JP2010107761A - レンズホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】沈胴用の簡易なレンズホルダーを提供する。
【解決手段】第1のレンズ群11および第2のレンズ群12を含むレンズシステム16を保持するためのレンズホルダー10であって、そのレンズホルダー10は、第1のレンズ群11を保持する第1のユニット30と、第2のレンズ群12を保持する第2のユニット(退避ユニット)40と、第1のユニット30を光軸Lに沿った後方の第1の収納位置に移動する第1の駆動機構(カム機構)50と、第1のユニット30の収納位置への後退を動力として退避ユニット40を光軸Lに対して直交する方向に動かし、第1のユニット30に対して並列な第2の収納位置に移動する第2の駆動機構(退避機構)60とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数のレンズを支持するためのレンズホルダーに関するものである。
特許文献1は、被写体側に配置した第1のレンズ群、及び結像面側に配置した第2のレンズ群から構成された撮影レンズと、第1のレンズ群を光軸方向に移動させる第1の移動手段と、第2のレンズ群を光軸と直交する方向に移動させる第2の移動手段と、第2の移動手段により第2のレンズ群が所定の位置に退避したことを検知する第2の検知手段と、第2の検知手段が第2のレンズ群の退避を検知した後に、第1のレンズ群を第2のレンズ群が配置されていた光軸上の位置に後退させるべく制御する制御手段を備えたカメラを提供している。
また、特許文献2は、撮影光学系を構成する複数の光学要素を有するレンズ鏡筒において、撮影状態では複数の光学要素を同一光軸上に位置させ、沈胴状態では、複数の光学要素の一部を残りの光学要素の光軸とは異なる位置に退避させ、かつ該退避した光学要素と、退避しない光学要素の少なくとも一部とをそれぞれ光軸方向後方に後退させる沈胴式レンズ鏡筒を提供している。
特開2003−149723号公報 特開2003−315861号公報
特許文献1では、第2のレンズ群を光軸と直交する方向に移動するためにモーターを有し、モーターの制御と、退避検出などのためにセンサーなどの制御機器が必要となっている。特許文献2では、第2レンズ群の退避レンズ群支持枠レンズが後退すると、位置制御突起に係合して、退避レンズ枠が回動し、退避レンズ群支持枠がさらに後退すると、第2レンズ群が退避位置に保持される。したがって、退避しない第1レンズ群を後退させるとともに、退避する第2レンズ群も後退させながら自ら回転させるという、複数の要素が混在する複雑な動きを行わせる必要があり、機構が複雑であるとともに、これらのレンズ群を後退させるためのモーターの負荷も大きくなる。
したがって、収納時に、レンズがカメラなどのハウジング内にほぼ収まるようにレンズホルダーが縮み、ハウジング内に沈む(沈胴する)タイプの沈胴型のレンズホルダーにおいて、構成がより簡易で、沈胴する動きの際のモーター負荷のより小さな機構が求められている。
本発明の一態様は、第1のレンズ群および第2のレンズ群を含むレンズシステムを保持するためのレンズホルダーである。第1のレンズ群および第2のレンズ群は、使用する際に光軸に沿って前後に並ぶ。レンズホルダーは、第1のレンズ群を保持する第1のユニットと、第2のレンズ群を保持する第2のユニットと、第1のユニットを光軸に沿った後方の第1の収納位置に移動可能な第1の駆動機構と、第1のユニットの第1の収納位置への移動を動力として第2のユニットを光軸に対して直交する方向に動かし、第1のユニットに対して並列な第2の収納位置に移動する第2の駆動機構とを有する。
第2の駆動機構は、第1のユニットが第1の収納位置へ移動して入るという動き(後退)により第2のユニットを光軸から直交する方向に退避させる。したがって、第2のユニットが退避しなければ第1のユニットが第1の収納位置へ収まらず、また、第1のユニットが第1の収納位置へ後退すれば第2のユニットは光軸から外れた第2の収納位置へ退避される。このため、第2のユニットの退避を確認するためのセンサーなどは不要であり、さらに、第2のユニットを自律的に退避位置へ動かす機構も不要となるので、沈胴のための機構を簡易にできる。
