JP2012082987A - ヒートポンプ給湯装置、およびヒートポンプ給湯装置の制御方法 - Google Patents

ヒートポンプ給湯装置、およびヒートポンプ給湯装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ヒートポンプ給湯装置の各部が一定時間共振する可能性を低減する。
【解決手段】ヒートポンプ給湯装置1は、外気温度を測定する外気温度測定部111と入水温度を測定する入水温測定部113、または、出湯温度を測定する出湯温度測定部112と、運転周波数を変更可能な圧縮機211と、圧縮機211を制御するためのコントローラ100とを備える。コントローラ100は、外気温度と入水温度、または、出湯温度と目標出湯温度に基づいて圧縮機211の目標周波数を設定し、圧縮機211の運転周波数を現在の周波数から目標周波数まで上昇させる際に、予め定められられた少なくとも1つの中間周波数において圧縮機211の運転周波数の上昇を所定時間停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、運転周波数を変更可能な圧縮機を含むヒートポンプ給湯装置の技術に関する。
運転周波数を変更可能な圧縮機を含むヒートポンプ給湯装置が知られている。そのようなヒートポンプ給湯装置の中には、外気温度に基づいて、圧縮機の目標周波数を変更するものがある。
たとえば、特開2005−147542号公報(特許文献1)には、ヒートポンプ給湯装置が開示されている。特開2005−147542号公報(特許文献1)によると、ヒートポンプ給湯装置は、外気温度を検出する外気温度検出手段と、給湯用熱交換器に供給される入水温度を検出する入水温度検出手段と、圧縮機の運転周波数を決定する周波数決定手段とを備える。周波数決定手段は、圧縮機の目標周波数faを、外気温度検出手段で検出される外気温度と、入水温度検出手段で検出される入水温度を用いて決定するとともに、入水温度が変化し圧縮機の目標周波数faが上昇した場合に圧縮機の周波数を所定時間毎に段階的に上昇させる。
特開2002−48420号公報(特許文献2)には、ヒートポンプ給湯機が開示されている。特開2002−48420号公報(特許文献2)によると、ヒートポンプ給湯機は、インバータ装置により制御され冷媒を圧縮する圧縮機とこの圧縮機から供給される冷媒と水とを熱交換させて湯にする熱交換器(凝縮器)とこの熱交換器からの冷媒を減圧する減圧器とこの減圧器からの冷媒と外気とを熱交換させる蒸発器とを冷媒配管で接続した冷媒回路と、熱交換器で加熱した湯を貯留する貯湯槽と貯湯槽からの水を熱交換器へ送る循環ポンプと熱交換器とを温水配管で接続した給湯回路と、を備える。ヒートポンプ給湯機は、熱交換器の水入口の水温が指定温度より高い場合に圧縮機の能力を下げる制御手段を含む。
特開2005−147542号公報 特開2002−48420号公報
しかしながら、段階的に圧縮機の運転周波数を上げる場合には、ヒートポンプ給湯装置の各部が一定時間共振する可能性がある。すなわち、圧縮機の運転周波数が、一定時間、ヒートポンプ給湯装置の各部が共振し易い周波数に留まる可能性がある。その結果、たとえば、ユーザに異音が聞こえる可能性が高くなる。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、ヒートポンプ給湯装置の各部が一定時間共振する可能性を低減することである。
この発明のある局面に従うと、外気温度を測定する外気温測定部と入水温度を測定する入水温測定部、または、出湯温度を測定する出湯温度測定部と、運転周波数を変更可能な圧縮機と、圧縮機を制御するためのコントローラとを備えるヒートポンプ給湯装置が提供される。コントローラは、外気温度と入水温度、または、出湯温度と目標出湯温度に基づいて圧縮機の目標周波数を設定し、圧縮機の運転周波数を現在の周波数から目標周波数まで上昇させる際に、予め定められられた少なくとも1つの中間周波数において圧縮機の運転周波数の上昇を所定時間停止させる。
好ましくは、予め定められられた少なくとも1つの中間周波数は、ヒートポンプ給湯装置を構成する部材が共振し難い運転周波数である。
好ましくは、コントローラは、目標周波数を、予め定められた少なくとも1つの周波数帯外の値に修正する。予め定められた少なくとも1つの周波数帯は、ヒートポンプ給湯装置を構成する部材が共振し易い運転周波数を含む。
好ましくは、コントローラは、目標周波数を、予め定められた少なくとも1つの周波数帯内の値に修正する。予め定められた少なくとも1つの周波数帯は、ヒートポンプ給湯装置を構成する部材が共振し易い運転周波数を含まない。
