JP2010089890A - 画像形成装置用給紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置用給紙装置において、印刷用紙の大きさに拘わらず、印刷用紙の所定個所に対してエアを吹き出し、安定した用紙の捌きを確保できるようにし、かつ、それらの駆動機構を簡素化する。
【解決手段】給紙装置は、給紙台30と、一対の用紙幅ガイド31、32と、エア吸着式搬送機構33と、エア吹出し機構36と、を備えている。前記一対の用紙幅ガイド31,32は、一方が、用紙幅方向の位置が固定された固定型用紙幅ガイド31であり、他方が、用紙幅方向に位置調節自在な可動型用紙幅ガイド32である。前記エア吹出し機構36は、前記固定型用紙幅ガイド31に対して用紙幅方向に所定距離を置いた位置に吹出し口101を有するように設定され、給紙台30を支持する給紙ユニット28と前記画像形成装置とは、前記給紙ユニットが前記画像形成装置に対して用紙幅方向移動可能となるように、連結機構73により連結されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、給紙台上に積載された用紙を、孔版印刷機、複写機又はプリンタ等の画像形成装置に1枚ずつ給紙する給紙装置に関する。特に、積載用紙の幅方向両側に配置されて前記積載用紙の幅方向の位置を規制する一対の用紙幅ガイドを備えた画像形成装置用給紙装置に関する
画像形成装置用給紙装置において、従来は、積載用紙の最上位の用紙に給紙ローラを押し付け、捌き板との間に挟み込み、摩擦により送り出す方式が一般的に採用されていたが、摩擦を利用しているため、複数の用紙が同時に送り出されたり、反対に送り出しミスがあったり、用紙が汚損されたり、あるいは用紙に皺が発生したりしていた。
このような用紙の重送、送り出しミス及び汚損等を無くすために、多数の吸着孔を有すると共にエア吸引機構を備えたエア吸着式搬送ベルト機構を備えると共に、用紙搬送方向前方から用紙に対してエアを吹き出すエア吹出し機構を備えたものが提案されている(特許文献1及び2参照)。これら提案された給紙装置では、積載された用紙に向けて搬送方向前方からエアを吹き出すことにより、最上位用紙を捌くと共に浮揚させ、それにより搬送ベルトの下側搬送面に吸着させ、吸着状態で搬送するようになっている。
ところで、画像形成装置では各種大きさの用紙が使用されるため、用紙の大きさに応じて給紙装置の用紙幅ガイドの位置(間隔)が調節できるようになっている。用紙幅ガイドの位置調節機構としては、用紙幅方向の中心に対して、両用紙幅ガイドが対称に移動する、いわゆる中央振分け方式と、一方の用紙幅ガイドを固定して、他方の用紙幅ガイドのみを用紙幅方向に移動可能とする片側基準方式とがある。画像形成装置として、たとえば印刷版胴を備えた孔版印刷機を使用する場合には、用紙の幅方向中心を、印刷版胴の幅方向の中心と揃える必要があるため、多くは、中央振り分け方式の用紙幅ガイドを採用している。
前記エア吹出し機構を利用したエアによる用紙の捌きは、用紙の角部近傍に向けてエアを吹き付けるのが効果的であるが、前記中央振分け方式の用紙幅ガイドを備えている場合には、用紙の大きさに応じて両用紙幅ガイドを位置変更すると、用紙の角部に対するエア吹出し口の位置が変化し、捌き性能が変化してしまう。これに対し、本件出願人は、中央振分け方式の用紙幅ガイドを備えた給紙装置において、エア吹出し機構が、一方の用紙幅ガイドと共に移動する装置を開発し、用紙の大きさに拘わらず、用紙の略角部にエアを吹き付け、捌き性能を維持できる給紙装置を出願している(特許文献3)。
特開昭61−254439号公報。 特開2000−203141号公報。 特開2005−89154号公報。
しかしながら、前記特許文献3の給紙装置では、用紙幅ガイドの移動に連動して、所定量だけエア吹出し機構を移動させなければならず、構造が複雑化していた。
一方、用紙幅ガイドを、単純に片側基準方式に変更すると、固定型用紙幅ガイドに対するエアの吹き出し位置は、固定されるが、次のような課題が生じる。
(1)用紙の大きさに応じて可動型用紙幅ガイドのみを移動すると、印刷版胴に対する印刷用紙の幅方向の位置がずれるため、用紙の幅方向の中心位置に画像が印刷されない。また、印刷後、印刷版胴から印刷用紙を剥がすための剥がし爪と印刷用紙の位置関係が狂い、印刷用紙を印刷版胴から剥がせない場合が生じる。
(2)印刷用紙の大きさによって、用紙中心が変化するため、たとえば、給紙装置の給紙ローラの位置とのバランスが取れず、給紙性能が不安定になる。
(発明の目的)
本発明の目的は、エア吸着式搬送機構及びエア吹出し機構を備えると共に、用紙幅ガイドが用紙幅方向に移動調節可能な画像形成用給紙装置において、用紙の大きさに拘わらず、常に、用紙の所定個所に対してエアを吹き出し、安定した用紙の捌きを確保できるようにすると共に、それらを駆動する機構を簡素化できるようにすることである。
上記課題を解決するため、本発明は、積載用紙を積載する給紙台と、積載された用紙の幅方向両側に配置されて前記積載用紙の幅方向の位置を規制する一対の用紙幅ガイドと、前記給紙台の上方に配置されて前記積載用紙の最上位の用紙をエア吸着して画像形成装置へ搬送するエア吸着式搬送機構と、前記積載用紙に向けて用紙搬送方向前方からエアを吹き出すエア吹出し機構と、を有する給紙ユニットを備えた画像形成装置用給紙装置において、前記一対の用紙幅ガイドは、一方が、用紙幅方向の位置が固定された固定型用紙幅ガイドであり、他方が、用紙幅方向に位置調節自在な可動型用紙幅ガイドであり、前記エア吹出し機構は、前記固定型用紙幅ガイドに対して用紙幅方向に所定距離を置いた位置に吹出し口を有するように設定され、前記給紙ユニットと前記画像形成装置とは、前記給紙ユニットが前記画像形成装置に対して用紙幅方向移動可能となるように、連結機構により連結されている。
本発明は、前記給紙装置において、好ましくは、前記吹出し口は、開度調節可能とされ、積載用紙に対して略平行な方向と斜め上向きの方向にエアを吹き出すように構成され、あるいは、複数個形成されている。
また、本発明は、好ましくは、前記固定型用紙幅ガイドには、前記給紙台上の前記積載用紙に対して、用紙幅方向の少なくとも一方から略水平なエアを吹き出す側方吹出し口が設けられている。
(1)本発明によると、一対の用紙幅ガイドの一方を固定型とし、他方を可動型とし、エア吹出し機構のエア吹出し口を、一方の固定型の用紙幅ガイドを基準として位置固定しているので、中央振り分け式の用紙幅ガイドと比較して、エア吹出し機構を移動する必要がなく、構造が簡素化され、かつ、用紙サイズの変更に対し、常に、用紙の所定個所、たとえば角部に近い位置に向けてエアを吹き出し、最上位の用紙を分離することができる。しかも、給紙ユニットを画像形成装置に対して用紙幅方向に位置調節することにより、孔版印刷機等において、印刷版胴の用紙幅方向の中心と、積載用紙の用紙幅方向の中心を、揃えることができる。すなわち、エア吹出し機構を、給紙台上の所定位置に固定した状態を維持しつつ、印刷版胴の用紙幅方向に中心に対して、印刷用紙の幅方向の中心を、簡単に揃えることができ、これにより、印刷範囲を印刷用紙の中央にバランス良く納めることができると共に、剥がし爪による剥がし機能も、用紙の大きさの変更に拘わらず、維持することができる。
(2)前記吹出し口を開度調節可能に構成していると、エアの吹出し強さ並びに吹出し方向を容易に変更でき、それにより、用紙の大きさ、重さ及び紙質等に応じて最適な強さ及び方向のエアを吹き出すことができる。たとえば、薄くて大きな紙の場合は、用紙全体にエアが広がるように開度を設定し、また、重い用紙の場合は、強いエアが供給できるように開度を調節することにより、各用紙の状況に適したエアを吹き出させることができる。
(3)積載用紙に対して略平行な方向と斜め上向きの方向にエアを吹き出すようにしていると、積載用紙と平行に吹き出すエアは、最上位の用紙又は最上位近傍の数枚の用紙を浮揚させると共にそれらの下側空間を確保し、斜め上向きに吹き出すエアは主として最上位の用紙を2枚目以下の用紙と分離する役目を果たす。これらにより、最上位の用紙を捌いて上方のエア吸着式搬送機構に確実に吸着させることができ、また、用紙自体が汚れることもない。
(4)吹出し口を複数個形成していると、大きな用紙でも全体に隈なくエアを供給することができ、また、各吹き出し口の開度及吹き出し方向を様々に組合せることにより、用紙の大きさ、重さ及び紙質に応じたエアの吹出しを行なうことができる。
(5)前記固定型用紙幅ガイドに、前記給紙台上の前記積載用紙に対して、用紙幅方向の少なくとも一方から略水平なエアを吹き出す側方吹出し口が設けられていると、印刷用紙を、幅方向の少なくとも一方からも浮き上がらせることができ、用紙を効率良く捌き、搬送機構の搬送ベルトの吸着させることができる。
[本発明の第1の実施の形態]
図1〜図19は、画像形成装置として孔版印刷機1を備え、該孔版印刷機用の給紙装置に本発明を適用した第1の実施の形態であり、説明の都合上、図1中に記載してあるように、用紙搬送方向Fを前方、用紙搬送方向Fと反対方向を「後方」と称し、また、用紙幅方向(用紙搬送方向Fと直交する水平方向)を「左右方向」とし、後方から見た状態で「右方」と「左方」を規定し、以下説明する。
(孔版印刷機の全体構造)
図1は孔版印刷機1及び給紙装置2の斜視図、図2は孔版印刷機及び給紙装置の概略側面図である。図1において、孔版印刷機1の後端部(用紙搬送方向Fの上流側端部)に給紙装置2が設置され、前端部(用紙搬送方向Fの下流側端部)に排紙装置3が設けられ、上側に画像読取装置4が設けられている。
