JP2010108698A - 燃料電池セルスタックユニット、それを備える燃料電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の燃料電池セルの姿勢保持を確実に行うことができ、発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと酸化剤ガスとの燃焼を確実に行うことができる燃料電池セルスタックユニット、それを備える燃料電池モジュールを提供すること。
【解決手段】 この燃料電池セルスタックユニットは、燃料電池セル4を含む複数の燃料電池セルユニット30と、複数の燃料電池セルユニット30それぞれの上部を保持する上支持板400aと、を備え、複数の燃料電池セルユニット30それぞれは上支持板400aに対して密着固定されている。発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスを確実に燃焼させるために、複数の上支持板を備え、それを離間配置し離間部を形成させることで、発電反応に寄与しなかった残余の酸化剤ガスをガスタンク側から燃料電池セル部材の他端側へと導入させ、発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスを確実に燃焼させて排出させた。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとが一端側から他端側へと流れることによって作動する複数の燃料電池セルを含む燃料電池セルスタックユニット、その燃料電池セルスタックユニットを備える燃料電池モジュールに関する。
燃料ガスと酸化剤ガスとが一端側から他端側へと流れることによって作動する複数の燃料電池セルを含む燃料電池モジュールにおいては、複数の燃料電池セルを立設させることが一般的に行われている。例えば、下記特許文献1では、複数の燃料電池セル間に集電部材を介装する場合に、その集電部材によって各燃料電池セルが押し広げられてしまい、各燃料電池セルの根元部分に対して先端部分が広がってしまう口開き現象を抑制するための技術が開示されている。
下記特許文献1に記載の技術は、複数の燃料電池セルを所定間隔をおいて立設した状態でマニホールドに固定し、隣接する燃料電池セル間に集電部材を介装してなるセルスタックを構成し、そのセルスタックの先端部に、その先端部を取り囲む枠体を設けている。
また、燃料電池モジュールにおける燃料電池セルの姿勢保持に着目した技術としては、下記特許文献2に記載されているようなものも提案されている。
特開2005−129314号公報 特開2008−71711号公報
上記特許文献1に記載されている燃料電池モジュールでは、一列に配置された燃料電池セルの周囲を囲むように枠体を設けており、この枠体によっていわゆる口開き現象を防止している。従って、枠体に溝状の窪みを設けて各燃料電池セルの位置を規制しようとはしているものの、その姿勢保持は強固なものではなく、例えば燃料電池セルを行列配置する場合には対処できないものであった。
一方で、単純に各燃料電池セルの位置を強固に固定しようとすれば、各燃料電池セルの周囲に様々な固定部材が必要となり、各燃料電池セルの周囲を流れる酸化剤ガスの流れを乱してしまう恐れがある。このような流れの乱れは、残余の燃料ガスと残余の酸化剤ガスとの燃焼が不十分なものとなる原因ともなりえるものであって、対処することが求められると想定される。
そこで本発明では、複数の燃料電池セルの姿勢保持を確実に行うことができるとともに、発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと残余の酸化剤ガスとの燃焼を確実に行うことができる燃料電池セルスタックユニット、それを備える燃料電池モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る燃料電池セルスタックユニットは、燃料ガスが内部通路の一端側から他端側へと流れ、酸化剤ガスが外部の一端側から他端側へと流れることによって作動する燃料電池セルを含む複数の燃料電池セル部材と、
前記複数の燃料電池セル部材の上部を保持する板状の保持部材と、を備える燃料電池セルスタックユニットであって、
前記複数の燃料電池セル部材それぞれは前記保持部材に対して密着固定され、
前記複数の燃料電池セル部材それぞれの先端において燃料ガスが燃焼する燃焼部を有し、
前記保持部材を複数備え、前記保持部材は離間配置されることを特徴とする燃料電池セルスタックユニット。
本発明によれば、複数の燃料電池セルの姿勢保持を確実に行うことができるとともに、発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスと残余の酸化剤ガスとの燃焼を確実に行うことができる燃料電池セルスタックユニット、それを備える燃料電池モジュールを提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態を説明するのに先立って、本発明の作用効果について説明する。
本発明に係る燃料電池セルスタックユニットは、燃料ガスが内部通路の一端側から他端側へと流れ、酸化剤ガスが外部の一端側から他端側へと流れることによって作動する燃料電池セルを含む複数の燃料電池セル部材と、
前記複数の燃料電池セル部材の上部を保持する板状の保持部材と、を備える燃料電池セルスタックユニットであって、
前記複数の燃料電池セル部材それぞれは前記保持部材に対して密着固定され、
前記複数の燃料電池セル部材それぞれの先端において燃料ガスが燃焼する燃焼部を有し、
前記保持部材を複数備え、前記保持部材は離間配置されることを特徴とする燃料電池セルスタックユニット。
本発明では、保持部材を離間配置することにより、酸化剤ガスを燃焼部へ導く酸化剤ガス導入部が形成され、複数の燃料電池セル部材において発電反応に寄与しなかった残余の酸化剤ガスを燃料電池セル部材の他端側へと導入することができるので、発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスを確実に燃焼させて排出することが可能となる。
また、本発明に係る燃料電池セルスタックユニットでは、前記複数の燃料電池セル部材それぞれの他端側が前記保持部材を貫通していることも好ましい。このように、複数の燃料電池セルそれぞれの他端側が保持部材を貫通しているので、燃料電池セルを通過した燃料ガスを確実に保持部材の裏側へと通過させて燃焼させることが可能となる。
また、本発明に係る燃料電池セルスタックユニットでは、前記保持部材には前記複数の燃料電池セル部材それぞれが貫通する複数の貫通穴が形成されており、前記複数の燃料電池セル部材それぞれは、前記複数の貫通穴それぞれに対して直接密着して固定されていることも好ましい。
この態様によれば、燃料電池セル部材と保持部材の貫通穴とが直接密着して固定されているので、部材点数を増やさずにより簡単な構成で、燃料電池セル部材と保持部材とを密着固定することができる。
また、本発明に係る燃料電池セルスタックユニットでは、前記保持部材には前記複数の燃料電池セル部材それぞれが貫通する複数の貫通穴が形成されており、前記複数の燃料電池セル部材それぞれと前記複数の貫通穴それぞれとの間には、前記燃料電池セル部材と前記貫通穴との双方に密着して固定する密着固定部材が配置されていることも好ましい。
この態様によれば、複数の燃料電池セル部材それぞれと複数の貫通穴それぞれとの間には、燃料電池セル部材と前記貫通穴との双方に密着して固定する密着固定部材が配置されているので、例えば燃料電池セル部材の外径に対して貫通穴を大きめに形成したとしても、密着固定部材によって確実に密着して固定することができる。従って、燃料電池セル部材や保持部材の寸法精度を必要以上に高めることなく、確実に燃料電池セル部材と保持部材とを密着固定することができる。
また、本発明に係る燃料電池セルスタックユニットでは、前記酸化剤ガス導入部は、前記保持部材を前記ガスタンク側の主面から裏面へと貫通する穴を含み、前記穴は、互いに隣接する前記燃料電池セル部材の間に設けられていることも好ましい。
この態様によれば、酸化剤ガス導入部として保持部材を貫通する穴を含んであり、この穴を隣接する燃料電池セル部材の間に設けているので、簡単な構成で各燃料電池セル部材の他端側に残余の酸化剤ガスを供給することができる。
また、本発明に係る燃料電池セルスタックユニットでは、前記酸化剤ガス導入部は、前記保持部材を前記ガスタンク側の主面から裏面へと貫通するスリットを含み、前記複数の燃料電池セル部材は行列配置されており、前記スリットは、互いに隣接する前記燃料電池セル部材の間であって、行列配置の行方向若しくは列方向に沿って設けられていることも好ましい。
この態様によれば、酸化剤ガス導入部として保持部材を貫通するスリットを含んでおり、このスリットを隣接する燃料電池セル部材の間であって、行列配置の行方向若しくは列方向に沿って設けているので、連なって配置されている燃料電池セル部材それぞれの他端側に残余の酸化剤ガスを供給することができる。
また、本発明に係る燃料電池セルスタックユニットを備える燃料電池モジュールでは、上述したような作用効果を奏する燃料電池モジュールを提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、本発明に係る燃料電池モジュールの一実施形態である燃料電池モジュールFCを示す斜視図であって、カバー部材を取り外した状態を示す図である。図2は、燃料電池モジュールFCの断面図であって、図1の矢印A方向において、燃料電池モジュールFCの中央近傍における断面図である。図3は、燃料電池モジュールFCの断面図であって、図1の矢印B方向において、燃料電池モジュールFCの中央近傍における断面図である。尚、図2及び図3においては、断面のハッチングを省略している。
カバー部材(図1,3に明示しない。図2にその外形を二点鎖線で示す)は、正面側の側壁と、長手方向の一対の側壁と、背面側の側壁と、天井とによって直方体状に形成される。各側壁の下端部には、フランジ部が形成され、そのフランジ部をベース部材2に当接させることで、カバー部材とベース部材2とによって密閉される空間が形成されている。カバー部材とベース部材2とはボルト(図示しない)によって固定され、そのボルトがカバー部材に設けられた取り付け穴を貫通し、ベース部材2に設けられた取り付け穴2aを貫通することで固定されている。
カバー部材とベース部材2とによって形成される内部空間は、仕切り板15によって二つの空間に分離されている。仕切り板15によって分離されている空間の内、燃料電池セルスタック400が配置されている空間が発電室16である。仕切り板15によって分離されている空間の内、他方の空間が排気ガス室17である。尚、カバー部材の内壁面と仕切り板15とは、直接若しくは何らかの密着用部材(例えば、可撓性のある薄板部材)を介して間接的に密着している。
