JP2010096464A - 蒸気供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 蒸気の供給を容易且つ確実に行うことができる蒸気供給装置を提供する。
【解決手段】 蒸気を発生する蒸気発生部10と、蒸気を噴出する蒸気噴出部20と、蒸気発生部10及び蒸気噴出部20を接続する配管30とを備える蒸気供給装置1であって、配管30は、蒸気が通過するホース本体と、前記ホース本体の周囲に配置されて通電により発熱する発熱層と、前記発熱層の周囲を覆う断熱層とを備え、全体として可撓性を有するように形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 蒸気を発生する蒸気発生部10と、蒸気を噴出する蒸気噴出部20と、蒸気発生部10及び蒸気噴出部20を接続する配管30とを備える蒸気供給装置1であって、配管30は、蒸気が通過するホース本体と、前記ホース本体の周囲に配置されて通電により発熱する発熱層と、前記発熱層の周囲を覆う断熱層とを備え、全体として可撓性を有するように形成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、蒸気供給装置に関する。
スチームアイロンや理美容機器等の蒸気供給装置においては、利便性を確保するために蒸気発生部と蒸気噴出部とが別体とされており、両者が配管を介して接続された構成が従来から知られている。このような蒸気供給装置は、蒸気発生部で生成された蒸気が配管を介して蒸気噴出部に移送される際に、配管内で一部が凝縮するおそれがあることから、ドレン発生の防止が検討されている。
例えば、特許文献1には、アイロン本体にアイロン掛け用の蒸気を供給するアイロン掛け用蒸気チューブに対し、加熱用蒸気により全体を加熱するように設けられた加熱用蒸気チューブと、加熱用蒸気チューブからの蒸気を還送させる還りチューブとを備える構成が開示されている。
特開2000−33200号公報
ところが、特許文献1に開示された蒸気供給装置は、アイロン掛け用蒸気チューブ及び還りチューブを加熱用蒸気チューブ内に挿通して配管を構成することから、配管内の各蒸気流路を維持しつつ配管の可撓性を確保することが困難になるおそれがあった。
そこで、本発明は、蒸気の供給を容易且つ確実に行うことができる蒸気供給装置の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、蒸気を発生する蒸気発生部と、蒸気を噴出する蒸気噴出部と、前記蒸気発生部及び蒸気噴出部を接続する配管とを備える蒸気供給装置であって、前記配管は、蒸気が通過するホース本体と、前記ホース本体の周囲に配置されて通電により発熱する発熱層と、前記発熱層の周囲を覆う断熱層とを備え、全体として可撓性を有するように形成されている蒸気供給装置により達成される。
本発明の蒸気供給装置によれば、蒸気の供給を容易且つ確実に行うことができる。
以下、本発明の実態形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る蒸気供給装置の全体構成図である。図1に示すように、蒸気供給装置1は、蒸気を発生する蒸気発生部10と、蒸気を噴出する蒸気噴出部20とを備えており、蒸気発生部10及び蒸気噴出部20は配管30により接続されている。
蒸気発生部10は、例えばボイラ等からなり、給水タンクに貯留した水を缶体に供給してヒータにより加熱蒸発させることができ、ヒータの通電制御により蒸発温度を一定の範囲に維持することができる。
蒸気噴出部20は、例えばアイロン本体等からなり、図2に示すように、グリップ(把持部)21、スチームスイッチ22及び遮熱板23を備えている。蒸気噴出部20の内部には、底面を加熱するヒータ及び温度センサを備えており、底板24には蒸気の噴出孔が複数形成されている。スチームスイッチ22は、後述する電磁弁ボックス2の電磁弁を開閉するスイッチであり、蒸気の噴出及び停止を行うことができる。
配管30は、テフロン(登録商標)やナイロン等の耐熱性を有するホース本体の周囲に、螺旋状のニクロム線や面状ヒータ等からなる発熱層を形成し、発熱層の周囲を、耐熱性を有するスポンジやフェルト等の断熱層で被覆することにより構成されており、全体として可撓性を有するように形成されている。発熱層は、ホース本体の全体にわたって設けられていることが好ましい。
配管30の両端にはホースジョイント31,32が設けられており、図2に示すように、一方のホースジョイント31が蒸気噴出部20に着脱自在に接続され、図3に示すように、他方のホースジョイント32が電磁弁ボックス2に着脱自在に接続される。電磁弁ボックス2は、配管30と蒸気発生部10との間に介在される電磁弁(図示せず)を備えると共に、通過する蒸気の流量を調整するためのダイヤル式の流量調整ツマミ2aを備えており、蒸気発生部10にはパッキンを介して装着される。電磁弁ボックス2は、本実施形態では蒸気発生部10の近傍位置に設けているが、蒸気発生部10の近傍など他の位置であってもよい。
蒸気発生部10、蒸気噴出部20及び配管30への通電は、電源コード4により電源(図示せず)に接続された電源ボックス6から行うことができる。電源ボックス6は、専用ポールや壁、柱などに取り付け可能であり、図4に示すように、電源スイッチ6a、ヒータランプ6b、電源ランプ6c、表示部6d、アップキー6e、ダウンキー6fを備えている。
上記の構成を備える蒸気供給装置1によれば、電源ボックス6の電源スイッチ6aを入れることにより、ヒータランプ6b、電源ランプ6cが点灯し、蒸気発生部10、蒸気噴出部20及び配管30への通電が行われる。電源ボックス6の表示部6dには、蒸気噴出部20内の温度センサにより検出された底面の温度が表示される。この底面温度は、アップキー6eまたはダウンキー6fの入力操作により所望の温度に設定可能であり、この操作によって蒸気噴出部20のヒータ通電量が調整される。
蒸気発生部10内で蒸気が生成され、蒸気圧力が設定圧力に達していれば、使用可能な状態になる。この状態で蒸気噴出部20のグリップ21を把持し、スチームスイッチ22を押すと、電磁弁ボックス2が弁開放状態となり、蒸気発生部10で発生した蒸気が配管30を介して蒸気噴出部20に供給される。こうしてスチームスイッチ22が押圧されている間、流量調整ツマミ2aにより調整された流量で、蒸気噴出部20から蒸気が噴出する。スチームスイッチ22を離すと、電磁弁ボックス2が弁遮断状態となり、蒸気噴出部20への蒸気の供給が停止する。
本実施形態の蒸気供給装置1によれば、蒸気発生部10と蒸気噴出部20とを接続する配管30が、可撓性を有すると共に、発熱層によりホース本体を加熱することができることから、蒸気温度とホース本体の温度との温度差を低減させて通過蒸気の凝縮を防止することができる。したがって、蒸気発生部10の取り扱いを容易にしつつ配管30内でのドレン発生を防止し、蒸気噴出部20からの蒸気の供給を容易且つ確実に行うことができる。配管30の発熱層への通電は、通過する蒸気の温度や発熱層表面の温度を検出して制御することが可能であり、或いは、PTCヒータのように自己温度制御機能を有する発熱層を使用してもよい。
また、蒸気発生部10内に圧力センサを設け、配管30の発熱層の通電制御を、蒸気発生部10内の蒸気圧力の検出に基づいて行うことも可能である。すなわち、蒸気発生部10内の蒸気圧力と蒸気温度とは相関関係を有することから、蒸気圧力の検出に基づき、蒸気温度に応じたホース本体の温度設定が可能になり、蒸気温度が低い場合にはホース本体の温度を低くして、電力節減を図ることができる。
本発明の蒸気供給装置は、本実施形態のようにアイロンとしての使用に限定されるものではなく、蒸気発生部と蒸気噴出部との間を接続する可撓性の配管が必要とされる種々の構成に適用可能であり、例えば、理美容機器や洗浄装置などにも好適に使用可能である。
1 蒸気供給装置
2 電磁弁ボックス
6 電源ボックス
10 蒸気発生部
20 蒸気噴出部
22 スチームスイッチ
30 配管
2 電磁弁ボックス
6 電源ボックス
10 蒸気発生部
20 蒸気噴出部
22 スチームスイッチ
30 配管
Claims (1)
- 蒸気を発生する蒸気発生部と、蒸気を噴出する蒸気噴出部と、前記蒸気発生部及び蒸気噴出部を接続する配管とを備える蒸気供給装置であって、
前記配管は、蒸気が通過するホース本体と、前記ホース本体の周囲に配置されて通電により発熱する発熱層と、前記発熱層の周囲を覆う断熱層とを備え、全体として可撓性を有するように形成されている蒸気供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008269402A JP2010096464A (ja) | 2008-10-20 | 2008-10-20 | 蒸気供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008269402A JP2010096464A (ja) | 2008-10-20 | 2008-10-20 | 蒸気供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010096464A true JP2010096464A (ja) | 2010-04-30 |
Family
ID=42258277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008269402A Pending JP2010096464A (ja) | 2008-10-20 | 2008-10-20 | 蒸気供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010096464A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05305042A (ja) * | 1990-11-16 | 1993-11-19 | Radwulf Sa | 家庭用電気器具 |
JPH0788296A (ja) * | 1993-09-24 | 1995-04-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ボイラー式アイロン |
JPH09271600A (ja) * | 1996-04-05 | 1997-10-21 | Naomoto Kogyo Kk | 業務用アイロン |
JP3140439U (ja) * | 2008-01-11 | 2008-03-27 | 株式会社オークローンマーケティング | 衣類用等のスチーマ |
-
2008
- 2008-10-20 JP JP2008269402A patent/JP2010096464A/ja active Pending
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