JP2010102858A - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010102858A
JP2010102858A JP2008271083A JP2008271083A JP2010102858A JP 2010102858 A JP2010102858 A JP 2010102858A JP 2008271083 A JP2008271083 A JP 2008271083A JP 2008271083 A JP2008271083 A JP 2008271083A JP 2010102858 A JP2010102858 A JP 2010102858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
cover
main body
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008271083A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5152513B2 (ja
Inventor
Kazuya Tomiyama
和也 冨山
Keiichi Shimizu
圭一 清水
Kimihito Sato
公仁 佐藤
Masaru Inoue
優 井上
Toshio Tsuji
俊雄 辻
Noritaka Tano
紀貴 田野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2008271083A priority Critical patent/JP5152513B2/ja
Publication of JP2010102858A publication Critical patent/JP2010102858A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5152513B2 publication Critical patent/JP5152513B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】光源からの光が装置の正面側から漏れるのを防止できる照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】光源52を備えた光源ユニット5と、この光源ユニット5及び光源52を点灯制御する点灯装置7が配設され、正面側に開口部41を有す本体ケース4を備えた本体ユニット2と、前記本体ケース4の開口部41に、当該開口部41を覆うように配設されるとともに、前記光源ユニット5を覆うカバー領域部35及び光源52からの出射光が照射されて所定の照明をなす照射領域部36を有し、カバー領域部35と本体ケース4の開口部41との合わせ目Sが正面側には位置しないように取付けられる照射ユニット3とを備える照明装置1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導灯などに適用され、正面側からの光漏れを防止する照明装置に関する。
従来、この種、照明装置として、例えば、光源にLEDを用いた誘導灯では、基板に複数個のLEDを配設し、この基板をホルダに取付け、LEDからの光を導光板の入射面へ入射させ、表示パネルを照らして誘導表示のピクトグラムを明示するようにしている(非特許文献1参照)。このような構成においては、本体の開口部にホルダや表示パネルが取付けられている。
三菱電機照明 高輝度誘導灯ルクセントLEDsシリーズ[平成20年10月7日検索]、インターネット(http://www.mitsubishielectric.co.jp/group/mlf/product/sisetsu/content08.html)
しかしながら、従来の誘導灯では、本体の開口部とホルダとの合わせ目の僅かな隙間から光源からの光が正面側、つまり、表示パネル側に漏れ、例えば、合わせ目に沿った直線状の輝線が発生する等の不具合が生じる。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、光源からの光が装置の正面側から漏れるのを防止できる照明装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の照明装置は、光源を備えた光源ユニットと;この光源ユニット及び光源を点灯制御する点灯装置が配設され、正面側に開口部を有す本体ケースを備えた本体ユニットと;前記本体ケースの開口部に、当該開口部を覆うように配設されるとともに、前記光源ユニットを覆うカバー領域部及び光源からの出射光が照射されて所定の照明をなす照射領域部を有し、カバー領域部と本体ケースの開口部との合わせ目が正面側には位置しないように取付けられる照射ユニットと;を具備することを特徴とする。
本発明及び以下の発明において、特に指定しない限り用語の定義及び技術的意味は次による。各ユニットは、その構成要素が物理的に一体的であることを意味するものではない。主として、機能的な単位を意味する。例えば、照射ユニットにおけるカバー領域部と照射領域部とは、一体化されていなくてもよく、カバー領域部は、別体に構成されていてもよい。また、光源ユニットの取付けにおいては、本体ケースに取付けることなく、カバー領域部の背面に取付けるようにし、本体ケースに配設される状態であってもよい。光源としては、LED等の固体発光素子や冷陰極放電ランプ等の各種ランプが適用でき、特段その種類に限定されるものではない。また、照明装置は、誘導灯やいわゆる空間を照らす照明器具、ディスプレイ装置等を含む概念である。
請求項2に記載の照明装置は、前記カバー領域部と本体ケースの開口部との合わせ目において、カバー領域部が段状に形成され、この段状の部分に本体ケースの開口部が適合されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、光源からの光が装置の正面側から漏れるのを防止し得る照明装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、カバー領域部と本体ケースの開口部との合わせ目から本体ケースの外側へ向かって漏れる光を軽減することができる。
以下、本発明の実施形態に係る照明装置について図1乃至図9を参照して説明する。図1は、照明装置として誘導灯を示す斜視図、図2は、本体ユニットと照射ユニットとしての表示ユニットとを分解して示す斜視図、図3は、表示ユニットを分解して示す斜視図、図4は、本体ユニットを分解して示す斜視図、図5は、光源ユニットを示す斜視図、図6及び図7は、光源ユニットを分解し、それぞれ視点を変えて示す斜視図、図8は、誘導灯を示す断面図、図9は、同要部を示す断面図である。なお、各図において、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
図1乃至図4に示すように、誘導灯1は、天井面や垂直な壁面等の設置面に設置されて使用可能なように構成されている。そして、誘導灯1は、本体ユニット2と、この本体ユニット2に装着される照射ユニットとしての表示ユニット3とから構成されている。また、本体ユニット2は、本体ケース4、光源ユニット5、端子台6、点灯装置7及びバッテリ8を備えている。
まず、表示ユニット3は、略矩形枠状のユニットケース31の内側に上端面を光の入射面32aとする板状のアクリル樹脂製の導光板32が配設されて構成されている。この導光板32の表面側には、誘導表示として人が避難している状態を示すピクトグラムが表示された表示パネル33が設けられており、ユニットケース31は、本体ユニット2に対し、係脱手段34によって着脱可能に取付けられている。このような表示ユニット3は、ユニットケース31の上部が光源ユニット5と対向して覆うようにカバー領域部35として構成されており、このカバー領域部35の下側は、光源ユニット5からの光が照射される照射領域部36として構成されている。カバー領域部35は、非透光性の部材からなっており、照射領域部36は、具体的には、表示パネル33から構成されている。
本体ユニット2は、正面背面方向の寸法、つまり、厚さ寸法が小さく正面側を開口部41とした扁平な箱状の本体ケース4を備え、この本体ケース4の内側に上部から光源ユニット5、端子台6、点灯装置7等が配設されている。図4に代表して示すように、本体ケース4は絶縁性を有する白色の合成樹脂にて一体に形成され、四角形板状の背面部42、上面部43、下面部44及び両側の側面部45を有し、上面部43、下面部44及び両側の側面部45とで四角形枠状に形成されている。
上面部43には、円孔状の電源線導入口46が略中央部に位置して形成されているとともに、この電源線導入口46の両側に位置して、本体ケース4を支持し設置面部に取付けるボルト等の取付具が挿通する取付孔47が形成されている。同様に、背面部42の略中央部上側にも円孔状の電源線導入口46が形成されているとともに、この電源線導入口46の両側に位置して、取付孔47が形成されている。これら上面部43及び背面部42に形成した電源線導入口46、取付孔47は、誘導灯1を天井面や壁面等の設置面に選択的に設置するために用いられるものであり、容易に開口可能なノックアウト構造となっている。さらに、背面部42の略中央部には、両側方向に延出する突起状の庇部48が形成されている。また、本体ケース4の内側には、本体ケース4の内側形状に沿い、前記上面部43及び背面部42に形成された電源線導入口46、取付孔47並びに背面部42に形成された庇部48に対応した貫通孔46a、47a、48aが形成された金属板製の補強体49が係合手段によって取付けられている。
詳細を後述する光源ユニット5は、光源としてLEDチップが用いられ、複数のLEDチップが表面実装された基板と、この基板を保持する基板取付ホルダとを備えている。基板は、細長状に形成されており、LEDチップが実装された面を下方に向けた状態で本体ケース4の上部に取付けられている。したがって、LEDチップから出射された光は、導光板32の上端面、すなわち、入射面32aに入射するようになっている。
端子台6は、略四角形の箱状に形成されて背面部42の取付孔47の下側に位置して補強体49に取付けられており、電源線導入口46から導入される外部の電源線や内部の配線コード等の芯線が挿入されて電気的に接続される複数の自己鎖錠形の端子を有している。
点灯装置7は、基板71にトランスTr、IC、スイッチング素子としてトランジスタQ、電解コンデンサC、基板用端子台T、コネクタCn等の点灯回路部品72が実装されて構成されている。この基板71には、その両面に回路部品72が実装されており、表面側には、トランス等の背の高い部品が図示上左側に集約されて配置されている。一方、図示しない裏面には背の低い半導体素子や抵抗素子等が表面実装方式により実装されており、したがって、表面側の図示上右側には、回路部品は実装されておらず、回路パターンのみが配線されて構成されている。また、点灯装置7は、端子台6を介して電源線に接続され、その出力を光源ユニット5のLEDチップに供給し、常用点灯としてLEDチップを点灯制御するとともにバッテリ8を充電し、電源からの電力が遮断された場合には、バッテリ8の電力に切替えて非常点灯としてLEDチップを点灯するようになっている。さらに、点灯装置7には、図示しない点検スイッチが接続され、点検スイッチの操作によりバッテリ8の充電状態等の点検動作を行うことが可能になっている。加えて、点灯装置7には、リモコン受信部が接続され、リモコンの操作により、点灯装置7を操作し設定作業等を行うことができるようになっている。
点灯装置7を収納する合成樹脂製の点灯装置ケース73は、全体形状が略直方体状に形成され、基板71の背の高い部品が実装された領域をカバーする第1のカバー部73aと、回路パターンのみが配線された領域をカバーする第2のカバー部73bとを備えている。そして、正面視、点灯装置ケース73は、第1のカバー部73aと第2のカバー部73bとで段状を形成している。このような構成により、第2のカバー部73bの前面側にはスペースSが形成され、このスペースSにバッテリ8が配設されるようになっている。バッテリ8は、充電可能な二次電池が用いられ、バッテリケースに収納されて、前記スペースSに配設される。なお、金属板製の補強体49と点灯装置7との間には絶縁シート74が介在されており、点灯装置ケース73の第1のカバー部73aの外面には金属板製の補強板75が取付けられている。
次に、図1及び図2に示すように、表示ユニット3は、本体ケース4の開口部41に、当該開口部41を覆うように配設され取付けられるとともに、カバー領域部35は、光源ユニット5を覆うように対向して配置される。この場合、後述するように、カバー領域部35、すなわち、ユニットケース31の上辺部と本体ケース4の開口部41との合わせ目Sは、正面側には現れないように構成されており、合わせ目Sは、本体ケース4の上面部43側に位置されるようになっている。
続いて、光源ユニット5について詳述する。図5乃至図7において(前面側、すなわち、表示面側の方向を矢印で示す)、光源ユニット5は、合成樹脂製の基板取付ホルダ51、発光素子としてLEDチップ52が実装された基板53及び基板押え板54を備えている。基板取付ホルダ51は、断面略L字状であり、長方形状の細長のカバー部55と、このカバー部55から垂下するように形成された導光板案内壁56とから構成されている。カバー部55は、平板状であり、長手方向の端部寄りには長方形状の開口55aが形成されている。また、長手方向の周縁部には、間隙保持手段として僅かに突出した突条55bが形成されており、さらに、長手方向の周縁部には、複数の弾性係止手段として弾性係止爪55cが形成されている。さらにまた、長手方向の周縁部、より詳しくは、前記突条55bであって、開口55aに対向する両側には、リブ状の光漏れ防止壁55dが立設されている。
加えて、カバー部55の長手方向の両側には、カバー部55から垂下するように、前記導光板案内壁56と直交する方向に一対の光漏れ防止壁55eが形成されている。この光漏れ防止壁55eは、導光板32の入射面32aの両側に位置されるようになっている。なお、背面側の弾性係止爪55cは導光板案内壁56と連続するように形成されている。導光板案内壁56は、カバー部55と直交して垂下するように形成されており、導光板32の上部が案内されるものである。この導光板案内壁56は、光源ユニット5として一体的に形成することが好ましいが、別部材として構成してもよく、さらには、本発明にとって必須の構成要素ではない。
基板53は、例えば、ガラスエポキシ樹脂等でL字状の細長の平板状に形成されており、その実装面に2個のLEDチップ52が表面実装されている。そして、この実装面には、銅箔で形成された配線パターンやレジスト層が形成されており、また、基板53の周縁には、前記基板取付ホルダ51の弾性係止爪55c及び光漏れ防止壁55dと対向する位置に切欠き53a、53bが形成されており、さらに、基板53の一端側には、点灯装置7とコネクタを介して接続される図示しない受電端子が設けられている。なお、LEDチップ52は、チップ・オン・ボード方式で基板53に実装してもよく、さらに、基板53を金属製とする場合は、アルミニウム等の熱伝導性が良好で放熱性に優れた材料を適用するのが好ましい。基板押え板54は、絶縁性を有し、基板53と類似した形状で、略L字状の細長の平板状に形成されている。
このように構成された光源ユニット5の組立状態を説明する。まず、基板53を基板取付ホルダ51のカバー部55に重合するようにして配置する。この場合、基板53には、切欠き53a、53bが形成されているので、基板53をカバー部55に重合するに際し、弾性係止爪55c及び光漏れ防止壁55dが邪魔になることがなく重合できる。また、重合状態では、基板53の実装面側の長手方向の周縁部は、カバー部55の突条55bに載置された状態となっている。続いて、基板押え板54を基板53の裏面側に重ねるように配設すると、基板押え板54の周縁部に弾性係止爪55cが係合、つまり、弾性係止爪55cが外側に弾性変形し、その復帰力で基板押え板54の周縁部に係合し、基板押え板54が基板53を押圧し、基板53が基板押え板54とカバー部55との間に挟持されるように支持されるとともに、基板押え板54は、カバー部55に支持固定される。
以上のような組立状態では、基板53の実装面側はカバー部55に覆われた状態になっており、カバー部55の開口55aに対向しているLEDチップ52の部分のみが表出されている。したがって、基板53の充電部である実装面を保護でき、また、基板面が損傷したりするのを防ぐことができるとともに、LEDチップ52は表出されているので、LEDチップ52から出射される光の出射効率を低下させることはない。さらに、LEDチップ52から発生する熱等の影響により基板53が変形する虞があるが、カバー部55、加えて、基板押え板54が基板53の補強の機能を果たすように支持しており、基板53の変形を抑制することが可能である。
そして、表面実装されたLEDチップ52は、開口55aから突出することなく、開口55aの外表面より没入された状態となっているため、LEDチップ52に他の部材等が接触しにくくなっており、他の部材等が接触し作用して、破損等する不具合を軽減できる。また、基板53の周縁部は、カバー部55の突条55bに載置された状態になるので、基板53の実装面とカバー部55との間は僅かな間隙が生じており、基板53の実装面側が直接カバー部55の表面に衝突、接触することが抑制される。したがって、基板53の実装面側の配線パターンやレジスト層に傷がついたりするのを回避できる。
ところで、この種、LEDチップ52からの光は、主として正面方向(図示上、下方)に出射されるが、一部の光は側方にも出射され、所定の広がりをもった配光を有する。したがって、部分的に設けられた弾性係止爪55cの弾性力によって、基板53は、基板押え板54とカバー部55との間に挟持されるように支持されているので、このような挟持構造にあっては、基板53とカバー部55との合わせ目には、僅かながら隙間が形成される可能性がある。この場合、合わせ目からLEDチップ52の側方へ出射された光が外方へ漏れる虞があり、仮に、光が漏れると、導光板32の入射面32aへの入射光量が減少し、効率の低下を来たすことになる。また、この漏れた光が輝線となり商品性を損なう可能性もある。
本実施形態では、カバー部55の開口55aに対向する両側、換言すれば、LEDチップ52に対向する両側に光漏れ防止壁55dが設けられているので、LEDチップ52から側方へ出射された光が外方へ漏れるのを抑制することができる。つまり、光漏れ防止壁55dは、LEDチップ52と対向する部分において、基板53とカバー部55との合わせ目を光の通過という観点で遮断する作用をなしているものである。さらに、光漏れ防止壁55dによって遮断された光は、反射して再帰し、反射を繰り返し、結果的に正面方向へ照射させ導光板32の入射面32aへ入射させて、有効に利用することも可能となる。また、光漏れ防止壁55dは、カバー部55の全周縁部に設けることなく、カバー部55の開口55aと対向する部分に設けられているので、基板53は、切欠き53bを形成した部分において面積を減少することで形成でき、例えば、基板53の実装面を広く有効に使える等の効果をもたらすことができる。
また、同様に、LEDチップ52から出射された光は、カバー部55の裏面側から、カバー部55の長手方向の両側に漏れる虞があり、この場合にも導光板32の入射面32aへの入射光量が減少する可能性がある。しかしながら、カバー部55の長手方向の両側には、光漏れ防止壁55eが形成されているので、光が外方へ漏れるのを抑制することができ、光漏れ防止壁55eによって遮断された光を反射させ、導光板32の入射面32aへ入射させて、有効に利用することが可能となる。
なお、カバー部55の突条55bは、基板53の実装面側が直接カバー部55の表面に接触しないような形態であれば周縁部に形成することに限定されない。また、基板押え板54を設けることが好ましいが、設けなくてもよく、基板押え板54は必須の構成要素ではない。この場合は、例えば、基板53を弾性係止爪55cに直接係合するようにして固定すればよい。さらに、光漏れ防止壁55dは、基板押え板54に設けるようにしてもよく、光漏れ防止壁55dをどの部材に設けるかは適宜設計に応じて決定できる。要は、LEDチップ52に対向する両側に配設されていればよい。加えて、光漏れ防止壁55dは、弾性係止爪55cをLEDチップ52に対向する両側に設けて、弾性係止爪55cによってその機能を兼用させるようにしてもよい。
次に、図8及び図9を参照して本体ケース4の開口部41に表示ユニット3を取付けた状態について説明する。前述したように、表示ユニット3は、カバー領域部35と照射領域部36を有している。カバー領域部35は、光源ユニット5を正面側から覆っており、つまり、光源ユニット5は、カバー領域部35の背面側に配置されている。一方、照射領域部36は、表示パネル33の部分であり、LEDチップ52から出射された光が導光板32の入射面32aに入射し、入射した光が照射領域部36、すなわち、表示パネル33に照射されて照明がなされ、誘導表示のピクトグラムが明示的に表示されるようになる。
ここで、カバー領域部35の上辺部、すなわち、ユニットケース31の上辺部は、段状に形成されており、また、これに適合して噛み合うように、本体ケース4の上面部43の周側も段状に形成されており、相互の合わせ目Sは、本体ケース4の上面部43側に位置するようになっている。したがって、合わせ目Sは、正面側に位置することなく、正面側に現れることはない。また、この合わせ目Sは、本体ケース4の上面部43側の両側にも位置されるようになっている(図1参照)。つまり、カバー領域部35は、両側方に延出して形成されており、その上辺部も段状に形成されているものである。
一般的に、この種、部材の相互の合わせ目は、部材の寸法精度やばらつき等から微小な隙間が生じるのが不可避である。このような場合、光源からの光が反射を繰り返し、合わせ目から漏れ、外方に出てしまうこととなる。しかしながら、上記構成によれば、仮に、合わせ目Sから光漏れが生じたとしても、その光は、本体ケース4の上面部43側から出ることとなるため、正面側から視認しにくく、商品性を損なうことを回避できる。また、カバー領域部35の上辺部は、段状に形成されているので、LEDチップ52から反射を繰り返し、漏れてきた光は、段状の部分で遮断され、光漏れが軽減される。
なお、図10に示すように、本体ケース4の上面部43の周側は、段状に形成せずに、カバー領域部35の上辺部を段状に形成し、この段状の部分に本体ケース4の上面部43の周側を適合させるようにしてもよい。この場合にも、漏れてきた光は、段状の部分で遮断され、光漏れが軽減される。
以上のように本実施形態によれば、表示ユニット3のカバー領域部35と本体ケース4の開口部41との合わせ目Sから光漏れが生じたとしても、その光は、本体ケース4の上面部43側から出ることとなるため、正面側から視認しにくく、商品性を損なうことを回避できる。また、カバー領域部35の上辺部は、段状に形成されているので、光漏れが軽減できる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。表示ユニットにおけるカバー領域部と照射領域部とは、一体化されていなくてもよい。例えば、カバー領域部は、別体に構成されていてもよい。また、光源ユニットは、本体ケースに取付けることなく、カバー領域部の背面に取付けるようにしてもよく、つまり、カバー領域部が光源ユニットの一部を兼ねるように構成してもよい。光源としては、LEDに限らず、有機EL等の固体発光素子や冷陰極放電ランプ等が適用できる。また、誘導灯としては、両面表示タイプのものに適用してもよい。さらに、本発明は、誘導灯に限らず、いわゆる空間を照らす照明器具やディスプレイ装置等にも適用可能である。
本発明の実施形態に係る誘導灯を示す斜視図である。 同本体ユニットと表示ユニットとを分解して示す斜視図である。 同表示ユニットを分解して示す正面図である。 同本体ユニットを分解して示す斜視図である。 同光源ユニットを示す斜視図である。 同光源ユニットを分解して示す斜視図である。 同じく光源ユニットを分解して示す斜視図である。 同誘導灯を示す断面図である。 同要部を示す断面図である。 同変形例の要部を示す断面図である。
符号の説明
1・・・照明装置(誘導灯)、2・・・本体ユニット、
3・・・照射ユニット(表示ユニット)、4・・・本体ケース、
5・・・光源ユニット、7・・・点灯装置、35・・・カバー領域部、
36・・・照射領域部、41・・・開口部、52・・・光源(LEDチップ)、
S・・・合わせ目

Claims (2)

  1. 光源を備えた光源ユニットと;
    この光源ユニット及び光源を点灯制御する点灯装置が配設され、正面側に開口部を有す本体ケースを備えた本体ユニットと;
    前記本体ケースの開口部に、当該開口部を覆うように配設されるとともに、前記光源ユニットを覆うカバー領域部及び光源からの出射光が照射されて所定の照明をなす照射領域部を有し、カバー領域部と本体ケースの開口部との合わせ目が正面側には位置しないように取付けられる照射ユニットと;
    を具備することを特徴とする照明装置。
  2. 前記カバー領域部と本体ケースの開口部との合わせ目において、カバー領域部が段状に形成され、この段状の部分に本体ケースの開口部が適合されることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
JP2008271083A 2008-10-21 2008-10-21 照明装置 Active JP5152513B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271083A JP5152513B2 (ja) 2008-10-21 2008-10-21 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271083A JP5152513B2 (ja) 2008-10-21 2008-10-21 照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010102858A true JP2010102858A (ja) 2010-05-06
JP5152513B2 JP5152513B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=42293347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008271083A Active JP5152513B2 (ja) 2008-10-21 2008-10-21 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5152513B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014107183A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Mitsubishi Electric Corp 表示装置
JP2019133031A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6085017U (ja) * 1983-11-16 1985-06-12 三洋電機株式会社 表示板付照明器具
JPH04314088A (ja) * 1991-04-12 1992-11-05 Matsushita Electric Works Ltd 表示灯
JPH0638110U (ja) * 1992-10-26 1994-05-20 松下電工株式会社 誘導灯
JP2001351417A (ja) * 2000-06-05 2001-12-21 Matsushita Electric Works Ltd 誘導灯
JP2002279821A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Mitsubishi Electric Corp 照明装置
JP2007179875A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Mitsubishi Electric Corp 面状光源装置及びこれを用いた表示装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6085017U (ja) * 1983-11-16 1985-06-12 三洋電機株式会社 表示板付照明器具
JPH04314088A (ja) * 1991-04-12 1992-11-05 Matsushita Electric Works Ltd 表示灯
JPH0638110U (ja) * 1992-10-26 1994-05-20 松下電工株式会社 誘導灯
JP2001351417A (ja) * 2000-06-05 2001-12-21 Matsushita Electric Works Ltd 誘導灯
JP2002279821A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Mitsubishi Electric Corp 照明装置
JP2007179875A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Mitsubishi Electric Corp 面状光源装置及びこれを用いた表示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014107183A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Mitsubishi Electric Corp 表示装置
JP2019133031A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示装置
JP7133782B2 (ja) 2018-01-31 2022-09-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5152513B2 (ja) 2013-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5652015B2 (ja) 照明器具
JP5610282B2 (ja) 照明器具
JP2013077400A (ja) 照明装置
JP5700359B2 (ja) 電源装置及び照明装置
TWI449865B (zh) 照明器具
JP5152513B2 (ja) 照明装置
JP5190786B2 (ja) 照明装置
JP2012109058A (ja) 補助部品ユニット及び照明器具
JP2012059573A (ja) 照明器具
JP2012043760A (ja) 照明器具
JP5892355B2 (ja) 照明器具
JP5326459B2 (ja) 照明装置
JP6497658B2 (ja) 照明器具
JP6238144B2 (ja) 照明器具
JP5701423B2 (ja) Led照明装置
KR101302885B1 (ko) 조명기구
JP2017027665A (ja) Led照明装置
JP2018198230A (ja) 照明装置
JP2012109056A (ja) 照明器具
JP6566201B2 (ja) 照明装置
TW201323770A (zh) 照明裝置
JP5538608B2 (ja) Led照明装置
JP2012248456A (ja) 照明器具
JP5704420B2 (ja) 照明器具
JP2018018839A (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121120

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5152513

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3