図2において、孔版印刷機1内には、前後方向の概ね中間部に画像形成ユニット5が設けられ、画像形成ユニット5の後方上部には製版装置6が設けられ、画像形成ユニット5の前方上部には排版装置7が設けられている。
画像形成ユニット5は、内部にインク供給ローラ10が内接すると共に矢印R方向に回転駆動する印刷版胴11と、該印刷版胴11に下方から圧接可能に対向する押圧ローラ12等から構成されており、印刷版胴11の周壁には多数の孔が形成されると共に、前記製版装置6で製版された孔版原紙Nが装着されるようになっている。
画像読取装置4は、ガラスの原稿台(図示せず)に載置された原稿の画像を読み取り、画像データを生成する。画像データは、外部のコンピュータから受信するようにしてもよい。
製版装置6は、製版用のマスターロール13及びサーマルヘッド14等を備えており、画像読取装置4で生成した画像データに基づいて、サーマルヘッド14で孔版原紙(マスター)Nを製版し、画像形成ユニット5の印刷版胴11に装着するようになっている。
排版装置7は、引込みローラ16及び巻取りローラ17等を備えており、前記印刷版胴11に装着された使用済みの孔版原紙Nを取り外し、引込みローラ16で排版装置内部に引き込み、排版ロールとして巻き取るようになっている。
孔版印刷機1の印刷用紙入口には、上下一対の取込ローラ15が配置され、該取込ローラ19と画像形成ユニット5との間には、上下一対の前側搬送ローラ19a、19bと、上下一対の後側搬送ローラ20a、20bとからなる中間搬送機構が、配置されている。この中間搬送機構の上側の前後の搬送ローラ19a、20aは、共通の搬送ローラカバー34に支持されており、該搬送ローラカバー34は、前端の支軸34aを中心として、上方に開くように構成されている。すなわち、搬送ローラカバー34と共に、前後の上側の搬送ローラ19a,20aが持ち上げられるように構成されている。
画像形成ユニット5の画像形成部の後部近傍には、上下一対のフィードローラ(タイミングローラ等)18が配置されており、該フィードローラ18は画像形成ユニット5の印刷版胴11の駆動と同期して適宜タイミングで回転し、印刷用紙Pを画像形成ユニット5へ送り込むようになっている。
画像形成ユニット5の前方には用紙幅方向に間隔をおいて左右一対の剥がし爪25が配置され、該剥がし爪25の前方にはファン26が配置されており、該ファン26により印刷版胴11の下端部分に風を送り込むと共に、印刷済みの用紙Pを孔版原紙Nから剥がすようになっている。
排紙装置3は、排紙ベルト21と、ファン22と、紙受台23と、用紙幅ガイド24と、ストッパー24a等を備えており、ファン22により排紙ベルト21上の用紙Pを排紙ベルト21に吸着し、紙受台23上へ排出するようになっている。
(給紙装置の全体構成)
図1において、給紙装置2は、床面に設置された基台27と、該基台27上に用紙幅方向移動自在に支持された給紙ユニット28と、から構成されている。該給紙ユニット28は、左右の側壁55に昇降可能に支持された給紙台30と、用紙幅方向に間隔を置いて配置された一対の用紙幅ガイド31、32と、図2に示すように、給紙台30の前部上方に配置されたエア吸着式搬送ベルト機構33と、給紙台30の前端に隣接するように立設された前端ストッパー板35と、該ストッパー板35の上端前方部に配置されたエア吹出し機構36と、積載された印刷用紙Pの後端を揃えるための後端ストッパー37等を備えている。
基台27は、キャスター47等を介して床面に載置されると共に、所定の位置において、伸縮自在なストッパー脚48により移動不能に固定されている。給紙ユニット28は、基台27の上面に敷設された前後一対のレール49に、移動ローラ50を介して用紙幅方向移動自在に支持されており、後述する用紙幅方向調節可能な連結機構73により、孔版印刷機1の後端部に用紙幅方向移動調節可能に連結されている。
図3は、連結機構73の平面拡大図であり、連結機構73は、孔版印刷機1の後端部に固着された左右一対の軸受け板74と、該軸受け板74に回転自在に支持されて用紙幅方向に延びる送りねじ75と、該送りねじ75と平行に前記軸受け板74に固着されたガイドロッド76と、前記送りねじ75にめねじ孔77aが螺合すると共に前記ガイドロッド76にガイド孔77bが嵌合する移動体77と、前記送りねじ75の左端部に連結されて送りねじ75を回転させるギヤモータ78と、を備えている。一方、給紙ユニット28の前端部には、左右一対の連結ブラケット81が設けられ、該連結ブラケット81に、前記移動体77の後端部が、ボルト82a及びナット82bにより、着脱自在に連結されている。
