JP2010104687A - 什器の上部キャビネット構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャビネット本体6の開口部7を開閉する左右方向に移動可能な引戸8を設けるとともに、キャビネット本体6における底板10の下面前端部に下方が開放する左右方向の凹入部11を設け、かつこの底板10の下面前端部と支持板4の上面前端部との間に間隙17を設けて、凹入部11を前方外部に連通させ、引戸8の下端部に設けたローラ取付金具18を、間隙17を通して、その遊端に取付けたローラ19を凹入部11内に配設し、このローラ19を、底板10または支持板4に取付けたレール部材13上に転動可能に支持させる。
【選択図】 図4
Description
また、複数のキャビネットを左右に隣接して配置させたい場合には、強度上、什器の後方に、多数の支柱を立設しなければならないため、使い勝手ばかりでなく、体裁も悪くなるという不具合がある。
このような支持構造では、キャビネットの下面を比較的簡易な構成とすることができるとともに、複数の上部キャビネットを什器の後方に設置することができるため、使い勝手、および体裁を良好とすることができる。
このような扉の構造としては、扉本体を上方に跳ね上げるフラップ式からなるものが多く見られている(特許文献3,4参照)。
この引違い引戸式のものは、比較的簡易な構成のため、コストを低減させることができるという利点を有する。
そのため、キャビネットにおける引戸の支持部が、強固にかつ精度良く取付けられていない場合には、引戸の荷重が、ローラを介して、レール部材に負荷されると、レール部材が、経時的に変形して傾き、体裁が悪くなるばかりでなく、引戸を円滑に開閉動作させることが困難となる場合がある。
請求項1記載の発明によれば、キャビネット本体における底板の下面前端部に設けた凹入部内に、引戸の下端部に設けたローラ取付金具の遊端に取付けたローラを配設してあるため、ローラが、外部に露出することがなく、体裁を良好にすることができる。
また、キャビネット本体における底板の下面前端部に設けた、下方が開放する左右方向の凹入部を、底板の下面前端部と支持板の上面前端部との間に設けた間隙をもって前方外部に連通させるとともに、この間隙を通して、引戸の下端部に設けたローラ取付金具の遊端に取付けたローラを、凹入部内に配設することにより、底板または支持板に取付けたレール部材上に転動可能に支持させてあるため、複雑な構造とすることなく、比較的低コストでありながら、引戸を円滑に開閉動作させることができる。
図1は、本発明の上部キャビネット構造を備える什器としての事務用机の斜視図、図2は、図1におけるキャビネットの引戸を閉じた状態の拡大正面図、図3は、同じくキャビネットの引戸を開けた状態の拡大正面図、図4は、図2におけるIV〜IV線縦断面図である。
このキャビネット5は、キャビネット本体6と、このキャビネット本体6の前面の開口部7を開閉する左右方向に移動可能な引戸8、9とより構成されている。
図4に示すように、本実施形態では、引戸は、外側引戸8と内側引戸9の各1枚よりなる。
一般的には、引戸は適宜所望の数が設けられる。
図7、図8は、それぞれ図4における下部要部拡大図、上部要部拡大図である。
図9は、支持板とキャビネットにおける底板の分解斜視図である。
前端は、途中に段部10dを設けて下向きに折り曲げられて前縁片10eが形成されるとともに、その下端は、後向きに、続いて上向きに折り曲げられて前縁片10eの下端10fが形成されている。
前縁片10eの少し後方位置、すなわち底板10の下面前端より少し後方位置において、上端を前後方向の外向きに折り曲げた上向きコ字状の断面を有する左右方向の垂下部10gが設けられている。
この垂下部10gと前縁片10eと金属板10aの下面とにより、底板10の下面前端部に下方が開放する左右方向の凹入部11が形成される。
さらに、前端部、左右側端部および後端部に、それぞれほぼ下向きコ字状の前端部材4e、側端部材4f、後端部材4gが上方より嵌め込まれて溶接されている。
前端部材4eの後半部には、段部をもって上向きの突出部4hが形成されている。
すなわち、支持板4は、これらの前縁片4d、側縁片4b、後縁片4cを備える金属板4aに、前端部材4e、側端部材4f、後端部材4gが溶接されて構成されている。
このレール部材13は、後記するように外側引戸8の下部に取付けられたローラ19を転動させるためのものである。
なお、この突出部4hは、レール部材13、垂下部10gの下面とともに、ねじ14をもって共締めされてもよい。
一般には、前記突出部4hと垂下部10gの少なくともいずれか一方を設け、この突出部4hの上面と垂下部10gの下面との間、または突出部4hの上面とキャビネット本体6における底板10の下面との間、または垂下部10gの下面と支持板4の上面との間に、前記レール部材13を挟持させればよい。
外側引戸8の下端部に設けられたローラ取付金具18を、前記間隙17を通して、その遊端に取付けたローラ19が、前記凹入部11内に配設されて、前記レール部材13上を転動しうるようになっている。
前記間隙17の上下方向の寸法は、支持板4の上面に設けた前記突出部4h、またはキャビネット本体6における底板10の下面に設けた垂下部10gの上下方向の寸法を適宜定めることにより、ローラ取付金具18を通しうる大きさとされている。
外側引戸8の下端部に取付けられているローラ取付金具18は、図7、図10に示すように、側方視ほぼ上向きコ字状をなし、後片18bは、下半部分が後斜め上方に延設され、上半部分が上向きとなっている。
このローラ取付金具18における後片18bの遊端に、前後方向の枢軸をもって、ローラ19が取付けられている。
このローラ22は、キャビネット本体6における天板23の下面に設けられた左右方向の下向き案内溝24によって案内されるようになっている。
このローラ26は、キャビネット本体6における底板10の前端に立設された左右方向のレール部材27上を転動しうるようになっている。
このローラ29は、天板23の下面に設けられた左右方向の下向き案内溝30によって案内されるようになっている。
2 天板
3 支柱
4 支持板
4a 金属板
4b 側縁片
4c 後縁片
4d 前縁片
4e 前端部材
4f 側端部材
4g 後端部材
4h 突出部
4i 上端
4j 通孔
4k 下面
4l 上面
5 キャビネット
6 キャビネット本体
7 開口部
8 外側引戸
8a 下端部
9 内側引戸
9a 下端部
10 底板
10a 金属板
10b 側縁片
10c 後縁片
10d 段部
10e 前縁片
10f 前縁片の下端
10g 垂下部
10h 下面
10i 前端縁面
11 凹入部
12 側板
12a 下端
13 レール部材
13a 案内片
14 ねじ
14a 頭部
15a ボルト
15b ナット
16 通孔
17 間隙
18 ローラ取付金具
18a ねじ
18b 後片
19 ローラ
20 補強部材
20a 基板
20b 切欠部
21 ローラ取付金具
22 ローラ
23 天板
24 案内溝
25 ローラ取付金具
26 ローラ
27 レール部材
28 ローラ取付金具
29 ローラ
30 案内溝
Claims (6)
- 什器の天板後部から左右の支柱を立設し、これらの支柱間に架設した支持板上に、前面に開口部を備えるキャビネット本体を支持させてなる什器の上部キ ャビネット構造であって、
キャビネット本体の開口部を開閉する左右方向に移動可能な引戸を設けるとともに、キャビネット本体における底板の下面前端部に、下方が開放する左右方向の凹入部を設け、かつこの底板の下面前端部と支持板の上面前端部との間に間隙を設けて、前記凹入部を前方外部に連通させ、引戸の下端部に設けたローラ取付金具を、前記間隙を通して、その遊端に取付けたローラを前記凹入部内に配設し、このローラを、前記底板または支持板に取付けたレール部材上に転動可能に支持させたことを特徴とする上部キャビネット構造。 - 支持板の上面に、その前端より後方位置において上向きの突出部を設け、この突出部の上面とキャビネット本体における底板の下面との間に、レール部材を挟持させた請求項1記載の上部キャビネット構造。
- キャビネット本体における底板の下面に、その前端より後方位置において下向きの垂下部を設け、この垂下部の下面と支持板の上面との間に、レール部材を挟持させた請求項1記載の上部キャビネット構造。
- 支持板の上面に、その前端より後方位置において上向きの突出部、キャビネット本体における底板の下面に、その前端より後方位置において下向きの垂下部をそれぞれ設け、これらの突出部の上面と垂下部の下面との間に、レール部材を挟持させた請求項1記載の上部キャビネット構造。
- 支持板の上面に設けた突出部、またはキャビネット本体における底板の下面に設けた垂下部の上下方向の寸法を適宜定めることにより、キャビネット本体の底板の下面前端部と支持板の上面前端部との間に、ローラ取付金具を通しうる間隙が生ずるようにした請求項2〜4のいずれかに記載の上部キャビネット構造。
- キャビネット本体の左右一対の側板間に、底板を、その下面が側板の下端よりも上方に位置するように設け、側板下端を支持板上に当接させて、キャビネットを支持板上に支持するとともに、前記底板の下面前端部に設けた左右方向の凹入部の左右端を前記側板をもって閉塞した請求項1〜5のいずれかに記載の上部キャビネット構造。
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