仕切り板15は、ベース部材2に設けられた支持部材15aに戴置され、ベース部材2と所定距離を保って保持されている。支持部材15aは、仕切り板15を長手方向の両端において支持するように一対設けられている。従って、一対の支持部材15a,15a間には隙間15bが形成されている。カバー部材の壁面に設けられた排気ガス通路(図示しない)を通った排出ガスは、この隙間15bから排気ガス室17へと導入される。
仕切り板15にはガスタンク3が載置されている。ガスタンク3には、燃料電池セルスタック400が10個並べて配置されており、ガスタンク3から燃料ガスが、それぞれの燃料電池セルスタック400を構成する燃料電池セル4に供給される。
より具体的には、ガスタンク3の上面には、燃料電池セルスタック400の下支持板400bとほぼ同じ形状の開口部(図示しない)が設けられており、その開口部に下支持板400bを密接させてガスタンク3と各燃料電池セルスタック400とが接続されている。従って、燃料電池セルスタック400を構成する燃料電池セル4は、その先端部分を上部側に向けてガスタンク3に立設されている。
各燃料電池セル4は、管状であり、燃料電池セル4の管内を燃料電池セル4の一方の端部から他方の端部へと流れるガスと、その管外を一方の端部から他方の端部へと流れるガスの作用により作動する。本実施形態では、燃料電池セル4の管内を流れるガスは、水素又は炭化水素燃料等を改質した改質ガス等の燃料ガスであり、燃料電池セル4の管外を流れるガスは、酸素を含む空気等の酸化剤ガスである。
ここで、燃料電池セル4を含む燃料電池セルユニット30(燃料電池セル部材)について、図4を参照しながら説明する。図4に示すように、燃料電池セルユニット30は、燃料電池セル4によって形成され且つ上下方向に延びる管状構造体であり、円筒形の燃料電池セル4と、燃料電池セル4の一方の端部4aに取付けられた内側電極端子40と、他方の端部4bに取付けられた外側電極端子42と、を有している。
燃料電池セル4は、円筒形の内側の電極層44と、円筒形の外側の電極層48と、これらの電極層44、48の間に配置された円筒形の電解質層46と、内側の電極層44の内側に構成される貫通流路50とを有している。また、燃料電池セル4の一方の端部4aに、内側の電極層44が電解質層46及び外側の電極層48に対して露出した内側電極露出周面44aと、電解質層46が外側の電極層48に対して露出した電解質露出周面46aとが設けられている。燃料電池セル4の他方の端部4bは、外側の電極層48が露出した外側電極露出周面48aによって構成されている。貫通流路50は、燃料ガス流路として機能する。内側電極露出周面44aは、内側の電極層44と電気的に通じる内側電極外周面でもある。外側電極露出周面48aは、外側の電極層48と電気的に通じる外側電極外周面でもある。
内側の電極層44は、例えば、Niと、CaやY、Sc等の希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたジルコニアとの混合体、Niと、希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたセリアとの混合体、Niと、Sr、Mg、Co、Fe、Cuから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレートとの混合体、の少なくとも一種から形成される。電解質層46は、例えば、Y、Sc等の希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたジルコニア、希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたセリア、Sr、Mgから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレート、の少なくとも一種から形成される。外側の電極層48は、例えば、Sr、Caから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンマンガナイト、Sr、Co、Ni、Cuから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンフェライト、Sr、Fe、Ni、Cuから選ばれる少なくとも一種をドープしたサマリウムコバルト、銀、などの少なくとも一種から形成される。この場合、内側の電極層44が燃料極になり、外側の電極層48が空気極になる。内側の電極層44の厚さは、例えば、1mmであり、電解質層46の厚さは、例えば、30μmであり、外側の電極層48の厚さは、例えば、30μmであり、その外径は、例えば、1〜10mmである。
内側電極端子40は、内側電極露出周面44aを全周にわたって外側から覆うように配置され且つそれと電気的に接続された本体部分40aと、本体部分40aから燃料電池セル4の長手方向に延びる管状部分40bとを有している。本体部分40a及び管状部分40bは、円筒形であり且つ同心に配置され、管状部分40bの管径は、本体部分40aの管径よりも細くなっている。管状部分40bは、貫通流路50と連通し且つ外部と通じる接続流路40cを有している。本体部分40aと管状部分40bとの間の段部40dは、内側の電極層44の端面44bと当接している。
