JP2010089621A - 車両の制御装置および車両の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信可能に接続される追加制御装置の追加装備としての接続の有無をコスト的に有利な構成で自動的に検出でき、また追加制御装置の取り外しを接続異常として検出することなく自動的に検出可能とすること。
【解決手段】 車両に加装備として搭載されるオートエアコンシステムが通信可能に接続される接続コネクタH1を備えるとともに、オートエアコンシステムと連携した制御を行うことが可能な検出装置1Aであって、接続コネクタH1を介したオートエアコンシステムとの接続状態と、オートエアコンシステムが車両に搭載されない場合に、温度センサ4が接続されることにより接続状態が変化するセンサ取得部H2の接続状態とに基づき、オートエアコンシステムの追加装備としての接続の有無を検出する接続有無検出手段と、接続有無検出手段が接続有りと検出した場合に、オートエアコンシステムと連携した制御を行う連携制御手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は追加装備として搭載することが可能な追加制御装置が通信可能に接続される車両の制御装置および車両の制御方法に関する。
近年、車両においては走行性能、安全性能、快適性や利便性等の向上を目的とした車両の電子制御化が進んでいる。また、電子制御化の普及に伴って、車両に追加装備として搭載することが可能な追加制御装置の種類や数も増加している。
かかる追加制御装置として、例えば車両の走行性能の向上を目的とするものにエンジン制御システム、ブレーキ制御システム、ステアリング制御システムなどがある。
また安全性能の向上を目的とするものにアンチロックブレーキシステム、横滑り防止システム、プリクラッシュセーフティシステムなどがある。
また快適性の向上を目的とするものにオートエアコンシステム、AVシステムなどがある。
また利便性の向上を目的とするものにプッシュスタートシステム、オートクルーズシステム、スマートエントリシステム、オートライトシステム、オートワイパーシステム、セキュリティシステムなどがある。
なお、追加制御装置には例えばオーディオ装置等の電子機器も含まれる。
そしてこれらのうち、車両の走行性能を司るシステムについては、車両への搭載は必須であるといえるが、その他のシステムについては、一般に車両のグレードや仕向け先等によって搭載される装備群(パッケージング)が異なっている。例えばオートクルーズシステムは、高級グレードの車両にあっては標準装備として設定されることがある一方で、低級グレードの車両ではオプション設定となることがある。
そしてこのようにオプション設定となるシステム(以下、単にオプションシステムと称す)については、一般にユーザの要望に応じてディーラ等で後付けできるようになっている。そしてこのとき車両の制御装置と通信可能に接続される必要があるオプションシステムは、車両の制御装置の接続コネクタ(第1の接続部に相当)と通信線または直付けで接続される。
これに対して、オプションシステムが後付けされた場合に、オプションシステムの接続を自動的に検出するように構成された車両の制御装置は従来から知られている。
かかる車両の制御装置は、例えば通信線で接続される場合には、オプションシステムからの送信データを検出した際に、オプションシステムの接続ありと自動的に検出するように構成されていることがある。また例えば直付けで接続される場合には、オプションシステムの接続があった場合に、接続コネクタの極性が、接続がない場合とは逆の極性になるように車両の制御装置を構成し、この極性を判別することによって自動的に検出するように構成されていることがある。オプションシステムの接続の自動検出は、オプションシステムを後付けする際に、車両の制御装置の設定内容を変更する作業を不要化できるという点で利点を有している。
なお、接続コネクタの極性(HiまたはLow)を判別することによって接続の有無を検出する技術は例えば特許文献1から3までで開示されている。
一方、かかる車両の制御装置にあっては、追加制御装置の接続異常の有無を検出することも従来から行われている。例えばオプションシステムの接続異常の有無を検出するにあたっては、車両の制御装置はオプションシステムからの通信データが来なくなった場合や、接続コネクタの極性が逆になった場合に、オプションシステムの接続に異常があると検出するように構成されていることがある。
なお、接続異常の有無を検出する技術という点で、本発明と関連性があると考えられる技術が例えば特許文献4で提案されている。
特開平04−340117号公報 特開2002−274292号公報 特開2006−94286号公報 特開平07−15446号公報
ところで、ユーザによっては一旦車両に装備された追加制御装置を後に取り外したいと希望する場合もある。この場合、車両の制御装置と追加制御装置との接続を切り離す必要があるが、従来の製品では追加制御装置が取り外されるケースを想定しておらず、取り外しを接続異常として判定してしまっていた。具体的には例えば特許文献1から3までで開示されているように、車両の制御装置で接続コネクタの極性を判別することによって追加制御装置の接続異常の有無を検出する場合には、接続の切り離しが接続異常として検出されてしまうことになる。このため従来、車両の制御装置と通信可能に接続された追加制御装置を取り外す場合には、車両の制御装置の設定内容を専用のツールを用いて変更しなければならなくなっており、その分取り外し作業の負担が大きく、時間がかかるものとなっていた。
一方、特許文献4が提案する技術は、オプションユニットを切り離す場合には、代わりに装着するオプションユニット判別用キャップを利用する形でオプションユニットの接続有無を検出している。このため特許文献4が提案する技術によれば、オプションユニットの接続異常とオプションユニットの接続がないこととを区別することができる。すなわち、オプションユニットの切り離しを接続異常として検出することを防止できる。しかしながら、特許文献4が提案する技術では専用のオプションユニット判別用キャップが必要になる点で、必ずしもコスト的に有利な構成にはならないと考えられるほか、オプションユニット判別用キャップの紛失や、装着し忘れといった作業ミスが新たに発生し易くなってしまう虞もあると考えられる。
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、通信可能に接続される追加制御装置の追加装備としての接続の有無をコスト的に有利な構成で自動的に検出でき、また追加制御装置の取り外しを接続異常として検出することなく自動的に検出可能な車両の制御装置および車両の制御方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するための本発明は車両に追加装備として搭載することが可能な追加制御装置と通信可能に接続される第1の接続部を備えるとともに、前記追加制御装置が前記車両に搭載されている場合には、前記追加制御装置と連携した制御を行うことが可能な車両の制御装置であって、前記第1の接続部を介した前記追加制御装置との接続状態と、前記追加制御装置が車両に搭載されない場合に、代替装置が接続されることにより接続状態が変化する第2の接続部の接続状態とに基づき、前記追加制御装置の追加装備としての接続の有無を検出する接続有無検出手段と、前記接続有無検出手段が前記追加制御装置の追加装備としての接続有りと検出した場合に、前記追加制御装置と連携した制御を行う連携制御手段とを備えることを特徴とする。
また本発明は前記接続有無検出手段が、前記第1の接続部が接続されていない状態であり、且つ前記第2の接続部が接続された状態であると検出した場合に、前記追加制御装置が追加装備として接続されていないと検出する構成であってもよい。
また本発明は前記接続有無検出手段が、前記追加制御装置が追加装備として接続されていることを検出した後に、前記第1の接続部が接続されていない状態であり、且つ前記第2の接続部が接続されていない状態であることを検出した場合に、前記追加制御装置の接続に異常があることを検出する第1の異常検出手段をさらに備える構成であってもよい。
また本発明は前記第1の接続部が接続されているか否かが前記第1の接続部への通信データの入力があるか否かであり、前記第2の接続部が接続されているか否かが前記第2の接続部への入力があるか否かである構成であってもよい。
また本発明は前記接続有無検出手段によって検出された前記追加制御装置の接続の有無についての検出結果を記憶する検出結果記憶手段を備え、前記検出結果記憶手段は、前記車両に搭載されたバッテリの接続がなくなった場合に記憶内容の消去が行われるものであり、前記接続有無検出手段は、前記検出結果記憶手段に前記検出結果が記憶されていない場合に、前記追加制御装置の接続の有無の検出を行う構成であってもよい。
また本発明は前記接続有無検出手段による接続の有無の検出処理の処理履歴を記憶する処理履歴記憶手段と、前記第1の接続部を介した前記追加制御装置との接続状態に基づいて、前記追加制御装置との接続異常の検出処理を行う異常検出手段と、前記処理履歴記憶手段に記憶された処理履歴に基づいて、前記接続有無検出手段による接続の有無の検出処理を行うか、前記異常検出手段による接続異常の検出処理を行うかを選択する処理選択手段とを備える構成であってもよい。
また本発明は車両に追加装備として搭載することが可能な追加制御装置と通信可能に接続される第1の接続部を備えるとともに、前記追加制御装置が前記車両に搭載されている場合には、前記追加制御装置と連携した制御を行うことが可能な車両の制御装置であって、前記第1の接続部を介した前記追加制御装置との接続状態に基づき、前記追加制御装置の追加装備としての接続の有無を検出する接続有無検出手段と、前記接続有無検出手段が前記追加制御装置の追加装備としての接続有りと検出した場合に、前記追加制御装置と連携した制御を行う連携制御手段と、前記接続有無検出手段による接続の有無の検出処理の処理履歴を記憶する処理履歴記憶手段と、前記第1の接続部を介した前記追加制御装置との接続状態に基づいて、前記追加制御装置との接続異常の検出処理を行う異常検出手段と、前記処理履歴記憶手段に記憶された処理履歴に基づいて、前記接続有無検出手段による接続の有無の検出処理を行うか、前記異常検出手段による異常の検出処理を行うかを選択する処理選択手段とを備えることを特徴とする。
また本発明は車両に追加装備として搭載することが可能な追加制御装置と通信可能に接続される第1の接続部を備えるとともに、前記追加制御装置が前記車両に搭載されている場合には、前記追加制御装置と連携した制御を行うことが可能な車両の制御装置につき、前記第1の接続部を介した前記追加制御装置との接続状態と、前記追加制御装置が車両に搭載されない場合に、代替装置が接続されることにより接続状態が変化する第2の接続部の接続状態とに基づき、前記追加制御装置の追加装備としての接続の有無を検出するとともに、前記追加制御装置の追加装備としての接続有りと検出した場合に、前記追加制御装置と連携した制御を行うことを特徴とする車両の制御方法である。
本発明によれば、通信可能に接続される追加制御装置の追加装備としての接続の有無をコスト的に有利な構成で自動的に検出でき、また追加制御装置の取り外しを接続異常として検出することなく自動的に検出できる。
添付図面を参照しながら本発明の最良の実施例を説明する。
図1は本実施例に係るECU接続有無検出装置(以下、単に検出装置と称す)1Aで実現された車両の制御装置をオートエアコンシステム(追加制御装置に相当)のオプションECU2Aとともに模式的に示す図である。図1(a)はオートエアコンシステムが車両に追加装備として搭載されたときの検出装置1Aの接続状態を示し、図1(b)はオートエアコンシステムが車両に追加装備として搭載されていないときの検出装置1Aの接続状態を示している。なお、図1(c)は追加制御装置の接続有無の検出方法を参考として表で示したものである。ここで、オートエアコンシステムはオプションECU2Aを有して構成されており、具体的にはオプションECU2Aが検出装置1Aに通信可能に接続されることで、オートエアコンシステムが検出装置1Aと通信可能に接続される。また検出装置1Aは例えばエンジン制御用のECUであり、オートエアコンシステムと連携した制御を行う。この点、検出装置1Aは、本実施例では具体的にはエンジン制御用のECUとしていわゆるエコラン制御を行うとともに、連携した制御としてエコラン制御においてオートエアコンシステムと協調制御を行うように構成されている。
検出装置1Aはマイクロコンピュータ11を含んで構成されており、CPUがRAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って処理を行うことにより、検出手段や判定手段などの各種の手段が機能的に実現される。この点、本実施例では具体的には特に接続有無検出手段、接続異常検出手段、異常検出手段、処理選択手段、連携制御手段、および禁止制御手段がそれぞれ機能的に実現される。なお、これらの手段については後述する。また検出装置1Aは車両のイグニッションSWを切った場合でも記憶した情報を保持可能であるが、バッテリとの接続が切り離されると情報がクリアされるスタンバイRAM(検出結果記憶手段に相当)をマイコンに備えている。また検出装置1Aはこのほかバッテリとの接続が切り離された場合でも記憶した情報を保持可能な不揮発性メモリ12も備えている。
図1(a)に示すようにオートエアコンシステムが車両に搭載されている場合には、オプションECU2Aは、検出装置1Aの接続コネクタ(第1の接続部に相当)H1と通信線3で接続される。オプションECU2Aは外気温センサや内気温センサ(以下、温度センサ4と総称する)の出力に基づき、エアコン制御を行う。この温度センサ4はオートエアコンシステムが車両に搭載されている場合には、オプションECU2Aに接続される。これは応答性の点で有利な構成とすることができるためである。そして温度センサ4をオプションECU2Aに接続することで、検出装置1Aのセンサ取得部H2はオープン状態となっている。
これに対して図1(b)に示すように、オートエアコンシステムが車両に搭載されていない場合には、オプションECU2Aが存在しないため、検出装置1Aの接続コネクタH1は接続されていない状態となる。このとき温度センサ4はオプションECU2Aに接続される代わりに、検出装置1Aのセンサ取得部H2に接続される。すなわち、センサ取得部H2はオートエアコンシステムが車両に搭載されない場合に、代替装置である温度センサ4が接続されることにより接続状態が変化する第2の接続部に相当する。なお、一つの第1の接続部に対応する第2の接続部は一つに限られず、複数であってもよい。
このため接続コネクタH1の接続状態と、センサ取得部H2の接続状態とに基づくことで、オートエアコンシステムの追加装備としての接続の有無を検出することができる。これに対して接続有無検出手段は、接続コネクタH1と、センサ取得部H2との接続状態に基づき、追加制御装置(本実施例ではオートエアコンシステム)の追加装備としての接続の有無を検出するように構成されている。
この点、接続有無検出手段は具体的には、図1(a)に示すように、接続コネクタH1が接続された状態となっており、且つセンサ取得部H2が接続されていない状態となっている場合には、オートエアコンシステムが搭載されていること(接続有りであること)を検出するように構成されている。
一方、接続有無検出手段は図1(b)に示すように、接続コネクタH1が接続されていない状態になっており、且つセンサ取得部H2が接続された状態となっている場合には、オートエアコンシステムが搭載されていないこと(接続無しであること)を検出するように構成されている。このため、オートエアコンシステムが取り外された場合は、接続無しとして検出される。
さらに接続有無検出手段でこのようにオートエアコンシステムの接続の有無を検出することで、通信線3の断線等により接続異常が発生した場合と、オートエアコンシステムの取り外しに伴う接続の切り離しとを区別することも可能になる。具体的には通信線3の断線等により接続異常が発生した場合には、図1(a)に示す状態からさらに接続コネクタH1が接続されていない状態になるのに対して、オートエアコンシステムを取り外した場合には、図1(b)に示す状態になることから、これらを区別することができる。また接続有無検出手段はプログラムの変更によって実現可能であるため、コスト的にも有利な構成とすることができる。
これに対して接続異常検出手段は、追加制御装置(本実施例ではオートエアコンシステム)が追加装備として接続されていることを検出した後に、オートエアコンシステムの接続異常の有無を検出する。この点、接続異常検出手段は具体的には、接続コネクタH1が接続されていない状態であり、且つセンサ取得部H2が接続されていない状態であることを検出した場合に、オートエアコンシステムの接続に異常があることを検出する。なお、この点につき、接続異常検出手段は後述の異常検出手段の一部となっている。
またこれとは別に接続異常検出手段は、接続ミス等による接続異常の有無も検出するように構成されている。接続ミス等による接続異常の有無を検出するにあたって、接続異常検出手段は、さらに接続コネクタH1が接続された状態であり、且つセンサ取得部H2が接続された状態であることを検出した場合にも、オートエアコンシステムの接続に異常があることを検出するように構成されている。
また接続異常検出手段はこのほか、例えばバッテリが接続された後、接続有無検出手段がオートエアコンシステムの接続有無の検出を完了するまでの間の時間が所定時間よりも長い場合にも異常があることを検出する。これにより、例えば接続ミスを検出することができる。
ところで、オートエアコンシステムなどの追加制御装置の取り付け、取り外しを行う場合には、一般に製品保護や安全性などの観点からバッテリ端子を外した上で取り付け、取り外しを行うことになる。これに対して接続有無検出手段は具体的には、車両が備えるバッテリが接続されたときに、オートエアコンシステムの追加装備としての接続の有無を検出するように構成されている。これにより好適なタイミングで接続の有無を検出できる。
また接続有無検出手段は、追加制御装置(本実施例ではオートエアコンシステム)の接続の有無についての検出結果をスタンバイRAMに記憶する。この点、接続有無検出手段は本実施例では具体的には、検出結果として異常の有無、接続の有無、および接続の有無の検出処理の処理履歴(以下、オプションECU判定履歴と称す)をスタンバイRAM(スタンバイ領域)に格納する。これにより、接続有無検出手段が接続有りと検出した後、バッテリとの接続が切り離されるまでの間、接続異常検出手段は、スタンバイRAMに格納された検出結果に基づき、通信線3の断線等による接続異常を検出することができるようになる。
またスタンバイRAMに記憶されたオプションECU判定履歴は、バッテリとの接続が切り離されることで消去される。このため、スタンバイRAMに検出結果が記憶されていない場合に、オートエアコンシステムの追加装備としての接続の有無の検出を行うことで、車両が備えるバッテリが接続されたときに接続の有無の検出を行うことができる。
このほか接続有無検出手段は、検出結果を不揮発性メモリ12にも格納するように構成されており、本実施例では不揮発性メモリ12で処理履歴記憶手段が実現されている。なお、処理履歴記憶手段は、接続の有無の検出処理の処理履歴として、具体的には追加制御装置が接続されているか否かを情報として含むものを記憶するものであればよい。
異常検出手段は、接続有無検出手段がオートエアコンシステムの追加装備としての接続の有無を検出した後に、通信線3の断線等によるオートエアコンシステムとの接続異常の検出処理を行う。異常検出手段は、具体的には第1の接続部(本実施例では接続コネクタH1)を介した追加制御装置(本実施例ではオートエアコンシステム)との接続状態に基づいて、オートエアコンシステムとの接続異常の検出処理を行う。
この点、異常検出手段はさらに具体的には、接続有無検出手段が接続有りと検出した場合に検出を行うように構成されている。そして、このように検出を行うにあたっては、処理選択手段が、処理履歴記憶手段(本実施例では不揮発性メモリ12)に記憶された処理履歴に基づいて、接続有無検出手段による接続の有無の検出処理を行うか、異常検出手段による接続異常の検出処理を行うかを選択する。処理選択手段は、具体的には不揮発性メモリ12に記憶された処理履歴に基づいて、追加制御装置(本実施例ではオートエアコンシステム)が接続されているか否かを判定し、肯定判定であれば、異常検出手段による接続異常の検出処理を行うことを選択する。これにより、接続有無検出手段が接続有りと検出した場合に、異常検出手段が検出処理を行うことができる。
このほか接続異常検出手段および異常検出手段は、異常を検出した場合にユーザに報知するための制御も行うように構成されている。
連携制御手段は、接続有無検出手段が接続有りと検出した場合に追加制御装置(本実施例ではオートエアコンシステム)と連携した制御(本実施例ではエコラン制御における協調制御)を行う。
禁止制御手段は、バッテリが接続された後、接続有無検出手段がオートエアコンシステムの接続有無の検出を完了するまでの間、オートエアコンシステムに関連して行われる制御を禁止する。これにより、接続未確認のまま関連する制御が行われることを防止できる。
次に検出装置1Aで行われる処理を図2に示すフローチャートを用いて詳述する。検出装置1Aは、まずスタンバイRAMにオプションECU判定履歴がないか否かを判定する(ステップS11)。ここで、オプションECU判定履歴はバッテリが外されるとスタンバイRAMから消去される。このためバッテリ接続時であれば、スタンバイRAMにオプションECU判定履歴がないため、ステップS11で肯定判定される。ステップS11で肯定判定であれば、検出装置1は通信が正常であるか否かを判定する(ステップS12)。本ステップで検出装置1Aは具体的にはオプションECU2Aからの通信データがあるか否かによって、通信が正常であるか否かを判定する。本ステップで接続コネクタH1の接続状態が検出され、肯定判定であれば、接続コネクタH1が接続されていると判断される。
このとき検出装置1Aはセンサ取得部H2がオープン状態であるか否か(温度センサ4が接続されていないか否か)を判定する(ステップS13)。ここでセンサ取得部H2がオープン状態であるか、または温度センサ4のセンサ値が正常領域にあるか、或いは異常領域にあるかは、センサ取得部H2の電圧値(センサ取得部H2への入力)に基づき、判定することができる(図3参照)。ステップS13で肯定判定であれば、検出装置1Aはオープン状態(上記状態)が所定時間以上継続したか否かを判定する(ステップS14)。ステップS13およびS14でセンサ取得部H2の接続状態が検出される。この結果、ステップS14で肯定判定であれば、センサ取得部H2が接続されていないと判断される。このとき検出装置1Aは接続コネクタH1が接続されており、且つセンサ取得部H2が接続されていないと判断したため、オプションECU2A有り(オートエアコンシステムの接続有り)、と判断する(ステップS15)。
なお、ステップS13またはS14で否定判定であった場合には、リターンしてステップS11に戻る。またステップS13で否定判定であった場合には、所定時間経過後に接続ミス等の異常があるとして、本フローチャートに示す処理を終了してもよい。
またステップS13で否定判定となる場合としては、例えば温度センサ4が誤ってセンサ取得部H2に接続されていた場合なども考えられ、この場合にも本フローチャートに示す処理を終了してもよい。これらの異常は前述の通り、例えば接続異常検出手段によって検出することができる。
一方、ステップS12で否定判定であった場合には、接続コネクタH1が接続されていないと判断される。このとき検出装置1Aは温度センサ4のセンサ値が正常領域にあるか否かを判定する(ステップS16)。肯定判定であれば、検出装置1Aはセンサ値が正常領域にある状態(上記状態)が所定時間以上継続したか否かを判定する(ステップS17)。これらステップS16およびS17で、センサ取得部H2の接続状態が検出される。この結果、ステップS17で肯定判定であった場合には、センサ取得部H2が接続されていると判断される。この場合には接続コネクタH1が接続されておらず、且つセンサ取得部H2が接続されていると判断したので、検出装置1Aは、オプションECU2A無し(オートエアコンシステムの接続無し)、と判断する(ステップS18)。
なお、ステップS16またはステップS17で否定判定であった場合には、リターンしてステップS11に戻る。またステップS16で否定判定であった場合には、所定時間経過後に接続ミス等の異常があるとして、本フローチャートに示す処理を終了してもよい。
またステップS16で否定判定となる場合としては、例えば温度センサ4に異常が発生している場合や、温度センサ4が誤ってセンサ取得部H2に接続されていない場合などが考えられ、この場合にも本フローチャートに示す処理を終了してもよい。これらの異常は前述の通り、例えば接続異常検出手段によって検出することができる。
ステップS12からステップS18までに示す処理は、具体的には接続有無検出手段によって実現されている。
ステップS15またはステップS18で、オプションECU2Aの有無を判断した検出装置1AはオプションECU判定履歴をONにする(ステップS21)。続いて検出装置1AはオプションECU判定履歴をスタンバイRAMに記憶する(ステップS22)。さらに検出装置1Aは検出結果を不揮発性メモリ12に記憶する(ステップS23)。ステップS23の後は、リターンしてステップS11に戻る。
ステップS21からS23までに示す処理は、具体的には接続有無検出手段によって実現されている。また前述の禁止制御手段は、具体的にはステップS23に示す処理が行われるまでの間、オートエアコンシステムに関連して行われる制御を禁止する。したがって、連携制御手段による制御は、ステップS23に示す処理が行われるまでの間、禁止制御手段によって禁止され、その後、開始されることになる。
ステップS23の後にリターンしてステップS11に戻った場合には、ステップS11で否定判定される。このとき検出装置1AはオプションECU2A有りか否かを判定する(ステップS31)。オプションECU2A有りか否かは不揮発性メモリ12に記憶した検出結果に基づき判定される。ステップS31に示す処理は具体的には処理選択手段によって実現されている。
ステップS31で肯定判定であれば、検出装置1Aは通信異常があるか否かを判定する(ステップS32)。本ステップで検出装置1Aは具体的にはオプションECU2Aからの通信データに基づき、通信異常がある否かを判定する。
ステップS32で肯定判定であれば、検出装置1Aはさらに温度センサ4のセンサ値が正常領域外であるか否かを判定する(ステップS33)。これらステップS32およびS33で通信線3に断線等の接続異常があるか否かが判定される。そしてステップS33で肯定判定であれば、検出装置1Aは通信異常有り、と判断し(ステップS34)、通信異常があることをユーザへ報知する(ステップS35)。これにより、通信線3の断線等による接続異常も検出できる。なお、ステップS31、S32またはS33で否定判定であった場合には、リターンしてステップS11に戻る。またステップS31で否定判定であった場合には、本フローチャートに示す処理を終了してもよい。ステップS32からS35までに示す処理は具体的には異常検出手段によって実現されている。
このように検出装置1Aは、通信可能に接続されるオートエアコンシステムの追加装備としての接続の有無をコスト的に有利な構成で自動的に検出でき、またオートエアコンシステムの取り外しを接続異常として検出することなく自動的に検出できる。
図4は本実施例に係る検出装置1Bで実現された車両の制御装置をオートエアコンシステムのオプションECU2Aとともに模式的に示す図である。図4(a)にはオートエアコンシステムが車両に追加装備として搭載されたときの検出装置1Bの接続状態を示し、図4(b)にはオートエアコンシステムが車両に追加装備として搭載されていないときの検出装置1Bの接続状態を示す。検出装置1Bは、図4(b)に示すように、オートエアコンシステムが車両に搭載されていない場合に、温度センサ4の代わりにブロアSW5が直引きでセンサ取得部H2に接続される点と、これに伴いオプションECU2Aの有無を判定する具体的な判定方法が異なっている点以外、検出装置1Aと実質的に同一のものとなっている。なお、オートエアコンシステムが車両に搭載される場合には、ブロアSW5はオプションECU2Aに接続される。
次に検出装置1Bで行われる処理を図5に示すフローチャートを用いて詳述する。なお、本フローチャートはステップS13およびS14の代わりにステップS41、S42およびS43が追加されている点と、ステップS16およびS17の代わりにステップS44が追加されている点と、ステップS33の代わりにステップS45が追加されている点以外、実施例1で前述した図2に示すフローチャートと同一のものとなっている。このため本実施例では特にこれらのステップについて詳述する。
ステップS12で肯定判定であった場合には、検出装置1BはオプションECU有りと仮判定する(ステップS41)。これはブロアSW5の場合は、常に出力があるとは限らず、判定に時間が掛かるためである。続いて検出装置1Bは接続コネクタH1を介した入力に基づき、ブロアSW5の状態を検出するとともに、ブロアSW5の状態に変化があれば(通信ブロアSWに変化があれば)、その変化を履歴として記憶する(ステップS42)。続いて検出装置1Bは条件Aが成立したか否かを判定する(ステップS43)。
ここで条件Aとは、接続コネクタH1を介して検出したブロアSW5の状態がONであり、且つセンサ取得部H2を介して検出したブロアSW5の状態がOFFである(すなわちブロアSW5が接続されていない)ことをいう。これによりセンサ取得部H2の接続状態を検出できる。ステップS43で肯定判定であれば、検出装置1Bは接続コネクタH1が接続されており、且つセンサ取得部H2が接続されていない状態であると判断し、この結果、オプションECU2A有り、と判断する(ステップS15)。なお、ステップS41およびS43に示す処理はセンサ取得部H2の接続状態の検出をより確実なものとするために行われているものであり、これらの処理は適宜省略されてもよい。
一方、ステップS12で否定判定であった場合には、検出装置1Bはセンサ取得部H2を介して検出したブロアSW5の状態(直引きブロアSW)がOFFからONに変化したか否かを判定する(ステップS44)。これによりセンサ取得部H2の接続状態を検出できる。ステップS44で肯定判定であれば、検出装置1Bは接続コネクタH1が接続されておらず、且つセンサ取得部H2が接続されていると判断し、この結果、オプションECU2A無しと判断する(ステップS18)。
一方、ステップS11で否定判定であった場合には、ステップS31、S32の肯定判定を経て、検出装置1Bは接続コネクタH1を介して検出したブロアSW5(通信ブロアSW)の変化履歴が有るか否かを判定する(ステップS45)。肯定判定であれば、検出装置1Bは通信異常有り、と判断し(ステップS34)、通信異常があることをユーザへ報知する(ステップS35)。これにより、通信線3の断線等による接続異常も検出できる。
なお、本フローチャートではステップS11の肯定判定以降に示す処理が接続有無検出手段で、ステップS11の否定判定以降に示す処理が接続異常検出手段でそれぞれ実現されている。
このように検出装置1Bは、通信可能に接続されたオートエアコンシステムの追加装備としての接続の有無をコスト的に有利な構成で自動的に検出できるとともに、オートエアコンシステムの取り外しを接続異常として検出することなく、自動的に検出できる。
図6は本実施例に係る検出装置1Cで実現された車両の制御装置を横滑り防止システムであるVSC(ビークルスタビリティコントロール)システムのオプションECU2Bとともに模式的に示す図である。具体的には図6では、図6(a)でVSCシステムが車両に追加装備として搭載されたときの検出装置1Cの接続状態を、図6(b)でVSCシステムが車両に追加装備として搭載されていないときの検出装置1Cの接続状態をそれぞれ示している。検出装置1Cは、図6(a)に示すようにオートエアコンシステムのオプションECU2Aの代わりに、追加制御装置であるVSCシステムのオプションECU2Bが接続コネクタH1に接続される点と、図6(b)に示すように、VSCシステムが車両に搭載されていない場合に、温度センサ4の代わりに傾斜角センサ6がセンサ取得部H2に接続される点以外、検出装置1Aと実質的に同一のものとなっている。なお、VSCシステムが車両に搭載される場合には、図6(a)に示すように傾斜角センサ6はオプションECU2Bに接続される。また本実施例で連携制御手段は、追加制御装置としてのVSCシステムと連携した制御を行う。
次に検出装置1Cで行われる処理について説明する。検出装置1Cで行われる処理は実施例1で前述した図2に示すフローチャートと同一のものとなっている。但し、検出装置1CではVSCシステムが車両に搭載されていない場合に、センサ取得部H2に接続される代替装置が傾斜角センサ6であるため、オープン状態、正常領域、異常領域を区分する電圧値が温度センサ4の場合とは異なっている(図7参照)。したがって検出装置1Cでは、ステップS13、S16およびS33に示す判定処理が図7に示す電圧値を用いて行われることになる。
このように検出装置1Cは、追加制御装置が例えばVSCシステムである場合であっても、通信可能に接続されるVSCシステムの追加装備としての接続の有無をコスト的に有利な構成で自動的に検出でき、またVSCシステムの取り外しを接続異常として検出することなく自動的に検出できる。
上述した実施例は本発明の好適な実施例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。例えば請求項7記載の本発明にあっては、接続有無検出手段が、第1の接続部を介した追加制御装置との接続状態に基づき、追加制御装置の追加装備としての接続の有無を検出するように構成されている場合であっても、異常検出手段の適用が可能であることを示すものである。
検出装置1AをオプションECU2Aとともに模式的に示す図である。 検出装置1Aで行われる処理をフローチャートで示す図である。 温度センサ4のセンサ値の一例を模式的に示す図である。 検出装置1BをオプションECU2Aとともに模式的に示す図である。 検出装置1Bで行われる処理をフローチャートで示す図である。 検出装置1CをオプションECU2Bとともに模式的に示す図である。 傾斜角センサ6のセンサ値の一例を模式的に示す図である。
符号の説明
1 検出装置 2 オプションECU
3 通信線 4 温度センサ
5 ブロアSW 6 傾斜センサ
11 マイクロコンピュータ 12 不揮発性メモリ

Claims (8)

  1. 車両に追加装備として搭載することが可能な追加制御装置と通信可能に接続される第1の接続部を備えるとともに、前記追加制御装置が前記車両に搭載されている場合には、前記追加制御装置と連携した制御を行うことが可能な車両の制御装置であって、
    前記第1の接続部を介した前記追加制御装置との接続状態と、前記追加制御装置が車両に搭載されない場合に、代替装置が接続されることにより接続状態が変化する第2の接続部の接続状態とに基づき、前記追加制御装置の追加装備としての接続の有無を検出する接続有無検出手段と、
    前記接続有無検出手段が前記追加制御装置の追加装備としての接続有りと検出した場合に、前記追加制御装置と連携した制御を行う連携制御手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  2. 請求項1記載の車両の制御装置であって、
    前記接続有無検出手段が、前記第1の接続部が接続されていない状態であり、且つ前記第2の接続部が接続された状態であると検出した場合に、前記追加制御装置が追加装備として接続されていないと検出することを特徴とする車両の制御装置。
  3. 請求項1または2記載の車両の制御装置であって、
    前記接続有無検出手段が、前記追加制御装置が追加装備として接続されていることを検出した後に、前記第1の接続部が接続されていない状態であり、且つ前記第2の接続部が接続されていない状態であることを検出した場合に、前記追加制御装置の接続に異常があることを検出する接続異常検出手段をさらに備えることを特徴とする車両の制御装置。
  4. 請求項1から3いずれか1項記載の車両の制御装置であって、
    前記第1の接続部が接続されているか否かが前記第1の接続部への通信データの入力があるか否かであり、
    前記第2の接続部が接続されているか否かが前記第2の接続部への入力があるか否かであることを特徴とする車両の制御装置。
  5. 請求項1記載の車両の制御装置であって、
    前記接続有無検出手段によって検出された前記追加制御装置の接続の有無についての検出結果を記憶する検出結果記憶手段を備え、
    前記検出結果記憶手段は、前記車両に搭載されたバッテリの接続がなくなった場合に記憶内容の消去が行われるものであり、
    前記接続有無検出手段は、前記検出結果記憶手段に前記検出結果が記憶されていない場合に、前記追加制御装置の接続の有無の検出を行うことを特徴とする車両の制御装置。
  6. 請求項1記載の車両の制御装置であって、
    前記接続有無検出手段による接続の有無の検出処理の処理履歴を記憶する処理履歴記憶手段と、
    前記第1の接続部を介した前記追加制御装置との接続状態に基づいて、前記追加制御装置との接続異常の検出処理を行う異常検出手段と、
    前記処理履歴記憶手段に記憶された処理履歴に基づいて、前記接続有無検出手段による接続の有無の検出処理を行うか、前記異常検出手段による接続異常の検出処理を行うかを選択する処理選択手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  7. 車両に追加装備として搭載することが可能な追加制御装置と通信可能に接続される第1の接続部を備えるとともに、前記追加制御装置が前記車両に搭載されている場合には、前記追加制御装置と連携した制御を行うことが可能な車両の制御装置であって、
    前記第1の接続部を介した前記追加制御装置との接続状態に基づき、前記追加制御装置の追加装備としての接続の有無を検出する接続有無検出手段と、
    前記接続有無検出手段が前記追加制御装置の追加装備としての接続有りと検出した場合に、前記追加制御装置と連携した制御を行う連携制御手段と、
    前記接続有無検出手段による接続の有無の検出処理の処理履歴を記憶する処理履歴記憶手段と、
    前記第1の接続部を介した前記追加制御装置との接続状態に基づいて、前記追加制御装置との接続異常の検出処理を行う異常検出手段と、
    前記処理履歴記憶手段に記憶された処理履歴に基づいて、前記接続有無検出手段による接続の有無の検出処理を行うか、前記異常検出手段による異常の検出処理を行うかを選択する処理選択手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  8. 車両に追加装備として搭載することが可能な追加制御装置と通信可能に接続される第1の接続部を備えるとともに、前記追加制御装置が前記車両に搭載されている場合には、前記追加制御装置と連携した制御を行うことが可能な車両の制御装置につき、前記第1の接続部を介した前記追加制御装置との接続状態と、前記追加制御装置が車両に搭載されない場合に、代替装置が接続されることにより接続状態が変化する第2の接続部の接続状態とに基づき、前記追加制御装置の追加装備としての接続の有無を検出するとともに、前記追加制御装置の追加装備としての接続有りと検出した場合に、前記追加制御装置と連携した制御を行うことを特徴とする車両の制御方法。
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CN106514006A (zh) * 2015-09-11 2017-03-22 董醒华 无实体钥匙刻制法

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