この発明の別の局面に従うと、外気温度を測定する外気温測定部と入水温度を測定する入水温測定部、または、出湯温度を測定する出湯温度測定部と、運転周波数を変更可能な圧縮機と、圧縮機を制御するためのコントローラとを備えるヒートポンプ給湯装置が提供される。コントローラは、外気温度と入水温度、または、出湯温度と目標出湯温度に基づいて圧縮機の目標周波数を設定し、圧縮機の現在の周波数と目標周波数との間の範囲を均等に分割する少なくとも1つの中間周波数とを設定し、圧縮機の運転周波数を現在の周波数から目標周波数まで上昇させるときに、中間周波数において圧縮機の運転周波数の上昇を所定時間停止させる。
好ましくは、コントローラは、少なくとも1つの中間周波数を、予め定められた少なくとも1つの周波数帯外の値に修正する。予め定められた少なくとも1つの周波数帯は、ヒートポンプ給湯装置を構成する部材が共振し易い運転周波数を含む。
好ましくは、コントローラは、目標周波数を、予め定められた少なくとも1つの周波数帯外の値に修正する。
好ましくは、コントローラは、少なくとも1つの中間周波数を、予め定められた少なくとも1つの周波数帯内の値に修正する。予め定められた少なくとも1つの周波数帯は、ヒートポンプ給湯装置を構成する部材が共振し易い運転周波数を含まない。
好ましくは、コントローラは、目標周波数を、予め定められた少なくとも1つの周波数帯内の値に修正する。
好ましくは、コントローラは、ヒートポンプ給湯装置の起動時に、圧縮機の運転周波数を所定の周波数まで上昇させる。
この発明の別の局面に従うと、外気温度を測定する外気温測定部と入水温度を測定する入水温測定部、または、出湯温度を測定する出湯温度測定部と、運転周波数を変更可能な圧縮機と、圧縮機を制御するためのコントローラとを含むヒートポンプ給湯装置の制御方法が提供される。制御方法は、コントローラが、外気温度と入水温度、または、出湯温度と目標出湯温度に基づいて圧縮機の目標周波数を設定するステップと、コントローラが、圧縮機の運転周波数を現在の周波数から目標周波数まで上昇させる際に、予め定められられた少なくとも1つの中間周波数において圧縮機の運転周波数の上昇を所定時間停止させるステップとを備える。
この発明の別の局面に従うと、外気温度を測定する外気温測定部と入水温度を測定する入水温測定部、または、出湯温度を測定する出湯温度測定部と、運転周波数を変更可能な圧縮機と、圧縮機を制御するためのコントローラとを含むヒートポンプ給湯装置の制御方法が提供される。制御方法は、コントローラが、外気温度と入水温度、または、出湯温度と目標出湯温度に基づいて圧縮機の目標周波数を設定するステップと、コントローラが、圧縮機の現在の周波数と目標周波数との間の範囲を均等に分割する少なくとも1つの中間周波数とを設定するステップと、コントローラが、圧縮機の運転周波数を現在の周波数から目標周波数まで上昇させるときに、中間周波数において圧縮機の運転周波数の上昇を所定時間停止させるステップとを備える。
以上のように、本発明によって、ヒートポンプ給湯装置の各部が一定時間共振する可能性が低減される。
本実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置1の全体構成を示すイメージ図である。 本実施の形態に係るコントローラ100のハードウェア構成を表わすブロック図である。 本実施の形態に係る経過時間と圧縮機211の運転周波数との関係を示す図である。 本実施の形態に係るコントローラ100における圧縮機制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る周波数帯テーブル(共振周波数帯テーブル101A)を示すイメージ図である。 本実施の形態に係るコントローラ100における制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る周波数帯テーブル(許容周波数帯テーブル101B)の変形例を示すイメージ図である。 本実施の形態に係るコントローラ100における制御処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
<ヒートポンプ給湯装置の全体構成>
まず、本実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るヒートポンプ給湯装置1の全体構成を示すイメージ図である。
図1を参照して、ヒートポンプ給湯装置1は、ヒートポンプユニット210と、タンクユニット201とを含む。
ヒートポンプユニット210は、圧縮機211、凝縮器212、膨張弁213、空気熱交換器214、およびそれらを連結する冷媒配管を含むヒートポンプ回路を有している。このヒートポンプ回路内では、たとえばR410A、CO2などの冷媒が循環している。
圧縮機211は、後述するコントローラ100からの指令に基づいて、運転周波数を変更する。すなわち、圧縮機211は、コントローラ100からの指令に基づいて、冷媒の吐出速度を変更する。
空気熱交換器214は、冷媒と大気との熱交換を実行する。空気熱交換器214の近傍には送風ファン215が配置されている。送風ファン215は、空気熱交換器214内での、大気から冷媒への熱の移動(冷媒の吸熱)を促進する。
タンクユニット201は、貯湯タンク202、循環ポンプ209、凝縮器212と熱交換する水熱交換器216、混合弁208、およびそれらを連結する冷温水配管を含む給湯回路を有している。水熱交換器216は、圧縮機211から吐出された高温冷媒(ホットガス)とタンクユニット201内を循環する水との熱交換を実行する。
タンクユニット201内を循環する水は、外部から、給水配管203と貯湯タンク202とを通って、ヒートポンプユニット210における水熱交換器216に達する。水は、水熱交換器216において冷媒から熱を奪うことによって温水となる。温水は、貯湯タンク202に戻り、貯湯タンク202に蓄えられる。温水は、給湯配管206から外部へと給湯される。
コントローラ100は、圧縮機211、循環ポンプ209、送風ファン215などの動作を制御して、タンクユニット201内を循環する水の温度をコントロールしている。また、コントローラ100は、外気温度を測定するための外気温度センサ111と、出湯配管205から出湯される水の温度を測定するための出湯温度センサ112と、入水配管204から入水される水の温度を測定するための入水温度センサ113とに接続されている。
<コントローラ100のハードウェア構成>
本実施の形態に係るコントローラ100のハードウェア構成の一態様について説明する。図2は、本実施の形態に係るコントローラ100のハードウェア構成を表わすブロック図である。
メモリ101は、CPU110によって実行される制御プログラム、圧縮機211の起動周波数、圧縮機211の中間周波数fmなどを記憶する。本実施の形態においては、メモリ101は、中間周波数fmとして、ヒートポンプ給湯装置1の各部(配管や筐体やファンなど)が共振し難い所定の周波数を記憶している。なお、メモリ101は、複数の中間周波数fmを予め記憶していてもよい。
なお、外気温度によってヒートポンプ給湯装置1の各部が共振し難い周波数が変化する可能性がある。そこで、メモリ101は、外気温度毎に、1つの中間周波数fm、または複数の中間周波数fmを記憶していてもよい。
たとえば、CPU110は、タンクユニット201との通信インターフェイス105を介して、タンクユニット201のコントローラ120から、ヒートポンプ給湯装置1から出湯されるべき水の温度(目標出湯温度)を受け付ける。
次に、本実施の形態に係るCPU110の動作について説明する。なお、図3は、本実施の形態に係る経過時間と圧縮機211の運転周波数との関係を示す図である。
図3を参照して、CPU110は、ヒートポンプ給湯装置1が起動されると、起動モードに移行する。起動モードにおいては、CPU110は、圧縮機211の運転周波数を予め定められた起動周波数へと上昇させる。
循環ポンプの制御方法により、周波数計算方法は、異なる。
まず、循環ポンプ209の制御方法において、ポンプの回転数が、目標出湯温度と出湯温度の偏差によって制御されず、概ね一定速の場合、CPU110は、出湯温度センサ112から取得する出湯温度と、目標出湯温度の偏差に基づいて、好ましい圧縮機211の運転周波数(目標周波数fa)を計算する。なお、圧縮機211の運転周波数は、出湯温度の偏差が大きいほど高くなるものである。
一方、循環ポンプ209の制御方法が、目標出湯温度と出湯温度の偏差によって制御される場合、CPU110は、外気温度センサ111から取得する外気温度と、入水温度センサ113から取得する入水温度に基づいて、好ましい圧縮機211の運転周波数(目標周波数fa)を計算する。なお、圧縮機211の運転周波数は、外気温度が低いほど高くなり、入水温度が低いほど高くなるものである。
CPU110は、圧縮機211の運転周波数が起動周波数(現在の周波数fb)に達すると、圧縮機211の運転周波数を目標周波数faまで上昇させる。あるいは、CPU110は、外気温度と入水温度の少なくともいずれか、または、出湯温度と目標出湯温度の少なくともいずれかが変更されたときに、新たな外気温度と入水温度の少なくともいずれか、または出湯温度と目標出湯温度の少なくともいずれかに基づいて目標周波数faを更新する。CPU110は、圧縮機211の運転周波数を現在の周波数fbから新たな目標周波数faまで上昇させる。