さらに、第2のユニットが自ら後退する動きにより光軸から外れて第2の収納位置へ退避するのではなく、第2のユニットに対して前方に位置し、他のユニットである第1のユニットが後退する動きを動力として第2の収納位置へ退避する。したがって、第2のユニットを退避させる際に、第2のユニットが光軸に沿って後退する動きと、光軸に対して直交する動きとを分けることができ、同時に2つの動きを行わせる必要がない。たとえば、第2のユニットが光軸に沿った、第2の収納位置に対応する位置まで後退した後に、光軸に対して直交する方向に動かして退避させられる。このため、第1のユニットおよび第2のユニットを駆動するための動力を低減でき、モーターの負荷を低減できる。
第2の駆動機構は、第1のユニットの後方に設けられた第1の接触部材と、第2のユニットの前方に、第1のユニットが光軸に沿って後方に移動すると第1の接触部材と接するように設けられた第2の接触部材とを含むことが望ましい。第1の接触部材の接触面および第2の接触部材の接触面の少なくとも一方が光軸に対して傾斜しており、第1の駆動機構により、第1のユニットが光軸に沿って後方に移動すると第1の接触部材および第2の接触部材が接し、第2のユニットが第2の収納位置へ移動することが望ましい。
第1の接触部材および第2の接触部材は、第2のユニットが光軸上の第2の収納位置に対応した位置に到達した後に接触することが望ましい。第2のユニットの動きを、光軸に沿った後退と、直交方向への移動に分けることができる。また、第2のユニットは、光軸に対して斜めに3次元的には動かないので、第2のユニットの移動スペースを確保することも容易になる。
第1のユニットが第1の収納位置へ入るためには、先行して第2のユニットを光軸から直交する方向に移動させることが望ましい。第2の接触部材は、ハウジングから外に突き出た方向に延びるので、沈胴には向かず、第1の接触部材をハウジングに向いて後方に突き出し、第1の接触部材がハウジングに収まるようにすることが望ましい。したがって、第1の収納位置の後方の一部を覆う後壁を有する場合は、後壁に、第1の接触部材の後端の少なくとも一部が通過するための孔を設けておくことが望ましい。
レンズホルダーの後方に、シャッターを駆動するための機構を収納するスペース(機構収納スペース)を設けることが可能である。すなわち、光軸に沿って配置された第2のレンズ群の後方に設けられるシャッターを駆動するための機構を収納する機構収納スペースをレンズホルダーに設ける場合、その機構収納スペースは、シャッターに対して光軸と直交する方向に設けられる。したがって、第2のユニットを退避させるための第2の収納位置と機構収納スペースとを前後に並んで配置することにより、レンズホルダー内部の空間やレンズホルダーが搭載されるカメラなどの光学機器の内部空間を有効活用できる。
第2のユニットを光軸から直交する方向に移動する1つの方法は旋回させることである。そのため、典型的な第2の駆動機構は、光軸上の位置と光軸から離れた第2の収納位置との間で第2のユニットを旋回支持するためのアーム部と、アーム部の動きを、第2のレンズ群が光軸上にセットされた位置で停止するためのストッパと、アーム部がストッパに向けて旋回するように力を加えるための弾性部材とを含むものである。第2の駆動機構は、第2のユニットをスライド移動させるものであってもよい。
本発明の他の態様の1つは、上記のレンズホルダーと、第1のユニットに保持された第1のレンズ群と、第2のユニットに保持された第2のレンズ群とを有するレンズユニットである。沈胴のために第2のユニットを退避させる機構を簡略化でき、モーター負荷を軽減できるのでモーターも小型化できる。したがって、いっそうコンパクトで消費電力の少ない、沈胴タイプのレンズユニットを提供できる。
本発明の他の態様の1つは、上記のレンズユニットと、レンズユニットの後方に配置された撮像ユニットと、レンズユニットおよび撮像ユニットを収納するためのハウジングとを有する、カメラなどの撮像装置である。この撮像装置において、第1のレンズ群および第2のレンズ群は、光軸に沿って前後に並び、レンズユニットの少なくとも一部がハウジングより前方に突き出た使用状態と、第1のユニットにより第1のレンズ群が第1の収納位置に収納され、第2のユニットにより第2のレンズ群が第2の収納位置に収納され、レンズユニットがハウジング内にほぼ収まる収納状態とを含み、これらの状態を遷移する。
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1ないし図4に、本発明に係るレンズホルダー10を備えたカメラ1の幾つかの状態を示し、図5に、それらの状態に移行する様子を示している。このカメラ1は、第1のレンズ群11と、第2のレンズ群12とを含むレンズシステム16を備えており、それらがレンズホルダー10に支持あるいは保持されてレンズユニット15を構成している。
図1は、第1のレンズ群11および第2のレンズ群12がハウジング2に収納された状態、すなわち、レンズホルダー10も含めて第1のレンズ群11および第2のレンズ群12がハウジング2に沈胴された状態を示している。この状態では、第2のレンズ群12が光軸Lから外れた位置(退避位置)22に収納されている。図2は、レンズホルダー10がハウジング2から突出し、第1のレンズ群11および第2のレンズ群12が光軸Lに沿って前後に並び、ワイド(広角端)にセットされた状態を示している。図3は、レンズホルダー10がハウジング2から突出し、第1のレンズ群11および第2のレンズ群12が光軸Lに沿って前後に並び、テレ(望遠端)にセットされた状態を示している。図4は、レンズホルダー10の一部がハウジング2に収納され、第2のレンズ群12が光軸Lから退避位置22へ移動(退避)を開始する状態を示している。なお、以降において、光軸Lに沿った前側は被写体側を示し、後側は撮像側(CCD側)を示す。
ハウジング2は、箱形などの全体的に薄く平たい形状が採用され、レンズユニット15の光軸Lに沿った後方に撮像ユニット3が配置されている。撮像ユニット3の典型的なものは、CCDまたはCMSなどの半導体撮像素子であり、レンズユニット15により撮像ユニット3に結像された画像をデジタルデータとしてハウジング2に設けられたメモリ(不図示)に格納できる。
レンズホルダー10は、第1のレンズ群11を保持する第1のユニット30と、第2のレンズ群12を保持する第2のユニット(退避ユニット)40とを含む。第1のユニット30は、光軸Lに沿って前後に動き、使用状態ではハウジング2から突き出る第1のシェル(第1の外環)31と一体になっている。第1のシェル31は、第1のレンズ群11の前方を覆うカバーガラス35、飾り環36などを備えている。
レンズホルダー10は、さらに、第1のシェル31を光軸Lに沿って前後に移動するための第1の駆動機構(カム機構)50と、退避ユニット40を光軸Lに沿った位置23から、光軸Lから離れた収納位置22に移動するための第2の駆動機構(退避機構)60とを含む。退避機構60は、第1のシェル31の内部を光軸Lに沿って前後に移動する内環70に取り付けられており、退避ユニット40は、内環70とともに光軸Lに沿って前後に移動するようになっている。
カム機構50は、モーター51により回転駆動される回転環52と、回転環52の動きにより回転するカム環53とを含む。モーター51からカム環53への動力伝達機構の幾つかの例が公知であり、たとえば、典型的な動力伝達機構は特許文献2に記載されている。したがって、本願の発明に関わる動きを分かりやすく説明するために、図1ないし図4においては、モーター51からカム環53への動力伝達機構、カム環53から以下に説明する外環および内環への動力伝達機構の詳しい構成を省いている。また、モーター51は、実際には、ハウジング2の内部の、レンズユニット15の動きに影響を与えないスペースに収納されている。
カム環53の外周面には第1のシェル31を前後に駆動するための第1のカム溝55が形成されている。第1のシェル31の内面には、第1のカム溝55の内部を動くカムピン54が設けられている。このため、モーター51により回転環52が回転し、さらにカム環53が回転すると、第1のシェル31はハウジング2から前方に突出する。第1のシェル31の前方への動きに連動して、外側の第2のシェル(第2の外環)32が前方へ動き(前方へ繰り出され)、さらに、第3のシェル(第3の外環)33が前方へ動く(前方へ繰り出される)。
図5に、第1のシェル31に固定された第1のユニット30により第1のレンズ群11が前後に動く様子を実線G1により示している。第1のレンズ群11は、沈胴された位置(第1の収納位置)21から前方に繰り出され、ワイドのときに最も前方に突出し、テレでは若干後退する。
カム環53の内周面には内環70を前後に駆動するための第2のカム溝57が形成されている。内環70の外面には、第2のカム溝57の内部を動くカムピン56が設けられている。したがって、モーター51により回転環52が回転し、さらにカム環53が回転すると、内環70は前方に動き、その後、撮像状態に応じて前後する。内環70には、第2のレンズ群12の後方に配置されたシャッター75を駆動するための機構75dを収納するためのスペース(機構収納スペース)74が設けられている。図1に示すように、第2のレンズ群12が光軸Lから外れて退避する位置22と、機構収納スペース74とは前後に並ぶようにアレンジされており、レンズホルダー10の内部空間およびハウジング2の内部空間が有効に利用されている。
