JP2010095273A - 収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】
輸送時に収納物が動き難く、かつ使用後の解体が容易である収納箱を提供する。
【解決手段】
略矩形状の底面部と、上記底面部に対して略直角である4つの側面部と、上記1つの側面部の一辺に設けられ、閉じている状態では上記底面部と略平行となる蓋部とを備える略直方体の収納箱であって、隣接する上記側面部同士は互いに略直角であり、上記底面部の対向した2つの辺に接するように設けられた一対の上記側面部の一辺にそれぞれ設けられ、上記蓋部が閉じている状態では、上記側面部に対して略直角に折り曲げられ、上記蓋部と重なる一対の羽部を備え、上記底面部の対向した2つの辺に接するように設けられた一対の上記側面部は、切断部が設けられた2つのフラップを有し、上記フラップによって隣接する2つの側面部に接合されることを特徴とする収納箱。
【選択図】 図1

Description

本発明は、収納箱に関する。
従来、予め薬品が充填された使い捨ての注射器(シリンジ)が利用されている。この注射器は、プレフィルドシリンジと呼ばれており、この注射器を製造場所から医療現場へ輸送する際には、樹脂製の袋に入れた袋入り注射器を角筒状の収納箱に個別に収納している。(特許文献1)
一方、物品の輸送に用いられる箱は、使用後に解体されることが多く、例えば、本発明とは技術的な分野が全く異なるが、解体が容易であることを特徴とする箱が提案されている。(特許文献2、特許文献3)
特開2007−297065号公報 特開平10−258829号公報 特開平11−321852号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されるような収納箱には注射器が個別に収納されるため、コストが高く、使用後の収納箱の解体に手間がかかるという問題がある。また、特許文献2に記載されるようなケースは、輸送時に箱の中身が動いてしまう可能性があり、注射器等の医療器具を収納して輸送するのには適していない。さらに、特許文献3に記載される収納箱は、パウチ等の特定の形状の物品を個別に収納するためのものである。
即ち、本発明の目的は、輸送時に収納物が動き難く、かつ使用後の解体が容易である収納箱を提供することである。
本発明に係る収納箱は、略矩形状の底面部と、上記底面部に対して略直角である4つの側面部と、上記1つの側面部の一辺に設けられ、閉じている状態では上記底面部と略平行となる蓋部とを備える略直方体の収納箱であって、隣接する上記側面部同士は互いに略直角であり、上記底面部の対向した2つの辺に接するように設けられた一対の上記側面部の一辺にそれぞれ設けられ、上記蓋部が閉じている状態では、上記側面部に対して略直角に折り曲げられ、上記蓋部と重なる一対の羽部を備え、上記底面部の対向した2つの辺に接するように設けられた一対の上記側面部は、切断部が設けられた2つのフラップを有し、上記フラップによって隣接する2つの側面部に接合されることを特徴とする。
上記構成からなる収納箱は、上記羽部を備えているため輸送時に収納物が動き難く、また、上記切断部を切断することにより、使用後には容易に解体ができる。
本発明に係る収納箱は、輸送時に収納物が動き難く、かつ使用後の解体が容易である。
以下、図を用いて本発明に係る収納箱について説明する。
本実施形態に係る収納箱1は、図1に示すように、略矩形状の底面部2と、上記底面部2に対して略直角である4つの側面部(側面部3a及び側面部3b)と、上記1つの側面部(側面部3b)の一辺に設けられ、閉じている状態では上記底面部2と略平行となる蓋部4とを備える略直方体の収納箱である。この収納箱は、隣接する上記側面部同士は互いに略直角であり、上記底面部の対向した2つの辺に接するように設けられた一対の上記側面部(側面部3a)の一辺にそれぞれ設けられ、上記蓋部4が閉じている状態では、上記側面部(側面部3a)に対して略直角に折り曲げられ、上記蓋部4と重なる一対の羽部5を備えている。また、上記底面部2の対向した2つの辺に接するように設けられた一対の上記側面部(側面部3a又は側面部3b)は、切断部(切断部7a)が設けられた2つのフラップ(フラップ6a)を有し、上記フラップ(フラップ6a)によって隣接する2つの側面部(側面部3a又は側面部3b)に接合されることを特徴とする。
上記構成からなる収納箱1は、上記羽部5を備えているため輸送時に収納物が動き難く、また、上記切断部7aを切断することにより、使用後には容易に解体ができる。
本実施形態に係る収納箱1は、図2(蓋部4を閉じた状態)に示すように、略矩形状の底面部2、該底面部2の互いに対向する一対の辺に接するように設けられた側面部3a、該底面部2aに対して略直角に隣接し、該底面部2の互いに対向する一対の辺に接するように設けられた側面部3b、閉じている状態では該底面部2と略平行である蓋部4によって略直方体の形状を形成する。そして、上記収納箱1の形状は、収納する物品によって適宜設計することができる。次に、本実施形態に係る収納箱1の各部について説明する。
[底面部]
本実施形態に係る収納箱1は、底面部2を備えている。該底面部2は、図3に示すように、互いに対向する一対の辺で側面部3a又は側面部3bと接している。実際には、本発明に係る収納箱1は一枚の板紙等からなるので、底面部2の辺となる部分、すなわち底面部2と側面部3a又は側面部3bとの境界部分を折り曲げることにより、底面部2を形成する。
[側面部3a]
本実施形態に係る収納箱1は、略矩形状の側面部3aを備えている。図1又は図2に示すように、側面部3aは、互いに略平行であり、底面部2の互いに対向する一対の辺に接するように、それぞれ設けられている。
[羽部]
本実施形態に係る収納箱1は、一対の羽部5を備えている。該羽部5は、図1又は図3に示すように、側面部3aの、底面部2と接する辺と対向する辺に設けられている。そして、該羽部5には、3つの特徴がある。
上記羽部5の1つ目の特徴は、収納物が収納された後、上記羽部5を収納箱1の内側に折り曲げ、さらに上記蓋部4を折り曲げ、上記羽部5の外側に上記蓋部4を重ねることにより、収納箱1の収納物が動きにくくなり、輸送時に収納物の破損等が起こり難く安全である。
上記羽部5の2つ目の特徴は、収納箱1の解体時に、羽部5を折り曲げることにより、手で掴む部分が2重となり、力をかけ易くなるということである。
具体的には、上記羽部5をさらに収納箱1の内側に折り曲げて、上記側面部3aに重ね合わせることにより、上記側面部3aと上記羽部5が2重になり、把握部分となる。そして、この把握部分は2重になっているので、手でしっかりと掴むことができ、切断部7aの切断、即ち収納箱1の解体を容易に行うことが可能となる。
なお、上記羽部5には、図1又は図3に示すように、折り線8が設けられていることが好ましい。具体的には、容易に折り曲げることができるような加工が施してあることが好ましい。
また、上記折り線8は、上記側面部3aと上記羽部5との境界と略平行に、かつ上記羽部5を折り曲げたときに、上記底面部2と上記側面部3aとの境界に近づくように設けられていることが好ましい。このようにすれば、収納箱1の解体時に、側面部3aが折れ曲がってしまわずに、しっかりと掴むことができる。
[開口部]
上記羽部5の3つ目の特徴は、上記羽部5は、図1又は図3のように、その一部に開口部9を有しているということである。このような開口部9を設けることにより、上記羽部5を閉じた状態でも、収納した物品が見えるようになる。
上記開口部9の形状は、上記羽部5を閉じた状態でも、収納した物品が見える程度であればよく、収納する物品の形状や大きさによって適宜設計すればよい。
特に、上記把握部分を十分に確保しつつも、羽部5を閉じた状態で収納した物品が見えるためには、図1又は図3のように上記羽部5の端部のみが開口部9となっていることが好ましい。
このような開口部9を設けることにより、特に、収納した物品が包装された注射器等の長い形状の場合、その本数を容易に確認することができる。
[側面部3b]
本実施形態に係る収納箱1は、略矩形状の側面部3bを備えている。図1又は図2に示すように、側面部3bは、互いに略平行であり、底面部2の互いに対向する一対の辺に接するように、それぞれ設けられている。
[フラップ6a]
本実施形態に係る側面部3bは、図3に示すように、フラップ6aを有している。該フラップ6aは、側面部3aと側面部3bとを互いに略直角に接合させるためにあり、これにより、図1又は図2のように、収納箱1が略直方体に形成される。
具体的には、図4に示すように、上記フラップ6aが上記側面部3aに対して糊等により接着される。解体時には切断部7aが切断されるので、接着する部分は、例えば図4においては、フラップ6a上の側面部3aの内側よりに、収納箱1が十分な強度を保つことができる程度に確保すればよい。
[切断部7a]
また、上記フラップ6aは、図3又は図4に示すような切断部7aを有している。該切断部7aは、図3又は図4のように、直線上に等間隔に切り込みが入ったものが好ましい。このような形状の切断部7aは、収納箱1の使用時には充分な強度を保ち、解体持に力を加えることによって容易に切断され、収納箱1の解体が可能となる。
具体的には、上記切断部7aは、ミシン線あるいは切込線を断続的若しくは連続的に刻切することによって、直線状に設けられているものである。よって、収納箱1の解体時には、上記切断部7aを切断することにより、収納箱1を容易に平坦状にすることができる。
なお、本実施形態においては、図3に示すように、側面部3aに羽部5が、側面部3bにフラップ6aが設けられているが、例えば、側面部3aに羽部5及びフラップ6aの両方が設けられていてもよい。
[蓋部]
本実施形態に係る収納箱1は、蓋部4を備えている。該蓋部4は、該蓋部4を閉じた状態では、上記側面部3a及び側面部3bと略直角であり、かつ上記底面部2と略平行である。
上記該蓋部4は、図1、図2又は図3に示すように、上記側面部3bの一辺に設けられている。即ち、図3に示すように、上記側面部3bと上記蓋部4とは、それぞれの辺で接している。また、上記側面部3bと上記蓋部4との境界には、容易に折り曲げることができるような加工が施してあることが好ましい。
また、上記蓋部4は、図1、図2又は図3に示すように、フラップ6bを有している。そして、該フラップ6bは、差し込み部10及び切断部7bを有している。該フラップ6bは、図3に示すように、上記蓋部4の、上記側面部3bと接する辺と対向する辺に設けられている。
[差し込み部]
上記差し込み部10は、初めて開封する際には、上記蓋部4を開封するための持ち手となり得る。つまり、該差し込み部10を掴んで上記蓋部4を開封することができる。さらに、収納箱1の開封後は、該差し込み部10を図1又は図3に示すような差し込み口11に差し込むことにより、再び蓋部4を閉じた状態にすることができる。
また、上記蓋部4のフラップ6bには切断部7bが設けられている。該切断部7bは上記切断部7aと同様の加工が施されているので、収納箱1を初めて開封する際に、切断部7bを切断することにより、容易に開封することができる。
収納物を入れた後には、図2に示すように、上記蓋部4のフラップ6bは、上記側面部3bに対して糊等により接着される。開封時に上記切断部7bが切断されるためには、接着する部分は、例えば図2においては、上記切断部7bよりも下部に設けられ、収納箱1が十分な強度を保つことができる程度に確保すればよい。
そして、収納箱1の開封時には、上記差し込み部10を掴み、上記切断部7bを切断することにより容易に開封することができる。
[材質]
本実施形態に係る収納箱1は、軽量性やコストの面から、紙製であることが好ましい。特に限定されないが、板紙や段ボール等の、強度を有する紙が好ましい。
特に、本実施形態に係る収納箱1の材質としては、充分な強度が確保でき、軽量かつ低コストである再生紙を使用した板紙が好ましい。
[使用方法]
次に、本実施形態に係る収納箱1の使用方法を、注射器が梱包された袋を収納する場合を例に挙げて説明する。
特に限定されないが、本実施形態に係る収納箱1は、一枚の板紙等を図3のような形状に切り抜くことにより製造される。この切り抜かれた板紙等には、底面部2と側面部3a及び側面部3b、側面部3bと蓋部4及びフラップ6a、側面部3aと羽部5、蓋部4とフラップ6bとの境界部分等には、容易に折り曲げができるように加工を施すことが好ましい。
上記底面部2と側面部3a及び側面部3b、側面部3bとフラップ6aの加工部分を折り曲げることにより、略直方体形状を形成することができる。さらに、上記側面部3のフラップ6aを、それぞれ隣接する上記側面部3bに対して糊付け等により接着する。これで、収納部分は略直方体形状となるので、物品の収納が可能な状態となる。
このように物品の収納が可能となった後、上記収納箱1には注射器が梱包された袋が収納される。そして、注射器が梱包された袋が収納された後、上記羽部5を収納箱1の内側に折り曲げ、さらに上記蓋部4を折り曲げる。このように、上記蓋部4の内側に上記羽部5が重なることにより、上記収納箱1の中の注射器が梱包された袋が動きにくくなり、輸送時に注射器の破損等が起こり難く安全である。
そして、上記蓋部4のフラップ6bを折り曲げ、上記側面部3bに糊付け等により接着する。このようにして、注射器が梱包された袋を収納した収納箱1が輸送可能な状態となる。
上記注射器が梱包された袋を収納した収納箱1を医療現場等で使用する際には、差し込み部10を持ち、切断部7bを切断して開封する。また、開封後であっても、差し込み部10を差し込み口11に挿入することにより、再び蓋部4を閉じた状態にすることができる。
[解体方法]
次に、本実施形態に係る収納箱1の解体方法を説明する。本実施形態に係る収納箱1を解体するには、先ず、上記羽部5を箱の内側に折り込み、側面部3aに重ねる。こうすることにより、側面部3aと羽部5とが2重の把握部分になり、手で掴んで展開する際に力を加え易くなる。
この2重の把握部分を掴んで側面部3aを収納箱1の外側へ引き離すことにより、フラップ6aの切断部7aが切断され、側面部3を箱の外側へと展開することができる。このとき、切断部7aがあることにより、互いに隣接する側面部3a及び側面部3bは容易に分離される。
上記解体方法によって、本実施形態に係る収納箱1は、容易に直方体から平坦状になる。このように、本実施形態に係る収納箱1は、かさばらない状態とすることができるので、収納箱1の回収や破棄が簡単になる。
[収納する物品]
本実施形態に係る収納箱1は、特に、医療用品の輸送に用いることが好ましい。さらには、個別に梱包された複数の注射器の輸送に用いることが好ましい。
具体的には、本実施形態に係る収納箱1は、注射器が個別に梱包された袋を収納するために用いられる収納箱であることが好ましい。例えば、注射器を梱包する袋は、通常のピロー包装の袋等であり、その包材の種類や袋の形態について特に限定はない。
本実施形態に係る収納箱1は、羽部5を備えているため、輸送中に内部の注射器が動き難い。また、上記羽部5が開口部9を有しているので、収納箱1中の注射器の本数を容易に確認することができる。
さらに好ましくは、上記注射器とは、予め薬品が充填された使い捨ての注射器であることが好ましい。
ここで、上記予め薬品が充填された使い捨ての注射器とは、樹脂製のシリンジを備える、ピロー包装されたものであることが好ましい。このような樹脂製のシリンジは、従来のガラス製の物のように、割れたりする危険性が少ないので、本実施形態に係る収納箱1のような紙製の箱に、ピロー包装された状態で収納して、複数本を同時に輸送することができる。
また、上記薬品とは、例えば、ヒアルロン酸等である。上記薬品が、ヒアルロン酸等の定期的に供給が必要な薬品の場合であっても、本発明に係る収納箱を使用することにより、安全に、かつ大量の注射器を輸送することができる。
〈作用効果〉
以下、上記実施形態に係る収納箱1の作用効果について説明する。
上記構成からなる収納箱1は、上記羽部5を備えているため輸送時に収納物が動き難く、また、上記切断部7aを切断することにより、使用後には容易に解体ができる。
そして、上記羽部5は、その一部に開口部9を有していてもよい。このような開口部9を設けることにより、羽部5を閉じた状態でも、収納した物品が見えるようになる。
また、上記蓋部4は差し込み部10が設けられたフラップ6bを有し、上記フラップ6bが重なる側面部(側面部3b)は上記差し込み部10が挿入される差し込み口11を有していてもよい。このようにすれば、開封後であっても、再び蓋部4を閉じた状態にすることができる。
また、上記収納箱1は、充分な強度が確保でき、軽量な板紙製であってもよい。
また、上記収納箱1の解体時には、上記羽部5を上記側面部(側面部3a)に重ねて2重とし、前記2重となった部分を掴んで上記切断部(切断部7a)を切断して平坦状に変形可能に構成されている。このように、かさばらない状態とすることができるので、収納箱の回収や破棄が簡単になる。
また、上記実施形態に係る収納箱1には、個別に包装された注射器を収納してもよい。そして、該注射器には、薬品が充填されていてもよい。上記実施形態に係る収納箱1は、十分な強度を持ち、輸送時に収納物が動き難く、かつ使用後の解体が容易であるため、注射器等の医療現場で使用する物品を収納して輸送するのに適している。
以上、本発明に係る収納箱について、実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、図1ないし図4に係る収納箱は、梱包された注射器が一列に収納されるような形状のものを想定しているが、梱包された注射器が2段もしくはそれ以上で収納されてもよい。この際、それぞれの段の間に板紙等を挟み込むことにより、注射器が動くことを防止できる。
また、本発明に係る収納箱は使い捨てであってもよい。このようにすれば、清潔な状態で注射器等の医療品を扱うことができる。
本発明に係る収納箱の開封時の斜視図 本発明に係る収納箱の蓋部を閉じた状態の斜視図 本発明に係る収納箱の展開図 本発明に係る収納箱の側面部の内側を表す図
符号の説明
1 収納箱
2 底面部
3a、3b 側面部
4 蓋部
5 羽部
6a、6b フラップ
7a、7b 切断部
8 折り線
9 開口部
10 差し込み部
11 差し込み口

Claims (7)

  1. 略矩形状の底面部と、
    前記底面部に対して略直角である4つの側面部と、
    前記1つの側面部の一辺に設けられ、閉じている状態では前記底面部と略平行となる蓋部とを備える略直方体の収納箱であって、
    隣接する前記側面部同士は互いに略直角であり、
    前記底面部の対向した2つの辺に接するように設けられた一対の前記側面部の一辺にそれぞれ設けられ、前記蓋部が閉じている状態では、前記側面部に対して略直角に折り曲げられ、前記蓋部と重なる一対の羽部を備え、
    前記底面部の対向した2つの辺に接するように設けられた一対の前記側面部は、切断部が設けられた2つのフラップを有し、前記フラップによって隣接する2つの側面部に接合されることを特徴とする収納箱。
  2. 前記羽部は、その一部に開口部を有していることを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
  3. 前記蓋部は差し込み部が設けられたフラップを有し、前記フラップが重なる側面部は前記差し込み部が挿入される差し込み口を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の収納箱。
  4. 板紙製であることを特徴とする請求項1ないし3に記載の収納箱。
  5. 前記収納箱の解体時には、前記羽部を前記側面部に重ねて2重とし、前記2重となった部分を掴んで前記切断部を切断して平坦状に変形可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし4に記載の収納箱。
  6. 個別に包装された注射器を収納することを特徴とする請求項1ないし5に記載の収納箱。
  7. 前記注射器には、薬品が充填されていることを特徴とする請求項1ないし6に記載の収納箱。
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