JP2010105663A - フロントフェンダーエプロンの先端部に上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具を設けた視認カメラ装着車。 - Google Patents

フロントフェンダーエプロンの先端部に上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具を設けた視認カメラ装着車。 Download PDF

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Abstract

【課題】
従来の自動車に装備されるフロントフェンダーミラーやドアミラーは後方視認用として使われるが、前方や横方向や、車側の直近と遠方の視認が任意自由にできないことから、左右からの進行車両の発見が遅れて出会い頭に衝突する危険や、運転上の不注意が必然的に発生する問題を解決する。
【解決手段】
摩擦回転する電動回動装置を取付けたビデオカメラ取付ベース上に、撮像方向を分担したビデオカメラを配設したビデオカメラ取付用門形台とビデオカメラをそれぞれ取付けて、上部から半球形ガラス体と半球形ガラス用プロテクターを着装した透明保護具基台を被せた上部電動回動式保持耐用複数カメラ透明保護具を、ビデオカメラ保持体の上部に取り付けて、前記ビデオカメラ保持体をフロントフェンダーエプロンの両側前部に取り付け、車室内前部のモニタにて映像を視認できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車に標準装備化されているドアミラーやフロントフェンダーミラーに関する。
従来の自動車には、特許文献1として周囲360度の全方位にわたる視野領域の映像が得られ、該映像に対して中心射影の変換が可能な光学系と、該光学系を通して得られる光学像を第1の画像データに変換する撮像手段とからなる全方位視覚センサーと、該第1の
画像データを極座標から直交座標へと座標交換することにより、パノラマ画像および透視画像に変換して第2の画像データを得る画像処理手段と、該第2の画像データを表示する表示手段と、該第2の画像データを選択および制御する表示制御手段とを備え、該表示手段は車両周辺の安全性を高めるべく、該表示制御手段の選択および制御により、パノラマ画像と透視画像を同時に表示すると共に、該第2の画像データの周囲360度の視野領域における前方視覚、後方視覚および左右視覚のうち、少なくとも前方視覚の透視画像データ と左右視覚の透視画像データを同時に表示する全方位視覚システムを搭載した車両の周囲監視システムが提案されている。
そして、その全方位視覚システムを搭載した車両の周囲監視システムにおける全方位監視センサーの設置位置は、車が衝突などのショックをやわらげボデーの損傷を防ぐ緩衝作用と装飾用として、車の前端・後端に横に装置されている保護装置のダンパーに設けることが提案されて、自動車のルーフ上や自動車の前後のバンバー上や、前後バンパーの左端部および右端部のいずれか一方の上に設置されると共に、後方バンパーでは該前方バンバーの設置位置と対角位置の端部上に設置した車が発明されている。(例えば、特許文献1参照。)。
また、車両の前端又は後端から、わずかに内側に後退した位置に孔部を設け、この孔部に対して、所定の駆動機構により昇降自在に配置されたカメラ取付部材と、カメラ取付部材の先端に取付けられた撮像手段とで構成して、ビデオカメラとしての使用時には、孔部から伸縮自在な取付部材に取付けられた撮像手段が伸びて、車両の周囲を撮像することができ、駆動機構により撮像手段が昇降する方向は、車両の垂直方向に対して所定の角度を持って傾斜した方向とし、駆動機構により、伸ばした状態の場合に、孔部よりも外側に突出した位置に撮像手段が位置するように発明された車がある。(例えば、特許文献2参照。)。
また、路上にある車両の前方および交通状況を、自動車のフロントガラスの上端部の高さに取り付けられたビデオカメラからの画像信号のエレクトロニックス処理、解析によって光学的に検知するシステムで一台のビデオカメラを使用して、良好な画像の位置分解能が得られるシステムを提供する発明がある。(例えば、特許文献3参照。)。
