JP2010099874A - インクジェットプリンター用メンテナンス液 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクジェットプリンター用のメンテナンス液を提供する。
【解決手段】一般式(1)〜(3)で表されるグリコールエーテル類及びグリコールエステル類から選択される溶剤を含有し、さらに、溶存酸素量が45mg/l〜10mg/lであることを特徴とするインクジェットプリンター用のメンテナンス液。一般式(1)R1CO(OR2XOR3一般式(2)R4CO(OR5YOCOR6一般式(3)R7(OR8ZOR9(式中、R2、R5、R8、それぞれ独立してエチレン基又はプロピレン基、R1、R3、R4、R6はそれぞれ独立して炭素数1〜4のアルキル基、R7、R9はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基、X、Y、Zそれぞれ独立して1〜4の整数を表す。)
【選択図】なし

Description

本発明は、インクジェットプリンター用メンテナンス液、及びこれを用いたインクジェットプリンターの洗浄方法に関する。
近年、インクをヘッドから記録媒体に向けて吐出して記録媒体に所望の画像を記録するインクジェットプリンターが広く用いられている。インクジェットプリンターに用いられるインクとしては、常温で固形のワックスインク、水系溶剤や有機溶剤を主成分としたソルベントインク、光の被照射により硬化する光硬化インク等がある。
インクジェットプリンターはヘッドに形成された微小径の吐出口からインクを吐出するため、ヘッド、吐出口の周辺、その他インクジェットプリンターの部品にインクが付着してしまったり、インクが吐出口で乾燥、固化することによって吐出口が閉塞されたりする。そこで、吐出口にインクが詰まることを防止するために種々の対策が講じられている。
特許文献1には、インクジェットプリンターが画像記録動作を行っていない時に吐出口をキャップで蓋をする技術が記載されている。しかし、プリンターを長期にわたり使用しなかった場合、溶剤が蒸発し、記録ヘッド付近のインクの粘度が高くなり、目詰まりし易かった。また、外気中のゴミ等の異物混入による目詰まりがし易かった。これらは、インクの吐出不良を生じる原因となった。
また、特許文献2及び3には、インクジェットプリンターが画像記録動作を行っている時、又は、画像記録動作を終了しようとする時に、吐出口近傍に付着したインクを拭き取る技術が記載されている。しかしながら、拭き取ったインクは、清掃部材にインクの表面張力により付着し、その状態で吐出口面を拭くと吐出口面を汚し易かった。また、付着したインクが固化すると、吐出口内部に固化インクが混入した場合に、吐出不良を引き起こす問題があった。
また、特許文献3には、吐出口のインクを拭き取る時に、シリコンオイルやエチレングリコールを洗浄液として用いる技術が開示されている。特許文献4には、モノマー成分と多価アルコールまたはその誘導体を含む電子部品用インキの除去用の洗浄剤が開示されている。特許文献5には、グリコールエーテル類を主成分とし、水、界面活性剤およびその他水溶性有機溶剤からなる1種を追加成分として含む洗浄剤が開示されている。これらの洗浄剤は追加された成分を含むために、インクの溶解力は高かった。しかしながら、追加成分が洗浄後に残存した場合、洗浄液の蒸発を遅めたり、その後にプリンターに供給されるインクの安定性の劣化を及ぼした。
さらに、特許文献6にはグラビア印刷、フレキソ印刷及びオフセット印刷等の印刷工程で使用されるインク壷及びインク供給ローラー等のインク供給部品、及びスクリーン版及びグラビア版等の各種印刷版などの洗浄に用いる洗浄剤が開示されている。
しかしながら、これらは印刷または塗布された基板からインクを洗浄剤で除去または剥離させるものであった。
すなわち、従来から、インクジェットインク用のインクジェットヘッド部材を汚染したり、不吐出を引き起こしたりすることなく、さらにはインクジェットプリンター部材への腐食を起すことなく、洗浄力に優れたインクジェットプリンター用メンテナンス液が求められていた。
特開昭59−111856号公報 特開平8−1953号公報 特公昭62−9030号公報 特開2006-291191号公報 特開平8−67839号公報 特開2005-120389号公報
本発明の一態様は、少なくとも一般式(1)〜(3)で表されるグリコールエーテル類またはグリコールエステル類を少なくとも1種以上含有すし、溶存酸素量が45mg/l〜10mg/lであることを特徴とするインクジェットプリンター用のメンテナンス液に関する。
一般式(1) R1CO(OR2XOR3
一般式(2) R4CO(OR5YOCOR6
一般式(3) R7(OR8ZOR9
(式中、R2、R5、R8、それぞれ独立してエチレン基又はプロピレン基、R1、R3、R4、R6はそれぞれ独立して炭素数1〜4のアルキル基、R7、R9はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基、X、Y、Zそれぞれ独立して1〜4の整数を表す。)
メンテナンス液は、沸点150℃以上の有機溶剤を主成分とするインクを用いて印刷を行なうインクジェットプリンターに使用しても、紫外線によって硬化するモノマー、オリゴマー等を主成分とするインクを用いて印刷を行なうインクジェットプリンターに使用してもよい。
メンテナンス液は、グリコールエーテル類またはグリコールエステル類を80重量%以上含有していてもよい。
メンテナンス液は環状化合物を含有してもよく、環状化合物は、環状エーテル系溶剤、環状エステル系溶剤、環状アミド系溶剤、環状ケトン系溶剤、N−アルキル-オキサゾリジノン系溶剤又はN−アルキル−2−ピロリドンであってもよい。
メンテナンス液に環状化合物を含む場合の混合比が、グリコールエーテル類またはグリコールエステル類:環状化合物=80〜100:20〜0重量部であってもよい。
メンテナンス液は、環状化合物としてN−アルキルオキサゾリジノンを1〜20重量%含有してもよい。
メンテナンス液は、溶存酸素量を調整する工程を経て得てもよい。
さらに、本発明の一態様は、上記のメンテナンス液を用いてインクジェットプリンターを洗浄することを特徴とするインクジェットプリンターの洗浄方法に関する。
本発明の一態様によると、インクジェットインクの印字の際にインク組成物の付着により汚染された装置やヘッド等のプリンター部材を、腐食せずに効率良く洗浄することが可能である。さらに、本発明の一態様によると、プリンター部材の洗浄後に、安定してインクを射出することが可能である。
本発明の実施形態について詳細に説明する。
本発明のインクジェットプリンター用メンテナンス液(以下、メンテナンス液とする。)は、一般式(1)〜(3)で表されるグリコールエーテル類、またはグリコールエステル類を少なくとも1種以上含有する。
一般式(1) R1CO(OR2XOR3
一般式(2) R4CO(OR5YOCOR6
一般式(3) R7(OR8ZOR9
(式中、R2、R5、R8、それぞれ独立してエチレン基又はプロピレン基、R1、R3、R4、R6はそれぞれ独立して炭素数1〜4のアルキル基、R7、R9はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基、X、Y、Zそれぞれ独立して1〜4の整数を表す。)
一般式(1)に該当する溶剤としては、以下の例には限定されないが、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノメチルエーテルプロピオネート、エチレングリコールモノエチルエーテルプロピオネート、エチレングリコールモノブチルエーテルプロピオネート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルプロピオネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルプロピオネート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルプロピオネート、プロピレングリコールモノメチルエーテルプロピオネート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルプロピオネート、エチレングリコールモノメチルエーテルブチレート、エチレングリコールモノエチルエーテルブチレート、エチレングリコールモノブチルエーテルブチレート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルブチレート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルブチレート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルブチレート、プロピレングリコールモノメチルエーテルブチレート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルブチレート等のグリコールモノアセテート類がある。中でも、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテートおよびジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート はインクとの相溶性とプリンター部材との相溶性や、高沸点溶剤であることからも特に好ましい。
一般式(2)に該当する溶剤としては、以下の例には限定されないが、エチレングリコールジアセテート、ジエチレングリコールジアセテート、プロピレングリコールジアセテート、ジプロピレングリコールジアセテート、エチレングリコールアセテートプロピオネート、エチレングリコールアセテートブチレート、エチレングリコールプロピオネートブチレート、エチレングリコールジプロピオネート、エチレングリコールアセテートジブチレート、ジエチレングリコールアセテートプロピオネート、ジエチレングリコールアセテートブチレート、ジエチレングリコールプロピオネートブチレート、ジエチレングリコールジプロピオネート、ジエチレングリコールアセテートジブチレート、プロピレングリコールアセテートプロピオネート、プロピレングリコールアセテートブチレート、プロピレングリコールプロピオネートブチレート、プロピレングリコールジプロピオネート、プロピレングリコールアセテートジブチレート、ジプロピレングリコールアセテートプロピオネート、ジプロピレングリコールアセテートブチレート、ジプロピレングリコールプロピオネートブチレート、ジプロピレングリコールジプロピオネート、ジプロピレングリコールアセテートジブチレート等のグリコールジアセテート類が挙げられる。中でもジプロピレングリコールジアセテートはインクとの相溶性とプリンター部材との相溶性や、高沸点溶剤であることからも特に好ましい。
一般式(3)に該当する溶剤としては、以下の例には限定されないが、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール等のグリコール類、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールn−プロピルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジエチルエーテル等のグリコールエーテル類が挙げられる。中でもジエチレングリコールジエチルエーテルおよびテトラエチレングリコールジメチルエーテルはインクとの相溶性とプリンター部材との相溶性や、高沸点溶剤であることからも特に好ましい。
上記の溶剤(1)〜(3)は単独で、または2種以上を適宜に組み合わせて使用することも出来る。また、これらの溶剤は安全性(有機則非該当およびPRTR(環境汚染物質排出移動登録)非該当)の面からも好ましい。本発明のメンテナンス液においては、一般式(1)〜(3)記載のグリコールエーテル類又は/およびグリコールエステル類を80重量%以上含有することが好ましく、より好ましくは90〜99重量%である。
さらに本発明のメンテナンス液は、環状化合物を含有してもよい。これら環状化合物はインクジェットインクに含まれる樹脂等の成分に対する溶解性が高く、メンテナンス液として優れた洗浄力を発揮する。
環状化合物としては、以下の例には限定されないが、環状エーテル系溶剤、環状エステル系溶剤、環状アミド系溶剤、環状ケトン系溶剤、N−アルキル-オキサゾリジノン系溶剤又はN−アルキル−2−ピロリドンが挙げられる。臭気、安全性の点より、環状エステル系溶剤、N−アルキル−オキサゾリジノン系溶剤又はN−アルキル2−ピロリドンが好ましい。
環状エーテル系溶剤としては、以下の例には限定されないが、ジオキサン、トリオキサン、フラン、テトラヒドロフラン、メチルテトラヒドロフラン、メチルフラン、テトラヒドロピラン、フルフラール、テトラヒドロピラン−4−カルボン酸メチルエステル、テトラヒドロピラン−4−カルボン酸エチルエステルが挙げられる。中でも好ましくは、テトラヒドロフランである。
環状エステル系溶剤としては、以下の例には限定されないが、4員環構造のβ―ラクトンや5員環構造のγ―ラクトンや6員環構造のδ―ラクトン、7員環構造のε―ラクトンなどがあり、β―ブチロラクトン、γ―ブチロラクトン、γ―バレロラクトン、γ―ヘキサラクトン、γ―ヘプタラクトン、γ―オクタラクトン、γ―ノナラクトン、γ―デカラクトン、γ―ウンデカラクトン、δ―バレロラクトン、δ―ヘキサラクトン、δ―ヘプタラクトン、δ―オクタラクトン、δ―ノナラクトン、δ―デカラクトン、δ―ウンデカラクトン、ε―カプロラクトンが挙げられる。中でも好ましくは、γ―ブチロラクトン である。
環状アミド系溶剤としては、以下の例には限定されないが、4員環構造のβ―ラクタムや5員環構造のγ―ラクタムや6員環構造のδ―ラクタム、7員環構造のε―ラクタムなどがあり、β―ブチロラクタム、γ―ブチロラクタム、γ―バレロラクタム、γ―ヘキサラクタム、γ―ヘプタラクタム、γ―オクタラクタム、γ―ノナラクタム、γ―デカラクタム、γ―ウンデカラクタム、δ―バレロラクタム、δ―ヘキサラクタム、δ―ヘプタラクタム、δ―オクタラクタム、δ―ノナラクタム、δ―デカラクタム、δ―ウンデカラクタム、ε―カプロラクタムが挙げられる。中でも好ましくは、γ―ブチロラクタム である。
環状ケトン系溶剤としては、以下の例には限定されないが、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、シクロヘプタノンが挙げられる。中でも好ましくは、シクロヘキサノン である。
N-アルキル-オキサゾリジノン系溶剤としては、以下の例には限定されないが、3−メチル−2−オキサゾリジノン、3−エチル−2−オキサゾリジノン、3−プロピル−2−オキサゾリジノンが挙げられる。中でも好ましくは、3−メチル−2−オキサゾリジノン である。
N−アルキル−2−ピロリドンとしては、以下の例には限定されないが、N−メチル−2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、N−プロピル−2−ピロリドン、N−オクチル−2−ピロリドンが挙げられる。中でも好ましくは、N−メチルー2−ピロリドン である。
環状化合物を用いる場合、グリコールエーテル類またはグリコールエステル類と環状化合物との混合比は、グリコールエーテル類及びグリコールエステル類の合計:環状化合物=80〜100:20〜0重量部であることが好ましく、より好ましくは90〜99:10〜1である。特に、環状化合物としてN−アルキルオキサゾリジノンを用いる場合は、全溶剤中の1〜20重量%含有することが好ましい。グリコールエーテル類及びグリコールエステル類の合計が80重量%未満となると、たとえば環状化合物等の他成分含有量が多くなり、これらの成分がプリンター内部に長時間放置されたり、残量した場合にプリンター内部のEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)等の部材の変色、劣化、流路に使用されるチューブの破れ等を起こしたり、プリンターに供給されるインクそのものの安定性を損なう可能性がある。
さらに本発明ではメンテナンス液中の溶存酸素量を45mg/l〜10mg/lとする。メンテナンス液の製造の簡便さ等を考慮し、溶存酸素量が40〜25mg/lの範囲であることがより好ましい。溶存酸素量が45mg/lを超えるメンテナンス液をプリンター部材の洗浄に用いた場合、プリンター内部に微小な気泡が発生しやすくなる。この気泡が内部に残ったまま、洗浄後にインクの吐出を行なうと、インクに圧力を加えた際に、気泡がインクに印加される圧力を吸収してしまい、正常な吐出状態が得られなくなる。特に、紫外線によって硬化するモノマー、オリゴマー等を主成分とするインクを使用した場合、メンテナンス液の溶存酸素から発生した微小な気泡がプリンター内部に発生すると、吐出するインクに酸素が含まれて、インク中のラジカル活性種を失活させ、重合性化合物の重合反応に十分な量のラジカルを供給できなくなる。結果として、インクジェット記録用インクの硬化反応が不充分になる。その反面、溶存酸素量が10mg/l未満の場合は、紫外線によって硬化するモノマー、オリゴマー等を主成分とするインクと混ざった場合にメンテナンス液中の溶存酸素量が少ないために、紫外線によって硬化するインクから溶存酸素が消費される。その結果としてインクそのものの増粘が起き、ひどい場合にはゲル化することが考えられる。これらのような問題を回避するために、本発明ではプリンターのメンテナンスの際に用いるメンテナンス液の溶存酸素量を45mg/l〜10mg/lとする。これにより、酸素による射出特性の不安定化を抑制し、紫外線によって硬化するモノマー、オリゴマー等を主成分とするインクを用いる場合の重合阻害を効果的に抑制し、インクの安定性を保つことが出来る。
溶存酸素濃度を調節する方法に関しては特に制限はないが、メンテナンス液を減圧下で脱気する方法、超音波を照射して脱気する方法、中空糸膜により脱気する方法などがある。実施例において、減圧下で脱気する方法を用いた。
また、メンテナンス液の原料である各種溶剤の容器内部、メンテナンス液の製造工程に用いられるタンクおよび製造されたメンテナンス液の容器内部のすべてにおいて窒素パージを行うことで、溶存酸素濃度を調節後の溶存酸素濃度をコントロールすることが出来る。
溶存酸素濃度を測定する方法としては、以下の方法には限定されないが、例えば、オストワルド法(実験化学講座1基本操作[1]、241頁、1975年、丸善 参照)や、マススペクトル法で測定する方法、酸素濃度計や比色分析法を用いて測定することが出来る。また市販の溶存酸素濃度計を用いても簡便に測定することができる。
本発明のメンテナンス液を用いてインクジェットプリンターを洗浄する方法について説明する。本発明のメンテナンス液を用いてインクジェットプリンター又は一部の部品を洗浄する方法としては、本発明のメンテナンス液で濡らした生地やクリーニングブレードでインクジェットプリンター又はその部品を拭く方法、本発明のメンテナンス液にインクジェットプリンター又はその部品を浸漬する方法などが挙げられる。また、インクジェットプリンターにヘッドを洗浄するクリーニング機構を有する場合は本発明のメンテナンス液をクリーニング機構に供給すれば、ヘッドがクリーニング機構によって洗浄される。また、本発明のメンテナンス液が塗布されたキャップを使ってヘッドの吐出口を蓋することも出来る。
本発明のメンテナンス液でインクジェットプリンターを洗浄すれば、ヘッド、吐出口の周辺、その他インクジェットプリンターの部品にメンテナンス液が微量に残留して付着する。なお、インクジェットプリンター又はその部品に残留する微量のメンテナンス液は吸収剤で吸い取っても、エアを吹き付けても、インクジェットプリンター又はその部品に微量に残留する。
有機溶剤を主成分としたインクジェットインクの場合、メンテナンス液が微量に残存することで乾燥により微量に固化したインクが再溶解し、ヘッドで堆積することなく、ヘッドの不吐出を防ぐことが出来る。また、紫外線によって硬化するモノマー、オリゴマー等を主成分とするインクの場合はヘッドに残る微量のメンテナンス液が微量に残存することで、インク中に非硬化性成分が混入し、紫外線硬化インクの硬化を阻害する。従ってその後のヘッド、吐出口周辺、その他プリンター部品を本発明のメンテナンス液により洗浄することでプリンター部品に付着したインクを容易に除去することができる。また紫外線により硬化を行なう前のインクに関しても同様にヘッド、吐出口の周辺、その他インクジェットプリンターの部品にインクが付着した場合でも本発明のメンテナンス液で濡れた生地等で拭き取れば、ヘッド、吐出口の周辺の各種部品にメンテナンス液が付着し、紫外線硬化インクが付着しても硬化しない。
また、本発明のメンテナンス液はプリンター内の流路やインクジェットヘッド内部のEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)等の部材に長時間接していても部材の変色、劣化、流路に使用されるチューブの破れ等を起こすことがない。
なお、本発明のメンテナンス液が使用されるインクジェットプリンター用のインクは、たとえば、有機溶剤を主成分としたソルベントインク、紫外線や放射線など活性エネルギー線によって硬化可能なモノマーやオリゴマー等を主成分とする光硬化性インク、導電性回路等の微細なパターン形成に用いられる銀や金等のナノ金属微粒子を含有したインク、カラーフィルター用インク等が挙げられ、いずれにおいても優れた洗浄力を発揮する。
以下に、実施例により、本発明をさらに詳細に説明するが、以下の実施例は本発明の権利範囲を何ら制限するものではない。なお、実施例における「部」は、「重量部」を表す。
以下の実施例及び比較例に記載の通り、メンテナンス液を作製した。
[実施例1〜7]
表1に示す溶剤組成によりメンテナンス液を調整した。
その後、メンテナンス液をポリ容器に入れ、これを減圧可能なガラス製のデシケーターに入れて、5mmHgまで減圧し、10分程度脱気を行ない、溶存酸素量が30±2mg/lとなるように調整した。溶存酸素量を測定した。溶存酸素量は、市販の溶存酸素濃度測定装置 UC−12−SOL型(セントラル科学(株)製)を用いて測定した。
[実施例8]
表1に示す溶剤組成によりメンテナンス液を調整し、溶存酸素量が12±2mg/lとなるように調整した以外は実施例1と同様に減圧脱気した。、溶存酸素量を測定した。
[実施例9]
表1に示す溶剤組成によりメンテナンス液を調整し、溶存酸素量が43±2mg/lとなるように調整した以外は実施例1と同様に減圧脱気した。、溶存酸素量を測定した。
[比較例1〜2]
表2に示す溶剤組成によりメンテナンス液を調整し、上記実施例1と同様の方法で、減圧脱気を行ない、溶存酸素量を測定した。
[比較例3〜5]
表2に示す溶剤組成によりメンテナンス液を調整し、脱気処理を行なわない以外は実施例1と同様に溶存酸素量を測定した。
[比較例6]
表2に示す溶剤組成によりメンテナンス液を調整し、溶存酸素量が8±2mg/lとなるように調整した以外は実施例1と同様に溶存酸素量を測定した。
[比較例7]
表2に示す溶剤組成によりメンテナンス液を調整し、溶存酸素量を45±2mg/lとなるように調整した以外は実施例1と同様に溶存酸素量を測定した。
Figure 2010099874
Figure 2010099874
評価に用いるインクジェットプリンター用のインクを、以下の通り作製した。
(溶剤型インク)
沸点150℃以上の有機溶剤を主成分とするインクである(株)セイコーアイ・インフォテック製 ソルベントインクインクジェットプリンターColorPainter 64S Plus用 「EG−Outdoor Ink」を用いた。
(紫外線硬化型インク)
紫外線により硬化するモノマー、オリゴマー等を主成分とするインクを、下記の方法により調整した。
まず、下記のような配合で顔料分散体Aを作成した。この分散体は有機溶剤中に顔料および分散剤を投入し、ハイスピードミキサー等で均一になるまで撹拌後、得られたミルベースを横型サンドミルで約1時間分散して作成した。
・LIONOL BLUE FG−7400G(東洋インキ製造社製 フタロシアニン顔料) 30.0部
・ソルスパーズ32000(アビシア社製 顔料分散剤) 9.0部
・2−フェノキシエチルアクリレート 61.0部
次に上記の顔料分散体Aを用いて、下記配合処方にてインク化し、インクジェットインクを得た。
・顔料分散体A 11.4部
・2−フェノキシエチルアクリレート 40.0部
・BYK−361N(BYK Chemie社製アクリル樹脂) 0.1部
・N−ビニルカプロラクタム 15.0部
・エトキシ化トリメチロ−ルプロパントリアクリレート 20.0部
・Ebecryl8402(ダイセルUCB社製 2官能ウレタンオリゴマー) 5.5部
・イルガキュア907(チバスペシャルティケミカルズ社製 光ラジカル重合開始剤) 4.0部
・イルガキュア819(チバスペシャルティケミカルズ社製 光ラジカル重合開始剤) 4.0部
実施例及び比較例で得られた各メンテナンス液について、下記の方法で評価を行なった。
(メンテナンス液の洗浄性の評価1)
溶剤型インク0.05gを金属性の容器に測り取り、70℃のオーブンで2時間かけて乾燥させた。そこにメンテナンス液を1.0g添加し、均一になるように混ぜ、乾燥したインクが完全に再溶解するまでの時間をストップウオッチで測定し、同様に試験を5回繰り返し、5回の平均時間を表に記載した。
○:乾燥したインクが完全に溶解するまでの時間が 4分未満
△:乾燥したインクが完全に溶解するまでの時間が 4分以上9分未満
×:乾燥したインクが完全に溶解するまでの時間が 10分以上 もしくは溶解しない
(メンテナンス液の洗浄性の評価2)
溶剤型インクをソルベントインクジェットプリンターに充填し、さらにメンテナンス液も専用のタンクに供給し、インクジェットプリンターを作動させた。プリンターヘッドから記録媒体にインクを吐出し、画像記録を毎日8時間、合計1ヶ月行なった。その間、1週間毎にプリンターのクリーニング機構による洗浄方法によりプリンターの洗浄を行なった。プリンターを1ヶ月間連続作動させたあとのヘッドの吐出口を観察し、ヘッド吐出口の詰まりの発生有無を目視評価した。また印字物にてドット抜け、飛行曲がり、またはインクの飛び散りの発生頻度等がないことも確認した。
なお、飛行曲がりとは、本明細書では、メインの基準となるドットから、1ドットの直径以上離れることをいう。
○:1ヶ月の連続試験を実施し、洗浄を行なったあとのドット抜け、飛行曲がりまたはインクの飛び散りの発生が10回未満であったもの。
△:1ヶ月の連続試験を実施し、洗浄を行なったあとのドット抜け、飛行曲がりまたはインクの飛び散りの発生が10回以上、20回未満であったもの。
×:1ヶ月の連続試験を実施し、洗浄を行なったあとのドット抜け、飛行曲がりまたはインクの飛び散りの発生が20回以上であったもの。
(メンテナンス液の洗浄性の評価3)
紫外線硬化型インクをピエゾヘッドを有するUVインクジェットプリンターのインクタンクに充填し、さらにメンテナンス液を専用のタンクに供給し、インクジェットプリンターを作動させた。プリンターがヘッドの吐出口から紫外線硬化型インクを吐出し、記録媒体に記録を90分連続で行ない、90分経過毎にプリンターのクリーング操作により洗浄を行ない、ヘッドの洗浄を行なった。洗浄はメンテナンス液が入るタンクが接続されているチューブに弁を回し開け、ポンプにより1度メンテナンス液を押し流し、さらに生地(日本製紙クレシア(株)製クレシアテクノワイプC100−M)にメンテナンス液を2ml含ませた後に、軽く1回拭くことにより行った。プリンターを連続30時間作動させたあとにヘッドの吐出口を観察し、ヘッド吐出口の硬化による目詰まりの発生有無を目視評価した。また印字物にてドット抜け、飛行曲がり、またはインクの飛び散りの発生頻度等がないことも確認した。
○:30時間の連続試験を実施し、洗浄を行なったあとのドット抜け、飛行曲がりまたはインクの飛び散りの発生が10回未満であったもの。
△:30時間の連続試験を実施し、洗浄を行なったあとのドット抜け、飛行曲がりまたはインクの飛び散りの発生が10回以上、20回未満であったもの。
×:30時間の連続試験を実施し、洗浄を行なったあとのドット抜け、飛行曲がりまたはインクの飛び散りの発生が20回以上であったもの。
(射出特性の評価)
メンテナンス液による洗浄後の射出特性は下記の通り評価した。
溶剤型インクまたは紫外線硬化型インクが搭載されたインクジェットインクプリンターの流路内にメンテナンス液を供給し、プリンター内部をメンテナンス液で置換、洗浄した。洗浄後に再度インクをプリンターに充填し、作動させた。充填直後のインクによる記録を行ない、印字物にてドット抜け、飛行曲がりやインクの飛び散りの発生頻度等がないことを確認した。
○:洗浄後、インクを充填した直後のドット抜け、飛行曲がりまたはインクの飛び散りの発生が10回未満であったもの。
△:洗浄後、インクを充填した直後のドット抜け、飛行曲がりまたはインクの飛び散りの発生が10回以上、20回未満であったもの。
×:洗浄後、インクを充填した直後のドット抜け、飛行曲がりまたはインクの飛び散りの発生が20回以上であったもの。
(材料適合性評価)
実施例および比較例のメンテナンス液にプリンターのヘッド部材や流路に用いられるチューブを60℃で1週間浸漬させた。浸漬後にヘッド部材やチューブの外観を目視評価し、さらに各部材の寸法や重量変化についても確認した。
○:浸漬後の部材の外観に変化がなく、さらに浸漬前と比較して寸法や重量の変化が2%未満である。
△:浸漬後の部材の外観に若干の変化があり、浸漬前と比較して、寸法や重量の変化が2%以上10%未満である。
×:浸漬後の部材が変色または溶解しており、浸漬前と比較して、寸法や重量の変化が10%以上である。
(混合液の状態変化)
クリーニングの初期の段階では、多量のインクが残存している中に少量のクリーナーが加えられる。この様な状態での、混合液の安定性を観察した。具体的には、溶剤型インク又は紫外線硬化型インクをそれぞれ100mlはかりとり、実施例および比較例のメンテナンス液を2mlをゆっくり攪拌しながら加え、メンテナンス液添加前後におけるインクの粘度変化を測定及び目視観察した。粘度測定はE型粘度計(東機産業製)を用いて評価を実施し、粘度の変化率が5%未満であるものを◎、変化率が5%以上10%未満であるものを○、変化率が10%以上15%未満であるものを△、変化率が15%以上であるものを×と評価した。目視観察については、いずれかの混合液にて変化が観察されたらその旨を記した。
(混合液の射出評価)
クリーニング後にプリンターの流路にインキを充填すると、初期の段階では、多量のメンテナンス液に少量のクリーナーが加えられた状態となる。このような状態において、射出試験を行い、混合液の安定性を観察した、具体的には、実施例および比較例のメンテナンス液100mlに、溶剤型インク又は紫外線硬化型インクをそれぞれ2mlゆっくり攪拌しながら加え、インク液添加前後における混合液を作成し、上記の射出特性の評価と同様に、混合液を射出し評価した。
以上の評価結果を表3及び表4に示す。
Figure 2010099874
Figure 2010099874
表3に示した通り、本発明記載のグリコールエーテル類またはグリコールエステル類を用いた実施例1〜9のインクジェットプリンター用メンテナンス液は、プリンター部材等の洗浄性を評価する乾燥再溶解性に優れており(洗浄性の評価1)、洗浄後の射出特性も良好であった(洗浄性の評価2及び3)。また、溶存酸素量をコントロールすることで、プリンター内部の流路等にメンテナンス液を直接供給した場合でも、その後の射出特性に影響を及ぼすことなく、安定した射出を行なうことができた(射出特性の評価)。さらにはメンテナンス液にプリンターヘッドや流路に用いるチューブ等の部材を長期浸漬させた場合でも部材の変色、劣化や腐食等が起こらなかった(材料適合評価)。
それに対し、表4によると、比較例1〜7では、プリンター部材等の洗浄性を評価する乾燥再溶解性の試験やメンテナンス液によるプリンター内部洗浄後の射出特性が不良であったり、材料適合性評価においてプリンター部材を腐食させたり、インクと混ざった際のインクの安定性等、全てが良好となるものが得られなかった。

Claims (10)

  1. 一般式(1)〜(3)で表されるグリコールエーテル類またはグリコールエステル類からなる群より選択される溶剤を含有し、さらに、溶存酸素量が45mg/l〜10mg/lであることを特徴とするインクジェットプリンター用のメンテナンス液。
    一般式(1) R1CO(OR2XOR3
    一般式(2) R4CO(OR5YOCOR6
    一般式(3) R7(OR8ZOR9
    (式中、R2、R5、R8、それぞれ独立してエチレン基又はプロピレン基、R1、R3、R4、R6はそれぞれ独立して炭素数1〜4のアルキル基、R7、R9はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基、X、Y、Zそれぞれ独立して1〜4の整数を表す。)
  2. 沸点150℃以上の有機溶剤を主成分とするインクを用いて印刷を行なうインクジェットプリンターに使用することを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンター用メンテナンス液。
  3. 紫外線によって硬化するモノマー又はオリゴマーを主成分とするインクを用いて印刷を行なうインクジェットプリンターに使用することを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンター用メンテナンス液。
  4. 前記グリコールエーテル類又はグリコールエステル類を80重量%以上含有する請求項1〜3いずれか記載のインクジェットプリンター用メンテナンス液。
  5. さらに環状化合物を含有する請求項1、2、4いずれか記載のインクジェットプリンター用メンテナンス液。
  6. 前記環状化合物は、環状エーテル系溶剤、環状エステル系溶剤、環状アミド系溶剤、環状ケトン系溶剤、N−アルキル-オキサゾリジノン系溶剤及びN−アルキル−2−ピロリドンから選択される請求項1、2、4、5いずれか記載のインクジェットプリンター用メンテナンス液。
  7. 前記環状化合物の混合比は、グリコールエーテル類及びグリコールエステル類の合計:環状化合物=80〜100:20〜0重量部であることを特徴とする請求項5または6記載のインクジェットプリンター用メンテナンス液。
  8. 前記メンテナンス液に、前記環状化合物としてN-アルキルオキサゾリジノンを1〜20重量%含有することを特徴とする請求項4〜7いずれか記載のインクジェットプリンター用メンテナンス液。
  9. 溶存酸素量を調整する工程を経て得られることを特徴とする請求項1〜8記載のインクジェトプリンター用メンテナンス液。
  10. 請求項1〜9記載のインクジェットプリンター用メンテナンス液を用いてインクジェットプリンターを洗浄することを特徴とするインクジェットプリンターの洗浄方法。


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