JP2010002135A - 自動車用シガーライタ - Google Patents

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昇一 原田
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Abstract

【課題】簡単な構成により過大な変形を規制することができる板バネ部を備えた自動車用シガレットライタを提供する。
【解決手段】ライタ本体部201、操作ノブ202、大径スリーブ203、小径スリーブ204、スライドリング205、バネ206等から構成されるライタプラグ200と、挿入されたライタプラグ200を保持するホルダ部101と発熱体207に通電すると共に発熱体207の温度に応じて変形してライタプラグ200の保持または開放を行なう感熱動作部材としてのバイメタル110等を有するライタ受容部100と、を有して構成し、
スライドリング205とホルダ部101の間に、ライタプラグ200のスライド動作を制動するたわみ規制部を有する板バネ部150を備えた構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車用シガーライタに関する。
自動車用シガレットライタは、その基本構成としては従来長く使用されてきており、例えば、発熱体、操作ノブ、スライドリング等から構成されるライタプラグと、挿入されたライタプラグを保持するホルダ部と発熱体に通電すると共に保持するバイメタル等から構成されて自動車のホルダ部側に設けられるライタ受容部とから構成されている(特許文献1参照)。
この構成によると、操作者がライタプラグの操作ノブを把持した状態で、スライドリングをライタ受容部のホルダ部へ挿入するとライタプラグがホルダ部に保持される。さらに押し込むと、ライタプラグの発熱体がライタ受容部の通電部に設けられたバイメタルに挟持されてライタプラグに作用するバネ付勢力に抗した状態で保持される。発熱体にバイメタルを介して通電され、バイメタルが通電により所定の温度まで上昇するとバイメタルは外方へ開放動作を行いこれにより発熱体がバイメタルによる保持から解放される。そして、ライタプラグは、バネ付勢力により操作者側に突出移動するので、シガレットライタが使用可能な状態になったことを操作者が認知でき、また、操作ノブを把持しやすくなる。
実開平5−16471号公報
上記示した従来の構成では、所定の温度に到達した後の突出移動量を制御してライタプラグがライタ受容部から大きく突出しないようにするために、ライタプラグの突出動作を制動するための板バネ部が設けられている。しかし、正規のライタプラグ以外のプラグや異物等がライタ受容部内に挿入されると、板バネ部が外方に大きく変形してしまい、弾性領域を超えたたわみが発生するとその後に板バネ部の所定の作用効果を発揮できなくなるという問題があった。
従って、本発明の目的は、簡単な構成により過大な変形を規制することができる板バネ部を備えた自動車用シガレットライタを提供することにある。
[1]本発明は、前記目的を達成するため、円筒形状のスライドリングを有するライタ本体部の一端に操作ノブが設けられ、他端に発熱体が設けられたライタプラグと、挿入された前記ライタプラグを前記スライドリングとスライド可能な状態で保持するホルダ部と、前記発熱体に通電すると共に前記発熱体の温度に応じて保持または開放する感熱動作部材とを有するライタ受容部と、を有して構成され、前記スライドリングと前記ホルダ部の間に、前記ライタプラグのスライド動作を制動する、たわみ規制部を有する板バネ部を備えたことを特徴とする自動車用シガレットライタを提供する。
[2]前記板バネ部は、前記ホルダ部に設けられていることを特徴とする上記[1]に記載の自動車用シガレットライタであってもよい。
[3]また、前記たわみ規制部は、前記スライドリングから前記ホルダ部側へのたわみ量を規制するものであることを特徴とする上記[1]または[2]に記載の自動車用シガレットライタであってもよい。
[4]また、前記板バネ部は、プレス加工により形成されることを特徴とする上記[2]または[3]に記載の自動車用シガレットライタであってもよい。
本発明によれば、簡単な構成により過大な変形を規制することができる板バネ部を備えた自動車用シガレットライタを提供することができる。
(本発明の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る自動車用シガレットライタの縦断面図である。図2は、本発明の実施の形態に係る自動車用シガレットライタの図1の断面と直交する断面での縦断面図である。図3は、板バネ部150の製造工程と構造を示すためのものであり、(a)はプレス加工における抜き工程での平面図、(b)は(a)の工程後の曲げ工程により完成した板バネ部150の平面図、(c)は(b)におけるA−A断面図である。
自動車用シガレットライタは、ライタ本体部201、操作ノブ202、大径スリーブ203、小径スリーブ204、スライドリング205、バネ206等から構成されるライタプラグ200と、挿入されたライタプラグ200を保持するホルダ部101と発熱体207に通電すると共に発熱体207の温度に応じて変形してライタプラグ200の保持または開放を行なう感熱動作部材としてのバイメタル110等を有するライタ受容部100と、を有して構成し、スライドリング205とホルダ部101の間に、ライタプラグ200のスライド動作を制動するたわみ規制部を有する板バネ部150を備えた構成とされている。
運転席の前方に設けられたインスツルメントパネル10には円形の取付穴11が形成されており、取付穴11にホルダ部101が嵌合されている。このホルダ部101の基端部にはねじ部101aが形成されており、そのねじ部101aに筒状の保持具102が嵌合された状態でナット103により固定されることにより、ホルダ部101がインスツルメントパネル10に取り付けられている。
ホルダ部101の内底面には絶縁材で形成されたブッシュ104が配設されていると共に、このブッシュ104及びホルダ部101をボルト105が貫通している。ホルダ部101から突出したボルト105にはコネクタハウジング106,プラス端子107及びスプリングワッシャ108が挿通され、ナット109により共締めされてホルダ部101にブッシュ104及びコネクタハウジング106が固定されている。
ボルト105の先端部には所定の形状に湾曲して形成されたバイメタル110が固定されている。バイメタル110は、鉄とニッケルの合金に、マンガン、クロム、銅などを添加して2種類の熱膨張率の異なる金属板を作り、冷間圧延で貼り合わせたもので、温度の変化によって曲がり方が変化し、本実施の形態では、温度上昇に伴い外方に変形するようになっている。ここで、バイメタル110は、プラス端子107、アッシュガード208、発熱体207、スライドリング205を介してホルダ部101へ電気的に接続される。一方、ホルダ部101はマイナス端子111に接続されているので、アッシュガード208がバイメタル110に保持されている状態では、発熱体207に電源が供給されることになる。
一方、ライタプラグ200は、ライタ本体部201に操作ノブ202が固定されると共に、大径スリーブ203、小径スリーブ204が操作ノブ202の根元付近でライタ本体部201に固定されている。ホルダ部101の内周部101bに嵌合して挿入されるスライドリング205は、大径部205aと小径部205bから構成される段部を有する円筒形状である。大径スリーブ203とスライドリング205の大径部205a、および、小径スリーブ204とスライドリング205の小径部205bは、それぞれスライド可能に挿入され、大径スリーブ203と小径スリーブ204の間にはバネ206が配置されて、ライタ本体部201とスライドリング205が互いに離間する方向にバネ付勢力を作用させている。尚、小径スリーブ204、すなわち、ライタ本体部201がスライドリング205から抜け出ないように図示しない抜け止め部が形成されている。
ライタ本体部201の操作ノブ202と反対側の面には、発熱体207およびその周囲を覆うようにアッシュガード208が取り付けられている。発熱体207は通電により発熱する、たとえば、ニクロム線等により形成され、一端側はアッシュガード208に電気的に接続され、他端側は、シガレットライタ使用時にバイメタル110に電気的に接続可能とされている。
図2に示すように、ホルダ部101の一部には、板バネ部150が形成されている。図3は、板バネ部150の製造工程と構造を示すためのものであり、(a)はプレス加工における抜き工程での平面図、(b)は(a)の工程後の曲げ工程により完成した板バネ部150の平面図、(c)は(b)におけるA−A断面図である。尚、図3(a)、(b)は、ホルダ部101の外周方向から内周方向に向かって見た平面図である。
図3(a)において、板バネ部150の展開図として、抜き穴A160、および、抜き穴B161が計3箇所プレス加工により型抜きされる。同時に、凹部162が2箇所プレス加工される。図3(a)の状態から、次のプレス加工工程で、図3(b)に示す切断部A163および切断部B164で切断することにより、板バネ部150として切り離し、同時に、曲げ部165で反対側に折り曲げた後に凸部をプレス加工して突起部166を形成することで、板バネ部150が完成する。
板バネ部150は、図3(c)に示すように、突起部166がスライドリング205と当接可能であり、一方、図3(b)に示す両端部167は凹部162によりたわみ量が規制される。この両端部167と凹部162によりたわみ規制部が構成されている。ここで、板バネ部150の変形による両端部167の最大たわみ量Yが弾性変形領域内にあるように凹部162が形成されているので、過大な荷重が板バネ部150に付加されても板バネ部150に永久変形が生じることはない。
上記のように構成されたライタプラグ200は、板バネ部150の突起部166がスライドリング205と摺動しながら、スライドリング205がホルダ部101の内周部101bにスライドして装着される。ここで、スライドリング205の操作ノブ202側の端部にはフランジ部205cが形成されており、ライタプラグ200をホルダ部101に押し込むと、まずこのフランジ部205cがホルダ部101の端部101cに当接する。さらに、操作ノブ202を押し込むと、大径スリーブ203と小径スリーブ204がバネ206のバネ付勢力に抗してその間隔を縮めながら奥部へスライドして、アッシュガード208がバイメタル110に保持される。この時、板バネ部150の突起部166は、スライドリング205の凹部205dと係合している。図1および図2は、いずれもこのアッシュガード208がバイメタル110に保持された状態を示す図である。
(本発明の実施の形態の作用)
上記のように、ライタプラグ200がホルダ部101に押し込まれると、大径スリーブ203と小径スリーブ204の間のバネ206のバネ付勢力に抗して、アッシュガード208がバイメタル110に保持される。また、スライドリング205は、ホルダ部101の内周部101bとの摩擦力によりスライド方向に保持されると共に、板バネ部150の突起部166とスライドリング205の凹部205dが係合することで節度機構により保持されている。
アッシュガード208がバイメタル110に保持された状態では、プラス端子107からバイメタル110、アッシュガード208、発熱体207、スライドリング205、ホルダ部101を介してマイナス端子111に至る通電路が形成される。発熱体207に通電されると温度が上昇してバイメタル110が外方に変形し、所定の温度に達するとバイメタル110に保持されていたアッシュガード208が解放されてライタ本体部201はバネ206のバネ付勢力により操作者側に突出移動する。この突出動作時においても、板バネ部150の突起部166とスライドリング205の凹部205dが係合して節度機構を構成しているので、スライドリング205がホルダ部101に保持された状態で、操作ノブ202が操作者側へ突出移動する。
操作者は、ライタ受容部100から前方に突出した操作ノブ202を引っ張ることにより、ライタプラグ200をライタ受容部100から取り出して、ライタプラグ200の発熱体207により煙草に火を付けることができる。
(本発明の実施の形態の効果)
本発明の実施の形態によれば、次のような効果を有する。
(1)従来使用されている板バネ部150に、たわみ規制部として両端部167と凹部162を形成しているので、過大な荷重が板バネ部150に付加されても最大たわみ量が規制される。この最大たわみ量が弾性変形領域内にあるように設定されることで、板バネ部150に永久変形が生じることはない。
(2)正規のライタプラグ以外のプラグや異物等がライタ受容部内に挿入されても、板バネ部150の変形が規制される。
(3)プレス加工工程で、たわみ規制部を構成する両端部167と凹部162を形成するので、追加部品を必要とせずに、簡単な構成により低コストで過大な変形を規制することができる板バネ部を備えた自動車用シガレットライタを提供できる。
以上、自動車用シガレットライタを上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動車用シガレットライタの縦断面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る自動車用シガレットライタの図1の断面と直交する断面での縦断面図である。 図3は、板バネ部150の製造工程と構造を示すためのものであり、(a)はプレス加工における抜き工程での平面図、(b)は(a)の工程後の曲げ工程により完成した板バネ部150の平面図、(c)は(b)におけるA−A断面図である。
符号の説明
10…インスツルメントパネル、11…取付穴、100…ライタ受容部、101…ホルダ部、102…保持具、103…ナット、104…ブッシュ、105…ボルト、106…コネクタハウジング、107…プラス端子、108…スプリングワッシャ、109…ナット、110…バイメタル、111…マイナス端子、150…板バネ部、160…抜き穴A、161…抜き穴B、162…凹部、163…切断部A、164…切断部B、165…曲げ部、166…突起部、167…両端部、200…ライタプラグ、201…ライタ本体部、202…操作ノブ、203…大径スリーブ、204…小径スリーブ、205…スライドリング、206…バネ、207…発熱体、208…アッシュガード

Claims (4)

  1. 円筒形状のスライドリングを有するライタ本体部の一端に操作ノブが設けられ、他端に発熱体が設けられたライタプラグと、
    挿入された前記ライタプラグを前記スライドリングとスライド可能な状態で保持するホルダ部と、前記発熱体に通電すると共に前記発熱体の温度に応じて保持または開放する感熱動作部材とを有するライタ受容部と、を有して構成され、
    前記スライドリングと前記ホルダ部の間に、前記ライタプラグのスライド動作を制動する、たわみ規制部を有する板バネ部を備えたことを特徴とする自動車用シガレットライタ。
  2. 前記板バネ部は、前記ホルダ部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用シガレットライタ。
  3. 前記たわみ規制部は、前記スライドリングから前記ホルダ部側へのたわみ量を規制するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用シガレットライタ。
  4. 前記板バネ部は、プレス加工により形成されることを特徴とする請求項2または3に記載の自動車用シガレットライタ。
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