すなわち、シャッター75は、レンズホルダー10の後方であって、光軸Lに沿って配置された第2のレンズ群12の後方に設けられる。そのため、シャッター75を駆動するための機構75dはシャッター75に対して光軸Lと直交する方向に設けられ、その収納スペース74が光軸Lに直交する方向に必要となる。この収納スペース74は、第2のユニット40を光軸Lに対して直交する方向に退避させるための第2の収納位置(退避位置)22と前後に並ぶようにアレンジでき、収納時(沈胴時)のレンズホルダー10の空間およびハウジング2の内部の空間を有効活用できる。
図5に、内環70とともに前後に動く第2のレンズ群12の前後の動きを実線G2により示している。第2のレンズ群12は、沈胴された位置(第2の収納位置)22から光軸Lに沿った位置23に移動し、その後、光軸Lに沿って前方に繰り出される。第2のレンズ群12は、ワイドからテレに向かってさらに前方に繰り出され、テレのときに最も前方に位置する。
このようにカメラ1においては、第1のレンズ群11および第2のレンズ群12は、光軸Lに沿って前後に並び、レンズユニット15の少なくとも一部がハウジング2より前方に突き出た使用状態(図2、図3)と、第1のユニット30により第1のレンズ群11が第1の収納位置21に収納され、第2のユニット40により第2のレンズ群12が第2の収納位置22に収納され、レンズユニット15がほぼハウジング2の内部に収まる収納状態(図1)とを含み、これらの状態に変移(遷移、移動)する。
図6および図7に、退避機構(第2の駆動機構)60の構成を具体的に示している。図6は、第1のユニット30、退避ユニット(第2のユニット)40および退避機構60を第1のシェル31の後方(内側)から見た状態を示す。図7は、退避機構60を構成するパーツを展開して示す図である。退避機構60は、第1のユニット30と一体になった第1のシェル31の後方に設けられた第1の接触部材61と、退避ユニット40の前方に、第1のユニット30が光軸Lに沿って後方に移動すると第1の接触部材61と接するように設けられた第2の接触部材62とを含む。第1の接触部材61が第2の接触部材62と接する接触面63と、第2の接触部材62が第1の接触部材61と接触する接触面64とは光軸Lに対して傾斜している。すなわち、第1の接触部材61および第2の接触部材62との接触面63および64は光軸Lに対して傾斜している。接触面63および64のいずれか一方が傾斜していてもよい。
さらに、退避機構60は、退避ユニット40を、光軸Lの上の位置23と、光軸Lから離れた第2の収納位置22との間で内環70に対して旋回支持するためのアーム部65と、アーム部65の動きを光軸Lの上の位置23で停止するためのストッパ66と、アーム部65がストッパ66に向けて旋回するように力を加えるための弾性部材であるコイルバネ67とを含む。アーム部65は、内環70の前方に設けられたノブ76に対し、シャフト68と、シャフト押さえ69aおよび69bにより取り付けられており、内環70の内側で旋回できるようになっている。したがって、退避ユニット40は、光軸Lの前後方向には、内環70とともに移動し、アーム部65により内環70の内部において光軸Lと直交する方向に移動できるようになっている。
この退避機構60の例では、アーム部65に第2の接触部材62が設けられており、第1のユニット30が第1の収納位置21へ移動するために後退すると、第1の接触部材61が第2の接触部材62に接する(図5の退避開始、図4参照)。さらに第1のユニット30が後退すると、その第1のユニット30が後退する動力により、第1の接触部材61が第2の接触部材62に押しつけられ、光軸Lに対して傾いた接触面63および64によりアーム部65が駆動される。このため、アーム部65が旋回し、退避ユニット40が光軸Lに対して直交する方向に動く。そして、退避ユニット40が光軸Lから離れた第2の収納位置22に移動するとともに、第1のユニット30が光軸Lに沿ってさらに後退して第1の収納位置21に到達する。その結果、図1に示すように第1のユニット30および退避ユニット40がほぼ並列な状態で第1のシェル31の内部に収納され、それとともに、第1のシェル31を含めたレンズユニット15がハウジング2の内部に収納される。
