JP2010089483A - セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法 - Google Patents
セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010089483A JP2010089483A JP2009094656A JP2009094656A JP2010089483A JP 2010089483 A JP2010089483 A JP 2010089483A JP 2009094656 A JP2009094656 A JP 2009094656A JP 2009094656 A JP2009094656 A JP 2009094656A JP 2010089483 A JP2010089483 A JP 2010089483A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic resin
- cellulose fiber
- mixer
- cellulose
- kneading
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
【解決手段】機械的手段でセルロース集合体を解繊する工程、攪拌手段として回転羽根を有するミキサーに、解繊されたセルロース繊維と熱可塑性樹脂を入れて攪拌することで、発生した摩擦熱により前記熱可塑性樹脂を溶融させて、解繊されたセルロース繊維と前記熱可塑性樹脂からなる混合物を得る工程、前記混合物を、加温装置を備えた混練手段に供給して混練する工程であり、前工程の混合時の温度よりも50℃を超える温度まで低下させることなく混練する工程を有している、セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
【選択図】なし
Description
(1)機械的手段でセルロース集合体を解繊する工程、
混合機に解繊されたセルロース繊維と熱可塑性樹脂を入れて攪拌することで、解繊されたセルロース繊維と前記熱可塑性樹脂からなる混合物を得る工程、
前記混合物を、加温装置を備えた混練手段に供給して混練する工程であり、前工程の混合時の温度よりも50℃を超える温度まで低下させることなく混練する工程、
を有している、セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
(2)前記加温装置を備えた混練手段に供給して混練する工程の後、押出成形機にて溶融混練し、60〜200メッシュ(JIS Z8801及びISO 3310)のメッシュ部を通過させた後、押し出す工程を有している、請求項1記載の製造方法。
(3)機械的手段でセルロース集合体を解繊する工程、
混合機に解繊されたセルロース繊維と熱可塑性樹脂を入れて攪拌することで、解繊されたセルロース繊維と前記熱可塑性樹脂からなる混合物を得る工程、
前記混合物を押出成形機にて溶融混練し、60〜200メッシュ(JIS Z8801及びISO 3310)のメッシュ部を通過させた後、押し出す工程を有している、セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
(4)前記機械的手段でセルロース集合体を解繊する工程が、攪拌手段として回転羽根を有するミキサー中にセルロース繊維集合体を入れ、高速攪拌することにより、前記セルロース繊維集合体を解繊する工程である、請求項1〜3のいずれか1項記載の製造方法。
(5)前記機械的手段でセルロース集合体を解繊する工程が、攪拌手段として回転羽根を有するミキサー中にセルロース繊維集合体を入れ、高速攪拌することにより、前記セルロース繊維集合体を解繊するとき、前記セルロース繊維集合体として棒状のパルプシートを用い、ミキサーの羽根とのなす角度が45°〜90°の範囲になるようにして、前記棒状のパルプシートと前記羽根を接触させて解繊する工程である、請求項1〜3のいずれか1項記載の製造方法。
(6)前記機械的手段でセルロース集合体を解繊する工程が、セルロース繊維集合体を解繊機(但し、回転羽根を有するミキサーは除く)により解繊して、綿状のセルロース繊維を得る工程である、請求項1〜3のいずれか1項記載の製造方法。
(7)前記機械的手段でセルロース集合体を解繊する工程が、加温手段を備えた混練手段(但し、回転羽根を有するミキサーと解繊機は除く)により解繊して、綿状のセルロース繊維を得る工程である、請求項1〜3のいずれか1項記載の製造方法。
(8)前記混合機により、解繊されたセルロース繊維と前記熱可塑性樹脂からなる混合物を得る工程が、
前記混合機として、攪拌手段として回転羽根を有するミキサーを使用し、前記ミキサーに解繊されたセルロース繊維と熱可塑性樹脂を入れて攪拌することで、発生した摩擦熱により前記熱可塑性樹脂を溶融させ、解繊されたセルロース繊維に前記熱可塑性樹脂が付着した混合物を得る工程である、請求項1〜7のいずれか1項記載の製造方法。
(9)前記混合機により、解繊されたセルロース繊維と前記熱可塑性樹脂からなる混合物を得る工程が、
前記混合機として、加温手段を備えた混練手段(但し、回転羽根を有するミキサーは除く)を使用し、前記混練手段に解繊されたセルロース繊維と熱可塑性樹脂を入れて加温しながら攪拌することで、前記熱可塑性樹脂を溶融させ、解繊されたセルロース繊維と前記熱可塑性樹脂からなる混合物を得る工程である、請求項1〜7のいずれか1項記載の製造方法。
(10)前記加温装置を備えた混練手段が、ニーダー、バンバリミキサー、バッチ溶融混練材料を喰い込んだ状態でシリンダー内に供給できるロール又はスクリューを有する押出機、オープンロール混練機(ロールミル)から選ばれるものである、請求項1〜9のいずれか1項記載の製造方法。
