JP2010106028A5 - - Google Patents
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クレーム中、アミノ酸の配列番号は、Andrew SpicerらによるJ.Biol.Chem Vol 266 No.23,1991,15099−15109に掲載の通りである。
[請求項1]表面を有する第一のアーティクルと;該表面に対して固定されているか又は固定されるように適応されているペプチド配列であって、該ペプチド配列は、細胞増殖を促進する成長因子のような活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分を包含し、該部分は、活性化リガンドと相互作用する十分な細胞表面受容体を包含し、および該部分は、該部分間の自然結合を防止するのに必要な程度に鎖間結合領域がないペプチド配列と;そして、活性化リガンドの存在下で該ペプチド配列の、他の同一のペプチド配列への結合能に影響を及ぼす候補薬と;を含むキット。
[請求項2]表面を有する第二のアーティクルと、該第二のアーティクルの表面に対して固定されているか又は固定されるように適応されているペプチド配列とをさらに含む、請求項1に記載のキット。
[請求項3]ペプチド配列がMGFRである、請求項1に記載のキット。
[請求項4]細胞増殖を促進する成長因子のような活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分を包含するペプチドであって、該部分は、該活性化リガンドと相互作用する十分な細胞表面受容体を包含し、および該部分は、部分間の自然結合を防止するのに必要な程度に鎖間結合領域がないペプチドを用意し;該ペプチドを、該ペプチドと相互作用する活性化リガンドの能力に影響を及ぼす候補薬及び該活性化リガンドに曝露し;そして、該候補薬の、該活性化リガンドと該ペプチドとの相互作用防止能力を測定することを含む方法。
[請求項5]該候補薬の、該ペプチドと他のタンパク質又はペプチドとの相互作用防止能力を測定することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
[請求項6]表面を有する第一のアーティクルと、該表面に対して固定されているか又は固定されるように適応されている複数のペプチドを用意し;該ペプチド及び第一のアーティクルの表面を、候補薬及び少なくとも一つの活性化リガンドに曝露し;そして、該候補薬の、該活性化リガンドと該ペプチドとの相互作用防止能力を測定することを含む、請求項4に記載の方法。
[請求項7]表面を有する第一のアーティクル、表面を有する第二のアーティクル、及び該第一及び第二のアーティクルの表面に対して固定されているか又は固定されるように適応されている複数のペプチドを用意し;該ペプチド並びに第一及び第二のアーティクルの表面を、候補薬及び少なくとも一つの活性化リガンドに曝露し;そして、該第一及び第二のアーティクルの相互に対する固定を測定することを含む、請求項4に記載の方法。
[請求項8]ペプチドを候補薬及び少なくとも一つの活性化リガンドに曝露するステップが、該ペプチド及び候補薬を、活性化リガンドを含有する細胞溶解産物及び細胞上清の一つ又は両方に曝露することを含む、請求項4に記載の方法。
[請求項9]ペプチド配列がPSMGFRである、請求項4に記載の方法。
[請求項10]がんのリスク又は進行を低減するために患者を治療する方法であって、がんのリスクがあることが知られている又はがんと診断された患者に、活性化リガンドと、細胞増殖を促進する活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分との相互作用を阻害する薬剤を投与することを含む方法。
[請求項11]患者に、細胞増殖を促進する活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分の誘導多量体化を阻害する薬剤を投与することを含む、請求項10に記載の方法。
[請求項12]細胞表面受容体がMUC1である、請求項10に記載の方法。
[請求項13]細胞表面受容体の部分がMGFRである、請求項10に記載の方法。
[請求項14]細胞表面受容体の部分がPSMGFR配列の重要部分を含有している、請求項10に記載の方法。
[請求項15]患者に、細胞増殖を促進する活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分の二量体化を阻害する薬剤を投与することを含む、請求項10に記載の方法。
[請求項16]がんが、乳がん、前立腺がん、肺がん、卵巣がん、結腸直腸がん、及び脳のがんからなる群から選ばれる、請求項10に記載の方法。
[請求項17]活性化リガンドが多量体である、請求項10に記載の方法。
[請求項18]活性化リガンドが約17kDの分子量を有するタンパク質である、請求項10に記載の方法。
[請求項19]活性化リガンドが約23kDの分子量を有するタンパク質である、請求項10に記載の方法。
[請求項20]活性化リガンドが約35kDの分子量を有するタンパク質である、請求項10に記載の方法。
[請求項21]活性化リガンドがタンパク質14−3−3から誘導された配列を含有する、請求項10に記載の方法。
[請求項22]活性化リガンドがカテプシンDから誘導された配列を含有する、請求項10に記載の方法。
[請求項23]活性化リガンドがNM23から誘導された配列を含有する、請求項10に記載の方法。
[請求項24]活性化リガンドがヒトのアネキシンVから誘導された配列を含有する、請求項10に記載の方法。
[請求項25]活性化リガンドがβ−リポトロピンから誘導された配列を含有する、請求項10に記載の方法。
[請求項26]活性化リガンドがプロオピオメラノコルチンの切断産物である、請求項10に記載の方法。
[請求項27]細胞表面受容体の部分が、配列:
からの少なくとも12個の連続アミノ酸を含む、請求項10に記載の方法。
[請求項28]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分が、ペプチド配列:
からの少なくとも12個の連続アミノ酸を含む、請求項10に記載の方法。
[請求項29]方法で使用するために、薬剤が、ペプチド:
の重要部分に結合するその能力を測定することによって選ばれる、請求項10に記載の方法。
[請求項30]方法で使用するために、薬剤が、ペプチド配列:
の重要部分に結合するその能力を測定することによって選ばれる、請求項10に記載の方法。
[請求項31]がんのリスク又は進行を低減するために患者を治療する方法であって、がんのリスクがあることが知られている又はがんと診断された患者に、細胞増殖を促進する成長因子のような活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分の予防的クラスター化のための薬剤を投与することを含む方法。
[請求項32]細胞表面受容体がMUC1である、請求項31に記載の方法。
[請求項33]細胞表面受容体の部分を、複数の部分に結合できる分子と接触させることによって、複数の部分をクラスター化することを含む、請求項31に記載の方法。
[請求項34]部分がMGFRである、請求項31に記載の方法。
[請求項35]部分が相当量のPSMGFR配列を含有する、請求項31に記載の方法。
[請求項36]がんが、乳がん、前立腺がん、肺がん、卵巣がん、結腸直腸がん、及び脳のがんからなる群から選ばれる、請求項31に記載の方法。
[請求項37]細胞表面受容体の部分が、ペプチド配列:
からの少なくとも12個の連続アミノ酸を含む、請求項31に記載の方法。
[請求項38]細胞表面受容体の部分が、ペプチド配列:
からの少なくとも12個の連続アミノ酸を含む、請求項31に記載の方法。
[請求項39]方法で使用するために、薬剤の特異的結合部分が、ペプチド:
の重要部分に結合するその能力を測定することによって選ばれる、請求項31に記載の方法。
[請求項40]方法で使用するために、薬剤の特異的結合部分が、ペプチド:
の重要部分に結合するその能力を測定することによって選ばれる、請求項31に記載の方法。
[請求項41]脱落した細胞表面受容体の鎖間結合領域に固定されることが可能な種;及び、該種に対して固定されているか又は固定されるように適応されているシグナリング実体;を含むキット。
[請求項42]種が、鎖間結合領域に接続している脱落したMUC1受容体の部分に結合している、請求項41に記載のキット。
[請求項43]細胞表面受容体がMUC1である、請求項41に記載のキット。
[請求項44]シグナリング実体がコロイド粒子である、請求項41に記載のキット。
[請求項45]シグナリング実体がコロイド粒子でない、請求項41に記載のキット。
[請求項46]コロイド粒子をさらに含み、シグナリング実体が該コロイド粒子に付着している、請求項41に記載のコロイド粒子。
[請求項47]脱落した細胞表面受容体の鎖間結合領域の少なくとも一部分;及び、該部分に対して固定されているか又は固定されるように適応されているシグナリング実体;を含む組成物。
[請求項48]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能な種;及び、該種に対して固定されているか又は固定されるように適応されているシグナリング実体を含むキット。
[請求項49]細胞表面受容体がMUC1である、請求項48に記載のキット。
[請求項50]シグナリング実体がコロイド粒子である、請求項48に記載のキット。
[請求項51]シグナリング実体がコロイド粒子でない、請求項48に記載のキット。
[請求項52]コロイド粒子をさらに含み、シグナリング実体が該コロイド粒子に付着している、請求項48に記載のキット粒子。