外側電極端子42は、外側電極露出周面48aを全周にわたって外側から覆うように配置され且つそれと電気的に接続された本体部分42aと、本体部分42aから燃料電池セル4の長手方向に延びる管状部分42bとを有している。本体部分42a及び管状部分42bは、円筒形であり且つ同心であり、管状部分42bの管径は、本体部分42aの管径よりも細くなっている。管状部分42bは、貫通流路50と連通し且つ外部と通じる接続流路42cを有している。本体部分42aと管状部分42bとの間の段部42dは、環状の絶縁部材52を介して外側の電極層48、電解質層46及び内側の電極層44の端面44cと当接している。
内側電極端子40の全体形状と外側電極端子42の全体形状とは同一である。また、内側電極端子40と燃料電池セル4、及び、外側電極端子42と燃料電池セル4とは、その全周にわたって導電性のシール材54によってシールされ且つ固定されている。シール材54は、例えば、銀、銀とガラスの混合物、金、ニッケル、銅、チタンなどを含む各種ロウ材である。
内側電極端子40の接続流路40c、燃料電池セル4の貫通流路50、及び外側電極端子42の接続流路42cは、燃料電池セルユニット30の管内流路30cを構成する。
続いて、燃料電池セルユニット30を含む燃料電池セルスタック400について、図5を参照しながら説明する。燃料電池セルスタック400は、16本の燃料電池セルユニット30と、上支持板400aと、下支持板400bと、接続部材400cと、外部端子400dとを備えている。
上支持板400a及び下支持板400bは矩形であり、それぞれ、燃料電池セルユニット30を2列×8行で支持するように燃料電池セルユニット30の管状部分40b、42bに嵌合する貫通穴(図に明示しない)を有している。上支持板400a及び下支持板400bは、電気絶縁性材料で形成されており、例えば、耐熱性のセラミックスで形成されている。具体的には、アルミナ、ジルコニア、スピネル、フォルステライト、マグネシア、チタニアなどを用いることが好ましい。尚、燃料電池セルユニット30の管状部分40b,42bと上支持板400a及び下支持板400bの貫通穴との間には、双方を密着固定させるための密着固定部材を介在させることも好ましい。密着固定部材は、例えば、ガラス、ロウ材、セラミックスなどが挙げられる。ガラスやロウ材は溶解することで密着固定することができ、セラミックスは焼結させることで密着固定することができる。
16本の燃料電池セルユニット30は、それらが電気的に直列に接続されるように配列されている。詳細には、燃料電池セルユニット30は、隣接した燃料電池セルユニット30の内側電極端子40が交互に上側及び下側に配置されるように配列されている。更に、16本の燃料電池セルユニット30を電気的に直列に接続するための接続部材400cが設けられている。接続部材400cは、隣接した1つの内側電極端子40と1つの外側電極端子42とを電気的に接続する。直列に接続された16本の燃料電池セルユニット30の両端部の内側電極端子40及び外側電極端子42にはそれぞれ、外部と電気的な接続を行うための外部端子400dが設けられている。接続部材400c、外部端子400dは、例えば、ステンレス鋼、ニッケル基合金、クロム基合金などの耐熱金属や、ランタンクロマイトなどのセラミック材料で形成される。各燃料電池セルスタック400の外部端子400dは電気的に直列に接続されていて、その両端には電極棒13,14に接続されている。
図4及び図5を参照しながら説明したように、燃料電池セルスタック400において、燃料電池セルユニット30の内側電極端子40が設けられている端部4aと外側電極端子42が設けられている端部4bとは上下交互になるように配置されている。
なお、図3に示すように、セルスタック400の上支持板400aはそれぞれが離間配置されており、2枚の上支持板400aの間に離間部300が形成されている。ここで、離間部とは、セルスタック400の上支持板400aの右辺と、その右側に配置されたセルスタック400の上支持板400aの左辺との間に形成される隙間のことである。
なお、セルスタック400の上支持板400aを離間配置し、離間部300が形成されることにより、酸化剤ガス導入部として機能し、複数の燃料電池セル部材において発電反応に寄与しなかった残余の酸化剤ガスを燃料電池セル部材の他端側へと導入することができるので、発電反応に寄与しなかった残余の燃料ガスを確実に燃焼させて排出することが可能となる。
また、燃料電池セルスタック400を構成する上支持板400aには、燃料電池セル4(燃料電池セルユニット30)において発電反応に寄与しなかった酸化剤ガスとしての空気を通過させるための穴400ab(酸化剤ガス導入部)が設けられている。
ここで、図1〜3に戻り、燃料電池モジュールFCの説明を続ける。本実施形態では、燃料電池セルスタック400の上方に位置するように、改質器5が配置されている。改質器5には、配管6Cと配管6Dとが繋がれていて、これらの配管6C及び配管6Dによって、改質器5は燃料電池セルスタック400と所定間隔をおいて上方に位置するように保持されている。配管6Cは、改質器5に被改質ガスとしての都市ガス、空気、及び水蒸気を供給するための配管であって、仕切り板15に対して立設されている。配管6Dは、改質器5において改質された燃料ガスをガスタンク3に供給するための配管であって、ガスタンク3に対して立設されている。
配管6Cを通して改質器5に供給される都市ガス及び空気は、被改質ガス供給管6Aを通って燃料電池モジュールFC内に導入される。また、配管6Cを通して改質器5に供給される水蒸気は、水蒸気供給管6Bを通って燃料電池モジュールFC内に導入される。被改質ガス供給管6A及び水蒸気供給管6Bは、仕切り板15を挟んで配管6Cとは反対側に設けられている混合室15cに繋がっている。被改質ガス供給管6Aから供給される都市ガス及び空気と、水蒸気供給管6Bから供給される水蒸気とは、この混合室15cにおいて混合され、配管6Cへと供給される。
図1〜3には明示しないが本実施形態では、被改質ガス供給管6Aと水蒸気供給管6Bとのそれぞれに電磁弁が取り付けられていて、それぞれの電磁弁は制御部としてのCPUから出力される指示信号に応じて開閉し、改質器5に供給する被改質ガスと空気との比率を変更可能なように構成されている。
改質器5に導入された被改質ガスとしての都市ガス(水蒸気が混合されている場合もあり)及び空気(被改質ガスのみの場合もあり)は、改質器5内に収められている改質触媒によって改質される。改質された燃料ガスは、配管6Dを通ってガスタンク3へと供給される。改質器5に対して配管6Cが繋がっている部分と、改質器5に対して配管6Dが繋がっている部分とは、長手方向において一端近傍と他端近傍とに引き離されている。これによって、改質器5に供給された燃料ガス及び空気は改質触媒に十分に触れることが可能となる。
改質器5には、改質触媒が封入されている。改質触媒としては、アルミナの球体表面にニッケルを付与したもの、アルミナの球体表面にルテニウムを付与したもの、が適宜用いられる。これらの改質触媒は球体である。
本実施形態では、改質器5及び各燃料電池セルスタック400を覆うように、流路部材7が設けられている。流路部材7は、空気流路外壁71,72と、空気分配室73と、空気集約室74,75と、空気流路管76a,76b,77a,77b(酸化剤ガス流路部材)と、外壁78,79を有している。流路部材7は、長手方向に空気流路外壁71,72が、短手方向に外壁78,79が、それぞれ配置され、それらの部材によって箱状となるように形成されている。流路部材7は、改質器5及び各燃料電池セルスタック400を覆うように、仕切り板15に立設されている。続く説明では、流路部材7の仕切り板15に当接する側を下方とし、その下方と反対側を上方として説明する。
空気分配室73は、外壁79の外側上方に取り付けられている。すなわち、空気分配室73は、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形成される箱状体の外側且つ短手側の上方に取り付けられている。空気分配室73には、空気供給管7A(酸化剤ガス供給管)が繋がれており、酸化剤ガスとしての空気が供給される。空気分配室73には、空気流路管76a,76b,77a,77bも繋がれている。
空気流路管76a,76bは、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形成される箱状体の内側且つ長手側の上方に、空気流路外壁71に沿うように配置されている。空気流路管76aは、空気流路外壁71側に、空気流路管76bは、空気流路管76aよりも内側に、それぞれ配置されている。空気流路管76a,76bの一端は外壁79を貫通して空気分配室73に繋がれており、他端は空気集約室74に繋がれている。従って、空気分配室73に流入した空気は、空気流路管76a,76bを通り、空気集約室74へと流れ込んで再合流する。
空気流路管77a,77bは、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形成される箱状体の内側且つ長手側の上方に、空気流路外壁72に沿うように配置されている。空気流路管77aは、空気流路外壁72側に、空気流路管77bは、空気流路管77aよりも内側に、それぞれ配置されている。空気流路管77a,77bの一端は外壁79を貫通して空気分配室73に繋がれており、他端は空気集約室75に繋がれている。従って、空気分配室73に流入した空気は、空気流路管77a,77bを通り、空気集約室75へと流れ込んで再合流する。
空気集約室74,75は、外壁78の内側上方に取り付けられている。すなわち、空気集約室74,75は、空気流路外壁71,72と外壁78,79とによって形成される箱状体の内側且つ短手側の上方に取り付けられている。空気集約室74は空気流路外壁71と密着するように配置されており、空気集約室74に流れ込んだ空気は空気流路外壁71へと流れ出すように構成されている。一方、空気集約室75は空気流路外壁72と密着するように配置されており、空気集約室75に流れ込んだ空気は空気流路外壁72へと流れ出すように構成されている。
空気流路外壁71,72は、それぞれが二重壁構造となっていて、それぞれの内部を空気が流れることができるように構成されている。より具体的には、空気流路外壁71は、上方から三室に分割された構造となっており、上方から順に、第一室711、第二室712、第三室713として形成されている。空気集約室74から流れ込んだ空気は、第一室711に流れ込んだ後、第二室712に流れ込み、その後第三室713に流れ込む。同様に、空気流路外壁72も、上方から三室に分割された構造となっており、上方から順に、第一室721、第二室722、第三室723として形成されている。空気集約室75から流れ込んだ空気は、第一室721に流れ込んだ後、第二室722に流れ込み、その後第三室723に流れ込む。
