JP2010000936A - 自動車用シガーライタ - Google Patents

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昇一 原田
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Abstract

【課題】ライタプラグとライタ受容部の寸法精度を特に必要とせず、所定温度到達後にライタプラグがライタ受容部から大きく突出することを抑制できる自動車用シガレットライタを提供する。
【解決手段】ライタ本体部201、操作ノブ202、大径スリーブ203、小径スリーブ204、スライドリング205、バネ206等から構成されるライタプラグ200と、挿入されたライタプラグ200を保持するホルダ部101と発熱体207に通電すると共に発熱体207の温度に応じて変形してライタプラグ200の保持または開放を行なう感熱動作部材としてのバイメタル110等を有するライタ受容部100、および、スライドリング205とホルダ部101の間に配置されるストッパリング300とから構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車用シガーライタに関する。
自動車用シガレットライタは、その基本構成としては従来長く使用されてきており、例えば、発熱体、操作ノブ、スライドリング等から構成されるライタプラグと、挿入されたライタプラグを保持するホルダ部と発熱体に通電すると共に保持するバイメタル等から構成されて自動車のホルダ部側に設けられるライタ受容部とから構成されている(特許文献1参照)。
この構成によると、操作者がライタプラグの操作ノブを把持した状態で、スライドリングをライタ受容部のホルダ部へ挿入するとライタプラグがホルダ部に保持される。さらに押し込むと、ライタプラグの発熱体がライタ受容部の通電部に設けられたバイメタルに挟持されてライタプラグに作用するバネ付勢力に抗した状態で保持される。発熱体にバイメタルを介して通電され、バイメタルが通電により所定の温度まで上昇するとバイメタルは外方へ開放動作を行いこれにより発熱体がバイメタルによる保持から解放される。そして、ライタプラグは、バネ付勢力により操作者側に突出移動するので、シガレットライタが使用可能な状態になったことを操作者が認知でき、また、操作ノブを把持しやすくなる。
実開平5−16471号公報
しかし、従来の構成によると、所定の温度に到達した後の突出移動量を制御してライタプラグがライタ受容部から大きく突出しないようにするために、スライドリングとホルダ部間のスライド抵抗の値を適切にし、また、節度機構の精度を良くしておく必要があった。このために、ライタプラグの特に操作スライド部やライタ受容部において高い精度が必要とされていた。
従って、本発明の目的は、ライタプラグとライタ受容部の寸法精度を特に必要とせず、所定温度到達後にライタプラグがライタ受容部から大きく突出することを抑制できる自動車用シガレットライタを提供することにある。
[1]本発明は、前記目的を達成するため、円筒形状のスライドリングを有するライタ本体部の一端に操作ノブが設けられ、他端に発熱体が設けられたライタプラグと、挿入された前記ライタプラグを前記スライドリングとスライド可能な状態で保持するホルダ部と、前記発熱体に通電すると共に前記発熱体の温度に応じて保持または開放する感熱動作部材とを有するライタ受容部と、を有して構成され、前記スライドリングと前記ホルダ部の間に、前記ライタプラグのスライド動作を制動するストッパリングを備えたことを特徴とする自動車用シガレットライタを提供する。
[2]前記ストッパリングは、前記ライタ受容部側に設けられていることを特徴とする上記[1]に記載の自動車用シガレットライタであってもよい。
[3]また、前記ストッパリングは、前記ライタ受容部側に設けられ、前記ストッパリングの一部の領域が複数箇所において前記ライタ受容部の内周側に突出していることを特徴とする上記[2]に記載の自動車用シガレットライタであってもよい。
本発明によれば、ライタプラグとライタ受容部の寸法精度を特に必要とせず、所定温度到達後にライタプラグがライタ受容部から大きく突出することを抑制できる自動車用シガレットライタを提供することができる。
(本発明の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る自動車用シガレットライタの縦断面図である。図2は、本発明の実施の形態に係る自動車用シガレットライタの図1の断面と直交する断面での縦断面図である。図3は、図2におけるA方向から見た平面図である。図4は、図3におけるB―B断面図である。図5は、ストッパリングの形状を示すための平面図である。
自動車用シガレットライタは、ライタ本体部201、操作ノブ202、大径スリーブ203、小径スリーブ204、スライドリング205、バネ206等から構成されるライタプラグ200と、挿入されたライタプラグ200を保持するホルダ部101と発熱体207に通電すると共に発熱体207の温度に応じて変形してライタプラグ200の保持または開放を行なう感熱動作部材としてのバイメタル110等を有するライタ受容部100、および、スライドリング205とホルダ部101の間に配置されるストッパリング300とから大略構成されている。
運転席の前方に設けられたインスツルメントパネル10には円形の取付穴11が形成されており、取付穴11にホルダ部101が嵌合されている。このホルダ部101の基端部にはねじ部101aが形成されており、そのねじ部101aに筒状の保持具102が嵌合された状態でナット103により固定されることにより、ホルダ部101がインスツルメントパネル10に取り付けられている。
ホルダ部101の内底面には絶縁材で形成されたブッシュ104が配設されていると共に、このブッシュ104及びホルダ部101をボルト105が貫通している。ホルダ部101から突出したボルト105にはコネクタハウジング106,プラス端子107及びスプリングワッシャ108が挿通され、ナット109により共締めされてホルダ部101にブッシュ104及びコネクタハウジング106が固定されている。
ボルト105の先端部には所定の形状に湾曲して形成されたバイメタル110が固定されている。バイメタル110は、鉄とニッケルの合金に、マンガン、クロム、銅などを添加して2種類の熱膨張率の異なる金属板を作り、冷間圧延で貼り合わせたもので、温度の変化によって曲がり方が変化し、本実施の形態では、温度上昇に伴い外方に変形するようになっている。ここで、バイメタル110は、プラス端子107、アッシュガード208、発熱体207、スライドリング205を介してホルダ部101へ電気的に接続される。一方、ホルダ部101はマイナス端子111に接続されているので、アッシュガード208がバイメタル110に保持されている状態では、発熱体207に電源が供給されることになる。
一方、ライタプラグ200は、ライタ本体部201に操作ノブ202が固定されると共に、大径スリーブ203、小径スリーブ204が操作ノブ202の根元付近でライタ本体部201に固定されている。ホルダ部101の内周部101bに嵌合して挿入されるスライドリング205は、大径部205aと小径部205bから構成される段部を有する円筒形状である。大径スリーブ203とスライドリング205の大径部205a、および、小径スリーブ204とスライドリング205の小径部205bは、それぞれスライド可能に挿入され、大径スリーブ203と小径スリーブ204の間にはバネ206が配置されて、ライタ本体部201とスライドリング205が互いに離間する方向にバネ付勢力を作用させている。尚、小径スリーブ204、すなわち、ライタ本体部201がスライドリング205から抜け出ないように図示しない抜け止め部が形成されている。
ライタ本体部201の操作ノブ202と反対側の面には、発熱体207およびその周囲を覆うようにアッシュガード208が取り付けられている。発熱体207は通電により発熱する、たとえば、ニクロム線等により形成され、一端側はアッシュガード208に電気的に接続され、他端側は、シガレットライタ使用時にバイメタル110に電気的に接続可能とされている。
図2および図3に示すように、ホルダ部101の一部には、板バネ部150が形成されている。ホルダ部101の一部がプレス加工による製造時に打抜き部151として打ち抜かれて板バネ部150の形状が形成され、同時に曲げ加工により突起部152がライタプラグ200側へ突出して形成されている。
また、図2および図3に示すように、ホルダ部101の板バネ部150の突起部152よりも奥、すなわち、バイメタル110側には、ストッパリング300が装着されている。ストッパリング300は、バネ鋼、バネ用ステンレス等のバネ用材料により形成されたウエーブスプリングであり、図5に示すように、全体はリング形状であるが複数箇所に内径方向へ曲げ加工が施されて突起部301が設けられている。このストッパリング300は、図3に示すホルダ部101に設けられた穴部153から突起部301がスライドリング205に接する方向に突出するように、ホルダ部101の外周上に装着される。このように装着された状態では、図4に断面図で示すように、ストッパリング300の突起部301は、ホルダ部101の内周部101bよりもスライドリング205側へ突出し、ライタプラグ200をホルダ部101に差込んだ状態では、ストッパリング300のバネ性によりスライドリング205を内径方向へ押圧している。
上記のように構成されたライタプラグ200は、スライドリング205がホルダ部101の内周部101bにスライドして装着される。ここで、スライドリング205の操作ノブ202側の端部にはフランジ部205cが形成されており、ライタプラグ200をホルダ部101に押し込むと、まずこのフランジ部205cがホルダ部101の端部101cに当接する。さらに、操作ノブ202を押し込むと、大径スリーブ203と小径スリーブ204がバネ206のバネ付勢力に抗してその間隔を縮めながら奥部へスライドして、アッシュガード208がバイメタル110に保持される。図1および図2は、いずれもこのアッシュガード208がバイメタル110に保持された状態を示す図である。
このとき、板バネ部150の突起部152は、図2に示すように、スライドリング205の凹部205dと係合すると共に、ストッパリング300の突起部301は、スライドリング205を内径方向へ押圧している。
(本発明の実施の形態の作用)
上記のように、ライタプラグ200がホルダ部101に押し込まれると、大径スリーブ203と小径スリーブ204の間のバネ206のバネ付勢力に抗して、アッシュガード208がバイメタル110に保持される。また、スライドリング205は、ホルダ部101の内周部101bとの摩擦力によりスライド方向に保持されると共に、板バネ部150の突起部152とスライドリング205の凹部205dが係合し、さらに、ストッパリング300の突起部301がスライドリング205を内径方向へ押圧している。
アッシュガード208がバイメタル110に保持された状態では、プラス端子107からバイメタル110、アッシュガード208、発熱体207、スライドリング205、ホルダ部101を介してマイナス端子111に至る通電路が形成される。発熱体207に通電されると温度が上昇してバイメタル110が外方に変形し、所定の温度に達するとバイメタル110に保持されていたアッシュガード208が解放されてライタ本体部201はバネ206のバネ付勢力により操作者側に突出移動する。この突出動作において、板バネ部150の突起部152がスライドリング205の凹部205dを乗り越えると、突起部152はスライドリング205に対して制動力が減少する。一方、ストッパリング300の突起部301は、常に、所定の押圧力でスライドリング205を内径方向へ押圧しているので、上記のように、突起部152の制動作用が減少した状態であっても、スライドリング205、すなわち、ライタプラグ200に対して制動力が作用する。これにより、ライタプラグ200がライタ受容部100から大きく突出しないようにすることができる。
操作者は、ライタ受容部100から前方に突出した操作ノブ202を引っ張ることにより、ライタプラグ200をライタ受容部100から取り出して、ライタプラグ200の発熱体207により煙草に火を付けることができる。
(本発明の実施の形態の効果)
本発明の実施の形態によれば、次のような効果を有する。
(1)従来使用されている板バネ部150にストッパリング300を追加することにより、ライタプラグ200がライタ受容部100から大きく突出しないようにすることができる。特に、ストッパリング300の突起部301は、常に、所定の押圧力でスライドリング205を内径方向へ押圧しているので、安定な制動作用効果が発揮され、確実にライタプラグ200を制動できる。
(2)従来の構成では、スライドリングとホルダ部間のスライド抵抗の値を適切にし、また、節度機構の精度を良くしておく必要があったが、本発明の実施の形態ではスライドリングとホルダ部間の寸法、形状精度をあまり必要としないので、部品コスト、組み立てコスト等の低減に繋がり、全体としての製造コストの低減に寄与できる。
以上、自動車用シガレットライタを上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動車用シガレットライタの縦断面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る自動車用シガレットライタの図1の断面と直交する断面での縦断面図である。 図3は、図2におけるA方向から見た平面図である。 図4は、図3におけるB―B断面図である。 図5は、ストッパリングの形状を示すための平面図である。
符号の説明
10…インスツルメントパネル、11…取付穴、100…ライタ受容部、101…ホルダ部、102…保持具、103…ナット、104…ブッシュ、105…ボルト、106…コネクタハウジング、107…プラス端子、108…スプリングワッシャ、109…ナット、110…バイメタル、111…マイナス端子、150…板バネ部、151…打抜き部、152…突起部、153…穴部、200…ライタプラグ、201…ライタ本体部、202…操作ノブ、203…大径スリーブ、204…小径スリーブ、205…スライドリング、206…バネ、207…発熱体、208…アッシュガード、300…ストッパリング、301…突起部

Claims (3)

  1. 円筒形状のスライドリングを有するライタ本体部の一端に操作ノブが設けられ、他端に発熱体が設けられたライタプラグと、
    挿入された前記ライタプラグを前記スライドリングとスライド可能な状態で保持するホルダ部と、前記発熱体に通電すると共に前記発熱体の温度に応じて保持または開放する感熱動作部材とを有するライタ受容部と、を有して構成され、
    前記スライドリングと前記ホルダ部の間に、前記ライタプラグのスライド動作を制動するストッパリングを備えたことを特徴とする自動車用シガレットライタ。
  2. 前記ストッパリングは、前記ライタ受容部側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用シガレットライタ。
  3. 前記ストッパリングは、前記ライタ受容部側に設けられ、前記ストッパリングの一部の領域が複数箇所において前記ライタ受容部の内周側に突出していることを特徴とする請求項2に記載の自動車用シガレットライタ。
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