JP2010096432A - 空調機の運転制御装置及び空調機の運転制御方法 - Google Patents
空調機の運転制御装置及び空調機の運転制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010096432A JP2010096432A JP2008267763A JP2008267763A JP2010096432A JP 2010096432 A JP2010096432 A JP 2010096432A JP 2008267763 A JP2008267763 A JP 2008267763A JP 2008267763 A JP2008267763 A JP 2008267763A JP 2010096432 A JP2010096432 A JP 2010096432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- air
- load factor
- air conditioning
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
【解決手段】所定の空間2を空調する複数の空調機の空調運転を制御する空調機の運転制御装置30において、複数の空調機を構成し所定の空間に設けられた室内機10A〜10Lに接続された室外機20A〜20Fの消費電流及び所定の空間の外部における外気の温度に基づいて、所定の空間の空調負荷を算出する空調負荷算出部31Aと、空調負荷算出部によって算出された空調負荷に応じ、複数の空調機の内から空調運転状態に制御可能な空調機を選定する空調機選定部31Aと、空調機選定部によって選定された空調機を連続運転状態に維持することが可能な目標負荷率の範囲で空調運転するように調整する空調機運転状態調整部31Aと、を備える。
【選択図】図1
Description
請求項1の発明に係る空調機の運転制御装置によれば、空調機運転状態調整部が、空調機選定部によって選定されて空調運転状態に制御可能な空調機を、連続運転状態に維持することが可能な目標負荷率の範囲で空調運転させるように調整する。このため、空調機運転状態調整部によって、空調機を連続運転状態に維持させることが可能な目標負荷率の範囲で空調運転させるように調整することにより、前記空調機運転状態調整部によって、連続運転状態に調整された空調機は、断続運転状態が継続することがない。これにより、断続運転状態の際に空調機が停止状態から運転状態に切り替わる動作が継続することを防ぐことができるため、前記停止状態から前記運転状態に切り替わる際に空調機を起動させるために消費する電力が増加することを抑制することができる。したがって、空調機を起動させるために消費する電力が増加することを抑制することに伴って、該空調機が消費する電力量が増加することを抑制することができる。
請求項2の発明によれば、空調機運転状態調整部は、空調機選定部によって選定された前記選定空調機の中に前記目標負荷率の範囲の下限値を下回る負荷率で空調運転する任意の空調機が存在すると判断した場合には、該任意の空調機の空調運転を停止する制御を行う。このため、空調機運転状態調整部によって、目標負荷率の範囲の下限値を下回る負荷率で空調運転すると判断された任意の空調機の空調運転を停止する制御を行うことにより、該任意の空調機が、目標負荷率の範囲を外れて断続運転状態になることを防止することができる。
さらに、空調機運転状態調整部は、前記任意の空調機の空調能力を、前記選定空調機の内で該任意の空調機とは異なる他の空調機に補償させて、該他の空調機を前記目標負荷率の範囲で空調運転する制御を行う。このため、前記任意の空調機の空調運転を停止させた場合であっても、空調機運転状態調整部が、該停止させた任意の空調機の空調能力を、前記他の空調機に補償させる制御を行うことにより、該他の空調機によって、上記の所定の空間の空調負荷を分担することが可能になる。加えて、空調機運転状態調整部が、前記他の空調機を前記目標負荷率の範囲で空調運転する制御を行うことにより、該他の空調機が、目標負荷率の範囲を外れて断続運転状態になることを防止することができる。
請求項3の発明によれば、空調機運転状態調整部は、前記選定空調機の中に前記目標負荷率の範囲の下限値を下回る負荷率で空調運転する第1選定空調機が存在すると判断した場合には、選定空調機の内で第1選定空調機とは異なる他の空調機の空調能力を、該第1選定空調機に補償させて、前記第1選定空調機及び前記他の空調機を前記目標負荷率の範囲でそれぞれ空調運転する制御を行う。このため、空調機運転状態調整部が、前記他の空調機の空調能力を、前記第1選定空調機に補償させることにより、第1選定空調機及び前記他の空調機によって、上記の所定の空間の空調負荷を分担することが可能になる。加えて、空調機運転状態調整部が、前記第1選定空調機及び前記他の空調機を前記目標負荷率の範囲でそれぞれ空調運転する制御を行うことにより、第1選定空調機及び前記他の空調機が、目標負荷率の範囲を外れて断続運転状態になることを防止することができる。
さらに、空調機運転状態調整部は、前記選定空調機の中に前記目標負荷率の範囲の上限値を上回る負荷率で空調運転する第2選定空調機が存在すると判断した場合には、第2選定空調機の空調能力を、前記選定空調機の内で第2選定空調機とは異なる他の空調機に補償させて、該第2選定空調機及び該他の空調機を前記目標負荷率の範囲でそれぞれ空調運転する制御を行う。このため、空調機運転状態調整部が、第2選定空調機の空調能力を、前記他の空調機に補償させることにより、第2選定空調機及び前記他の空調機によって、上記の所定の空間の空調負荷を分担することが可能になる。加えて、空調機運転状態調整部が、前記第2選定空調機及び前記他の空調機を前記目標負荷率の範囲でそれぞれ空調運転する制御を行うことにより、第2選定空調機及び前記他の空調機が、目標負荷率の範囲を外れて断続運転状態になることを防止することができる。
