JPH08206640A - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JPH08206640A
JPH08206640A JP1509895A JP1509895A JPH08206640A JP H08206640 A JPH08206640 A JP H08206640A JP 1509895 A JP1509895 A JP 1509895A JP 1509895 A JP1509895 A JP 1509895A JP H08206640 A JPH08206640 A JP H08206640A
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JP
Japan
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water
flow rate
purified water
replacement
water purifier
Prior art date
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Pending
Application number
JP1509895A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Takayama
仁史 高山
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルター交換表示機能を備えた浄水器に関
し、正確なフィルター交換時期表示を行う浄水器を安価
で提供することを目的とする。 【構成】 浄水検出手段30は、水路12内の水流を動力に
して浄水の流量を示す流量信号を生成する。交換時期決
定手段40は、この流量信号を基に浄水量の積算値を算出
し、この積算値が所定量になったときに濾過材の交換時
期を示す交換信号を生成する。表示手段50は、交換信号
に基づいて濾過材の交換時期を表示する。尚、交換時期
決定手段40は、所定流量あたりの流量信号の基準値を基
に上記浄水量の誤差を検出する機能と、この誤差に基づ
いて上記浄水量を補正する機能とを備える。この補正値
は、例えば浄水器の完成検査の際に設定され、以後の継
続的に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浄水器に関し、特に、浄
水器内部の濾過材の交換時期を表示する機能を備えた浄
水器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、据置型等の比較的大型の浄水器に
おいては、その内部の中空糸や活性炭等の濾過材が交換
時期になったときに使用者に知らせる機能をもつものが
提供されている。このような浄水器では、その水路内に
設けた水車の回転数から浄水量の積算値を求め、その積
算値から濾過材の交換時期を判定している。また最近で
は、浄水器全体が水道の蛇口に取り付けられる蛇口直結
型のものが家庭用として普及しており、このような浄水
器においても濾過材の交換時期を表示する機能を備える
ことが要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、蛇口直結型の
浄水器に濾過材の交換表示機能を設ける場合、係る浄水
器は小型である必要があり、それ故、限られた短い水路
内で水車を回転させて正確な浄水量を計測するために
は、浄水器の内部構造及び構成部材を精巧に作る必要が
ある。従って、これら構造的な要因が浄水器を安価で提
供する際の障害になっている。そこで本発明は、このよ
うに限られた構造的条件の下でも濾過材の交換時期を正
確に表示する安価な浄水器を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は以下のような形態を採用する。本発明に係
る浄水器は、水路内の水流を動力として浄水の流量を示
す流量信号を生成する浄水検出手段と、浄水検出手段に
て生成された流量信号を基に浄水量の積算値を算出し、
この積算値が所定値に達したとき、上記水路内に設けら
れた濾過材の交換時期を示す交換信号を提供する交換時
期決定手段と、この交換信号に基づいて濾過材の交換時
期を表示する表示手段とを具備し、上記交換時期決定手
段が、所定流量あたりの流量信号の基準値を基に上記算
出された浄水量の誤差を検出する誤差検出機能と、この
誤差に基づいて上記算出した浄水量を補正する機能とを
備えるように構成する。
【0005】
【作用】上記構成によれば、浄水検出手段が水路内の水
流を動力にして浄水の流量を示す流量信号を生成し、交
換時期決定手段が、この流量信号から浄水量を計測す
る。計測された浄水量は、所定流量あたりの流量信号の
基準値に基づいてその誤差が検出され、この誤差に基づ
いて浄水量の補正値が得られる。これにより、以後計測
される浄水量は、補正値に従って補正されて正確な浄水
量として積算され得るので、この積算値を基にて濾過材
の交換時期が正確に判別され得る。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る浄水器の実施例を図面と
共に説明する。図1は、本浄水器10の浄水部の一構成例
を概略的に示したものである。本浄水器10は、浄水器全
体が水道の蛇口に取り付けられる蛇口直結型の浄水器で
あり、浄水器容器11内には、中空紙や活性炭等の濾過材
が収容された浄水用カートリッジ20と、このカートリッ
ジに流れ込む流水量を検出するための水車発電機30と、
この水車発電機30で生成される流量信号から浄水量を定
量的に計測し、その積算値を算出してカートリッジ20の
交換時期を判別する計測部40と、カートリッジ20が交換
時期であることを表示器又は音で使用者に知らせるため
の表示部50と、内部に乾電池又はボタン電池が収容され
ており、上記計測部40及び表示部50に電力を供給するた
めの電源部60とが設けられている。
【0007】まず、本浄水器10の通常の動作は次の通り
である。本浄水器内に浄水カートリッジ20が装着される
と、このカートリッジ表面に設けられたマグネット21に
より浄水器内の磁束検出素子22が活性化され、浄水カー
トリッジ20が装着されたことを示すカートリッジ装着信
号が計測部40に送られる。これにより計測部40内では現
在の積算値が一旦リセット操作される。尚、本実施例で
は、上記カートリッジ20の装着検出に磁束検出素子を用
いたが、例えばホール効果を利用したホール素子やホー
ルICに類する検出素子等を用いてもよい。
【0008】水道の蛇口から本浄水器内に取り入れられ
る原水は、まず、プレフィルタ(図示せず)に送られた
後、水路12を通して浄水用カートリッジ20に送られ、こ
こで浄水されて外部に供給される。このとき水路12内の
水車発電機30では、その水流を動力として水車31が回転
することにより、水車の回転軸に形成された回転子32と
対をなす固定子33に流量信号が生成される。
【0009】この流量信号は、ワンチップのマイクロコ
ンピュータ等により構成される計測部40に送られ、まず
波形整形部41にて矩形波にされた後、そのエッジがカウ
ントされる。このカウント値は、計測部のメモリ内に格
納されている補正係数により補正された後、浄水量とし
て積算される。この浄水量の積算値は、浄水カートリッ
ジ20に対して予め設定されている総浄水能力値と比較さ
れる。上記積算値が総浄水能力値に達したとき、又は総
浄水能力値よりも大きいとき、浄水カートリッジ20が交
換時期であることを示す交換信号が生成される。これに
より表示部50は、交換信号に従って濾過材の交換表示を
行う。
【0010】次に、計測部40における補正係数の設定に
ついて、図2を用いて説明する。この補正係数は、本浄
水器10の出荷検査時等、その製造段階で設定される。例
えば、本浄水器の出荷検査時、浄水器10内に外部から一
定流量の水を供給し、水車発電機30内で流量信号を生成
させる。このとき計測部40内の補正値設定スイッチ(図
示せず)を操作することにより、一定流量通水時におけ
る単位時間あたりのカウント値が生成されてカウンタ42
内に格納される。一方、計測部40のメモリ内のデータテ
ーブル43には、同じ条件下での一定流量通水時における
単位時間あたりのカウント値の設計値が格納されてい
る。これにより出荷検査時に計測されるカウント値と、
その設計値との偏差が偏差カウンタ44内で算出され、そ
の偏差を基に演算部45が補正係数を生成する。このよう
に生成された補正係数は、メモリ46に格納され、以後、
演算部45にて浄水量を計測する際、カウンタ42にて生成
されるカウント値を一定時間毎に補正するのに用いられ
る。
【0011】このように浄水器自身の設計値と実際値と
が補正されるので、例えば、浄水器水路内の流線構造又
は各部材の細部の加工寸法や仕上げのバラツキにより個
々の浄水器にカウント値の誤差が生じても浄水量が正確
に得られ、正確な積算値から浄水カートリッジ20の的確
な交換時期を判別することができる。
【0012】以上、本発明に係る浄水器の一実施例を説
明したが、上記実施例は例示的なものであり、その他に
様々な形態を以て実現することができる。例えば、上記
実施例では、浄水量の積算値が浄水カートリッジ20の装
着時を起点に開始されるが、別途適当なスイッチを操作
することで浄水量の積算動作を開始させたり、あるいは
現在の積算値を表示部に表示させるようにしてもよい。
これにより、必要に応じて任意に浄水カートリッジ20の
汚れ具合を調べることができる。
【0013】また、上記別途適当なスイッチを操作する
ことで上記補正係数の再設定を可能にしてもよい。これ
により、例えば浄水器が設置される水道の水圧又は空気
含有量等に合わせて当初の補正係数を変更させることが
できる。この場合のスイッチ操作としては、浄水器から
一定水量の浄水が得られるまでスイッチを連続的に押し
続け、その間のカウント値と上記設計値とを比較するこ
とにより、出荷検査時と同様に補正係数が得られる。
【0014】また更に、浄水カートリッジ20が装着され
ていないとき、浄水カートリッジが非装着状態であるこ
とを使用者に知らせるようにしてもよい。
【0015】更に、上記実施例では、電源部60の電源と
して乾電池又はボタン電池を用いた例を説明したが、例
えば補正係数等の各データの保存のためにのみボタン電
池を使用し、その他、図1に点線で示すように、浄水量
の計測及び交換時期表示等のためには、上記水車発電機
30から生成される流量信号の電力を別途蓄電池に蓄えて
電源としてもよい。この場合、流量信号は、一方で浄水
量の計測のために用いられ、他方では流量信号の電圧が
公知の倍電圧回路等の充電回路61により昇圧され、流量
信号の電力が蓄電池62に蓄えられる。これにより煩わし
い電池交換作業が解消されると共に、電池交換に伴う浄
水器構成の複雑化が解消される。
【0016】尚、上記流量信号の電力を蓄電池に蓄えて
電源を構成する他に、浄水器表面に太陽電池63を装着
し、その起電力を蓄電池62に蓄えて電源を構成しても良
い。この場合、複数の太陽電池を直並列に結合させて、
各太陽電池の起電力を重畳させて充電回路を構成するこ
とが好ましい。
【0017】
【発明の効果】このように本発明によれば、個々の浄水
器毎に基準値に対する補正値が設定され、その補正値に
基づいて正確な浄水量が計測されて積算されるので、仮
に個々の浄水器の構造上にバラツキが生じたり、あるい
は浄水器が取付けられる条件等が変動しても、個々の浄
水器毎に濾過材の交換時期を正確に判別することができ
る。従って、例えばプラスチック成形される浄水器の構
成部材を必要以上に精巧化及び精密加工することなく製
作することができ、これにより浄水器自体の構造も簡略
化されるので浄水器の製造コストが大幅に低減され、濾
過材の交換時期を精度良く表示する浄水器を安価で提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浄水器における浄水部の一実施例
を示す構成図である。
【図2】図1の計測部を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
10…浄水器 11…浄水器ケース 12…水路 20…浄水カートリッジ 21…マグネット 22…磁束検出素子 30…水車発電機 31…水車 32…回転子 33…固定子 40…計測部 41…波形整形部 50…表示部 60…電源部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路内の水流を動力として浄水の流量を
    示す流量信号を生成する浄水検出手段と、 前記生成された流量信号を基に浄水量の積算値を算出
    し、該積算値が所定値に達したとき、前記水路内に設け
    られた濾過材の交換時期を示す交換信号を提供する交換
    時期決定手段と、 前記交換信号に基づいて前記濾過材の交換時期を表示す
    る表示手段とを具備し、 前記交換時期決定手段が、所定流量あたりの流量信号の
    基準値を基に前記算出された浄水量の誤差を検出する誤
    差検出手段と、前記誤差に基づいて前記算出さえ浄水量
    を補正する手段とを有することを特徴とした浄水器。
JP1509895A 1995-02-01 1995-02-01 浄水器 Pending JPH08206640A (ja)

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JP1509895A Pending JPH08206640A (ja) 1995-02-01 1995-02-01 浄水器

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000056841A (ko) * 1999-02-26 2000-09-15 윤종용 워터디스펜서
US6123837A (en) * 1998-01-21 2000-09-26 The Clorox Company Faucet mounted water filter
KR20030080314A (ko) * 2002-04-08 2003-10-17 앨트웰텍 주식회사 정수기 필터의 교환시기 통보 장치 및 방법
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KR100794117B1 (ko) * 2006-09-15 2008-01-10 웅진코웨이주식회사 정수기 필터의 누적 사용시간 측정장치 및 방법

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A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040824

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050111