JP2010098403A - データ管理装置と画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザにとって重要なデータや利用頻度が高いデータを限られたメモリ容量でも保護できるようにする。
【解決手段】 ROM11に、予めユーザによる利用状態に応じたデータの管理方法を記録し、CPU10は、入力されたデータのユーザによる利用状態を判断し、その判断された利用状態に該当するROM11に記録されているデータの管理方法に基づいて上記入力されたデータをバックアップを取って記録メディア14に記録するか、バックアップを取らずに記録メディア14に記録するかを切り換えて実行する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ROM11に、予めユーザによる利用状態に応じたデータの管理方法を記録し、CPU10は、入力されたデータのユーザによる利用状態を判断し、その判断された利用状態に該当するROM11に記録されているデータの管理方法に基づいて上記入力されたデータをバックアップを取って記録メディア14に記録するか、バックアップを取らずに記録メディア14に記録するかを切り換えて実行する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、ファクシミリ装置,プリンタ,複写機,複合機,情報処理装置を含む装置に搭載されるデータ管理装置と、ファクシミリ装置,プリンタ,複写機,複合機を含む画像処理装置に関する。
従来、複数の記憶媒体を予め安全性によって順位付けし、データを重要度によって順位付けし、データの順位付けと記憶媒体の順位付けに基づいて、複数の記憶媒体からデータを保存すべき記憶媒体を選択してデータを記憶することにより、重要なデータを信頼性の高い記憶媒体に記録するデータ管理装置(例えば、特許文献1参照)があった。
特開2003−006005号公報
しかしながら、従来のデータ管理装置では、省スペース化や低コスト化を実現するために、データをバックアップするためのメモリの容量を十分に搭載できない場合、ユーザにとって重要なデータや利用頻度が高いデータがバックアップできなくなる恐れがあり、例えば、データ管理装置の電源断があった場合、ユーザにとって重要なデータや利用頻度が高いデータが失われてしまうという問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザにとって重要なデータや利用頻度が高いデータを限られたメモリ容量でも保護できるようにすることを目的とする。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザにとって重要なデータや利用頻度が高いデータを限られたメモリ容量でも保護できるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、予めユーザによる利用状態に応じたデータの管理方法を記録する第1の記録手段と、入力されたデータのユーザによる利用状態を判断する利用状態判断手段と、その利用状態判断手段によって判断された利用状態に該当する上記第1の記録手段に記録されているデータの管理方法に基づいて上記入力されたデータをバックアップを取って上記第1の記録手段とは異なる第2の記録手段に記録するか、バックアップを取らずに記録媒体に記録するかを切り換えて実行する制御手段を備えたデータ管理装置を提供する。
また、上記利用状態は、当該データに係る重要度及び書き換え頻度を含むとよい。
さらに、上記第2の記録手段に上記データのバックアップ領域を設け、バックアップするデータの容量に応じて上記バックアップ領域の容量を調整する手段を設けるとよい。
また、上記利用状態は、当該データに係る重要度及び書き換え頻度を含むとよい。
さらに、上記第2の記録手段に上記データのバックアップ領域を設け、バックアップするデータの容量に応じて上記バックアップ領域の容量を調整する手段を設けるとよい。
また、上記第1及び第2の記録手段とは異なる第3の記録手段に上記データのバックアップ領域を設けるとよい。
さらに、上記第1の記録手段に記録されているデータの管理方法を補正する手段を設けるとよい。
また、上記第1の記録手段に記録されているデータの管理方法を変更する外部操作手段を設けるとよい。
さらに、上述のようなデータ管理装置を備えた画像処理装置も提供する。
さらに、上記第1の記録手段に記録されているデータの管理方法を補正する手段を設けるとよい。
また、上記第1の記録手段に記録されているデータの管理方法を変更する外部操作手段を設けるとよい。
さらに、上述のようなデータ管理装置を備えた画像処理装置も提供する。
この発明によるデータ管理装置と画像処理装置は、ユーザにとって重要なデータや利用頻度が高いデータを限られたメモリ容量でも保護することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔実施例〕
図1は、この発明の一実施例の画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。
この画像処理装置1は、ファクシミリ装置,プリンタ,複写機,複合機を含む画像形成装置であり、データの利用状態が設計者によって予め想定可能であるデータ管理装置の機能を備えている。
制御部2のCPU10は、この画像処理装置1の全体の制御を司り、入力されたデータのユーザによる利用状態を判断する利用状態判断手段と、その利用状態判断手段によって判断された利用状態に該当する上記第1の記録手段に記録されているデータの管理方法に基づいて上記入力されたデータをバックアップを取って上記第1の記録手段とは異なる第2の記録手段に記録するか、バックアップを取らずに記録媒体に記録するかを切り換えて実行する制御手段の機能も果たす。
〔実施例〕
図1は、この発明の一実施例の画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。
この画像処理装置1は、ファクシミリ装置,プリンタ,複写機,複合機を含む画像形成装置であり、データの利用状態が設計者によって予め想定可能であるデータ管理装置の機能を備えている。
制御部2のCPU10は、この画像処理装置1の全体の制御を司り、入力されたデータのユーザによる利用状態を判断する利用状態判断手段と、その利用状態判断手段によって判断された利用状態に該当する上記第1の記録手段に記録されているデータの管理方法に基づいて上記入力されたデータをバックアップを取って上記第1の記録手段とは異なる第2の記録手段に記録するか、バックアップを取らずに記録媒体に記録するかを切り換えて実行する制御手段の機能も果たす。
ROM11は、CPU10が実行する各種の制御プログラムを記録するメモリであり、予めユーザによる利用状態に応じたデータの管理方法を記録する第1の記録手段の機能も果たす。
ROMインタフェース(I/F)12は、CPU10から受信したコマンド及びデータによってROM11に対するデータの読み書きを行う手段である。
RAM13は、CPU10が各種の制御を実行する際に使用する作業用の記憶領域のメモリである。
記録メディア14は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)であり、各種のデータを記録し、上記第2の記録手段の機能も果たす。
記録メディアインタフェース(I/F)15は、CPU10から受信したコマンド及びデータによって記録メディア14に対する画像データを含むデータの読み書きを行う手段である。
ROMインタフェース(I/F)12は、CPU10から受信したコマンド及びデータによってROM11に対するデータの読み書きを行う手段である。
RAM13は、CPU10が各種の制御を実行する際に使用する作業用の記憶領域のメモリである。
記録メディア14は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)であり、各種のデータを記録し、上記第2の記録手段の機能も果たす。
記録メディアインタフェース(I/F)15は、CPU10から受信したコマンド及びデータによって記録メディア14に対する画像データを含むデータの読み書きを行う手段である。
また、CPU10から受信したコマンド及びデータによってCPU10が指定したデータのリードを行う。
操作表示部3は、ユーザに対してこの画像処理装置1での各種の操作画面を表示し、その操作画面によってユーザが各種の操作入力をするものである。
読み取り部4は、スキャナ装置であり、ユーザがセットした原稿の画像を読み取って、その読み取った画像データを入力するものである。
画像形成部5は、画像データを印刷するための画像を形成するものである。
プロッタ部6は、印刷装置であり、画像形成部5によって形成された画像を用紙に印刷するものである。
通信部7は、図示を省略した通信網を介して画像データのファクシミリ(FAX)送受信や、ネットワーク通信を行うものである。
操作表示部3は、ユーザに対してこの画像処理装置1での各種の操作画面を表示し、その操作画面によってユーザが各種の操作入力をするものである。
読み取り部4は、スキャナ装置であり、ユーザがセットした原稿の画像を読み取って、その読み取った画像データを入力するものである。
画像形成部5は、画像データを印刷するための画像を形成するものである。
プロッタ部6は、印刷装置であり、画像形成部5によって形成された画像を用紙に印刷するものである。
通信部7は、図示を省略した通信網を介して画像データのファクシミリ(FAX)送受信や、ネットワーク通信を行うものである。
次に、この実施例での用語について説明する。
まず、「データの利用状態」とは、データがユーザによってどの様に利用されるかを示すものである。
例えば、頻繁に大容量の書き換えが行われるデータ、重要度が低くてデータ破損した場合においても問題がないデータ、などが挙げられる。
次に、「データの管理方法」とは、データを、ユーザによる利用状態に応じた記録方法で記録するということである。
まず、「データの利用状態」とは、データがユーザによってどの様に利用されるかを示すものである。
例えば、頻繁に大容量の書き換えが行われるデータ、重要度が低くてデータ破損した場合においても問題がないデータ、などが挙げられる。
次に、「データの管理方法」とは、データを、ユーザによる利用状態に応じた記録方法で記録するということである。
つまり、この実施例の画像処理装置は、ユーザによるデータの利用状態に該当するデータの管理方法の記録方法でデータを記録するものである。
また、データの管理方法の指示の情報は、予め設計者がROMに記録しておく。
次に、「データの記録方法」とは、予め設計者が決定したデータの管理方法により、データを記録メディア14に記録する際に、バックアップを行うか行わないかを判断し、バックアップを行う場合には、さらに、常にバックアップデータを保存しておくか、書き換えの際のみバックアップを行うかを判断し、その判断結果に応じてバックアップ又はデータの記録を行うことである。
また、データの管理方法の指示の情報は、予め設計者がROMに記録しておく。
次に、「データの記録方法」とは、予め設計者が決定したデータの管理方法により、データを記録メディア14に記録する際に、バックアップを行うか行わないかを判断し、バックアップを行う場合には、さらに、常にバックアップデータを保存しておくか、書き換えの際のみバックアップを行うかを判断し、その判断結果に応じてバックアップ又はデータの記録を行うことである。
次に、この画像処理装置の動作について説明する。
この画像処理装置1は、上記「データの利用状態」が設計者によって想定できるシステムであり、上記「データの管理方法」に応じて上記「データの利用状態」に対応する上記「データの記録方法」でデータの記録を行う。
この画像処理装置1は、上記「データの利用状態」が設計者によって想定できるシステムであり、上記「データの管理方法」に応じて上記「データの利用状態」に対応する上記「データの記録方法」でデータの記録を行う。
次に、この画像処理装置1で原稿の画像をコピーするまでの処理について説明する。
CPU10は、ROM11内の制御プログラムをRAM13を使用して実行し、ユーザが操作表示部3によって、印刷の設定(例えば、部数,用紙サイズ等)がされ、スタートを指示されると、CPU10は、読み取り部4によって画像データをRGBの各色情報で読み取り、RAM13を使ってその画像データの回転,伸張,圧縮処理を含む画像処理を行い、その画像処理後の画像データを記録メディアI/F15を介して記録メディア14に記録して保存する。
CPU10は、ROM11内の制御プログラムをRAM13を使用して実行し、ユーザが操作表示部3によって、印刷の設定(例えば、部数,用紙サイズ等)がされ、スタートを指示されると、CPU10は、読み取り部4によって画像データをRGBの各色情報で読み取り、RAM13を使ってその画像データの回転,伸張,圧縮処理を含む画像処理を行い、その画像処理後の画像データを記録メディアI/F15を介して記録メディア14に記録して保存する。
CPU10は、その保存した画像データに対し、集約,スタンプ(操作表示部3からの入力指示に基づくスタンプや集約などの設定)を含む加工処理や、もうひとつの色情報であるYMCKへの変換を行い、画像形成部5に転送して用紙に印刷する画像を形成し、プロッタ部6によって画像を用紙に印刷する。
また、読み取り部4で読み取った画像データを印刷せずに、通信部7を介してFAXデータとして送信することもでき、通信部7を介してネットワーク又はFAXで受信した画像データを記録メディア14に記録、又は画像形成部5を介してプロッタ部6で印刷することもできる。
また、読み取り部4で読み取った画像データを印刷せずに、通信部7を介してFAXデータとして送信することもでき、通信部7を介してネットワーク又はFAXで受信した画像データを記録メディア14に記録、又は画像形成部5を介してプロッタ部6で印刷することもできる。
図2は、記録メディア14のデータ内容を示す説明図である。
記録メディア14の記録領域は、システム領域20とデータ領域21とバックアップ領域22と内部テーブル領域23で構成されている。
システム領域20は、例えばHDDなどで使用されている、ファット(FAT)16ファイルシステム(FileSystem)でのマスターブートレコード((Master Boot Record:MBR)、バイオスパラメータブロック(BIOS Parameter Block:BPB)、ファイルアロケーションテーブル(File Allocation Table:FAT)、ルートディレクトリエントリー(Root Directory Entry:RDE)を含むデータ領域以外のファイルデータに必要な情報が記載されている領域である。
記録メディア14の記録領域は、システム領域20とデータ領域21とバックアップ領域22と内部テーブル領域23で構成されている。
システム領域20は、例えばHDDなどで使用されている、ファット(FAT)16ファイルシステム(FileSystem)でのマスターブートレコード((Master Boot Record:MBR)、バイオスパラメータブロック(BIOS Parameter Block:BPB)、ファイルアロケーションテーブル(File Allocation Table:FAT)、ルートディレクトリエントリー(Root Directory Entry:RDE)を含むデータ領域以外のファイルデータに必要な情報が記載されている領域である。
データ領域21は、実際の画像データを含むファイルデータが保存されている領域である。
バックアップ領域(この領域は一般のシステムには設けていない領域である)22は、バックアップとして使用するための画像データや、その画像データを復元するためのログが記録されている領域である。
内部テーブル領域23は、ROM11に格納されているデータの管理方法に基づいて上記データ領域に格納された画像データの実施処理の内容の一覧である内部テーブルを格納する領域である。
なお、上記各領域の容量は常に一定にすることはなく、バックアップを行う画像データの容量に応じて可変させると良い。
バックアップ領域(この領域は一般のシステムには設けていない領域である)22は、バックアップとして使用するための画像データや、その画像データを復元するためのログが記録されている領域である。
内部テーブル領域23は、ROM11に格納されているデータの管理方法に基づいて上記データ領域に格納された画像データの実施処理の内容の一覧である内部テーブルを格納する領域である。
なお、上記各領域の容量は常に一定にすることはなく、バックアップを行う画像データの容量に応じて可変させると良い。
図3は、上記内部テーブルの内容の一例を示す説明図である。
この内部テーブルには、CPU10に対して、データ領域21のデータ領域No.1〜10に格納された画像データは、画像データの記録前に、バックアップを実施し、常にバックアップ領域に画像データの複製を保存する処理を実施する指示が格納されている。
また、CPU10に対して、画像データの記録前に、データ領域21のデータ領域No.11〜65に格納された画像データは、バックアップを実施し、画像データの書き換え前にバックアップ領域に画像データを複製する処理を実施する指示が格納されている。
この内部テーブルには、CPU10に対して、データ領域21のデータ領域No.1〜10に格納された画像データは、画像データの記録前に、バックアップを実施し、常にバックアップ領域に画像データの複製を保存する処理を実施する指示が格納されている。
また、CPU10に対して、画像データの記録前に、データ領域21のデータ領域No.11〜65に格納された画像データは、バックアップを実施し、画像データの書き換え前にバックアップ領域に画像データを複製する処理を実施する指示が格納されている。
さらに、データ領域21のデータ領域No.66〜90に格納された画像データは、バックアップは一定時間毎に実施し、画像データの書き換えの際に別領域(バックアップ領域)に画像データを複製すると共に、その別領域にシステム領域を復元するためのログを記録する処理を実施する指示が格納されている。
また、データ領域21のデータ領域No.91〜150に格納された画像データは、バックアップを実施せずに、記録のみ行う指示が格納されている。
このように、CPU10は、内部テーブルの指示に基づいてデータの記録を行う。
また、データ領域21のデータ領域No.91〜150に格納された画像データは、バックアップを実施せずに、記録のみ行う指示が格納されている。
このように、CPU10は、内部テーブルの指示に基づいてデータの記録を行う。
図4は、この実施例の画像処理装置における画像データの記録処理を示すフローチャート図である。
CPU10は、ステップ(図中「S」で示す)1で、画像データの格納された領域のデータNo.は1〜10か否かを判断し、データNo.が1〜10ならば、ステップ2で、バックアップ領域にデータNo.が1〜10に該当する画像データの複製があるか否を判断し、あれば、ステップ3でデータ領域に画像データを記録を開始し、ステップ4で画像データの記録を終了し、ステップ5でバックアップ領域に当該画像データを複製し、この処理を終了する。
また、ステップ2で、バックアップ領域にデータNo.が1〜10に該当する画像データの複製が無いと判断したら、ステップ6でバックアップ領域にデータNo.が1〜10に該当する画像データの複製を開始し、ステップ7でその画像データの複製が終了すると、上述と同じようにステップ3〜5の処理を実行し、この処理を終了する。
CPU10は、ステップ(図中「S」で示す)1で、画像データの格納された領域のデータNo.は1〜10か否かを判断し、データNo.が1〜10ならば、ステップ2で、バックアップ領域にデータNo.が1〜10に該当する画像データの複製があるか否を判断し、あれば、ステップ3でデータ領域に画像データを記録を開始し、ステップ4で画像データの記録を終了し、ステップ5でバックアップ領域に当該画像データを複製し、この処理を終了する。
また、ステップ2で、バックアップ領域にデータNo.が1〜10に該当する画像データの複製が無いと判断したら、ステップ6でバックアップ領域にデータNo.が1〜10に該当する画像データの複製を開始し、ステップ7でその画像データの複製が終了すると、上述と同じようにステップ3〜5の処理を実行し、この処理を終了する。
一方、ステップ1で、画像データの格納された領域のデータNo.が1〜10ではないと判断したら、ステップ8で、画像データの格納された領域のデータNo.は11〜65か否かを判断し、データNo.が11〜65ならば、ステップ9でバックアップ領域にデータNo.が11〜65に該当する画像データの複製を開始し、ステップ10でその画像データの複製を終了すると、ステップ11でデータ領域に画像データを記録を開始し、ステップ12で画像データの記録を終了し、ステップ13でバックアップ領域の当該画像データを消去し、この処理を終了する。
また、ステップ8で、画像データの格納された領域のデータNo.は11〜65ではないと判断したら、ステップ14で、画像データの格納された領域のデータNo.は66〜90か否かを判断し、データNo.が66〜90ならば、ステップ15で予め設定した一定時間が経過したか否かを判断し、経過したら、ステップ16でバックアップ領域にデータNo.が66〜90に該当する画像データの複製を開始し、ステップ17でその画像データの複製を終了すると、ステップ18でデータ領域に画像データを記録を開始し、ステップ19でバックアップ領域に画像データの復元のためのログを記録し、ステップ20で画像データとログの記録を終了し、この処理を終了する。
一方、ステップ15で、一定時間が経過していなければ、ステップ18〜20の各処理を実行して、この処理を終了する。
また、ステップ14で、画像データの格納された領域のデータNo.は66〜90ではないと判断したら、データNo.91〜150の画像データであるから、バックアップは取らずに、ステップ21でデータ領域に画像データの記録を開始し、ステップ22でその画像データの記録を終了すると、この処理を終了する。
また、ステップ14で、画像データの格納された領域のデータNo.は66〜90ではないと判断したら、データNo.91〜150の画像データであるから、バックアップは取らずに、ステップ21でデータ領域に画像データの記録を開始し、ステップ22でその画像データの記録を終了すると、この処理を終了する。
このように、まず、記録メディア14に記録を行う画像データの、予め設定されているデータNo.によって、それぞれの処理が行われるが、データのバックアップを行うのが初回でなければ記録を実行し、初回であれば画像データをバックアップ領域に複製する。
次に、画像データをデータ領域に記録を行い、記録が終了すると再度複製を行う。
したがって、画像データの記録開始と記録終了の間に電源断などによって、データ領域に画像データが正常に保存されなかった場合には、バックアップ領域に画像データの複製がある場合にはその画像データを用いて復旧を行うことができる。
また、画像データのバックアップとログの両方が存在する場合には、どちらのデータを復帰させるかをユーザに選択させて、その復帰を行うとよい。
次に、画像データをデータ領域に記録を行い、記録が終了すると再度複製を行う。
したがって、画像データの記録開始と記録終了の間に電源断などによって、データ領域に画像データが正常に保存されなかった場合には、バックアップ領域に画像データの複製がある場合にはその画像データを用いて復旧を行うことができる。
また、画像データのバックアップとログの両方が存在する場合には、どちらのデータを復帰させるかをユーザに選択させて、その復帰を行うとよい。
なお、ログデータに関する復帰方法の処理については、公知の技術(例えば、特開2003−288250号公報に記載のファイル管理方法参照)を用いればよいので、この実施例では説明を省略する。
また、上記の処理ではデータ領域とバックアップ領域への記録のみを示しているが、通常通りシステム領域への記録も行っており、その記録の説明は公知なので省略している。
このようにして、この画像処理装置は、必要最低限のリソースで、必要なデータ保障を行うことができる。
また、必要最低限の処理を行うことで、データ管理によってシステムに与える影響が少ない。
また、上記の処理ではデータ領域とバックアップ領域への記録のみを示しているが、通常通りシステム領域への記録も行っており、その記録の説明は公知なので省略している。
このようにして、この画像処理装置は、必要最低限のリソースで、必要なデータ保障を行うことができる。
また、必要最低限の処理を行うことで、データ管理によってシステムに与える影響が少ない。
次に、予め設計者によって決められたデータ管理方法の他の内容例について説明する。
この内部テーブルの内容では、画像データの重要度と書き込み頻度でデータの記録方法の扱い方を変えている。
例えば、ある画像データが重要であり、頻繁に書き換えが行われるとすると、No.1〜10の中のどれかに設定される。このデータNo.の数はそれぞれに一定数を割り当てても良いし、そのシステム毎に数を異ならせるようにしても良い。
この内部テーブルの内容では、画像データの重要度と書き込み頻度でデータの記録方法の扱い方を変えている。
例えば、ある画像データが重要であり、頻繁に書き換えが行われるとすると、No.1〜10の中のどれかに設定される。このデータNo.の数はそれぞれに一定数を割り当てても良いし、そのシステム毎に数を異ならせるようにしても良い。
以下に2つの設定例を示すが、あくまで重要度は設計者に委ねられるため、今回は一例としての設定を示す。
(1)ユーザによってセットされた原稿の画像を読み取り部4によって読み取り、画像形成部5及びプロッタ部6によって複写する場合、読み取り部4で読み取った画像データを、画像形成部5に送信前に一時的に記録メディア14に記録する例を説明する。
・頻度について
画像データを複写する度に記録メディア14に保存されるため、頻繁に書き込みが行われると判定する。
・重要度について
ユーザは原稿をセットして、印刷出力されたらその出力された記録紙を取るため、急な電源断などによって、印刷出力されなかった場合には、原稿をセットしたユーザはそれを判断することができ、再度読み取り部4にセットすることが容易にできるため、重要ではないと判定する。
(1)ユーザによってセットされた原稿の画像を読み取り部4によって読み取り、画像形成部5及びプロッタ部6によって複写する場合、読み取り部4で読み取った画像データを、画像形成部5に送信前に一時的に記録メディア14に記録する例を説明する。
・頻度について
画像データを複写する度に記録メディア14に保存されるため、頻繁に書き込みが行われると判定する。
・重要度について
ユーザは原稿をセットして、印刷出力されたらその出力された記録紙を取るため、急な電源断などによって、印刷出力されなかった場合には、原稿をセットしたユーザはそれを判断することができ、再度読み取り部4にセットすることが容易にできるため、重要ではないと判定する。
そこで、設計者は、上記2つの判定に基づくデータの管理方法をROM11に事前に設定しておく。
図5は、上記内部テーブルの内容の他の例を示す説明図である。
この内部テーブルでは、データNo.1〜10の領域に格納した画像データは、重要度が「非常に重要」なものであり、書き込み頻度が「頻繁」であり、バックアップを実施し、常にバックアップ領域に複製を保存する指示が格納されている。
また、データNo.11〜27の領域に格納した画像データは、重要度が「非常に重要」なものであり、書き込み頻度が「普通」であり、バックアップを実施し、データ書き換えの際にデータの複製を別領域(バックアップ領域)に保存する指示が格納されている。
さらに、データNo.28〜50の領域に格納した画像データは、重要度が「非常に重要」なものであり、書き込み頻度が「稀」であり、バックアップを実施し、データ書き換えの際にデータの複製を別領域(バックアップ領域)に保存する指示が格納されている。
図5は、上記内部テーブルの内容の他の例を示す説明図である。
この内部テーブルでは、データNo.1〜10の領域に格納した画像データは、重要度が「非常に重要」なものであり、書き込み頻度が「頻繁」であり、バックアップを実施し、常にバックアップ領域に複製を保存する指示が格納されている。
また、データNo.11〜27の領域に格納した画像データは、重要度が「非常に重要」なものであり、書き込み頻度が「普通」であり、バックアップを実施し、データ書き換えの際にデータの複製を別領域(バックアップ領域)に保存する指示が格納されている。
さらに、データNo.28〜50の領域に格納した画像データは、重要度が「非常に重要」なものであり、書き込み頻度が「稀」であり、バックアップを実施し、データ書き換えの際にデータの複製を別領域(バックアップ領域)に保存する指示が格納されている。
また、データNo.51〜60の領域に格納した画像データは、重要度が「重要」なものであり、書き込み頻度が「頻繁」であり、バックアップは一定時間毎に実施し、データ書き換えの際にデータの複製を別領域(バックアップ領域)に保存し、システム領域を復元するためのログを記録する指示が格納されている。
さらに、データNo.61〜65の領域に格納した画像データは、重要度が「重要」なものであり、書き込み頻度が「普通」であり、バックアップを実施し、データ書き換えの際にデータの複製を別領域(バックアップ領域)に保存する指示が格納されている。
また、データNo.66〜90の領域に格納した画像データは、重要度が「重要」なものであり、書き込み頻度が「稀」であり、バックアップを実施し、データ書き換えの際にデータの複製を別領域(バックアップ領域)に保存する指示が格納されている。
さらに、重要度が「重要ではない」もののデータNo.91〜150の領域に格納した画像データは、書き込み頻度が頻繁,普通,稀のいずれでも、バックアップを実施しない指示が格納されている。
さらに、データNo.61〜65の領域に格納した画像データは、重要度が「重要」なものであり、書き込み頻度が「普通」であり、バックアップを実施し、データ書き換えの際にデータの複製を別領域(バックアップ領域)に保存する指示が格納されている。
また、データNo.66〜90の領域に格納した画像データは、重要度が「重要」なものであり、書き込み頻度が「稀」であり、バックアップを実施し、データ書き換えの際にデータの複製を別領域(バックアップ領域)に保存する指示が格納されている。
さらに、重要度が「重要ではない」もののデータNo.91〜150の領域に格納した画像データは、書き込み頻度が頻繁,普通,稀のいずれでも、バックアップを実施しない指示が格納されている。
上記「頻繁」「普通」「稀」の区別は、予め設定したデータの書き込み回数の範囲に基づいて判断する。
例えば、単位時間当たりの書き込み回数が10回以上なら「頻繁」、3〜9回なら「普通」、0〜2なら「稀」と判断する。
例えば、単位時間当たりの書き込み回数が10回以上なら「頻繁」、3〜9回なら「普通」、0〜2なら「稀」と判断する。
(2)画像処理装置1において、読み取り部4で画像データを読み取り、画像形成部5によって電子データにし、通信部7を介して送信する際に、アドレス帳から宛先を設定することができる場合の例を説明する(既知の技術のため、これに対する詳細な説明は省略する)。
常に記録メディア14に保存しているアドレス帳データを例とする。
・頻度について
アドレス帳の修正や追加は頻繁に行われることが少ないと考えられるので、書き込み頻度は稀と判定する。
・重要度について
アドレス帳はバックアップされていない場合があり、画像処理装置のみにアドレスが登録されている場合もあるので、アドレス帳データは非常に重要であると判定する。
常に記録メディア14に保存しているアドレス帳データを例とする。
・頻度について
アドレス帳の修正や追加は頻繁に行われることが少ないと考えられるので、書き込み頻度は稀と判定する。
・重要度について
アドレス帳はバックアップされていない場合があり、画像処理装置のみにアドレスが登録されている場合もあるので、アドレス帳データは非常に重要であると判定する。
そこで、設計者は、上記2つの判定に基づくデータの管理方法をROM11に事前に設定しておく。
したがって、CPU10は、例えば、実際にユーザがアドレス帳の更新を行うとき、アドレス帳データは、例えば、データNo28〜50の領域に設定されている場合、データの書き換え時にバックアップを取り、別領域にデータを複製することとなる。
また、CPU10は、書き込み頻度は頻繁であると判定し、例えば、データNo.51〜60のいずれかの領域が設定されている場合、バックアップは一定時間で行い、データ破損が起きないようにシステム領域を復元し、データの破損を修復するためのログをバックアップ領域に保存する。
したがって、CPU10は、例えば、実際にユーザがアドレス帳の更新を行うとき、アドレス帳データは、例えば、データNo28〜50の領域に設定されている場合、データの書き換え時にバックアップを取り、別領域にデータを複製することとなる。
また、CPU10は、書き込み頻度は頻繁であると判定し、例えば、データNo.51〜60のいずれかの領域が設定されている場合、バックアップは一定時間で行い、データ破損が起きないようにシステム領域を復元し、データの破損を修復するためのログをバックアップ領域に保存する。
なお、必ずしも重要度と書き込み頻度によっての決定とする必要はなく、ファイルの種類という項目を追加しても良いし、それぞれに対応方法を与えても良い。
これは、予め設定したデータによって対応を行うという本質がずれなければ良いということである。
このように明確な基準を設けることにより、他システムに使用する際に転用することが容易にできる。
また、明確な基準を設けることにより、設計者の負担が減少する。
これは、予め設定したデータによって対応を行うという本質がずれなければ良いということである。
このように明確な基準を設けることにより、他システムに使用する際に転用することが容易にできる。
また、明確な基準を設けることにより、設計者の負担が減少する。
次に、上記バックアップ領域をバックアップするデータの容量に応じて調整する場合の実施例について説明する。
図6は、この発明の他の実施例の画像処理装置の機能構成を示すブロック図であり、図1と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この画像処理装置1では、記録メディア14のバックアップ領域の容量を調整する処理を実行するCPU10の制御下で使用されるフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA)16を新たに設けている。
このFPGA16は、バックアップするデータの容量に応じて記録メディア14内のバックアップ領域の容量を調整する。
図6は、この発明の他の実施例の画像処理装置の機能構成を示すブロック図であり、図1と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この画像処理装置1では、記録メディア14のバックアップ領域の容量を調整する処理を実行するCPU10の制御下で使用されるフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA)16を新たに設けている。
このFPGA16は、バックアップするデータの容量に応じて記録メディア14内のバックアップ領域の容量を調整する。
図7は、図6に示す画像処理装置における記録メディアのデータ内容の例を示す説明図である。
同図の(a)には、システム領域20,データ領域21,バックアップ領域22,内部テーブル領域23からなる記録メディア14の記録領域を示しており、同図の(b)には、バックアップ領域22の内部の詳細なフォーマットを示しており、バックアップデータ用領域30,ログ領域31,データNo.1〜10の各領域32からなる。
バックアップデータ用領域30は、常にバックアップのデータを複写する領域であり、データの書き換えの際にもデータの複製を行う領域である。
また、バックアップデータ用領域30に常時バックアップ保存されているデータは、システム領域,データ領域,バックアップ情報領域で構成され、それだけでデータとして成り立つものである。
同図の(a)には、システム領域20,データ領域21,バックアップ領域22,内部テーブル領域23からなる記録メディア14の記録領域を示しており、同図の(b)には、バックアップ領域22の内部の詳細なフォーマットを示しており、バックアップデータ用領域30,ログ領域31,データNo.1〜10の各領域32からなる。
バックアップデータ用領域30は、常にバックアップのデータを複写する領域であり、データの書き換えの際にもデータの複製を行う領域である。
また、バックアップデータ用領域30に常時バックアップ保存されているデータは、システム領域,データ領域,バックアップ情報領域で構成され、それだけでデータとして成り立つものである。
ログ領域31は、ファイルの操作履歴を記録しておき、システム領域のFATなどのファイルを正常に戻すためのデータが記録されている領域である。
この場合、バックアップデータ用領域30とログ領域31は可変領域であり、FPGA16により、データ領域を監視して、随時使用されているデータ量の変化に伴って各領域の容量を調整することで本当に必要な領域のみを使用することとなる。
データNo.1〜10の各領域は、図の(c)に示すように、システム領域40,データ領域41とからなる。
なお、上述のようにFPGA(PGA、ASIC等その種類は問わない)16を用いずに、CPU10がバックアップ領域の容量の調整を行うようにしても良い。
このようにして、記録メディア14内の領域のメモリ容量の効率的制御を行うことができる。
この場合、バックアップデータ用領域30とログ領域31は可変領域であり、FPGA16により、データ領域を監視して、随時使用されているデータ量の変化に伴って各領域の容量を調整することで本当に必要な領域のみを使用することとなる。
データNo.1〜10の各領域は、図の(c)に示すように、システム領域40,データ領域41とからなる。
なお、上述のようにFPGA(PGA、ASIC等その種類は問わない)16を用いずに、CPU10がバックアップ領域の容量の調整を行うようにしても良い。
このようにして、記録メディア14内の領域のメモリ容量の効率的制御を行うことができる。
次に、データのバックアップ領域を記録メディア14とは異なる記録メディアに設けた場合の実施例を説明する。
図8は、この発明のまた他の実施例の画像処理装置の機能構成を示すブロック図であり、図1と図6に共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この画像処理装置では、記録メディア14よりも書込み速度が高速である不揮発性メモリ17を設け、その不揮発性メモリ17にバックアップ領域を設けている。この不揮発性メモリ17が第3の記録手段に相当する。そして、FPGA16は、不揮発性メモリ17に対するデータの書き込みの管理を行い、記録メディア14のバックアップ領域に記録するデータを不揮発性メモリ17のバックアップ領域に代わりに記録する。
図8は、この発明のまた他の実施例の画像処理装置の機能構成を示すブロック図であり、図1と図6に共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この画像処理装置では、記録メディア14よりも書込み速度が高速である不揮発性メモリ17を設け、その不揮発性メモリ17にバックアップ領域を設けている。この不揮発性メモリ17が第3の記録手段に相当する。そして、FPGA16は、不揮発性メモリ17に対するデータの書き込みの管理を行い、記録メディア14のバックアップ領域に記録するデータを不揮発性メモリ17のバックアップ領域に代わりに記録する。
このようにして、記録メディア14より、転送速度の高速な不揮発性メモリ17にバックアップを取ることで、バックアップの処理時間が短縮され、FPGA16が不揮発性メモリ17に対してバックアップ処理した場合には、CPU10から見ると、バックアップを行っている時とそうでない時ではライト速度が変わらない。
したがって、データのバックアップ時の処理速度の低下を抑えることができる。
また、バックアップデータを最小限に抑えているため、小容量の不揮発性メモリでもバックアップが可能となり、メモリ設置のコストを低減できる。
なお、上述のようにFPGA(PGA、ASIC等その種類は問わない)16を用いずに、CPU10がバックアップ領域の容量の調整を行うようにしても良い。このように、CPU10が処理した場合でも、バックアップ時にかかる速度は大幅に削減される。
したがって、データのバックアップ時の処理速度の低下を抑えることができる。
また、バックアップデータを最小限に抑えているため、小容量の不揮発性メモリでもバックアップが可能となり、メモリ設置のコストを低減できる。
なお、上述のようにFPGA(PGA、ASIC等その種類は問わない)16を用いずに、CPU10がバックアップ領域の容量の調整を行うようにしても良い。このように、CPU10が処理した場合でも、バックアップ時にかかる速度は大幅に削減される。
次に、図8に示した画像処理装置において、ROM11に記録されているデータの管理方法を補正するようにするとよい。
FPGA16は、例えば、ROM11のデータの管理方法の書き込み頻度について補正する場合、記録メディア14にデータを記録する度に、その記録回数をカウントし、そのカウント数が所定数よりも多いときは、上記「頻繁」「普通」「稀」で異ならせた実施処理の内容を変更する。
このようにして、ユーザ独自のものがあった場合など、予測できないもの、経過を見た上で判断したいもの、ユーザによって変化するものについて、その情報を反映することができる。
FPGA16は、例えば、ROM11のデータの管理方法の書き込み頻度について補正する場合、記録メディア14にデータを記録する度に、その記録回数をカウントし、そのカウント数が所定数よりも多いときは、上記「頻繁」「普通」「稀」で異ならせた実施処理の内容を変更する。
このようにして、ユーザ独自のものがあった場合など、予測できないもの、経過を見た上で判断したいもの、ユーザによって変化するものについて、その情報を反映することができる。
次に、上記操作表示部3からの操作情報により、ROM11に記録されているデータの管理方法を変更するとよい。
すなわち、上記操作表示部3が外部操作手段の機能を果たす。
ROM11に設定されているデータの管理方法を、ユーザは操作表示部3より見ることで、そのデータの管理方法とユーザの実際の情報に差異がある場合には、操作表示部3からの指示に基づいてCPU10は実施処理の内容を変更する。
このようにして、ユーザ独自のものがあった場合など、予測できないもの、ユーザの考えも反映することができる。
すなわち、上記操作表示部3が外部操作手段の機能を果たす。
ROM11に設定されているデータの管理方法を、ユーザは操作表示部3より見ることで、そのデータの管理方法とユーザの実際の情報に差異がある場合には、操作表示部3からの指示に基づいてCPU10は実施処理の内容を変更する。
このようにして、ユーザ独自のものがあった場合など、予測できないもの、ユーザの考えも反映することができる。
この発明によるデータ管理装置と画像処理装置は、ファクシミリ装置,プリンタ,複写機,複合機,情報処理装置を含むデータを処理する装置全般において適用することができる。
1:画像処理装置 2:制御部 3:操作表示部 4:読み取り部 5:画像形成部 6:プロッタ部 7:通信部 10:CPU 11:ROM 12:ROMI/F 13:RAM 14:記録メディア 15:記録メディアI/F 16:FPGA 17:不揮発性メモリ 20,40:システム領域 21,41:データ領域 22:バックアップ領域 23:内部テーブル領域 30:バックアップデータ用領域 31:ログ領域 32:データNo.1〜10の各領域
Claims (7)
- 予めユーザによる利用状態に応じたデータの管理方法を記録する第1の記録手段と、
入力されたデータのユーザによる利用状態を判断する利用状態判断手段と、
該利用状態判断手段によって判断された利用状態に該当する前記第1の記録手段に記録されているデータの管理方法に基づいて前記入力されたデータをバックアップを取って前記第1の記録手段とは異なる第2の記録手段に記録するか、バックアップを取らずに記録媒体に記録するかを切り換えて実行する制御手段とを備えたことを特徴とするデータ管理装置。 - 前記利用状態は、当該データに係る重要度及び書き換え頻度を含むことを特徴とする請求項1記載のデータ管理装置。
- 前記第2の記録手段に前記データのバックアップ領域を設け、バックアップするデータの容量に応じて前記バックアップ領域の容量を調整する手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のデータ管理装置。
- 前記第1及び第2の記録手段とは異なる第3の記録手段に前記データのバックアップ領域を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のデータ管理装置。
- 前記第1の記録手段に記録されているデータの管理方法を補正する手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のデータ管理装置。
- 前記第1の記録手段に記録されているデータの管理方法を変更する外部操作手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のデータ管理装置。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のデータ管理装置を備えたことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008265905A JP2010098403A (ja) | 2008-10-15 | 2008-10-15 | データ管理装置と画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=42259800
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2008
- 2008-10-15 JP JP2008265905A patent/JP2010098403A/ja active Pending
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