JP2010090912A - 円筒ころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】 保持器の回転を良好に案内することができるとともに、余剰のオイルによって軸受トルクが上昇するのを防止することができる円筒ころ軸受を提供する。
【解決手段】 保持器5の柱部5bの外周に、外輪3の軌道面3aに摺接する案内片6を突設し、保持器5の回転を案内しつつ、保持器5の回転に伴って案内片6により軌道面3a上の余剰のオイルObを除去し、外輪3の軸方向両端部に上記余剰のオイルObを逃がす。また、柱部5bの内周面から案内片6先端部の摺動部6aに向かって貫通する貫通孔7を形成し、柱部5bの内周面側のオイルOを、貫通孔7を通過させて外輪3の軌道面3aに供給する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内輪と外輪との間に設けた保持器に複数の円筒ころを転動可能に配置している円筒ころ軸受に関する。
円筒ころ軸受は、内輪の外周面の略中央部に形成した軌道面と、外輪の内周面の略中央部に形成した軌道面との間に複数の円筒ころを転動可能に配置している。
上記円筒ころは、外輪と内輪との間に設けた保持器によって円周方向に沿って所定間隔に保持されている。具体的には上記保持器は軸方向に所定間隔離して対向配置した一対の環状部と、一対の環状部を軸方向に延びて連結する柱部とにより複数のポケットを形成してあり、このポケット内に各円筒ころを円周方向に沿って所定間隔に保持するようにしてある。
上記円筒ころ軸受として、上記各環状部の外周側に、外輪の内周面の軸方向両端部に摺接可能な案内部をそれぞれ設け、軸受の回転中に上記案内部が外輪の内周面に摺接することによって保持器の回転を案内するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−159535号公報
しかし、上記円筒ころ軸受装置は、各案内部によって円筒ころが挟まれた状態となるので、オイルエア等によって外輪の軌道面上に供給されたオイル等の潤滑剤が保持器の軸方向外側へ移動するのが当該案内部により規制される。このため潤滑剤が軌道面上に滞留しやすく、この滞留する潤滑剤が円筒ころの転動抵抗となって軸受トルクが上昇し易いという問題があった。
上記潤滑剤の滞留を防止するために、案内部の外形を小さくして、案内部と上記軌道面との間に隙間を形成し、この隙間から潤滑剤を逃がすことが考えられる。しかし、この場合は上記隙間の存在によって保持器が偏心し易く、その回転を良好に案内することができなくなるという新たな問題が生じる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、保持器の回転を良好に案内することができるとともに、軌道面上に潤滑剤が滞留することに起因して軸受トルクが上昇するのを防止することができる円筒ころ軸受を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の円筒ころ軸受は、外周面に軌道面を有する内輪と、内周面に軌道面を有する外輪と、前記内輪の軌道面と外輪の軌道面との間に転動可能に配置された複数の円筒ころと、前記円筒ころを円周方向に沿って所定間隔に保持する保持器と、を備えた円筒ころ軸受において、前記保持器が、当該保持器の外周面の周方向に沿って所定間隔毎にかつ前記外輪の軌道面側に突出して設けられ、当該軌道面に摺接して当該保持器の回転を案内するとともに、当該軌道面上の余剰の潤滑剤を除去するための案内片を備え、この案内片に前記保持器の内周面から前記案内片の先端部に向かって貫通され、当該内周面側から前記軌道面に潤滑剤を供給するための貫通孔が形成されていることを特徴としている。
上記のように構成された円筒ころ軸受によれば、案内片を外輪の軌道面に摺接させるようにしたので、保持器の回転を良好に案内することができる。また、保持器の回転に伴って軌道面上の余剰の潤滑剤を上記案内片によって除去することができる。しかも上記案内片が、保持器の周方向に沿って所定間隔毎に設けられているので、外輪の軸方向両端部に余剰の潤滑剤を逃がすことができる。このため、軌道面上に余剰の潤滑剤が滞留することに起因して、軸受トルクが上昇するのを防止することができる。
さらに、潤滑剤を保持器の内周面側から貫通孔を介して軌道面に供給することができるため、軌道面上の余剰の潤滑剤を除去することによって潤滑剤の供給が不足し易い条件下でも、軌道面上に潤滑剤を供給することができ、潤滑剤の供給不足を防止することができる。