第三室713,723にはそれぞれ、所定間隔をおいて複数の空気流入孔713a,723aが形成されている。空気流入孔713a,723aは、燃料電池セルスタック400が連設されている方向に、燃料電池セル4に対する上下方向の位置が略同一となるように、複数個形成されている。
空気流路外壁71,72に流れ込んだ空気は、空気流入孔713a,723aを通って発電室16内の燃料電池セル4近傍へと流れ込むように構成されている。空気流入孔713a,723aを通って流れ込んだ空気は、燃料電池セル4の外側を通って各燃料電池セル4の下方から上方へと流れる。各燃料電池セル4の上方に至った空気は、各燃料電池セル4の管内流路を通った燃料ガスと合わせて燃焼される。
各燃料電池セルスタック400の上方は、空気と燃料ガスとが混合して燃焼する燃焼部18となっている。燃料ガスは、ガスタンク3から、燃料電池セルユニット30の管内流路30cを通り、燃焼部18に向けて上昇する。また、燃料電池セル4の外側を流れる空気も、燃焼部18に向けて上昇し、上支持板400aの隙間に形成された離間部300及び、上述した上支持板400aに設けられた穴400abを通って燃焼部18に至る。空気流路外壁72の燃焼部18に対応する部分には点火装置挿入穴724が設けられ、燃焼ガスと空気との燃焼を開始させるための点火装置(図示しない)が点火装置挿入穴724から燃焼部18に突出されている。この点火装置により燃料ガスと空気とが混合して燃焼する。燃料電池セルスタック400を構成する燃料電池セル4は、燃焼部18によって上方から加熱される。また、空気流入孔713a,723aを通って流れ込む空気も、上述したように空気流路管76a,76b,77a,77b、空気流路外壁71,72を通る間に、燃焼部18における燃焼によって加熱される。
ここで、燃料電池セル4近傍のガスの流れについて、図6を参照しながら説明する。図6は、燃料電池セル4及び燃料電池セル4を含む燃料電池セルユニット30近傍を模式的に示した図である。図6においては、各部材を簡略的に示しているため、既に参照した図面とは形状が異なっている場合もある。図6に示すように、ガスタンク3には、下支持板400bを介して燃料電池セルユニット30が立設されている。下支持板400bと各燃料電池セルユニット30の内側電極端子40(又は外側電極端子42)との間には集電部材としての接続部材400c又は外部端子400dが配置されている。ガスタンク3に流れ込んだ燃料ガスは、各燃料電池セル4内の貫通流路(図6においては明示しない)に流れ込み、上方へと流れていく。
各燃料電池セルユニット30に跨るように、上支持板400aが戴置されている。上支持板400aと各燃料電池セルユニット30の内側電極端子40(又は外側電極端子42)との間には集電部材としての接続部材400cが配置されている。図6に示すように、燃料電池セルユニット30の他端側である上端側が保持部材としての上支持板400aを貫通し、その貫通部分において複数の燃料電池セルユニット30それぞれは上支持板4000aに対して嵌合されることで密着固定されている。上述したように燃料ガスは燃料電池セル4内の貫通流路に流れ込んで上支持板400a側へと流れて行き、各燃料電池セルユニット30の内側電極端子40(又は外側電極端子42)の先端部分から発電反応に寄与しなかった燃料ガスが排出される。一方、酸化剤ガスとしての空気は、各燃料電池セルユニット30の外側を下方から上方へと流れて行き、発電反応に寄与しなかった空気は、離間部300及び、穴400abから排出される。離間部300は、2枚の上支持板400aが離間配置されることにより形成され、上支持板400aの主面(ガスタンク3に向かう面)から、裏面(ガスタンク3に向かう面とは反対側の面)へと空気を流すことができるので、空気は各燃料電池セルユニット30の内側電極端子40(又は外側電極端子42)の先端部分へと吹き出され、良好な燃焼が行われる。また、穴400abは、隣接する燃料電池セルユニット30の間に設けられ、上支持板400aの主面(ガスタンク3に向かう面)から、裏面(ガスタンク3に向かう面とは反対側の面)へと貫通しているので、空気は各燃料電池セルユニット30の内側電極端子40(又は外側電極端子42)の先端部分近傍へと吹き出され、良好な燃焼が行われる。
上述した例では、燃料電池セル4を含む燃料電池セルユニット30は、燃料電池セル4の一端に内側電極端子40を、他端に外側電極端子42を取り付ける態様を採用している。電気接続の都合から、各燃料電池セルユニット30は内側電極端子40が取り付けられている側と、外側電極端子42が取り付けられている側とが交互になるように配置されている。しかしながら、燃料電池セル4を含む燃料電池セルユニット30の形成態様は上述したものに限られない。例えば、内側電極端子40及び外側電極端子42のようなキャップ形状の端子ではなく、燃料電池セル4の一方に電極端子を一対設け、一方を外側電極として、他方を内側電極とする態様も採用可能である。この場合、図7に示すように、燃料電池セル4を含む燃料電池セルユニット30aの上側の端部には電極等が取り付けられていないため、上支持板400aに対して、燃料電池セル4が直接当接して取り付けられている。この場合であっても、上述したような燃料ガス及び空気の流れには何ら変わるところがなく、燃料電池セル4の外側を流れる酸化剤ガスとしての空気は、穴400abを通って燃料電池セル4の先端部分に近傍へと吹き出され、良好な燃焼が行われる。
図8に、上支持板の例を示す。図8に示すように燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)は、図中x方向(列方向)及び図中y方向(行方向)に行列配置されている。離間部300はy方向における燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)の各行Ly2〜Ly4(実際には2×10行配置であるが、図示の都合上、一部を省略している)それぞれの間に形成されている。従って、離間部300は、上支持板500aの長辺に沿って形成されている。なお、離間部とは、セルスタックの上支持板500aの右辺と、その右側に配置されたセルスタックの上支持板500aの左辺との間に形成される隙間のことである。
図9に、上支持板500aに穴500abを設ける態様の第一例を示す。図9に示すように、燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)は、図中x方向(列方向)及び図中y方向(行方向)に行列配置されている。穴500abは、x方向における燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)の各列Lx1〜Lx8それぞれの間であって、y方向における燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)の各行Ly1〜Ly4(実際には2×10行配置であるが、図示の都合上、一部を省略している)それぞれの間に形成されている。
図10に、上支持板500aに穴500abを設ける態様の第二例を示す。図10に示すように、燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)は、図中x方向(列方向)及び図中y方向(行方向)に行列配置されている。穴500abは、x方向における燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)の各列Lx1〜Lx8それぞれに沿って、y方向における燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)の各行Ly1〜Ly4(実際には2×10行配置であるが、図示の都合上、一部を省略している)それぞれの間に形成されている。
図11に、上支持板500aに穴500abを設ける態様の第三例を示す。図11に示すように、燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)は、図中x方向(列方向)及び図中y方向(行方向)に行列配置されている。穴400abは、x方向における燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)の各列Lx1〜Lx8それぞれの間であって、y方向における燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)の各行Ly1〜Ly4(実際には2×10行配置であるが、図示の都合上、一部を省略している)それぞれに沿った位置に形成されている。また、穴500abは、x方向における燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)の各列Lx1〜Lx8それぞれに沿って、y方向における燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)の各行Ly1〜Ly4(実際には2×10行配置であるが、図示の都合上、一部を省略している)それぞれの間に形成されている。
図12に、上支持板500aにスリット500adを設ける態様を示す。図12に示すように、燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)は、図中x方向(列方向)及び図中y方向(行方向)に行列配置されている。スリット500adは、x方向における燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)の各列Lx1〜Lx8に渡って沿うように、y方向における燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)の各行Ly1〜Ly4(実際には2×10行配置であるが、図示の都合上、一部を省略している)それぞれの間に形成されている。従って、スリット500adは、上支持板500aの長辺に沿って形成されている。
図13に、上支持板500aにスリット500adに加えてスリット500aeを設ける態様を示す。図13に示すように、燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)は、図中x方向(列方向)及び図中y方向(行方向)に行列配置されている。スリット500adは、x方向における燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)の各列Lx1〜Lx8に渡って沿うように、y方向における燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)の各行Ly1〜Ly4(実際には2×10行配置であるが、図示の都合上、一部を省略している)それぞれの間に形成されている。従って、スリット500adは、上支持板500aの短辺に沿って形成されている。更に、スリット500aeを、x方向における燃料電池セルユニット30(燃料電池セル4)の各列Lx1〜Lx8の間であって、各スリット500adと交差するように設けている。
カバー部材を外して示す燃料電池モジュールの斜視図である。 図1に示す燃料電池モジュールの断面図である。 図1に示す燃料電池モジュールの断面図である。 燃料電池セルユニットを説明するための図である。 燃料電池セルスタックを説明するための図である。 燃料電池セル近傍のガスの流れを説明するための図である。 燃料電池セルユニットの支持態様の別例を示す図である。 上支持板を離間配置し、離間部を形成する例を示す図である。 上支持板に穴を形成する第一例を示す図である。 上支持板に穴を形成する第二例を示す図である。 上支持板に穴を形成する第三例を示す図である。 上支持板にスリットを形成する第一例を示す図である。 上支持板にスリットを形成する第二例を示す図である。
符号の説明
2:ベース部材
2a:穴
3:ガスタンク
4:燃料電池セル
4a:端部
4b:端部
5:改質器
6A:被改質ガス供給管
6B:水蒸気供給管
6C:配管
6D:配管
7:流路部材
7A:空気供給管
13,14:電極棒
15:板
15a:支持部材
15b:隙間
15c:混合室
16:発電室
17:排気ガス室
18:燃焼部
30:燃料電池セルユニット
30c:管内流路
40:内側電極端子
40a:本体部分
40b:管状部分
40c:接続流路
40d:段部
42:外側電極端子
42a:本体部分
42b:管状部分
42c:接続流路
42d:段部
44:電極層
44a:内側電極露出周面
44b:端面
44c:端面
46:電解質層
46a:電解質露出周面
48:電極層
48a:外側電極露出周面
50:貫通流路
52:絶縁部材
54:シール材
71:空気流路外壁
72:空気流路外壁
73:空気分配室
74:空気集約室
75:空気集約室
76a,76b,77a,77b:空気流路管
76aa,76ba,77aa,77ba:下面
78:外壁
79:外壁
80,81:移行板
82,83:移行ブロック
84:移行板
400:燃料電池セルスタック
400a:上支持板
400b:下支持板
400c:接続部材
400d:外部端子
711:第一室
712:第二室
713:第三室
713a,723a:空気流入孔
721:第一室
722:第二室
723:第三室
724:点火装置挿入穴
FC:燃料電池モジュール

Claims (6)

  1. 燃料ガスが内部通路の一端側から他端側へと流れ、酸化剤ガスが外部の一端側から他端側へと流れることによって作動する燃料電池セルを含む複数の燃料電池セル部材と、
    前記複数の燃料電池セル部材の上部を保持する板状の保持部材と、を備える燃料電池セルスタックユニットであって、
    前記複数の燃料電池セル部材それぞれは前記保持部材に対して密着固定され、
    前記複数の燃料電池セル部材それぞれの先端において燃料ガスが燃焼する燃焼部を有し、
    前記保持部材を複数備え、前記保持部材は離間配置されることを特徴とする燃料電池セルスタックユニット。
  2. 前記保持部材には前記複数の燃料電池セル部材それぞれが貫通する複数の貫通穴が形成されており、
    前記複数の燃料電池セル部材それぞれは、前記複数の貫通穴それぞれに対して直接密着して固定されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池セルスタックユニット。
  3. 前記保持部材には前記複数の燃料電池セル部材それぞれが貫通する複数の貫通穴が形成されており、
    前記複数の燃料電池セル部材それぞれと前記複数の貫通穴それぞれとの間には、前記燃料電池セル部材と前記貫通穴との双方に密着して固定する密着固定部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池セルスタックユニット。
  4. 前記酸化剤ガス導入部は、前記保持部材を前記ガスタンク側の主面から裏面へと貫通する穴を含み、
    前記穴は、互いに隣接する前記燃料電池セル部材の間に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池セルスタックユニット。
  5. 前記酸化剤ガス導入部は、前記保持部材を前記ガスタンク側の主面から裏面へと貫通するスリットを含み、
    前記複数の燃料電池セル部材は行列配置されており、
    前記スリットは、互いに隣接する前記燃料電池セル部材の間であって、行列配置の行方向若しくは列方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池セルスタックユニット。
  6. 請求項1〜5の燃料電池セルスタックユニットを備えたことを特徴とする燃料電池モジュール。
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