(11)請求項1〜10のいずれか1項記載の製造方法により得られたセルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物から得られた樹脂成形体であり、下記要件(a)及び(b)を満たす樹脂成形体。
(a)前記組成物から射出成形して得られた厚さ3mmの樹脂成形体の表面に存在するセルロース繊維塊の内、最大径又は最大長さが0.5mm以上のセルロース繊維塊の数が5個/500cm2以下であること。
(b)前記組成物7gから得られた厚さ100〜800μmのプレス成形体に存在するセルロース繊維塊の内、最大径又は最大長さが0.5mm以上のセルロース繊維塊の数が20個/7g以下であること。
(12)密度が0.4〜1.3g/cm3である、請求項11記載の樹脂成形体。
以下、本発明の製造方法を工程ごとに説明する。
第1工程の処理は、機械的手段でセルロース集合体を解繊する工程であり、機械的手段でセルロース集合体を解繊できる方法であれば特に制限されないが、下記の4つの工程から選択して適用することが好ましい。
第1a工程は、攪拌手段として回転羽根を有するミキサー中にセルロース繊維集合体を入れ、高速攪拌することにより、前記セルロース繊維集合体を解繊する工程である。
第1b工程は、攪拌手段として回転羽根を有するミキサー中にセルロース繊維集合体を入れ、高速攪拌することにより、前記セルロース繊維集合体を解繊するとき、前記セルロース繊維集合体として棒状のパルプシートを用い、ミキサーの羽根とのなす角度が45°〜90°の範囲になるようにして、前記棒状のパルプシートと前記羽根を接触させて解繊する工程である。
(I)パルプシートを1回巻き又は2回巻き以上(好ましくは2〜5回巻き)丸めて筒状にしたもの、
(II)パルプシートを1巻き又は2巻き以上丸めて筒状にした後、半径方向に押し潰して細長い板状にしたもの、
(III)パルプシートを交互に異なる方向になるように1回又は複数回(好ましくは2〜10回)折り畳んで細長い板状にしたもの、
(IV)パルプシートを同一方向に1回又は複数回(好ましくは2〜10回)折り畳んで細長い板状にしたもの、
(V)パルプシートをランダムな方向に1回又は複数回(好ましくは2〜10回)折り畳んで細長い板状にしたもの、等を用いることができる。
第1c工程は、セルロース繊維集合体を解繊機により解繊して、綿状のセルロース繊維を得る工程である。
第1d工程は、セルロース繊維集合体を、加温手段を備えた混練手段により解繊して、綿状のセルロース繊維を得る工程である。
第2工程は、混合機に解繊されたセルロース繊維と熱可塑性樹脂を入れて攪拌することで、解繊されたセルロース繊維と前記熱可塑性樹脂からなる混合物を得る工程である。
第2a工程では、攪拌手段として回転羽根を有するミキサーを使用し、前記ミキサーに解繊されたセルロース繊維と熱可塑性樹脂を入れて攪拌することで、発生した摩擦熱により前記熱可塑性樹脂を溶融させ、解繊されたセルロース繊維と前記熱可塑性樹脂からなる混合物を得る。この第2a工程では、攪拌手段として回転羽根を有するミキサーを使用するため、前記混合物は、解繊されたセルロース繊維に前記熱可塑性樹脂が付着した混合物になっている。
第2b工程では、加温手段を備えた混練手段(上記の回転羽根を有するミキサーは除く)を使用し、前記混練手段に解繊されたセルロース繊維と熱可塑性樹脂を入れて加温しながら攪拌することで、前記熱可塑性樹脂を溶融させ、解繊されたセルロース繊維と前記熱可塑性樹脂からなる混合物を得る。この第2b工程では、加温手段を備えた混練手段を用いるため、前記混合物は、解繊されたセルロース繊維と前記熱可塑性樹脂が互いに分散した混合物となり、第2a工程のように、解繊されたセルロース繊維に前記熱可塑性樹脂が付着した混合物にはならない。
第3工程は、第2工程(第2a工程又は第2b工程)で得られた混合物を、加温装置を備えた混練手段に供給して混練する工程であり、前工程の混合時の温度よりも20℃を超える温度まで低下させることなく混練する工程である。
第4工程は、必要に応じて付加できる工程であり、上記の第1工程〜第3工程を経て得られた溶融混合物を押出成形機(第3工程と同じ押出機を用いることができる)にて溶融混練した後、60〜150メッシュ(JIS Z8801及びISO 3310)のメッシュ部を通過させ、その後、押し出す工程である。
本発明の樹脂成形体は、本発明の製造方法により得られたセルロース繊維含有組成物の固化物(造粒物)を用い、押出機や射出成形機により、所望形状に成形して得ることができる。なお、前記固化物(造粒物)の粒径が不揃いである場合には、必要に応じて、成形前に粉砕して粒径を揃えることができる。
(a)前記組成物から射出成形して得られた厚さ3mmの樹脂成形体の表面に存在するセルロース繊維塊の内、最大径又は最大長さが0.5mm以上のセルロース繊維塊の数が5個/500cm2以下(好ましくは3個/500cm2以下)であること。
(b)前記組成物7gから得られた厚さ100〜800μmのプレス成形体に存在するセルロース繊維塊の内、最大径又は最大長さが0.5mm以上のセルロース繊維塊の数が20個/7g以下(好ましくは10個/7g以下)であること。
(第1a工程)
ヒーターミキサー(上羽根:混練用タイプ、下羽根:高循環・高負荷用,ヒーター及び温度計付き,容量20L,品名ヘンシェルミキサーFM20C/I,三井鉱山(株)製)を140℃に加温し、下記のセルロースシートを投入し、平均周速50m/秒で攪拌した。約2分経過時点において、セルロース繊維品が綿状に変化した。
(セルロースシート)
