JP2010101451A - 合成樹脂製管 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一端側に螺旋状突部22のねじ山を有する雄ねじ部30が形成され、他端側に、接続する管の雄ねじ部30が螺入可能な雌ねじ部44を有する連結部40が形成された合成樹脂製管10であって、連結部40に隣接する部位に、螺旋状突部22よりも大径をなす突条部42が形成され、突条部42内が、接続する管の雄ねじ部30の端面が、端面よりも大径の止水パッキン50を介して突き当てられる奥壁42Aを有する、止水パッキン50の収容凹部43に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
出願人は、合成樹脂製管どうしを連結する際において、合成樹脂製管の一端側にソケット部を形成し、他端側にソケット部に螺入可能な雄ねじ部を形成し、雄ネジ部をソケット部にねじ込むことにより連結する連結構造(特許文献1)と、合成樹脂製管どうしを連結する際において、管体の端部どうしを溶融した樹脂で溶接する連結方法(特許文献2)を提案している。
また、特許文献2においては、合成樹脂製管どうしを連結する際に、合成樹脂製管の材料と同じ材料の溶接樹脂を用いて溶接する連結方法が開示されている。具体的には、対向させた合成樹脂製管の内側縁を夫々面取りすると共に、面取りした空間と、対向端面間、および対向端面の両外側縁を含む合成樹脂製管の外側所要領域間が溶接樹脂によって満たし、溶着接合していると共にブリッジさせることにより連結する方法である。これにより、シール部分の劣化を合成樹脂製管と同程度にすることができるため、長期にわたってシール状態を維持することができるとされている。
また、溶接樹脂により合成樹脂製管どうしを溶接する方法においては、溶融樹脂を提供するための樹脂供給装置が別途必要になるため、連結作業をする際における設備コストがかさむという課題がある。
本実施形態においては、建設現場等において用いられる排水用の合成樹脂製管10について説明を行う。
この製造装置に類似する装置は、出願人により特開2002−122272号公報に開示されているので、ここではこの製造装置に対する詳細な説明は省略する。
螺旋管22と連結部40との間には螺旋管22の高さ寸法よりも低高さ寸法のリング部24が補強部材として形成されている。本実施形態におけるリング部24は2箇所に形成されていて、リング部24どうしはリング部24を横切る連通部26により互いの内部空間を流通可能にしている。この連通部26は、内管20と螺旋管22との間に形成される空間にも連通しているため、製造時にリング部24に熱い空気が閉じ込められることがなく、空気の熱膨張による変形等の不具合を回避可能である。本実施形態においては、このリング部24と連通部26とにより縮径部28が構成されている。
先にも説明したとおり、突条部42は内管20表面からの突出高さが十分高く形成されているので、その内側の収容凹部43内に装着する止水パッキン50を、十分幅広の止水パッキン50とすることができる。したがって、合成樹脂製管10どうしを接続した際に、雄ねじ部30の先端面を、止水パッキン50の端縁からはみ出させるようなことがなく、幅広の止水パッキン50の表面に確実に当接させることができ、確実に止水することができる。
また、止水パッキン50を予め収容凹部43に収容した状態で合成樹脂製管10を運搬しても、運搬中に止水パッキン50が脱落して紛失してしまうおそれはない。
このように連結部40の構造として、突き合わせ方式の止水連結構造を採用することにより、作業者の作業スキルや腕力にかかわらず、常に所定のシール状態で合成樹脂管10どうしの連結が可能になるため好適である。
前記したように、押し出し機から二重円筒状に溶融樹脂を押し出し、内管20上に外管である螺旋管22および連結部40をエンドレスに循環する上下金型により成形しつつ、螺旋(リング)の谷部において溶着して連続管11が製造される。
その際、図6(A)に示されているように、連続管11は、連結部40どうしが突き合わされた状態、および雄ねじ部30どうしが突き合わされた状態に連続して形成される(上下金型がそのような形状に形成されている)。
なお、切断した段階では、連結部40および突条部42の内側には内管20が存在しているので、この部分の内管20を切除し、連結部40の雌ねじ部44の螺旋部分、突条部42内側の収容凹部43等を露出して、合成樹脂製管10a、10bに完成される。連結部40、突条部42等の部位では、図7(B)に示すように、これらと内管20とは溶着していないので、内管20の切除は容易である。
本実施形態における製造装置は、連続管11を製造する際において、内管20と螺旋管22および連結部40を製造する際に供給する溶融樹脂量を一定量としている。このため、そのまま連結部40を樹脂成形したのでは、突条部42の部位が螺旋管22の部位よりも薄肉となってしまい、強度的に劣る。
なお、連結部40の部位は、雌ねじ部44とする関係上、多少大径とする必要があり、若干薄肉になるが、この部位には雄ねじ部30が螺入されるので、強度的には問題にならない。
また、本実施形態で説明した合成樹脂製管10は、内管20の延長方向における全外周面に螺旋管22が溶着されているが、螺旋管22は、内管20の一端側に少なくとも雄ねじ部30となるねじ山を形成することができる範囲に配設されていればよい。螺旋管22が配設されていない他の部分においては、内管20の外表面にリング状の突部を配設する形態や、内管20の機械的強度が十分である場合には、雄ねじ部30と連結部40以外の部分においては内管20のみとした構成(特許請求の範囲における請求項2の構成に該当する)を採用することもできる。
11 連続管
20 管体
22 螺旋管
24 リング部
26 連通部
28 縮径部
30 雄ねじ部
40 連結部
42 突条部
42A 側壁面
43 収容凹部
44 雌ねじ部
46 導入部
48 リブ
50 止水パッキン
Claims (3)
- 一端側に螺旋状突部のねじ山を有する雄ねじ部が形成され、他端側に、接続する管の雄ねじ部が螺入可能な雌ねじ部を有する連結部が形成された合成樹脂製管であって、
前記連結部に隣接する部位に、前記螺旋状突部よりも大径をなす突条部が形成され、該突条部内が、前記接続する管の雄ねじ部の端面が、該端面よりも大径の止水パッキンを介して突き当てられる奥壁を有する、止水パッキンの収容凹部に形成されていることを特徴とする合成樹脂製管。 - 内管の外周面上に、少なくとも一部が螺旋管に形成された外管が該螺旋状の谷部において溶着された二重管状をなし、
前記外管の螺旋管に形成された部位により、前記雄ねじ部が形成されると共に、
前記外管の他端側の部位に前記連結部および前記突条部が形成され、前記連結部および前記突条部に対応する部位の内管が切除されて、前記連結部および前記突条部の内壁面が露出していることを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製管。 - 前記収容凹部内に、前記止水パッキンが収容されていることを特徴とする請求項1または2記載の合成樹脂製管。
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