請求項4の発明によれば、空調機運転状態調整部が、前記任意の空調機の空調運転を停止させる制御を行う場合には、送風機運転制御信号生成部によって、室内機の送風機を運転させる制御を行う送風機運転制御信号を、前記任意の空調機を構成する室内機の送風機に送信する。このため、送風機運転制御信号によって、室内機の送風機を運転させることにより、該送風機が上記の所定の空間内の空気を循環させることができる。したがって、所定の空間内の空気を循環させることにより、該空間内の空調された空気を前記空間内に行き渡らせることが可能になる。これにより、前記空間内に温度差が生じることを抑えることができるため、該空間内の温度が均一になるようにして、前記空間内の快適性が低下することを抑えることができる。
請求項5の発明に係る空調機の運転制御方法によれば、空調機運転状態調整ステップが、空調機選定ステップによって選定されて空調運転状態に制御可能な空調機を、連続運転状態に維持することが可能な目標負荷率の範囲で空調運転させるように調整する。このため、空調機運転状態調整ステップによって、空調機を連続運転状態に維持させることが可能な目標負荷率の範囲で空調運転させるように調整することにより、前記空調機運転状態調整ステップによって、連続運転状態に調整された空調機は、断続運転状態が継続することがない。これにより、断続運転状態の際に空調機が停止状態から運転状態に切り替わる動作が継続することを防ぐことができるため、前記停止状態から前記運転状態に切り替わる際に空調機を起動させるために消費する電力が増加することを抑制することができる。したがって、空調機を起動させるために消費する電力が増加することを抑制することに伴って、該空調機が消費する電力量が増加することを抑制することができる。
請求項6の発明によれば、空調機運転状態調整ステップは、空調機選定ステップによって選定された前記選定空調機の中に前記目標負荷率の範囲の下限値を下回る負荷率で空調運転する任意の空調機が存在すると判断した場合には、該任意の空調機の空調運転を停止する制御を行う。このため、空調機運転状態調整ステップによって、目標負荷率の範囲の下限値を下回る負荷率で空調運転すると判断された任意の空調機の空調運転を停止する制御を行うことにより、該任意の空調機が、目標負荷率の範囲を外れて断続運転状態になることを防止することができる。
さらに、空調機運転状態調整ステップは、前記任意の空調機の空調能力を、前記選定空調機の内で該任意の空調機とは異なる他の空調機に補償させて、該他の空調機を前記目標負荷率の範囲で空調運転する制御を行う。このため、前記任意の空調機の空調運転を停止させた場合であっても、空調機運転状態調整ステップが、該停止させた任意の空調機の空調能力を、前記他の空調機に補償させる制御を行うことにより、該他の空調機によって、上記の所定の空間の空調負荷を分担することが可能になる。加えて、空調機運転状態調整ステップが、前記他の空調機を前記目標負荷率の範囲で空調運転する制御を行うことにより、該他の空調機が、目標負荷率の範囲を外れて断続運転状態になることを防止することができる。
請求項7の発明によれば、空調機運転状態調整ステップは、前記選定空調機の中に前記目標負荷率の範囲の下限値を下回る負荷率で空調運転する第1選定空調機が存在すると判断した場合には、選定空調機の内で第1選定空調機とは異なる他の空調機の空調能力を、該第1選定空調機に補償させて、前記第1選定空調機及び前記他の空調機を前記目標負荷率の範囲でそれぞれ空調運転する制御を行う。このため、空調機運転状態調整ステップが、前記他の空調機の空調能力を、前記第1選定空調機に補償させることにより、第1選定空調機及び前記他の空調機によって、上記の所定の空間の空調負荷を分担することが可能になる。加えて、空調機運転状態調整ステップが、前記第1選定空調機及び前記他の空調機を前記目標負荷率の範囲でそれぞれ空調運転する制御を行うことにより、第1選定空調機及び前記他の空調機が、目標負荷率の範囲を外れて断続運転状態になることを防止することができる。
さらに、空調機運転状態調整ステップは、前記選定空調機の中に前記目標負荷率の範囲の上限値を上回る負荷率で空調運転する第2選定空調機が存在すると判断した場合には、第2選定空調機の空調能力を、前記選定空調機の内で第2選定空調機とは異なる他の空調機に補償させて、該第2選定空調機及び該他の空調機を前記目標負荷率の範囲でそれぞれ空調運転する制御を行う。このため、空調機運転状態調整ステップが、第2選定空調機の空調能力を、前記他の空調機に補償させることにより、第2選定空調機及び前記他の空調機によって、上記の所定の空間の空調負荷を分担することが可能になる。加えて、空調機運転状態調整ステップが、前記第2選定空調機及び前記他の空調機を前記目標負荷率の範囲でそれぞれ空調運転する制御を行うことにより、第2選定空調機及び前記他の空調機が、目標負荷率の範囲を外れて断続運転状態になることを防止することができる。
請求項8の発明によれば、空調機運転状態調整ステップが、前記任意の空調機の空調運転を停止させる制御を行う場合には、送風機運転制御信号生成ステップによって、室内機の送風機を運転させる制御を行う送風機運転制御信号を、前記任意の空調機を構成する室内機の送風機に送信する。このため、送風機運転制御信号によって、室内機の送風機を運転させることにより、該送風機が上記の所定の空間内の空気を循環させることができる。したがって、所定の空間内の空気を循環させることにより、該空間内の空調された空気を前記空間内に行き渡らせることが可能になる。これにより、前記空間内に温度差が生じることを抑えることができるため、該空間内の温度が均一になるようにして、前記空間内の快適性が低下することを抑えることができる。
本発明の実施形態1を、図1ないし図4を参照しつつ説明する。図1は、本発明を適用した実施形態の空調システム1の概略構成図である。図1には、平屋建ての店舗2を空調する空調システム1を例示した。空調システム1は、室内機10(10A〜10L)と、室外機20(20A〜20F)と、中央制御装置30とを備えている。ここでは、室内機10及び室外機20として、EHP(Electric Heat Pump)方式を用いたものを例示する。なお、店舗2は、本発明の所定の空間の一例であり、中央制御装置30は、本発明の運転制御装置の一例である。
実施形態1の空調システム1及びその運転制御方法では、空調機負荷率第1算出処理(S30)において選定されて冷房運転が可能な室外機20の組数を、室外機選定台数減少決定処理(S42)、室外機選定台数保持決定処理(S44)、室外機選定台数増加決定処理(S45)によって、負荷率を50%〜80%の範囲に調整した室外機20の組数に設定する。このため、各処理(S42、S44、S45)によって設定された組数の室外機20の負荷率が、該室外機20の圧縮機21を連続運転状態に維持することが可能な範囲(50%〜80%)に調整されるため、該圧縮機21は、上述した断続運転状態が継続することがない。これにより、断続運転状態の際に圧縮機21が停止状態から運転状態に切り替わる動作が継続することを防ぐことができる。したがって、前記停止状態から前記運転状態に切り替わる際に圧縮機21を起動させるために消費する電力量が増加することを抑制することができる。
さらに、室外機選定台数減少決定処理(S42)では、上述したように、空調機負荷率第1算出処理(S30)において選定された組数の室外機が分担する予定であった空調能力を、該選定された組数から減少させた新たな組数の空調機に分担(補償)させ、該新たな組数の室外機の負荷率を50%〜80%の範囲に調整する。このため、負荷率が50%を下回る組数の室外機の冷房運転を停止させるようにした場合であっても、室外機選定台数減少決定処理(S42)によって、該冷房運転を停止させるようにした組数の室外機が分担する予定であった空調能力を、前記新たな組数の室外機に分担(補償)させることができる。したがって、新たな組数の室外機によって、店舗2の空調負荷を分担することが可能になる。加えて、室外機選定台数減少決定処理(S42)によって、前記新たな組数の室外機の負荷率を50%〜80%の範囲に調整することにより、該新たな組数の室外機が、該室外機の圧縮機を連続運転状態に維持することが可能な範囲(50%〜80%)を外れて断続運転状態になることを防止することができる。
本発明の実施形態2を、図5及び図6を参照しつつ説明する。ここでは、実施形態1と同一の構成及び同一の処理については同一の符号を付しその説明を簡略化する。上記の演算処理部31Aは、図5に示すように、データ取得処理(S10)と、空調負荷第2算出処理(S20A)と、空調機負荷率第2算出処理(S30A)と、空調機負荷率調整処理(S46)と、圧縮機駆動モータ制御処理(S70)と、操作部32がオフ状態であるか否かの判断(S80)を順次実行する。
90.3kW=56kW×0.7+45kW×0.7+28kW×0.7
実施形態2の空調システム1及びその運転制御方法では、上述したように、S46Aにおいて、各負荷率の内のいずれかの負荷率が50%を下回ると判断した場合には、室外機負荷率上昇決定処理(S46B)によって、負荷率が50%を下回る室外機20の負荷率を上昇させると共に、該負荷率を上昇させた室外機20を含む各組の室外機20(20A〜20F)の負荷率を50%〜80%の範囲に調整する処理を実行する。これにより、負荷率が50%を下回る室外機20に対し、該室外機20以外の室外機が分担する予定であった空調能力を分担(補償)させている。このため、室外機負荷率上昇決定処理(S46B)によって、負荷率が50%を下回る室外機20に対し、該室外機20以外の室外機が分担する予定であった空調能力を分担(補償)させることにより、上記の負荷率を上昇させた室外機20を含む各組の室外機20(20A〜20F)が、店舗2の空調負荷を分担することが可能になる。加えて、室外機負荷率上昇決定処理(S46B)により、負荷率を上昇させた室外機20を含む各組の室外機20(20A〜20F)の負荷率を50%〜80%の範囲に調整する処理を実行することにより、該各組の室外機20(20A〜20F)が、該室外機20(20A〜20F)の圧縮機21(21A〜21F)を連続運転状態に維持することが可能な範囲(50%〜80%)を外れて断続運転状態になることを防止することができる。
さらに、上述したように、S46Cにおいて、各負荷率の内の室外機20E、20Fの負荷率が80%を上回ると判断した場合には、室外機負荷率低下決定処理(S46E)によって、室外機20E、20Fの負荷率を、約110%から70%へ低下させると共に、室外機20A、20Bの負荷率(約54%)及び室外機20C、20Dの負荷率(約67%)を、それぞれ70%に変更する処理を実行する。これにより、室外機20E、20Fによっては分担することができない空調能力を、室外機20A〜20Dに分担(補償)させている。このため、室外機負荷率低下決定処理(S46E)によって、室外機20E、20Fによっては分担することができない空調能力を、室外機20A〜20Dに分担(補償)させることにより、室外機20E、20Fを含む各組の室外機20(20A〜20F)が、店舗2の空調負荷を分担することが可能になる。加えて、室外機負荷率低下決定処理(S46E)により、室外機20E、20Fを含む各組の室外機20(20A〜20F)の負荷率を50%〜80%の範囲に調整する処理を実行することにより、該各組の室外機20(20A〜20F)が、該室外機20(20A〜20F)の圧縮機21(21A〜21F)を連続運転状態に維持することが可能な範囲(50%〜80%)を外れて断続運転状態になることを防止することができる。
Claims (8)
- 所定の空間を空調する複数の空調機の空調運転を制御する空調機の運転制御装置において、
前記複数の空調機を構成し前記所定の空間に設けられた室内機に接続された室外機の消費電流及び前記所定の空間の外部における外気の温度に基づいて、前記所定の空間の空調負荷を算出する空調負荷算出部と、
前記空調負荷算出部によって算出された前記空調負荷に応じ、前記複数の空調機の内から空調運転状態に制御可能な前記空調機を選定する空調機選定部と、
前記空調機選定部によって選定された前記空調機を連続運転状態に維持することが可能な目標負荷率の範囲で空調運転するように調整する空調機運転状態調整部と、
を備えることを特徴とする空調機の運転制御装置。 - 前記空調機運転状態調整部は、前記空調機選定部によって選定された前記空調機である選定空調機の中に前記目標負荷率の範囲の下限値を下回る負荷率で空調運転する任意の空調機が存在すると判断した場合には、該任意の空調機の空調運転を停止する制御を行うと共に、
前記空調機運転状態調整部は、前記任意の空調機の空調能力を、前記選定空調機の内で該任意の空調機とは異なる他の空調機に補償させて、該他の空調機を前記目標負荷率の範囲で空調運転する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の空調機の運転制御装置。 - 前記複数の空調機の少なくとも一部は互いに異なる空調能力を有するものであって、
前記空調機運転状態調整部は、前記空調機選定部によって選定された前記空調機である選定空調機の中に前記目標負荷率の範囲の下限値を下回る負荷率で空調運転する第1選定空調機が存在すると判断した場合には、前記選定空調機の内で前記第1選定空調機とは異なる他の空調機の空調能力を、該第1選定空調機に補償させて、前記第1選定空調機及び前記他の空調機を前記目標負荷率の範囲でそれぞれ空調運転する制御を行い、
前記空調機運転状態調整部は、前記選定空調機の中に前記目標負荷率の範囲の上限値を上回る負荷率で空調運転する第2選定空調機が存在すると判断した場合には、該第2選定空調機の空調能力を、前記選定空調機の内で前記第2選定空調機とは異なる他の空調機に補償させて、該第2選定空調機及び該他の空調機を前記目標負荷率の範囲でそれぞれ空調運転する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の空調機の運転制御装置。 - 前記室内機の送風機を運転させる制御を行う送風機運転制御信号を生成する送風機運転制御信号生成部を備え、
前記空調機運転状態調整部が、前記任意の空調機の空調運転を停止する制御を行う場合には、前記送風機運転制御信号生成部によって、前記任意の空調機を構成する前記室内機の送風機に前記送風機運転制御信号を送信することを特徴とする請求項2に記載の空調機の運転制御装置。 - 所定の空間を空調する複数の空調機の空調運転を制御する空調機の運転制御方法において、
前記複数の空調機を構成し前記所定の空間に設けられた室内機に接続された室外機の消費電流及び前記所定の空間の外部における外気の温度に基づいて、前記所定の空間の空調負荷を算出する空調負荷算出ステップと、
前記空調負荷算出ステップによって算出された前記空調負荷に応じ、前記複数の空調機の内から空調運転状態に制御可能な前記空調機を選定する空調機選定ステップと、
前記空調機選定ステップによって選定された前記空調機を連続運転状態に維持することが可能な目標負荷率の範囲で空調運転するように調整する空調機運転状態調整ステップと、
を備えることを特徴とする空調機の運転制御方法。 - 前記空調機運転状態調整ステップは、前記空調機選定ステップによって選定された前記空調機である選定空調機の中に前記目標負荷率の範囲の下限値を下回る負荷率で空調運転する任意の空調機が存在すると判断した場合には、該任意の空調機の空調運転を停止する制御を行うと共に、
前記空調機運転状態調整ステップは、前記任意の空調機の空調能力を、前記選定空調機の内で該任意の空調機とは異なる他の空調機に補償させて、該他の空調機を前記目標負荷率の範囲で空調運転する制御を行うことを特徴とする請求項5に記載の空調機の運転制御方法。 - 前記複数の空調機の少なくとも一部は互いに異なる空調能力を有するものであって、
前記空調機運転状態調整ステップは、前記空調機選定ステップによって選定された前記空調機である選定空調機の中に前記目標負荷率の範囲の下限値を下回る負荷率で空調運転する第1選定空調機が存在すると判断した場合には、前記選定空調機の内で前記第1選定空調機とは異なる他の空調機の空調能力を、該第1選定空調機に補償させて、前記第1選定空調機及び前記他の空調機を前記目標負荷率の範囲でそれぞれ空調運転する制御を行い、
前記空調機運転状態調整ステップは、前記選定空調機の中に前記目標負荷率の範囲の上限値を上回る負荷率で空調運転する第2選定空調機が存在すると判断した場合には、該第2選定空調機の空調能力を、前記選定空調機の内で前記第2選定空調機とは異なる他の空調機に補償させて、該第2選定空調機及び該他の空調機を前記目標負荷率の範囲でそれぞれ空調運転する制御を行うことを特徴とする請求項5に記載の空調機の運転制御方法。 - 前記室内機の送風機を運転させる制御を行う送風機運転制御信号を生成する送風機運転制御信号生成ステップを備え、
前記空調機運転状態調整ステップにより、前記任意の空調機の空調運転を停止する制御を行う場合には、前記送風機運転制御信号生成ステップによって、前記任意の空調機を構成する前記室内機の送風機に前記送風機運転制御信号を送信することを特徴とする請求項6に記載の空調機の運転制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008267763A JP5318519B2 (ja) | 2008-10-16 | 2008-10-16 | 空調機の運転制御装置及び空調機の運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008267763A JP5318519B2 (ja) | 2008-10-16 | 2008-10-16 | 空調機の運転制御装置及び空調機の運転制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010096432A true JP2010096432A (ja) | 2010-04-30 |
JP5318519B2 JP5318519B2 (ja) | 2013-10-16 |
Family
ID=42258246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008267763A Active JP5318519B2 (ja) | 2008-10-16 | 2008-10-16 | 空調機の運転制御装置及び空調機の運転制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5318519B2 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012037159A (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の制御装置および冷凍装置の制御装置 |
JP2012145275A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和システム |
JP2012184864A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-27 | Fuji Electric Co Ltd | 空調システム、その制御装置、プログラム |
JP2013134019A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Takenaka Komuten Co Ltd | 空調制御システム及び空調制御方法 |
JP2013139899A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-18 | Daikin Industries Ltd | 調湿システム |
JP2013152071A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-08-08 | Daikin Industries Ltd | 空気調和装置 |
JP2014196903A (ja) * | 2014-07-22 | 2014-10-16 | 富士通株式会社 | 空調装置 |
JP2016080339A (ja) * | 2014-10-15 | 2016-05-16 | オムロン株式会社 | 熱需要推定装置、熱需要推定方法、設備制御装置、設備制御方法、設備制御システム、制御プログラムおよび記録媒体 |
CN105783210A (zh) * | 2014-12-26 | 2016-07-20 | 广州地铁设计研究院有限公司 | 一种应用于地铁车站的多联机空调系统及其控制方法 |
US9433122B2 (en) | 2010-10-25 | 2016-08-30 | Fujitsu Limited | Air conditioning system |
WO2020196925A1 (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | ダイキン工業株式会社 | 空調能力提示システム |
JP2021076309A (ja) * | 2019-11-11 | 2021-05-20 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 推定方法、推定装置、プログラム及び学習済みモデルの生成方法 |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134127B1 (ja) * | 1968-11-19 | 1976-09-24 | ||
JPH03144245A (ja) * | 1989-10-30 | 1991-06-19 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置の運転制御装置 |
JP2001241736A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
JP2002147823A (ja) * | 2000-11-13 | 2002-05-22 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
JP2002267231A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-18 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置及びその制御方法 |
JP2004020073A (ja) * | 2002-06-18 | 2004-01-22 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の制御方法 |
JP2006275458A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
JP2008101872A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Daikin Ind Ltd | 補助冷却装置 |
WO2008084635A1 (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-17 | Daikin Industries, Ltd. | 空調管理装置 |
JP2008175499A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
JP2011200097A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-10-06 | Sanyo Electric Co Ltd | 空調システム |
-
2008
- 2008-10-16 JP JP2008267763A patent/JP5318519B2/ja active Active
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134127B1 (ja) * | 1968-11-19 | 1976-09-24 | ||
JPH03144245A (ja) * | 1989-10-30 | 1991-06-19 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置の運転制御装置 |
JP2001241736A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
JP2002147823A (ja) * | 2000-11-13 | 2002-05-22 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
JP2002267231A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-18 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置及びその制御方法 |
JP2004020073A (ja) * | 2002-06-18 | 2004-01-22 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の制御方法 |
JP2006275458A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
JP2008101872A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Daikin Ind Ltd | 補助冷却装置 |
WO2008084635A1 (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-17 | Daikin Industries, Ltd. | 空調管理装置 |
JP2008175499A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
JP2011200097A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-10-06 | Sanyo Electric Co Ltd | 空調システム |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012037159A (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の制御装置および冷凍装置の制御装置 |
US9433122B2 (en) | 2010-10-25 | 2016-08-30 | Fujitsu Limited | Air conditioning system |
JP2012145275A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和システム |
JP2012184864A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-27 | Fuji Electric Co Ltd | 空調システム、その制御装置、プログラム |
JP2013134019A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Takenaka Komuten Co Ltd | 空調制御システム及び空調制御方法 |
JP2013139899A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-18 | Daikin Industries Ltd | 調湿システム |
JP2013152071A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-08-08 | Daikin Industries Ltd | 空気調和装置 |
JP2014196903A (ja) * | 2014-07-22 | 2014-10-16 | 富士通株式会社 | 空調装置 |
CN105987486A (zh) * | 2014-10-15 | 2016-10-05 | 欧姆龙株式会社 | 热需要推定装置及方法、设备控制装置、方法及系统 |
JP2016080339A (ja) * | 2014-10-15 | 2016-05-16 | オムロン株式会社 | 熱需要推定装置、熱需要推定方法、設備制御装置、設備制御方法、設備制御システム、制御プログラムおよび記録媒体 |
CN105783210A (zh) * | 2014-12-26 | 2016-07-20 | 广州地铁设计研究院有限公司 | 一种应用于地铁车站的多联机空调系统及其控制方法 |
WO2020196925A1 (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | ダイキン工業株式会社 | 空調能力提示システム |
JP2020165649A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | ダイキン工業株式会社 | 空調能力提示システム |
JP2020186910A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-11-19 | ダイキン工業株式会社 | 空調能力提示システム |
CN113631868A (zh) * | 2019-03-28 | 2021-11-09 | 大金工业株式会社 | 空调能力提示系统 |
US12072111B2 (en) | 2019-03-28 | 2024-08-27 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioning capacity presenting system |
JP2021076309A (ja) * | 2019-11-11 | 2021-05-20 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 推定方法、推定装置、プログラム及び学習済みモデルの生成方法 |
JP7367472B2 (ja) | 2019-11-11 | 2023-10-24 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 推定方法、推定装置及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5318519B2 (ja) | 2013-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5318519B2 (ja) | 空調機の運転制御装置及び空調機の運転制御方法 | |
CN113432187B (zh) | 多联机空调系统的控制方法及相关装置 | |
KR100408856B1 (ko) | 공기조화기및그운전제어방법 | |
US20060130504A1 (en) | Method and apparatus for control of a variable speed compressor | |
JP5267479B2 (ja) | 空気調和装置および空気調和システム | |
CN105571074A (zh) | 控制空调外风机转速的方法和装置 | |
JP2008202905A (ja) | 空気調和機 | |
CN108105855B (zh) | 空调器及其控制方法 | |
CN112665162B (zh) | 定频空调及其室内风机的控制方法和装置 | |
JP2007028737A (ja) | モータ駆動装置及び空気調和機 | |
JPWO2006132258A1 (ja) | 車両空調装置 | |
JP6328902B2 (ja) | 空調システム | |
JPWO2007108066A1 (ja) | 車両空調装置 | |
JP2009225552A (ja) | 機械駆動系統の運転方法 | |
JP6599805B2 (ja) | 空調制御システム | |
US20080178622A1 (en) | Demand control system and method for multi-type air conditioner | |
JP2009273262A (ja) | 電気機器の供給電流制御装置 | |
JP2010175130A (ja) | 空気調和システム及び空調制御装置 | |
JP2012082987A (ja) | ヒートポンプ給湯装置、およびヒートポンプ給湯装置の制御方法 | |
JP6517171B2 (ja) | 空調システム | |
EP3441698A1 (en) | Hybrid tandem compressor system and control method | |
JP2019021116A (ja) | 動作温度検出装置 | |
JP2007187330A (ja) | ヒートポンプシステム及び制御方法 | |
KR20070077635A (ko) | 인버터 공기조화기의 제어방법 | |
JP2013142516A (ja) | 空気調和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110818 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121120 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130709 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130710 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5318519 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |