JP2010091275A - 磁石取り付け診断装置、磁石取り付け診断装置を備えたガスメータ、および磁石取り付け診断方法 - Google Patents

磁石取り付け診断装置、磁石取り付け診断装置を備えたガスメータ、および磁石取り付け診断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】磁気検出手段からの電気信号のON時間またはOFF時間を計測することによって、磁石の磁化方向の向きの取り付け間違いを確実に判定できる磁石取り付け診断装置、この診断装置を備えたガスメータ、および磁石取り付け診断方法を提供する。
【解決手段】複数の磁石17を固定した回転盤16と、この回転盤16の回転軌道の近傍に設けられた磁気検出手段18を有し、ON/OFF時間計測手段22が回転盤が1回転した際の磁気検出手段18からの電気信号のON時間またはOFF時間を計測し、磁石向き判定手段23がON時間またはOFF時間が所定の時間範囲内にあるかどうかで磁石の磁化方向の向きが正常か否かを判定している。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁石取り付け診断装置、およびこの磁石取り付け診断装置を備えたガスメータ、および磁石取り付け診断方法に関し、更に詳細には、磁石の磁化方向の取り付け間違いを確実に判定できる磁石取り付け診断装置、この診断装置を備えたガスメータ、および磁石取り付け診断方法回転検出用の磁石の向きを判定することができるガスメータに関する。
図7は、膜式ガスメータの一部破断正面図、図8は、同じく側断面図である。
膜式ガスメータ1のケーシングは、その下部を構成する本体ケースと、上部を構成する上ケースとを有し、上ケースにはガス入口12及びガス出口13が設けられている。また、本体ケースの内部に設けられる下部空間と、上ケースの内部に設けられる上部空間とは仕切壁によって仕切られており、下部空間は前部計量室1aと、後部計量室1bとに仕切られている。
前部計量室1aには計量膜7aにより第1及び第2計量室(ア)、(イ)が形成され、後部計量室1bには計量膜7bにより第3及び第4計量室(ウ)、(エ)が形成されている。計量膜7a,7bの往復運動は、計量膜の両面に添設される膜板8,8に取り付けられた蝶番枠5を介して翼3に伝達され、さらに翼3の揺動が翼軸2及びリンク機構6に伝達され、さらに、バルブ4を回転駆動し、流量積算機構を駆動する。
他方、バルブ4の上部には複数の磁石17を配置した回転盤16が設けられ、リンク機構6によってバルブ4とともに回転軸15が回転し、さらに回転盤16を回転駆動している。そして、この回転盤16の磁石17と対向する位置に、磁気検出手段18(例えば、MRセンサやリードスイッチ)が設けられ、回転盤16が回転することにより磁石17の磁界変化を検知し、流量を算出している。
図9は、膜式ガスメータの動作原理を説明するための図である。
ガス入口12から流入したガスは、バルブ4、分配室14を通過し、前後部計量室1a,1bの第1〜4計量室(ア),(イ),(ウ),(エ)のいずれかに流入する。ここでは、図9(A)に示すように、仮に前部計量室1aの第1計量室(ア)にガスが流入したとし、このとき流入したガスの圧力により計量膜7aが移動し、計量膜7aにより仕切られた対向する第2計量室(イ)のガスが排出される。排出されたガスは、分配室14、バルブ13からガス出口13を通過しガスメータ外へ排出される。また、計量膜7aの移動は翼3の揺動運動に変換され、翼軸2を介してリンク機構6に伝達され、ガスメータの流量積算機構を駆動し、またバルブ4を駆動して回転させる。
バルブ4が所定角度回転することにより、バルブ4と分配室14の流路が切り換わり、図9(B)に示すように、ガスメータに流入したガスは後部計量室1bの第4計量室(エ)に導かれ、第3計量室(ウ)内のガスはガス出口13に導かれ排出される。以上の一連の動作により、図9(A)〜図9(D)に示すように、ガスが出入する計量室は(ア)→(エ)→(イ)→(ウ)の順に切り換わり、計量膜7a,7bは往復運動を続け、ガスの計量が行われる。また、計量膜7a,7bの1往復でバルブ4及び回転軸15は1回転するようになっている。