上記案内片の上記軌道面と摺接する部分の軸方向全長は、上記軌道面の軸方向全長よりも短いことが好ましい。この場合、円筒ころ軸受の回転中に案内片が軌道面に対して軸方向のいずれか一方側に偏っても、軌道面の他方側には案内片が摺接しない領域すなわち潤滑剤を除去しない領域が常に存在することになるため、軌道面上に潤滑剤を適度に残留させることができる。このため、軌道面の軸方向全長に亘って余剰の潤滑剤を除去することによって潤滑剤の供給が不足し易い条件下でも、潤滑剤の供給不足が生じるのを回避することできるとともに、軌道面の軸方向における少なくとも一方側に残留させた潤滑剤が表面張力等により軌道面上に広がることで、円筒ころが転走する軌道面の内の転走面に、適度な量の潤滑剤を供給することができる。
また、上記案内片の上記軌道面と摺接する部分の軸方向全長は、上記円筒ころの軸方向全長よりも短いことが好ましい。この場合、円筒ころ軸受の回転中に円筒ころが転走する軌道面のうちの転走面の軸方向における少なくとも一方側には、潤滑剤を除去しない領域が常に存在することになるため、転走面上に潤滑剤を適度に残留させることができる。このため、転走面の軸方向全長に亘って余剰の潤滑剤を除去することによって潤滑剤の供給が不足し易い条件下でも、潤滑剤の供給不足が生じるのを回避することができるとともに、転走面の軸方向における少なくとも一方側に残留させた潤滑剤を円筒ころが転動により引き伸ばすことで、適度な量の潤滑剤を転走面に供給することができる。
また、上記案内片は上記軌道面に線接触していることが好ましい。この場合、案内片の摺接抵抗を小さくすることができるため、保持器の案内部が面接触する従来の円筒ころ軸受に比べて軸受トルクを減少させることができる。
また上記案内片の先端部に上記軌道面上の潤滑剤を溜める窪みを有することが好ましい。この場合、上記窪み内に潤滑剤を一時的に溜めておくことができるため、潤滑剤の供給が不足し易い条件下でも、窪み内の潤滑剤を供給することができ、潤滑剤の供給不足をさらに効果的に防止することができる。
本発明の円筒ころ軸受によれば、案内片により保持器の回転を良好に案内しつつ、余剰潤滑剤が軌道面に滞留することに起因して軸受トルクが上昇するのを防止することができる。また、潤滑剤を保持器の内周面側から貫通孔を介して軌道面に供給することができるため、軌道面上の余剰の潤滑剤を除去することによって潤滑剤の供給が不足し易い条件下でも、軌道面上に潤滑剤を供給することができ、潤滑剤の供給不足を防止することができる。
次に、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係る内輪鍔付きタイプの円筒ころ軸受を示す断面図である。
図1において、円筒ころ軸受1は、図示しない回転軸に固定される内輪2と、図示しないハウジングに固定される外輪3と、内輪2と外輪3との間に転動可能に配置された複数の円筒ころ4と、各円筒ころ4を円周方向に沿って等間隔に保持するための保持器5とを備えている。
内輪2は、外周面の軸方向中央部に円筒ころ4が転動する軌道面2aを形成し、軌道面2aの軸方向両端部の側方には、外輪3側に突出する鍔部2bを一体形成している。
外輪3は、内周面の軸方向中央部に円筒ころ4が転動する軌道面3aを形成し、軌道面3aの軸方向両端部には、軸方向外側に向かって漸次拡径するテーパ面3bを形成している。
上記保持器5の内周面と内輪2の外周面との間から、噴射ノズル(図示せず)により潤滑剤としてのオイルエアPが供給される。円筒ころ軸受1の内部に供給されたオイルエアPは油粒を含み、油粒は円筒ころ軸受1の内部、特に、保持器5の内周面、円筒ころ4、内輪2の外周面などに付着する。付着した油粒は凝集したオイルOとなり、このオイルOは、円筒ころ4と内輪2の軌道面2aや、円筒ころ4と外輪3の軌道面3aの転がり接触面、円筒ころ4と鍔部2bや、円筒ころ4と保持器5の滑り接触面に移動し、これらの転がり接触面や滑り接触面を潤滑する。
図2は保持器5の一部を示す斜視図である。この保持器5は、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂により形成されており、軸方向に離間して配置された一対の環状部5aと、この環状部5aの周方向に沿って等間隔おきに配置して環状部5a同士を連結する複数の柱部5bと、保持器5の回転を案内する案内片6とを備え、隣接する柱部5bと一対の環状部5aとによって囲まれるポケット5c内に、各円筒ころ4を配置し、円筒ころ4を円周方向に沿って所定間隔に保持している。