日本製紙(株)製のパルプNDP−T,平均繊維径25μm,平均繊維長さ1.8mm,αセルロース含有量90%からなる、幅60cm、長さ80cm、厚み1.1mmのシートを、幅10cm、長さ20cmに切断したもの。
引き続き、ヒーターミキサー内にポリプロピレン(サンアロマー(株)製のJ139)を投入した後、平均周速50m/秒で攪拌を続けた。このときのモーターの動力は2.5kWであった。ミキサーの温度が120℃に達した時に、MPP(酸変性ポリプロピレン、三洋化成工業(株)製 ユーメックス1010)を投入し攪拌を続けた。
約10分経過時点において、動力が上がり始めた。更に1分後、動力は4kWに上昇したので、周速を25m/secの低速に落とした。更に、低速の撹拌の継続により、動力が再度上昇し始めた。
低速回転開始1分30秒後、電流値が12Aに達したので(この時ミキサー内の温度は、175℃であった。)、ミキサーの排出口を開け、溶融状態の塊状混練物を、185℃、50rpmに設定したフィーダールーダー(モリヤマ製のMS式2軸テーパースクリューとスクリュー押出機を組み合わせた押出機)に投入し、セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物ペレット1.8kgを得た。第1a工程の開始から第3工程の終了までに要した時間は15分10秒であった。
(第1b工程)
ヒーターミキサー(上羽根:混練用タイプ、下羽根:高循環・高負荷用,ヒーター及び温度計付き,容量20L,品名ヘンシェルミキサーFM20C/I,三井鉱山(株)製)を140℃に加温し、下記棒状のパルプシートを所定角度αにてミキサーに投入し、(図3参照)、平均周速50m/秒で攪拌した。約2分経過時点において、セルロース繊維品が綿状に変化した。
(棒状のパルプシート)
フェニックス社製の竹パルプ(平均繊維長さ1.7mm、αセルロース含有量90%、破裂強さ3.9kPa)からなる、幅5cm、長さ20cm、厚み1mmのシートを図1で示すようにして巻いて(但し、1回巻き)筒状にしたもの。
引き続き、ヒーターミキサー内にポリプロピレン(サンアロマー(株)製のJ139)を投入した後、平均周速50m/秒で攪拌を続けた。このときのモーターの電流値は30Aであった。ミキサーの温度が120℃に達した時に、MPPを投入し攪拌を続けた。
約10分経過時点において、動力が上がり始めた。更に1分後、動力は4KWに上昇したので、周速を25m/secの低速に落とした。更に、低速の撹拌の継続により、動力が再度上昇し始めた。
低速回転開始1分30秒後、電流値が12Aに達したので(この時のミキサー内の温度は、180℃であった。)、ミキサーの排出口を開け、2軸スクリューによる喰い込み式の30φ2軸押出機にて、180℃のシリンダー温度設定で押出し、セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物ペレット1.8kgを得た。第1a工程の開始から第3工程の終了までに要した時間は、15分30秒であった。
(第1c工程)
解繊機(ターボ工業株式会社;ターボミル T−250)内に実施例1と同じセルロースシートを投入し、解繊した。目視上は、きれいに完全に解繊されていることを確認した。運転条件は8300rpm、処理能力は約20kg/hであった。
引き続き、ヒーターミキサー内に解繊したセルロースとポリプロピレン(サンアロマー(株)製のJ139)を投入した後、平均周速50m/秒で攪拌を続けた。このときのモーターの動力は2.5kWであった。ミキサーの温度が120℃に達した時に、MPPを投入し攪拌を続けた。
約10分経過時点において、動力が上がり始めた。更に1分後、動力は4kWに上昇したので、周速を25m/secの低速に落とした。更に、低速の撹拌の継続により、動力が再度上昇し始めた。
低速回転開始1分30秒後、電流値が12Aに達したので(この時、ミキサー内の温度は、178℃であった。)、ミキサーの排出口を開け、2軸スクリューによる喰い込み式の30φ2軸押出機にて、180℃のシリンダー温度設定でメッシュを入れずに押出し、セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物ペレット1.8kgを得た。第1a工程の開始から第3工程の終了までに要した時間は、15分20秒であった。
実施例3の第2工程後、低速回転開始1分30秒後、電流値が12Aに達したので、ミキサーの排出口をあけ、2軸スクリューによる喰い込み式の30φ2軸押出機にて、180℃のシリンダー温度設定で60メッシュと20メッシュの金網を入れ、押出し、セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物ペレット1.8kgを得た。第1a工程の開始から第3工程の終了までに要した時間は、15分30秒であった。
(第1d工程及び第2b工程)
実施例1の第1a工程と同じセルロースシートを容量5Lの加圧型ニーダー(温度180℃に設定)に投入し、更に水200gを加えてシートを湿潤させた状態で、50rpmで5分間ブレードを回転させて解繊した。その後、引き続き50rpmでブレードを回転させながら、ポリプロピレン(サンアロマー(株)製のJ139)を投入した。
その後、加圧型ニーダーの排出口を開け、2軸スクリューによる喰い込み式の30φ2軸押出機にて、180℃のシリンダー温度設定で押し出し、セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物ペレット2.3kgを得た。第1a工程の開始から第3工程の終了までに要した時間は、15分55秒であった。
(第1a工程)
ヒーターミキサー(上羽根:混練用タイプ、下羽根:高循環・高負荷用,ヒーター及び温度計付き,容量20L,品名ヘンシェルミキサーFM20C/I,三井鉱山(株)製)を140℃に加温し、下記のセルロースシートを投入し、平均周速50m/秒で攪拌した。約2分経過時点において、セルロース繊維品が綿状に変化した。
(セルロースシート)
日本製紙(株)製のパルプNDP−T,平均繊維径25μm,平均繊維長さ1.8mm,αセルロース含有量90%からなる、幅60cm、長さ80cm、厚み1.1mmのシートを、幅10cm、長さ20cmに切断したもの。
引き続き、ヒーターミキサー内にポリプロピレン(サンアロマー(株)製のJ139)を投入した後、平均周速50m/秒で攪拌を続けた。このときのモーターの動力は2.5kWであった。ミキサーの温度が120℃に達した時に、MPPを投入し攪拌を続けた。
約10分経過時点において、動力が上がり始めた。更に1分後、動力が4kWに上昇したので、周速を25m/secの低速に落とした。更に、低速の撹拌の継続により、動力が再度上昇し始めた。低速回転開始1分30秒後、電流値が12Aに達したので(この時、ミキサー内の温度は180℃であった。)、ミキサーの排出口を開け、接続する冷却ミキサーに排出した。
冷却ミキサー(回転羽根:冷却用標準羽根、水冷手段(20℃)及び温度計付き、容量45L、品名クーラーミキサーFD20C/K、三井鉱山(株)製)を用い、平均周速10m/秒で攪拌を開始し、ミキサー内の温度が80℃になった時点で攪拌を終了した。
この処理により、セルロース繊維とポリプロピレンの混合物は固化して、直径が数mmから2cm程度の造粒物が得られた。
得た造粒物を2軸押出機に投入し、溶融混練し、セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物ペレット1.6kgを得た。第1a工程の開始から第3工程の終了までに要した時間は、21分10秒であった。
実施例及び比較例の組成物を用い、射出成形機にて190℃のシリンダー温度にてカラープレート(50mm×100mm×3mm)を10枚成形した。そのカラープレート10枚の片一方の面を5倍以上の拡大境にて観察し、合計500cm2中の最大径又は最大長さが0.5mm以上のセルロース繊維の未解繊物に起因するセルロース繊維塊の数を数えた。
ISO178に準拠して測定した。
ISO178に準拠して測定した。
各実施例及び比較例で得られたペレット量をXkgとし、その製造に要した時間(全工程で要した合計時間)をY分としたとき、2Y/Xから求めた。
Claims (12)
- 機械的手段でセルロース集合体を解繊する工程、
混合機に解繊されたセルロース繊維と熱可塑性樹脂を入れて攪拌することで、解繊されたセルロース繊維と前記熱可塑性樹脂からなる混合物を得る工程、
前記混合物を、加温装置を備えた混練手段に供給して混練する工程であり、前工程の混合時の温度よりも50℃を超える温度まで低下させることなく混練する工程、
を有している、セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法。 - 前記加温装置を備えた混練手段に供給して混練する工程の後、押出成形機にて溶融混練し、60〜200メッシュ(JIS Z8801及びISO 3310)のメッシュ部を通過させた後、押し出す工程を有している、請求項1記載の製造方法。
- 機械的手段でセルロース集合体を解繊する工程、
混合機に解繊されたセルロース繊維と熱可塑性樹脂を入れて攪拌することで、解繊されたセルロース繊維と前記熱可塑性樹脂からなる混合物を得る工程、
前記混合物を押出成形機にて溶融混練し、60〜200メッシュ(JIS Z8801及びISO 3310)のメッシュ部を通過させた後、押し出す工程を有している、セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法。 - 前記機械的手段でセルロース集合体を解繊する工程が、攪拌手段として回転羽根を有するミキサー中にセルロース繊維集合体を入れ、高速攪拌することにより、前記セルロース繊維集合体を解繊する工程である、請求項1〜3のいずれか1項記載の製造方法。
- 前記機械的手段でセルロース集合体を解繊する工程が、攪拌手段として回転羽根を有するミキサー中にセルロース繊維集合体を入れ、高速攪拌することにより、前記セルロース繊維集合体を解繊するとき、前記セルロース繊維集合体として棒状のパルプシートを用い、ミキサーの羽根とのなす角度が45°〜90°の範囲になるようにして、前記棒状のパルプシートと前記羽根を接触させて解繊する工程である、請求項1〜3のいずれか1項記載の製造方法。
- 前記機械的手段でセルロース集合体を解繊する工程が、セルロース繊維集合体を解繊機(但し、回転羽根を有するミキサーは除く)により解繊して、綿状のセルロース繊維を得る工程である、請求項1〜3のいずれか1項記載の製造方法。
- 前記機械的手段でセルロース集合体を解繊する工程が、加温手段を備えた混練手段(但し、回転羽根を有するミキサーと解繊機は除く)により解繊して、綿状のセルロース繊維を得る工程である、請求項1〜3のいずれか1項記載の製造方法。
- 前記混合機により、解繊されたセルロース繊維と前記熱可塑性樹脂からなる混合物を得る工程が、
前記混合機として、攪拌手段として回転羽根を有するミキサーを使用し、前記ミキサーに解繊されたセルロース繊維と熱可塑性樹脂を入れて攪拌することで、発生した摩擦熱により前記熱可塑性樹脂を溶融させ、解繊されたセルロース繊維に前記熱可塑性樹脂が付着した混合物を得る工程である、請求項1〜7のいずれか1項記載の製造方法。 - 前記混合機により、解繊されたセルロース繊維と前記熱可塑性樹脂からなる混合物を得る工程が、
前記混合機として、加温手段を備えた混練手段(但し、回転羽根を有するミキサーは除く)を使用し、前記混練手段に解繊されたセルロース繊維と熱可塑性樹脂を入れて加温しながら攪拌することで、前記熱可塑性樹脂を溶融させ、解繊されたセルロース繊維と前記熱可塑性樹脂からなる混合物を得る工程である、請求項1〜7のいずれか1項記載の製造方法。 - 前記加温装置を備えた混練手段が、ニーダー、バンバリミキサー、バッチ溶融混練材料を喰い込んだ状態でシリンダー内に供給できるロール又はスクリューを有する押出機、オープンロール混練機(ロールミル)から選ばれるものである、請求項1〜9のいずれか1項記載の製造方法。
- 請求項1〜10のいずれか1項記載の製造方法により得られたセルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物から得られた樹脂成形体であり、下記要件(a)及び(b)を満たす樹脂成形体。
(a)前記組成物から射出成形して得られた厚さ3mmの樹脂成形体の表面に存在するセルロース繊維塊の内、最大径又は最大長さが0.5mm以上のセルロース繊維塊の数が5個/500cm2以下であること。
(b)前記組成物7gから得られた厚さ100〜800μmのプレス成形体に存在するセルロース繊維塊の内、最大径又は最大長さが0.5mm以上のセルロース繊維塊の数が20個/7g以下であること。 - 密度が0.4〜1.3g/cm3である、請求項11記載の樹脂成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009094656A JP5395496B2 (ja) | 2008-09-12 | 2009-04-09 | セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008234515 | 2008-09-12 | ||
JP2008234515 | 2008-09-12 | ||
JP2009094656A JP5395496B2 (ja) | 2008-09-12 | 2009-04-09 | セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010089483A true JP2010089483A (ja) | 2010-04-22 |
JP5395496B2 JP5395496B2 (ja) | 2014-01-22 |
Family
ID=42252662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009094656A Active JP5395496B2 (ja) | 2008-09-12 | 2009-04-09 | セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5395496B2 (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011231237A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Daicel Polymer Ltd | ポリプロピレン組成物とその製造方法 |
WO2011144341A1 (de) * | 2010-05-21 | 2011-11-24 | Hans Korte | Verfahren zur herstellung faserverstärkter thermoplastverbundwerkstoffe |
JP2013199599A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 射出成形用液晶ポリエステル組成物の製造方法 |
JP2014505158A (ja) * | 2011-02-14 | 2014-02-27 | ウェヤーハウザー・エヌアール・カンパニー | 高分子複合材料 |
JP2015507058A (ja) * | 2012-02-14 | 2015-03-05 | ウェヤーハウザー・エヌアール・カンパニー | 複合ポリマー |
JP2015507059A (ja) * | 2012-02-14 | 2015-03-05 | ウェヤーハウザー・エヌアール・カンパニー | 複合ポリマー |
JP2015508114A (ja) * | 2012-02-14 | 2015-03-16 | ウェヤーハウザー・エヌアール・カンパニー | 複合ポリマーの製造方法 |
WO2015178483A1 (ja) * | 2014-05-22 | 2015-11-26 | 国立大学法人 九州工業大学 | バイオマスナノ繊維を含む高分子樹脂複合体及びバイオマスナノ繊維の製造方法並びに同高分子樹脂複合体の製造方法 |
US20160194828A1 (en) * | 2015-01-06 | 2016-07-07 | Li Jaw Industrial Corporation Limited | Method for manufacturing environmental friendly cushioning material |
JP2019026702A (ja) * | 2017-07-28 | 2019-02-21 | 東洋レヂン株式会社 | 熱可塑性複合樹脂、該樹脂を用いた3dプリンタ用フィラメント及びそれらの製造方法 |
WO2019088140A1 (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-09 | 古河電気工業株式会社 | 成形品 |
JPWO2018180469A1 (ja) * | 2017-03-29 | 2020-02-06 | 古河電気工業株式会社 | ポリオレフィン樹脂複合材及びその製造方法 |
