JP2010108893A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】別途の加熱手段なしで、燃料電池から発生する熱の再循環によって水素貯蔵タンクに安定的に熱を供給することが可能な燃料電池システムの提供。
【解決手段】収容空間を有するタンクケース128の内部に水素貯蔵タンク122を備えた水素貯蔵コンテナー120と、水素貯蔵タンク122から脱蔵される水素を受け取って電気を発生させる燃料電池160と、燃料電池160から放出される高温の未反応水素をタンクケース128に供給する連結ダクト180とを含む燃料電池システム100を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池システムに係り、さらに詳しくは、燃料電池から発生する熱の再循環によって水素貯蔵タンクに安定的に熱を供給することが可能な燃料電池システムに関する。
最近、携帯用小型電子機器、例えば携帯電話、PDA、デジタルカメラ、ノートブックPCなどの使用が増加しており、特に、携帯電話用DMB放送が開始するにつれて、携帯用小型端末機における電源性能の向上が要求されている実情である。
現在、一般に使用されているリチウムイオン2次電池は、その容量がDMB放送を2時間程度視聴することが可能な水準であり、性能向上が進んではいるが、より根本的な解決方案として、高容量の電源供給が可能でさらにコンパクトな燃料電池に対する期待が大きくなっている。
一般に、燃料電池は、燃料(水素、LNG、LPG、メタノールなど)と空気の化学エネルギーを電気化学的反応によって電気および熱に直接変換させる装置であって、燃料の燃焼、蒸気発生、タービン駆動および発電機駆動の過程を取る既存の発電技術とは異なり、燃焼過程または駆動装置がないので、効率が高いうえ、環境問題を誘発しない新しい概念の発電技術である。
燃料電池は、使用される電解質の種類によって、アルカリ型燃料電池(Alkaline Fuel Cell、AFC)、リン酸型燃料電池(Phoshoric Acid Fuel Cell、PAFC)、溶融炭酸塩型燃料電池(Molten Carbonate Fuel Cell、MCFC)、および高分子電解質型燃料電池(Polymer Electrolyte Membrane Fuel Cell、PEMFC)に分けられる。これらの中でも、高分子電解質型燃料電池(PEMFC)は、水素ガスを直接燃料として用いるプロトン交換膜燃料電池(Proton Exchange Membrane Fuel Cell、PEMFC)と、液状のメタノールを直接燃料として用いる直接メタノール燃料電池(Direct Methanol Fuel Cell)に細分化することができる。
高分子電解質型燃料電池(PEMFC)は、他の燃料電池に比べて比較的低温で作動し、出力密度が大きいので、小型化および軽量化が可能である。このような理由により、高分子電解質型燃料電池(PEMFC)は、自動車などの可搬型(transportable)電源、住宅または公共機関の分散用電源(on−site)および電子機器用小型電源として非常に適するから、これに関する開発が盛んに行われている。
このような高分子電解質型燃料電池の商用化のためには、安定的な水素の生産および供給が先決されるべき最も重要な技術的問題である。このための一つの方法として、水素吸蔵合金(metal hydride)を用いて多量の水素を水素貯蔵タンクに貯蔵した状態で燃料電池に水素ガスを供給する、水素吸蔵合金に基づいた燃料電池が注目を浴びている。ところが、水素吸蔵合金は、水素ガスを放出するために熱の吸収が要求されるので、水素貯蔵タンクに安定的な熱吸収が考案されなければならない。
図1および図2には従来の技術に係る水素貯蔵タンクに熱を供給するための手段を備えた燃料電池システムを示す図である。
図1を参照すると、従来の技術1に係る燃料電池システム10は、別途の加熱手段40を含んでなり、前記加熱手段40が水素貯蔵タンク20に熱を供給することにより、水素貯蔵タンク20に貯蔵された水素を燃料電池30に安定的に供給することができるようにした。
また、図2を参照すると、従来の技術2に係る燃料電池システム10’は、従来の技術1と同様にバーナーなどの加熱手段40を備えるが、この加熱手段40の駆動には連結ダクト50を介して供給される燃料電池30の未反応水素を利用した。
ところが、従来の技術1および2による場合、別途の加熱手段40が必須的に備えられなければならないため、装置の全体サイズが増加し、これにより装置構造が複雑になるという問題点があった。それだけでなく、加熱手段40は水素貯蔵タンク20と共に装置の危険性を増大させるという問題点があった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、別途の加熱手段なしで、燃料電池から発生する熱の再循環によって水素貯蔵タンクに安定的に熱を供給することが可能な燃料電池システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、燃料電池から発生する熱を簡単な構造によって伝導および対流の方法で水素貯蔵タンクに供給することが可能な燃料電池システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある観点によれば、収容空間を有するタンクケースの内部に水素貯蔵タンクを備えた水素貯蔵コンテナーと、前記水素貯蔵タンクから脱蔵される水素を受け取って電気を発生させる燃料電池と、前記燃料電池から放出される高温の未反応水素を前記タンクケースに供給する連結ダクトとを含む燃料電池システムを提供する。
本発明に係る燃料電池システムにおいては、水素貯蔵コンテナーが六面体構造を持つことが好ましい。
本発明に係る燃料電池システムにおいては、水素貯蔵タンクの外壁に、タンクケースの収容空間に延長されるように設けられ、未反応水素の流れを制御するチャネルが備えられていることが好ましい。
本発明に係る燃料電池システムにおいては、燃料電池が、熱接着剤層を介して水素貯蔵コンテナーに付着していることが好ましい。
本発明に係る燃料電池システムにおいては、燃料電池が、水素貯蔵コンテナーに多数付着していることが好ましい。
本発明に係る燃料電池システムにおいては、水素貯蔵タンクから脱蔵される水素の圧力を調節して燃料電池に供給する圧力調節器をさらに含むことが好ましい。
本発明に係る燃料電池システムにおいては、連結ダクトに、タンクケースに供給される未反応水素の流量を制御する流量制御弁が取り付けられていることが好ましい。
本発明に係る燃料電池システムにおいては、燃料電池から放出される未反応水素を回収して燃料電池に再供給する回収ダクトをさらに含むことが好ましい。
本発明に係る燃料電池システムにおいては、水素貯蔵コンテナーの一側に、大気中の空気または燃料電池からの排出熱を水素貯蔵コンテナーに送風するための空気循環ファンが設置されていることが好ましい。
本発明に係る燃料電池システムにおいては、水素貯蔵コンテナーの一側に、水素貯蔵タンクに熱を供給するための補助加熱手段が備えられていることが好ましい。
本発明の特徴および利点らは、添付図面に基づいた次の詳細な説明からさらに明白になるであろう。これに先立ち、本明細書および請求の範囲に使用された用語または単語は、通常的で辞典的な意味で解釈されてはならず、発明者が自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に基づき、本発明の技術的思想に符合する意味と概念で解釈されなければならない。
本発明に係る燃料電池システムは、燃料電池を水素貯蔵タンクに熱接着剤層を介して付着させることにより、燃料電池から発生する熱を伝導伝熱によって水素貯蔵タンクに供給することにより、水素貯蔵タンクを加熱するための別途の加熱手段が要求されない。
本発明に係る燃料電池システムは、燃料電池から放出される高温の未反応水素をタンクケースに供給し、高温の未反応水素が水素貯蔵タンクに熱を対流伝熱によって供給することにより、水素貯蔵タンクを加熱するための加熱手段が要求されない。
本発明に係る燃料電池システムは、燃料電池から放出される高温の未反応水素を燃料電池に再供給することにより、水素使用効率を増大させることができる。
本発明に係る燃料電池システムは、空気循環ファンを介して大気中の空気および/または燃料電池の運転排出熱を水素貯蔵タンク側に送風することにより、水素貯蔵タンクに熱を供給することができる。
従来の技術1に係る燃料電池システムを示す概略図である。 従来の技術2に係る燃料電池システムを示す概略図である。 本発明の好適な実施例に係る燃料電池システムの概略断面図である。 本発明の好適な実施例に係る多数の燃料電池を備えた燃料電池システムの概略斜視図である。 本発明の好適な実施例に係るタンクケース内のチャネル形状の一例を示す図である。 本発明の好適な実施例に係るタンクケース内のチャネル形状の他の例を示す図である。 本発明の好適な実施例に係るタンクケース内のチャネル形状の更に他の例を示す図である。 本発明の好適な実施例に係る燃料電池の作動原理を示す図である。
本発明の目的、特定の利点および新規の特徴は、添付図面に連関付けられる以下の詳細な説明と好適な実施例からさらに明白になるであろう。本発明において、各図面の構成要素に参照番号を付加するにおいて、同一の構成要素については、他の図面上に示されても、出来る限り同一の番号を付することに留意すべきであろう。なお、本発明を説明するにおいて、関連した公知の技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を無駄に乱すおそれがあると判断される場合、その詳細な説明は省略する。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。図3は本発明の好適な実施例に係る燃料電池システムの概略断面図、図4は本発明の好適な実施例に係る多数の燃料電池を備えた燃料電池システムの概略斜視図、図5A〜図5Cは本発明の好適な実施例に係るタンクケース内のチャネル形状を示す図、図6は本発明の好適な実施例に係る燃料電池の作動原理を示す図である。
図3及び図4を参照しながら、本発明の好適な実施例に係る燃料電池システム100について説明する。
図3および図4に示すように、本発明に係る燃料電池システム100は、水素貯蔵コンテナー120、燃料電池160、および燃料電池160の未反応水素を水素貯蔵コンテナー120に供給する連結ダクト180を含んでなるものである。
水素貯蔵コンテナー120は、所定の収容空間を有するタンクケース128の内部に水素貯蔵タンク122が備えられた構造を持つ。ここで、水素貯蔵コンテナー120は、その形状に限定はないが、後述するように、燃料電池160が水素貯蔵コンテナー120に容易に付着できるように平面型構造(六面体構造)を持つことが好ましい。
水素貯蔵タンク122は、水素吸蔵合金を貯蔵し、貯蔵された水素吸蔵合金から水素を脱蔵させて燃料電池160に供給するためのものであって、内部に水素吸蔵合金を貯蔵するための所定の内部空間を備える。
ここで、水素吸蔵タンク122の外壁には、タンクケース128の収容空間に延長されるように設けられ、未反応水素の流れを制御するチャネル126が備えられている。このチャネル126に対しては図5を参照して後述する。
また、水素吸蔵タンク122は、脱蔵された水素が燃料電池160に供給できるように供給ダクト124を介して燃料電池160に連結されていることが好ましい。この際、燃料電池160に供給される水素の圧力を調節するために、供給ダンク124には圧力調節器(pressure regulator)が設置されることが好ましい。
タンクケース128は、水素貯蔵タンク122から燃料電池160に供給された水素のうち、化学反応に参加していない高温の未反応水素が再供給される空間を提供することにより、水素貯蔵タンク122に高温の未反応水素の熱を供給するためのもので、所定の収容空間を持つように備えられる。
一般に、燃料電池160は80%程度の燃料利用効率を示すので、燃料電池160に供給された水素の20%程度は燃料電池160の化学反応に参加しない。従来ではこのような高温の未反応水素を大気に放出したが、本発明は、未反応水素を放出せずに未反応水素を再循環させることにより、未反応水素の熱エネルギーを再利用することが可能な燃料電池システムを提案する。すなわち、燃料電池160の化学反応から発生する熱によって高温の状態になった未反応水素をタンクケース128に供給して循環させることにより、水素貯蔵タンク122に対流伝熱によって熱を供給する。
ここで、タンクケース128の一側には、連結ダクト180に連結されて未反応水素が流入できるように流入部が設けられており、その他側にはタンクケース128を循環してから未反応水素を排出する排出部が設けられている。
また、タンクケース128の内部には、高温の未反応水素と水素貯蔵タンク122との接触時間を増大させることにより、対流伝熱効率を高めることができるように、水素貯蔵タンク122の外壁からタンクケース128の内壁に延設されたチャネル126が備えられる。このチャネル126については図5を参照して後述する。
一方、水素貯蔵タンク122とタンクケース128との間には、水素吸蔵合金から脱蔵される水素が外部に排出されることを防止することができるようにシーリング部材(図示せず)が備えられていることが好ましい。
燃料電池160は、水素吸蔵タンク122から脱蔵される水素を受け取って電気を発生させるためのものであって、供給ダクト124を介して水素貯蔵タンク122に連結される。
ここで、燃料電池160は、両側面を構成するアノード電極164とカソード電極162との間に電解質膜166が介在されている通常の電解質膜−電極接合体の構造を持つことができる。この際、燃料電池160は、単一の電解質膜−電極集合体で構成してもよく、単一の電解質膜−電極集合体が積層されたスタック構造で構成してもよい。図示の便宜上、図3および図4には燃料電池160が単一の電解質膜−電極集合体を持つことが示されている。一方、この燃料電池160の作動原理については図6を参照して後述する。
また、燃料電池160は、化学反応の際に発生する熱が伝導伝熱によって水素貯蔵タンク122に供給できるように、熱接着剤層(thermal adhesive layer)168を介して水素貯蔵コンテナー120に付着していることが好ましい。ここで、水素貯蔵コンテナー120が平面型構造(六面体構造)を持つ場合、燃料電池160の付着が容易になる。
この際、水素貯蔵コンテナー120には少なくとも一つの燃料電池160が付着していることが好ましい。図3には燃料電池160が水素吸蔵コンテナー120の上面に付着した構造が示されており、図4には2つの燃料電池160が水素貯蔵コンテナー120の上面および下面にそれぞれ付着した構造が示されているが、一つの水素貯蔵タンク122が多数の燃料電池160に十分な量の水素を供給することができる限りは、さらに多い数の燃料電池160が水素貯蔵コンテナー120に連結された状態で付着できるのは勿論のことである。例えば、図3および図4に示したように、水素吸蔵コンテナー120が六面体構造を持つ場合、各面ごとに燃料電池160が一つずつ付着することも可能であろう。
連結ダクト180は、燃料電池160から放出される高温の未反応水素をタンクケース128に供給するためのものであって、一側が燃料電池160の水素放出部に連結され、他側がタンクケースの水素流入部に連結される。
ここで、連結ダクト180には、燃料電池160から放出される未反応水素ガスの流量を制御するための流量制御弁182が取り付けられていることが好ましい。
一方、燃料電池160から放出される未反応水素の一部をさらに燃料電池160へ再供給することができるように、回収ダクト184が備えられることが好ましい。この回収ダクト184は、放出される未反応水素を受け取ることができるように一側が燃料電池160の水素放出部に連結され、供給された未反応水素ガスをさらに燃料電池160に再供給することができるように他側が燃料電池16の水素吸入部に連結される。この際、回収ダクト184は、水素吸蔵タンク122から供給される水素の流入量を考慮して燃料電池160に供給するために、圧力調節機140に連結されて流入量が調節できるように設置されることがさらに好ましい。
また、大気中の空気および/または燃料電池160の運転排出熱を水素吸蔵タンク122に伝達することができるように空気循環ファン(図示せず)が備えられていることが好ましい。
また、高電力が必要な場合、燃料電池160は多量の水素供給を受けなければならない。燃料電池160へ安定的且つ持続的に水素を供給するために、水素貯蔵タンク122に十分な熱を供給するように補助加熱手段(図示せず)が備えられていることが好ましい。
次に、図5A〜図5Cを参照して、本発明の好適な実施例に係るタンクケース内のチャネル126の構造および形状について説明する。
図5Aに示すように、タンクケース128の内部には、水素吸蔵タンク122の外壁から延設されるようにチャネル126が備えられる。
この際、チャネル126は、高温の未反応水素の流れを制御して対流伝熱効率を高めるために、多様なチャネル構造を持つことができる。例えば、図5Bに示すように、ジグザグ状にチャネルが設けられてもよく、図5Cに示すように、並列的に多数のチャネルが設けられてもよい。ここで、図5Bおよび図5Cに示したチャネル形状は例示的なものに過ぎず、チャネル形状は斜線形などのように多様な形状を持つことができる。
次に、図6を参照して、本発明の好適な実施例に係る燃料電池160の作動原理について簡単に説明する。
アノード電極162は、水素Hを受け取って水素イオン(H)と電子(e)に分解する。水素イオンは電解質膜166を経てカソード電極164に移動する。電子は外部回路を経て電流を発生させる。 カソード電極164で水素イオン、電子および空気中の水素が結合して水になる。上述した燃料電池160における化学反応式は、下記化学式1のとおりである。
[化学式1]
アノード電極162:H→2H+2e
カソード電極164:1/202+2H+2e→H
全反応:H+1/2O→H
すなわち、アノード電極162で分解された電子が外部回路を経て電流を発生させることにより、電池の機能を行う。
次に、上述した構成を持つ本発明に係る燃料電池システム100の作動について簡単に説明する。
水素貯蔵タンク122から脱蔵される水素は、圧力調節器140によって圧力が調節された状態で燃料電池160に供給される。燃料電池160は、化学反応によって電気を発生させる。この際、燃料電池160の化学反応によって発生する熱は、熱接着剤層168を介して水素貯蔵コンテナー120に伝達されて水素貯蔵タンク122に供給され、燃料電池160から放出される高温の未反応水素は、連結ダクト180を介してタンクケース128に供給され、対流伝熱によって水素貯蔵タンク122の熱を供給する。この際、未反応水素の一部は回収ダクト184を介して燃料電池160に再供給されて再使用される。
このように、燃料電池160から発生する運転排出熱、および/または高温の未反応水素が持つ熱を水素貯蔵タンク122に再供給して使用することにより、別途の加熱手段なしでも水素の脱蔵を容易にし、全体的に熱効率を増大させた燃料電池システム100を提供する。
以上、本発明を具体的な実施例によって詳細に説明したが、これらの実施例は本発明を具体的に説明するためのものである。本発明に係る燃料電池システムは、これに限定されず、本発明の技術的思想の範疇内において、当該分野における通常の知識を有する者によってその変形または改良が可能であることは明らかである。それらの本発明の単純な変形または変更はいずれも本発明の領域に属するものであり、本発明の具体的な保護範囲は特許請求の範囲によって明白になるであろう。
本発明に係る燃料電池システムは、燃料電池から発生する熱の再循環によって水素貯蔵タンクに安定的に熱を供給することが可能な燃料電池システムにおいて、好適に利用することができる。
100 燃料電池システム
120 水素貯蔵コンテナー
122 水素貯蔵タンク
124 供給ダクト
126 チャネル
128 タンクケース
140 圧力調節器
160 燃料電池
168 熱接着剤層
180 連結ダクト
184 回収ダクト

Claims (10)

  1. 収容空間を有するタンクケースの内部に水素貯蔵タンクを備えた水素貯蔵コンテナーと、
    前記水素貯蔵タンクから脱蔵される水素を受け取って電気を発生させる燃料電池と、
    前記燃料電池から放出される高温の未反応水素を前記タンクケースに供給する連結ダクトと、
    を含む燃料電池システム。
  2. 前記水素貯蔵コンテナーは六面体構造を持つ請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記水素貯蔵タンクの外壁には、前記タンクケースの収容空間に延長されるように設けられ、前記未反応水素の流れを制御するチャネルが備えられている請求項1に記載の燃料電池システム。
  4. 前記燃料電池は、熱接着剤層を介して前記水素貯蔵コンテナーに付着している請求項1に記載の燃料電池システム。
  5. 前記燃料電池は、前記水素貯蔵コンテナーに多数付着している請求項4に記載の燃料電池システム。
  6. 前記水素貯蔵タンクから脱蔵される水素の圧力を調節して前記燃料電池に供給する圧力調節器をさらに含む請求項1に記載の燃料電池システム。
  7. 前記連結ダクトには、前記タンクケースに供給される未反応水素の流量を制御する流量制御弁が取り付けられている請求項1に記載の燃料電池システム。
  8. 前記燃料電池から放出される未反応水素を回収して前記燃料電池に再供給する回収ダクトをさらに含む請求項1に記載の燃料電池システム。
  9. 前記水素貯蔵コンテナーの一側には、大気中の空気または前記燃料電池から発生する排出熱を前記水素貯蔵コンテナーに送風するための空気循環ファンが設置されている請求項1に記載の燃料電池システム。
  10. 前記水素貯蔵コンテナーの一側には、前記水素貯蔵タンクに熱を供給するための補助加熱手段が備えられている請求項1に記載の燃料電池システム。
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