送りねじ75の先端部(右端部)には、送りねじ75の回転量及び回転角度を検出するために、エンコーダ83が設けられている。該エンコーダ83は、送りねじ75の右端部に固着された多数のスリットを有する回転板83aと、該回転板83aのスリットを検出するコの字形のフォトインタラプタ83bから構成されており、該フォトインタラプタ83bは、制御装置に電気的に接続されている。すなわち、フォトインタラプタ83bにより回転板83aのスリットの数を検出し、パルス信号を制御装置に送り、制御装置は、パルスカウント数から、移動体77の移動量を演算(積算)するようになっている。
また、孔版印刷機1の後端部の所定の用紙幅方向位置には、最大移動位置規制用のリミッターとして、コの字状のフォトインタラプタ85が設けられており、一方、移動体77の前端部には、遮光板86が設けられている。すなわち、移動体77が、所定の制限位置まで右方に移動すると、該遮光板86がフォトインタラプタ85を遮光し、ギヤモータ78を停止するようになっている。
(エア吸着式搬送ベルト機構33)
図2において、前記エア吸着式搬送ベルト機構33は、前後一対の回転ローラ40と、両回転ローラ40間に巻き掛けられた搬送ベルト41と、搬送ベルト41内に配置された吸引ボックス42等を備えており、吸引ボックス42は吸引ファン43に接続している。
図4はエア吸着式搬送ベルト機構33の底面図であり、搬送ベルト41は複数本配置されると共に多数の吸引孔44が形成されており、吸引ボックス42の下面には、複数本の吸引スリット45が形成され、該吸引スリット45からエアを吸い込むことにより、搬送ベルト41の下面(搬送面)に用紙を吸着し、前方に搬送するようになっている。
(給紙台)
図1において、給紙台30は、前述のように、給紙ユニット28の左右の側壁55に昇降自在に支持されている。
図5は給紙台30を昇降するための駆動機構を示しており、前記側壁55には略垂直方向に延びるガイド孔56が形成されると共に該ガイド孔56の端縁に沿ってガイドレール57が形成されている。給紙台30の左右両側端にはそれぞれブラケット60を介してローラ軸61が固定されており、該ローラ軸61はガイドローラ62を回転可能に支持すると共に、外部の昇降部材64に連結している。ガイドローラ62は前記ガイド孔56内に上下方向移動可能に配置されると共にガイドレール57に当接している。
前記昇降部材64には駆動チェーン66の一端が連結されており、該駆動チェーン66は上方に延びてターンスプロケット67に係合すると共に下方に折り返し、下方の駆動スプロケット68に係合し、さらに上方に折り返して、コイルばね69に連結している。該コイルばね69は上方に延びて、側板55に設けられたブラケット70に係合している。前記駆動スプロケット68はピニオンギヤ機構を介して駆動モータ71に連動連結している。すなわち、駆動モータ71により駆動スプロケット68を矢印B1方向に回転することにより、コイルばね69に援助されながら駆動チェーン66を矢印B2方向に移動し、昇降部材64を介して給紙台30を上昇するようになっている。
(用紙幅ガイド31,32)
図1において、左右一対の用紙幅ガイド31,32は、一方側、たとえば右側の用紙幅ガイド31が固定型用紙幅ガイドであり、この固定型用紙幅ガイド31は、給紙ユニット28の右側壁55に沿って立設されている。他方側、すなわち、左側の用紙幅ガイド32が、用紙幅方向に移動自在な可動型用紙幅ガイドであり、つまみ92によって操作される上下のラックピニオン機構(図1には上側のみ示す)91により、用紙幅方向に移動されるようになっている。
図6は上記ラックピニオン機構91の要部の平面拡大図、図7は図6のVII-VII断面図、図8は可動型用紙幅ガイド32の平面図、図9は図8のIX-IX断面拡大図、図10は固定型用紙幅ガイド31の上端部の斜視図である。図7において、可動型用紙幅ガイド32の上下端部にはそれぞれ取付片93aを介してボス部93が一体的に設けられており、ボス部93は、給紙ユニット28に架設されたスライドガイド板94のガイド溝94a内に、用紙幅方向スライド自在に支持されると共に、垂直な回転軸96を回転自在に支持している。上下の各スライドガイド板94には、用紙幅方向に延びる上下のラック(ラック歯)95が設けられている。回転軸96の上下端部には、前記上下のラック95の後端ラック歯に噛み合うピニオンギヤ97がそれぞれ固着されており、更に、回転軸96の最上端部に、前記つまみ92が固着されている。即ち、つまみ92を回転することにより、回転軸96を介して上下のピニオンギヤ97を回転し、これにより、ラック95の長さ方向(用紙幅方向)に沿って、可動型用紙幅ガイド32を移動することができる。
図8において、給紙台30には、左右方向に長い矩形上の長孔51が形成されており、該長孔51の前後端縁に、用紙幅方向スライド自在に補助給紙台52が支持されている。該補助給紙台52には切欠き52aが形成されており、該切欠き52内に前記可動型用紙幅ガイド32及び回転軸96が挿通され、前記可動型用紙幅ガイド32及び回転軸96は補助給紙台52に一体的に移動可能に連結されている。すなわち、可動型用紙ガイド32が用紙幅方向に移動すると、補助給紙台52も、一体的に同方向に移動するようになっている。
図9において、前記補助給紙台52は前後両端部に下方に突出する折り曲げ部52aが形成されており、一方、前記長孔51は、給紙台30の表面から段部を介した下方位置に形成されている。補助給紙台52は、前記折り曲げ部52aの下端が長孔51の端縁の上面に載せられており、これにより、補助ガイド52の表面は、給紙台30の表面と略同じ面(同じ高さ)に保たれている。すなわち、給紙台30に積載される印刷用紙の全面が、略同一平面上に積載されるようになっている。
また、図10において、固定型用紙幅ガイド31の内面(左面)には、印刷用紙Pの過剰な浮き上がりを防止するために、橇状下端部53aを有する押さえ部材53が上下方向移動自在に支持されている。この押さえ部材53は、固定型用紙幅ガイド31に突設されたピン54に、上下方向に長い長孔53bが係合しており、押さえ部材53の自重により、橇状下端部53aが、上方に浮き上がった印刷用紙Pの右端縁を押さえ、給紙性能を安定させる。なお、図1に示すように、可動型用紙幅ガイド32にも、上記同様の押さえ部材53が支持されている。
図1において、後端ストッパー37は、給紙ユニット28の前端部に支持されて後方に延びる支持ロッド38に、前後方向移動自在に支持され、かつ、支持ロッド38に対して、昇降自在に支持されている。
(エア吹出し機構36)
図2において、エア吹出し機構36は、用紙幅方向に長いユニットボックス87を有しており、このユニットボックス87は、給紙ユニット28の前端部に固定されると共に、ダクト88を介して送風ファン89に接続し、該送風ファン89からユニットボックス87内にエアを圧送するようになっている。
図11は、エア吹出し機構36の平面図、図12は、エア吹出し機構36の後面図、図13は、図11のXIII-XIII断面拡大図、図14は図11のXIV-XIV断面拡大図である。図11において、ユニットボックス87には左右方向に間隔をおいて後向きに開口する3つのエア吹出し口101、102、103が設けられている。説明の都合上、右側から順に第1、第2及び第3のエア吹出し口101、102、103と称する。最も右側の第1のエア吹出し口(メイン吹出し口)101は、固定型用紙幅ガイド31の近傍位置であって、固定型用紙幅ガイド31に対して、用紙幅方向に所定距離D1を隔てて位置している。上記所定距離D1は、用紙Pを左前端角部Paから捌く(捲る)のに最も適した距離(例えば20mm〜40mm)に設定されている。
各吹出し口101、102、103の後側には、吹出し口101,102,103の開度を調節するためのシャッター106がユニットボックス87に左右方向移動可能に支持され、また、吹出し口101、102、103間には、図12に示すように、最終の捌きを行なう捌き板107が昇降可能に支持されている。
図12において、各シャッター106は、ベース板110を介して一体成形されており、図12に示す全開位置では、各シャッター106は対応するエア吹出し口101、102、103の左側に位置しており、右方に移動することにより各エア吹出し口101、102、103を徐々に閉塞し、それらの開度を減少させるようになっている。
図15は、シャッター106と捌き板107を駆動するための機構を前方から見た縦断面図である。なお、前方から見た図(図11とは反対方向から見た図)であるので、図面の左右は実際の左右と逆になっている。シャッター106のベース板110には左右方向に長いガイド溝112が形成され、該ガイド溝112にはユニットボックス87に設けられたガイドピン113が係合し、該ガイドピン113によりベース板110の移動方向を左右に規制するようになっている。ベース板110とユニットボックス87の左壁の間にはコイルばね115が張設され、ベース板110の右端部には操作ケーブル116が連結されている。操作ケーブル116は操作つまみ117に連結し、操作つまみ117を回して操作ケーブル116を引っ張ることにより、コイルばね115に抗してベース板110及びシャッター106を右方へ移動し、エア吹出し口101、102、103の開度を減少するようになっている。