IT201900014658A1 (it) | 2019-08-12 | 2021-02-12 | Fondazione St Italiano Tecnologia | Biocomposito biodegradabile e processo per la sua preparazione |
US11578192B2 (en) | 2017-09-29 | 2023-02-14 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Molded article |
US11597818B2 (en) | 2017-09-29 | 2023-03-07 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Molded article |
US11746215B2 (en) | 2017-09-29 | 2023-09-05 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Molded article |
WO2023234157A1 (ja) * | 2022-06-01 | 2023-12-07 | 丸紅ケミックス株式会社 | 環境分解性成分を含有した樹脂成形品および樹脂ペレットの製造方法、樹脂ペレットの成形装置、樹脂ペレット |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60233134A (ja) * | 1984-05-04 | 1985-11-19 | Nippon Denso Co Ltd | 樹脂複合材組成物の製造方法 |
JPH05245910A (ja) * | 1992-03-05 | 1993-09-24 | Sekisui Chem Co Ltd | 難混練性材料用押出機の制御方法及びその押出装置 |
JPH06170918A (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-21 | Sumitomo Electric Ind Ltd | プラスチック組成物の押出方法 |
JP2002105882A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-10 | Rengo Co Ltd | 解繊された修飾セルロース系単繊維の製造方法 |
JP2007084713A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Daicel Polymer Ltd | セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法 |
WO2007056839A1 (en) * | 2005-11-18 | 2007-05-24 | Sain Mohini M | Manufacturing process for high performance lignocellulosic fibre composite materials |
-
2009
- 2009-04-09 JP JP2009094656A patent/JP5395496B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60233134A (ja) * | 1984-05-04 | 1985-11-19 | Nippon Denso Co Ltd | 樹脂複合材組成物の製造方法 |
JPH05245910A (ja) * | 1992-03-05 | 1993-09-24 | Sekisui Chem Co Ltd | 難混練性材料用押出機の制御方法及びその押出装置 |
JPH06170918A (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-21 | Sumitomo Electric Ind Ltd | プラスチック組成物の押出方法 |
JP2002105882A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-10 | Rengo Co Ltd | 解繊された修飾セルロース系単繊維の製造方法 |
JP2007084713A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Daicel Polymer Ltd | セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法 |
WO2007056839A1 (en) * | 2005-11-18 | 2007-05-24 | Sain Mohini M | Manufacturing process for high performance lignocellulosic fibre composite materials |
Cited By (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011231237A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Daicel Polymer Ltd | ポリプロピレン組成物とその製造方法 |
WO2011144341A1 (de) * | 2010-05-21 | 2011-11-24 | Hans Korte | Verfahren zur herstellung faserverstärkter thermoplastverbundwerkstoffe |