このような、リンク機構と回転磁石を備えたガスメータとしては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。このガスメータでは、計量室へのガスの供給・排出により往復動する膜部リンク機構を介して回転部材を連結し、膜部の1往復で回転部材が1回転するようにしている。そして、この回転部材上に磁石を配置し、磁石の軌道付近にリードスイッチを設け、このリードスイッチのオン・オフによるスイッチング作用によって流量信号を得ている。実際の流量計測に当たっては、所定のサンプリング間隔で流量計測を行い、時間帯など所定の条件に応じてサンプリング間隔を変化させ、回転部材が低速回転時はサンプリング間隔を長く、高速回転時はサンプリング間隔を短くしている。
このような従来のガスメータでは、回転部材に取り付けた磁石の磁化方向の向きを判定する機能は備えていない。
図10は、このような従来のガスメータの流量検出のためのブロック図であり、図11は、その動作異常の判定フローである。
回転盤16とこの回転盤16に固定された複数の磁石17と、磁石17の磁界を検知する磁気検出手段18(例えば、MRセンサやリードスイッチ)と、磁気検出手段18の電源を供給する電源供給手段25と、磁気検出手段18からの電気信号のON/OFF回数をカウントするON/OFF回数カウント手段21と、その結果を表示する動作結果表示手段27から構成される。
磁石17の数が4個である場合、図11の判定フローでは、回転盤16の1回転当たり磁気検出手段18により4つのパルスが出力されるかどうかをON/OFF回数カウント手段21が判定し(ステップS21)、4つのパルスが得られた場合に正常動作であると判断し(ステップS22)、そうでない場合は動作異常であると判断している(ステップS23)。そして、これらの結果は動作結果表示手段27(例えば、LCDやLED)に表示している。
ここで、回転盤16の1回転当たり磁気検出手段18により4つのパルスが出力されない原因としては、磁石17が所定個数取り付けられていない場合や、磁石17の磁化方向を間違えて取り付けてしまい、その間違えて取り付けられた磁石の周辺の磁場が弱くなり、磁気検出手段18の検出レベルに達しなかったことが挙げられる。
しかし、磁石17の磁化方向を間違えて取り付けた場合であっても、磁気検出手段18の感度や磁石17の強さによっては、回転盤16の1回転あたり4つのパルス信号を検出できることがある。
そして、磁石17の磁化方向を間違えて取り付けたガスメータが出荷された場合、ガス機器の故障やゴムホースが外れて異常な流量が流れると、通常使用時に比べて磁気検出素子から得られるパルスの信号幅は短くなり、信号計測間隔によっては、信号を取りこぼすこととなり、安全機能が正常に機能しないおそれがあった。特に、省電力の見地から、磁気検出手段18を所定のサンプリング間隔で駆動する場合には、このような信号の取りこぼしのおそれも大きくなってしまう。
特開2006−276035号公報
上記のように、製造工程において作業者が磁石の磁化方向の向きを間違って回転盤に磁石を組み込んだ場合、磁気検出が正常に出来ないことや、磁気検出が出来ても正確に電気信号を検出できないという問題があった。また、目視での検査では見落とすことがあり、工場から流出した場合、結果として、異常な流量が流れた際などに正確に電気信号を検出できず、安全機能が正常に動作しないといった恐れがあった。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、磁気検出手段からの電気信号のON時間またはOFF時間を計測することによって、磁石の磁化方向の取り付け間違いを確実に判定できる磁石取り付け診断装置、この診断装置を備えたガスメータ、および磁石取り付け診断方法を提供することを、その目的とする。
請求項1の発明は、回転盤と、該回転盤に固定された複数の磁石と、前記回転盤の回転軌道の近傍に設けられた磁気検出手段と、前記回転盤が1回転した際の前記磁気検出手段からの電気信号のON時間またはOFF時間を計測するON/OFF時間計測手段と、前記ON時間またはOFF時間が所定の時間範囲内にあるか否かで前記磁石の磁化方向の向きが正常に取り付けられているか否かを判定する磁石向き判定手段とを有することを特徴とした磁石取り付け診断装置である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記磁石向き判定手段により判定した結果を表示する磁石向き判定結果表示手段をさらに有することを特徴としたものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記磁石向き判定手段は、前記回転盤が1回転した際の前記磁気検出手段からの電気信号のON時間の合計値またはOFF時間の合計値が所定の時間範囲内にあるか否かで磁石の磁化方向の向きが正常にとりつけられているか否かを判定することを特徴としたものである。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれか1項の発明である磁石取り付け診断装置を備えたことを特徴としたガスメータである。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記回転盤が、計量室へのガスの供給・排出により往復動する膜部とリンク機構を介して膜部の1往復で1回転するように連結されていることを特徴としたものである。