[請求項53]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能な種が約17kDのタンパク質である、請求項48に記載のキット。
[請求項54]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能な種が約23kDのタンパク質である、請求項49に記載のキット。
[請求項55]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能な種が約35kDのタンパク質である、請求項49に記載のキット。
[請求項56]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能な種がタンパク質14−3−3から誘導された配列を含有する、請求項49に記載のキット。
[請求項57]部分が14−3−3を含む、請求項49に記載のキット。
[請求項58]部分がカテプシンDを含む、請求項49に記載のキット。
[請求項59]部分がNM23を含む、請求項49に記載のキット。
[請求項60]部分がヒトのアネキシンVを含む、請求項49に記載のキット。
[請求項61]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能な種がβ−リポトロピンから誘導された少なくとも一つの配列を含有する、請求項49に記載のキット。
[請求項62]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能な種がプロオピオメラノコルチンの切断産物である、請求項49に記載のキット。
[請求項63]鎖間結合領域を包含する細胞表面受容体の部分に結合可能な種;及び、該種に対して固定されているか又は固定されるように適応されているシグナリング実体を含むキット。
[請求項64]細胞表面受容体がMUC1である、請求項63に記載のキット。
[請求項65]シグナリング実体がコロイド粒子である、請求項63に記載のキット。
[請求項66]シグナリング実体がコロイド粒子でない、請求項63に記載のキット。
[請求項67]コロイド粒子をさらに含み、シグナリング実体が該コロイド粒子に付着している、請求項63に記載のコロイド粒子。
[請求項68]細胞増殖を促進する成長因子のような活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分に対応する配列の少なくとも一つのフラグメントであって、該部分はどの細胞からも分離しているフラグメント;及び、親和性タグ;を含むペプチド種。
[請求項69]親和性タグがフラグメントに接続されている、請求項68に記載のペプチド種。
[請求項70]親和性タグが、フラグメント及び親和性タグの両方を包含する連続アミノ酸配列の部分を定義する、請求項68に記載のペプチド種。
[請求項71]親和性タグがポリアミノ酸タグである、請求項68に記載の種。
[請求項72]親和性タグがポリヒスチジンタグである、請求項68に記載の種。
[請求項73]親和性タグがGSTタグである、請求項68に記載の種。
[請求項74]親和性タグがビオチンである、請求項68に記載の種。
[請求項75]親和性タグがチオレドキシンである、請求項68に記載の種。
[請求項76]親和性タグが、アーティクルの表面に対して固定されている種に結合するように選ばれる、請求項68に記載の種。
[請求項77]表面を有するアーティクルと、該表面に対して固定され、親和性タグを捕捉することが可能な種とをさらに含む、請求項68に記載の種。
[請求項78]アーティクルが粒子である、請求項68に記載の種。
[請求項79]親和性タグが、受容体の部分のC−末端に固定されている、請求項68に記載の種。
[請求項80]細胞表面受容体がMUC1である、請求項68に記載の種。
[請求項81]細胞表面受容体部分が、配列:
中の12個以上の連続アミノ酸を含む、請求項68に記載の種。
[請求項82]フラグメントが、PSMGFRの少なくとも一部分を含む、請求項68に記載のペプチド種。
[請求項83]フラグメントが、PSMGFRを含む、請求項68に記載のペプチド種。
[請求項84]フラグメントが、MUC1依存性腫瘍形成に関連して細胞増殖を促進する成長因子のような活性化リガンドと相互作用するMUC1の部分に対応する配列の少なくとも一つのフラグメントを含む、請求項68に記載のペプチド種。
[請求項85]フラグメントが、MUC1依存性腫瘍形成に関連して細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1の部分に対応する十分な配列を含む結果、MUC1依存性腫瘍形成に関連して細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1の部分と相互作用する生体分子が該フラグメントと相互作用する、請求項68に記載のペプチド種。
[請求項86]粒子;及び、細胞増殖を促進する成長因子のような活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分に対応する配列の少なくとも一つのフラグメントであって、該フラグメントはどの細胞からも分離し、該粒子に固定されているか又は固定されるように適応されているフラグメント;を含むキット。
[請求項87]細胞表面受容体がMUC1である、請求項86に記載のキット。
[請求項88]表面を有するアーティクル;及び、細胞増殖を促進する成長因子のような活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分に結合する生体分子であって、該生体分子は該アーティクルの表面に固定されているか又は固定されるように適応されている生体分子;を含むキット。
[請求項89]アーティクルが粒子を含む、請求項88に記載のキット。
[請求項90]細胞表面受容体がMUC1である、請求項88に記載のキット。
[請求項91]第二の粒子;及び、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分であって、該部分はどの細胞からも分離し、該第二の粒子に固定されているか又は固定されるように適応されている部分;をさらに含む、請求項88に記載のキット。
[請求項92]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子が約17kDのタンパク質である、請求項88に記載のキット。
[請求項93]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子が約23kDのタンパク質である、請求項88に記載のキット。
[請求項94]細胞表面受容体の鎖間結合領域の切断後、細胞表面に付着して残った細胞表面受容体の部分に結合する生体分子が約35kDのタンパク質である、請求項88に記載のキット。
[請求項95]細胞表面受容体の鎖間結合領域の切断後、細胞表面に付着して残った細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がタンパク質14−3−3から誘導された配列を含有している、請求項88に記載のキット。
[請求項96]細胞表面受容体の鎖間結合領域の切断後、細胞表面に付着して残った細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がカテプシンDから誘導された配列を含有している、請求項88に記載のキット。
[請求項97]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がNM23から誘導された配列を含有している、請求項88に記載のキット。
[請求項98]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がヒトのアネキシンVから誘導された配列を含有している、請求項88に記載のキット。
[請求項99]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がβ−リポトロピンから誘導された少なくとも一つの配列を含有している、請求項88に記載のキット。
[請求項100]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がプロオピオメラノコルチンの切断産物である、請求項88に記載のキット。
[請求項101]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子が、カルシマイシン、フザリン酸、L−α−メチル−ドパ、及びエトモキシルを含む群から選ばれる、請求項88に記載のキット。
[請求項102]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がカルシマイシンを含む、請求項88に記載のキット。
[請求項103]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がフザリン酸を含む、請求項88に記載のキット。
[請求項104]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がL−α−メチル−ドパを含む、請求項88に記載のキット。
[請求項105]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がエトモキシルを含む、請求項88に記載のキット。
[請求項106]生体分子が、HTB−133、CRL−1504、及びCRL−1500からなる群から選ばれる細胞系から誘導される、請求項88に記載の組成物。
[請求項107]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能なリガンドと、前記結合を遮断可能な薬剤とを、該リガンドと該薬剤との間の相互作用を分断する候補薬に曝露し;そして、該候補薬による相互作用の分断を測定することを含む方法。
[請求項108]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている、リガンドと結合可能な細胞表面受容体の部分と、前記結合を遮断可能な薬剤とを、該部分と該薬剤との間の相互作用を分断する候補薬に曝露し;そして、該候補薬による相互作用の分断を測定することを含む方法。
[請求項109]合成薬と、該合成薬の生物学的標的とを、該合成薬と該標的間の相互作用より大きく該生物学的標的と相互作用しうる候補薬に曝露し;そして、該候補薬による相互作用の分断を測定することを含む方法。
[請求項110]合成薬がフザリン酸の誘導体である、請求項109に記載の方法。
[請求項111]合成薬がL−α−メチル−ドパの誘導体である、請求項109に記載の方法。
[請求項112]合成薬がエトモキシルの誘導体である、請求項109に記載の方法。
[請求項113]MUC1の異常発現を特徴とするがんを有する患者の治療法であって、該患者に、腫瘍成長の削減に有効な量のフザリン酸を投与することを含む方法。
[請求項114]患者が、それ以外にカルシマイシンによる治療を要する症状のない、請求項113に記載の方法。
[請求項115]方法が、患者に、天然リガンドと、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1受容体の部分との相互作用を遮断するのに有効な量のフザリン酸を投与することを含む、請求項113に記載の方法。
[請求項116]方法が、患者に、MUC1受容体の鎖間結合領域の脱落を減らすのに有効な量のフザリン酸を投与することを含む、請求項113に記載の方法。
[請求項117]脱落した鎖間結合領域の量が過去の試料で測定された量と比べて減っている、請求項113に記載の方法。
[請求項118]脱落した鎖間結合領域の量が対照試料と比べて減っている、請求項113に記載の方法。
[請求項119]MUC1の異常発現を特徴とするがんを有する患者の治療法であって、
該患者に、腫瘍成長の削減に有効な量のエトモキシルを投与することを含む方法。
[請求項120]患者が、それ以外にエトモキシルによる治療を要する症状のない、請求項119に記載の方法。
[請求項121]方法が、患者に、天然リガンドと、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1受容体の部分との相互作用を遮断するのに有効な量のエトモキシルを投与することを含む、請求項119に記載の方法。
[請求項122]方法が、患者に、MUC1受容体の鎖間結合領域の脱落を減らすのに有効な量のエトモキシルを投与することを含む、請求項119に記載の方法。
[請求項123]脱落した鎖間結合領域の量が過去の試料で測定された量と比べて減っている、請求項119に記載の方法。
[請求項124]脱落した鎖間結合領域の量が対照試料と比べて減っている、請求項119に記載の方法。
[請求項125]MUC1の異常発現を特徴とするがんを有する患者の治療法であって、
該患者に、腫瘍成長の削減に有効な量のL−α−メチル−ドパを投与することを含む方法。
[請求項126]患者が、それ以外にL−α−メチル−ドパによる治療を要する症状のない、請求項125に記載の方法。
[請求項127]方法が、患者に、天然リガンドと、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1受容体の部分との相互作用を遮断するのに有効な量のL−α−メチル−ドパを投与することを含む、請求項125に記載の方法。
[請求項128]方法が、患者に、MUC1受容体の鎖間結合領域の脱落を減らすのに有効な量のL−α−メチル−ドパを投与することを含む、請求項125に記載の方法。
[請求項129]脱落した鎖間結合領域の量が過去の試料で測定された量と比べて減っている、請求項125に記載の方法。
[請求項130]脱落した鎖間結合領域の量が対照試料と比べて減っている、請求項125に記載の方法。
[請求項131]MUC1の異常発現を特徴とするがんを有する患者の治療法であって、該患者に、腫瘍成長の削減に有効な量のカルシマイシンを投与することを含む方法。
[請求項132]患者が、それ以外にカルシマイシンによる治療を要する症状のない、請求項131に記載の方法。
[請求項133]方法が、患者に、天然リガンドと、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1受容体の部分との相互作用を遮断するのに有効な量のカルシマイシンを投与することを含む、請求項131に記載の方法。
[請求項134]方法が、患者に、MUC1受容体の鎖間結合領域の脱落を減らすのに有効な量のカルシマイシンを投与することを含む、請求項131に記載の方法。
[請求項135]脱落した鎖間結合領域の量が過去の試料で測定された量と比べて減っている、請求項134に記載の方法。
[請求項136]脱落した鎖間結合領域の量が対照試料と比べて減っている、請求項134に記載の方法。
[請求項137]MUC1の異常発現を特徴とするがんを有する患者の治療法であって、該患者に、腫瘍成長の削減に有効な量のブチルインダゾールを投与することを含む方法。
[請求項138]患者が、それ以外にブチルインダゾールによる治療を要する症状のない、請求項137に記載の方法。
[請求項139]方法が、患者に、天然リガンドと、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1受容体の部分との相互作用を遮断するのに有効な量のブチルインダゾールを投与することを含む、請求項137に記載の方法。
[請求項140]方法が、患者に、MUC1受容体の鎖間結合領域の脱落を減らすのに有効な量のブチルインダゾールを投与することを含む、請求項137に記載の方法。
[請求項141]脱落した鎖間結合領域の量が過去の試料で測定された量と比べて減っている、請求項137に記載の方法。
[請求項142]脱落した鎖間結合領域の量が対照試料と比べて減っている、請求項137に記載の方法。
[請求項143]MUC1の異常発現を特徴とするがんを有する患者の治療法であって、該患者に、腫瘍成長の削減に有効な量のNS1619を投与することを含む方法。
[請求項144]患者が、それ以外にNS1619による治療を要する症状のない、請求項143に記載の方法。
[請求項145]方法が、患者に、天然リガンドと、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1受容体の部分との相互作用を遮断するのに有効な量のNS1619を投与することを含む、請求項143に記載の方法。
[請求項146]方法が、患者に、MUC1受容体の鎖間結合領域の脱落を減らすのに有効な量のNS1619を投与することを含む、請求項143に記載の方法。
[請求項147]脱落した鎖間結合領域の量が過去の試料で測定された量と比べて減っている、請求項143に記載の方法。
[請求項148]脱落した鎖間結合領域の量が対照試料と比べて減っている、請求項143に記載の方法。
[請求項149]カルシマイシン、ブチルインダゾン、NS1619、フザリン酸、L−α−メチル−ドパ、及びエトモキシルの中から選ばれる組成物と、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子とを、該組成物と該生体分子との間の相互作用を分断しうる候補薬に曝露し;そして、該候補薬による相互作用の妨害を測定することを含む方法。
[請求項150]がんを有する又はがんを発症するリスクのある患者の治療法であって、該患者に、細胞表面受容体の切断を減らす薬剤を投与することを含む方法。
[請求項151]がんを有する又はがんを発症するリスクのある患者の治療法であって、該患者に、細胞表面受容体の鎖間結合領域の細胞表面からの切断を減らす薬剤を投与することを含む方法。
[請求項152]細胞表面受容体がMUC1である、請求項150に記載の方法。
[請求項153]鎖間結合領域が、配列:
からの少なくとも12個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項151に記載の方法。
[請求項154]鎖間結合領域が、ヒトMUC1受容体のアミノ酸507〜549(スパイサーらの配列参照−ジェンバンクアクセッション番号P15941、PIDG547937のアミノ酸1067〜1100に対応する)の領域内の約12〜18個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項150に記載の方法。
[請求項155]鎖間結合領域が、ヒトMUC1受容体のアミノ酸525〜549(スパイサーらの配列参照−ジェンバンクアクセッション番号P15941、PIDG547937のアミノ酸1085〜1109に対応する)の領域内の約12〜18個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項150に記載の方法。
[請求項156]がんが、乳がん、前立腺がん、肺がん、卵巣がん、結腸直腸がん、及び脳のがんからなる群から選ばれる、請求項150に記載の方法。
[請求項157]がんがMUC1受容体の異常発現を特徴とする、請求項150に記載の方法。
[請求項158]細胞表面受容体の鎖間結合領域の細胞表面からの切断量を測定し;そして、該測定ステップに基づいてがんの徴候又はがんの可能性を評価することを含む方法。
[請求項159]細胞表面受容体がMUC1である、請求項158に記載の方法。
[請求項160]患者の試料中の脱落した細胞表面受容体の鎖間結合領域の量を測定し、そして、該測定ステップに基づいてがんの徴候又はがんの可能性を評価することによって患者におけるがんを診断することを含む、請求項158に記載の方法。
[請求項161]評価ステップが、がんの徴候又はがんの可能性として、試料中の量を対照中の量に相関させることを含む、請求項158に記載の方法。
[請求項162]患者の細胞の表面における細胞表面受容体の鎖間結合領域の量を測定し;そして、該測定ステップに基づいてがんの徴候又はがんの可能性を評価することを含む、請求項158に記載の方法。
[請求項163]鎖間結合領域が、配列:
からの少なくとも12個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項158に記載の方法。
[請求項164]鎖間結合領域が、ヒトMUC1受容体のアミノ酸507〜549(スパイサーらの配列参照−ジェンバンクアクセッション番号P15941、PIDG547937のアミノ酸1067〜1100に対応する)の領域内の約12〜18個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項158に記載の方法。
[請求項165]鎖間結合領域が、ヒトMUC1受容体のアミノ酸525〜549(スパイサーらの配列参照−ジェンバンクアクセッション番号P15941、PIDG547937のアミノ酸1085〜1109に対応する)の領域内の約12〜18個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項158に記載の方法。
[請求項166]試料が体液試料である、請求項160に記載の方法。
[請求項167]試料が血液である、請求項160に記載の方法。
[請求項168]試料が組織試料である、請求項160に記載の方法。
[請求項169]試料が患者の細胞から誘導された増殖細胞系である、請求項160に記載の方法。
[請求項170]がんがMUC1の異常発現を特徴とする、請求項158に記載の方法。
[請求項171]鎖間結合領域の量が、MALDI、ウェスタンブロット法、PCR、LCR、rtPCR、サイクリングプローブ技術、ゲル電気泳動、又は抗体利用アッセイ、磁気細胞分取法、蛍光標示式細胞分取法、ビーズ利用アッセイ又はELISAアッセイからなる群から選ばれる方法によって測定される、請求項158に記載の方法。
[請求項172]鎖間結合領域の量が凝集アッセイによって測定される、請求項158に記載の方法。
[請求項173]鎖間結合領域の量が、コロイド−コロイド又はコロイド−ビーズアッセイのようなコロイドを利用した方法によって測定される、請求項158に記載の方法。
[請求項174]試料が、針生検、組織標本、手術中の処置における組織表面、及び腹腔鏡検査のような最小侵襲的な方法における組織表面又は細胞溶液からなる群から選ばれる、請求項158に記載の方法。
[請求項175]患者の試料中の細胞表面受容体の切断部位を判定し;そして、該判定ステップに基づいてがんの徴候又はがんの可能性を評価することを含む方法。
[請求項176]細胞表面受容体がMUC1である、請求項175に記載の方法。
[請求項177]試料が、針生検、組織標本、手術中の処置における組織表面、及び腹腔鏡検査のような最小侵襲的な方法における組織表面又は細胞溶液からなる群から選ばれる、請求項175に記載の方法。
[請求項178]試料が体液試料である、請求項175に記載の方法。
[請求項179]試料が血液である、請求項175に記載の方法。
[請求項180]試料が組織試料である、請求項175に記載の方法。
[請求項181]がんが、乳がん、前立腺がん、肺がん、卵巣がん、結腸直腸がん、及び脳のがんからなる群から選ばれる、請求項175に記載の方法。
[請求項182]がんがMUC1の異常発現を特徴とする、請求項175に記載の方法。
[請求項183]切断部位が、MALDI、ウェスタンブロット法、PCR、LCR、rtPCR、サイクリングプローブ技術、ゲル電気泳動、又は抗体利用アッセイ、磁気細胞分取法、蛍光標示式細胞分取法、ビーズ利用アッセイ又はELISAアッセイからなる群から選ばれる方法によって判定される、請求項175に記載の方法。
[請求項184]鎖間結合領域の量が、コロイド−コロイド又はコロイド−ビーズアッセイのようなコロイドを利用した方法によって測定される、請求項175に記載の方法。
[請求項185]細胞表面の切断部位を判定する方法であって、細胞を、一つの可能性ある細胞表面受容体の切断部位に特異的に結合する薬剤と、別の可能性ある細胞表面受容体の切断部位に特異的に結合する別の薬剤とに接触させ;そして、二つの薬剤の細胞表面への結合比を比較することを含む方法。
[請求項186]細胞表面受容体がMUC1である、請求項185に記載の方法。
[請求項187]がん又はがんの可能性を示す生理学的状態を診断する方法であって、MUC1の異なる切断状態とは区別可能なMUC1の特異的切断状態を判定することを含む方法。
[請求項188]患者の試料の細胞表面からの細胞表面受容体の鎖間結合領域の第一の切断量を測定し;患者の試料の細胞表面からの細胞表面受容体の鎖間結合領域の第二の切断量を測定し;前記第一の量を前記第二の量と比較することを含む方法。
[請求項189]がんの進行及び/又はがんの治療の効果の指標として、第一の量を第二の量と比較することを含む、請求項188に記載の方法。
[請求項190]がんの予防用薬剤の投与の指標として、第一の量を第二の量と比較することを含む、請求項188に記載の方法。
[請求項191]患者ががんの治療を受けており、方法が、治療の効果の指標として第一の量を第二の量と比較することを含む、請求項188に記載の方法。
[請求項192]細胞表面受容体がMUC1である、請求項188に記載の方法。
[請求項193]鎖間結合領域が、配列:
からの少なくとも12個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項192に記載の方法。
[請求項194]鎖間結合領域が、ヒトMUC1受容体のアミノ酸507〜549(スパイサーらの配列参照−ジェンバンクアクセッション番号P15941、PIDG547937のアミノ酸1067〜1100に対応する)の領域内の約12〜18個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項192に記載の方法。
[請求項195]鎖間結合領域が、ヒトMUC1受容体のアミノ酸525〜549(スパイサーらの配列参照−ジェンバンクアクセッション番号P15941、PIDG547937のアミノ酸1085〜1109に対応する)の領域内の約12〜18個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項188に記載の方法。
[請求項196]試料が体液試料である、請求項188に記載の方法。
[請求項197]試料が血液である、請求項188に記載の方法。
[請求項198]試料が組織試料である、請求項188に記載の方法。
[請求項199]がんが、乳がん、前立腺がん、肺がん、卵巣がん、結腸直腸がん、及び脳のがんからなる群から選ばれる、請求項188に記載の方法。
[請求項200]試料が患者の細胞から誘導された増殖細胞系である、請求項188に記載の方法。
[請求項201]鎖間結合領域の量が、MALDI、ウェスタンブロット法、PCR、LCR、rtPCR、サイクリングプローブ技術、ゲル電気泳動、又は抗体利用アッセイ、磁気細胞分取法、蛍光標示式細胞分取法、ビーズ利用アッセイ又はELISAアッセイからなる群から選ばれる方法によって測定される、請求項188に記載の方法。
[請求項202]鎖間結合領域の量が凝集アッセイによって測定される、請求項188に記載の方法。
[請求項203]鎖間結合領域の量が、コロイド−コロイド又はコロイド−ビーズアッセイのようなコロイドを利用した方法によって測定される、請求項188に記載の方法。
[請求項204]試料が、針生検、組織標本、手術中の処置における組織表面、及び腹腔鏡検査のような最小侵襲的な方法における組織表面又は細胞溶液からなる群から選ばれる、請求項188に記載の方法。
[請求項205]鎖間結合領域の量が、コロイド−コロイド又はコロイド−ビーズアッセイのようなコロイドを利用した方法によって測定される、請求項188に記載の方法。
[請求項206]試料が、針生検、組織標本、手術中の処置における組織表面、及び腹腔鏡検査のような最小侵襲的な方法における組織表面又は細胞溶液からなる群から選ばれる、請求項188に記載の方法。
[請求項207]患者の試料中の細胞の表面における細胞表面受容体の鎖間結合領域の第一の量を測定し;患者の試料中の細胞の表面における細胞表面受容体の鎖間結合領域の第二の量を測定し;前記第一の量を前記第二の量と比較することを含む、請求項188に記載の方法。
[請求項208]患者の試料中の脱落した細胞表面受容体の鎖間結合領域の第一の量を測定し;患者の試料中の脱落した細胞表面受容体の鎖間結合領域の第二の量を測定し;前記第一の量を前記第二の量と比較することを含む、請求項188に記載の方法。
[請求項1]表面を有する第一のアーティクルと;該表面に対して固定されているか又は固定されるように適応されているペプチド配列であって、該ペプチド配列は、細胞増殖を促進する成長因子のような活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分を包含し、該部分は、活性化リガンドと相互作用する十分な細胞表面受容体を包含し、および該部分は、該部分間の自然結合を防止するのに必要な程度に鎖間結合領域がないペプチド配列と;そして、活性化リガンドの存在下で該ペプチド配列の、他の同一のペプチド配列への結合能に影響を及ぼす候補薬と;を含むキット。
[請求項2]表面を有する第二のアーティクルと、該第二のアーティクルの表面に対して固定されているか又は固定されるように適応されているペプチド配列とをさらに含む、請求項1に記載のキット。
[請求項3]ペプチド配列がMGFRである、請求項1に記載のキット。
[請求項4]細胞増殖を促進する成長因子のような活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分を包含するペプチドであって、該部分は、該活性化リガンドと相互作用する十分な細胞表面受容体を包含し、および該部分は、部分間の自然結合を防止するのに必要な程度に鎖間結合領域がないペプチドを用意し;該ペプチドを、該ペプチドと相互作用する活性化リガンドの能力に影響を及ぼす候補薬及び該活性化リガンドに曝露し;そして、該候補薬の、該活性化リガンドと該ペプチドとの相互作用防止能力を測定することを含む方法。
[請求項5]該候補薬の、該ペプチドと他のタンパク質又はペプチドとの相互作用防止能力を測定することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
[請求項6]表面を有する第一のアーティクルと、該表面に対して固定されているか又は固定されるように適応されている複数のペプチドを用意し;該ペプチド及び第一のアーティクルの表面を、候補薬及び少なくとも一つの活性化リガンドに曝露し;そして、該候補薬の、該活性化リガンドと該ペプチドとの相互作用防止能力を測定することを含む、請求項4に記載の方法。
[請求項7]表面を有する第一のアーティクル、表面を有する第二のアーティクル、及び該第一及び第二のアーティクルの表面に対して固定されているか又は固定されるように適応されている複数のペプチドを用意し;該ペプチド並びに第一及び第二のアーティクルの表面を、候補薬及び少なくとも一つの活性化リガンドに曝露し;そして、該第一及び第二のアーティクルの相互に対する固定を測定することを含む、請求項4に記載の方法。
[請求項8]ペプチドを候補薬及び少なくとも一つの活性化リガンドに曝露するステップが、該ペプチド及び候補薬を、活性化リガンドを含有する細胞溶解産物及び細胞上清の一つ又は両方に曝露することを含む、請求項4に記載の方法。
[請求項9]ペプチド配列がPSMGFRである、請求項4に記載の方法。
[請求項10]がんのリスク又は進行を低減するために患者を治療する方法であって、がんのリスクがあることが知られている又はがんと診断された患者に、活性化リガンドと、細胞増殖を促進する活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分との相互作用を阻害する薬剤を投与することを含む方法。
[請求項11]患者に、細胞増殖を促進する活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分の誘導多量体化を阻害する薬剤を投与することを含む、請求項10に記載の方法。
[請求項12]細胞表面受容体がMUC1である、請求項10に記載の方法。
[請求項13]細胞表面受容体の部分がMGFRである、請求項10に記載の方法。
[請求項14]細胞表面受容体の部分がPSMGFR配列の重要部分を含有している、請求項10に記載の方法。
[請求項15]患者に、細胞増殖を促進する活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分の二量体化を阻害する薬剤を投与することを含む、請求項10に記載の方法。
[請求項16]がんが、乳がん、前立腺がん、肺がん、卵巣がん、結腸直腸がん、及び脳のがんからなる群から選ばれる、請求項10に記載の方法。
[請求項17]活性化リガンドが多量体である、請求項10に記載の方法。
[請求項18]活性化リガンドが約17kDの分子量を有するタンパク質である、請求項10に記載の方法。
[請求項19]活性化リガンドが約23kDの分子量を有するタンパク質である、請求項10に記載の方法。
[請求項20]活性化リガンドが約35kDの分子量を有するタンパク質である、請求項10に記載の方法。
[請求項21]活性化リガンドがタンパク質14−3−3から誘導された配列を含有する、請求項10に記載の方法。
[請求項22]活性化リガンドがカテプシンDから誘導された配列を含有する、請求項10に記載の方法。
[請求項23]活性化リガンドがNM23から誘導された配列を含有する、請求項10に記載の方法。
[請求項24]活性化リガンドがヒトのアネキシンVから誘導された配列を含有する、請求項10に記載の方法。
[請求項25]活性化リガンドがβ−リポトロピンから誘導された配列を含有する、請求項10に記載の方法。
[請求項26]活性化リガンドがプロオピオメラノコルチンの切断産物である、請求項10に記載の方法。
[請求項27]細胞表面受容体の部分が、配列:
[請求項28]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分が、ペプチド配列:
[請求項29]方法で使用するために、薬剤が、ペプチド:
[請求項30]方法で使用するために、薬剤が、ペプチド配列:
[請求項31]がんのリスク又は進行を低減するために患者を治療する方法であって、がんのリスクがあることが知られている又はがんと診断された患者に、細胞増殖を促進する成長因子のような活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分の予防的クラスター化のための薬剤を投与することを含む方法。
[請求項32]細胞表面受容体がMUC1である、請求項31に記載の方法。
[請求項33]細胞表面受容体の部分を、複数の部分に結合できる分子と接触させることによって、複数の部分をクラスター化することを含む、請求項31に記載の方法。
[請求項34]部分がMGFRである、請求項31に記載の方法。
[請求項35]部分が相当量のPSMGFR配列を含有する、請求項31に記載の方法。
[請求項36]がんが、乳がん、前立腺がん、肺がん、卵巣がん、結腸直腸がん、及び脳のがんからなる群から選ばれる、請求項31に記載の方法。
[請求項37]細胞表面受容体の部分が、ペプチド配列:
[請求項38]細胞表面受容体の部分が、ペプチド配列:
[請求項39]方法で使用するために、薬剤の特異的結合部分が、ペプチド:
[請求項40]方法で使用するために、薬剤の特異的結合部分が、ペプチド:
[請求項41]脱落した細胞表面受容体の鎖間結合領域に固定されることが可能な種;及び、該種に対して固定されているか又は固定されるように適応されているシグナリング実体;を含むキット。
[請求項42]種が、鎖間結合領域に接続している脱落したMUC1受容体の部分に結合している、請求項41に記載のキット。
[請求項43]細胞表面受容体がMUC1である、請求項41に記載のキット。
[請求項44]シグナリング実体がコロイド粒子である、請求項41に記載のキット。
[請求項45]シグナリング実体がコロイド粒子でない、請求項41に記載のキット。
[請求項46]コロイド粒子をさらに含み、シグナリング実体が該コロイド粒子に付着している、請求項41に記載のコロイド粒子。
[請求項47]脱落した細胞表面受容体の鎖間結合領域の少なくとも一部分;及び、該部分に対して固定されているか又は固定されるように適応されているシグナリング実体;を含む組成物。
[請求項48]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能な種;及び、該種に対して固定されているか又は固定されるように適応されているシグナリング実体を含むキット。
[請求項49]細胞表面受容体がMUC1である、請求項48に記載のキット。
[請求項50]シグナリング実体がコロイド粒子である、請求項48に記載のキット。
[請求項51]シグナリング実体がコロイド粒子でない、請求項48に記載のキット。
[請求項52]コロイド粒子をさらに含み、シグナリング実体が該コロイド粒子に付着している、請求項48に記載のキット粒子。
[請求項53]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能な種が約17kDのタンパク質である、請求項48に記載のキット。
[請求項54]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能な種が約23kDのタンパク質である、請求項49に記載のキット。
[請求項55]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能な種が約35kDのタンパク質である、請求項49に記載のキット。
[請求項56]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能な種がタンパク質14−3−3から誘導された配列を含有する、請求項49に記載のキット。
[請求項57]部分が14−3−3を含む、請求項49に記載のキット。
[請求項58]部分がカテプシンDを含む、請求項49に記載のキット。
[請求項59]部分がNM23を含む、請求項49に記載のキット。
[請求項60]部分がヒトのアネキシンVを含む、請求項49に記載のキット。
[請求項61]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能な種がβ−リポトロピンから誘導された少なくとも一つの配列を含有する、請求項49に記載のキット。
[請求項62]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能な種がプロオピオメラノコルチンの切断産物である、請求項49に記載のキット。
[請求項63]鎖間結合領域を包含する細胞表面受容体の部分に結合可能な種;及び、該種に対して固定されているか又は固定されるように適応されているシグナリング実体を含むキット。
[請求項64]細胞表面受容体がMUC1である、請求項63に記載のキット。
[請求項65]シグナリング実体がコロイド粒子である、請求項63に記載のキット。
[請求項66]シグナリング実体がコロイド粒子でない、請求項63に記載のキット。
[請求項67]コロイド粒子をさらに含み、シグナリング実体が該コロイド粒子に付着している、請求項63に記載のコロイド粒子。
[請求項68]細胞増殖を促進する成長因子のような活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分に対応する配列の少なくとも一つのフラグメントであって、該部分はどの細胞からも分離しているフラグメント;及び、親和性タグ;を含むペプチド種。
[請求項69]親和性タグがフラグメントに接続されている、請求項68に記載のペプチド種。
[請求項70]親和性タグが、フラグメント及び親和性タグの両方を包含する連続アミノ酸配列の部分を定義する、請求項68に記載のペプチド種。
[請求項71]親和性タグがポリアミノ酸タグである、請求項68に記載の種。
[請求項72]親和性タグがポリヒスチジンタグである、請求項68に記載の種。
[請求項73]親和性タグがGSTタグである、請求項68に記載の種。
[請求項74]親和性タグがビオチンである、請求項68に記載の種。
[請求項75]親和性タグがチオレドキシンである、請求項68に記載の種。
[請求項76]親和性タグが、アーティクルの表面に対して固定されている種に結合するように選ばれる、請求項68に記載の種。
[請求項77]表面を有するアーティクルと、該表面に対して固定され、親和性タグを捕捉することが可能な種とをさらに含む、請求項68に記載の種。
[請求項78]アーティクルが粒子である、請求項68に記載の種。
[請求項79]親和性タグが、受容体の部分のC−末端に固定されている、請求項68に記載の種。
[請求項80]細胞表面受容体がMUC1である、請求項68に記載の種。
[請求項81]細胞表面受容体部分が、配列:
[請求項82]フラグメントが、PSMGFRの少なくとも一部分を含む、請求項68に記載のペプチド種。
[請求項83]フラグメントが、PSMGFRを含む、請求項68に記載のペプチド種。
[請求項84]フラグメントが、MUC1依存性腫瘍形成に関連して細胞増殖を促進する成長因子のような活性化リガンドと相互作用するMUC1の部分に対応する配列の少なくとも一つのフラグメントを含む、請求項68に記載のペプチド種。
[請求項85]フラグメントが、MUC1依存性腫瘍形成に関連して細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1の部分に対応する十分な配列を含む結果、MUC1依存性腫瘍形成に関連して細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1の部分と相互作用する生体分子が該フラグメントと相互作用する、請求項68に記載のペプチド種。
[請求項86]粒子;及び、細胞増殖を促進する成長因子のような活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分に対応する配列の少なくとも一つのフラグメントであって、該フラグメントはどの細胞からも分離し、該粒子に固定されているか又は固定されるように適応されているフラグメント;を含むキット。
[請求項87]細胞表面受容体がMUC1である、請求項86に記載のキット。
[請求項88]表面を有するアーティクル;及び、細胞増殖を促進する成長因子のような活性化リガンドと相互作用する細胞表面受容体の部分に結合する生体分子であって、該生体分子は該アーティクルの表面に固定されているか又は固定されるように適応されている生体分子;を含むキット。
[請求項89]アーティクルが粒子を含む、請求項88に記載のキット。
[請求項90]細胞表面受容体がMUC1である、請求項88に記載のキット。
[請求項91]第二の粒子;及び、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分であって、該部分はどの細胞からも分離し、該第二の粒子に固定されているか又は固定されるように適応されている部分;をさらに含む、請求項88に記載のキット。
[請求項92]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子が約17kDのタンパク質である、請求項88に記載のキット。
[請求項93]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子が約23kDのタンパク質である、請求項88に記載のキット。
[請求項94]細胞表面受容体の鎖間結合領域の切断後、細胞表面に付着して残った細胞表面受容体の部分に結合する生体分子が約35kDのタンパク質である、請求項88に記載のキット。
[請求項95]細胞表面受容体の鎖間結合領域の切断後、細胞表面に付着して残った細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がタンパク質14−3−3から誘導された配列を含有している、請求項88に記載のキット。
[請求項96]細胞表面受容体の鎖間結合領域の切断後、細胞表面に付着して残った細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がカテプシンDから誘導された配列を含有している、請求項88に記載のキット。
[請求項97]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がNM23から誘導された配列を含有している、請求項88に記載のキット。
[請求項98]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がヒトのアネキシンVから誘導された配列を含有している、請求項88に記載のキット。
[請求項99]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がβ−リポトロピンから誘導された少なくとも一つの配列を含有している、請求項88に記載のキット。
[請求項100]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がプロオピオメラノコルチンの切断産物である、請求項88に記載のキット。
[請求項101]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子が、カルシマイシン、フザリン酸、L−α−メチル−ドパ、及びエトモキシルを含む群から選ばれる、請求項88に記載のキット。
[請求項102]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がカルシマイシンを含む、請求項88に記載のキット。
[請求項103]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がフザリン酸を含む、請求項88に記載のキット。
[請求項104]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がL−α−メチル−ドパを含む、請求項88に記載のキット。
[請求項105]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子がエトモキシルを含む、請求項88に記載のキット。
[請求項106]生体分子が、HTB−133、CRL−1504、及びCRL−1500からなる群から選ばれる細胞系から誘導される、請求項88に記載の組成物。
[請求項107]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合可能なリガンドと、前記結合を遮断可能な薬剤とを、該リガンドと該薬剤との間の相互作用を分断する候補薬に曝露し;そして、該候補薬による相互作用の分断を測定することを含む方法。
[請求項108]細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている、リガンドと結合可能な細胞表面受容体の部分と、前記結合を遮断可能な薬剤とを、該部分と該薬剤との間の相互作用を分断する候補薬に曝露し;そして、該候補薬による相互作用の分断を測定することを含む方法。
[請求項109]合成薬と、該合成薬の生物学的標的とを、該合成薬と該標的間の相互作用より大きく該生物学的標的と相互作用しうる候補薬に曝露し;そして、該候補薬による相互作用の分断を測定することを含む方法。
[請求項110]合成薬がフザリン酸の誘導体である、請求項109に記載の方法。
[請求項111]合成薬がL−α−メチル−ドパの誘導体である、請求項109に記載の方法。
[請求項112]合成薬がエトモキシルの誘導体である、請求項109に記載の方法。
[請求項113]MUC1の異常発現を特徴とするがんを有する患者の治療法であって、該患者に、腫瘍成長の削減に有効な量のフザリン酸を投与することを含む方法。
[請求項114]患者が、それ以外にカルシマイシンによる治療を要する症状のない、請求項113に記載の方法。
[請求項115]方法が、患者に、天然リガンドと、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1受容体の部分との相互作用を遮断するのに有効な量のフザリン酸を投与することを含む、請求項113に記載の方法。
[請求項116]方法が、患者に、MUC1受容体の鎖間結合領域の脱落を減らすのに有効な量のフザリン酸を投与することを含む、請求項113に記載の方法。
[請求項117]脱落した鎖間結合領域の量が過去の試料で測定された量と比べて減っている、請求項113に記載の方法。
