 (ja) 光加入者端末装置
JP2010109421A5 (ja)
JP2007282094A (ja) 無線受信装置
KR20070077572A (ko) 튜너의 저잡음증폭기 제어회로
KR101481031B1 (ko) 튜너용 입력 분리 장치 및 그것을 포함하는 스위칭 시스템
JP2011029909A (ja) ブースタ
US20150222473A1 (en) Reception device and reception method
RU2416886C2 (ru) Аудиовыходное устройство и телевизионный приемник
JP4609798B2 (ja) 電源分離型ブースタ
JP2010114789A (ja) 高周波機器
CN101312508A (zh) 一种卫星数字视频广播接收电路及其信号接收方法
JP2006033364A (ja) 高周波増幅装置
JP5727199B2 (ja) 電子機器
US8903020B2 (en) Radio signal receiving system
JP4614342B2 (ja) ブロックコンバータ装置
KR20070055148A (ko) Rf 스위치장치
CN103200435A (zh) 机顶盒、用于机顶盒的控制方法及电视信号传输系统
JP2010136167A (ja) 光受信機
KR20080017952A (ko) 알에프 스위치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111028

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees