JP2010103822A - 画像処理装置、画像形成装置およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】付加情報を出力画像に付加する場合に、出力しようとする画像全体をメモリ上に展開することなく、付加情報を出力画像上にそのまま合成した場合と比較して付加情報の視認性を向上させる。
【解決手段】合成画像生成部55は、出力する画像データに付加する付加情報が指定領域に対応する領域内に設けられた画像データを生成する。選択部51は、メモリ12に格納されている画像データを1ライン毎に選択する。判定部52は、選択された1ライン分の画像データが指定領域と重なるか否かを順次判定する。置換部53は、指定領域に重なると判定された場合、当該指定領域に含まれる画像データを、予め設定された固定値データに置換する。画像合成部54は、指定領域の画像データが固定値データに置換された後の画像データと、付加情報が指定領域に対応する領域内に設けられた画像データとを1ライン毎に順次合成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理装置、画像形成装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、画像にコメントを印字する場合に、印字しようとするコメントのサイズに応じて画像サイズを変更して画像出力を行うようにしたビデオプリンタが開示されている。
特許第3256635号公報
本発明の目的は、付加情報を出力画像に付加する場合に、出力しようとする画像全体をメモリ上に展開することなく、付加情報を出力画像上にそのまま合成した場合と比較して付加情報の視認性を向上させることが可能な画像処理装置、画像形成装置およびプログラムを提供することである。
[画像処理装置]
請求項1に係る本発明は、出力しようとする画像データを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されている画像データを特定単位量毎に選択する選択手段と、
前記画像データにおける画像に対して領域を指定する領域指定手段と、
前記選択手段により選択された特定単位量の画像データが、前記領域指定手段によって指定された指定領域と重なるか否かを順次判定する判定手段と、
前記判定手段により指定領域に重なると判定された場合、当該指定領域に含まれる画像データを、予め設定された固定値データに置き換える置換手段と、
前記置換手段によって指定領域に含まれる画像データが固定値データに置換された後の画像データにおける前記領域指定手段によって指定された指定領域に対して、出力する画像データに付加するための付加情報を前記特定単位量毎に順次合成する合成手段とを有する画像処理装置である。
請求項2に係る本発明は、出力しようとする画像データを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されている画像データを特定単位量毎に選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された特定単位量の画像データが、付加情報を付加しようとする指定領域と重なるか否かを順次判定する判定手段と、
前記判定手段により指定領域に重なると判定された場合、当該指定領域に含まれる画像データを、予め設定された固定値データに置き換える置換手段と、
前記置換手段によって指定領域に含まれる画像データが固定値データに置換された後の画像データと、出力する画像データに付加するための付加情報が前記指定領域に対応する領域内に設けられた画像データとを前記特定単位量毎に順次合成する合成手段とを有する画像処理装置である。
請求項3に係る本発明は、前記固定値データが、画像出力処理を行わないことを示すデータである請求項1または2記載の画像処理装置である。
請求項4に係る本発明は、前記固定値データが、白色データである請求項1または2記載の画像処理装置である。
請求項5に係る本発明は、前記固定値データが、設定されたパターンの背景を有するデータである請求項1または2記載の画像処理装置である。
請求項6に係る本発明は、前記付加情報が、出力された画像の配布経路を追跡するための追跡情報である請求項1から6のいずれか1項記載の画像処理装置である。
請求項7に係る本発明は、出力する画像データに付加するための付加情報が前記指定領域に対応する領域内に設けられた画像データを生成する生成手段をさらに有する請求項2から6のいずれか1項記載の画像処理装置である。
請求項8に係る本発明は、前記判定手段が、前記生成手段によって生成された画像データに含まれる付加情報の位置に基づいて、前記指定領域を認識する請求項7記載の画像処理装置である。
請求項9に係る本発明は、前記付加情報を付加するための指定領域を特定するための画像を格納する指定領域画像格納手段をさらに有し、
前記判定手段は、前記指定領域格納手段に格納されている画像に基づいて、前記指定領域を認識する請求項7記載の画像処理装置である。
[画像形成装置]
請求項10に係る本発明は、出力しようとする画像データを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されている画像データを特定単位量毎に選択する選択手段と、
前記画像データにおける画像に対して領域を指定する領域指定手段と、
前記選択手段により選択された特定単位量の画像データが、前記領域指定手段によって指定された指定領域と重なるか否かを順次判定する判定手段と、
前記判定手段により指定領域に重なると判定された場合、当該指定領域に含まれる画像データを、予め設定された固定値データに置き換える置換手段と、
前記置換手段によって指定領域に含まれる画像データが固定値データに置換された後の画像データにおける前記領域指定手段によって指定された指定領域に対して、出力する画像データに付加するための付加情報を前記特定単位量毎に順次合成する合成手段と、
前記合成手段により合成が行われた後の画像データに基づいて画像を出力する画像出力手段とを有する画像形成装置である。
請求項11に係る本発明は、出力しようとする画像データを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されている画像データを特定単位量毎に選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された特定単位量の画像データが、付加情報を付加しようとする指定領域と重なるか否かを順次判定する判定手段と、
前記判定手段により指定領域に重なると判定された場合、当該指定領域に含まれる画像データを、予め設定された固定値データに置き換える置換手段と、
前記置換手段によって指定領域に含まれる画像データが固定値データに置換された後の画像データと、出力する画像データに付加するための付加情報が前記指定領域に対応する領域内に設けられた画像データとを前記特定単位量毎に順次合成する合成手段と、
前記合成手段により合成が行われた後の画像データに基づいて画像を出力する画像出力手段とを有する画像形成装置である。
[プログラム]
請求項12に係る本発明は、出力しようとする画像に対して領域を指定するステップと、
前記画像データを特定単位量毎に選択するステップと、
選択された特定単位量の画像データが、指定された指定領域と重なるか否かを順次判定するステップと、
指定領域に重なると判定された場合、当該指定領域に含まれる画像データを、予め設定された固定値データに置き換えるステップと、
指定領域に含まれる画像データが固定値データに置換された後の画像データにおける前記領域指定手段によって指定された指定領域に対して、出力する画像データに付加するための付加情報を前記特定単位量毎に順次合成するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項13に係る本発明は、格納されている画像データを特定単位量毎に選択するステップと、
選択された特定単位量の画像データが、付加情報を付加しようとする指定領域と重なるか否かを順次判定するステップと、
指定領域に重なると判定された場合、当該指定領域に含まれる画像データを、予め設定された固定値データに置き換えるステップと、
指定領域に含まれる画像データが固定値データに置換された後の画像データと、出力する画像データに付加するための付加情報が前記指定領域に対応する領域内に設けられた画像データとを前記特定単位量毎に順次合成するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項1に係る本発明によれば、付加情報を出力画像に付加する場合に、出力しようとする画像全体をメモリ上に展開することなく、付加情報を出力画像上にそのまま合成した場合と比較して付加情報の視認性を向上させることができる画像処理装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、付加情報を出力画像に付加する場合に、出力しようとする画像全体をメモリ上に展開することなく、付加情報を出力画像上にそのまま合成した場合と比較して付加情報の視認性を向上させることができる画像処理装置を提供することができる。
請求項3に係る本発明によれば、付加情報を付加する指定領域内に画像が出力されないようにすることができる画像処理装置を提供することができる。
請求項4に係る本発明によれば、付加情報を付加する指定領域内を白色画像とすることができる画像処理装置を提供することができる。
請求項5に係る本発明によれば、元の画像が変更されていることを把握することができる画像処理装置を提供することができる。
請求項6に係る本発明によれば、出力された画像の配布経路を追跡するための追跡情報を出力する画像に付加することができる画像処理装置を提供することができる。
請求項7に係る本発明によれば、付加情報が指定領域内に対応する領域に設けられた画像データを生成することができる画像処理装置を提供することができる。
請求項8に係る本発明によれば、付加情報が出力画像と重なることを確実に防ぐことができる画像処理装置を提供することができる。
請求項9に係る本発明によれば、特定単位量の画像データが指定領域と重なるか否かを効率的に判定することができる画像処理装置を提供することができる。
請求項10に係る本発明によれば、付加情報を出力画像に付加する場合に、出力しようとする画像全体をメモリ上に展開することなく、付加情報を出力画像上にそのまま合成した場合と比較して付加情報の視認性を向上させることができる画像形成装置を提供することができる。
請求項11に係る本発明によれば、付加情報を出力画像に付加する場合に、出力しようとする画像全体をメモリ上に展開することなく、付加情報を出力画像上にそのまま合成した場合と比較して付加情報の視認性を向上させることができる画像形成装置を提供することができる。
請求項12に係る本発明によれば、付加情報を出力画像に付加する場合に、出力しようとする画像全体をメモリ上に展開することなく、付加情報を出力画像上にそのまま合成した場合と比較して付加情報の視認性を向上させることができるプログラムを提供することができる。
請求項13に係る本発明によれば、付加情報を出力画像に付加する場合に、出力しようとする画像全体をメモリ上に展開することなく、付加情報を出力画像上にそのまま合成した場合と比較して付加情報の視認性を向上させることができるプログラムを提供することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態の画像形成システムの構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態の画像形成システムは、図1に示されるように、ネットワーク30により相互に接続された画像形成装置10、および端末装置20により構成される。端末装置20は、印刷データを生成して、ネットワーク30経由にて生成した印刷データを画像形成装置10に対して送信する。画像形成装置10は、端末装置20から送信された印刷データを受け付けて、印刷データに応じた画像を用紙上に出力する。なお、画像形成装置10は、印刷(プリント)機能、スキャン機能、複写(コピー)機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有するいわゆる複合機と呼ばれる装置である。
次に、本実施形態の画像形成システムにおける画像形成装置10のハードウェア構成を図2に示す。
画像形成装置10は、図2に示されるように、CPU11、メモリ12、ハードディスクドライブ(HDD)13、ネットワーク30を介して外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IF)部14、タッチパネル又は液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UI)装置15、スキャナ16、プリントエンジン17を有する。これらの構成要素は、制御バス18を介して互いに接続されている。
CPU11は、メモリ12またはHDD13に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、画像形成装置10の動作を制御する。なお、本実施形態では、CPU11は、メモリ12またはHDD13内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明したが、当該プログラムをCD−ROM等の記憶媒体に格納してCPU11に提供することも可能である。
図3は、上記の制御プログラムが実行されることにより実現される画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の画像形成装置10は、図3に示されるように、画像読取部31と、画像処理装置32と、画像出力部33と、操作部34とを備えている。そして、画像処理装置32は、イメージ入力部41と、圧縮伸張部42と、制御部43と、イメージ転送部44と、メモリ12と、HDD13と、通信IF部14とを備えている。
画像読取部31は、原稿台や原稿送り装置にセットされた原稿を読み取り画像データに変換する。画像処理装置32は、画像読取部31により読み取られた画像データや端末装置20から出力指示された画像データに対する各種画像処理を実行して、画像出力部33に出力可能なデータを生成する。画像出力部33は、イメージ転送部44から転送されてきた画像データに基づいて画像を出力する。操作部34、画像形成装置10に対するユーザから入力される各種指示を入力する。
イメージ入力部41は、画像読取部31からの画像データを入力して、メモリ12に格納する。圧縮伸張部42は、画像データに対する圧縮処理と、圧縮された画像データに対する伸張処理を実行する。
制御部43は、イメージ入力部41、圧縮伸張部42、イメージ転送部44、HDD13、メモリ12、通信IF部14等を制御することにより、コピー処理、プリント処理、スキャン処理等の各種処理を実現する。イメージ転送部44は、メモリ12内に格納されている画像データを画像出力部33に対して転送する処理を行う。
HDD13、蓄積しておく必要がある画像データを格納するための記憶装置である。HDD13に格納される画像データは、原則として圧縮伸張部42により圧縮処理が行われた後の状態で格納される。メモリ12は、出力しようとする画像データを格納する格納手段として機能する。通信IF部14は、ネットワーク30を介して端末装置20との間で通信を行う。
次に、付加情報を出力画像に付加しない場合の、本実施形態の画像形成装置10の動作について説明する。
例えば、ユーザがある原稿をコピーしようとする場合、原稿が原稿台または原稿送り装置にセットされ、操作部34によりコピーの指示が行われる。すると、原稿読取部31により原稿画像が読み取られ、読み取られた画像データは、イメージ入力部41を介して、メモリ12に転送される。すると、制御部43は、メモリ12内の画像データを圧縮伸張部42に転送して圧縮処理を行った後、圧縮された画像データをメモリ12に戻すよう指示することにより圧縮された画像データがメモリ12に格納される。制御部43は、次に、この圧縮された画像データをメモリ12からHDD13に転送するよう制御する。
そして、イメージ転送部44が制御部43から出力すべき画像データがあるとの通知を受けた場合、イメージ転送部44は、HDD13内の画像データをメモリ12上に転送する。この状態ではメモリ12上の画像データは圧縮されたままである。制御部43は出力すべき順序にしたがってイメージ転送部44に対して出力すべき画像データの情報を設定する。制御部43は、インタフェース部(図示せず)を介して画像出力部33との間の通信を行う。この通信にはシリアル通信によって行われ、制御部43から画像出力部33に対してはサイクルアップや、印刷する用紙の情報、フィード指示といった情報を通知し、画像出力部33から制御部43に対しては印刷状態や印刷部の機械的センサ情報の通知などがされる。
そして、イメージ転送部44は、メモリ12上の画像データを画像出力部33に転送する。イメージ転送部44と画像出力部33は同期信号線とデータ転送線によって接続されており、同期信号線上を流れる電気信号によって転送する画像データの同期を取りながらデータ転送線から画像データを転送する。画像出力部33に転送された画像データは画像出力部33の有するROS(Raster Output Scanner)の出力信号に変更され、ドラム上に潜像が描かれ、その後現像・定着といったプロセスを経て用紙上にイメージとして出力される。
ここでは、ある原稿をコピーしようとする場合の動作について説明したが、HDD13に圧縮された画像が格納された後の処理は、端末装置20から印刷ジョブが送信されてきた場合、ファクシミリ受信した原稿を出力する場合等でも同様であるため、その説明は省略する。
次に、イメージ転送部44の機能の詳細について図4を参照して説明する。イメージ転送部44は、図4に示されるように、選択部51と、判定部52と、置換部53と、画像合成部54と、合成画像生成部55とを備えている。なお、図3に示した操作部34は、出力しようとする画像データにおける画像に対して、付加情報を付加しようとする領域を指定する領域指定手段として機能する。
選択部51は、メモリ12に格納されている画像データを1ライン(特定単位量)毎に選択する。判定部52は、選択部51により選択された1ライン分の画像データが、操作部34によって指定された指定領域と重なるか否かを順次判定する。
置換部53は、判定部52により指定領域に重なると判定された場合、当該指定領域に含まれる画像データを、予め設定された固定値データに置き換える。
ここで、置換部53が、指定領域内の画像データを置換する固定値データとしては、画像出力処理を行わないことを示すデータや白色データ、例えば、“000・・・・00”のようなデータとすることができる。また、この固定値データとして、設定されたパターンの背景を有するデータとするようにしても良い。
合成画像生成部55は、出力する画像データに付加するための付加情報が指定領域に対応する領域内に設けられた画像データを生成する。ここで、付加情報としては、例えば、出力された画像の配布経路を追跡するための追跡情報として、ユーザID情報、出力日時情報、出力時刻情報、IPアドレス、出力装置を特定する情報(出力装置ID)、ある特定のコメント等の情報を用いることができる。ここでユーザID情報とは、ユーザがコピーを行う前にICカードや操作部34からの認証行為が行われる際に入力されたID番号である。認証を行わないでコピーを行うことが許可されている場合にはユーザIDを取得することができないので、このような場合にはユーザIDを付加情報とすることはできない。また、追跡情報以外の公告情報を付加情報として出力画像に付加するようなことも可能である。このような付加情報は、人間が直接識別可能な情報に限定されずに、バーコードのような1次元コードや、QR(Quick Response)コード(登録商標)のような2次元コードを付加情報とすることも可能である。さらに、このような各種付加情報のうち複数の情報を任意に組み合わせて使用するようにしてもよい。
画像合成部54は、置換部53によって指定領域に含まれる画像データが固定値データに置換された後の画像データと、合成画像生成部55によって生成された画像データとを1ライン毎に順次合成する。なお、合成画像生成部55によって、付加情報が指定領域に対応する領域内に設けられた画像データを生成するのではなく、画像合成部54によって付加情報を出力画像に合成するようにすることも可能である。この場合には、画像合成部54は、置換部53によって指定領域に含まれる画像データが固定値データに置換された後の画像データにおける操作部34によって指定された指定領域に対して、出力する画像データに付加するための付加情報を1ライン毎に順次合成する。
ここで、出力画像中のどの領域を付加情報を付加するための指定領域とし、どのような情報を付加情報として付加し、どのような画像出力の場合に付加情報を付加するのかという設定は、図3に示した操作部34の操作に基づいて行われる。
例えば、管理者が操作部34から管理者用のID情報およびパスワードを入力すると、図5に示すような管理者用の画面が画像形成装置10の表示パネルに表示される。管理者用の画面では、画像形成装置10が実行可能なジョブの種別毎に、レイアウトテンプレートを適用するのかしないのか、また適用する場合にはどのレイアウトテンプレートを適用するかが指定可能となっている。この図5に示した管理者用の画面ではコピーをする際には「ユーザID印字」という名前のレイアウトテンプレートを使用し、プリンタ時には「IPアドレス印字」という名前のレイアウトテンプレートを使用することが示されている。また、ファクシミリ送信の場合には、追跡情報の付加を行わないことが示されている。ここで、レイアウトテンプレートとは、出力指示されたデータを印刷する際に付加される付加情報を含んだ画像を作成するためのテンプレートである。
管理者は表示パネル上のサービス名にタッチすることで所望のサービスの設定を行うことができる。図6にコピー時における追跡情報の付加設定を行うレイアウト設定画面例を示す。
図6の画面の左側に表示された「付加する」、「付加しない」のいずれかを選択することにより、追跡情報を出力画像に付加するか否かを設定する。「付加する」が指定された場合には右側に登録済みのレイアウトテンプレート名一覧が表示され、その中から所望のレイアウトテンプレート名にタッチすることでコピー出力時に強制的に付加される付加情報を設定するためのレイアウトテンプレートが指定される。
このようにして指定されるレイアウトテンプレートの例を図7に示す。この図7に示した例では、「:」の左側にある項目に対して、右側において設定内容が表示されている。
この図7では、メタデータとしてユーザIDが指定されており、付加情報としてユーザIDの情報が出力画像に付加することが指示されている。そして、「カラー:黒、印字位置:右下側、X方向位置:5mm、Y方向位置:5mm」という指示は、ユーザIDを用紙の右下から縦横5mmずつ離れた位置に黒の文字で印字するという指示を意味する。また、「指定領域:下側から8mm」とは、用紙の下側の8mm以内の領域を指定領域として設定することを意味する。
なお、指定領域の設定方法として、副走査方向の先端、後端、主走査方向の先端、後端を設定することにより指定領域の位置を設定するようにしてもよい。さらに、指定領域の設定方法として、出力しようとする画像の向きに対して上端、下端、右端、左端を設定することにより指定領域の位置を設定するようにしてもよい。
このように、出力しようとする画像の向きを基準として指定領域の位置を設定するような場合には、特定のページの向きを基準とするのか、各ページ毎の向きに応じて指定領域を設定するのかを選択可能とするようにしてもよい。特定のページの向きを基準とすることが選択された場合には、指定されたページの画像方向を基準として文書全体の指定領域の位置を判定し、各ページ毎の向きに応じて指定領域を設定することが選択された場合には、各ページの画像方向に基づいて指定領域の位置を判定する。
ここで、画像形成装置10の操作パネル上で付加情報の内容および指定領域の設定を行うものとして説明しているが、上述したようなレイアウトテンプレートを用いて端末装置20上で付加情報の内容および指定領域の設定を行い、生成したレイアウトテンプレート情報を、端末装置20から通信IF部14を介して制御部43内に送信するようにしてもよい。この場合には、画像形成装置10では、端末装置20からのレイアウトテンプレート情報が取り込まれ、制御部43によって内容が解釈されて登録が行われる。
このような設定が行われることにより、図8(A)に示すような指定領域90が設定される。また、図8(B)に示すように、付加情報としてユーザID情報91を含んだ合成画像が合成画像生成部55により生成される。
次に、本実施形態の画像形成装置10により、出力画像に付加情報を付加する場合の動作を図面を参照して詳細に説明する。
図9は、イメージ転送部44における選択部51、判定部52、置換部53により行われるイメージ転送処理を説明するためのフローチャートである。また、図10は、イメージ転送部44における画像合成部54により行われる画像合成処理を説明するためのフローチャートである。
ここでは、出力しようとする画像データがHDD13内において圧縮された状態で格納されているものとして説明する。画像の出力が指示された場合、制御部43は、HDD13内に格納されている画像データの1ライン分をビット列としてメモリ12に転送する。この画像データはHDD13内において圧縮されて格納されていたため、メモリ12内でも圧縮されたままの状態で格納される。
このような状態でイメージ転送部44が制御部43により画像出力部33に対して画像データを転送する指示を受けた場合、イメージ転送部44では、先ず、ラインカウントLが1に設定され(ステップS101)、このラインカウントLが転送ライン数より大きいか否かの判定が行われる(ステップS102)。このステップS102においてラインカウントLが転送ライン数を超えている場合には(ステップS102においてyes)、1ページ分の画像データの処理が終了しているため、処理は終了する。
ステップS102においてラインカウントLが転送ライン数を超えていない場合(ステップS102においてno)、選択部51は、メモリ12から出力画像データの1ライン分の画像データを取得する(ステップS103)。ここで、メモリ12内の画像データが圧縮されている場合には、選択部51は、取得した1ライン分の画像データを一旦圧縮伸張部42に転送し、伸張された1ライン分の画像データを取得する。
そして、ビットカウントbが1に設定され(ステップS104)、ビットカウントbが1ライン内のビット数を超えているか否かの判定が行われ(ステップS105)。ここで、ビットカウントbが1ライン内のビット数を超えている場合には、1ライン分の画像データの処理が終了していることを意味しているため(ステップS105においてyes)、ラインカウントLに1が加算される(ステップS106)。
ステップS105においてビットカウントbが1ライン内のビット数を超えていない場合には(ステップS105においてno)、このビットカウントbに対応するビットが指定領域内であるか否かの判定が判定部52において行われる(ステップS107)。
ステップS107において対応ビットが指定領域内であると判定された場合(ステップS107においてyes)、置換部52において転送すべきビットデータとして“0”が設定される(ステップS108)。また、ステップS107において対応ビットが指定領域内で無いと判定された場合(ステップS107においてno)、置換部52において転送すべきビットデータとして出力画像データのビットデータがそのまま設定される(ステップS109)。そして、ビットカウントbに1が加算されてステップS105の処理に戻る(ステップS110)。
転送ビットとして出力された画像データは、1ライン分の画像データを格納可能なラインバッファメモリに順次格納され、1ライン分の画像データが揃った時点で、1ライン毎のビット列として画像合成部54に転送される。
次に、画像合成部54において行われる画像合成処理を図10のフローチャートを参照して説明する。
画像合成部54においても、先ずラインカウントLが1に設定され(ステップS201)、このラインカウントLが転送ライン数より大きいか否かの判定が行われる(ステップS202)。このステップS202においてラインカウントLが転送ライン数を超えている場合には(ステップS202においてyes)、1ページ分の画像データの処理が終了しているため、処理は終了する。
ステップS202においてラインカウントLが転送ライン数を超えていない場合(ステップS202においてno)、画像合成部54は、置換部53から転送されてきた1ライン分の画像データを取得する(ステップS203)。そして、付加情報を合成する指示の有無が判定され(ステップS204)、合成指示が無い場合(ステップS204においてno)には、取得した画像データをそのまま出力データとする(ステップS205)。そして、ステップS204において合成指示が有ると判定された場合(ステップS204においてyes)、合成画像生成部55により生成された1ライン分の合成画像データをメモリ12から取得する(ステップS206)。そして、画像合成部54は、置換部53から取得した1ライン分の画像データと、メモリ12から取得した1ライン分の合成画像データとの合成処理を行う(ステップS207)。
ここでは、画像合成処理として、置換部53から取得した1ライン分の画像データと、1ライン分の合成画像データとを各ビットデータ毎に論理和(OR)演算する処理が行われるものとして説明する。実際には、画像合成部54内に設けられているラインバッファメモリ上において論理和演算処理が行われる。
そして、画像合成部54は、画像合成処理が行われた後の1ライン分の画像データを画像出力部33に出力し(ステップS208)、ラインカウントLを1加算して、ステップS202の処理に戻る(ステップS209)。
上記のような処理が行われることにより、置換部53において指定領域内の画像データが固定値データに置換された後の画像データと、合成画像生成部55により生成された合成画像データとが、1ライン毎に合成されて1ラインの画像データがビット列として画像出力部33に出力されることとなる。
このような処理が行われることにより付加情報が出力画像に付加される際の様子を図11の具体例を用いて説明する。
図11では、出力しようとする画像が図11(A)に示すような画像であり、図8(A)に示すような指定領域90が設定されているものとして説明する。このような場合、図11(A)に示すような画像は、置換部53において指定領域90内の画像データが白色画像である“0”に置換されることにより図11(B)に示すような画像となる。そして、合成画像生成部55において生成された合成画像が図11(D)のような画像であった場合、画像合成部54により図11(B)のような画像と図11(D)に示す画像が合成され、図11(C)に示すような画像となる。そして、図11(C)に示す画像が画像出力部33から出力されることとなる。
なお、本実施形態では、付加情報として生成する文字を黒色とし、置換部53において指定領域内の画像データを白色の画像である“0”に置換するようにしているため、画像合成部54において論理和演算を行って画像合成を行なっている。しかし、本発明はこのような場合に限定されない。例えば、付加情報として生成する文字を黒色とし、置換部53において指定領域内の画像データを黒色の画像である“1”に置換するようにし、画像合成部54において排他的論理和(EX−OR)演算を行って画像合成を行うようにしても良い。
このようにして画像合成を行った場合の例を図12に示す。このようにして画像合成が行われた場合、指定領域内の画像データが黒色画像において置換されているため、黒色で構成された文字部分のデータとの間で排他的論理和演算により画像合成が行われることにより、文字部分が白色となっていることがわかる。
また、判定部52は、設定された指定領域情報に基づいて指定領域を認識するのではなく、合成画像生成部55により生成された合成画像データに含まれる付加情報の位置に基づいて、指定領域を認識するようにしてもよい。
さらに、図13に示すようなマスクデータ90をメモリ12に格納しておき、判定部52は、このマスクデータ90に基づいて指定領域を認識するようにしてもよい。このマスクデータ90は、指定領域を特定するための画像であり、付加情報を付加しようとする指定領域が白色画像、それ以外の領域が黒色画像により構成されているデータである。
このようなマスクデータ90を使用することにより、判定部52では、マスクデータ90と出力しようとする画像データとをそれぞれ1ラインずつ取得して各ビット毎に比較し、マスクデータ90の対応するビットが“0”の場合には指定領域であり、“1”の場合にはそれ以外の領域であると判定することができる。また、マスクデータ90と出力しようとする画像データとをそれぞれ1ラインずつ各ビット毎に論理積(AND)演算するようにすれば、指定領域内の画像データを“0”とすることも可能である。
さらに、合成画像生成部55は、付加情報を有する合成画像データを生成する場合に、指定領域内に背景画像を有する画像データを合成画像データとするようにしてもよい。例えば、図14に示すように、合成画像生成部55は、指定領域内を白色画像とするのではなく、指定領域内に背景画像を設け、その指定領域内にユーザID等の情報を設けた画像を合成画像データとして生成する。そして、元画像データの指定領域内を白色画像に置換した画像と、合成画像データとを画像合成部54により合成するようにする。
[変形例]
上記実施形態では、白黒印刷の場合を用いて説明しているが、カラー印刷の場合でも同様に適用可能である。カラー印刷の場合には、画像データは、イエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの色要素毎にそれぞれ圧縮されているため、各色要素毎に上記で説明したイメージ転送処理や画像合成処理がそれぞれ行われる。
ただし、指定領域内を黒色として、画像合成部54において排他的論理和(EX−OR)演算を行って画像合成を行う場合には、出力しようとする画像データのイエロ、マゼンタ、シアンの色要素については固定値データとして“0”に置き換え、合成画像の指定領域内に設けられた付加情報の画像と同じ色要素であるブラックの色要素については固定値データとして“1”に置き換える。
また、上記実施形態では、出力しようとする画像の各ページに同じ内容の付加情報を付加する場合を用いて説明しているが、本発明はこのような場合に限定されず、各ページ毎に異なる付加情報を付加するように設定することも可能である。このような場合には、図7に示したレイアウトテンプレートの替わりに、どのページにどのような付加情報を付加するのかをそれぞれ設定可能なレイアウトテンプレートを用いる。また、各ページ毎に独立して付加情報を設定可能とした場合でも、ある範囲内のページ毎に付加情報を設定可能としてもよい。
本発明の一実施形態の画像形成装置のシステム構成を示す図である。 本発明の一実施形態における画像形成装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。 画像処理装置32内のイメージ転送部44の機能の詳細を説明するための図である。 付加情報の内容を設定する際に画像形成装置10の表示パネルに表示される画面の一例を示す図である。 コピー時における追跡情報の付加設定を行うレイアウト設定画面例を示す図である。 レイアウトテンプレートの一例を示す図である。 設定された指定領域90の一例を示す図(図8(A))、および付加情報としてユーザID情報91を含んだ合成画像の一例を示す図(図8(B))である。 イメージ転送部44における選択部51、判定部52、置換部53により行われるイメージ転送処理を説明するためのフローチャートである。 イメージ転送部44における画像合成部54により行われる画像合成処理を説明するためのフローチャートである。 付加情報が出力画像に付加される際の様子を説明するための図である。 画像合成部54において排他的論理和(EX−OR)演算を行って画像合成を行うようした場合を説明するための図である。 マスクデータ90を用いて指定領域を認識するようにした場合を説明するための図である。 合成画像生成部55が指定領域内に背景画像を設けるようにした場合を説明するための図である。
符号の説明
10 画像形成装置
11 CPU
12 メモリ
13 HDD(ハードディスクドライブ)
14 通信インタフェース(IF)部
15 ユーザインタフェース(UI)装置
16 スキャナ
17 プリントエンジン
18 制御バス
20 端末装置
30 ネットワーク
31 画像読取部
32 画像処理装置
33 画像出力部
34 操作部
41 イメージ入力部
42 圧縮伸張部
43 制御部
44 イメージ転送部
51 選択部
52 判定部
53 置換部
54 画像合成部
55 合成画像生成部
90 指定領域
91 ユーザID情報
S101〜S110 ステップ
S201〜S209 ステップ

Claims (13)

  1. 出力しようとする画像データを格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納されている画像データを特定単位量毎に選択する選択手段と、
    前記画像データにおける画像に対して領域を指定する領域指定手段と、
    前記選択手段により選択された特定単位量の画像データが、前記領域指定手段によって指定された指定領域と重なるか否かを順次判定する判定手段と、
    前記判定手段により指定領域に重なると判定された場合、当該指定領域に含まれる画像データを、予め設定された固定値データに置き換える置換手段と、
    前記置換手段によって指定領域に含まれる画像データが固定値データに置換された後の画像データにおける前記領域指定手段によって指定された指定領域に対して、出力する画像データに付加するための付加情報を前記特定単位量毎に順次合成する合成手段と、
    を有する画像処理装置。
  2. 出力しようとする画像データを格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納されている画像データを特定単位量毎に選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された特定単位量の画像データが、付加情報を付加しようとする指定領域と重なるか否かを順次判定する判定手段と、
    前記判定手段により指定領域に重なると判定された場合、当該指定領域に含まれる画像データを、予め設定された固定値データに置き換える置換手段と、
    前記置換手段によって指定領域に含まれる画像データが固定値データに置換された後の画像データと、出力する画像データに付加するための付加情報が前記指定領域に対応する領域内に設けられた画像データとを前記特定単位量毎に順次合成する合成手段と、
    を有する画像処理装置。
  3. 前記固定値データは、画像出力処理を行わないことを示すデータである請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 前記固定値データは、白色データである請求項1または2記載の画像処理装置。
  5. 前記付加情報を有する画像データは、指定領域内に背景画像を有するデータである請求項1または2記載の画像処理装置。
  6. 前記付加情報は、出力された画像の配布経路を追跡するための追跡情報である請求項1から5のいずれか1項記載の画像処理装置。
  7. 出力する画像データに付加するための付加情報が前記指定領域に対応する領域内に設けられた画像データを生成する生成手段をさらに有する請求項2から6のいずれか1項記載の画像処理装置。
  8. 前記判定手段は、前記生成手段によって生成された画像データに含まれる付加情報の位置に基づいて、前記指定領域を認識する請求項7記載の画像処理装置。
  9. 前記付加情報を付加するための指定領域を特定するための画像を格納する指定領域画像格納手段をさらに有し、
    前記判定手段は、前記指定領域格納手段に格納されている画像に基づいて、前記指定領域を認識する請求項7記載の画像処理装置。
  10. 出力しようとする画像データを格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納されている画像データを特定単位量毎に選択する選択手段と、
    前記画像データにおける画像に対して領域を指定する領域指定手段と、
    前記選択手段により選択された特定単位量の画像データが、前記領域指定手段によって指定された指定領域と重なるか否かを順次判定する判定手段と、
    前記判定手段により指定領域に重なると判定された場合、当該指定領域に含まれる画像データを、予め設定された固定値データに置き換える置換手段と、
    前記置換手段によって指定領域に含まれる画像データが固定値データに置換された後の画像データにおける前記領域指定手段によって指定された指定領域に対して、出力する画像データに付加するための付加情報を前記特定単位量毎に順次合成する合成手段と、
    前記合成手段により合成が行われた後の画像データに基づいて画像を出力する画像出力手段と、
    を有する画像形成装置。
  11. 出力しようとする画像データを格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納されている画像データを特定単位量毎に選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された特定単位量の画像データが、付加情報を付加しようとする指定領域と重なるか否かを順次判定する判定手段と、
    前記判定手段により指定領域に重なると判定された場合、当該指定領域に含まれる画像データを、予め設定された固定値データに置き換える置換手段と、
    前記置換手段によって指定領域に含まれる画像データが固定値データに置換された後の画像データと、出力する画像データに付加するための付加情報が前記指定領域に対応する領域内に設けられた画像データとを前記特定単位量毎に順次合成する合成手段と、
    前記合成手段により合成が行われた後の画像データに基づいて画像を出力する画像出力手段と、
    を有する画像形成装置。
  12. 出力しようとする画像に対して領域を指定するステップと、
    前記画像データを特定単位量毎に選択するステップと、
    選択された特定単位量の画像データが、指定された指定領域と重なるか否かを順次判定するステップと、
    指定領域に重なると判定された場合、当該指定領域に含まれる画像データを、予め設定された固定値データに置き換えるステップと、
    指定領域に含まれる画像データが固定値データに置換された後の画像データにおける前記領域指定手段によって指定された指定領域に対して、出力する画像データに付加するための付加情報を前記特定単位量毎に順次合成するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 格納されている画像データを特定単位量毎に選択するステップと、
    選択された特定単位量の画像データが、付加情報を付加しようとする指定領域と重なるか否かを順次判定するステップと、
    指定領域に重なると判定された場合、当該指定領域に含まれる画像データを、予め設定された固定値データに置き換えるステップと、
    指定領域に含まれる画像データが固定値データに置換された後の画像データと、出力する画像データに付加するための付加情報が前記指定領域に対応する領域内に設けられた画像データとを前記特定単位量毎に順次合成するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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