JP2010101696A - ノッキングセンサ - Google Patents

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Shingo Ito
慎悟 伊藤
Katsuki Aoi
克樹 青井
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Abstract

【課題】錘による圧電素子に対する押圧力を均一化でき、それによって、ノッキングの検出精度を向上できるノッキングセンサを提供すること。
【解決手段】錘19は、円形の環状の板材から構成されている。上面35には、中心軸を中心にして90度毎に4カ所に放射状の切欠部41が形成されている。この切欠部41により、錘19の内周面側と外周面側とが連通している。同様に、錘19の下面37には、中心軸を中心にして90度毎に4カ所に放射状の切欠部43が形成されている。上下の切欠部41、43の配置は、板厚方向から見て重ならないように、45度ずつずれている。更に、上下の切欠部41、43の深さの合計は、錘19の厚みより小さい。この切欠部41、43は、樹脂モールドの際に、合成樹脂を錘19の外周側から内周側の環状の空間20に充填するための流路として用いられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、錘によって押圧した状態で内部に保持した圧電素子により、例えば内燃機関に生じる振動を検出する非共振型ノッキングセンサ等のノッキングセンサに関する。
従来より、例えば内燃機関に発生するノッキングを検出するために、圧電素子を用いたノッキングセンサが開発されている。この種のノッキングセンサとしては、内部に錘で押圧された圧電素子を保持し、この圧電素子によって内燃機関に生じる振動を検出し、その検出信号を外部に出力する非共振型ノッキングセンサがある。
一般的に、上述したノッキングセンサは、ボルトが挿通される円筒形状の本体部と、この本体部の一端側に外周壁から外側に張り出す鍔部とを有する支持部材を備えている。
この支持部材には、環状の圧電素子と同じく環状の錘とが、本体部に挿通された状態で順に支持部材の鍔部に載置されており、圧電素子は錘を介して(固定ボルトや板バネ等の)締付部材で押圧固定されている。更に、圧電素子の両側には、圧電素子に発生する検出信号を外部に出力するための出力端子が配置されている。
また、前記ノッキングセンサとしては、本体部材や圧電素子や錘の周囲が、樹脂によりモールドされて一体化されたものが知られている。そして、例えば支持部材にメッキが施されている場合などには、メッキから発生したウイスカが圧電素子の出力端子に接触すると電気信号を取り出せなくなるため、或いは、圧電素子や錘を締め付ける際に発生した金属粉が、圧電素子の出力端子に接触すると電気信号を取り出せなくなるため、圧電素子や錘の内側と支持部材の本体部との間に環状の空間を設け、この空間にも樹脂を充填していた(特許文献1、2参照)。
特開2002−55013号公報 特開2003−337858号公報
ところが、前記特許文献1の技術では、樹脂を環状の空間に注入するため、錘の下面側(圧電素子側)に4本の溝を放射状に形成しているが、特に錘が薄い場合には、錘の十分な平面度が確保できず、よって、圧電素子に対する均一な荷重が得られず、ノッキングの検出精度が悪いという問題があった。
また、前記特許文献2の技術では、樹脂を環状の空間に注入するため、錘の下面側(圧電素子側)に大きな断面積を有する一対の溝を形成しているが、この場合には溝が大きいので、圧電素子に対する均一な荷重が得られず、同様にノッキングの検出精度が悪いという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、錘による圧電素子に対する押圧力を均一化でき、それによって、ノッキングの検出精度を向上できるノッキングセンサを提供することを目的とする。
(1)請求項1の発明は、柱状の本体部と該本体部の外周から外側に張り出す鍔部と有する支持部材と、前記本体部の外周側に嵌められ、前記鍔部に載置される環状の圧電素子と、前記本体部の外周側に嵌められ、前記圧電素子に所定の圧力を加えるために、前記圧電素子に載置される環状の錘と、を備えるとともに、前記圧電素子及び前記錘と前記本体部との間に環状の空間を有し、前記支持部材と前記圧電素子と前記錘とが樹脂によりモードルされるとともに、前記環状の空間内に前記樹脂が充填されたノッキングセンサにおいて、前記錘は板状であり、その板厚方向の両側に、前記錘の内周側と外周側とを連通して前記樹脂の流路を構成する切欠部を、それぞれ2箇所以上備えたことを特徴とする。
本発明では、板状の錘の両側に、錘の内周側と外周側とを連通し樹脂の流路となる切欠部を2箇所以上備えているので、樹脂によりノッキングセンサのモールドを行う場合には、この切欠部を介して、樹脂を錘の外周側から内周側の環状の空間にスムーズに導入することができる。
また、本発明では、錘の板厚方向の一方の側でなく、板厚方向の両側に切欠部を形成したので、たとえ錘が薄い場合でも、板厚方向の表面が歪みにくく、錘の十分な平面度が確保でき、よって、圧電素子に対する均一な荷重が得られるので、ノッキングの検出精度が高いという効果がある。更に、本発明では、板厚方向の両側に切欠部を形成しているので、錘の一方の側にのみ流路(断面積)の大きな切欠部を設ける必要がなく、切欠部の流路を小さくできるので、その点からも、平面度が高いという利点がある。
しかも、本発明では、錘の両側から樹脂を充填することができるので、環状の空間内に樹脂を隙間無く充填し易いという利点がある。しかも、仮に錘の表裏を逆に配置した場合でも、錘の両側から樹脂の充填が可能である。
また、以下に、本発明の各構成について説明する。
・前記支持部材としては、例えばSWCHからなる金属部材を採用できる。
・本体部としては、筒状の構造を採用できる。
・圧電素子としては、例えばPZTの圧電材料や無鉛の圧電材料からなる圧電体が挙げられる。
・錘の材料としては、例えばSMF4050が挙げられる。
・切欠部の配置としては、錘の中心からの放射状等を採用できる。切欠部の本数としては、片側につき2〜4本を採用できるが、錘や環状の空間などの大きさ等に応じて適宜選択できる。更に、樹脂の流路となる切欠部の断面積(流路に垂直な断面積)も、錘や環状の空間などの大きさ等に応じて適宜選択できる。
(2)請求項2の発明では、前記錘の板厚方向の両側の切欠部は、板厚方向に投影した場合に重ならないように形成されていることを特徴とする。
本発明では、錘は、板厚方向から見た場合に、両側の切欠部の位置は重ならないように設定されている。従って、特に錘が薄い場合(例えば3mm以下の場合)には、一層、錘の平面度を高く保つことができるという利点がある。
(3)請求項3の発明では、前記錘の板厚方向の両側の切欠部の深さの合計は、前記錘の板厚方向の厚みより少ないことを特徴とする。
本発明では、錘の切欠部の深さの合計は、板厚より小さく設定されているので、この点からも、錘の平面度を高く保つことができる。
なお、錘の厚みとしては、例えば1mm〜7mmを採用でき、それに応じて、一方の側の切欠部の深さとしては、例えば0.3mm〜1mmを採用できる。
(4)請求項4の発明では、前記錘の板厚方向の一方の側の切欠部の形成パターンと、他方の側の切欠部の形成パターンとが同じであることを特徴とする。
本発明では、錘の両側の切欠部の形成パターン(配置や形状)は、同じであるので、錘を裏表に気を付けることなく、そのまま組み付けることができる。よって、作業性が向上する。
(5)請求項5の発明では、前記切欠部を有する錘は、粉体の材料を一体に焼結して得られたものであることを特徴とする。
本発明は、例えばプレス等で製造した環状の錘の表面を削って切欠部を形成するのではなく、例えば切欠部に対応する凸部のある錘成形用の金型内に、粉末材料を充填し押圧して成形体を作成し、その後その成形体を焼成して焼結体(錘)を製造することができるので、その製造が非常に容易である。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
[第1実施形態]
a)まず、本実施形態の非共振型ノッキングセンサ(以下「ノッキングセンサ」と略称する)の概略構成を、図1〜図3に基づいて説明する。
なお、図1はノッキングセンサの外観を示し、図2はノッキングセンサを縦方向に破断して示し、図3はノッキングセンサの内部構造を分解して示している。
図1に示すように、本実施形態のノッキングセンサ1は、樹脂モールド材料である合成樹脂(例えばナイロン66)製のケース3により覆われている。このケース3は、上部がテーパ状に成形された円柱形状の素子収納部5と、図示しない点火時期制御装置からのコネクタを接続するコネクタ部7とから構成されている。
図2及び図3に示すように、ノッキングセンサ1は、金属材料(例えばSMF4050)からなる支持部材9を備えており、支持部材9は、ボルトを挿通するための挿通孔11を有する円筒形状の本体部13と、本体部13の一端側(図2の下側)にて外周壁から外側に張り出す鍔部15とを備えている。
この支持部材9の鍔部15の厚み方向の一面(図2の上面)側には、本体部13の外周側に嵌められる環状(円筒形状)で、圧電セラミックス(例えばPZT)からなる圧電素子17が載置されている。
また、圧電素子17の上面側には、本体部13の外周側に嵌められる環状(円筒形状)で、錘としての効果を発揮する比重を有する金属材料(例えば50H470)からなる錘19が載置されている。
前記鍔部15と圧電素子17との間、及び錘19と圧電素子17との間、即ち圧電素子17の厚み方向の両側には、導電材料(例えば黄銅)からなる出力端子21、23が、それぞれ圧電素子17と接するように配置されている。なお、出力端子21、23のうち圧電素子17と接する部分は環状である。
また、鍔部15と出力端子21との間、及び出力端子23と錘19との間には、絶縁性を有するフィルム状の合成樹脂(例えばPET)からなる環状の絶縁部材25、27が配置され、出力端子21、23が支持部材9の鍔部15や錘19と短絡しないようにされている。
なお、圧電素子17と錘18と出力端子21、23(環状部分)と絶縁部材25、27との内周面と本体部13の外周面との間には、環状の空間20が形成されており、この環状の空間20にも前記合成樹脂が充填されている。
更に、支持部材9には、金属材料(例えばSK−5M)からなり、錘19を鍔部15方向(同図下方)へ押圧する環状の板バネ29が取り付けられている。
前記板バネ29の上部には、ナット31が配置されており、このナット31は、本体部13の外周のねじ部33に螺合している。
従って、このナット31を締め付けることにより、板バネ29が下方に押圧されるので、板バネ29により、圧電素子17や錘19は、出力端子21、23や絶縁部材25、27と共に、支持部材9に固定される。
b)次に、本実施形態の要部である錘19について、図4に基づいて説明する。
なお、図4(a)は錘19の平面を示し、図4(b)は図4(a)のB−B’断面を示し、図4(c)は錘19の底面を示し、図5は図2のA−A’断面を示している。
図4に示すように、前記錘19は、内径15mm×外径23mm×厚み3mmの円形の環状の板材から構成されており、その錘の板厚方向の一方の面(上面37:図4(b)の上方)及び他方の面(下面39:図4(b)の下方)の外周及び内周には、C面取りが施されている。
また、図4(a)に示すように、上面37には、錘19の中心軸を中心にして90度毎に4カ所に放射状の切欠部41が形成されている。この切欠部41は、長さ4mm×幅2mm×深さ0.5mmの溝である。従って、この切欠部41により、錘19の内周面側(即ち環状の空間20)と外周面側とが連通している(図2参照)。
同様に、図4(c)に示すように、錘19の下面39には、中心軸を中心にして90度毎に4カ所に放射状の溝(切欠部)43が形成されている。
また、上面37の切欠部41の配置(形成パターン)と下面39の切欠部43の配置(形成パターン)とは、板厚方向に投影方向した場合に重ならないように、それぞれ45度ずつずれている。更に、上下の切欠部41、43の深さの合計は、錘19の厚みより小さくなるように設定されている。
この切欠部41、43は、後述する様に、樹脂モールドの際に、合成樹脂を錘19の外周側から内周側の環状の空間20に充填するための流路として用いられるものであり、切欠部41、43内にも、図5に示す様に、合成樹脂が充填されている。
そして、このように構成されたノッキングセンサ1は、従来装置と同様に、支持部材9の本体部13に形成された挿通孔11に挿通されるボルト(図示せず)によって、図示しない内燃機関のシリンダヘッドに装着され、従来装置と同様に使用される。
c)次に、本実施形態のノッキングセンサ1の製造方法を説明する。
<錘19の製造方法>
まず、錘19の製造方法について説明する。
錘19の材料としては、用途などに応じて、Fe系、Cu系、SUS系などの金属粉を用いることができる。
そして、選択された1種又は2種以上の金属粉を、所定の割合で混合機に投入するとともに、更に潤滑剤を投入し、所定の配合比に均一に混合する。
この混合粉を、高精度の金型(即ち前記図4に示す錘19の形状に圧縮可能な空間を有する金型:図示せず)へ充填し、自動プレス機により圧縮成型する。
次に、金型から取り出した成形体を、連続炉に投入し、融点以下の高温(例えば1100℃)で(例えば4時間)保持し、焼結する。
なお、より高い寸法精度を必要とする場合、焼結体を再圧金型に入れ、プレス機により再圧縮して寸法矯正(サイジング)を行う。また、必要に応じて、例えばバレル研磨等の後処理を行ってもよい。
<ノッキングセンサ1の組み立て方法>
次に、ノッキングセンサ1の組み立て方法を説明する。
まず、前記図3に示すように、支持部材9の本体部13の外周側に嵌めるようにして、鍔部15上に、絶縁部材25、出力端子21、圧電素子17、出力端子23、絶縁部材27、錘19を順次載置する。
次に、本体部13に板バネ29を圧入し、更に、板バネ29の上にナット31を嵌め込んで締め付けることにより板バネ29を押圧する。
これにより、各構成部品(圧電素子17、錘19、出力端子21、23、絶縁部材25、27)は、板バネ29により鍔部15に向けて押圧された状態で、支持部材9に固定される。
<樹脂モールド方法>
次に、樹脂モールド方法について説明する。
上述したように、ノッキングセンサ1を組み立てた後、図6に模式的に示す様に、支持部材9や構成部品を射出成形用金型45で取り囲み、構成部品を覆うように液状の樹脂モールド材料(合成樹脂)を射出し固化させることにより、ケース3を形成する。
詳しくは、例えば素子収納部5の一端に対応した位置に明けられた射出成形用金型45の射出孔47より、液状の合成樹脂を注入する。すると、注入された合成樹脂は、図6の矢印に示す様に、射出成形用金型45の内周面と錘19等の構成部分の外周面との間の外周空間49に流入するとともに、錘19の上下の切欠部41、43にも流入し、環状の空間20を満たす。また、合成樹脂は、コネクタ部7を構成する空間にも流入する。その後、合成樹脂が固化することにより、樹脂モールドが完了する。
これにより、ノッキングセンサ1が製造される。
d)本実施形態は、上述した構成によって、下記の効果を奏する。
・本実施形態のノッキングセンサ1では、錘19の板厚方向にそれぞれ位置して平行に形成された上面37及び下面39に、それぞれ4本の切欠部41、43を有しているので、樹脂モールドする際には、この切欠部41、43を介して、合成樹脂をスムーズに環状の空間20に充填することができる。
・錘19の板厚方向の両側に切欠部41、43が形成されているので、板厚方向の表面が歪みにくく、錘19の十分な平面度が確保でき、よって、圧電素子17に対する押圧力を均一化できるので、ノッキングの検出精度が高いという効果がある。
・錘19の一方の側に流路の大きな切欠部を設ける場合に比べて、切欠部19の流路(断面積)を小さくできるので、その点からも、平面度が高いという利点がある。
・錘19の両側の切欠部41、43は、板厚方向に投影した場合に重ならないように形成されているので、錘19の平面度を高く保つことができる。
・錘19の両側の切欠部41、43の深さの合計は、錘19の厚みより少ないので、即ち、溝が深く切り込まれていなので、この点からも、錘19の平面度を高く保つことができる。
・ノッキングセンサ1の組み立て時に、仮に錘19の表裏を逆に配置した場合でも、表裏で流路の本数や大きさは上下で変わらないので、即ち、錘19の上面37の切欠部41の形成パターンと、下面39の切欠部43の形成パターンとが同じであるので、錘19の両側からスムーズに合成樹脂の充填が可能である。また、錘19を、その裏表にかまわず、そのまま組み付けることができるので、作業性が向上する。
・切欠部41、43を有する錘13は、金属粉を一体に焼結して得られたものであるので、切削等の後加工によって切欠部41、43を形成する必要がなく、その製造が非常に容易である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を取り得ることはいうまでもない。
例えば図7に示す様に、切欠部の本数や配置を、適宜選択することができる。
具体的には、例えば図7(a)(b)に第2実施形態における錘51の上面及び下面を示す様に、それぞれ2箇所に(板厚方向に投影した場合に直交するように)切欠部53、55を設けてよい。なお、錘51以外は、第1実施形態と同様である(以下同様)。
また、例えば図7(c)(d)に第3実施形態における錘61の上面及び下面を示す様に、それぞれ3箇所に(板厚方向に投影した場合に60度毎となるように)切欠部63、65を設けてよい。
更に、例えば図7(e)(f)に第4実施形態における錘71の上面及び下面を示す様に、それぞれ4箇所に(板厚方向に投影した場合に重なるように)切欠部73、75を設けてよい。
第1実施形態のノッキングセンサの外観を示す正面図である。 第1実施形態のノッキングセンサの断面図である。 第1実施形態のノッキングセンサの内部構造を分解して示す説明図である。 (a)は錘の平面図であり、(b)は(a)のB−B’断面図であり、(c)は錘の底面図である。 図1のA−A’断面図である。 樹脂モールドの方法を示す説明図である。 (a)第2実施形態における錘の上面を示す平面図、(b)第2実施形態における錘の底面を示す底面図、(c)第3実施形態における錘の上面を示す平面図、(d)第3実施形態における錘の底面を示す底面図、(e)第4実施形態における錘の上面を示す平面図、(f)第4実施形態における錘の底面を示す底面図である。
符号の説明
1…ノッキングセンサ
3…ケース
9…支持部材
13…本体部
15…鍔部
17…圧電素子
19、51、61、71…錘
20…環状の空間
29…板バネ
31…ナット
37…上面
39…下面
41、43、53、55、63、65、73、75…切欠部

Claims (5)

  1. 柱状の本体部と該本体部の外周から外側に張り出す鍔部と有する支持部材と、
    前記本体部の外周側に嵌められ、前記鍔部に載置される環状の圧電素子と、
    前記本体部の外周側に嵌められ、前記圧電素子に所定の圧力を加えるために、前記圧電素子に載置される環状の錘と、
    を備えるとともに、
    前記圧電素子及び前記錘と前記本体部との間に環状の空間を有し、
    前記支持部材と前記圧電素子と前記錘とが樹脂によりモードルされるとともに、前記環状の空間内に前記樹脂が充填されたノッキングセンサにおいて、
    前記錘は板状であり、その板厚方向の両側に、前記錘の内周側と外周側とを連通して前記樹脂の流路を構成する切欠部を、それぞれ2箇所以上備えたことを特徴とするノッキングセンサ。
  2. 前記錘の板厚方向の両側の切欠部は、板厚方向に投影した場合に重ならないように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のノッキングセンサ。
  3. 前記錘の板厚方向の両側の切欠部の深さの合計は、前記錘の板厚方向の厚みより少ないことを特徴とする請求項1又は2に記載のノッキングセンサ。
  4. 前記錘の板厚方向の一方の側の切欠部の形成パターンと、他方の側の切欠部の形成パターンとが同じであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のノッキングセンサ。
  5. 前記切欠部を有する錘は、粉体の材料を一体に焼結して得られたものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のノッキングセンサ。
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