JP2010103185A - 半導体集積回路におけるセルデータ生成方法、及び、半導体集積回路の設計方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明では、基本論理ゲートセルを表すデータ、及び、基本論理ゲートセルと論理が同じ論理ゲートセル群を表すデータを生成する。次に、基本論理ゲートセルを表すデータ、及び、論理ゲートセル群を表すデータをデータベースに格納する。ここで、論理ゲートセル群は、基本論理ゲートセルとは入力数又は駆動能力が異なる。論理ゲートセル群の外形及び論理ゲートセル群のレイアウトパターンは、基本論理ゲートセルの外形及び基本論理ゲートセルのレイアウトパターンと同一である。設計変更が行われるときに、基本論理ゲートセルは、論理ゲートセル群のうちの、設計変更に対応する変更論理ゲートセルに置き換えられる。
【選択図】図4
Description
・セル群のゲートの位置を基本セルのゲートの位置と同一にしている。
・セル群の拡散層の位置を基本セルの拡散層の位置と同一にしている。
・セル群のコンタクトの位置を基本セルのコンタクトの位置と同一にしている。
図4に示されるように、複数通りの基本セル、セル群のうちの、基本セル110、セル群120、…はAND回路、NAND回路、OR回路、NOR回路、XOR回路のいずれかを表しているものとする。
P型ウェルの表面には、拡散層36として、N型トランジスタ用の第1のソース領域、第1のドレイン領域、第2のソース領域、第2のドレイン領域が形成されている。
P型トランジスタ用の拡散層34の第1のドレイン領域、第2のソース領域と、基板と、N型トランジスタ用の拡散層36の第1のドレイン領域、第2のソース領域との上層には、第2の方向に向かって延びるゲート38−2が形成されている。
P型トランジスタ用の拡散層34の第2のソース領域、第2のドレイン領域と、基板と、N型トランジスタ用の拡散層36の第2のソース領域、第2のドレイン領域との上層には、第2の方向に向かって延びるゲート38−3が形成されている。
P型トランジスタ用の拡散層34の第1のドレイン領域、ゲート38−2、第2のソース領域は、第2のP型トランジスタに対応している。
N型トランジスタ用の拡散層36の第1のソース領域、ゲート38−1、第1のドレイン領域は、第1のN型トランジスタに対応している。
N型トランジスタ用の拡散層36の第1のドレイン領域、ゲート38−2、第2のソース領域は、第2のN型トランジスタに対応している。
P型トランジスタ用の拡散層34の第2のソース領域上には、コンタクト43を介して、電源配線31に接続された第2の電源配線パターン部が接続されている。
P型トランジスタ用の拡散層34の第2のドレイン領域上には、コンタクト44を介して、電源配線31に接続された第3の電源配線パターン部が接続されている。
N型トランジスタ用の拡散層36の第2のドレイン領域上には、コンタクト48を介して、GND配線32に接続された第2のGND配線パターン部が接続されている。
ゲート38−3上には、コンタクト51を介して、第2のGND配線パターンに接続された第3のGND配線パターン部が接続されている。
ゲート38−2上には、コンタクト50を介して、第2の入力配線パターン部が接続されている。
P型トランジスタ用の拡散層34の第1のドレイン領域上には、コンタクト42を介して、出力配線パターン部の一端部に接続された第1の配線パターン部が接続されている。
N型トランジスタ用の拡散層36の第2のソース領域上には、コンタクト47を介して、出力配線パターン部の他端部に接続された第2の配線パターン部が接続されている。
N型トランジスタ用の拡散層36の第2のソース領域、ゲート38−3、第2のドレイン領域は、第3のN型トランジスタに対応している。
N型トランジスタ用の拡散層36の第2のソース領域上には、コンタクト47を介して、第2の配線パターン部が接続されている。
・基本セル110と変更セル120は、論理が同じである。
・変更セル120は、基本セル110とは入力数が異なる。
・変更セル120の外形は、基本セル110の外形と同一である。
・変更セル120の配線パターン以外のレイアウトパターン(拡散層、ゲート、コンタクト)の位置は、基本セル110の配線パターン以外のレイアウトパターンの位置と同一である。
図4に示されるように、複数通りの基本セル、セル群のうちの、基本セル210、セル群220、…はNOT回路(インバータ)を表しているものとする。
P型ウェルの表面には、拡散層36として、N型トランジスタ用の第1のドレイン領域、第1のソース領域、第2のドレイン領域、第2のソース領域が形成されている。
P型トランジスタ用の拡散層34の第1のソース領域、第2のドレイン領域と、基板と、N型トランジスタ用の拡散層36の第1のソース領域、第2のドレイン領域との上層には、第2の方向に向かって延びるゲート38−2が形成されている。
P型トランジスタ用の拡散層34の第2のドレイン領域、第2のソース領域と、基板と、N型トランジスタ用の拡散層36の第2のドレイン領域、第2のソース領域との上層には、第2の方向に向かって延びるゲート38−3が形成されている。
N型トランジスタ用の拡散層36の第1のドレイン領域、ゲート38−1、第1のソース領域は、第1のN型トランジスタに対応している。
P型トランジスタ用の拡散層34の第2のソース領域上には、コンタクト43を介して、電源配線31に接続された第2の電源配線パターン部が接続されている。
P型トランジスタ用の拡散層34の第2のドレイン領域上には、コンタクト44を介して、電源配線31に接続された第3の電源配線パターン部が接続されている。
N型トランジスタ用の拡散層36の第2のドレイン領域上には、コンタクト47を介して、GND配線32に接続された第2のGND配線パターン部が接続されている。
N型トランジスタ用の拡散層36の第2のソース領域上には、コンタクト48を介して、GND配線32に接続された第3のGND配線パターン部が接続されている。
ゲート38−2、38−3上には、それぞれコンタクト50、51を介して、第2、3のGND配線パターンに接続された第4のGND配線パターン部が接続されている。
P型トランジスタ用の拡散層34の第1のドレイン領域上には、コンタクト41を介して、出力配線パターン部の一端部に接続された第1の配線パターン部が接続されている。
N型トランジスタ用の拡散層36の第2のソース領域上には、コンタクト45を介して、出力配線パターン部の他端部に接続された第2の配線パターン部が接続されている。
P型トランジスタ用の拡散層34の第2のドレイン領域、ゲート38−3、第2のソース領域は、第3のP型トランジスタに対応している。
N型トランジスタ用の拡散層36の第1のソース領域、ゲート38−2、第2のドレイン領域は、第2のN型トランジスタに対応している。
N型トランジスタ用の拡散層36の第2のドレイン領域、ゲート38−3、第2のソース領域は、第3のN型トランジスタに対応している。
基板、ゲート38−3の上層には、第1の方向に向かって、一端部から他端部まで延びる第4の配線パターンが形成されている。第4の配線パターンの一端部には、第3の配線パターンが接続されている。
基板の上層には、第2の方向に向かって、一端部から他端部まで延びる第5の配線パターンが形成されている。第5の配線パターンの一端部には、第4の配線パターンの他端部が接続されている。
基板、ゲート38−1、38−2、38−3の上層には、第1の方向に向かって、一端部から他端部まで延びる第6の配線パターンが形成されている。第6の配線パターンの一端部には、出力配線パターン部が接続され、第6の配線パターンの他端部には、第5の配線パターンの他端部が接続されている。
N型トランジスタ用の拡散層36の第2のドレイン領域上には、コンタクト47を介して、第6の配線パターンに接続された第7の配線パターン部が接続されている。
ゲート38−2、38−3上には、第1の方向に向かって、一端部から他端部まで延びる第2の入力配線パターン部が接続されている。第2の入力配線パターン部の一端部は、コンタクト50を介して接続され、第2の入力配線パターン部の他端部は、コンタクト51を介して接続されている。
・基本セル210と変更セル220は、論理が同じである。
・変更セル220は、基本セル210とは駆動能力(回路数)が異なる。
・変更セル220の外形は、基本セル210の外形と同一である。
・変更セル220の配線パターン以外のレイアウトパターン(拡散層、ゲート、コンタクト)の位置は、基本セル210の配線パターン以外のレイアウトパターンの位置と同一である。
2 CPU、
3 記憶部、
4 入力装置、
5 出力装置、
10 コンピュータプログラム、
11 生成部、
12 制御部、
20 ライブラリ(ファイル)、
31 配線(Vdd)、
32 配線(GND)、
34 P型トランジスタ用の拡散層、
36 N型トランジスタ用の拡散層、
41〜51 コンタクト、
38−1、38−2、38−3 ゲート、
110 基本セル、
120 変更セル、
210 基本セル、
220 変更セル、
Claims (12)
- 基本論理ゲートセルを表すデータ、及び、前記基本論理ゲートセルと論理が同じ論理ゲートセル群を表すデータを生成するステップと、
前記基本論理ゲートセルを表すデータ、及び、前記論理ゲートセル群を表すデータをデータベースに格納するステップと、
を具備し、
前記論理ゲートセル群は、前記基本論理ゲートセルとは入力数又は駆動能力が異なり、
前記論理ゲートセル群の外形及び前記論理ゲートセル群のレイアウトパターンの位置は、前記基本論理ゲートセルの外形及び前記基本論理ゲートセルのレイアウトパターンの位置と同一であり、
設計変更が行われるときに、前記基本論理ゲートセルは、前記論理ゲートセル群のうちの、前記設計変更に対応する変更論理ゲートセルに置き換えられる、
半導体集積回路におけるセルデータ生成方法。 - 前記基本論理ゲートセル及び前記論理ゲートセル群は、そのレイアウトパターンとして、拡散層、ゲート、コンタクトを有し、
前記論理ゲートセル群の拡散層、ゲート、コンタクトの位置は、前記基本論理ゲートセルの拡散層、ゲート、コンタクトの位置と同一である、
請求項1に記載の半導体集積回路におけるセルデータ生成方法。 - 前記基本論理ゲートセル及び前記論理ゲートセル群がAND回路、NAND回路、OR回路、NOR回路、XOR回路のいずれかを表している場合、前記入力数の違いとして、
前記基本論理ゲートセル及び前記論理ゲートセル群の出力の数は1であり、
前記論理ゲートセル群の入力の数は、前記基本論理ゲートセルの入力の数とは異なる、
請求項1又は2に記載の半導体集積回路におけるセルデータ生成方法。 - 前記基本論理ゲートセル及び前記論理ゲートセル群がNOT回路を表している場合、前記駆動能力の違いとして、
前記基本論理ゲートセル及び前記論理ゲートセル群の出力の数は1であり、
前記論理ゲートセル群の回路の数は、前記基本論理ゲートセルの回路の数とは異なる、
請求項1又は2に記載の半導体集積回路におけるセルデータ生成方法。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の半導体集積回路におけるセルデータ生成方法に適用される前記データベースを参照して、レイアウト領域に前記基本論理ゲートセルを配置するステップと、
設計変更が指示されたときに、前記データベースを参照して、前記論理ゲートセル群のうちの、前記設計変更に対応する変更論理ゲートセルを選択するステップと、
前記基本論理ゲートセルを前記変更論理ゲートセルに置き換えるステップと、
を具備する半導体集積回路の設計方法。 - データベースと、
基本論理ゲートセルを表すデータ、及び、前記基本論理ゲートセルと論理が同じ論理ゲートセル群を表すデータを生成して、前記データベースに格納する生成部と、
を具備し、
前記論理ゲートセル群は、前記基本論理ゲートセルとは入力数又は駆動能力が異なり、
前記論理ゲートセル群の外形及び前記論理ゲートセル群のレイアウトパターンの位置は、前記基本論理ゲートセルの外形及び前記基本論理ゲートセルのレイアウトパターンの位置と同一であり、
設計変更が行われるときに、前記基本論理ゲートセルは、前記論理ゲートセル群のうちの、前記設計変更に対応する変更論理ゲートセルに置き換えられる、
半導体集積回路におけるセルデータ生成装置。 - 前記基本論理ゲートセル及び前記論理ゲートセル群は、そのレイアウトパターンとして、拡散層、ゲート、コンタクトを有し、
前記論理ゲートセル群の拡散層、ゲート、コンタクトの位置は、前記基本論理ゲートセルの拡散層、ゲート、コンタクトの位置と同一である、
請求項6に記載の半導体集積回路におけるセルデータ生成装置。 - 前記基本論理ゲートセル及び前記論理ゲートセル群がAND回路、NAND回路、OR回路、NOR回路、XOR回路のいずれかを表している場合、前記入力数の違いとして、
前記基本論理ゲートセル及び前記論理ゲートセル群の出力の数は1であり、
前記論理ゲートセル群の入力の数は、前記基本論理ゲートセルの入力の数とは異なる、
請求項6又は7に記載の半導体集積回路におけるセルデータ生成装置。 - 前記基本論理ゲートセル及び前記論理ゲートセル群がNOT回路を表している場合、前記駆動能力の違いとして、
前記基本論理ゲートセル及び前記論理ゲートセル群の出力の数は1であり、
前記論理ゲートセル群の回路の数は、前記基本論理ゲートセルの回路の数とは異なる、
請求項6又は7に記載の半導体集積回路におけるセルデータ生成装置。 - 請求項6〜9のいずれかに記載の半導体集積回路におけるセルデータ生成装置に適用される前記データベースと、
前記データベースを参照して、レイアウト領域に前記基本論理ゲートセルを配置する制御部と、
を具備し、
前記制御部は、設計変更が指示されたときに、前記データベースを参照して、前記論理ゲートセル群のうちの、前記設計変更に対応する変更論理ゲートセルを選択し、前記基本論理ゲートセルを前記変更論理ゲートセルに置き換える、
半導体集積回路の設計装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の半導体集積回路におけるセルデータ生成方法の各ステップをコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
- 請求項5に記載の半導体集積回路の設計方法の各ステップをコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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JP2008271250A JP2010103185A (ja) | 2008-10-21 | 2008-10-21 | 半導体集積回路におけるセルデータ生成方法、及び、半導体集積回路の設計方法 |
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-
2008
- 2008-10-21 JP JP2008271250A patent/JP2010103185A/ja active Pending
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