特許第3627914号公報 特開2003−158649号公報 特開平10−117343号公報
以上に述べた従来の視認カメラ装着車では、特許文献1は自動車のバンバー上から視認するものであり、また特許文献2はフロントボンネットの下から視認するもので、人の足元を見て安全確認するようなものであるから、左右から進行してくる自動車とほぼ同一高さのフロントボンネットやトランクリッドの高さにビデオカメラ機構を設置した方がはるかに優れている。また、特許文献2は、フロントガラスの上端部から前方の交通状況や道路状況を一台のビデオカメラで視認するものであることから、左右から進行してくる車両や人を素早く視認して出会い頭事故を防止することが極めて困難であるという問題があり、また、ドアミラーやフロントフェンダーミラーが併設されていても、車側後方の安全を確認するための視認はできるが、車側前方や横方向の安全確認ができないという問題や、横道から大通りに出る際などに車の先端部における左右の交通状況と道路状況が容易に視認できないという問題や左右から走行してくる自動車が敏速に視認できないという問題があった。
本発明は、これらの問題を解決することを課題として、車体固有の視界の死角に邪魔されずに、車の先端部から前方や後方や左右の交通状況や道路状況を安全確認できるようにすることを目的とするものである。
そして、本発明は上記目的を達成するために、各種のカメラ透明保護具よりなるビデオカメラ機構を創出して、それらのビデオカメラ機構をフロントフェンダーエプロン上に取付けて前後左右方向の交通状況や道路状況などを撮像して、その映像信号を車室内に設置されたモニタ機構に伝送して映像を視認できるようにする。
本発明の課題解決手段は、ビデオカメラ保持体の上部で電動回動する上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具の電動回動装置として、小型円形のビデオカメラ取付ベース上に回転体を形成し、ビデオカメラ保持体上端部に取付けられた枢支軸基盤と、前記枢支軸基盤に立設した枢支軸を前記回転体の回転体基盤に緩挿して、枢支軸の上端部を支持する回転体上板と、前記回転体の外側に取付けられた回転体モータと、前記回転体モータにて回動する回転体内部の回転体用ウォームが減速歯車群にて減速した駆動用ウオームと歯合するウォームホィールと、を備えて、前記電動回動装置の回転体と一体に形成された小型円形のビデオカメラ取付ベースの上面に、撮像方向を分担したビデオカメラを配設したビデオカメラ取付用門形台、又は、ビデオカメラ取付用L形台のいずれかと、ビデオカメラをそれぞれ取り付けて、上部から半球形ガラス体と半球形ガラス用プロテクターを着装した透明保護具基台を被せて取付けた上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具と、前記上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具を上部に取付けて下端部をフロントフェンダーエプロンの先端部に取り付けたビデオカメラ保持体と、前記ビデオカメラで撮像された映像信号を伝送する車室内に取り付けた複数のモニタと、を備え、ビデオカメラで撮像した映像を車室内に設けたモニタにて視認することを特徴とするフロントフェンダーエプロンの先端部に上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具を設けた視認カメラ装着車である。
上記したように本発明のフロントフェンダーエプロン上にビデオカメラ機構を設けた視認カメラ装着車は、従来、車のボデイタイプがロングノーズの場合に、横道から大道路に出て右左折する際や、車庫から表道路に出て右左折する際に、左右から進行してくる車両や人を視認し難いことから、しばしば出会い頭事故にヒヤリハットして肝を冷やし、或いは、出会い頭事故による物損事故や人身事故を確率的に発生していたが本発明にて創出されたビデオカメラ機構を、車の先端部に活用してフロントフェンダーエプロン上に設置することによって、車の先端部における前後左右の安全確認を向上することができる。
また、電動回動式複数カメラ透明保護具を、簡単な構造のビデオカメラ保持体の上部に取り付け、フロントフェンダーエプロン上に設置したビデオカメラ保持体の上部で、電動回動式複数カメラ透明保護具ボデーだけを電動回転して、透明保護具内の複数のビデオカメラで、車の先端部における周囲の交通状況や道路状況を視認する方式は、透明保護具ボデーを回動することによる任意自由な撮像方向の視認情報が得られることから、前後方向の視認性を向上して安全確認と安全運転を容易にできるので、交差点や横道から大道路に出る際に多い出会い頭事故を防止する効果は極めて大きい。
また、フロントフェンダー部における複数カメラによる視認情報が車室内に設置されたモニタ9群にて容易に判断できるので、自動車全般の交通事故防止に大きな効果を奏することができる。
また、フロントフェンダーエプロン上に設置されたビデオカメラ視認機構の安全性としては、上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具399内の回転体84に摩擦駆動方式が採用されているので、半球形ガラス体用プロテクター388に、人や荷物が接触した場合の衝突力を、枢支軸88に固定されているクラッチプレート146とクラッチガイド145の作用で摩擦固定されているウォームホィール89の摩擦作用が破られて自転することから、衝突力を逸らすことにより、双方に損傷の心配がないという利点がある。
また、電動回動式複数カメラ透明保護具を、簡単な構造のビデオカメラ保持体の上部に取り付け、フロントフェンダーエプロン上に設置したビデオカメラ保持体の上部で、電動回動式複数カメラ透明保護具ボデーだけを電動回転して、透明保護具内の複数のビデオカメラで、車の先端部における周囲の交通状況や道路状況を視認する方式は、透明保護具ボデーを回動することによる任意自由な撮像方向の視認情報が得られることから、前後方向の視認性を向上して安全確認と安全運転を容易にできるので、交差点や横道から大道路に出る際に多い出会い頭事故を防止する効果は極めて大きい。
このように従来の自動車のドアミラーやフェンダーミラーでは達成困難な前方向視認性と左右前方視認性を向上して、安全確認と安全運転を容易にできるので、路上の危険箇所や危険場所を容易に避けられることから、側溝に車輪を落したり、崖下に車体を落して生ずる物損事故や人身事故を防止したり、或いは、車側に近接する子供や二輪車等の接触事故を有効に防止する効果がある。
本発明にて創出したビデオカメラ機構を、従来の自動車のフロントフェンダーエプロン上に装備するだけで、新しい視認機能を発揮して交通事故を容易に防止できるばかりか、本発明の視認カメラ装着車のフロントフェンダーエプロンに設置すれば、車の最先端部における同時に左右前方が安全確認できる新しい視認機能が、ルーフ上から車周全方位を俯瞰する視認機能に追加されることにより、ルーフ上からの視認効果と、フロントフェンダーエプロンの先端部からの視認効果との相乗効果を発揮して交通事故全般を更に効果的に防止することができる。
また、本発明は、運転者が運転席に座ったままで自動車の全方位の交通状況や道路状況を、ルーフ上のビデオカメラとフロントフェンダーエプロン上のビデオカメラで視界を邪魔する何らの死角もなく、同時刻に撮像した映像信号を車室内のモニタに伝送して映された各映像が、同時視認できるという特性により、運転者が瞬時に、車周を一望して安全確認ができるので、街頭を歩行や走行している人が、自分の周囲を見回して安全確認をするよりも、時間や身体の動きが少なく、かつ、優れた全方位の視認性と方向感覚により交通事故の防止効果を奏することができる。
従って、本発明のシステム効果は、正確なモニタ視認運転を更に向上して、運転者が従来の自動車を運転する場合よりも速く危険回避本能を発揮できる結果、従来の自動車よりも交通事故を予防できると共に、将来に自動化される先進安全自動車の開発や、将来の予防交通安全技術の進歩に大きく貢献することができる。
本発明の実施形態は、ビデオカメラ保持体293の上部で電動回動する上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具399の電動回動装置396として、小型円形のビデオカメラ取付ベース1上に回転体84を形成し、ビデオカメラ保持体293上端部に取付けられた枢支軸基盤87と、前記枢支軸基盤87に立設した枢支軸88を前記回転体64の回転体基盤85に緩挿して、枢支軸88の上端部を支持する回転体64上板と、前記回転体64の外側に取付けられた回転体モータ90と、前記回転体モータ90にて回動する回転体64内部の回転体モーター用ウォーム97が減速歯車群91(図示せず)にて減速した駆動用ウオーム96と歯合するウォームホィール89と、を備えて、前記電動回動装置396の回転体84と一体に形成された小型円形のビデオカメラ取付ベース1の上面に、撮像方向を分担したビデオカメラ4を配設したビデオカメラ取付用門形台380、又は、ビデオカメラ取付用L形台383のいずれかと、ビデオカメラ4をそれぞれ取り付けて、上部から半球形ガラス体390と半球形ガラス用プロテクター388を着装した透明保護具基台66を被せて取付けた上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具399と、前記上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具399を上部に取付けて下端部をフロントフェンダーエプロン397の先端部に取り付けたビデオカメラ保持体293と、前記ビデオカメラ4で撮像された映像信号を伝送する車室内に取り付けた複数のモニタ9と、を備え、ビデオカメラ4で撮像した映像を車室内に設けたモニタ9にて視認することを特徴とするフロントフェンダーエプロンの先端部に上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具を設けた視認カメラ装着車である。
本発明の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1は、上部電動回動式複数カメラ透明保護具の一部切断側面図、図2は、上部電動回動式複数カメラ透明保護具の一部切断平面図、図3は上部に電動回動式複数カメラ透明保護具を取付けたカメラ保持体をフロントフェンダーエプロン上に設けた視認カメラ装着車の側面図、図4は、上部に電動回動式複数カメラ透明保護具を取付けたカメラ保持体をフロントフェンダーエプロン上に設けた視認カメラ装着車の平面図である。
本発明で使用されるビデオカメラ4の構成は、撮像レンズ(各種倍率ズームレンズ)28286、光学ローパスフィルタ287、赤外線カットフィルタ288、CCD289、電子回路290等を内蔵した外観が円筒型筐体のマイクロカメラヘッド部(以下ビデオカメラ4と略称する。)である。
本発明におけるビデオカメラ4の利点は、ビデオカメラの撮像レンズ(各種倍率ズームレンズ)286を、運転者が視認し易いように適当な大きさの映像に拡大して視認できることである。本発明にで使用される電動回動装置396は、図示するように、回転体モータ90にて回動される回転体ウォーム97、減速歯車群91にて減速された駆動用ウォーム96と噛み合うウォームホィール89の回動を摩擦にて抑止するために、ウォームホィール89の上面をクラッチガイド101の下面に接触し、ウォームホィール89の下面を回転体84の回転体基盤85の上面に接触されるように構成する。
そして回転体基盤85を貫挿する枢支軸88の上部に、サポートワッシヤー104の上方移動を阻止するUプレート105がキー止めされ、サポートワッシヤー104の下に、圧縮スプリング103の作用にて、下方に押されるクラッチプレート102によりクラッチガイド101は反作用で枢支軸88と一体に固定されると共に、クラッチガイド101の押し圧力によって、ウォームホィール89の下側面は、回転体84の底面に形成される回転体基盤85の上面に押されて摩擦で静止を保つようになっている。
枢支軸88の下端の枢支軸基盤87は、予め取付ベース86の裏面からボルト締めして取り付けた後で、枢支軸88を立設した状態で、取付ベース86をフロントフェンダーエプロン397上の前部左右に取り付けて、回転体基盤85から被せて、Uプレート105にて回転体84を取り付け、次にビデオオカメラ保持体293の下端部を、回転体84の外周に被せて下部電動回動式保持体付き単数カメラ透明保護具を完成する。
そのために、小形円形のビデオカメラ取付ベース1の回動は、回転体モータ90にて回動する回転体用ウォーム97から伝達される減速歯車群91にて減速された駆動用ウォーム86(図示せず)が、前記枢支軸88に摩擦固定されたウォームホィール89の周りを遊星回転しながら回転体84を回動することになり、回転体84と一体に形成された小形円形のビデオカメラ取付ベース1は、上部電動回動式保持体上部400に枢支軸基盤87を上部回動式保持体上端部取付ボルト403にて取付けられた枢支軸88を中心に回動して安全確認に使われることになる。
上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具399内に、必要な撮像方向が設定されたビデオカメラ4は、小形円形のビデオカメラ取付ベース1上に、車側に沿って後方を視認する取付ベース後方視認用ビデオカメラ5Pをマウントリング328、マウントリング取付ボルト329、カバー330、カバー取付ボルト331で先ず取り付ける。
次に、取付ベース後方視認用ビデオカメラ5Pと回転体84を跨いで、ビデオカメラ取付用門形台380を、門形台取付ボルトにて小形円形のビデオカメラ取付ベース1に締め付けて固定する。
その次に、ビデオカメラ取付用門形台380の上面に、車の進行方向から右回りに、門形台上正面視認用ビデオカメラ5Kと、門形台斜め前方視認用ビデオカメラ5Lと、門形台横方向視認用ビデオカメラ5Mをマウントリング328、マウントリング取付ボルト329、カバー330、カバー取付ボルト331で取り付け、小型円形のビデオカメラ取付ベース1上に透明保護具基台66を螺合して組み立てを完了する。
なお、透明保護具基台66には、予め、半球形ガラス体390が嵌着されて風雨や塵埃を防止されるが、半球形ガラス体390に人や荷物が衝突するなど外部力による破壊を防止するために、半球形ガラス体390の外側に半球形ガラス体用プロテクター388が着装されている。
なお、門形台正面視認用ビデオカメラ5Kと、門形台斜め前方視認用ビデオカメラ5Lと、門形台斜め前方視認用ビデオカメラ5Mと、取付ベース後方視認用ビデオカメ5Pの撮像レンズが、半球形ガラス体390を通して対面する半球形ガラス体用プロテクター388には、各ビデオカメラの画角の水平51度、垂直39度の撮像光線が通過するに充分な矩形状の窓が形成されてある。
なお、第1実施形態の説明では、中央や左右方向の撮像を分担した3台以上のビデオカメラを取付けたフロントフェンダー保持体・門形台380を例示したが、2台のビデオカメラを取付けたフロントフェンダー保持体・L形台383で上下方向の複数撮像を使用してもよい。本発明はこの装置で、従来から問題であった狭い横道から大道路に進出して右左折する際に左右から進行してくる車両や人と衝突して発生するヒヤリハットや物損事故や人身事故を防止することができる。
その場合は、先ず、小型円形のビデオカメラ取付ベース1の表面に、ビデオカメラ取付用L形台383をL形台取付ボルト392で取り付け、次に、て、それぞれマウントリング328、マウントリング取付ボルト329、カバー330、カバー取付ボルト331で取り付けて使用する。
なお、L形台斜め下方向視認用ビデオカメラ5Hをズームレンズの倍率を小さくし、或いは短焦点レンズ(広角レンズ)にし、また、上段のL形台水平方向視認用ビデオカメラ5Jをズームレンズの倍率を大きくし、或は長焦点レンズ(狭角レンズ)にするなど多種多様なユーザーの好みを満足する視認カメラ装着車を市場に提供して、不安全状態や危険の発生を最小化できるので交通事故を効果的に少なくすることができる。
以上のように構成された本実施例の上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具399を取付けた視認カメラ装着車は、四台のビデオカメラにて同時に撮像された映像信号を車室内に取り付けられたモニタ8に伝送して、同時に映された映像が視認できることから、一方を見ている間に他方から迫る危険を見落とすことなく、不安全状態や危険の発生に素早く対応できるという効果がある。特に、横道路から表道路に右左折して進行する際に、出会い頭事故が従来極めて多く発生したが、本発明はそれを有効に防止することができる。
また、フロントフェンダー部における複数カメラによる視認情報が車室内に設置されたモニタ9群にて容易に判断できるので、自動車全般の交通事故防止に大きな効果を奏することができる。なお、フロントフェンダーエプロン上に設置されたビデオカメラ視認機構の安全性としては、上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具399内の電動回動装置396の回転体84に摩擦駆動方式が採用されているので、半球形ガラス体用プロテクター388に、人や荷物が接触した場合の衝突力を、枢支軸88に緩挿して圧縮スプリング103にてクラッチプレート146とクラッチガイド145を経た押し圧力で摩擦固定されているウォームホィール89の摩擦作用が破られて自転することから、衝突力を逸らすことにより、双方に損傷の心配がないという利点がある。
上部電動回動式複数カメラ透明保護具の一部切断側面図である。 上部電動回動式複数カメラ透明保護具の一部切断平面図である。 上部に電動回動式複数カメラ透明保護具を取付けたカメラ保持体をフロントフェ ンダーエプロン上に設けた視認カメラ装着車の側面図である。 上部に電動回動式複数カメラ透明保護具を取付けたカメラ保持体をフロントフェ ンダーエプロン上に設けた視認カメラ装着車の平面図である。 上部に電動回動式複数カメラ透明保護具を取付けたカメラ保持体をフロントフェ ンダーエプロン上に設けた視認カメラ装着車の正面図である。
4A 背面左斜方向視認用ビデオカメラ(「背面左斜」)
4B 左車側後方視認用ビデオカメラ(「左後」)
4C 車側左横後方視認用ビデオカメラ(「左横後」)
4D 車側左横中央後方視認用ビデオカメラ(「左横中後」)
4E 車側左方向視認用ビデオカメラ(「左横」)
4F 車側左横中央前方視認用ビデオカメラ(「左横中前」)
4G 車側左横前方視認用ビデオカメラ(「左横前」)
4H 左車側前方視認用ビデオカメラ(「左前」)
4I 正面左方向視認用ビデオカメラ(「正面左」)
4J 背面視認用ビデオカメラ(「背面」)
4K 正面視認用ビデオカメラ(「正面」)
4L 正面右方向視認用ビデオカメラ(「正面右」)
4M 右車側前方視認用ビデオカメラ(「右前」)
4N 車側右横前方視認用ビデオカメラ(「右横前」)
4O 車側右横中央前方視認用ビデオカメラ(「右横中前」)
4P 車側右方向視認用ビデオカメラ(「右横」)
4Q 車側右横中央後方視認用ビデオカメラ(「右横中後」)
4R 車側右横後方視認用ビデオカメラ(「右横後」)
4S 右車側後方視認用ビデオカメラ(「右後」)
4T 背面斜右方向視認用ビデオカメラ(「背面斜右」)
5A 一段水平ビデオカメラ
5B 二段水平ビデオカメラ
5C ルーフL形台用斜め下方視認用ビデオカメラ
5D 斜上方視認ビデオカメラ
5E 左方向視認用ビデオカメラ
5F ルーフ傾斜台用斜め下方向視認用ビデオカメラ
5G 右方向視認用ビデオカメラ
5H L形台斜め下方向視認用ビデオカメラ
5J L形台水平方向視認用ビデオカメラ
5K 門形台正面視認用ビデオカメラ
5L 門形台斜め前方視認用ビデオカメラ
5M 門形台横方向視認用ビデオカメラ
5P 取付ベース後方視認用ビデオカメ
10W 正面視認用ビデオカメラ
11W 後方視認用ビデオカメラ
12W 車側前方視認用ビデオカメラ
13W 横方向視認用ビデオカメラ
14W 斜め前方視認用ビデオカメラ
15W 斜め後方視認用前部ビデオカメラ
16W 背面視認用ビデオカメラ
17W 車側後方視認用ビデオカメラ
18W 斜め前方視認用後部ビデオカメラ
19W 右側担当ビデオカメラ
20W 左側担当ビデオカメラ
21W 中央担当ビデオカメラ
1 ビデオカメラ取付ベース
2 ルーフ上基点
4 ビデオカメラ
7 システムケーブル
8 モニタボデー
9 モニタ
10 フロントウィンド
11 車室内前方上部
12 ルーフ
13 ルーフ前縁部
14 ルーフ後縁部
15 ルーフ左側縁部
16 ルーフ右側縁部
17 ルーフ周縁部
18 保持ベース
