JP3140439U - 衣類用等のスチーマ - Google Patents
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Abstract
【課題】ボイラーで過熱された熱水や蒸気が水タンクに逆流したことを直ちに検知してボイラーの運転を停止させて安全に使用できる衣類用等のスチーマを提供する。
【解決手段】蒸気ノズル5とボイラー2を可撓性ホース4により接続して、かつ、ボイラー2に水を一定水位になるように水タンクから供給する電気湯のし器の衣類用等のスチーマにおいて、ボイラー2と水タンク3との間に温度センサー6を設けて該温度センサー6が温度上昇を検知した時にボイラー2への通電を遮断する安全装置を設ける。
【選択図】図2
【解決手段】蒸気ノズル5とボイラー2を可撓性ホース4により接続して、かつ、ボイラー2に水を一定水位になるように水タンクから供給する電気湯のし器の衣類用等のスチーマにおいて、ボイラー2と水タンク3との間に温度センサー6を設けて該温度センサー6が温度上昇を検知した時にボイラー2への通電を遮断する安全装置を設ける。
【選択図】図2
Description
本考案は、衣類やカーテン、椅子カバー等に蒸気を噴射してしわ伸ばしを行うための衣類用等のスチーマに関するものである。
衣類用等のスチーマとしては、ボイラーに接続したホースの先端に取り付けたノズルを把持してホースを引き回しながら衣類に蒸気を噴射してしわ伸ばしを行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。ところが、これはボイラーへの水タンクからの水の供給を電気ポンプにより行うものであるためコスト高となるものであった。
そこで、電気ポンプを使用することなく、ボイラーに水を余剰な水が流れ込まず水が一定水位になるように水タンクから供給する電気湯のし器を採用したものもある。しかしながら、これはホースを引き回しながら衣類に蒸気を噴射する際にホースが上下に蛇行して撓んだ場合に、ボイラーで発生した蒸気が結露してホース内に溜まり蒸気が出なくなり、後から送られてくる蒸気がこの結露を押してさらに結露されて、また、ホースを持ち上げた場合に結露がボイラーに流れ込んで、ボイラーで過熱された熱水や蒸気が水タンクに逆流して漏れ出して使用者に掛かりやけどをする虞がある。
実用新案登録第3120932号公報
本考案は前記のような問題点を解決して、ボイラーで過熱された熱水や蒸気が水タンクに逆流したことを検知してボイラーの運転を停止させて安全に使用できる衣類用等のスチーマを提供することを目的として完成されたものである。
本考案の衣類用等のスチーマは、蒸気ノズルとボイラーを可撓性ホースにより接続して、かつ、ボイラーに水を一定水位になるように水タンクから供給する電気湯のし器の衣類用等のスチーマにおいて、ボイラーと水タンクとの間に温度センサーを設けて該温度センサーが温度上昇を検知した時にボイラーへの通電を遮断する安全装置を設けたことを特徴とするものを基本の考案とする。
また、前記の考案において、温度センサーを水タンクからボイラーに水を送る送水管の表面に設けたものとすればより好ましいものである。さらに、水タンクに逆流した水を受け止めるリザーブタンクを設けることが好ましいものである。
前記した本考案の衣類用等のスチーマは、ボイラーで発生した蒸気が結露して可撓性ホース内に溜まりそれがボイラーに流れ込んだ場合に、ボイラー内の水を一定水位にする電気湯のし器においては、流れ込んだ結露によりボイラーで過熱された熱水や蒸気が水タンクに逆流する。しかしながら、本考案はボイラーと水タンクとの間に設けた温度センサーが温度上昇を検知して安全装置を作動させてボイラーへの通電を遮断して運転を停止することとなるで、この後はボイラーで水が加熱されないので、熱水や蒸気が水タンクにこれ以上逆流して漏れ出して使用者に掛かりやけどを負う虞のないものである。
また、温度センサーを水タンクからボイラーに水を送る送水管の表面に設けたものであれば設置が容易であり水の逆流の初期段階において検知できるものである。さらに、水タンクに逆流した熱水を受け止めるリザーブタンクを設けたものであれば、加熱されない水が多量に逆流してもリザーブタンクに溜まり水タンクの送水口より漏れ出て回りを汚染することがないものである。
次に、本考案の好ましい実施の形態を図に基づき説明する。
図1は本考案に係る衣類用等のスチーマの実施形態を示す外観図、図2は実施形態を示す概略ブロック図である。
図1は本考案に係る衣類用等のスチーマの実施形態を示す外観図、図2は実施形態を示す概略ブロック図である。
1は床置き式のスチーマ本体であり、該スチーマ本体1にはシーズヒーターを鋳込んだアルミダイカストよりなる蒸気発生用の電気式のボイラー2と該ボイラー2に水を供給する水タンク3が搭載されている。そして、ボイラー2の蒸気排出口には可撓性ホース4が着脱自在に接続されており、該可撓性ホース4の先端には蒸気ノズル5が取り付けられている。なお、スチーマ本体1は肩掛けバンドを装着したショルダー式であっても、また、床置き式とショルダー式の兼用であってもよい。
また、前記水タンク3からボイラー2への水の供給は、ボイラー2の水が一定水位を保って供給される電気湯のし器により行うものである。また、ボイラー2と水タンク3との間に温度センサー6が設けられている。この温度センサー6は水タンク3からボイラー2に水を送る送水管7の表面に設けて送水管7内の水の温度上昇を検知して、安全装置である回路遮断器6aを作動させてボイラー2への通電を遮断してボイラー2での水の加熱を停止するものである。
また、8は水タンク3に設けたリザーブタンクであり、該リザーブタンク8はボイラー2から逆流する水を受け止めて水タンク3から水が漏れ出ることのないものとしている。9はバイメタルスイッチであり、該バイメタルスイッチ9は水タンク3が空となりボイラー2に水が供給されずに空焚き状態となり一定以上に温度上昇したとき安全スイッチ9aを作動させ通電を遮断するものである。10は先端にプラグ10aを設けた電源コード、11はメーンスイッチ、12は送水管7の先端に設けた水抜き用の排水栓、13は温度ヒューズである。
このように構成されたものは、水タンク3に水を供給したうえスチーマ本体1にセットして電源コード10の先端のプラグ10aを電源コンセントに差し込んでメーンスイッチ11をONとする。そうすれば、電気湯のし器により水タンク3からボイラー2に送られて来た水はボイラー2内で一定の水位を保持したまま加熱されて蒸気となり蒸気排出口に接続した可撓性ホース4を通過したうえ該可撓性ホース4の先端にとり付けた蒸気ノズル5から噴出されるものである。
そして、蒸気ノズル5の把持部5aを手で持ち可撓性ホース4を引き回しながらハンガーに掛けた衣類に蒸気を噴射して衣類のしわ伸ばしを行うものである。そこで、通常の使用状態においては、ボイラー2で加熱されて発生した蒸気は順次可撓性ホース4を介して蒸気ノズル5から噴出され可撓性ホース4内に滞留することはないものである。
ところが、可撓性ホース4は引き回しながら使用するものであるため稀には上下に蛇行して撓むことがある。この撓み状態が続くと撓んだ箇所に結露ができて溜まり蒸気が出なくなり、後から送られてくる蒸気がこの結露を押してさらに結露して、また、可撓性ホース4を持ち上げて撓みが解けた場合に結露がボイラー2に流れ込むこととなる。
そうすると、本考案において採用しているボイラー2に水を一定水位になるよう水タンク3から供給する電気湯のし器によるものにあっては、ボイラー2に流れ込む結露により水位が一定以上に上昇することを防止するためボイラー2内の余剰水を水タンク3に逆流させることとなるり、ボイラー2で過熱された熱水や蒸気が水タンク3に逆流して漏れ出して使用者に掛かりやけどをする虞がある。
しかしながら、本考案ではボイラー2と水タンク3との間に温度センサー6が設けてあり、ボイラー2で過熱された熱水や蒸気が水タンク3に逆流した場合該温度センサー6が温度上昇を検知して安全装置を作動させてボイラー2への通電を遮断して運転を停止することとなる。これにより、ボイラー2で水が加熱されないので、熱水や蒸気が水タンク3に逆流して漏れ出して使用者に掛かりやけどを負う虞がなく安全に使用できるものである。
2 ボイラー
3 水タンク
4 可撓性ホース
5 蒸気ノズル
6 温度センサー
7 送水管
8 リザーブタンク
3 水タンク
4 可撓性ホース
5 蒸気ノズル
6 温度センサー
7 送水管
8 リザーブタンク
Claims (3)
- 蒸気ノズルとボイラーを可撓性ホースにより接続して、かつ、ボイラーに水を一定水位になるように水タンクから供給する電気湯のし器の衣類用等のスチーマにおいて、ボイラーと水タンクとの間に温度センサーを設けて該温度センサーが温度上昇を検知した時にボイラーへの通電を遮断する安全装置を設けたことを特徴とする衣類用等のスチーマ。
- 温度センサーを水タンクからボイラーに水を送る送水管の表面に設けた請求項1に記載の衣類用等のスチーマ。
- 水タンクに逆流した水を受け止めるリザーブタンクを設けた請求項1又は2に記載の衣類用等のスチーマ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000088U JP3140439U (ja) | 2008-01-11 | 2008-01-11 | 衣類用等のスチーマ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008000088U JP3140439U (ja) | 2008-01-11 | 2008-01-11 | 衣類用等のスチーマ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3140439U true JP3140439U (ja) | 2008-03-27 |
Family
ID=43290562
Family Applications (1)
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JP (1) | JP3140439U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010096464A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Naomoto Kogyo Kk | 蒸気供給装置 |
CN102517862A (zh) * | 2011-12-05 | 2012-06-27 | 广东新宝电器股份有限公司 | 一种蒸汽挂烫机 |
JP2016516522A (ja) * | 2013-04-30 | 2016-06-09 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | ハンドヘルド型スチーマのヘッド |
CN106063670A (zh) * | 2015-04-24 | 2016-11-02 | 松下知识产权经营株式会社 | 蒸汽过热装置以及使用该蒸汽过热装置的煮饭器 |
-
2008
- 2008-01-11 JP JP2008000088U patent/JP3140439U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2016202650A (ja) * | 2015-04-24 | 2016-12-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 炊飯器 |
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