請求項6の発明は、請求項4または5の発明において、前記磁気検出手段への給電を、常時給電とサンプリング給電のいずれかに切り替える電源供給切替手段を有することを特徴としたものである。
請求項7の発明は、複数の磁石を固定した回転盤の回転軌道の近傍に磁気検出手段を設け、前記回転盤が1回転した際の前記磁気検出手段からの電気信号のON時間またはOFF時間を計測し、該ON時間またはOFF時間が所定の時間範囲内にあるか否かで前記磁石の磁化方向の向きが正常に取り付けられているか否かを判定することを特徴とした磁石取り付け診断方法である。
本発明によれば、ON時間またはOFF時間を計測することにより装置により磁石の磁化方向の取り付け間違いを確実に判定できるため、検査時間短縮、不良品(磁石向きが間違った回転盤)の組み込みが防止でき、結果として製品の品質向上に繋がる。また、ガスメータに磁石取り付け診断機能を持つことで、組み込み後の工程内不具合を検出でき、不良品の流出防止に繋がる。また、サンプリング給電を行っても磁気検出手段からのパルス信号を取りこぼすことがないため、通常使用時の省電力に繋がる。
図1は、本発明の一実施形態に係る磁石取り付け診断装置を有するガスメータのブロック図であり、図2は図1に示した磁石取り付け診断装置を有するガスメータにおける磁石取り付け判定のフローを示す図である。図1のブロック図において、従来技術と同じ構成手段については、同じ符号を付してある。また、以下、磁石17の数は4個である場合について説明する。
ガスメータは、回転盤16とこの回転盤16に固定された複数の磁石17と、磁石17の磁界を検知する磁気検出手段18(例えば、MRセンサやリードスイッチ)と、磁気検出手段18への電源を供給する磁気検出電源供給手段25と、磁気検出手段18からの電気信号のON/OFF回数をカウントするON/OFF回数カウント手段21と、ON時間またはOFF時間を計測するON/OFF時間計測手段22と、ON/OFF回数と、ON/OFF時間の結果を元に磁石17の磁化方向の向きを判定する23と、その判定結果を表示する磁石向き判定結果表示手段24を有している。
ON時間とOFF時間は磁気検出手段18からの電気信号から得ており、例えば、磁気検出手段18がリードスイッチである場合は、リードスイッチが磁石17の磁界によってそのリード片が接触しスイッチがONとなった場合をON時間として計測している。なお、ON時間の代わりにOFF時間を計測するようにしてもよい。
図2の判定フローでは、回転盤16の1回転当たり磁気検出手段18により4つのパルスが出力されるかどうかをON/OFF回数カウント手段21によって判定し(ステップS1)、4つのパルスが得られた場合にはステップS2へ進んで、ON/OFF時間計測手段22によって計測されたON時間が所定時間の範囲内であるかどうかを判定し(ステップS2)、所定時間範囲内であれば、磁石17の磁化方向の向きが正しく取り付けられているものと判断し、磁石向き判定結果表示手段24にその旨を表示する(ステップS3)。
例えば、回転盤16の回転速度が1000rpm(磁気検出素子18の保証値:1000回転/分)、ON時間とOFF時間の比が1:1になるように配置した場合、ON時間は約21ms(1000回÷60秒÷8)となる。しかし、実際には、磁気検出素子18にリードスイッチを使用する場合、リードスイッチは感度に幅があるため(例えば、80〜100AT(ATは感度を示す単位))、感度最小値と最大値によりON時間が異なるため判定値を20ms以上(感度最小値の場合)、32ms以下(感度最大値の場合)と設定している。そして、1000rpmの場合にON時間が20ms以上、32ms以下の場合に磁石の取り付け方向は正常と判断している。
したがって、例えば、500rpmで回転盤16を回転させた際には、ON時間が40ms以上、64ms以下を満足する場合に磁石の取り付けが正常という判断を行うことになる。
なお、より詳細には、リードスイッチを用いる場合は、その感度のバラツキの度合いやマグネットとの距離の取付精度、あるいは使用温度の変化によって、磁石の取り付けが正常であるとの判断を行う際のリードスイッチのON時間の幅は変化することになることから、これらを考慮して、ON時間の幅を決める必要がある。
そして、ステップS1において、パルスが4つ得られない場合、すなわち、ON/OFF回数が4でない場合、及び、ステップS2でON時間が20ms以上、32ms以下を満足しない場合は、磁石17の取り付け忘れ、あるいは磁化方向の向きが間違って取り付けられているものと判断し、磁石向き判定結果表示手段24にその旨を表示する(ステップS4)。
図3(A)は、磁石の磁化方向の向きが正常に取り付けられている場合の回転盤と磁石の関係を示す図であり、また、図3(B)は、その場合の磁気検出素子の出力を示す図である。
4個の磁石17がほぼ等間隔に、かつ、磁化方向がほぼ円周方向に、S−N,N−S,S−N,N−Sとなるように回転盤16に取り付けられており、各磁石17の外部への磁界の大きさもほぼ均等となっている。したがって、各磁石17が磁気検出手段18に近づいた際に得られるパルスも、ほぼ均等のパルス幅となっている。
図4(A)は、磁石の磁化方向の向きが間違って取り付けられている場合の回転盤と磁石の関係を示す図であり、また、図4(B)は、その場合の磁気検出素子の出力を示す図である。
4個の磁石17がほぼ等間隔に回転盤16に取り付けられているが、iiiで示す磁石17の磁化方向が図3(A)で示したものと反対になっているため、iiiで示す磁石17によって形成される磁場が強さが弱くなる。このため、各磁石17が磁気検出手段18に近づいた際に得られるパルスも、iiiで示す磁石17が近づいた際に得られるパルスの幅が他の磁石の場合よりも小さくなっている。
このため、先述したように、ガス流量が多くなった場合には、回転盤の回転数も上昇し、パルス幅も小さくなるため、信号を取りこぼす恐れが大きくなる。
図5は、本発明の他の実施形態に係る磁石取り付け診断装置を有するガスメータのブロック図であり、図6は図5で示したガスメータにおける磁石取り付け判定及び流量測定のフローを示す図である。図5のブロック図において、図1に示したブロック図と同じ構成手段については、同じ符号を付してある。
図5で示すブロック図において、ガスメータが、回転盤16とこの回転盤16に固定された複数の磁石17と、磁石17の磁界を検知する磁気検出手段18(例えば、MRセンサやリードスイッチ)と、磁気検出手段18への電源を供給する磁気検出電源供給手段25と、磁気検出手段18からの電気信号のON/OFF回数をカウントするON/OFF回数カウント手段21と、ON時間またはOFF時間を計測するON/OFF時間計測手段22と、ON/OFF回数と、ON/OFF時間の結果を元に磁石17の磁化方向の向きを判定する磁石向き判定手段23と、その判定結果を表示する磁石向き判定結果表示手段24を有する点は、図1で示したブロック図と同様であり、図5で示すガスメータでは、さらに電源供給切替手段26を備えている。
電源供給切替手段26は、磁気検出電源供給手段25から磁気検出手段18へ供給する電源の切り替えを行うもので、磁石の取り付け診断を行う際には、磁気検出手段18へ常時給電を行い、また、通常のガスメータの使用時には、ガスメータの電源の低消費と実使用を考慮して所定のサンプリング周期で磁気検出手段18への給電を切り替えるためのものである。
例えば、実仕様において5000L/h(一般家庭用2.5号メータの使用最大流量の2倍)を想定した場合は、ON時間は約64ms(3600秒×0.714÷5000L×1000÷8=約64ms、ここで0.714Lは1回転で流れるガス量)となる。よって、電源供給間隔(ON/OFF時間計測間隔)は64ms以下であればよいが、判定の精度を上げるために、計測間隔を例えば30msとして、使用最大流量の2倍の流量が流れた場合でも、2回検知(30ms×2=60msでON判定)とすることが望ましい。
図6のフローにおいて、ステップS11で電源供給切替手段26がONになっているかどうかを判別し、ONになっているときは磁石の取り付け診断を行うために、ステップS12へ進み、磁気検出電源供給手段25は磁気検出手段18へ常時給電を行った後、ステップS13へ進む。また、ステップS12では、回転盤16の回転数が1000rpmになるようにしている。
そして、ステップS13からS16のフローにおいて、磁石17が正しく取り付けられているかどうかを判別するが、これらの各ステップは、図2のフローにおけるステップS1からS4の各ステップと同じであるので、説明を省略する。