本実施の形態においては、CPU110は、圧縮機211の運転周波数を予め定められた中間周波数fmまで上昇させると、当該中間周波数fmを維持したまま所定時間T待機する。なお、CPU110は、メモリ101を参照して外気温度に適した中間周波数fmを読み出し、圧縮機211の運転周波数を中間周波数fmまで上昇させると、当該中間周波数fmを維持したまま所定時間T待機してもよい。
このようにして、CPU110は、圧縮機211の運転周波数を現在の周波数fbから目標周波数faへ上昇させる際に、両者の間に位置する中間周波数fmで、圧縮機211の運転周波数の上昇を一旦停止させる。CPU110は、所定時間Tが経過すると、再度、圧縮機211の運転周波数を目標周波数faに向けて上昇させる。
<圧縮機制御処理>
次に、本実施の形態に係るコントローラ100による圧縮機制御処理について説明する。図4は、本実施の形態に係るコントローラ100における圧縮機制御処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、以下では、CPU110が、既に、外気温度と、入水温度と、出湯温度と、目標出湯温度などに基づいて、好ましい圧縮機211の運転周波数(目標周波数fa)を計算しているものとする。
図4を参照して、CPU110は、通信インターフェイス105を介して、圧縮機211の運転周波数を目標周波数faに向けて上昇させる(ステップS102)。CPU110は、メモリ101を参照して、現在の外気温度に適した、予め定められている少なくとも1つの中間周波数fmを読み出す。CPU110は、中間周波数fmのいずれかに達したか否かを判断する(ステップS104)。CPU110は、運転周波数が中間周波数fmに達していない場合(ステップS104においてNOである場合)、ステップS102からの処理を実行する。
CPU110は、運転周波数が中間周波数fmに達した場合(ステップS104においてYESである場合)、通信インターフェイス105を介して、当該中間周波数fmのまま圧縮機211を待機させる(ステップS106)。CPU110は、待機時間が所定時間Tに達したか否かを判断する(ステップS108)。CPU110は、待機時間が所定時間Tに達していない場合(ステップS108においてNOである場合)、ステップS106からの処理を繰り返す。
CPU110は、待機時間が所定時間Tに達した場合(ステップS108においてYESである場合)、ステップS102からの処理を繰り返す。
CPU110は、圧縮機211の運転周波数が目標周波数faに達したか否かを判断する(ステップS110)。CPU110は、運転周波数が目標周波数faに達していない場合(ステップS110においてNOである場合)、ステップS102からの処理を繰り返す。
一方、CPU110は、運転周波数が目標周波数faに達した場合(ステップS110においてYESである場合)、目標周波数faが変更されるまで、当該目標周波数faのまま圧縮機211を待機させる。
なお、CPU110は、後述する実施の形態2と同様に、外気温度と入水温度、または、出湯温度と目標出湯温度などに基づいて計算された目標周波数faが、ヒートポンプ給湯装置1が共振し易い周波数帯域(共振周波数帯)内である場合、目標周波数faを当該共振周波数帯域外かつ目標周波数faに最も近い値へと修正してもよい。あるいは、CPU110は、後述する実施の形態2の変形例と同様に、計算された目標周波数faがヒートポンプ給湯装置1が共振し難い周波数帯域(許容周波数帯)外である場合、目標周波数faを当該許容周波数帯域内かつ目標周波数faに最も近い値へと修正してもよい。
このように、本実施の形態においては、圧縮機211の急な周波数の上昇による過負荷状態に陥る可能性を低減しつつ、ヒートポンプ給湯装置1の各部が共振する可能性を低減することが可能になる。より詳細には、ヒートポンプ給湯装置1の各部は所定の周波数で共振する可能性があるため、ヒートポンプ給湯装置1の各部が共振し易い周波数帯域以外の中間周波数fmで圧縮機211の運転周波数の上昇を待機させることが好ましい。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について説明する。上述の実施の形態1に係るヒートポンプ給湯装置1では、好ましい中間周波数fmが予め設定されているものであった。一方、本実施の形態においては、コントローラ100が現在の周波数fbと目標周波数faとに基づいて、中間周波数を決定するものである。
なお、実施の形態1に係るヒートポンプ給湯装置1と同様の構成については、説明を繰り返さない。たとえば、図1のヒートポンプ給湯装置1の全体構成、図4の圧縮機制御処理は、本実施の形態に係るそれらと同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。以下では、実施の形態1に係るヒートポンプ給湯装置1と異なる構成について説明する。
まず、本実施の形態に係るコントローラ100に関しては、CPU110の動作と、メモリ101に記憶されるデータとが、実施の形態1に係るそれらと異なる。
図2を参照して、本実施の形態に係るメモリ101について説明する。メモリ101は、CPU110によって実行される制御プログラム、圧縮機211の起動周波数、共振周波数帯テーブル101A(後述する変形例においては許容周波数帯テーブル101B)などを記憶する。
図5は、本実施の形態に係る周波数帯テーブル(共振周波数帯テーブル101A)を示すイメージ図である。図5を参照して、共振周波数帯テーブル101Aは、ヒートポンプ給湯装置1の各部(配管や筐体やファンなど)が共振し易い周波数帯(共振周波数帯)を格納する。共振周波数帯テーブル101Aは、複数の共振周波数帯を格納していてもよいし、1つの共振周波数帯を格納していてもよい。
なお、外気温度によってヒートポンプ給湯装置1の各部が共振し易い周波数帯が変化する可能性がある。そこで、メモリ101は、外気温度毎に、1つの共振周波数帯または複数の共振周波数帯を格納する共振周波数帯テーブル101Aを記憶していてもよい。
次に、本実施の形態に係るCPU110の動作について説明する。
図3を参照して、本実施の形態においても、CPU110は、ヒートポンプ給湯装置1が起動されると、起動モードに移行する。起動モードにおいては、CPU110は、通信インターフェイス105を介して、圧縮機211の運転周波数を予め定められた起動周波数へと上昇させる。
循環ポンプの制御方法により、周波数計算方法は、異なる。
まず、循環ポンプ209の制御方法において、ポンプの回転数が、目標出湯温度と出湯温度の偏差によって制御されず、概ね一定速の場合、CPU110は、出湯温度センサ112から取得する出湯温度と、目標出湯温度の偏差に基づいて、好ましい圧縮機211の運転周波数(目標周波数fa)を計算する。なお、圧縮機211の運転周波数は、出湯温度の偏差が大きいほど高くなるものである。
一方、循環ポンプ209の制御方法が、目標出湯温度と出湯温度の偏差によって制御される場合、CPU110は、外気温度センサ111から取得する外気温度と、入水温度センサ113から取得する入水温度に基づいて、好ましい圧縮機211の運転周波数(目標周波数fa)を計算する。なお、圧縮機211の運転周波数は、外気温度が低いほど高くなり、入水温度が低いほど高くなるものである。
ここで、CPU110は、メモリ101を参照して外気温度に適した共振周波数帯テーブル101Aを読み出してもよい。そして、CPU110は、外気温度と入水温度と出湯温度と目標出湯温度などに基づいて計算された目標周波数faが共振周波数帯テーブル101Aのいずれかの共振周波数帯域内である場合、目標周波数faを当該共振周波数帯外かつ目標周波数faに最も近い値へと修正してもよい。
CPU110は、圧縮機211の運転周波数が起動周波数(現在の周波数fb)に達すると、通信インターフェイス105を介して、圧縮機211の運転周波数を目標周波数faまで上昇させる。あるいは、CPU110は、外気温度と入水温度の少なくともいずれか、または、出湯温度と目標出湯温度の少なくともいずれかが変更されたときに、新たな外気温度と入水温度の少なくともいずれか、または、出湯温度と目標出湯温度の少なくともいずれかに基づいて目標周波数faを更新する。CPU110は、圧縮機211の運転周波数を現在の周波数fbから新たな目標周波数faまで上昇させる。
本実施の形態においては、CPU110は、現在の周波数fbと目標周波数faとの間の範囲を均等に分割する少なくとも1つの中間周波数fmを計算する。CPU110は、中間周波数fmが共振周波数帯テーブル101Aのいずれかの共振周波数帯内である場合、中間周波数fmを当該共振周波数帯外かつ中間周波数fmに最も近い値へと修正してもよい。CPU110は、圧縮機211の運転周波数を中間周波数fmまで上昇させると、当該中間周波数fmを維持したまま所定時間T待機する。
このようにして、CPU110は、圧縮機211の運転周波数を現在の周波数fbから目標周波数faへ上昇させる際に、両者の間に位置する中間周波数fmで、圧縮機211の運転周波数の上昇を一旦停止させる。CPU110は、所定時間Tが経過すると、再度、圧縮機211の運転周波数を目標周波数faに向けて上昇させる。
<制御処理>
次に、本実施の形態に係るコントローラ100による制御処理について説明する。図6は、本実施の形態に係るコントローラ100における制御処理の処理手順を示すフローチャートである。
図6を参照して、CPU110は、外気温度センサ111から外気温度を取得し、入水温度センサ113から入水温度を取得し、出湯温度センサ112から出湯温度を取得し、タンクユニットとの通信により目標出湯温度を取得する(ステップS202)。CPU110は、外気温度、入水温度、出湯温度、目標出湯温度などに基づいて、好ましい圧縮機211の運転周波数(目標周波数fa)を計算する(ステップS204)。
たとえば、CPU110は、外気温度と入水温度との組み合わせに基づいて、好ましい圧縮機211の運転周波数(目標周波数fa)を計算する。あるいは、CPU110は、出湯温度と目標出湯温度との組み合わせに基づいて、好ましい圧縮機211の運転周波数(目標周波数fa)を計算する。
CPU110は、メモリ101を参照して、現在の外気温度に適した共振周波数帯テーブル101Aを読み出す。CPU110は、共振周波数帯テーブル101Aを参照して、計算された目標周波数faがいずれかの共振周波数帯域内であるか否かを判断する(ステップS206)。目標周波数faがいずれの共振周波数帯域内でもない場合(ステップS206においてNOである場合)、CPU110は、ステップS210からの処理を実行する。目標周波数faがいずれかの共振周波数帯域内である場合(ステップS206においてYESである場合)、CPU110は、目標周波数faを当該共振周波数帯外かつ目標周波数faに最も近い値へと修正する(ステップS208)。
CPU110は、現在の周波数fbと目標周波数faとに基づいて、現在の周波数fbと目標周波数faとの間に等間隔で位置する少なくとも1つの(所定数の)中間周波数fmを計算する(ステップS210)。たとえば、所定数がNである場合、CPU110は、以下の式(1)に基づいてn番目の中間周波数fmを計算することができる。
fm=fb+{n(fa−fb)/(N+1)}・・・(1)
CPU110は、共振周波数帯テーブル101Aを参照して、計算された中間周波数fmがいずれかの共振周波数帯域内であるか否かを判断する(ステップS212)。中間周波数fmがいずれの共振周波数帯域内でもない場合(ステップS212においてNOである場合)、CPU110は、圧縮機制御処理(ステップS100)を実行する。
中間周波数fmがいずれかの共振周波数帯域内である場合(ステップS212においてYESである場合)、CPU110は、中間周波数fmを当該共振周波数帯外かつ中間周波数fmに最も近い値へと修正する(ステップS214)。CPU110は、圧縮機制御処理(ステップS100)を実行する。
このように、本実施の形態においては、圧縮機211が過負荷状態に陥る可能性を低減しつつ、ヒートポンプ給湯装置1の各部が共振する可能性を低減することが可能になる。より詳細には、ヒートポンプ給湯装置1の各部は所定の周波数で共振する可能性があるため、ヒートポンプ給湯装置1の各部が共振し易い共振周波数帯域以外の中間周波数fmで圧縮機211の運転周波数の上昇を待機させることが好ましい。
<周波数帯テーブルの変形例>
図7は、本実施の形態に係る周波数帯テーブル(許容周波数帯テーブル101B)の変形例を示すイメージ図である。図7を参照して、許容周波数帯テーブル101Bは、ヒートポンプ給湯装置1の各部(配管や筐体やファンなど)が共振し難い周波数帯(許容周波数帯)を格納する。許容周波数帯テーブル101Bは、複数の許容周波数帯を格納していてもよいし、1つの許容周波数帯を格納していてもよい。
なお、外気温度によってヒートポンプ給湯装置1の各部が共振し難い周波数帯が変化する可能性がある。そこで、メモリ101は、外気温度毎に、1つの許容周波数帯または複数の許容周波数帯を格納する許容周波数帯テーブル101Bを記憶していてもよい。
本変形例においては、CPU110は、メモリ101を参照して外気温度に適した許容周波数帯テーブル101Bを読み出してもよい。CPU110は、外気温度と入水温度と出湯温度と目標出湯温度の少なくともいずれかに基づいて計算された目標周波数faが許容周波数帯テーブル101Bのいずれかの許容周波数帯域外である場合、目標周波数faを当該許容周波数帯域内かつ目標周波数faに最も近い値へと修正してもよい。また、CPU110は、許容周波数帯外である場合、中間周波数fmを当該許容周波数帯内かつ中間周波数fmに最も近い値へと修正してもよい。
<制御処理>
次に、本変形例に係るコントローラ100による制御処理について説明する。図8は、本実施の形態に係るコントローラ100における制御処理の処理手順を示すフローチャートである。
図8を参照して、CPU110は、通信インターフェイス105を介して、外気温度センサ111から外気温度を取得し、入水温度センサ113から入水温度を取得し、出湯温度センサ112から出湯温度を取得し、タンクユニットとの通信により目標出湯温度を取得する(ステップS302)。CPU110は、外気温度、入水温度、出湯温度、目標出湯温度などに基づいて、好ましい圧縮機211の運転周波数(目標周波数fa)を計算する(ステップS304)。
たとえば、CPU110は、外気温度と入水温度との組み合わせに基づいて、好ましい圧縮機211の運転周波数(目標周波数fa)を計算する。あるいは、CPU110は、出湯温度と目標出湯温度との組み合わせに基づいて、好ましい圧縮機211の運転周波数(目標周波数fa)を計算する。
CPU110は、メモリ101を参照して、現在の外気温度に適した許容周波数帯テーブル101Bを読み出す。CPU110は、許容周波数帯テーブル101Bを参照して、計算された目標周波数faがいずれかの許容周波数帯域内であるか否かを判断する(ステップS306)。目標周波数faがいずれかの許容周波数帯域内である場合(ステップS306においてYESである場合)、CPU110は、ステップS310からの処理を実行する。目標周波数faがいずれの許容周波数帯域内でもない場合(ステップS306においてNOである場合)、CPU110は、目標周波数faを当該許容周波数帯内かつ目標周波数faに最も近い値へと修正する(ステップS308)。
CPU110は、現在の周波数fbと目標周波数faとに基づいて、現在の周波数fbと目標周波数faとの間に等間隔で位置する少なくとも1つの(所定数の)中間周波数fmを計算する(ステップS310)。たとえば、所定数がNである場合、CPU110は、上記式(1)に基づいてn番目の中間周波数fmを計算することができる。
CPU110は、許容周波数帯テーブル101Bを参照して、計算された中間周波数fmがいずれかの許容周波数帯域内であるか否かを判断する(ステップS312)。中間周波数fmがいずれかの許容周波数帯域内である場合(ステップS312においてYESである場合)、CPU110は、圧縮機制御処理(ステップS100)を実行する。
中間周波数fmがいずれの許容周波数帯域内でもない場合(ステップS312においてNOである場合)、CPU110は、中間周波数fmを当該許容周波数帯内かつ中間周波数fmに最も近い値へと修正する(ステップS314)。CPU110は、圧縮機制御処理(ステップS100)を実行する。
このように、本変形例においても、圧縮機211が過負荷状態に陥る可能性を低減しつつ、ヒートポンプ給湯装置1の各部が共振する可能性を低減することが可能になる。より詳細には、ヒートポンプ給湯装置1の各部は所定の周波数で共振する可能性があるため、ヒートポンプ給湯装置1の各部が共振し難い共振周波数帯域内の中間周波数fmで圧縮機211の運転周波数の上昇を待機させることが好ましい。
なお、実施の形態1と実施の形態2に記載の技術を組み合わせることも可能である。たとえば、予め決定されている少なくとも1つの(実施の形態1に係る)中間周波数と、目標周波数と現在周波数とに基づいて計算される少なくとも1つの(実施の形態2に係る)中間周波数とにおいて、圧縮機211の運転周波数の上昇を待機させてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ヒートポンプ給湯装置、100 コントローラ、101 メモリ、101A,101B 周波数帯テーブル、102 ディスプレイ、103 タブレット、104 ボタン、105 通信インターフェイス、106 タッチパネル、110 CPU、111 外気温度センサ、112 出湯温度センサ、113 入水温度センサ、120 タンクユニットのコントローラ、201 タンクユニット、202 貯湯タンク、203 給水配管、204 入水配管、205 出湯配管、206 給湯配管、208 混合弁、209 循環ポンプ、210 ヒートポンプユニット、211 圧縮機、212 凝縮器、213 膨張弁、214 空気熱交換器、215 送風ファン、216 水熱交換器。

Claims (12)

  1. 外気温度を測定する外気温度測定部および入水温度を測定する入水温度測定部、または出湯温度を測定する出湯温度測定部と、
    運転周波数を変更可能な圧縮機と、
    前記圧縮機を制御するためのコントローラとを備え、
    前記コントローラは、
    前記外気温度および前記入水温度、または、前記出湯温度および目標出湯温度、に基づいて前記圧縮機の目標周波数を設定し、
    前記圧縮機の運転周波数を現在の周波数から前記目標周波数まで上昇させる際に、予め定められられた少なくとも1つの中間周波数において前記圧縮機の運転周波数の上昇を所定時間停止させる、ヒートポンプ給湯装置。
  2. 前記予め定められられた少なくとも1つの中間周波数は、前記ヒートポンプ給湯装置を構成する部材が共振し難い運転周波数である、請求項1に記載のヒートポンプ給湯装置。
  3. 前記コントローラは、
    前記目標周波数を、予め定められた少なくとも1つの周波数帯外の値に修正し、
    前記予め定められた少なくとも1つの周波数帯は、前記ヒートポンプ給湯装置を構成する部材が共振し易い運転周波数を含む、請求項1または2に記載のヒートポンプ給湯装置。
  4. 前記コントローラは、
    前記目標周波数を、予め定められた少なくとも1つの周波数帯内の値に修正し、
    前記予め定められた少なくとも1つの周波数帯は、前記ヒートポンプ給湯装置を構成する部材が共振し易い運転周波数を含まない、請求項1または2に記載のヒートポンプ給湯装置。
  5. 外気温度を測定する外気温度測定部および入水温度を測定する入水温度測定部、または出湯温度を測定する出湯温度測定部と、
    運転周波数を変更可能な圧縮機と、
    前記圧縮機を制御するためのコントローラとを備え、
    前記コントローラは、
    前記外気温度および前記入水温度、または、前記出湯温度および目標出湯温度、に基づいて前記圧縮機の目標周波数を設定し、
    前記圧縮機の現在の周波数と前記目標周波数との間の範囲を均等に分割する少なくとも1つの中間周波数とを設定し、
    前記圧縮機の運転周波数を前記現在の周波数から前記目標周波数まで上昇させるときに、前記中間周波数において前記圧縮機の運転周波数の上昇を所定時間停止させる、ヒートポンプ給湯装置。
  6. 前記コントローラは、
    前記少なくとも1つの中間周波数を、予め定められた少なくとも1つの周波数帯外の値に修正し、
    前記予め定められた少なくとも1つの周波数帯は、前記ヒートポンプ給湯装置を構成する部材が共振し易い運転周波数を含む、請求項5に記載のヒートポンプ給湯装置。
  7. 前記コントローラは、
    前記目標周波数を、前記予め定められた少なくとも1つの周波数帯外の値に修正する、請求項6に記載のヒートポンプ給湯装置。
  8. 前記コントローラは、
    前記少なくとも1つの中間周波数を、予め定められた少なくとも1つの周波数帯内の値に修正し、
    前記予め定められた少なくとも1つの周波数帯は、前記ヒートポンプ給湯装置を構成する部材が共振し易い運転周波数を含まない、請求項5に記載のヒートポンプ給湯装置。
  9. 前記コントローラは、
    前記目標周波数を、前記予め定められた少なくとも1つの周波数帯内の値に修正する、請求項8に記載のヒートポンプ給湯装置。
  10. 前記コントローラは、前記ヒートポンプ給湯装置の起動時に、前記圧縮機の運転周波数を所定の周波数まで上昇させる、請求項1〜9のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯装置。
  11. 外気温度を測定する外気温度測定部および入水温度を測定する入水温度測定部、または出湯温度を測定する出湯温度測定部と、運転周波数を変更可能な圧縮機と、前記圧縮機を制御するためのコントローラとを含むヒートポンプ給湯装置の制御方法であって、
    前記コントローラが、前記外気温度および前記入水温度、または、前記出湯温度および目標出湯温度、に基づいて前記圧縮機の目標周波数を設定するステップと、
    前記コントローラが、前記圧縮機の運転周波数を現在の周波数から前記目標周波数まで上昇させる際に、予め定められられた少なくとも1つの中間周波数において前記圧縮機の運転周波数の上昇を所定時間停止させるステップとを備える、ヒートポンプ給湯装置の制御方法。
  12. 外気温度を測定する外気温度測定部および入水温度を測定する入水温度測定部、または出湯温度を測定する出湯温度測定部と、運転周波数を変更可能な圧縮機と、前記圧縮機を制御するためのコントローラとを含むヒートポンプ給湯装置の制御方法であって、
    前記コントローラが、前記外気温度および前記入水温度、または、前記出湯温度および目標出湯温度、に基づいて前記圧縮機の目標周波数を設定するステップと、
    前記コントローラが、前記圧縮機の現在の周波数と前記目標周波数との間の範囲を均等に分割する少なくとも1つの中間周波数とを設定するステップと、
    前記コントローラが、前記圧縮機の運転周波数を前記現在の周波数から前記目標周波数まで上昇させるときに、前記中間周波数において前記圧縮機の運転周波数の上昇を所定時間停止させるステップとを備える、ヒートポンプ給湯装置の制御方法。
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