JP2010108853A - 試料ホルダ及びこれを用いた試料の観測方法 - Google Patents

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【課題】光照射による試料の電気特性の変化を検出することができる試料ホルダ及びこの試料ホルダを用いた観測方法を提供する。
【解決手段】試料ホルダ1は、電気特性検出部8と光照射部27とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、試料ホルダ及びこれを用いた試料の観測方法に関する。
特許文献1に、透過型電子顕微鏡に使用される試料ホルダが記載されている。この試料ホルダは、試料の近傍まで伸びる光ファイバを備え、この光ファイバは、レーザ発振器に接続される。この試料ホルダを用いた試料の観察方法は以下の通りである。まず、試料ホルダの試料保持部に観測対象の試料を保持する。次いで、試料ホルダを電子顕微鏡に挿入する。次いで、光ファイバとレーザ発振器とを接続する。次いで、観測者が電子顕微鏡を用いて試料を観察し、試料上で特に着目すべき箇所を探す。次いで、レーザ発振器にレーザ(光)を発生させる。このレーザは、光ファイバを介して試料に照射される。次いで、観察者は、レーザ照射による上記箇所の変化を観察する。
特許3040663号公報
しかし、上記の試料ホルダは、試料の電気特性(電気に関する特性、たとえば電流、電圧、抵抗等)を検出する手段がないので、観察者は、レーザ照射(光照射)による試料の電気特性の変化を測定することができなかった。
本願に係る発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、光照射による試料の電気特性の変化を検出することができる試料ホルダ及びこの試料ホルダを用いた観測方法を提供することにある。
本願に係る発明は、試料観察用の荷電粒子線が照射される試料を保持する試料保持部と、試料の電気特性を検出する電気特性検出部と、試料に光を照射する光照射部とを備えることを特徴とする。
本願に係る発明は、電気特性検出部と、光照射部とを備えるので、操作者は、試料への光照射と、試料の電気特性の検出とを並行して行うことができる。これにより、操作者は、光照射による試料の電気特性の変化を検出することができる。
次に、本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る試料ホルダ1の構成を示す平面図である。なお、図1は3次元の座標軸が設定されており、図1中左右方向がX軸、上下方向がY軸、紙面に垂直な方向がZ軸となっている。図2は、電気特性検出用プローブ12周辺の構造を示す斜視図である。図3は、図1のAA’断面図であり、図4は、図1のBB’断面図である。図5は、光照射用プローブ装着部材29周辺の構造を示す斜視図である。
試料ホルダ1は、サイドエントリ型の電子顕微鏡に使用され、ハウジング1aと、気密端子1b、1cと、試料保持部2と、電気特性検出部8と、光照射部27とを備える。
ハウジング1aは、中空構造になっており、中空部分に電気特性検出部8および光照射部27を収納する。ハウジング1aの内部は、電子顕微鏡に挿入された後、真空引きされる。気密端子1b、1cは、ハウジング1aに設けられる。気密端子1b、1cは、ハウジング1aの内部の気密性を維持しつつ、ハウジング1a内外の導線に接続される。
試料保持部2は、ハウジング1aの先端に設けられており、試料7を保持する。試料保持部2は、台座3と、連結部材4a、4bと、電極5a、5bと、押止部材6とを備える。
台座3には、試料7が載せられる。台座3の両端部には、電極5a、5bが貫通する貫通穴が形成されている。押止部材6は、試料7をZ軸の上方(正方向側)から押し止める。したがって、試料7は、台座3と押止部材6とにより挟まれる。押止部材6の両端部には、電極5a、5bが通る貫通穴が形成されている。連結部材4aは、台座3と押止部材6との間に配置され、電極5aと試料7とに接触する。連結部材4bは、台座3と押止部材6との間に配置され、電極5bと試料7とに接触する。連結部材4a、4bは、導体で構成されている。電極5a、5bは、ビス形状となっており、押止部材6をZ軸上方から台座3に押しつける。電極5a、5bは、導体で構成されている。試料7は、その一部がハウジング1aの中空部分に張り出している。
電気特性検出部8は、導線9a、9b、15と、電気特性検出用プローブ12と、プローブ保持部材13と、ビス14と、電気特性検出用プローブ移動部16とを備える。
導線9aは、一方の端部が押止部材6と台座3とに挟まれ、かつ電極5aに接触している。導線9aの他方の端部は、気密端子1bに接続される。導線9bは、一方の端部が押止部材6と台座3とに挟まれ、かつ電極5bに接触している。導線9bの他方の端部は、気密端子1bに接続される。
図2に示すように、電気特性検出用プローブ12、プローブ保持部材13、およびビス14は、レバー17の先端部(X軸正方向側の端部)に設けられる。レバー17の先端部には、ビス14が通る穴17aが形成されている。レバー17の詳細については後述する。
電気特性検出用プローブ12は、導体で構成され、先端が尖った形状となっている。電気特性検出用プローブ12は、その先端が試料7に接触可能となっており、レバー17の先端部と、プローブ保持部材13とによって挟まれる。
プローブ保持部材13は、導体で構成され、電気特性検出用プローブ12および導線15の一方の端部を上方から押し止める。プローブ保持部材13には、ビス14が貫通する貫通穴13aが形成されている。ビス14は、プローブ保持部材13をレバー17に押しつける。導線15は、一方の端部がプローブ保持部材13とレバー17とに挟まれ、他方の端部が気密端子1bに接続される。
気密端子1bは、電気特性測定機器11と導線11a〜11cで接続されている。導線11aは、導線9aと導通しており、導線11bは、導線9bと導通しており、導線11cは、導線15と導通している。
電気特性測定機器11は、操作者による操作に応じて、試料7に電流や電圧を供給する。また、電気特性測定機器11は、電気特性検出用プローブ12が検出した電気特性を、導線11bを介して取得し、その値を測定する。
電気特性検出用プローブ移動部16は、図1、図3、および図4に示すように、レバー17と、球体19と、球体支持軸20と、マイクロメータ21、23、25と、ピエゾ素子22、24、26と、バネ19a、22b、24b、26bと、導線22a、22c、24a、24c、26a、26cとを備える。
レバー17は、先端部に電気特性検出用プローブ12が設けられ、基端部(X軸負方向側の端部)にピエゾ素子22等が設けられる。詳細は後述するが、レバー17は、ピエゾ素子22、24、26が伸縮したり、マイクロメータ21、23、25が操作されることで移動する。レバー17の一方の側面には、V字溝18が形成されており、このV字溝18が球体19に接触する。
球体19は、レバー17が移動する際の支点となるものであり、球体支持軸20により、ハウジング1aの内部に固定されている。球体支持軸20は、ハウジング1aの内部に設けられ、Z軸上下方向に伸び、ハウジング1aのZ軸上端面と下端面とに固定される。
バネ19aは、球体19に対してレバー17の反対側に設けられており、レバー17とハウジング1aとを連結する。バネ19aは、レバー17を常に球体19に押しつける。これにより、レバー17が球体19から離れることが防止される。なお、図1では、バネ19aは省略されている。
マイクロメータ21は、ハウジング1aを貫通するように設けられる。マイクロメータ21の外周面と、ハウジング1aの貫通穴(マイクロメータ21が貫通する穴)には、互いにかみ合うねじ山が形成されている。したがって、操作者がマイクロメータ21を回転させることで、マイクロメータ21が前進または後退する。
ピエゾ素子22は、マイクロメータ21の先端部に設けられ、レバー17に接触する。ピエゾ素子22には、導線22aが接続される。導線22aは、気密端子1cに接続される。気密端子1cとピエゾ素子駆動電源41とは、導線22cで接続され、導線22cは、導線22aと導通する。したがって、ピエゾ素子22は、ピエゾ素子駆動電源41から電力を供給されることが可能になっており、ピエゾ素子駆動電源41から供給される電力に応じてX軸方向に伸縮する。
バネ22bは、ピエゾ素子22に対して、レバー17の反対側に設けられており、レバー17とハウジング1aとを連結する。さらに、バネ22bは、レバー17を常にX軸負方向に押す。これにより、ピエゾ素子22とレバー17との接触が維持される。すなわち、ピエゾ素子22が伸びた際には、バネ22bが縮むことで、レバー17とピエゾ素子22との接触が維持され、ピエゾ素子22が縮んだ際には、バネ22bが伸びることで、レバー17とピエゾ素子22との接触が維持される。
したがって、レバー17は、マイクロメータ21、ピエゾ素子22、およびバネ22bにより、以下のように移動する。すなわち、操作者がマイクロメータ21を前進させるか、または、ピエゾ素子22が伸びた際に、レバー17は、ピエゾ素子22に押され、球体19との接触を維持しながらX軸正方向に移動する。逆に、操作者がマイクロメータ21を後退させるか、または、ピエゾ素子22が縮んだ際に、レバー17は、バネ22bに押され、球体19との接触を維持しながらX軸負方向に移動する。これにより、電気特性検出用プローブ12がX軸方向に移動する。
マイクロメータ23は、ハウジング1aを貫通するように設けられる。マイクロメータ23の外周面と、ハウジング1aの貫通穴(マイクロメータ23が貫通する穴)には、互いにかみ合うねじ山が形成されている。したがって、操作者がマイクロメータ23を回転させることで、マイクロメータ23が前進または後退する。
ピエゾ素子24は、マイクロメータ23の先端部に設けられ、レバー17に接触する。ピエゾ素子24には、導線24aが接続される。導線24aは、気密端子1cに接続される。気密端子1cとピエゾ素子駆動電源41とは、導線24cで接続され、導線24cは、導線24aと導通する。したがって、ピエゾ素子24は、ピエゾ素子駆動電源41から電力を供給されることが可能になっており、ピエゾ素子駆動電源41から供給される電力に応じてY軸方向に伸縮する。
ハウジング1aは、レバー17とレバー33(レバー33については後述する)との間に突出する突出部1dが形成されている。バネ24bは、ピエゾ素子24に対して、レバー17の反対側に設けられており、レバー17とハウジング1aの突出部1dとを連結する。さらに、バネ24bは、レバー17を常にY軸負方向に押す。これにより、ピエゾ素子24とレバー17との接触が維持される。すなわち、ピエゾ素子24が伸びた際には、バネ24bが縮むことで、レバー17とピエゾ素子24との接触が維持され、ピエゾ素子24が縮んだ際には、バネ24bが伸びることで、レバー17とピエゾ素子24との接触が維持される。
したがって、レバー17は、マイクロメータ23、ピエゾ素子24、およびバネ24bにより、以下のように移動する。すなわち、操作者がマイクロメータ23を前進させるか、または、ピエゾ素子24が伸びた際に、レバー17の基端部は、ピエゾ素子24に押され、球体19を回転軸として、Y軸正方向に回転する。これに応じて、レバー17の先端部は、Y軸負方向に回転する。逆に、操作者がマイクロメータ23を後退させるか、または、ピエゾ素子24が縮んだ際に、レバー17の基端部は、バネ24bに押されて、Y軸負方向に回転する。これに応じて、レバー17の先端部は、Y軸正方向に回転する。これにより、電気特性検出用プローブ12がY軸方向に移動する。
マイクロメータ25は、ハウジング1aを貫通するように設けられる。マイクロメータ25の外周面と、ハウジング1aの貫通穴(マイクロメータ25が貫通する穴)には、互いにかみ合うねじ山が形成されている。したがって、操作者がマイクロメータ25を回転させることで、マイクロメータ25が前進または後退する。
ピエゾ素子26は、マイクロメータ25の先端部に設けられ、レバー17に接触する。ピエゾ素子26には、導線26aが接続される。導線26aは、気密端子1cに接続される。気密端子1cとピエゾ素子駆動電源41とは、導線26cで接続され、導線26cは、導線26aと導通する。したがって、ピエゾ素子26は、ピエゾ素子駆動電源41から電力を供給されることが可能になっており、ピエゾ素子駆動電源41から供給される電力に応じてZ軸方向に伸縮する。
バネ26bは、ピエゾ素子26に対して、レバー17の反対側に設けられており、レバー17とハウジング1aとを連結する。さらに、バネ26bは、レバー17を常にZ軸負方向に押す。これにより、ピエゾ素子26とレバー17との接触が維持される。すなわち、ピエゾ素子26が伸びた際には、バネ26bが縮むことで、レバー17とピエゾ素子26との接触が維持され、ピエゾ素子26が縮んだ際には、バネ26bが伸びることで、レバー17とピエゾ素子26との接触が維持される。
したがって、レバー17は、マイクロメータ25、ピエゾ素子26、およびバネ26bにより、以下のように移動する。すなわち、操作者がマイクロメータ25を前進させるか、または、ピエゾ素子26が伸びた際に、レバー17の基端部は、ピエゾ素子26に押され、球体19を回転軸として、Z軸正方向に回転する。これに応じて、レバー17の先端部は、Z軸負方向に回転する。逆に、操作者がマイクロメータ25を後退させるか、または、ピエゾ素子26が縮んだ際に、レバー17の基端部は、バネ26bに押されて、Z軸負方向に回転する。これに応じて、レバー17の先端部は、Z軸正方向に回転する。これにより、電気特性検出用プローブ12がZ軸方向に移動する。
光照射部27は、光照射用プローブ27aと、光ファイバ28と、光照射用プローブ移動部32とを備える。
光照射用プローブ27aは、三角錐の先端がカットされた構造となっている。光ファイバ28は、先端部(X軸正方向側の端部)が光照射用プローブ27aに接続され、基端部(X軸負方向側の端部)が光源31に接続されている。したがって、光ファイバ28は、光源31から供給される光Lを光照射用プローブ27aに供給することができる。
光照射用プローブ移動部32は、図1、図3〜図5に示すように、光照射用プローブ装着部材29と、光ファイバ収納パイプ30と、レバー33と、球体19と、球体支持軸20と、マイクロメータ35、37、39と、ピエゾ素子36、38、40と、バネ19b、36b、38b、40bと、導線36a、36c、38a、38c、40a、40cと、ピエゾ素子駆動電源41とを備える。したがって、球体19および球体支持軸20は、電気特性検出用プローブ移動部16と光照射用プローブ移動部32との共通の構成要素となっている。もちろん、球体19および球体支持軸20を移動部ごとに設けるようにしてもよい。
光照射用プローブ装着部材29は、レバー33の先端部(X軸正方向側の端部)に設けられており、試料7に対向する面からレバー33に対向する面まで貫通する貫通穴29aが形成されている。貫通穴29aのうち、試料7側に開口する部分は、試料7側に曲がっている。そして、光照射用プローブ27aは、貫通穴29aの開口のうち、試料7側の開口から貫通穴29aに挿入され、光ファイバ28は、貫通穴29aの開口のうち、レバー33側の開口から貫通穴29aに挿入される。したがって、光照射用プローブ27aは、試料7の方向を向く。なお、光照射用プローブ27aは、光照射用プローブ装着部材29に対して着脱可能になっている。光ファイバ収納パイプ30は、レバー32の側面に這わせて設けられ、内部に光ファイバ28を収納する。
レバー33は、先端部に光照射用プローブ装着部材29が設けられ、基端部(X軸負方向側の端部)にピエゾ素子36等が設けられる。詳細は後述するが、レバー33は、ピエゾ素子36、38、40が伸縮したり、マイクロメータ35、37、39が操作されることで移動する。レバー33の一方の側面には、V字溝34が形成されており、このV字溝34が球体19に接触する。
球体19は、レバー33が移動する際の支点となるものであり、球体支持軸20により、ハウジング1aの内部に固定されている。バネ19bは、球体19に対してレバー33の反対側に設けられており、レバー33とハウジング1aとを連結する。バネ19bは、レバー33を常に球体19に押しつける。これにより、レバー33が球体19から離れることが防止される。なお、図1では、バネ19bは省略されている。
マイクロメータ35は、ハウジング1aを貫通するように設けられる。マイクロメータ35の外周面と、ハウジング1aの貫通穴(マイクロメータ35が貫通する穴)には、互いにかみ合うねじ山が形成されている。したがって、操作者がマイクロメータ35を回転させることで、マイクロメータ35が前進または後退する。
ピエゾ素子36は、マイクロメータ35の先端部に設けられ、レバー33に接触する。ピエゾ素子36には、導線36aが接続される。導線36aは、気密端子1cに接続される。気密端子1cとピエゾ素子駆動電源41とは、導線36cで接続され、導線36cは、導線36aと導通する。したがって、ピエゾ素子36は、ピエゾ素子駆動電源41から電力を供給されることが可能になっており、ピエゾ素子駆動電源41から供給される電力に応じてX軸方向に伸縮する。
バネ36bは、ピエゾ素子36に対して、レバー33の反対側に設けられており、レバー33とハウジング1aとを連結する。さらに、バネ36bは、レバー33を常にX軸負方向に押す。これにより、ピエゾ素子36とレバー33との接触が維持される。すなわち、ピエゾ素子36が伸びた際には、バネ36bが縮むことで、レバー33とピエゾ素子36との接触が維持され、ピエゾ素子36が縮んだ際には、バネ36bが伸びることで、レバー33とピエゾ素子36との接触が維持される。
したがって、レバー33は、マイクロメータ35、ピエゾ素子36、およびバネ36bにより、以下のように移動する。すなわち、操作者がマイクロメータ35を前進させるか、または、ピエゾ素子36が伸びた際に、レバー33は、ピエゾ素子36に押され、球体19との接触を維持しながらX軸正方向に移動する。逆に、操作者がマイクロメータ35を後退させるか、または、ピエゾ素子36が縮んだ際に、レバー33は、バネ36bに押され、球体19との接触を維持しながらX軸負方向に移動する。これにより、光照射用プローブ27aがX軸方向に移動する。
マイクロメータ37は、ハウジング1aを貫通するように設けられる。マイクロメータ37の外周面と、ハウジング1aの貫通穴(マイクロメータ37が貫通する穴)には、互いにかみ合うねじ山が形成されている。したがって、操作者がマイクロメータ37を回転させることで、マイクロメータ37が前進または後退する。
ピエゾ素子38は、マイクロメータ37の先端部に設けられ、レバー33に接触する。ピエゾ素子38には、導線38aが接続される。導線38aは、気密端子1cに接続される。気密端子1cとピエゾ素子駆動電源41とは、導線38cで接続され、導線38cは、導線38aと導通する。したがって、ピエゾ素子38は、ピエゾ素子駆動電源41から電力を供給されることが可能になっており、ピエゾ素子駆動電源41から供給される電力に応じてY軸方向に伸縮する。
バネ38bは、ピエゾ素子38に対して、レバー33の反対側に設けられており、レバー33とハウジング1aの突出部1dとを連結する。さらに、バネ38bは、レバー33を常にY軸正方向に押す。これにより、ピエゾ素子38とレバー33との接触が維持される。すなわち、ピエゾ素子38が伸びた際には、バネ38bが縮むことで、レバー33とピエゾ素子38との接触が維持され、ピエゾ素子38が縮んだ際には、バネ38bが伸びることで、レバー33とピエゾ素子38との接触が維持される。
したがって、レバー33は、マイクロメータ37、ピエゾ素子38、およびバネ38bにより、以下のように移動する。すなわち、操作者がマイクロメータ37を前進させるか、または、ピエゾ素子38が伸びた際に、レバー33の基端部は、ピエゾ素子38に押され、球体19を回転軸として、Y軸負方向に回転する。これに応じて、レバー33の先端部は、Y軸正方向に回転する。逆に、操作者がマイクロメータ37を後退させるか、または、ピエゾ素子38が縮んだ際に、レバー33の基端部は、バネ38bに押されて、Y軸正方向に回転する。これに応じて、レバー33の先端部は、Y軸負方向に回転する。これにより、光照射用プローブ27aがY軸方向に移動する。
マイクロメータ39は、ハウジング1aを貫通するように設けられる。マイクロメータ39の外周面と、ハウジング1aの貫通穴(マイクロメータ39が貫通する穴)には、互いにかみ合うねじ山が形成されている。したがって、操作者がマイクロメータ39を回転させることで、マイクロメータ39が前進または後退する。
ピエゾ素子40は、マイクロメータ39の先端部に設けられ、レバー33に接触する。ピエゾ素子40には、導線40aが接続される。導線40aは、気密端子1cに接続される。気密端子1cとピエゾ素子駆動電源41とは、導線40cで接続され、導線40cは、導線40aと導通する。したがって、ピエゾ素子40は、ピエゾ素子駆動電源41から電力を供給されることが可能になっており、ピエゾ素子駆動電源41から供給される電力に応じて、Z軸方向に伸縮する。
バネ40bは、ピエゾ素子40に対して、レバー33の反対側に設けられており、レバー33とハウジング1aとを連結する。さらに、バネ40bは、レバー33を常にZ軸正方向に押す。これにより、ピエゾ素子40とレバー33との接触が維持される。すなわち、ピエゾ素子40が伸びた際には、バネ40bが縮むことで、レバー33とピエゾ素子40との接触が維持され、ピエゾ素子40が縮んだ際には、バネ40bが伸びることで、レバー33とピエゾ素子40との接触が維持される。
したがって、レバー33は、マイクロメータ39、ピエゾ素子40、およびバネ40bにより、以下のように移動する。すなわち、操作者がマイクロメータ39を前進させるか、または、ピエゾ素子40が伸びた際に、レバー33の基端部は、ピエゾ素子40に押され、球体19を回転軸として、Z軸負方向に回転する。これに応じて、レバー33の先端部は、Z軸正方向に回転する。逆に、操作者がマイクロメータ39を後退させるか、または、ピエゾ素子40が縮んだ際に、レバー33の基端部は、バネ40bに押されて、Z軸正方向に回転する。これに応じて、レバー33の先端部は、Z軸負方向に回転する。これにより、光照射用プローブ27aがZ軸方向に移動する。
ピエゾ素子駆動電源41は、操作者による操作に応じて、各ピエゾ素子に所望の電力を供給する。
次に、試料ホルダ1を用いた観測方法を図6に示すフローチャートに沿って説明する。ステップS1において、操作者は、試料7を試料保持部2に固定する。ステップS2において、操作者は、所望の光照射用プローブを光照射用プローブ装着部材29に装着する。ここでは、一例として、光照射用プローブ27aを装着するものとする。
ステップS3において、操作者は、試料ホルダ1を、電子顕微鏡にセットする。ステップS4において、操作者は、光源31を光ファイバ28に接続する。ステップS5において、操作者は、試料7を電子顕微鏡にて観察し、試料7上で特に着目すべき着目点を探す。ステップS6において、操作者は、着目点に光が照射されるように、光照射用プローブ27aを移動させる。具体的には、操作者は、マイクロメータ35、37、39を操作したり、ピエゾ素子駆動電源41を用いてピエゾ素子36、38、40に電力を供給することで、光照射用プローブ27aを移動させる。
ステップS7において、操作者は、光源31を駆動させ、所望の光量の光を着目点に照射させる。さらに、操作者は、光が照射された状態の着目点を、電子顕微鏡を用いて観察する。これにより、操作者は、光照射による着目点の変化を観察することができる。
ステップS8において、操作者は、光照射を一時停止し、電気特性検出用プローブ12の先端が着目点に接触するように、電気特性検出用プローブ12を移動させる。具体的には、操作者は、マイクロメータ21、23、25を操作したり、ピエゾ素子駆動電源41を用いてピエゾ素子22、24、26に電力を供給することで、電気特性検出用プローブ12を移動させる。このときの様子の一例を図7に示す。図7では、着目点は点Pとなっている。
ステップS9において、操作者は、電気特性測定機器11を用いて、着目点の電気特性を測定する。たとえば、操作者は、電気特性測定機器11を用いて、電極5a、5b間に特定の電圧をかける。このとき、電気特性検出用プローブ12は、着目点の電流を検出する。検出された電流は、導線15、11bを介して、電気特性測定機器11に入力される。電気特性測定機器11は、入力された電流の量を測定し、画面表示する。これにより、操作者は、試料7に特定の電圧をかけたときに着目点に発生する電流の量を測定することができる。また、操作者は、電気特性測定機器11を用いて、導線11aから特定の電流を試料7に流す。この電流は、電気特性検出用プローブ12、導線15、11bを介して、電気特性測定機器11に入力される。電気特性測定機器11は、この電流を流すのに必要な電圧(すなわち、着目点における電圧降下)に基づいて、着目点の抵抗値を測定する。電気特性測定機器11は、測定された抵抗値を画面表示する。これにより、操作者は、着目点の抵抗値を測定する。すなわち、この場合、電気特性検出用プローブ12は、着目点の電気特性として、着目点の電圧降下を検出する。
次いで、操作者は、着目点に光を照射した状態で、電気特性測定機器11を用いて、着目点の電気特性を測定する。これにより、操作者は、光照射による着目点の電気特性の変化を観測することができる。このときの様子の一例を図8に示す。図8でも、着目点は点Pとなっており、点Pに光Lが照射されている。さらに、試料7に特定の電流Iが流される。
さらに、操作者は、着目点に照射する光量を変化させて、着目点の電気特性を測定する。これにより、操作者は、光量の変化による着目点の電気特性の変化を観測することができる。
操作者は、光照射用プローブ27aとは異なる光照射用プローブを光照射用プローブ装着部材29に装着し、上記と同様の処理を行うこともできる。図9に、他の光照射用プローブの一例として、光照射用プローブ27a−1を示す。光照射用プローブ27a−1は、試料7の全体に光Lを照射する。
以上により、本実施の形態によれば、試料ホルダ1は、電気特性検出部8と、光照射部27とを備えるので、操作者は、試料7への光照射と、試料の電気特性の検出とを並行して行うことができる。これにより、操作者は、光照射による試料7の電気特性の変化を検出することができる。さらに、検出された電気特性は、電気特性測定機器11に入力されるので、操作者は、電気特性測定機器11を用いて、検出された電気特性の値を測定することができる。
さらに、電気特性検出部8は、電気特性検出用プローブ12と、電気特性検出用プローブ移動部16とを備えるので、操作者は、電気特性検出用プローブ移動部16を操作することで、電気特性検出用プローブ12を試料7の所望の部分(たとえば、図7に示す点P)に移動させることができる。したがって、操作者は、当該所望の部分における電気特性を検出し、その値を測定することができる。
さらに、光照射部27は、光照射用プローブ27aと、光照射用プローブ移動部32とを備えるので、操作者は、光照射用プローブ移動部32を操作することで、光照射用プローブ27aを所望位置(たとえば、図7に示す点Pに光が照射される位置)に移動させることができる。したがって、操作者は、試料7の所望の部分に光を照射し、この状態における当該所望の部分の電気特性を検出し、その値を測定することができる。
さらに、光照射用プローブ移動部32は、複数種類の光照射用プローブを着脱可能となっているので、操作者は、所望の光照射用プローブを光照射用プローブ移動部32に装着し、試料7に照射することができる。これにより、操作者は、たとえば、図7に示すように、試料7上の着目点Pのみに光Lを照射したときの電気特性や、図8に示すように、試料7の全体に光Lを照射したときの電気特性を検出し、その値を測定することができる。
なお、上記の各実施の形態は本発明の一例に過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができるのはもちろんである。
本発明の実施の形態に係る試料ホルダを示す平断面図である。 本発明の実施の形態に係る電気特性検出用プローブ周辺の構造を示す斜視図である。 図1のAA’断面図である。 図1のBB’断面図である。 光照射用プローブ装着部材周辺の構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る観測方法を示すフローチャートである。 試料ホルダの電気特性検出用プローブおよび光照射用プローブが移動する様子を示す平断面図である。 光の照射と電気特性の検出とが並行して行われている様子を示す平断面図である。 光照射用プローブの他の例を示す平断面図である。
符号の説明
1…試料ホルダ
1a…ハウジング
1b,1c…気密端子
1d…突出部
2…試料保持部
3…台座
4a,4b…連結部材
5a,5b…電極
6…押止部材
7…試料
8…電気特性検出部
9a,9b…導線
11…電気特性測定機器
11a〜11c…導線
12…電気特性検出用プローブ
13…プローブ保持部材
13a…貫通穴
14…ビス
15…導線
16…電気特性検出用プローブ移動部
17…レバー
17a…穴
18…V字溝
19…球体
19a,19b…バネ
20…球体支持軸
21,23,25,35,37,39…マイクロメータ
22,24,26,36,38,40…ピエゾ素子
22a,22c,24a,24c,26a,26c,36a,36c,38a,38c,40a,40c…導線
22b,24b,26b,36b,38b,40b…バネ
27…光照射部
27a…光照射用プローブ
28…光ファイバ
29…光照射用プローブ装着部材
29a…貫通穴
30…光ファイバ収納パイプ
31…光源
32…レバー
32…光照射用プローブ移動部
33…レバー
34…V字溝
41…ピエゾ素子駆動電源

Claims (5)

  1. 試料観察用の荷電粒子線が照射される試料を保持する試料保持部と、
    前記試料の電気特性を検出する電気特性検出部と、
    前記試料に光を照射する光照射部とを備えることを特徴とする試料ホルダ。
  2. 前記電気特性検出部は、
    前記試料のいずれかの部分に接触することで、当該部分の電気特性を検出する電気特性検出用プローブと、
    操作者による入力操作に応じて、前記電気特性検出用プローブを前記試料の所望部分に接触させる電気特性検出用プローブ移動部と、を備えることを特徴とする請求項1記載の試料ホルダ。
  3. 前記光照射部は、
    前記試料に光を照射する光照射用プローブと、
    操作者による入力操作に応じて、前記光照射用プローブを所望位置に移動させる光照射用プローブ移動部と、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の試料ホルダ。
  4. 前記光照射プローブ移動部は、複数種類の光照射用プローブを着脱可能となっていることを特徴とする請求項3記載の試料ホルダ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の試料ホルダを用いた試料の観測方法であって、
    試料を前記試料保持部に保持させる保持ステップと、
    前記光照射部から前記試料に光を照射する照射ステップと、
    前記照射ステップと並行して行われ、前記試料の電気特性を前記電気特性検出部を用いて検出する検出ステップと、を含むことを特徴とする試料の観測方法。
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