JP2014505158A (ja) * | 2011-02-14 | 2014-02-27 | ウェヤーハウザー・エヌアール・カンパニー | 高分子複合材料 |
JP2015508114A (ja) * | 2012-02-14 | 2015-03-16 | ウェヤーハウザー・エヌアール・カンパニー | 複合ポリマーの製造方法 |
JP2015507058A (ja) * | 2012-02-14 | 2015-03-05 | ウェヤーハウザー・エヌアール・カンパニー | 複合ポリマー |
JP2015507059A (ja) * | 2012-02-14 | 2015-03-05 | ウェヤーハウザー・エヌアール・カンパニー | 複合ポリマー |
JP2019035093A (ja) * | 2012-02-14 | 2019-03-07 | ウェヤーハウザー・エヌアール・カンパニー | 複合ポリマー |
JP2016222930A (ja) * | 2012-02-14 | 2016-12-28 | ウェヤーハウザー・エヌアール・カンパニー | 複合ポリマーの製造方法 |
JP2017002312A (ja) * | 2012-02-14 | 2017-01-05 | ウェヤーハウザー・エヌアール・カンパニー | 複合ポリマー |
JP2017020035A (ja) * | 2012-02-14 | 2017-01-26 | ウェヤーハウザー・エヌアール・カンパニー | 複合ポリマー |
JP2013199599A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 射出成形用液晶ポリエステル組成物の製造方法 |
WO2015178483A1 (ja) * | 2014-05-22 | 2015-11-26 | 国立大学法人 九州工業大学 | バイオマスナノ繊維を含む高分子樹脂複合体及びバイオマスナノ繊維の製造方法並びに同高分子樹脂複合体の製造方法 |
JPWO2015178483A1 (ja) * | 2014-05-22 | 2017-06-08 | 国立大学法人九州工業大学 | バイオマスナノ繊維を含む高分子樹脂複合体及びバイオマスナノ繊維の製造方法並びに同高分子樹脂複合体の製造方法 |
US20160194828A1 (en) * | 2015-01-06 | 2016-07-07 | Li Jaw Industrial Corporation Limited | Method for manufacturing environmental friendly cushioning material |
JP2016124297A (ja) * | 2015-01-06 | 2016-07-11 | 力兆實業有限公司 | 緩衝材の製造方法 |
US11485837B2 (en) | 2017-03-29 | 2022-11-01 | Furukawa Electronic Co., Ltd. | Polyolefin resin composite material and method of producing the same |
JPWO2018180469A1 (ja) * | 2017-03-29 | 2020-02-06 | 古河電気工業株式会社 | ポリオレフィン樹脂複合材及びその製造方法 |
JP7042802B2 (ja) | 2017-03-29 | 2022-03-28 | 古河電気工業株式会社 | ポリオレフィン樹脂複合材及びその製造方法 |
EP3604424B1 (en) * | 2017-03-29 | 2023-10-18 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Polyolefin resin composite material and method of producing the same |
JP2019026702A (ja) * | 2017-07-28 | 2019-02-21 | 東洋レヂン株式会社 | 熱可塑性複合樹脂、該樹脂を用いた3dプリンタ用フィラメント及びそれらの製造方法 |
US11578192B2 (en) | 2017-09-29 | 2023-02-14 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Molded article |
US11597818B2 (en) | 2017-09-29 | 2023-03-07 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Molded article |
US11746215B2 (en) | 2017-09-29 | 2023-09-05 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Molded article |
WO2019088140A1 (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-09 | 古河電気工業株式会社 | 成形品 |
JPWO2019088140A1 (ja) * | 2017-10-31 | 2020-09-24 | 古河電気工業株式会社 | 成形品 |
US11891498B2 (en) | 2017-10-31 | 2024-02-06 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Molded article provided with a resin part |
IT201900014658A1 (it) | 2019-08-12 | 2021-02-12 | Fondazione St Italiano Tecnologia | Biocomposito biodegradabile e processo per la sua preparazione |
WO2023234157A1 (ja) * | 2022-06-01 | 2023-12-07 | 丸紅ケミックス株式会社 | 環境分解性成分を含有した樹脂成形品および樹脂ペレットの製造方法、樹脂ペレットの成形装置、樹脂ペレット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5395496B2 (ja) | 2014-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5395496B2 (ja) | セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法 | |
JP4846315B2 (ja) | セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法 | |
JP4888030B2 (ja) | 植物性複合材料成形体の製造方法及び植物性複合材料成形体、並びに植物性複合材料の製造方法及び植物性複合材料 | |
JP2008297479A (ja) | セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法 | |
US20120053256A1 (en) | Biomass composite composition and foaming method thereof | |
BR112015006940B1 (pt) | Composição de resina termoplástica reforçada com fibra vegetal | |
JPH10193347A (ja) | 高剛性、高熱変形温度特性を有する木質繊維系複合材製品の製造方法 | |
JP4618649B2 (ja) | アセチルセルロース樹脂組成物 | |
JP4955980B2 (ja) | 植物繊維樹脂複合組成物の製造方法 | |
Hassan et al. | Cells analyses, mechanical and thermal stability of extruded polylactic acid/kenaf bio-composite foams | |
JP2010241986A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物の製造方法 | |
CN105504704A (zh) | 乙醇胺活化钠基蒙脱土/聚合物复合生物降解吹膜树脂及制备方法 | |
JP2009001597A (ja) | セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法 | |
JP5053117B2 (ja) | セルロース繊維含有熱可塑性樹脂組成物の製造方法 | |
JP2000273800A (ja) | 紙を用いた発泡体およびその製造方法 | |
JP3326156B2 (ja) | 官製葉書古紙を主成分とする発泡体及びその製造方法 | |
Ramanjaneyulu et al. | Testing and characterization of binary and ternary blends with poly (lactic acid), acrylonitrile-butadiene-styrene and tapioca cassava starch powder | |
Figueiró et al. | Starch Foams and Their Additives: A Brief Review | |
KR100451055B1 (ko) | 저팽창성, 내열성이 우수한 사출재의 제조방법 | |
CN101092519A (zh) | 制备植物纤维/塑料复合材的方法及以复合材制成的成品 | |
JP3657479B2 (ja) | スピーカーフレーム及びその製造方法 | |
JP2003138062A (ja) | アセチルセルロース樹脂組成物およびその製造方法 | |
KR100666466B1 (ko) | 발포 아스팔트 시트 제조방법 | |
KR100365815B1 (ko) | 합성수지와 펄프섬유를 주재로한 사출재 및 그 제조방법 | |
CN105482389A (zh) | 一种汽车内饰用添加改性木粉麦秸秆的绿色复合材料及其制备方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20120316 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130704 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130709 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130903 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131008 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131018 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5395496 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |