JP2010096813A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010096813A5 JP2010096813A5 JP2008264946A JP2008264946A JP2010096813A5 JP 2010096813 A5 JP2010096813 A5 JP 2010096813A5 JP 2008264946 A JP2008264946 A JP 2008264946A JP 2008264946 A JP2008264946 A JP 2008264946A JP 2010096813 A5 JP2010096813 A5 JP 2010096813A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- illumination light
- objective lens
- diameter
- intensity
- nonlinear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
本発明を例示する非線形光学顕微鏡の一態様は、対物レンズが形成する照明光のスポッ
トで物体上を走査する走査手段と、前記物体上のスポットから発生する、前記照明光との強度関係が非線形な光を前記物体上のスポットから検出する検出手段とを備え、前記対物レンズの瞳径φoと前記対物レンズへ投光される照明光の光束径φfとの比である規格化ビーム径φ=φf/φoは、0.6<φ≦1.2の式を満たす。但し、前記光束径φ f は、前記照明光のうち光軸上強度のe −2 倍以上の強度を有した部分の径である。
トで物体上を走査する走査手段と、前記物体上のスポットから発生する、前記照明光との強度関係が非線形な光を前記物体上のスポットから検出する検出手段とを備え、前記対物レンズの瞳径φoと前記対物レンズへ投光される照明光の光束径φfとの比である規格化ビーム径φ=φf/φoは、0.6<φ≦1.2の式を満たす。但し、前記光束径φ f は、前記照明光のうち光軸上強度のe −2 倍以上の強度を有した部分の径である。
また、本発明を例示する非線形光学顕微鏡の調整方法の一態様は、対物レンズが形成する照明光のスポットで物体上を走査する走査手段と、前記物体上のスポットから発生する、前記照明光との強度関係が非線形な光を検出する検出手段とを備えた非線形光学顕微鏡の調整方法であって、前記照明光のパワーが一定という条件下で、前記対物レンズの瞳径φoと前記対物レンズへ投光される照明光の光束径φfとの比である規格化ビーム径φ=φf/φoと、前記非線形な光の強度との関係を、前記対物レンズへ向かう照明光のパワーが一定という条件下で調べる計算手順と、前記計算手順で調べた関係に基づき、前記規格化ビーム径φの設定を行う設定手順と、を含むことを特徴とする。
Claims (5)
- 対物レンズが形成する照明光のスポットで物体上を走査する走査手段と、
前記物体上のスポットから発生する、前記照明光との強度関係が非線形な光を検出する検出手段とを備え、
前記対物レンズの瞳径φ o と前記対物レンズへ投光される照明光の光束径φ f との比である規格化ビーム径φ=φ f /φ o は、
0.6<φ≦1.2の式を満たす。
但し、前記光束径φ f は、前記照明光のうち光軸上強度のe −2 倍以上の強度を有した部分の径である
ことを特徴とする非線形光学顕微鏡。 - 対物レンズが形成する照明光のスポットで物体上を走査する走査手段と、
前記物体上のスポットから発生する、前記照明光との強度関係が非線形な光を検出する検出手段とを備え、
前記対物レンズの瞳径φ o と前記対物レンズへ投光される照明光の光束径φ f との比である規格化ビーム径φ=φ f /φ o は、
前記対物レンズへ向かう照明光のパワーが一定という条件下で前記非線形な光の強度をピーク強度の8割以上にする値に設定されている
ことを特徴とする非線形光学顕微鏡。 - 請求項1又は2に記載の非線形光学顕微鏡において、
前記対物レンズの瞳径φoと前記対物レンズへ投光される照明光の光束径φfとの比である規格化ビーム径φ=φf/φoは、
0.8≦φ≦1.2の式を満たす。
但し、前記光束径φfは、前記照明光のうち光軸上強度のe−2倍以上の強度を有した部分の径である
ことを特徴とする非線形光学顕微鏡。 - 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の非線形光学顕微鏡において、
前記非線形な光の検出原理は、
二光子励起、第二高調波発生、コヒーレントアンチストークスラマン散乱、コヒーレントストークスラマン散乱
の少なくとも1つであることを特徴とする非線形光学顕微鏡。 - 対物レンズが形成する照明光のスポットで物体上を走査する走査手段と、
前記物体上のスポットから発生する、前記照明光との強度関係が非線形な光を検出する検出手段とを備えた非線形光学顕微鏡の調整方法であって、
前記照明光のパワーが一定という条件下で、前記対物レンズの瞳径φoと前記対物レンズへ投光される照明光の光束径φfとの比である規格化ビーム径φ=φf/φoと、前記非線形な光の強度との関係を、前記対物レンズへ向かう照明光のパワーが一定という条件下で調べる計算手順と、
前記計算手順で調べた関係に基づき、前記規格化ビーム径φの設定を行う設定手順と、
を含むことを特徴とする非線形光学顕微鏡の調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008264946A JP5309867B2 (ja) | 2008-10-14 | 2008-10-14 | 非線形光学顕微鏡及びその調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008264946A JP5309867B2 (ja) | 2008-10-14 | 2008-10-14 | 非線形光学顕微鏡及びその調整方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010096813A JP2010096813A (ja) | 2010-04-30 |
JP2010096813A5 true JP2010096813A5 (ja) | 2012-06-28 |
JP5309867B2 JP5309867B2 (ja) | 2013-10-09 |
Family
ID=42258565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008264946A Active JP5309867B2 (ja) | 2008-10-14 | 2008-10-14 | 非線形光学顕微鏡及びその調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5309867B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5609729B2 (ja) * | 2011-03-18 | 2014-10-22 | 横河電機株式会社 | 顕微鏡装置、観察方法および試料搭載機構 |
JP5834638B2 (ja) * | 2011-09-02 | 2015-12-24 | 株式会社ニコン | 対物レンズユニット及びこの対物レンズユニットを有する走査型顕微鏡 |
CN102540447B (zh) * | 2012-02-17 | 2014-06-11 | 中国科学技术大学 | 一种俘获及探测复用的扫描光镊系统 |
CN102706846B (zh) * | 2012-06-14 | 2014-09-03 | 中国科学院苏州纳米技术与纳米仿生研究所 | 近红外激光扫描共聚焦成像系统 |
JP6234072B2 (ja) | 2013-06-05 | 2017-11-22 | オリンパス株式会社 | 非線形光学顕微鏡装置 |
CN103558193B (zh) * | 2013-10-24 | 2015-09-09 | 深圳先进技术研究院 | 一种双光子显微镜 |
CN104406528B (zh) * | 2014-11-25 | 2017-11-07 | 中国科学技术大学 | 一种基于光学俘获的原位校准压电平台位移的方法 |
CN109884051A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-06-14 | 哈尔滨工业大学 | 基于图像扫描的谐波共焦显微测量方法 |
JP2020095285A (ja) * | 2020-02-27 | 2020-06-18 | 株式会社フォブ | 光学顕微鏡、及び観察方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006275917A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Olympus Corp | 多光子励起型観察装置および多光子励起型観察用光源装置 |
JP5536995B2 (ja) * | 2007-07-17 | 2014-07-02 | オリンパス株式会社 | 顕微鏡対物レンズおよびレーザー走査型顕微鏡システム |
-
2008
- 2008-10-14 JP JP2008264946A patent/JP5309867B2/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010096813A5 (ja) | ||
US8933418B2 (en) | Sample observation apparatus | |
EP2090918A3 (de) | Kalibriervorrichtung und Laser-Scanning-Mikroskop mit einer derartigen Kalibriervorrichtung | |
JP5930220B2 (ja) | 非線形光学顕微鏡および非線形光学顕微鏡法 | |
JP5309867B2 (ja) | 非線形光学顕微鏡及びその調整方法 | |
JP2012063321A5 (ja) | ||
JP2006330685A5 (ja) | ||
ES2387945T3 (es) | Método de medición de la limpieza de las bandas de acero | |
JP2007139870A5 (ja) | ||
TW200730925A (en) | Defective pixel compensation device for liquid-crystal display panel | |
JP2010217124A5 (ja) | ||
EP2524260A4 (en) | ULTRA DARK FIELD MICROSCOPE | |
JP2016516486A (ja) | ヒトの生体内網膜から集光したアフォーカル光を排除するためのシステム及び方法 | |
JP2012212133A5 (ja) | ||
JP2003185927A5 (ja) | ||
JP2014503842A5 (ja) | 共焦点レーザー走査顕微鏡 | |
JP2011022299A5 (ja) | ||
JP7291501B2 (ja) | レーザ加工装置 | |
JP2010026241A5 (ja) | ||
JP2003131116A5 (ja) | ||
JP2010160264A (ja) | レーザ顕微鏡 | |
WO2016084217A1 (ja) | 光音響顕微鏡及び光音響信号検出方法 | |
EP1600961A3 (en) | Optical pickup device | |
JP2006242591A5 (ja) | ||
JP2007248602A5 (ja) |