JP2010105484A - 自動車用シガーライタ - Google Patents

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昇一 原田
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Abstract

【課題】バイメタルとライタプラグの発熱体部との保持関係を安定にし、所定温度到達後にライタプラグがライタ受容部から適切な量だけ安定に突出する自動車用シガレットライタを提供する。
【解決手段】ライタ本体部201、操作ノブ202、大径スリーブ203、小径スリーブ204、スライドリング205、バネ206等から構成されるライタプラグ200と、挿入されたライタプラグ200を保持するホルダ部101と発熱体207に通電すると共に発熱体207の温度に応じて変形してライタプラグ200の保持または開放を行なう感熱動作部材としてのバイメタル110等を有するライタ受容部100から構成し、バイメタル110とアッシュガード208との当接領域において、直線部を設けることで所定の角度θで当接する構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車用シガーライタに関する。
自動車用シガレットライタは、その基本構成としては従来長く使用されてきており、例えば、発熱体、操作ノブ、スライドリング等から構成されるライタプラグと、挿入されたライタプラグを保持するホルダ部と発熱体に通電すると共に保持するバイメタル等から構成されて自動車のホルダ部側に設けられるライタ受容部とから構成されている(特許文献1参照)。
この構成によると、操作者がライタプラグの操作ノブを把持した状態で、スライドリングをライタ受容部のホルダ部へ挿入するとライタプラグがホルダ部に保持される。さらに押し込むと、ライタプラグの発熱体部がライタ受容部の通電部に設けられたバイメタルに挟持されてライタプラグに作用するバネ付勢力に抗した状態で保持される。発熱体にバイメタルを介して通電され、バイメタルが通電により所定の温度まで上昇するとバイメタルは外方へ開放動作を行いこれにより発熱体がバイメタルによる保持から解放される。そして、ライタプラグは、バネ付勢力により操作者側に突出移動するので、シガレットライタが使用可能な状態になったことを操作者が認知でき、また、操作ノブを把持しやすくなる。
実開平5−16471号公報
しかし、従来の構成によると、バイメタルと保持されるライタプラグの発熱体部とが、互いに曲線部で接触して挟持されているので、製造組立て誤差等により当接する角度のバラツキが発生し、所定の温度に到達した後の突出移動量を適切に設定することが難しかった。このため、ライタプラグがライタ受容部から突出する量を適切にするため、スライドリングとホルダ部間のスライド抵抗の値を適切にし、また、節度機構の精度を良くしておく必要があり、バイメタルと保持されるライタプラグの発熱体部の高い形状精度が必要とされていた。
従って、本発明の目的は、バイメタルとライタプラグの発熱体部との保持関係を安定にし、所定温度到達後にライタプラグがライタ受容部から適切な量だけ安定に突出する自動車用シガレットライタを提供することにある。
[1]本発明は、前記目的を達成するため、円筒形状のスライドリングを有するライタ本体部の一端に操作ノブが設けられ、他端に発熱体部が設けられたライタプラグと、挿入された前記ライタプラグを前記スライドリングとスライド可能な状態で保持するホルダ部と、前記発熱体部に通電すると共に前記発熱体部の温度に応じて保持または開放する感熱動作部材とを有するライタ受容部と、を有して構成され、前記感熱動作部材と前記発熱体部との当接領域において、一方が直線部を有していることを特徴とする自動車用シガレットライタを提供する。
[2]前記直線部は、前記発熱体部に設けられていることを特徴とする上記[1]に記載の自動車用シガレットライタであってもよい。
[3]また、前記感熱動作部材と前記発熱体部は、前記当接領域において、所定の角度で当接することを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の自動車用シガレットライタであってもよい。
本発明によれば、バイメタルとライタプラグの発熱体部との保持関係を安定にし、所定温度到達後にライタプラグがライタ受容部から適切な量だけ安定に突出する自動車用シガレットライタを提供することができる。
(本発明の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る自動車用シガレットライタの縦断面図である。図2は、本発明の実施の形態に係る自動車用シガレットライタの図1の断面と直交する断面での縦断面図である。図3は、図2におけるA部詳細図である。図4は、図2においてB方向から見た平面図である。
自動車用シガレットライタは、ライタ本体部201、操作ノブ202、大径スリーブ203、小径スリーブ204、スライドリング205、バネ206等から構成されるライタプラグ200と、挿入されたライタプラグ200を保持するホルダ部101と発熱体207に通電すると共に発熱体207の温度に応じて変形してライタプラグ200の保持または開放を行なう感熱動作部材としてのバイメタル110等を有するライタ受容部100、とから大略構成されている。
運転席の前方に設けられたインスツルメントパネル10には円形の取付穴11が形成されており、取付穴11にホルダ部101が嵌合されている。このホルダ部101の基端部にはねじ部101aが形成されており、そのねじ部101aに筒状の保持具102が嵌合された状態でナット103により固定されることにより、ホルダ部101がインスツルメントパネル10に取り付けられている。
ホルダ部101の内底面には絶縁材で形成されたブッシュ104が配設されていると共に、このブッシュ104及びホルダ部101をボルト105が貫通している。ホルダ部101から突出したボルト105にはコネクタハウジング106,プラス端子107及びスプリングワッシャ108が挿通され、ナット109により共締めされてホルダ部101にブッシュ104及びコネクタハウジング106が固定されている。
ボルト105の先端部には所定の形状に湾曲して形成された感熱動作部材としてのバイメタル110が固定されている。図3に示すように、バイメタル110が後述するアッシュガード208に当接する領域には所定の形状、例えば、アッシュガード208側に向ってR形状等の凸状の湾曲部208aが形成され、後述する発熱体部との当接領域を構成する。
ここで、バイメタル110は、鉄とニッケルの合金に、マンガン、クロム、銅などを添加して2種類の熱膨張率の異なる金属板を作り、冷間圧延で貼り合わせたもので、温度の変化によって曲がり方が変化し、本実施の形態では、温度上昇に伴い外方に変形するようになっている。ここで、バイメタル110は、プラス端子107、アッシュガード208、発熱体207、スライドリング205を介してホルダ部101へ電気的に接続される。一方、ホルダ部101はマイナス端子111に接続されているので、アッシュガード208がバイメタル110に保持されている状態では、発熱体207に電源が供給されることになる。
一方、ライタプラグ200は、ライタ本体部201に操作ノブ202が固定されると共に、大径スリーブ203、小径スリーブ204が操作ノブ202の根元付近でライタ本体部201に固定されている。ホルダ部101の内周部101bに嵌合して挿入されるスライドリング205は、大径部205aと小径部205bから構成される段部を有する円筒形状である。大径スリーブ203とスライドリング205の大径部205a、および、小径スリーブ204とスライドリング205の小径部205bは、それぞれスライド可能に挿入され、大径スリーブ203と小径スリーブ204の間にはバネ206が配置されて、ライタ本体部201とスライドリング205が互いに離間する方向にバネ付勢力を作用させている。尚、小径スリーブ204、すなわち、ライタ本体部201がスライドリング205から抜け出ないように図示しない抜け止め部が形成されている。
ライタ本体部201の操作ノブ202と反対側の面には、発熱体207およびその周囲を覆うようにヒータケースとしてのアッシュガード208が取り付けられ、発熱体部を構成している。ここで、アッシュガード208にはバイメタル110に当接して挟持される領域に直線部208aが形成され、バイメタル110との当接領域を構成する。従って、図3に示すように、バイメタル110とアッシュガード208は、当接領域において、所定の角度θで当接することになる。この当接角θは、例えば、40〜45°であるが、バイメタル110の弾性係数やバイメタル110、アッシュガード208等の寸法を考慮して適宜設定することが可能である。
ここで、発熱体207は通電により発熱する、たとえば、ニクロム線等により形成され、一端側はアッシュガード208に電気的に接続され、他端側は、シガレットライタ使用時にバイメタル110に電気的に接続可能とされている。
図2および図3に示すように、ホルダ部101の一部には、板バネ部150が形成されている。ホルダ部101の一部がプレス加工による製造時に打抜き部151として打ち抜かれて板バネ部150の形状が形成され、同時に曲げ加工により突起部152がライタプラグ200側へ突出して形成されている。
(本発明の実施の形態の作用)
上記のように構成されたライタプラグ200は、スライドリング205がホルダ部101の内周部101bにスライドして装着される。ここで、スライドリング205の操作ノブ202側の端部にはフランジ部205cが形成されており、ライタプラグ200をホルダ部101に押し込むと、まずこのフランジ部205cがホルダ部101の端部101cに当接する。さらに、操作ノブ202を押し込むと、大径スリーブ203と小径スリーブ204がバネ206のバネ付勢力に抗してその間隔を縮めながら奥部へスライドして、アッシュガード208がバイメタル110に保持される。図1および図2は、いずれもこのアッシュガード208がバイメタル110に保持された状態を示す図である。
上記のように、ライタプラグ200がホルダ部101に押し込まれると、大径スリーブ203と小径スリーブ204の間のバネ206のバネ付勢力に抗して、アッシュガード208がバイメタル110に保持される。ここで、アッシュガード208にはバイメタル110に当接して挟持される領域に直線部208aが形成され、バイメタル110との当接領域を形成する。従って、図3に示すように、バイメタル110とアッシュガード208は、当接領域において、所定の角度θで当接することになり、ライタプラグ200の引抜荷重が略一定の状態で保持されることになる。
また、スライドリング205は、ホルダ部101の内周部101bとの摩擦力によりスライド方向に保持されると共に、板バネ部150の突起部152とスライドリング205の凹部205dが係合している。
アッシュガード208がバイメタル110に保持された状態では、プラス端子107からバイメタル110、アッシュガード208、発熱体207、スライドリング205、ホルダ部101を介してマイナス端子111に至る通電路が形成される。発熱体207に通電されると温度が上昇してバイメタル110が外方に変形し、所定の温度に達するとバイメタル110に保持されていたアッシュガード208が解放されてライタ本体部201はバネ206のバネ付勢力により操作者側に突出移動する。この突出動作において、バイメタル110とアッシュガード208が所定の角度θで当接し、ライタプラグ200の引抜荷重が略一定の状態で保持されているので、所定の温度に達した後、一定の突出量で安定した突出動作が行なわれる。
操作者は、ライタ受容部100から前方に突出した操作ノブ202を引っ張ることにより、ライタプラグ200をライタ受容部100から取り出して、ライタプラグ200の発熱体207により煙草に火を付けることができる。
(本発明の実施の形態の効果)
本発明の実施の形態によれば、次のような効果を有する。
(1)アッシュガード208にはバイメタル110に当接して挟持される領域に直線部208aが形成され、バイメタル110との当接領域を構成する。従って、図3に示すように、バイメタル110とアッシュガード208は、当接領域において、所定の角度θで当接することになる。これにより、ライタプラグ200は、引抜荷重が略一定の状態で保持されることになり、また、所定の温度に達すると一定の突出量で安定した突出動作が可能となる。
(2)バイメタル110は、主にプレス工程及び曲げ工程により製造される。一方、アッシュガード208は、主に絞り加工で製造される。従来のように、当接領域において、両方共に曲線部を有する構成であると当接角のバラツキが大きくなりライタプラグ200の引抜荷重、及び、所定の温度に達した後の突出量が一定せず、品質の安定性が確保できない。これに対して、本発明の実施の形態では、当接領域において一方が直線部を有するので、重要品質としての当接角θが一定する。
(3)バイメタル110の湾曲部208a、及び、形状寸法を重要品質として指示して製造し、組立てを行なうことにより、容易にアッシュガード208との当接角θが一定するので、バイメタルの品質特性の簡素化が可能となる。これにより、部品コスト、組み立てコスト等の低減に繋がり、全体としての製造コストの低減にも寄与できる。
以上、自動車用シガレットライタを上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。例えば、上記示した実施の形態では、アッシュガード208に直線部208aが形成され、バイメタル110に凸状の湾曲部が形成されて当接領域が形成されていたが、逆の構成であってもよい。すなわち、アッシュガード208側に凸状の湾曲部が形成され、バイメタル110側に直線部が形成された構成であってもよい。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動車用シガレットライタの縦断面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る自動車用シガレットライタの図1の断面と直交する断面での縦断面図である。 図3は、図2におけるA部詳細図である。 図4は、図2におけてB方向から見た平面図である。
符号の説明
10…インスツルメントパネル、11…取付穴、100…ライタ受容部、101…ホルダ部、102…保持具、103…ナット、104…ブッシュ、105…ボルト、106…コネクタハウジング、107…プラス端子、108…スプリングワッシャ、109…ナット、110…バイメタル、111…マイナス端子、150…板バネ部、151…打抜き部、152…突起部、153…穴部、200…ライタプラグ、201…ライタ本体部、202…操作ノブ、203…大径スリーブ、204…小径スリーブ、205…スライドリング、206…バネ、207…発熱体、208…アッシュガード

Claims (3)

  1. 円筒形状のスライドリングを有するライタ本体部の一端に操作ノブが設けられ、他端に発熱体部が設けられたライタプラグと、
    挿入された前記ライタプラグを前記スライドリングとスライド可能な状態で保持するホルダ部と、前記発熱体部に通電すると共に前記発熱体部の温度に応じて保持または開放する感熱動作部材とを有するライタ受容部と、を有して構成され、
    前記感熱動作部材と前記発熱体部との当接領域において、一方が直線部を有していることを特徴とする自動車用シガレットライタ。
  2. 前記直線部は、前記発熱体部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用シガレットライタ。
  3. 前記感熱動作部材と前記発熱体部は、前記当接領域において、所定の角度で当接することを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用シガレットライタ。
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