図8に、退避ユニット40により第2のレンズ群12が光軸Lに沿った位置に保持された様子を、光軸Lの前方から見た状態で示している。この状態(使用状態)では、第1のユニット30に保持された第1のレンズ群11と、退避ユニット40に保持された第2のレンズ群12とが前後に並んだ状態になる。図9に、退避ユニット40により第2のレンズ群12が光軸Lに直交する方向に離れた第2の収納位置22に収納された様子を、光軸Lの前方から見た状態で示している。この状態(退避状態、沈胴状態)では、第1のユニット30により光軸Lに沿った第1の収納位置21に収納された第1のレンズ群11と、退避ユニット40により退避位置である第2の収納位置22に収納された第2のレンズ群12とは並列(左右)に並んだ状態になる。
図1、4および5に示しているように、退避機構60の第1の接触部材61および第2の接触部材62は、第2のユニットである退避ユニット40が光軸Lの上の第2の収納位置22に対応した位置23に到達した後に接触する。退避機構60は、退避させるユニット40が後退する動力を利用するのではなく、他のユニットである第1のユニット30が後退する動力を利用して退避ユニット40を旋回して光軸Lから離れた位置22へ退避させる。この退避機構60により、光軸Lに沿った前後方向では、退避ユニット40の後退が終了した位置で退避ユニット40の退避行動(旋回運動)を開始できる。したがって、退避ユニット40を、後退と、旋回(退避)とに分けて駆動することができ、旋回しながら退避させるような動きが省ける。このため、第1のユニット30を含めた第1のシェル31と、退避ユニット40を含めた内環70とを駆動するためのモーター51は、退避ユニット40に関しては、2つの動きを同時に行うための動力は不要となり、モーター51の負荷が低減される。
すなわち、退避ユニット40が後退するときは、カム筒53を駆動して第1のシェル31と内環70とを後退させるための機械ロスをまかなうだけの動力をモーター51により提供する必要がある。退避ユニット40が旋回するときは、カム筒53を駆動して、第1のシェル31を後退させるだけでよく、内環70を後退させる必要はない。ただし、第1のシェル31を後退させることにより退避ユニット40を旋回させる必要があるので、モーター51は、第1のシェル31を後退させるためと、退避ユニット40を旋回させるための動力を提供する必要がある。したがって、モーター51は、第1のシェル31を後退させるための動力に加え、退避ユニット40(内環70)を後退させるか、または、退避ユニット40を旋回させるための動力を提供する必要がある。しかしながら、第1のシェル31と内環70とをともに後退させ、さらに、退避ユニット40を旋回させるための動力をモーター51が提供する必要はなくなる。このため、出力の小さなモーター51を採用でき、モーター51としてはコンパクトなものを採用できるので、カメラ全体をコンパクトにできる。また、モーター51の消費電力も小さくでき、長寿命のカメラを提供できる。また、電池収納スペースを小さくできるので、いっそうコンパクトなカメラを提供できる。
図7に示すように、内環70の後方はシャッターが設置されるように、第2のレンズ群12が移動する軌跡が開口71となり、他の部分は壁面(後壁)72となっている。この後壁72のうち、第1の接触部材61に対応する部分に貫通孔73が設けられており、第1の接触部材61の先端(後端)61aが後壁72を突き抜けられるようになっている。このレンズユニット15においては、退避ユニット40が光軸Lから退避したスペースを第1の収納位置21として第1のユニット30が収納される。したがって、第1のユニット30が第1の収納位置21へ入るためには、先行して退避ユニット40を光軸Lから直交する方向へ移動させることが望ましい。このため、第1の接触部材61と、第2の接触部材62とは、第1のユニット30が第1の収納位置21に近づく充分前に接触する必要があり、ある程度の高さ(突出量)が必要となる。
第2の接触部材62は、ハウジング2から外に突き出た方向に延びるので、第2の接触部材62を前方に延ばすと沈胴の際にハウジング2に収まらない可能性がある。第1の接触部材61はハウジング2に向いて後方に突き出るので、第1の接触部材61の突き出し量を多くとってもハウジング2の内部に収納しやすい。しかしながら、内環70と干渉する可能性があるので、この例では、内環70の壁72に孔73を開けて内環70との干渉を防止している。開口71を拡大して第1の接触部材61との干渉を防止してもよい。
退避ユニット40を第1のユニット30の後退する動きにより旋回させる機構としては、第1の接触部材61および第2の接触部材62のいずれか一方を設けておき、退避ユニット40を直接駆動したり、第1のユニット30または第1のシェル31に直に接触してもよい。しかしながら、これらの部材が当たる位置を微調整するために部材を削ったり、接触する面の角度を微調整するためには、第1の接触部材61および第2の接触部材62が突き出ている構成が便利である。特に、これらの部材は樹脂モールドで成形することにより安価に提供でき、モールド後の部材を切削などにより微調整するために上記の構成は適している。
また、退避機構(旋回支持する機構)60は、アーム部65の動きを、第2のレンズ群12が光軸Lの上にセットされた位置23で停止するためのストッパ66と、アーム部65がストッパ66に向けて旋回するように力を加えるためのコイルバネ67とを備えている。したがって、退避ユニット40により保持された第2のレンズ群12は、ストッパ66により光軸Lの上の位置が保障され、使用時に軸が狂ってレンズユニット15としての性能が劣化しないようにしている。なお、アーム部65により退避ユニット40を旋回支持する機構60の代わりに、退避ユニット40を第2の収納位置22と、光軸Lの上の位置23との間をスライド移動するような機構を採用することも可能である。スライド機構の一例は、本願出願人の特開2006−58455号公報に示されている。
このように、本例の退避機構(第2の駆動機構)60は、第1のユニット30が第1の収納位置21へ移動して入るという動き(後退)により、退避ユニット(第2のユニット)40を光軸Lから直交する方向に退避させる。したがって、退避ユニット40が退避しなければ第1のユニット30が第1の収納位置21へ収まらず、また、第1のユニット30が第1の収納位置21へ後退すれば退避ユニット40は光軸Lから外れた第2の収納位置22へ退避される。このため、退避ユニット40の退避を確認するためのセンサーなどは不要である。さらに、退避ユニット40は、自律的に退避する代わりに、第1のユニット30の動きにより、受動的に退避位置へ移動するので、退避用のモーターなど、退避ユニット40を自律的に動かす機構も不要となる。このため、沈胴のための機構を簡易に実現できる。たとえば、上記においては、第1の接触部材61と、第2の接触部材62とを備えた簡易な機構60で実現できている。
さらに、退避ユニット40は、自らが後退する動きにより光軸Lから外れて第2の収納位置22へ退避するのではなく、退避ユニット40に対して前方に位置し、他のユニットである第1のユニット30が後退する動きを動力として第2の収納位置22へ退避する。したがって、退避ユニット40を退避させる際に、退避ユニット40が光軸Lに沿って後退する動きと、光軸Lに対して直交する動き(退避する動き)とを分けることができ、同時に後退と退避との2つの動きを行わせる必要がない。上記の例では、退避ユニット40が光軸Lに沿った、第2の収納位置22に対応する位置23まで後退した後に、光軸Lに対して直交する方向に動かして退避するようにしている。このため、第1のユニット30および第2のユニット(退避ユニット)40を駆動するための動力を低減でき、モーター51の負荷を低減できる。
さらに、退避ユニット40は、光軸Lに沿って後退して直交方向に動くという単純な動きで退避でき、光軸Lに対して斜めに動いたりする、いわゆる3次元的な退避動作は不要となる。このため、内環70の内部スペースを有効に活用できる。
なお、上記では、レンズユニット15を搭載したカメラ1を例に説明しているが、レンズが沈胴したり、収納時に長さが縮むことが望ましい光学製品に対し上記のレンズユニットを適用できる。たとえば、LED光源を使用したハンディータイプのプロジェクタのレンズユニットに上記の構成を採用することにより、持ち運び時のサイズをさらにコンパクトにすることができる。また、上記では、第1および第2のレンズ群を備えた2群構成のレンズシステム16を備えたレンズユニット15を例に説明しているが、第3のレンズ群あるいはそれ以上の他群構成のレンズシステムを備えたレンズユニットおよび多群のレンズを保持するためのレンズユニットに対しても本発明を適用することが可能である。
沈胴した状態を示す、光軸に沿った端面図である。 ワイドの状態を示す、光軸に沿った端面図である。 テレの状態を示す、光軸に沿った端面図である。 退避開始の状態を示す、光軸に沿った端面図である。 第1のレンズ群および第2のレンズ群の軌跡を示す図である。 第1のユニットと退避ユニットとを第1のシェルの後方から見た様子を示す斜視図である。 退避機構の構成を展開して示す斜視図である。 第2のレンズ群が使用位置にある状態を、光軸の前方から見た様子を示す図である。 第2のレンズ群が退避位置にある状態を、光軸の前方から見た様子を示す図である。
符号の説明
1 カメラ、 2 ハウジング、 3 撮像素子(CCD)
10 レンズホルダー、 11 第1のレンズ群、 12 第2のレンズ群
15 レンズユニット、 16 レンズシステム
30 第1のユニット、 31 第1のシェル
40 退避ユニット(第2のユニット)
50 カム機構(第1の駆動機構)、 60 退避機構(第2の駆動機構、旋回支持する機構)
70 内環

Claims (8)

  1. 第1のレンズ群および第2のレンズ群を含むレンズシステムを保持するためのレンズホルダーであって、前記第1のレンズ群および前記第2のレンズ群は、使用する際に光軸に沿って前後に並び、
    当該レンズホルダーは、
    前記第1のレンズ群を保持する第1のユニットと、
    前記第2のレンズ群を保持する第2のユニットと、
    前記第1のユニットを前記光軸に沿った後方の第1の収納位置に移動可能な第1の駆動機構と、
    前記第1のユニットの前記第1の収納位置への移動を動力として前記第2のユニットを前記光軸に対して直交する方向に動かし、前記第1のユニットに対して並列な第2の収納位置に移動する第2の駆動機構とを有する、レンズホルダー。
  2. 請求項1において、
    前記第2の駆動機構は、前記第1のユニットの後方に設けられた第1の接触部材と、前記第2のユニットの前方に、前記第1のユニットが前記光軸に沿って後方に移動すると前記第1の接触部材と接するように設けられた第2の接触部材とを含み、前記第1の接触部材の接触面および前記第2の接触部材の接触面の少なくとも一方が前記光軸に対して傾斜しており、
    前記第1の駆動機構により、前記第1のユニットが前記光軸に沿って後方に移動すると前記第1の接触部材および前記第2の接触部材が接し、前記第2のユニットが前記第2の収納位置へ移動する、レンズホルダー。
  3. 請求項2において、前記第1の接触部材および前記第2の接触部材は、前記第2のユニットが前記光軸上の前記第2の収納位置に対応した位置に到達した後に接触する、レンズホルダー。
  4. 請求項2または3において、
    前記第1の収納位置の後方の一部を覆う後壁を有し、
    前記第1の接触部材は後方に突き出ており、
    前記後壁には、前記第1の接触部材の後端の少なくとも一部が通過するための孔が設けられている、レンズホルダー。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記光軸に沿って配置された前記第2のレンズ群の後方に設けられるシャッターを駆動するための機構を収納する機構収納スペースであって、前記シャッターに対して前記光軸と直交する方向に設けられた機構収納スペースをさらに有し、前記第2の収納位置と前記機構収納スペースとが前後に並んで配置されている、レンズホルダー。
  6. 請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記第2の駆動機構は、前記光軸上の位置と前記光軸から離れた前記第2の収納位置との間で前記第2のユニットを旋回支持するためのアーム部と、前記アーム部の動きを、前記第2のレンズ群が前記光軸上にセットされた位置で停止するためのストッパと、前記アーム部が前記ストッパに向けて旋回するように力を加えるための弾性部材とを含む、レンズホルダー。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載のレンズホルダーと、
    前記第1のユニットに保持された第1のレンズ群と、
    前記第2のユニットに保持された第2のレンズ群とを有するレンズユニット。
  8. 請求項7に記載のレンズユニットと、
    前記レンズユニットの後方に配置された撮像ユニットと、
    前記レンズユニットおよび前記撮像ユニットを収納するためのハウジングとを有し、
    前記第1のレンズ群および前記第2のレンズ群は、前記光軸に沿って前後に並び、前記レンズユニットの少なくとも一部が前記ハウジングより前方に突き出た使用状態と、前記第1のユニットにより前記第1のレンズ群が前記第1の収納位置に収納され、前記第2のユニットにより前記第2のレンズ群が前記第2の収納位置に収納され、前記レンズユニットが前記ハウジング内にほぼ収まる収納状態とを含む、撮像装置。
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