左右2個配置された捌き板107は、二股状の取付板120の上端に固着されており、取付板120には上下方向に長いガイド溝121と、カムピン124が設けられている。ガイド溝121にはユニットボックス87に設けられたガイドピン122が係合し、取付板120の移動方向を上下に規制するようになっており、カムピン124は駆動プレート126の縦板部126aに形成されたカム溝125に係合している。該カム溝125は水平に対して左上がりに傾斜しており、駆動プレート126を右方に移動することにより、取付板120及び捌き板107を押し上げるようになっている。また、駆動プレート126の右端部に形成された縦板部126bには左右方向に長い長孔130が形成され、該長孔130に、ユニットボックス87に設けられたガイドピン131を係合することにより、駆動プレート126の移動方向を左右方向に規制している。駆動プレート126とユニットボックス87の左壁の間にはコイルばね132が張設され、駆動プレート126の右端部には操作ケーブル133が連結されている。操作ケーブル133は操作つまみ134に連結し、操作つまみ134を回して操作ケーブル133を引っ張ることにより、コイルばね132に抗して駆動プレート126を右側に移動し、カム溝125及びカムピン124からなるカム機構を介して、取付板120及び捌き板107を上昇させる。
図13は、第1のエア吹出し口101の詳細を示しており、第1のエア吹出し口101の下壁101bは積載用紙Pと略平行(該実施の形態では略水平)に形成され、上壁101aは後上がり傾斜状に形成されている。上壁101aの傾斜角度αは、5°〜30°程度に設定されている。下壁101bと上壁101aを上記のように形成することにより、第1の吹出し口101からは、略水平向きのエアと、後斜め上向きのエアが、後方の積載用紙Pの前端縁に向って吹き出されることになる。
図14は第3のエア吹出し口103の詳細を示しており、上壁103aと下壁103bは前記図10と同様に形成されているが、上壁103aの後端には邪魔板103cが形成され、これにより、第3の吹出し口103からは略水平向きのエアのみが積載用紙Pに向けて吹き出されるようになっている。
なお、図11において、第2のエア吹出し口102は前記第1のエア吹出し口101と同じ構造になっており、水平向きのエアと、後斜め上向きのエアを吹出すように形成されている。
(印刷工程の概要)
(1)図2において、画像読取装置4で原稿を読み取り、製版装置6で製版し、製版後の孔版原紙(マスター)Nを印刷版胴11に装着する。
(2)下降位置の給紙台30に多数の印刷用紙Pを積載し、給紙台30を上昇させる。最上位用紙Pが上限位置センサー(図示せず)等に当接することにより、給紙台30は停止する。
(3)印刷作業がスタートすると、給紙台30の最上位用紙Pが、エア吹出し機構36からのエアにより捌かれると共に浮揚され、エア吸着式搬送ベルト機構33の搬送ベルト41の下面に吸着され、吸着状態で前方に送り出され、図12の捌き板107の上端隙間を抜けて、図2の入口側取込ローラ15から孔版印刷機1内に供給される。
(4)孔版印刷機1内では、中間の搬送ローラ19a、19b、20a、20bにより前方のフィードローラ18まで搬送される。フィードローラ18は、印刷版胴11の回転と同期して駆動することにより、用紙Pを印刷版胴11と押圧ローラ12の間の画像形成部分に送り込む。そしてこの画像形成部において、印刷用紙の表面に印刷が施される(画像形成される)。
(5)印刷後の印刷用紙Pは、左右一対の剥がし爪25により印刷版胴11から剥がされると共にファン26からのエアにより乾燥され、排紙ベルト21に吸着されながら紙受台23に排出される。
(給紙工程の詳細)
(1)図16は、幅の狭い印刷用紙Pを給紙台30に積載した状態を示しており、給紙前の工程において、印刷用紙Pの右端は右側の固定型用紙幅ガイド31に当接し、印刷用紙Pの左端は、用紙幅に合わせて位置調節された可動型用紙幅ガイド32に当接している。これにより、印刷用紙Pは、給紙台30上で、右端基準、すなわち固定型用紙幅ガイド31を基準として、積載されている。また、給紙ユニット28は、前記移動調節用のつまみ92を回転操作することにより、基台28に対して用紙幅方向に移動調節され、印刷用紙Pの幅方向の中央線C2が、孔版印刷機1の印刷版胴11の左右幅の中央線C1と一致させられている。さらに、図2において、積載用紙Pの前端縁は、前端ストッパー板35により揃えられ、印刷用紙Pの後端縁は、後端ストッパー37により、後方にずれないように規制されている。
(2)給紙工程において、図11の第1、第2及び第3のエア吹出し口101、102、103からの水平向きのエアによって、図13及び図14のように最上位用紙Pが搬送ベルト41の下面まで浮揚し、図13のように第1のエア吹出し口101から後斜め上向きに吹き出されるエアによって、最上位用紙Pの右前角部近傍が2枚目以下の用紙Pに対して分離され(捌かれ)、最終的に印刷用紙Pは搬送ベルト41の下面に吸着する。また、水平向きのエアにより、2枚目以下の用紙Pを最上位用紙Pから完全に分離し、2枚送りを防止する。なお、該実施の形態では、第2のエア吹出し口102からも後斜め上向きのエアを吹き出しているので、これによっても、前記捌き機能を向上させている。
[用紙サイズ等の変更に対する給紙ユニット28及び可動型用紙幅ガイド32の調節]
用紙サイズを変更する場合、たとえば、図16に示す小さい寸法の印刷用紙Pから、図17に示すように大きい寸法の印刷用紙Pに変更する場合には、まず、つまみ92を回転操作することにより、可動型用紙幅ガイド32を左方に移動し、可動型用紙幅ガイド32と固定型用紙幅ガイド31との間隔が新たな印刷用紙Pの幅と一致する位置に設定する。
次に、図3に示す給紙ユニット移動用のギヤモータ78を駆動することにより、給紙ユニット28を左方に移動し、図17に示すように、印刷用紙Pの幅方向の中央線C2が、孔版印刷機1の印刷版胴11の左右幅の中央線C1と一致する位置で停止する。
上記調節作業において、図18に示すように、エア吹出し機構36は、給紙ユニット28に対しては移動しないので、固定型用紙幅ガイド31に対する各エア吹出し口101,102,103の位置は変化しない。すなわち、印刷用紙Pの右端と、最も右側の第1のエア吹出し口との距離D1は変化せず、設定当初の距離D1を維持している。
また、図19のように、大きい寸法の用紙Pを用いる場合に、シャッター106を全開位置から右側へ適度に閉じ、エア吹出し口101、102、103の開度を小さくすることにより、エア吹出し口101、102、103からのエアの強さを強くすることが可能となると共に、エアの吹出し方向を右向きに傾斜させることもできる。これにより、大きな用紙でもエアを用紙全体に行き亘らせることができる。
このように、寸法の異なる印刷用紙を使用する場合、いかなる寸法の印刷用紙を積載する場合でも、固定型用紙幅ガイド31を基準として印刷用紙Pを給紙台30に積載するので、常に、印刷用紙の右端部近傍の所定位置に、第1の吹き出し口101からのエアを吹き付けることができ、これより、用紙を効率良く捌くことができる。
しかも、給紙ユニット28全体を、孔版印刷機1に対して用紙幅方向に移動して、積載用紙Pの幅方向の中心線C2を、孔版印刷機1の印刷版胴11の用紙幅方向の中心線C1に合わせるので、印刷用紙Pの中央の印刷領域にバランス良く印刷することができる。また、積載用紙Pの幅方向の中心線C1を、孔版印刷機1の印刷版胴11の用紙幅方向の中心線C1に合わせられることにより、図2の取込ローラ15及び中間の搬送ローラ19a,19b、20a、20b並びに剥がし爪25は、印刷用紙Pに対して左右対称な状態で作用し、給紙性能及び剥がし性能を維持することができる。なお、給紙ユニット28を用紙幅方向に移動調節できる連結機構73は、用紙サイズを変更する場合に利用する他、同じ大きさの印刷用紙を利用する場合でも、印刷胴11に対して印刷用紙Pの用紙幅方向の位置を、微調節する時に利用する。
[その他の発明の実施の形態]
(1)図20及び図21は、本発明の第2の実施の形態であり、固定型用紙幅ガイド31の前端部に、印刷用紙Pの右端に向けて、左方にエアを吹き出す側方吹出し口141が形成され、該側方吹出し口141は、送風ファン89に接続されている。その他の構成は、前記第1の実施形態と同じであり、同じ部品には同じ符号(番号)を付してある。
該実施の形態によると、側方吹出し口141から吹き出されるエアにより、印刷用紙Pの前端部の右端部を、効率良く浮かせることができ、用紙の捌き性能が向上する。
(2)エア吹出し口を複数形成する場合において、2個、3個又は4個以上を左右に間隔を置いて配置する構造とは別に、前後方向にずらして配置することもできる。
(3)図13に示すエア吹出し口101の形状は、1つのエア吹出し口101から吹き出すエアの方向が、積載用紙Pと平行な方向から一定角度傾斜した方向まで亘るようになっているが、エア吹出し口内に分流板を配置して、平行方向と後斜め上向きのエアを分離して吹き出す構造とすることもできる。
(4)図11のように複数のエア吹出し口101、102、103を有するエア吹出し機構36において、各エア吹出し口101、102、103から吹き出されるエアの方向を、印刷機の仕様に応じて各種組み合せることが可能である。たとえばメインの第1のエア吹出し口101からは後上向きのエアのみを吹き出させ、残りのエア吹出し口102、103からは積載用紙と平行なエアのみを吹き出させる構造とすることも可能である。
(5)本発明は、他の画像形成装置、たとえば複写機及びプリンタ等の給紙装置にも適用可能であり、また、中央振分式の用紙幅ガイドを備えた給紙装置には限定されず、左右の一方の用紙幅ガイドが固定型で、他方の用紙幅ガイドのみが左右方向に移動可能な給紙装置にも適用可能である。この場合は、移動式の他方の用紙幅ガイドと共に、エア吹出し機構が移動する構造となる。
(6)用紙幅ガイドを移動するための駆動機構は、図6に示すようなラックを利用した構造には限定されず、ワイヤあるいは空圧シリンダ等のアクチュエータを利用した駆動方式とすることも可能である。
(8)エア吹出し機構を前後方向(用紙搬送方向)に位置変更可能とし、用紙幅ガイドの前端とエア吹出し口との前後方向距離を、用紙サイズに応じて変更するように構成することもできる。
(9)前記図6等において、固定型用紙幅ガイド31と該固定型用紙幅ガイド31に最も近いエア吹出し口101との用紙幅方向の所定距離D1は、用紙の種類等に応じて任意に変更調節可能な構造とすることもできる。
本発明の第1の実施の形態に係る孔版印刷機及び給紙装置の斜視図である。 図1の孔版印刷機及び給紙装置の概略側面図である。 給紙ユニットと孔版印刷機との連結機構の平面拡大図である。 エア吸着式搬送ベルト機構の底面図である。 給紙台を昇降するための駆動機構の側面図である。 可動型用紙幅ガイド駆動用のラックピニオン機構の要部の平面図である。 図6のVII-VII断面図である。 可動型用紙幅ガイドの平面図である。 図8のIX-IX断面拡大図である。 固定型用紙幅ガイドの上端部の斜視図である。 エア吹出し機構の平面図である。 エア吹出し機構の後面図である。 図11のXIII-XIII断面拡大図である。 図11のXIV-XIV断面拡大図である。 エア吹出し機構を前方から見た縦断面図である。 小さい寸法の用紙を積載した状態の給紙装置の後面図である。 大きい寸法の用紙を積載した状態の給紙装置の後面図である。 大きい寸法の用紙を積載した時のエア吹出し機構の平面図である。 大きい寸法の用紙を積載した時のエア吹出し機構の平面図であって、エアの吹き出し状態を変更した状態を示している。 本発明の第2の実施の形態であり、エア吹出し機構の平面図である。 図20のXXI-XXI断面拡大図である。
符号の説明
1 孔版印刷機
2 給紙装置
5 画像形成ユニット
11 印刷版胴
28 給紙ユニット
30 給紙台
31 固定型用紙幅ガイド
32 可動型用紙幅ガイド
33 エア吸着式搬送ベルト機構
36 エア吹出し機構
73 給紙ユニットの移動機構
91 ラックピニオン機構(可動型用紙幅ガイドの移動機構)
101 第1のエア吹出し口
102 第2のエア吹出し口
101 第3のエア吹出し口
141 側方吹出し口

Claims (5)

  1. 積載用紙を積載する給紙台と、積載された用紙の幅方向両側に配置されて前記積載用紙の幅方向の位置を規制する一対の用紙幅ガイドと、前記給紙台の上方に配置されて前記積載用紙の最上位の用紙をエア吸着して画像形成装置へ搬送するエア吸着式搬送機構と、前記積載用紙に向けて用紙搬送方向前方からエアを吹き出すエア吹出し機構と、を有する給紙ユニットを備えた画像形成装置用給紙装置において、
    前記一対の用紙幅ガイドは、一方が、用紙幅方向の位置が固定された固定型用紙幅ガイドであり、他方が、用紙幅方向に位置調節自在な可動型用紙幅ガイドであり、
    前記エア吹出し機構は、前記固定型用紙幅ガイドに対して用紙幅方向に所定距離を置いた位置に吹出し口を有するように設定され、
    前記給紙ユニットと前記画像形成装置とは、前記給紙ユニットが前記画像形成装置に対して用紙幅方向移動可能となるように、連結機構により連結されている、ことを特徴とする画像形成装置用給紙装置。
  2. 前記吹出し口は、開度調節可能となっていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置用給紙装置。
  3. 前記吹出し口は、前記積載用紙に対して略平行な方向と斜め上向きの方向にエアを吹き出すように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置用給紙装置。
  4. 前記吹出し口は、複数個形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置用給紙装置。
  5. 前記固定型用紙幅ガイドには、前記給紙台上の前記積載用紙に対して、用紙幅方向の少なくとも一方から略水平なエアを吹き出す側方吹出し口が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置用給紙装置。
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