JP2004534730A5

JP2004534730A5 -

Info

Publication number: JP2004534730A5
Application number: JP2002556226A
Authority: JP
Filing date: 2001-11-27
Publication date: 2005-12-22
Anticipated expiration: 2021-11-27

Claims

鎖間結合領域を包含する細胞表面受容体の部分に結合可能な種；及び
該種に対して固定されているか又は固定されるように適応されているシグナリング実体
を含むキット。
細胞表面受容体がＭＵＣ１である、請求項１に記載のキット。
前記鎖間結合領域が、配列：

からの少なくとも９個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項１に記載のキット。
前記少なくとも９個のアミノ酸の連続アミノ酸配列が、配列：

のC末端である、請求項３に記載のキット。
前記鎖間結合領域を包含する細胞表面受容体の部分に結合可能な種が、抗体を含む、請求項１に記載のキット。
前記抗体が、前記鎖間結合領域に特異的に結合する、請求項５に記載のキット。
前記抗体が、配列：

からの少なくとも６個のアミノ酸の連続アミノ酸配列に特異的に結合する、請求項６に記載のキット。
前記シグナリング実体が蛍光部分を含む、請求項５に記載のキット。
シグナリング実体がコロイド粒子である、請求項１に記載のキット。
シグナリング実体がコロイド粒子でない、請求項１に記載のキット。
前記シグナリング実体が光学的に活性な剤を含む、請求項１０に記載のキット。
前記シグナリング実体が蛍光部分を含む、請求項１０に記載のキット。
患者由来の試料中の細胞表面受容体の鎖間結合領域の細胞表面からの切断量を測定し；そして
該測定ステップに基づいてがんの徴候又はがんの可能性を評価する
ことを含む方法。
細胞表面受容体がＭＵＣ１である、請求項１３に記載の方法。
前記試料中の脱落した細胞表面受容体の鎖間結合領域の量を測定し、そして
該測定ステップに基づいてがんの徴候又はがんの可能性を評価する
ことによって患者におけるがん、がんのサブタイプ、および／または、再発を診断することを含む、請求項１３に記載の方法。
評価ステップが、がんの徴候又はがんの可能性として、試料中の量を対照中の量に相関させることを含む、請求項１３に記載の方法。
患者の細胞の表面における細胞表面受容体の鎖間結合領域の量を測定し；そして
該測定ステップに基づいてがんの徴候又はがんの可能性を評価する
ことを含む、請求項１３に記載の方法。
鎖間結合領域が、配列：

からの少なくとも１２個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項１３に記載の方法。
前記鎖間結合領域が、配列：

からの少なくとも８個のアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項１８に記載の方法。
前記少なくとも８個のアミノ酸の連続アミノ酸配列が、配列：

のＣ末端である、請求項１９に記載の方法。
鎖間結合領域が、ヒトＭＵＣ１受容体のアミノ酸５０７〜５４９（スパイサーらの配列参照−ジェンバンクアクセッション番号Ｐ１５９４１、ＰＩＤＧ５４７９３７のアミノ酸１０６７〜１１００に対応する）の領域内の少なくとも８個の連続するアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項１３に記載の方法。
鎖間結合領域が、ヒトＭＵＣ１受容体のアミノ酸５２５〜５４９（スパイサーらの配列参照−ジェンバンクアクセッション番号Ｐ１５９４１、ＰＩＤＧ５４７９３７のアミノ酸１０８５〜１１０９に対応する）の領域内の少なくとも８個の連続するアミノ酸の連続アミノ酸配列を含む、請求項１３に記載の方法。
試料が体液試料である、請求項１５に記載の方法。
試料が血液である、請求項１５に記載の方法。
試料が組織試料である、請求項１５に記載の方法。
試料が患者の細胞から誘導された増殖細胞系である、請求項１５に記載の方法。
がんがＭＵＣ１の異常発現を特徴とする、請求項１３に記載の方法。
鎖間結合領域の量が、ＭＡＬＤＩ、ウェスタンブロット法、ＰＣＲ、ＬＣＲ、ｒｔＰＣＲ、サイクリングプローブ技術、ゲル電気泳動、又は抗体利用アッセイ、磁気細胞分取法、蛍光標示式細胞分取法、ビーズ利用アッセイ又はＥＬＩＳＡアッセイからなる群から選ばれる方法によって測定される、請求項１３に記載の方法。
鎖間結合領域の量が凝集アッセイによって測定される、請求項１３に記載の方法。
鎖間結合領域の量が、コロイド−コロイド又はコロイド−ビーズアッセイのようなコロイドを利用した方法によって測定される、請求項１３に記載の方法。
試料が、針生検、組織標本、手術中の処置における組織表面、及び腹腔鏡検査のような最小侵襲的な方法における組織表面又は細胞溶液からなる群から選ばれる、請求項１３に記載の方法。
がんが、乳がん、前立腺がん、肺がん、卵巣がん、結腸直腸がん、膵臓がん、及び脳のがんからなる群から選ばれる、請求項１３に記載の方法。