66 透明保護具基台
82 回転体側板
83 回転体上板
84 回転体
85 回転体基盤
86 取付ベース
87 枢支軸基盤
88 枢支軸
89 ウォームホィール
90 回転体モータ
91 減速歯車群
92 回転体ボス
93 転がり軸受
94 駆動用ウォーム軸
96 駆動用ウォーム
97 回転体モータ用ウォーム
100 駆動用ウォーム軸受
101 クラッチガイド
102 クラッチプレート
103 圧縮スプリング
104 サポートワシャー
105 Uプレート
151 ウォーム
282 フロントボンネット
283 トランクリッド
286 撮像レンズ
287 光学ローバスフィルタ
289 赤外線カットフィルタ
290 電子回路
293 ビデオカメラ保持体
295 車室内前方上部用の移動式モニタボデー
296 車室内前方下部用の移動式モニタボデー
310 インストルメント パネル
328 マウントリング
329 マウントリング取付ボルト
330 カバー
331 カバー取付ボルト
332 撮像方向位置決め溝
333 撮像方向中央線位置決め溝
334 透明保護具取付ネジ
335 溶接部開先
336 システムケーブル取出し孔
358 透明保護具ボデー
359 左側電動回動式透明保護具
360 右側電動回動式透明保護具
369 運転席ヘッドレスト
379 フロントウィンドデフロスタ
380 ビデオカメラ取付用門形台
383 ビデオカメラ取付用L形台
386 門形台取付ボルト
388 半球形ガラス体用プロテクター
389 窓
390 半球形ガラス体
391 下部電動回動式保持体上端部取付ボルト
392 L形台取付ボルト
393 ビデオカメラ保持体上端部
394 ケーブル孔
395 電動回動式ビデオカメラ保持体
395 下部電動回動装置付きビデオカメラ保持体
396 電動回動装置
397 フロントフェンダーエプロン
398 下部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具
399 上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具
400 上部電動回動式保持体上部
401 上部電動回動式保持体
402 半球形ガラス体用プロテクター取付ボルト
405 上部回動式保持体上端部取付ボルト

Claims (1)

  1. ビデオカメラ保持体の上部で電動回動する上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具の電動回動装置として、小型円形のビデオカメラ取付ベース上に回転体を形成し、ビデオカメラ保持体上端部に取付けられた枢支軸基盤と、前記枢支軸基盤に立設した枢支軸を前記回転体の回転体基盤に緩挿して、枢支軸の上端部を支持する回転体上板と、前記回転体の外側に取付けられた回転体モータと、前記回転体モータにて回動する回転体内部の回転体用ウォームが減速歯車群にて減速した駆動用ウオームと歯合するウォームホィールと、を備えて、前記電動回動装置の回転体と一体に形成された小型円形のビデオカメラ取付ベースの上面に、撮像方向を分担したビデオカメラを配設したビデオカメラ取付用門形台、又は、ビデオカメラ取付用L形台のいずれかと、ビデオカメラをそれぞれ取り付けて、上部から半球形ガラス体と半球形ガラス用プロテクターを着装した透明保護具基台を被せて取付けた上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具と、前記上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具を上部に取付けて下端部をフロントフェンダーエプロンの先端部に取り付けたビデオカメラ保持体と、前記ビデオカメラで撮像された映像信号を伝送する車室内に取り付けた複数のモニタと、を備え、ビデオカメラで撮像した映像を車室内に設けたモニタにて視認することを特徴とするフロントフェンダーエプロンの先端部に上部電動回動式保持体用複数カメラ透明保護具を設けた視認カメラ装着車。
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