[請求項118]脱落した鎖間結合領域の量が対照試料と比べて減っている、請求項113に記載の方法。
[請求項119]MUC1の異常発現を特徴とするがんを有する患者の治療法であって、
該患者に、腫瘍成長の削減に有効な量のエトモキシルを投与することを含む方法。
[請求項120]患者が、それ以外にエトモキシルによる治療を要する症状のない、請求項119に記載の方法。
[請求項121]方法が、患者に、天然リガンドと、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1受容体の部分との相互作用を遮断するのに有効な量のエトモキシルを投与することを含む、請求項119に記載の方法。
[請求項122]方法が、患者に、MUC1受容体の鎖間結合領域の脱落を減らすのに有効な量のエトモキシルを投与することを含む、請求項119に記載の方法。
[請求項123]脱落した鎖間結合領域の量が過去の試料で測定された量と比べて減っている、請求項119に記載の方法。
[請求項124]脱落した鎖間結合領域の量が対照試料と比べて減っている、請求項119に記載の方法。
[請求項125]MUC1の異常発現を特徴とするがんを有する患者の治療法であって、
該患者に、腫瘍成長の削減に有効な量のL−α−メチル−ドパを投与することを含む方法。
[請求項126]患者が、それ以外にL−α−メチル−ドパによる治療を要する症状のない、請求項125に記載の方法。
[請求項127]方法が、患者に、天然リガンドと、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1受容体の部分との相互作用を遮断するのに有効な量のL−α−メチル−ドパを投与することを含む、請求項125に記載の方法。
[請求項128]方法が、患者に、MUC1受容体の鎖間結合領域の脱落を減らすのに有効な量のL−α−メチル−ドパを投与することを含む、請求項125に記載の方法。
[請求項129]脱落した鎖間結合領域の量が過去の試料で測定された量と比べて減っている、請求項125に記載の方法。
[請求項130]脱落した鎖間結合領域の量が対照試料と比べて減っている、請求項125に記載の方法。
[請求項131]MUC1の異常発現を特徴とするがんを有する患者の治療法であって、該患者に、腫瘍成長の削減に有効な量のカルシマイシンを投与することを含む方法。
[請求項132]患者が、それ以外にカルシマイシンによる治療を要する症状のない、請求項131に記載の方法。
[請求項133]方法が、患者に、天然リガンドと、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1受容体の部分との相互作用を遮断するのに有効な量のカルシマイシンを投与することを含む、請求項131に記載の方法。
[請求項134]方法が、患者に、MUC1受容体の鎖間結合領域の脱落を減らすのに有効な量のカルシマイシンを投与することを含む、請求項131に記載の方法。
[請求項135]脱落した鎖間結合領域の量が過去の試料で測定された量と比べて減っている、請求項134に記載の方法。
[請求項136]脱落した鎖間結合領域の量が対照試料と比べて減っている、請求項134に記載の方法。
[請求項137]MUC1の異常発現を特徴とするがんを有する患者の治療法であって、該患者に、腫瘍成長の削減に有効な量のブチルインダゾールを投与することを含む方法。
[請求項138]患者が、それ以外にブチルインダゾールによる治療を要する症状のない、請求項137に記載の方法。
[請求項139]方法が、患者に、天然リガンドと、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1受容体の部分との相互作用を遮断するのに有効な量のブチルインダゾールを投与することを含む、請求項137に記載の方法。
[請求項140]方法が、患者に、MUC1受容体の鎖間結合領域の脱落を減らすのに有効な量のブチルインダゾールを投与することを含む、請求項137に記載の方法。
[請求項141]脱落した鎖間結合領域の量が過去の試料で測定された量と比べて減っている、請求項137に記載の方法。
[請求項142]脱落した鎖間結合領域の量が対照試料と比べて減っている、請求項137に記載の方法。
[請求項143]MUC1の異常発現を特徴とするがんを有する患者の治療法であって、該患者に、腫瘍成長の削減に有効な量のNS1619を投与することを含む方法。
[請求項144]患者が、それ以外にNS1619による治療を要する症状のない、請求項143に記載の方法。
[請求項145]方法が、患者に、天然リガンドと、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いているMUC1受容体の部分との相互作用を遮断するのに有効な量のNS1619を投与することを含む、請求項143に記載の方法。
[請求項146]方法が、患者に、MUC1受容体の鎖間結合領域の脱落を減らすのに有効な量のNS1619を投与することを含む、請求項143に記載の方法。
[請求項147]脱落した鎖間結合領域の量が過去の試料で測定された量と比べて減っている、請求項143に記載の方法。
[請求項148]脱落した鎖間結合領域の量が対照試料と比べて減っている、請求項143に記載の方法。
[請求項149]カルシマイシン、ブチルインダゾン、NS1619、フザリン酸、L−α−メチル−ドパ、及びエトモキシルの中から選ばれる組成物と、細胞表面受容体の鎖間結合領域の脱落後、細胞表面に残って付いている細胞表面受容体の部分に結合する生体分子とを、該組成物と該生体分子との間の相互作用を分断しうる候補薬に曝露し;そして、該候補薬による相互作用の妨害を測定することを含む方法。
[請求項150]がんを有する又はがんを発症するリスクのある患者の治療法であって、該患者に、細胞表面受容体の切断を減らす薬剤を投与することを含む方法。
[請求項151]がんを有する又はがんを発症するリスクのある患者の治療法であって、該患者に、細胞表面受容体の鎖間結合領域の細胞表面からの切断を減らす薬剤を投与することを含む方法。
[請求項152]細胞表面受容体がMUC1である、請求項150に記載の方法。
[請求項153]鎖間結合領域が、配列:
[請求項154]鎖間結合領域が、ヒトMUC1受容体のアミノ酸507〜549(スパイサーらの配列参照−ジェンバンクアクセッション番号P15941、PIDG547937のアミノ酸1067〜1100に対応する)の領域内の約12〜18個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項150に記載の方法。
[請求項155]鎖間結合領域が、ヒトMUC1受容体のアミノ酸525〜549(スパイサーらの配列参照−ジェンバンクアクセッション番号P15941、PIDG547937のアミノ酸1085〜1109に対応する)の領域内の約12〜18個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項150に記載の方法。
[請求項156]がんが、乳がん、前立腺がん、肺がん、卵巣がん、結腸直腸がん、及び脳のがんからなる群から選ばれる、請求項150に記載の方法。
[請求項157]がんがMUC1受容体の異常発現を特徴とする、請求項150に記載の方法。
[請求項158]細胞表面受容体の鎖間結合領域の細胞表面からの切断量を測定し;そして、該測定ステップに基づいてがんの徴候又はがんの可能性を評価することを含む方法。
[請求項159]細胞表面受容体がMUC1である、請求項158に記載の方法。
[請求項160]患者の試料中の脱落した細胞表面受容体の鎖間結合領域の量を測定し、そして、該測定ステップに基づいてがんの徴候又はがんの可能性を評価することによって患者におけるがんを診断することを含む、請求項158に記載の方法。
[請求項161]評価ステップが、がんの徴候又はがんの可能性として、試料中の量を対照中の量に相関させることを含む、請求項158に記載の方法。
[請求項162]患者の細胞の表面における細胞表面受容体の鎖間結合領域の量を測定し;そして、該測定ステップに基づいてがんの徴候又はがんの可能性を評価することを含む、請求項158に記載の方法。
[請求項163]鎖間結合領域が、配列:
[請求項164]鎖間結合領域が、ヒトMUC1受容体のアミノ酸507〜549(スパイサーらの配列参照−ジェンバンクアクセッション番号P15941、PIDG547937のアミノ酸1067〜1100に対応する)の領域内の約12〜18個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項158に記載の方法。
[請求項165]鎖間結合領域が、ヒトMUC1受容体のアミノ酸525〜549(スパイサーらの配列参照−ジェンバンクアクセッション番号P15941、PIDG547937のアミノ酸1085〜1109に対応する)の領域内の約12〜18個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項158に記載の方法。
[請求項166]試料が体液試料である、請求項160に記載の方法。
[請求項167]試料が血液である、請求項160に記載の方法。
[請求項168]試料が組織試料である、請求項160に記載の方法。
[請求項169]試料が患者の細胞から誘導された増殖細胞系である、請求項160に記載の方法。
[請求項170]がんがMUC1の異常発現を特徴とする、請求項158に記載の方法。
[請求項171]鎖間結合領域の量が、MALDI、ウェスタンブロット法、PCR、LCR、rtPCR、サイクリングプローブ技術、ゲル電気泳動、又は抗体利用アッセイ、磁気細胞分取法、蛍光標示式細胞分取法、ビーズ利用アッセイ又はELISAアッセイからなる群から選ばれる方法によって測定される、請求項158に記載の方法。
[請求項172]鎖間結合領域の量が凝集アッセイによって測定される、請求項158に記載の方法。
[請求項173]鎖間結合領域の量が、コロイド−コロイド又はコロイド−ビーズアッセイのようなコロイドを利用した方法によって測定される、請求項158に記載の方法。
[請求項174]試料が、針生検、組織標本、手術中の処置における組織表面、及び腹腔鏡検査のような最小侵襲的な方法における組織表面又は細胞溶液からなる群から選ばれる、請求項158に記載の方法。
[請求項175]患者の試料中の細胞表面受容体の切断部位を判定し;そして、該判定ステップに基づいてがんの徴候又はがんの可能性を評価することを含む方法。
[請求項176]細胞表面受容体がMUC1である、請求項175に記載の方法。
[請求項177]試料が、針生検、組織標本、手術中の処置における組織表面、及び腹腔鏡検査のような最小侵襲的な方法における組織表面又は細胞溶液からなる群から選ばれる、請求項175に記載の方法。
[請求項178]試料が体液試料である、請求項175に記載の方法。
[請求項179]試料が血液である、請求項175に記載の方法。
[請求項180]試料が組織試料である、請求項175に記載の方法。
[請求項181]がんが、乳がん、前立腺がん、肺がん、卵巣がん、結腸直腸がん、及び脳のがんからなる群から選ばれる、請求項175に記載の方法。
[請求項182]がんがMUC1の異常発現を特徴とする、請求項175に記載の方法。
[請求項183]切断部位が、MALDI、ウェスタンブロット法、PCR、LCR、rtPCR、サイクリングプローブ技術、ゲル電気泳動、又は抗体利用アッセイ、磁気細胞分取法、蛍光標示式細胞分取法、ビーズ利用アッセイ又はELISAアッセイからなる群から選ばれる方法によって判定される、請求項175に記載の方法。
[請求項184]鎖間結合領域の量が、コロイド−コロイド又はコロイド−ビーズアッセイのようなコロイドを利用した方法によって測定される、請求項175に記載の方法。
[請求項185]細胞表面の切断部位を判定する方法であって、細胞を、一つの可能性ある細胞表面受容体の切断部位に特異的に結合する薬剤と、別の可能性ある細胞表面受容体の切断部位に特異的に結合する別の薬剤とに接触させ;そして、二つの薬剤の細胞表面への結合比を比較することを含む方法。
[請求項186]細胞表面受容体がMUC1である、請求項185に記載の方法。
[請求項187]がん又はがんの可能性を示す生理学的状態を診断する方法であって、MUC1の異なる切断状態とは区別可能なMUC1の特異的切断状態を判定することを含む方法。
[請求項188]患者の試料の細胞表面からの細胞表面受容体の鎖間結合領域の第一の切断量を測定し;患者の試料の細胞表面からの細胞表面受容体の鎖間結合領域の第二の切断量を測定し;前記第一の量を前記第二の量と比較することを含む方法。
[請求項189]がんの進行及び/又はがんの治療の効果の指標として、第一の量を第二の量と比較することを含む、請求項188に記載の方法。
[請求項190]がんの予防用薬剤の投与の指標として、第一の量を第二の量と比較することを含む、請求項188に記載の方法。
[請求項191]患者ががんの治療を受けており、方法が、治療の効果の指標として第一の量を第二の量と比較することを含む、請求項188に記載の方法。
[請求項192]細胞表面受容体がMUC1である、請求項188に記載の方法。
[請求項193]鎖間結合領域が、配列:
[請求項194]鎖間結合領域が、ヒトMUC1受容体のアミノ酸507〜549(スパイサーらの配列参照−ジェンバンクアクセッション番号P15941、PIDG547937のアミノ酸1067〜1100に対応する)の領域内の約12〜18個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項192に記載の方法。
[請求項195]鎖間結合領域が、ヒトMUC1受容体のアミノ酸525〜549(スパイサーらの配列参照−ジェンバンクアクセッション番号P15941、PIDG547937のアミノ酸1085〜1109に対応する)の領域内の約12〜18個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項188に記載の方法。
[請求項196]試料が体液試料である、請求項188に記載の方法。
[請求項197]試料が血液である、請求項188に記載の方法。
[請求項198]試料が組織試料である、請求項188に記載の方法。
[請求項199]がんが、乳がん、前立腺がん、肺がん、卵巣がん、結腸直腸がん、及び脳のがんからなる群から選ばれる、請求項188に記載の方法。
[請求項200]試料が患者の細胞から誘導された増殖細胞系である、請求項188に記載の方法。
[請求項201]鎖間結合領域の量が、MALDI、ウェスタンブロット法、PCR、LCR、rtPCR、サイクリングプローブ技術、ゲル電気泳動、又は抗体利用アッセイ、磁気細胞分取法、蛍光標示式細胞分取法、ビーズ利用アッセイ又はELISAアッセイからなる群から選ばれる方法によって測定される、請求項188に記載の方法。
[請求項202]鎖間結合領域の量が凝集アッセイによって測定される、請求項188に記載の方法。
[請求項203]鎖間結合領域の量が、コロイド−コロイド又はコロイド−ビーズアッセイのようなコロイドを利用した方法によって測定される、請求項188に記載の方法。
[請求項204]試料が、針生検、組織標本、手術中の処置における組織表面、及び腹腔鏡検査のような最小侵襲的な方法における組織表面又は細胞溶液からなる群から選ばれる、請求項188に記載の方法。
[請求項205]鎖間結合領域の量が、コロイド−コロイド又はコロイド−ビーズアッセイのようなコロイドを利用した方法によって測定される、請求項188に記載の方法。
[請求項206]試料が、針生検、組織標本、手術中の処置における組織表面、及び腹腔鏡検査のような最小侵襲的な方法における組織表面又は細胞溶液からなる群から選ばれる、請求項188に記載の方法。
[請求項207]患者の試料中の細胞の表面における細胞表面受容体の鎖間結合領域の第一の量を測定し;患者の試料中の細胞の表面における細胞表面受容体の鎖間結合領域の第二の量を測定し;前記第一の量を前記第二の量と比較することを含む、請求項188に記載の方法。
[請求項208]患者の試料中の脱落した細胞表面受容体の鎖間結合領域の第一の量を測定し;患者の試料中の脱落した細胞表面受容体の鎖間結合領域の第二の量を測定し;前記第一の量を前記第二の量と比較することを含む、請求項188に記載の方法。
Claims (26)
- 鎖間結合領域を包含するMUC1細胞表面受容体のMGFR領域に対してN末端である細胞外部分へ特異的に結合可能な抗体;及び該抗体に対して固定されているか又は固定されるように適応されているシグナリング実体を含む、がんの徴候を評価するためのキット。
- 前記抗体が、前記鎖間結合領域に特異的に結合する、請求項1に記載のキット。
- 前記シグナリング実体が蛍光部分を含む、請求項4に記載のキット。
- シグナリング実体がコロイド粒子である、請求項1に記載のキット。
- シグナリング実体がコロイド粒子でない、請求項1に記載のキット。
- 前記シグナリング実体が光学的に活性な剤を含む、請求項8に記載のキット。
- 前記シグナリング実体が蛍光部分を含む、請求項9に記載のキット。
- 鎖間結合領域を包含するMUC1細胞表面受容体のMGFR領域に対してN末端である細胞外部分に結合可能な抗体(ここで、シグナリング実体が、該抗体に対して固定されているか又は固定されるように適応されている)と試料とを接触させることによって、患者由来の試料中の鎖間結合領域を包含するMUC1細胞表面受容体のMGFR領域に対してN末端である細胞外部分の切断量を測定し;そして、該測定結果に基づいてがんの徴候又はがんの可能性を評価する、請求項1に記載のキット。
- 前記試料中の脱落した細胞表面受容体の鎖間結合領域の量を測定し、そして、該測定結果に基づいてがんの徴候又はがんの可能性を評価することによって、患者におけるがん、がんのサブタイプ、および/または、再発を診断する、請求項11に記載のキット。
- がんの徴候又はがんの可能性を、試料中の量を対照中の量に相関させることによって評価する、請求項11に記載のキット。
- 試料が体液試料である、請求項12に記載のキット。
- 試料が血液である、請求項12に記載のキット。
- 試料が組織試料である、請求項12に記載のキット。
- 試料が患者の細胞から誘導された増殖細胞系である、請求項12に記載のキット。
- がんがMUC1の異常発現を特徴とする、請求項11に記載のキット。
- 鎖間結合領域の量が、MALDI、ウェスタンブロット法、PCR、LCR、rtPCR、サイクリングプローブ技術、ゲル電気泳動、又は抗体利用アッセイ、磁気細胞分取法、蛍光標示式細胞分取法、ビーズ利用アッセイ又はELISAアッセイからなる群から選ばれる方法によって測定される、請求項11に記載のキット。
- 鎖間結合領域の量が凝集アッセイによって測定される、請求項11に記載のキット。
- 鎖間結合領域の量が、コロイド−コロイド又はコロイド−ビーズアッセイのようなコロイドを利用した方法によって測定される、請求項11に記載のキット。
- 試料が、針生検、組織標本、手術中の処置における組織表面、及び腹腔鏡検査のような最小侵襲的な方法における組織表面又は細胞溶液からなる群から選ばれる、請求項11に記載のキット。
- がんが、乳がん、前立腺がん、肺がん、卵巣がん、結腸直腸がん、膵臓がん、及び脳のがんからなる群から選ばれる、請求項11に記載のキット。
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