案内片6は、全ての柱部5bの外周面に外輪3の軌道面3a側に突出して形成されており、その先端部に軌道面3aに摺接する摺接部6aが備えられている。この摺接部6aは平坦状に形成されており、その周方向の角部が軸方向全長に亘って、円弧状に形成された軌道面3aに線接触するようになっている。
また、案内片6は、軸方向に延びる一対の側面に、柱部5b側から摺接部6aの周方向略中央部に向けて傾斜する第一テーパ面6bが形成されている(図3参照)。
また、図1に示すように案内片6は、その基端部の軸方向全長L1を、外輪3の軌道面3aの軸方向全長L3と同一長さに形成されているとともに、軸方向両端部に柱部5b側から摺接部6aの軸方向略中央に向かって傾斜する第二テーパ面6cが形成されている。これによって、案内片6の先端部である摺接部6aの軸方向全長L2は、軌道面3aの軸方向全長L3より短く形成されるとともに、軌道面3aの軸方向全長L3以下(本実施形態では軌道面3aの軸方向全長L3と同じ)の円筒ころ4の軸方向全長L4よりも短く形成されている。
各柱部5bの内周面には、軸方向略中央部に向かって漸次拡径する一対のテーパ面5dが形成されており、この両テーパ面5dの交差部である軸方向略中央部には、上記摺接部6aの軸方向略中央部に向かって貫通する貫通孔7が形成されている。
上記構成により、円筒ころ軸受1の回転中に案内片6の摺接部6aが軌道面3aに摺接するため、保持器5の回転を良好に案内することができる。また、保持器5が軌道面3aに対して図3の矢印X方向に回転することに伴って、軌道面3a上のオイルOのうち余剰のオイルOb(図3の斜線部分)を摺接部6aにより掻き取って除去することができるとともに、外輪3の軸方向両端側に余剰のオイルObを逃がすことができる。このため、適量のオイルOa(図3の非斜線部分)を軌道面3a全体に薄く均一な厚みにして残留させつつ軌道面3a上に余剰オイルObが滞留するのを防止することができる。したがって、余剰オイルObが軌道面3aに滞留することに起因して軸受トルクが上昇するのを防止することができる。
また、柱部5bの内周面と内輪2の内周面との間からオイルエア潤滑により供給されたオイルOは、保持器5の回転に伴う遠心力によって、テーパ面5dに沿って柱部5bの内周面の軸方向略中央部側に案内され、貫通孔7の下部からその内部に流れ込む(図1矢印A参照)。さらに、オイルOは、上記遠心力によって貫通孔7内を径方向外側に向かって流れ、貫通孔7上端部の摺接部6aから外輪3の軌道面3aに供給される(図1矢印B参照)。このため、軌道面3aの軸方向全長に亘って余剰のオイルObを除去することによってオイルOの供給が不足し易い条件下でも、オイルOの供給不足が生じるのを回避することできる。
さらに、摺接部6aの軸方向全長L2は、軌道面3aの軸方向全長L3より短く形成されているため、円筒ころ軸受1の回転中に摺接部6aが軌道面3aに対して軸方向のいずれか一方側に偏っても、軌道面3aの他方側には摺接部6aが摺接しない領域(L3−L2、L4−L2)、すなわちオイルOを除去しない領域が常に存在することになる。このため、軌道面3a上に適量のオイルOaを残留させることができ、軌道面3aの軸方向全長に亘って余剰のオイルObを除去することによってオイルOの供給が不足し易い条件下であっても、オイルOの供給不足が生じるのを回避することできる。また、軌道面3aの軸方向における少なくとも一方側に残留させたオイルOが表面張力等により軌道面3a上に広がることで、円筒ころ4が転走する軌道面3aの内の転走面に、適度な量のオイルOを供給することができる。
また、摺接部6aの軸方向全長L2は、円筒ころ4の軸方向全長L4より短く形成されているため、円筒ころ軸受1の回転中に円筒ころ4が転走する軌道面3aのうちの転走面の軸方向における少なくとも一方側には、オイルOを除去しない領域が常に存在することになるため、転走面3a上に適量のオイルOaを残留させることができる。このため、転走面の軸方向全長に亘って余剰のオイルObを除去することによって適量オイルOaの供給が不足し易い条件下でも、適量オイルOaの供給不足が生じるのを回避することができるとともに、転走面の軸方向における少なくとも一方側に残留させたオイルOを円筒ころ4が転動により引き伸ばすことで、適度な量のオイルOを転走面に供給することができる。
また、摺接部6aの軸方向全長が軌道面3aに対して線接触するため、摺接部6aの摺接抵抗を小さくすることができ、保持器の案内部が面接触する従来の円筒ころ軸受に比べて軸受トルクを減少させることができる。
図4および図5は、第2の実施形態に係る円筒ころ軸受1を示すものである。図4は保持器5を示す要部斜視図であり、図5は図4のB−B断面図である。
図4および図5において、第2の実施形態が第1の実施形態と相違する点は、案内片6の摺接部6aにオイルOを一時的に溜める窪み6dを備えている点である。この窪み6dは、貫通孔7に対して軸方向両側の2箇所に形成されている。
本実施形態によれば、円筒ころ軸受1の回転中に適量オイルOaの供給が不足し易い条件下であっても、窪み6d内に溜められたオイルOを軌道面3aに供給することができ、適量オイルOaの供給不足を防止することができる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、例えば上記各実施形態では貫通孔7を案内片6の軸方向略中央部の一箇所のみに形成されているが、案内片6の軸方向に複数個形成するようにしても良い。
また、上記各実施形態では案内片6を内輪鍔付きタイプの円筒ころ軸受1の外輪軌道面3aに摺接させているが、外輪鍔付きタイプの円筒ころ軸受の外輪軌道面に摺接させることも可能である。また、上記各実施形態では案内片6の摺接部6aを軌道面3aに線接触させているが、面接触させることも可能である。
また、上記各実施形態では、案内片6の摺接部6aの軸方向全長L2を軌道面3aの軸方向全長L3、および、円筒ころ4の軸方向全長L4よりも短くするために、案内片6の軸方向両端部をテーパ面(第二テーパ面6c)にしているが、案内片6の基端部の軸方向全長L1を軌道面3aの軸方向全長L3より短く形成している場合は、鉛直面であってもよい。
また、上記各実施形態では、案内片6の摺接部6aの軸方向全長L2を軌道面3aの軸方向全長L3、および、円筒ころ4の軸方向全長L4より短く形成していたが、例えば、潤滑条件が厳しくない場合には、案内片6の摺接部6aの軸方向全長L2は、軌道面3aの軸方向全長L3以上、および/または、円筒ころ4の軸方向全長L4以上であってもよい。
また、上記各実施形態では、案内片6を保持器5の全ての柱部5bに形成してあるが、一部の柱部5bのみに形成することも可能である。要するに案内片6は保持器5の周方向に所定間隔毎に、好ましくは等配に形成されていれば良い。
また、上記各実施形態では、潤滑剤としてのオイルOをオイルエアPで供給したが、オイルOの供給は、オイルミストなどの他の手段で供給しても良い。
本発明の第1の実施形態に係る円筒ころ軸受を示す断面図である。 上記円筒ころ軸受における保持器を示す要部斜視図である。 図3のA−A断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る円筒ころ軸受における保持器を示す要部斜視図である。 図4のB−B断面図である。
符号の説明
1 円筒ころ軸受
2 内輪
2a 軌道面
3 外輪
3a 軌道面
4 円筒ころ
5 保持器
6 案内片
6d 窪み
7 貫通孔
O オイル(潤滑剤)
Ob 余剰オイル(余剰潤滑剤)

Claims (5)

  1. 外周面に軌道面を有する内輪と、
    内周面に軌道面を有する外輪と、
    前記内輪の軌道面と外輪の軌道面との間に転動可能に配置された複数の円筒ころと、
    前記円筒ころを円周方向に沿って所定間隔に保持する保持器と、を備えた円筒ころ軸受において、
    前記保持器が、当該保持器の外周面の周方向に沿って所定間隔毎にかつ前記外輪の軌道面側に突出して設けられ、当該軌道面に摺接して当該保持器の回転を案内するとともに、当該軌道面上の余剰の潤滑剤を除去するための案内片を備え、
    この案内片に前記保持器の内周面から前記案内片の先端部に向かって貫通され、当該内周面側から前記軌道面に潤滑剤を供給するための貫通孔が形成されている
    ことを特徴とする円筒ころ軸受。
  2. 前記案内片の前記軌道面と摺接する部分の軸方向全長が、前記軌道面の軸方向全長よりも短い請求項1記載の円筒ころ軸受。
  3. 前記案内片の前記軌道面と摺接する部分の軸方向全長が、前記円筒ころの軸方向全長よりも短い請求項1または2に記載の円筒ころ軸受。
  4. 前記案内片が、前記軌道面に線接触している請求項1乃至3に記載の円筒ころ軸受。
  5. 前記案内片の先端部に、前記軌道面上の潤滑剤を溜める窪みを有する請求項1乃至4に記載の円筒ころ軸受。
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