ステップS11で電源供給切替手段26がOFFになっている場合(NOの場合)は、通常使用時であり、磁気検出電源供給手段25は磁気検出手段18へ例えば30msのサンプリング周期でサンプリング給電を行う(ステップS17)。また、ステップS15で 磁石17の磁化方向の向きが正しく取り付けられているものと判断され、磁石向き判定結果表示手段24にその旨を表示した後も、ステップS17のサンプリング給電の状態に移る。
なお、膜式ガスメータの場合、膜の往復運動をリンク機構によって回転運動に変換しているため、回転盤の1回転の速度は一定ではなく、1回転で得られる4パルスの各ON時間、OFF時間にばらつきを生じることとなる。このため、例えば、4回のON時間、またはOFF時間の合計を磁石の取り付け方向の判定値としてもよい。
本発明の一実施形態に係る磁石取り付け診断装置を有するガスメータのブロック図である。 図1のガスメータにおける磁石取り付け判定のフローを示す図である。 (A)は磁石の磁化方向の向きが正常に取り付けられている場合の回転盤と磁石の関係を示す図であり、(B)はそのときの磁気検出素子の出力を示す図である。 (A)は磁石の磁化方向の向きが間違って取り付けられている場合の回転盤と磁石の関係を示す図であり、(B)はそのときの磁気検出素子の出力を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る磁石取り付け診断装置を有するガスメータのブロック図である。 図5のガスメータにおける磁石取り付け判定及び流量測定のフローを示す図である。 膜式ガスメータの一部破断正面図である。 膜式ガスメータの側断面図である。 膜式ガスメータの動作原理を説明するための図である。 従来のガスメータの流量検出のためのブロック図である。 従来のガスメータの動作異常の判定フローを示す図である。
符号の説明
1…膜式ガスメータ、1a,1b…計量室、2…翼軸、3…翼、4…バルブ、5…蝶番枠、6…リンク機構、7a,7b…計量膜、8…膜板、12…ガス入口、13…ガス出口、14…分配室、15…回転軸、16…回転盤、17…磁石、18…磁気検出手段、21…ON/OFF回数カウント手段、22…ON/OFF時間計測手段、23…磁石向き判定手段、24…磁石向き判定結果表示手段、25…磁気検出電源供給手段、26…電源供給切替手段、27…動作結果表示手段。

Claims (7)

  1. 回転盤と、該回転盤に固定された複数の磁石と、前記回転盤の回転軌道の近傍に設けられた磁気検出手段と、前記回転盤が1回転した際の前記磁気検出手段からの電気信号のON時間またはOFF時間を計測するON/OFF時間計測手段と、前記ON時間またはOFF時間が所定の時間範囲内にあるか否かで前記磁石の磁化方向の向きが正常に取り付けられているか否かを判定する磁石向き判定手段とを有することを特徴とする磁石取り付け診断装置。
  2. 前記磁石向き判定手段により判定した結果を表示する磁石向き判定結果表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の磁石取り付け診断装置。
  3. 前記磁石向き判定手段は、前記回転盤が1回転した際の前記磁気検出手段からの電気信号のON時間の合計値またはOFF時間の合計値が所定の時間範囲内にあるか否かで磁石の磁化方向の向きが正常にとりつけられているか否かを判定することを特徴とする請求項1または2に記載の磁石取り付け診断装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の磁石取り付け診断装置を備えたことを特徴とするガスメータ。
  5. 前記回転盤が、計量室へのガスの供給・排出により往復動する膜部とリンク機構を介して膜部の1往復で1回転するように連結されていることを特徴とする請求項4に記載のガスメータ。
  6. 前記磁気検出手段への給電を、常時給電とサンプリング給電のいずれかに切り替える電源供給切替手段を有することを特徴とする請求項4または5に記載のガスメータ。
  7. 複数の磁石を固定した回転盤の回転軌道の近傍に磁気検出手段を設け、前記回転盤が1回転した際の前記磁気検出手段からの電気信号のON時間またはOFF時間を計測し、該ON時間またはOFF時間が所定の時間範囲内にあるか否かで前記磁石の磁化方向の向きが正常に取り付けられているか否かを判定することを特徴とする磁石取り付け診断方法。
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