JP2010100371A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010100371A
JP2010100371A JP2008271526A JP2008271526A JP2010100371A JP 2010100371 A JP2010100371 A JP 2010100371A JP 2008271526 A JP2008271526 A JP 2008271526A JP 2008271526 A JP2008271526 A JP 2008271526A JP 2010100371 A JP2010100371 A JP 2010100371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
vibration motor
unit
sheet stacking
sheet feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008271526A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Fujii
郁夫 藤井
Yasuo Matsuyama
康雄 松山
Yasuhide Okubo
泰秀 大久保
Ippei Kimura
一平 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2008271526A priority Critical patent/JP2010100371A/ja
Publication of JP2010100371A publication Critical patent/JP2010100371A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】本発明の課題は、シート積載ユニットを装置本体にスムーズに装着できると共に、給送圧損失を低減してシートの不送りを防止でき且つ互いに密着したシートの吸着力を低減してシートの重送を防止できるシート給送装置、及びこのシート給送装置を備えた画像形成装置を得ることである。
【解決手段】本発明に係るシート給送装置5においては、シート積載ユニット25は、シート積載トレイ26と、シート積載トレイ26にスライド自在に設けられ積載されたシートTの端を整合する一対のサイドフェンス29、29及びエンドフェンス33と、振動モータ43とを有し、振動モータ43の振動をシート積載トレイ26に積載されたシートTに与えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート給送装置及びこのシート給送装置を備えた画像形成装置に関する。
一般に、シート積載ユニットには、シート積載トレイに積載されたシートの位置ずれや斜行を防止する為にシート端整合部材を設けているが、シート端がシート整合部材に接触してシート積載方向の摺動抵抗が生じ、この摺動抵抗が給送ローラ(給送部材)の給送圧損失になるという問題がある。この給送圧損失が大きくなるとシート不送りの原因になる。
また、シート積載トレイに積載されたシート束においては、シート先端部のバリや静電気によるシート同士が吸着して、給送ローラによるシート給送時に重送してしまう場合がある。
これらの問題に対して、特許文献1には、給送ローラによるシート給送時に給送ローラを最上に位置するシートに接触させて給送ローラを搬送方向前後に振動させてから、給送ローラを駆動してシートを給送することが開示されている。
また、特許文献2には、シート給送装置本体(装置本体)にラックを設け、シート積載ユニット(給紙カセット)にラックに歯合する歯車と歯車に連動するカム機構を設けて、シート積載ユニットを送装置本体に装着するときに、ラックに歯車を歯合させてカム機構を連動させることによりシート整合部材を振動させることが開示されている。
特開2007−161383号公報 特開平7−125852号公報
しかし、特許文献1では、シート給送を行う度に給送ローラを搬送方向前後に動かす必要があるから、シート給送に時間がかかるという問題がある。
特許文献2では、シート積載ユニットをシート給送装置本体に挿入するときに、カム機構を駆動させる為、挿入時の抵抗になってシート積載ユニットが装着し難いという問題がある。
そこで、本発明は、シート積載ユニットを装置本体にスムーズに装着できると共に、給送圧損失を低減してシートの不送りを防止でき且つ互いに密着したシートの吸着力を低減してシートの重送を防止できるシート給送装置、及びこのシート給送装置を備えた画像形成装置を得ることを目的とする。
前記課題を解決する為に、請求項1に記載された発明は、シートを積載するシート積載ユニットと、シート積載ユニットに積載されたシートを給送する給送部材を有する装置本体とを備え、シート積載ユニットは、シート積載トレイと、シート積載トレイにスライド自在に設けられ積載されたシートの端を整合するシート端整合部材と、振動モータとを有し、振動モータの振動をシート積載トレイに積載されたシートに与えることを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、振動モータはシート端整合部材に設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載の発明において、振動モータの回転軸には偏心分銅が固定されており、振動モータはその回転軸がシート積載方向に沿う方向に配置されていることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項2又は3に記載の発明において、振動モータは、シート端整合部材の幅方向の中央に配置されていることを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項2〜4の何れか一項に記載の発明において、シート端整合部材を保持する保持部材を備え、保持部材は、シート端に近づく向き又はシート端から遠ざかる向きにスライドして移動自在となっており、シート端整合部材は弾性部材を介して保持部材に連結されており、シート端整合部材はシート端に近づく向き及びシート端から遠ざかる向きに振動することを特徴とする。
請求項6に記載された発明は、請求項5に記載の発明において、シート端整合部材は、その下端部に且つ対向するシート端に平行に配置された水平軸を支点に回動可能となっていることを特徴とする。
請求項7に記載された発明は、請求項6に記載の発明において、振動モータは、シート端整合部材の上端部に設けられていることを特徴とする。
請求項8に記載された発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の発明において、積載トレイに積載されたシートの積載量を検知する積載量検知手段を備え、シート積載量に応じて振動モータの回転数又は駆動時間を変更することを特徴とする。
請求項9に記載された発明は、請求項1〜8の何れか一項に記載の発明において、シート積載ユニットは装置本体に対し着脱自在になっており、振動モータに電力を供給する電力供給部を装置本体に備え、装置本体には電力供給部に電気接続された一方のコネクタが設けられており、シート積載ユニットには振動モータに電気接続され且つ一方のコネクタに嵌合する他方のコネクタが設けられており、シート積載ユニットを装置本体に装着したときに一方のコネクタと他方のコネクタとが嵌合して振動モータと電力供給部との電気接続がなされることを特徴とする。
請求項10に記載された発明は、請求項1〜9の何れか一項に記載の発明において、シート積載トレイ上のシートの有無を検知するシート検知手段を備え、シート積載トレイ上にシートが在ることを検知し且つシート給送開始信号を受けたときに、振動モータを駆動することを特徴とする。
請求項11に記載された発明は、請求項1〜10の何れか一項に記載の発明において、
シート給送不良を検知するシート給送不良検知手段を備え、シート給送不良を検知したときに、振動モータを駆動することを特徴とする。
請求項12に記載された発明は、請求項1〜11の何れか一項に記載のシート給送装置を備え、このシート給送装置により給送されたシートに、読み取られた画像を形成することを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、振動モータは独自に振動するので、装置本体へのシート積載ユニット装着動作に連動するカム機構を設けずに、シート積載トレイに積載されたシートに振動を与えることができる。従って、シート積載ユニットを装置本体にスムーズに装着できる。しかも、振動モータにより、任意の時間に、シート積載トレイに積載されたシートに振動を与えることができる。
また、シートに振動を与えることにより、互いに密着したシートの吸着力を低減してシートの重送を防止できると共に、シート端とシート端整合部材との接触圧を低減して給送圧損失による不送りを防止できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の第1実施の形態を詳細に説明する。図1は第1実施の形態に係るシート給送装置の平面図であり、図2は第1実施の形態に係るシート給送装置のサイドフェンス周辺の縦断面図であり、図3は第1実施の形態に係るシート給送装置の給送ローラ周辺の縦断面図であり、図4は第1実施の形態に係る積載量センサとサイドフェンスとエンドフェンスとシートとを示す斜視図であり、側端及び後端を整合されたシートと積載量センサとの位置関係を示した図である。図5はシート積載ユニットと装置本体とを示す縦断面図であり、シート積載ユニットを装置本体に装着する状態を示す図である。図6は第1実施の形態に係るシート給送装置の制御を示すフローチャートであり、図7は第1実施の形態に係るシート給送装置の制御の構成を示すブロック図である。図8は第1実施の形態に係る画像形成装置の概略的構成を示す縦断面図である。
画像形成装置1は複写機であり、図8に示すように、画像形成装置本体1aと、画像形成装置本体1aの上側に設けられた自動原稿搬送装置3と、画像形成装置本体1аの下側に設けられたシート給送装置5とを備えている。
画像形成装置本体1аには、スキャナ2等を有し原稿の画像を読み取る画像読取部4と、画像読取部4により読み取られた画像をシートTに形成する画像形成部6とが設けられている。尚、第1実施の形態におけるシートTは、転写紙である。
画像読取部4の上部にはスリットガラス20及び操作パネル12(図7参照)が設けられている。
画像形成部6には、スキャナ2で読み取った画像データを感光体ドラム202に書き込む書き込み部200と、感光体ドラム202を帯電する帯電部203と、帯電した感光体ドラム202を露光して静電潜像を形成する露光部204と、静電潜像にトナーを供給してトナー可視像を形成する現像部205と、感光体ドラム202のトナー可視像をシートTに転写する転写部207とが設けられており、原稿画像に対応したトナー可視像(画像)をシートTに形成する。また、転写部207のシート搬送方向下流側には、転写部207によってシートTに形成されたトナー可視像をシートTに定着する定着部208が設けられている。
スキャナ2によって読み取られた原稿の画情報は画像データとして本体制御部13(図7参照)に出力されるようになっており、本体制御部13は書き込み部200によって、感光体ドラム202上に静電潜像を形成し、帯電部203、露光部204及び現像部205の協働によって感光体ドラム202上にトナーの可視像が形成されるようになっている。
一方、シート給送装置5から給送されたシートTは、画像形成部6へ搬送され、転写部207によって一方面にトナーの転写が行われ、定着部208による定着がなされた後、反転排紙部209に搬送される。
ここで、反転排紙部209における経路Pは画像形成装置1外へのシートTのストレート排紙経路であり、経路Qは反転排紙部209内でシートTが反転されて排出される経路である。経路Rは反転排出部209内でシートTが反転されて両面トレイにおいてシートTを再給送する経路であり、この経路Rから上述した画像形成プロセスを経てシートTの他方面の転写が行われた後、経路Pにて画像形成装置1外に排出されるようになっている。
ADF3には、原稿テーブル7が設けられこの原稿テーブル7には複数の原稿からなる原稿束Pがセットされており、原稿テーブル7にセットした原稿束Pが搬送方向下流側に移動することを規制するストッパ爪14が設けられている。ADF3は、原稿テーブル7の原稿束Pを送り出す呼出しローラ10と、駆動ローラ及び従動ローラに巻き掛けられ原稿を搬送する搬送ベルト15と、この搬送ベルト15に圧接して原稿束Pを一枚ずつ分離する分離ローラ16と、搬送ベルト15及び分離ローラ16によって一枚ずつ分離された原稿を読取位置であるスリットガラス20に向けて搬送するプルアウト駆動ローラ17及びプルアウト従動ローラ18と、スリットガラス20を通過した原稿を更に搬送する搬送駆動ローラ21a及び搬送従動ローラ21bと、これらのローラ21a、21bにより搬送された原稿を排紙トレイ8に排紙する排紙駆動ローラ9及び排紙従動ローラ11とを有している。
原稿テーブル7の奥側には光センサ等からなる原稿センサが設けられており、この原稿センサは原稿テーブル7にセットされた原稿を検知して本体制御部13に検知情報を出力するようになっている。そして、本体制御部13は原稿センサからの検知情報に基づいて給紙開始信号をシート給送装置5に出力するようになっている。
シート給送装置5は、図1に示すように、シートTを積載するシート積載ユニット25と、シート積載ユニット25に積載されたシートTを給送する給送ローラ31を有する装置本体23とを備えている。
装置本体23には、図3に示すように、シート積載ユニット25に積載されるシートTの前端を規制するシート前端規制面41が形成されている。
また、装置本体23には、後述する支持部材37の基端部を挿入する挿入穴44が形成されている。
シート積載ユニット25には、図1に示すように、シート積載トレイ26と、シート側端を整合する一対のサイドフェンス(シート端整合部材)29、29と、シート後端を整合するエンドフェンス(シート端整合部材)33と、装置5内の可動部を制御する制御部47とが設けられている。
シート積載ユニット25は装置本体23に対してスライドして引き出し及び収納可能になっており、装置本体23からシート積載ユニット25を引き出して、シート積載トレイ26上にシートTを積載できるようになっている。
シート積載トレイ26には、各サイドフェンス29及びエンドフェンス33の移動軌跡に案内部26аが設けられ、各サイドフェンス29及びエンドフェンス33が案内部26а内を移動できるようになっている。
図3に示すように、シート積載トレイ26は第1圧縮コイルスプリング27により常時上方向に付勢されており、シート積載トレイ26に積載されたシートTが給送ローラ31に圧接するようになっている。
シート積載トレイ26には、シート積載トレイ26上のシートTの有無を検知するシートセンサ(シート検知手段)73が設けられている。シートセンサ73は、光学センサであり、制御部47に接続されている。
図1に示すように、左右のサイドフェンス29、29同士は、シート幅方向に沿って間隔を空けて対向配置されている。
各サイドフェンス29は、図1の部分拡大図及び図2に示すように、保持部材39にコイルスプリング(弾性部材)42を介して連結されており、保持部材39に対しシート端に近づく向き及びシート端から遠ざかる向きに振動するようになっている。
コイルスプリング42は、サイドフェンス29及び保持部材39の高さ方向中央よりも上部に取り付けられている。
左右の保持部材39、39は、保持部材39、39に固定された一対のラックと、これらのラック間に挟持されたピニオンとから成る連動機構により、シート幅方向に沿って互いに近づく向き又は互いに遠ざかる向きに移動自在になっている。即ち、左右のサイドフェンス29、29は、左右の保持部材39、39と共に、シート幅方向に沿って互いに近づく向き又は互いに遠ざかる向きに移動自在になっている。
図2に示すように、各サイドフェンス29の内部且つ幅方向中央には、振動モータ43がその回転軸43bを垂直方向(シート積載方向に沿う方向)に向けて固定されている。これにより、振動モータ43が振動すると、サイドフェンス29が保持部材39に対しシート端に近づく向き及びシート端から遠ざかる向きに振動する。尚、各振動モータ43は、モータケース43аから突出した回転軸43bに偏心分銅43cを固定しており、その駆動を制御部47により制御されるようになっている。
振動モータ43は、コイルスプリング42と同じ高さに且つ水平方向においてコイルスプリング42に近接して配置されている。
図1に示すように、保持部材39は、横断面が略コ字状になっており、コ字の対向辺部の内側面には、垂直方向に沿って凹条46が形成されている。
サイドフェンス29の両側面には、各々、垂直方向(高さ方向)に沿って凸条45が形成されている。凸条45は凹条46に入り込んでおり、凸条45は凹条46内において、コイルスプリング42の付勢方向に移動できるようになっている。これにより、保持部材39、39に対するサイドフェンス29、29の振動をガイドするようになっている。
エンドフェンス33は、各サイドフェンス29と同様に、保持部材39に保持されている。エンドフェンス33を保持する保持部材39は、保持部材39に固定されたラックとこのラックに歯合するピニオンとから成る移動機構により、シート給送方向又はその反対方向にスライドして移動自在になっている。エンドフェンス33には、各サイドフェンス29と同様に、振動モータ43が内蔵されている。
給送ローラ31は、図3に示すように、シート積載トレイ26の上方に且つシート前端規制面41の上側に設けられている。図1に示すように、給送ローラ31の駆動軸31аは装置本体23対し回転自在に支持されており、駆動軸31аはギヤ等の駆動伝達部材を介してモータに接続されている。尚、このモータは制御部47により制御されるようになっている。
給送ローラ31に対向する位置には、支持部材37の先端に取り付けられた摩擦部材35が配置されている。支持部材37の基端部は、第2圧縮コイルスプリング38に挿通されており、第2圧縮コイルスプリング38と共に挿入穴44に挿入されている。第2圧縮コイルスプリング38の外径は挿入穴43の内径と略同一であり、挿入穴44の深さ方向の寸法は支持部材37の基端部の寸法よりも長くなっている。これにより、支持部材37が第2圧縮コイルスプリング38により給送ローラ31側に付勢されて、摩擦部材35が給送ローラ31の周面に圧接するようになっている。
また、支持部材37の後端部37аは、シート前端規制面41よりもシート積載トレイ26側に僅かに突出しており、シート前端規制面41を基準にしてシート積載トレイ26に積載されたシートTの上部前端に当接するようになっている。
図8に示すように、給送ローラ31のシート給送方向下流側には、給送ローラ31により送り出されたシートTを画像形成部6に向けて搬送する第1搬送ローラ対33а、33bが設けられている。
図4に示すように、シート積載トレイ26の上方には、シート積載量(シート積載トレイ26に積載されたシートの高さ)を検知する積載量センサ(積載量検知手段)49が設けられている。積載量センサ49は、発光部と受光部とを一体に有する光学センサであり、制御部47に接続されている。即ち、発光部がシート積載トレイ26に積載された最上位シートTに向けて光を発してからその反射光を受光部が受けるまでの時間を計時することによりシート積載量を検知することができるようになっている。
制御部47は、積載量センサ49からの信号に応じて、振動モータ43の回転速度を制御する。具体的には、シート積載量と、所定の閾値A(例えば、シート30枚を積載したときの高さ)及び閾値B(例えば、シート60枚を積載したときの高さ)とを比較する。そして、閾値A未満であれば振動モータ43の回転速度を低速度(例えば、5000rpm〜8000rpm)にして、閾値A以上且つ閾値B未満であれば、振動モータ43の回転速度を中速度(8000rpm〜12000rpm)にして、閾値B以上であれば振動モータ43の回転速度を高速度(12000rpm〜15000rpm)にする。尚、振動モータ43の回転速度を高くすると、単位時間当たりの振動回数が増え且つ振幅を大きくすることができる。即ち、所定時間に多数回大きな振動をシート端に与えることができる。
制御部47の構成を、図7を参照して説明する。受信部57は、本体制御部13、積載量センサ49及びシートセンサ73からの信号を受信するものである。閾値ストック部59は、閾値A及びBをストックするものである。比較部61は、受信部57からの情報に基づきシート積載量を閾値A及びBと比較するものである。タイマー62は、振動モータ43の駆動時間を計時するものである。判断部63は、受信部57、比較部61及びタイマー62からの情報に基づき状況を判断するものである。回転速度決定部65は、判断部63の判断に従い振動モータの回転速度を決定するものである。処理部66は、判断部63の判断及び回転速度決定部65の決定に従い処理を実行するものである。送信部67は、処理部66の処理内容を振動モータ43及び電力供給部51に送信するものである。
図5に示すように、装置本体23内には、振動モータ43に電力を供給する電力供給部51が設けられている。また、装置本体23には、電力供給部51に電気接続された一方の電気コネクタ(一方のコネクタ)53аが設けられている。シート積載ユニット25には、振動モータ43に電気接続され且つ一方の電気コネクタ53аと嵌合する他方の電気コネクタ(他方のコネクタ)55аが設けられている。そして、シート積載ユニット25を装置本体23に装着したときに、一方の電気コネクタ53аと他方の電気コネクタ55аとが嵌合して、振動モータ43と電力供給部51とが電気接続されるようになっている。
また、装置本体23には、制御部47に通信接続された一方の通信コネクタ53bが設けられている。シート積載ユニット25には、振動モータ43に通信接続され且つ一方の通信コネクタ53bに嵌合する他方の通信コネクタ55bが設けられている。そして、シート積載ユニット25を装置本体23に装着したときに、一方のコネクタ53bと他方のコネクタ55bとが嵌合して、振動モータ43と電力供給部51とが通信接続されるようになっている。
以下に、第1実施の形態に係る画像形成装置1の動作を、図6を参照して説明する。先ず、ユーザーは、シートT積載ユニット25を装置本体23から引き出して、シート積載トレイ26上に複数枚のシートTを積載する。そして、サイドフェンス29、29を保持した保持部材39、39を手動で移動させて、サイドフェンス29、29をシート側端に当接させてシート側端を整合し、エンドフェンス33を保持した保持部材39を手動で移動させてエンドフェンス33をシート後端に当接させてシート後端を整合する。シート側端及びシート後端を整合したら、シート積載ユニット25を装置本体23へ押し込んで装着する。このとき、一方の電気コネクタ53аと他方の電気コネクタ55аとが嵌合して振動モータ43と電力供給部51との電気接続がなされると共に、一方の通信コネクタ53bと他方の通信コネクタ55bとが嵌合して制御部47と振動モータ43との通信接続がなされる。シート積載ユニット25が装置本体23に装着されると、シート前端がシート前端規制面41に突き当たると共に、最上位シートTが給送ローラ31に圧接する。このとき、シート前端上部が支持部材37の後端部37аと接触して、この後端部37аとのシート積載方向の摺動抵抗により第1圧縮コイルスプリング27の付勢力が損失されてしまう。また、シート端と各サイドフェンス29及びエンドフェンス33とのシート積載方向の摺動抵抗により、第1圧縮コイルスプリング27の付勢力が損失されてしまう。このままでは、シートTを給送ローラ31へ充分に圧接させることができず、不送りが発生するおそれがある。
また、装置本体23にシート積載ユニット25が装着されるとシートセンサ73から受信部57にシート検知信号が送信される。このとき、判断部63がシート積載トレイ26上にシートTがあると判断して(S1)、比較部61がシート積載量を閾値Aと比較する。ここで、判断部63が比較部61の比較結果に従いシート積載量が閾値A未満か否かを判断する(S2)。シート積載量が閾値A未満であると判断した場合には、回転速度決定部65が振動モータ43の回転速度を低速度に決定する(S3)。シート積載量が閾値A未満でないと判断した場合には、引き続き、判断部63が、シート積載量が閾値B未満か否かを判断する(S4)。シート積載量が閾値B未満であると判断した場合は、回転速度決定部65が振動モータ43の回転速度を中速度に決定する(S5)。シート積載量が閾値B未満でないと判断した場合には、回転速度決定部65が振動モータ43の回転速度を高速度に決定する(S6)。
続いて、ユーザーは、ADF3の原稿テーブル7に原稿束Pをセットする。そして、操作パネル12の給紙ボタンを押すと、給紙開始信号が本体制御部13を経由して制御部47及びADF3に送信される。
このとき、処理部66は、電力供給部51から各振動モータ43へ電気を供給して振動させる。振動モータ43、43が振動すると、サイドフェンス29、29は保持部材39、39に対してその移動方向(シート側端に近づく向き及びシート側端から遠ざかる向き)に振動する。この振動はサイドフェンス29、29に当接したシート側端に与えられるので、互いに密着したシートTの吸着力を低減することができる。
同様に、振動モータ43が振動すると、エンドフェンス33は保持部材39に対してその移動方向(シート後端に近づく向き及びシート後端から遠ざかる向き)に振動する。この振動はエンドフェンス33に当接したシート後端に与えられるので、互いに密着したシートTの吸着力を低減することができる。
また、このようにして、シート両側端及びシート後端に振動を与えることにより、シート端と、各サイドフェンス、エンドフェンス33及び支持部材37の後端部37аとの接触圧を低減して第1圧縮コイルスプリング27の付勢力の損失を解消することができる。これにより、シートTを給送ローラ31へ十分に圧接させて、シートTの不送りを防止できる。
処理部66は、振動モータ43を所定時間(例えば、1〜3秒)駆動した後、その駆動を停止し、シート給送動作を開始する。
ADF3においては、原稿センサが原稿を検知した状態で、給紙信号を受けると、ストッパ爪14が退避して、呼出しローラ10により原稿束が送り出される。送り出された原稿束は、搬送ベルト15と分離ローラ16とのニップで、最上原稿のみが分離され下流側に搬送される。分離された最上原稿は、プルアウト駆動ローラ17及びプルアウト従動ローラ18により、読取位置であるスリットガラス20上に搬送される。
スキャナ2はスリットガラス20の下部に位置し、スリットガラス20上を原稿が移動している間、原稿の画像の読取を行う。この読み取りが終了した原稿は、搬送駆動ローラ21a及び搬送従動ローラ21bによって排紙トレイ8上に排紙される。
このような一連の動作が、原稿テーブル7にセットされた原稿一枚毎に繰り返し行われる。
一方、シート給送装置5においては、シートTに充分な給送圧が加えられた状態で給送ローラ31が駆動されて、シートTが給送ローラ31と摩擦部材35とに挟持されつつ給送される。このとき、最上位シートTと次位シートTとが密着していても、シート両側端及びシート後端に振動を与えられてシート同士の吸着力が低減されているので、摩擦部材35により最上位シートTが次位シートと確実に分離されて、最上位シートのみが給送される。
第1搬送ローラ対33а、33bのニップに挟持されつつ画像形成部6に向けて搬送される。画像形成部6に搬送されたシートは、トナー可視像を転写された後、定着されて、反転排出部209を経て、画像形成装置1外へ排出される。
この給紙動作が、ADF3にセットされた原稿の枚数と同枚数のシートTに対して行われる。
以下に、第1実施の形態の作用・効果を説明する。第1実施の形態によれば、振動モータ43は独自に振動するので、装置本体23へのシート積載ユニット25装着動作に連動するカム機構を設けずに、シート積載トレイ26に積載されたシートTに振動を与えることができる。従って、シート積載ユニット26を装置本体23にスムーズに装着できる。しかも、振動モータ43により、任意の時間に、シート積載トレイ26に積載されたシートTに振動を与えることができる。
また、シートTに振動を与えることにより、互いに密着したシートTの吸着力を低減しシートTの重送を防止できると共に、シート端と各サイドフェンス29及びエンドフェンス33との接触圧を低減して給送圧損失によるシートTの不送りを防止できる。
各サイドフェンス29及びエンドフェンス33に振動モータ43を設けることにより、シート積載トレイ26に積載されたシートTの端に振動を与えることができる。従って、各サイドフェンス29及びエンドフェンス33の他に振動モータ43の振動をシート端に与える専用の部材を設けることなく、シート積載トレイ26に積載されたシートTの端に振動を与えることができる。
各振動モータ43はその回転軸が垂直方向(シート積載方向に沿う方向)を向くように配置されており、振動モータ43がシート端に近づく向き及びシート端から遠ざかる向きに振動するので、シート端に直接的に効率良く振動を与えることができる。
各振動モータ43がサイドフェンス29、29及びエンドフェンス33の幅方向中央に配置されているので、サイドフェンス29、29及びエンドフェンス33をバランス良く振動させることができる。
サイドフェンス29、29及びエンドフェンス33を、各々、保持部材39にコイルスプリング42を介して連結した簡易な構成により、サイドフェンス29、29及びエンドフェンス33を対向するシート端に向けて振動させることができる。
積載量センサ49によりシート積載トレイ26に積載されたシートTの積載量を検知できるので、シートTの積載量に応じて振動モータ43の回転速度を変更できる。即ち、制御部47が、シートTの積載量に応じて、振動モータ43の回転速度を段階的に高くすることにより、単位時間当たりの振動回数を増やし且つ振幅を大きくすることができる。従って、シート積載量に関わらず、積載された全てのシートTの端に充分に振動を与えることができる。
振動モータ43に電力を供給する電力供給部51が装置本体23に設けられているので、シート積載ユニット26に電源部を設ける必要がない。従って、シート積載ユニット26の低コスト化及び小型化を図ることができる。
シート積載ユニット25を装置本体23に装着したときに一方の電気コネクタ53аと他方の電気コネクタ55аとが嵌合するので、振動モータ43と電力供給部51との電気接続を簡単に行うことができる。
シート積載ユニット25を装置本体23に装着したときに一方の通信コネクタ53bと他方の通信コネクタ55bとが嵌合するので、振動モータ43と制御部47との通信接続を簡単に行うことができる。
シート積載トレイ26にシートTが積載された後、制御部47がシート給送開始信号を受けたときにのみ振動モータ43を振動させるので、シートT一枚毎に振動させる場合に比べて、シートT給送に要する時間が大きく遅延することを防止できる。
振動モータ43とコイルスプリング42とを近接した位置に設けているので、振動モータ43の振動を、コイルスプリング42に効率良く伝達することができる。
上述の効果と同様な効果を奏するシート給送装置5を備えた画像形成装置1を提供できる。
次に、本発明の他の実施の形態を説明するが、以下の説明において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することにより、その部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では上述の第1実施の形態と異なる点を主に説明する。
第2実施の形態を、図9及び図10を参照して説明する。尚、図9は第2実施の形態に係るシート給送装置のサイドフェンス周辺の縦断面図であり、図10(а)は第2実施の形態に係るシート給送装置のサイドフェンス周辺の縦断面図であり、シート積載量が少ないときのサイドフェンスの振動の状態を示す図である。図10(b)は第2実施の形態に係るシート給送装置のサイドフェンス周辺の縦断面図であり、シート積載量が多いときのサイドフェンスの振動の状態を示す図である。
第2実施の形態では、図9に示すように、サイドフェンス29、29の下端部に保持部材39、39の移動方向に直交する水平軸69、69を固定している。
保持部材39、39は、下端部の両端に、サイドフェンス29、29側に突設された連結部71、71を有している。連結部71、71の先端部は水平軸69、69を回転自在に支持している。
これにより、サイドフェンス29、29は、保持部材39、39に対して水平軸69、69を支点に回動するようになっている。また、エンドフェンス33もサイドフェンス29、29と同様に、保持部材39に対して水平軸69を支点に回動するようになっている。
また、第2実施の形態では、積載量センサ49を設けておらず、振動モータ43の回転速度を変更する制御を行っていない。
第2実施の形態においては、各サイドフェンス29及びエンドフェンス33がその下端部に設けられた水平軸69、69を支点に回動するので、水平軸69、69から遠くなるほど(各サイドフェンス29及びエンドフェンス33の上端に近づくほど)、各サイドフェンス29及びエンドフェンス33に発生する回転モーメントが大きくなる。
即ち、図10(a)に示すように、シート積載量が少ないときは、サイドフェンス29、29の水平軸69、69に近い部位がシートTに当たるので、シートTに伝わる振動は小さい。一方、図10(b)に示すように、シート積載量が多いときは、サイドフェンス29、29の水平軸69、69から遠い部位がシートTに当たるので、シートTに伝わる振動は大きい。
このように、シート積載量が多くなるほど、シートTに大きな振動を与えることができるで、シート積載量に関わらず、積載された全てのシートTに充分に振動を与えることができる。
第2実施の形態によれば、各サイドフェンス29及びエンドフェンス33がその下端部に配置された水平軸69、69を支点に保持部材39に対し回動するので、その回転モーメントは各サイドフェンス29及びエンドフェンス33の上端に近い部位ほど大きくなる。即ち、シートTの積載量が多くなるにつれて、各サイドフェンス29及びエンドフェンス33におけるシートTとの当接部位が各サイドフェンス29及びエンドフェンス33の上端に近づくので、シートTに与える振動を大きくすることができる。従って、シート積載量に関わらず、積載された全てのシートTに充分に振動を与えることができる。
第3実施の形態を、図11を参照して説明する。尚、図11は第3実施の形態にシート給送装置のサイドフェンス周辺の縦断面図である。
第3実施の形態では、図11に示すように、振動モータ43を各サイドフェンス29の上端部に設けており、各サイドフェンス29の上端部と保持部材39の上端部とをコイルスプリング42を介して連結するようにしている。
更に、エンドフェンス33に対する振動モータ43及びコイルスプリング42の配置も、各サイドフェンス29と同様になっている。
第3実施の形態によれば、各振動モータ43を水平軸69から最も遠い位置に配置することにより、サイドフェンス29全体に生じる回転モーメントを大きくできるので、シートTに大きな振動を与えることができる。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、上述の全ての実施形態では、画像形成装置1として複写機を例にとって説明したが、これに代えて、プリンタや画像読取装置等に適用しても良い。
上述の全ての実施形態では、シートセンサ73がシートTを検知し且つシートT給送開始信号を受けたときに、振動モータ43を駆動しているが、これに代えて、シートTの不送りや重送等のシート給送不良を検知したときに、振動モータ43を駆動しても良い。これにより、シート給送不良が生じたときにのみ、振動モータ43を振動させるので、シート給送に要する時間が遅延することを防止できる。
具体的には、給送ローラ31のシート給送方向下流側直近にシートTを検知する光学センサ(シート給送不良検知手段)を設けて、シート給送開始信号を受けてからこのセンサが所定時間シートTを検知しない場合に、制御部47が不送りと判断し振動モータ43を駆動して、シートTの給送ローラ31に対する第1圧縮コイルスプリング27の付勢力の損失を解除して不送りを解消する。
また、給送ローラ31のシート給送方向下流側直近に且つシート給送経路を挟む位置に光学センサ(シート給送不良検知手段)の発光部と受光部とを対向配置して、給送されるシートTの光の透過度を測定することによりシートTの重送を検知する。そして、重送を検知したときに振動モータ43を駆動して、互いに密着したシートTの吸着力を低減し、重送を解消するようにする。
第1実施の形態では、閾値A及びBを境に振動モータ43の回転速度を変えているが、これに代えて、駆動時間を変えても良い。
具体的には、シート積載量が閾値A未満ときは駆動時間を短時間(例えば、1〜3秒)にして、閾値A以上閾値B未満のときは駆動時間を中時間(例えば、3秒〜5秒)にして、閾値B以上のときは、駆動時間を長時間(例えば、5秒〜7秒)にする。
上述の実施形態では、振動モータ43をサイドフェンス29、29に設けているが、これに代えて、例えば、シート積載トレイ26に設けても良い。
第2実施の形態及び第3実施の形態では、各サイドフェンス29及びエンドフェンス33の下端部に水平軸69、69を設けているが、これに代えて、各保持部材39の連結部71、71の先端部に水平軸を設けて、各サイドフェンス29及びエンドフェンス33の下端部によりこの水平軸を回転自在に支持するようにしても良い。
上述の全ての実施形態では、画像形成部6をシートにトナー可視像を転写する方式にしているが、これに代えて、シートにインクを吐出するインクジェット方式にしても良い。
第1実施の形態では、振動モータ43の回転速度を段階的に高くする制御をしているが、これに代えて、シート積載量に比例して回転速度を高くする制御をしても良い。
上述の全ての実施形態では、保持部材39を、保持部材39に固定されたラックとこのラックに歯合するピニオンとから成る機構により移動するようにしているが、これに代えて、保持部材39を、案内レールにスライド自在に支持して、所定位置で係止するようにしても良い。
第1実施の形態に係るシート給送装置の平面図である。 第1実施の形態に係るシート給送装置のサイドフェンス周辺の縦断面図である。 第1実施の形態に係るシート給送装置の縦断面図である。 第1実施の形態に係る積載量センサとサイドフェンスとエンドフェンスとシートとを示す斜視図であり、側端及び後端を整合されたシートと積載量センサとの位置関係を示した図である。 第1実施の形態に係るシート積載ユニットと装置本体とを示す縦断面図であり、シート積載ユニットを装置本体に装着する状態を示す図である。 第1実施の形態に係るシート給送装置の制御を示すフローチャートである。 第1実施の形態に係るシート給送装置の制御の構成を示すブロック図である。 第1実施の形態に係る画像形成装置の概略的構成を示す縦断面図である。 第2実施の形態に係るシート給送装置のサイドフェンス周辺の縦断面図である。 (а)は第2実施の形態に係るシート給送装置のサイドフェンス周辺の縦断面図であり、シート積載量が少ないときのサイドフェンスの振動の状態を示す図である。(b)は第2実施の形態に係るシート給送装置のサイドフェンス周辺の縦断面図であり、シート積載量が多いときのサイドフェンスの振動の状態を示す図である。 第3実施の形態に係るシート給送装置のサイドフェンス周辺の縦断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
5 シート給送装置
8 シートセンサ(シート検知手段)
23 装置本体
25 シート積載ユニット
26 シート積載トレイ
29 サイドフェンス(シート端整合部材)
31 給送ローラ(給送部材)
33 エンドフェンス(シート端整合部材)
39 保持部材
42 コイルスプリング(弾性部材)
43 振動モータ
43b 回転軸
43c 分銅
49 積載量センサ(積載量検知手段)
51 電力供給部
53а 一方の電気コネクタ(一方のコネクタ)
55а 他方の電気コネクタ(他方のコネクタ)
69 水平軸
T シート

Claims (12)

  1. シートを積載するシート積載ユニットと、シート積載ユニットに積載されたシートを給送する給送部材を有する装置本体とを備え、シート積載ユニットは、シート積載トレイと、シート積載トレイにスライド自在に設けられ積載されたシートの端を整合するシート端整合部材と、振動モータとを有し、振動モータの振動をシート積載トレイに積載されたシートに与えることを特徴とするシート給送装置。
  2. 振動モータはシート端整合部材に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 振動モータの回転軸には偏心分銅が固定されており、振動モータはその回転軸がシート積載方向に沿う方向に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
  4. 振動モータは、シート端整合部材の幅方向の中央に配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のシート給送装置。
  5. シート端整合部材を保持する保持部材を備え、保持部材は、シート端に近づく向き又はシート端から遠ざかる向きにスライドして移動自在となっており、シート端整合部材は弾性部材を介して保持部材に連結されており、シート端整合部材はシート端に近づく向き及びシート端から遠ざかる向きに振動することを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載のシート給送装置。
  6. シート端整合部材は、その下端部に且つ対向するシート端に平行に配置された水平軸を支点に回動可能となっていることを特徴とする請求項5に記載のシート給送装置。
  7. 振動モータは、シート端整合部材の上端部に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のシート給送装置。
  8. 積載トレイに積載されたシートの積載量を検知する積載量検知手段を備え、シート積載量に応じて振動モータの回転数又は駆動時間を変更することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のシート給送装置。
  9. シート積載ユニットは装置本体に対し着脱自在になっており、振動モータに電力を供給する電力供給部を装置本体に備え、装置本体には電力供給部に電気接続された一方のコネクタが設けられており、シート積載ユニットには振動モータに電気接続され且つ一方のコネクタに嵌合する他方のコネクタが設けられており、シート積載ユニットを装置本体に装着したときに一方のコネクタと他方のコネクタとが嵌合して振動モータと電力供給部との電気接続がなされることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載のシート給送装置。
  10. シート積載トレイ上のシートの有無を検知するシート検知手段を備え、シート積載トレイ上にシートが在ることを検知し且つシート給送開始信号を受けたときに、振動モータを駆動することを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載のシート給送装置。
  11. シート給送不良を検知するシート給送不良検知手段を備え、シート給送不良を検知したときに、振動モータを駆動することを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載のシート給送装置。
  12. 請求項1〜11の何れか一項に記載のシート給送装置を備え、このシート給送装置により給送されたシートに、読み取られた画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
JP2008271526A 2008-10-22 2008-10-22 シート給送装置及び画像形成装置 Pending JP2010100371A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271526A JP2010100371A (ja) 2008-10-22 2008-10-22 シート給送装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271526A JP2010100371A (ja) 2008-10-22 2008-10-22 シート給送装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010100371A true JP2010100371A (ja) 2010-05-06

Family

ID=42291378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008271526A Pending JP2010100371A (ja) 2008-10-22 2008-10-22 シート給送装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010100371A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007326708A (ja) オフセンター調整装置
EP3403956B1 (en) Paper feeding device, image forming apparatus and paper feeding method
JP2013237499A (ja) 用紙搬送装置および画像形成装置
JP2008081309A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
US10131512B2 (en) Document feeder and image forming apparatus incorporating the document feeder
JP6463142B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP2008044689A (ja) シート束折り装置と画像形成装置
KR100948560B1 (ko) 피반송물 반송 장치, 화상 형성 장치, 반송 방법 및 화상 형성 방법
JP2009007086A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP2020001880A (ja) シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP3998250B2 (ja) 自動原稿給送装置及び画像形成装置
JP2008019069A (ja) 給紙機構及びそれを備えた画像形成装置
US20160221781A1 (en) Sheet conveying device and image forming apparatus incorporating the sheet conveying device
JP2010100371A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP2007062879A (ja) シート搬送装置、シート処理装置及び画像形成装置
JP2008100824A (ja) 給紙機構及びそれを備えた画像形成装置
JP2014162569A (ja) 用紙搬送装置、画像形成装置、後処理装置、および搬送制御プログラム
JP2002060095A (ja) 用紙搬送装置、その用紙搬送装置を備えた画像読取装置およびその用紙搬送装置を備えた画像形成装置
US11558517B2 (en) Image reading apparatus and image forming apparatus
JP7413056B2 (ja) シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP4569907B2 (ja) 媒体搬送装置及び画像形成装置
JP2022143907A (ja) シート給送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP5671964B2 (ja) 用紙搬送装置および画像形成装置
JP5234338B2 (ja) 原稿搬送装置、原稿読取装置、画像形成装置
JP2012056672A (ja) 給紙装置及び画像形成装置