JP2010089551A - 車両用シート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート本体が車両外側又は車両内側に向いている状態で、例えば車両に前面衝突等が生じた場合でも、シートベルト装置によって乗員を効果的に拘束する。
【解決手段】本発明の車両用シート装置10は、シートベルト装置14が一体に組み付けられたシート本体16と、シート本体16を車体に対し回動可能に支持する回動支持機構22と、シート本体16側に設けられた係止部36と、車体側に設けられた係止壁部52とを備えている。係止壁部52には、シート本体16が正面位置にあるときに係止部36と係止される第一係止穴44と、シート本体16が外側回動位置又は内側回動位置にあるときに係止部36と係止される一対の第二係止穴46,48とが形成されている。また、第一係止穴44及び第二係止穴46,48の間の仕切り壁部50,52には、シート本体16の回動方向に所定間隔毎に穴状の破断促進部54が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用シート装置に関する。
従来、車両用シート装置としては、次のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、特許文献1には、シート本体を車両水平方向に回動可能に支持する機構を備えた回転シートの例が開示されている。
実開平6−53279号公報 特開2005−335586号公報
しかしながら、特許文献1に記載の例のような回転シートにおいて、例えば、三点式のシートベルト装置がシート本体に一体に組み付けられた場合、次の不都合が考えられる。すなわち、このシート本体が車両外側又は車両内側に向いている状態では、シート本体の正面方向と車両正面方向とが一致しないため、シートベルト装置による乗員拘束状態がシート本体が車両正面を向いている状態と同等とならない虞がある。
本発明は、上記事実に鑑みてなされたものであって、シート本体が車両外側又は車両内側に向いている状態で、例えば車両に前面衝突等が生じた場合でも、シートベルト装置によって乗員を効果的に拘束することができる車両用シート装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の車両用シート装置は、シートベルト装置が一体に組み付けられたシート本体と、前記シート本体が車両正面を向いた正面位置と、前記正面位置に対して車両外側又は車両内側を向いた回動位置とを取り得るように、前記シート本体を車体に対し回動可能に支持する回動支持機構と、前記シート本体及び前記車体の一方に設けられた係止部と、前記シート本体が前記正面位置にあるときに前記係止部と係止される第一係止穴と、前記第一係止穴に対して前記シート本体の回動方向にずれた位置に形成され前記シート本体が前記回動位置にあるときに前記係止部と係止される第二係止穴と、前記第一係止穴及び前記第二係止穴の間の仕切り壁部に前記シート本体の回動方向に所定間隔毎に形成された穴状の破断促進部とを有し、前記シート本体及び前記車体の他方に設けられた係止壁部と、を備えている。
この請求項1に記載の車両用シート装置では、シート本体が正面位置に位置されたときには係止部が第一係止穴に係止され、シート本体が回動位置に位置されたときには係止部が第二係止穴に係止されることで、シート本体の車体に対する回動が規制される。
ところで、シート本体が車両外側又は車両内側に向いた回動位置に位置されている状態で、例えば車両に前面衝突等が生じた場合には、シート本体に対し、シート本体の回動位置に対する正面位置側に回転力が作用する。
しかしながら、第一係止穴及び第二係止穴の間の仕切り壁部には、シート本体の回動方向に点在して穴状の破断促進部が形成されている。従って、上述のように、シート本体に対して回動位置に対する正面位置側に回転力が作用した場合には、破断促進部によって仕切り壁部がシート本体の回動方向に破断される。これにより、係止部が第二係止穴から第一係止穴まで移動可能となり、シート本体が回動位置から正面位置に回動される。
このように、請求項1に記載の車両用シート装置によれば、シート本体が車両外側又は車両内側に向いた回動位置に位置されている状態で、例えば車両に前面衝突等が生じた場合でも、シート本体が回動位置から正面位置に回動されるので、シートベルト装置によって乗員を効果的に拘束することができる。
以上詳述したように、本発明によれば、シート本体が車両外側又は車両内側に向いている状態で、例えば車両に前面衝突等が生じた場合でも、シートベルト装置によって乗員を効果的に拘束することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の車両用シート装置の一実施形態について説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る車両用シート装置10が適用された車両12の室内が平面図にて示されている。なお、図1において示される矢印FR、矢印OUTは、この車両12の前後方向前側、幅方向外側(左側)をそれぞれ示している。
図1に示されるように、本発明の一実施形態に係る車両用シート装置10は、車両前後方向に座席が三列に並んで配置された例えばミニバン等の車両12における二列目シートとして用いられている。
この車両用シート装置10は、三点式のシートベルト装置14が一体に組み付けられたシート本体16を有して構成されている。シート本体16は、シートクッション18及びシートバック20を有して構成されている。
図2には、この車両用シート装置10の全体構成が示されている。この図に示されるように、車両用シート装置10は、シート本体16に加え、回動支持機構22を有して構成されている。
回動支持機構22は、シートクッション18に一体回動可能に設けられたターンアッパプレート24と、このターンアッパプレート24をフロアパネル26(車体)に対して水平方向(R方向)に回動可能に支持するターンロアプレート28と、ターンロックハンドル30を有して構成されている。
ターンロックハンドル30は、シートクッション18の側面部に設けられた解除レバー32とケーブル34を介して接続されており、その先端には、係止部36が形成されている。
図3には、図2の3−3線断面図が示されている。この図に示されるように、ターンロックハンドル30は、ターンテーブルサポート38に回動軸40を介して回動可能に連結されている。ターンテーブルサポート38は、上述のシートクッション18と一体回動可能に固定されている。また、ターンロアプレート28には、ターンアッパプレート24の径方向にターンロックハンドル30と対向して係止壁部42が形成されている。
図4には、この係止壁部42をターンアッパプレート24の径方向外側(図3の矢印A側)から見た図が示されている。この図に示されるように、係止壁部42には、第一係止穴44と、この第一係止穴44に対してシート本体16の回動方向(R方向)にずれた位置に形成された一対の第二係止穴46,48とが形成されている。
この第一係止穴44及び各第二係止穴46の間は、仕切り壁部50とされており、第一係止穴44及び各第二係止穴48の間は、仕切り壁部52とされている。この仕切り壁部50,52には、シート本体16の回動方向に所定間隔毎に穴状の破断促進部54が形成されている。
そして、この車両用シート装置10では、シート本体16が車両正面を向いた正面位置にあるときには、係止部36と第一係止穴44とが係止され、正面位置に対して車両外側を向いた外側回動位置にあるときには、係止部36と一方の第二係止穴46とが係止され、正面位置に対して車両内側を向いた内側回動位置にあるときには、係止部36と他方の第二係止穴48とが係止される構成とされている。
また、この車両用シート装置10では、図2に示されるように、ターンアッパプレート24及びターンロアプレート28の四隅に強度部材56〜59が設けられている。この強度部材56〜59は、いずれも図5,図6に示されるアッパフック60と、ロアフック62とを有して構成されている。
アッパフック60は、図7に示されるように、ターンアッパプレート24に一体に設けられており、ロアフック62は、ターンロアプレート28に一体に設けられている。
そして、この車両用シート装置10では、シート本体16が車両正面を向いた正面位置にあるとき、又は、シート本体16が正面位置から車両内側に例えば10°回動された内側回動位置にあるときには、強度部材56〜59において、アッパフック60と、ロアフック62とがシート高さ方向に係合する構成とされている。
また、この車両用シート装置10では、シート本体16が正面位置から車両外側(シートベルト装置14が設けられた側)に例えば10°回動された外側回動位置にあるときには、シート前側且つシート外側の強度部材56と、シート後側且つシート内側の強度部材57とにおいて、アッパフック60と、ロアフック62とがシート高さ方向に係合し、シート前側且つシート内側の強度部材58と、シート後側且つシート外側の強度部材59とにおいて、アッパフック60と、ロアフック62とがシート高さ方向に係合しない構成とされている。
次に、本発明の一実施形態に係る車両用シート装置10の作用及び効果について説明する。
本発明の一実施形態に係る車両用シート装置10では、シート本体16が正面位置に位置されたときには係止部36が第一係止穴44に係止され、シート本体16が外側回動位置又は内側回動位置に位置されたときには係止部36が第二係止穴46,48に係止されることで、シート本体16のフロアパネル26に対する回動が規制される。
ところで、シート本体16が外側回動位置に位置されている状態で、例えば車両12に前面衝突等が生じた場合には、シート本体16に対し、シート本体16の外側回動位置に対する正面位置側に回転力が作用する。
同様に、シート本体16が内側回動位置に位置されている状態で、例えば車両12に前面衝突等が生じた場合には、シート本体16に対し、シート本体16の内側回動位置に対する正面位置側に回転力が作用する。
しかしながら、第一係止穴44及び第二係止穴46,48の間の仕切り壁部50,52には、シート本体16の回動方向に点在して穴状の破断促進部54がそれぞれ形成されている。
従って、上述のように、シート本体16に対して外側回動位置に対する正面位置側に回転力が作用した場合には、破断促進部54によって仕切り壁部50がシート本体16の回動方向に破断される。これにより、係止部36が第二係止穴46から第一係止穴44まで移動可能となり、シート本体16が外側回動位置から正面位置に回動される。
同様に、シート本体16に対して内側回動位置に対する正面位置側に回転力が作用した場合には、破断促進部54によって仕切り壁部52がシート本体16の回動方向に破断される。これにより、係止部36が第二係止穴48から第一係止穴44まで移動可能となり、シート本体16が内側回動位置から正面位置に回動される。
このように、本発明の一実施形態に係る車両用シート装置10によれば、シート本体16が外側回動位置又は内側回動位置に位置されている状態で、例えば車両12に前面衝突等が生じた場合でも、シート本体16が外側回動位置又は内側回動位置から正面位置に回動されるので、シートベルト装置14によって乗員を効果的に拘束することができる。
また、本発明の一実施形態に係る車両用シート装置10によれば、シート本体16が正面位置又は内側回動位置にあるときには、強度部材56〜59において、アッパフック60と、ロアフック62とがシート高さ方向に係合する。従って、シート本体16が正面位置又は内側回動位置にあるときに例えば車両に前面衝突等が生じた場合でも、ターンアッパプレート24及びターンロアプレート28の剥離方向の変形(シート本体16の移動)を抑制することができる。
一方、この車両用シート装置10によれば、シート本体16が外側回動位置にあるときには、シート前側且つシート外側の強度部材56と、シート後側且つシート内側の強度部材57とにおいて、アッパフック60と、ロアフック62とがシート高さ方向に係合し、シート前側且つシート内側の強度部材58と、シート後側且つシート外側の強度部材59とにおいて、アッパフック60と、ロアフック62とがシート高さ方向に係合しない。従って、シート本体16が外側回動位置にあるときに例えば車両に前面衝突等が生じた場合には、シート本体16が斜め内側(シート前側且つシート内側)にしやすくなり、シートベルト装置14による乗員の拘束状態をより向上させることができる。
なお、上記実施形態では、シートクッション18にターンロックハンドル30が設けられ、ターンロアプレート28に係止壁部42が設けられていたが、シートクッション18(ターンアッパプレート24)に係止壁部42が設けられ、ターンロアプレート28にターンロックハンドル30が設けられていても良い。
また、上記実施形態では、シート本体16が外側回動位置にあるときに係止部36と係止される第二係止穴46と、シート本体16が内側回動位置にあるときに係止部36と係止される第二係止穴48とが係止壁部42に形成されていたが、係止壁部42に一対の第二係止穴46,48のうちの一方が形成された構成とされていても良い。すなわち、シート本体16が外側回動位置及び内側回動位置のどちらか一方においてのみ固定される構成とされていても良い。
また、上記実施形態では、シート本体16が外側回動位置にあるときには、シート前側且つシート外側の強度部材56と、シート後側且つシート内側の強度部材57とにおいて、アッパフック60と、ロアフック62とがシート高さ方向に係合し、シート前側且つシート内側の強度部材58と、シート後側且つシート外側の強度部材59とにおいて、アッパフック60と、ロアフック62とがシート高さ方向に係合しない構成とされていたが、強度部材58及び強度部材59の一方において、アッパフック60と、ロアフック62とがシート高さ方向に係合しない構成とされていても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
本発明の一実施形態に係る車両用シート装置が適用された車両の室内を示す平面図である。 図1に示される車両用シート装置の全体構成を示す説明図である。 図2の3−3線断面図である。 図3に示される係止壁部をターンアッパプレートの径方向外側から見た図である。 図2に示される強度部材を構成するアッパフックの斜視図である。 図2に示される強度部材を構成するロアフックの斜視図である。 図5,図6に示されるアッパフック及びロアフックが設けられたターンアッパプレート及びターンロアプレートの断面図である。
符号の説明
10 車両用シート装置
14 シートベルト装置
16 シート本体
22 回動支持機構
36 係止部
42 係止壁部
44 第一係止穴
46,48 第二係止穴
50,52 仕切り壁部
54 破断促進部

Claims (1)

  1. シートベルト装置が一体に組み付けられたシート本体と、
    前記シート本体が車両正面を向いた正面位置と、前記正面位置に対して車両外側又は車両内側を向いた回動位置とを取り得るように、前記シート本体を車体に対し回動可能に支持する回動支持機構と、
    前記シート本体及び前記車体の一方に設けられた係止部と、
    前記シート本体が前記正面位置にあるときに前記係止部と係止される第一係止穴と、前記第一係止穴に対して前記シート本体の回動方向にずれた位置に形成され前記シート本体が前記回動位置にあるときに前記係止部と係止される第二係止穴と、前記第一係止穴及び前記第二係止穴の間の仕切り壁部に前記シート本体の回動方向に所定間隔毎に形成された穴状の破断促進部とを有し、前記シート本体及び前記車体の他方に設けられた係止壁部と、
    を備えた車両用シート装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018158675A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 株式会社東海理化電機製作所 乗員拘束装置

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